北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』515話の感想


生徒会役員共(17) (講談社コミックス)

生徒会役員共(17) (講談社コミックス)

 そろそろ髪切りたいです(オマージュ)。

#515

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は古谷さん。古谷さんは見た目とのギャップに重きが置かれたキャラなので、扉で絵だけ登場すると他のキャラより味わい深いと思います。ここだけ見たら誤解する感。

 ブログ続報。まだやってた。1話限りのネタとかも疑ってましたが、ハズレ。そして衝撃なのが亀の亀吉ですよ。ブログの中にまさかの再登場。ぶっちゃけ存在を忘れてました。ごめん‥‥。こういう細かいネタ、細かい情報が丁寧に通底してたりするので油断できません。マジこれはビビった。
 会長の「ブロガー楽しい」でアリアが聞き違い。これは笑った。うまい。あまりに意味のギャップが大きいのも楽しいし、横にいるタカくんへの被害が生じそうなハラハラ感も最高。いやけどソフトMとしては悪くない話なのかもしれないw

 スズが轟さんに緊張対策を伝授。英語の授業で当たるくらいで緊張するのか‥‥とか思った。轟さんもっと図太いイメージというか。まぁ、当てられて何をするかが分からないのですが。
 からのスズによるじゃがいもアドバイス。えらく古典的‥‥と思ったらその返しが現代的なので笑う。人をイモ化して緊張を解くけど、そのイモを擬人化してしまって‥‥。人の想像力は無限大ですね。
 そんな擬人化ジャガイモが丁寧に作り込まれてるのでスゴイ。「イモっ娘 じゃが美」って何だよ。普通に可愛いじゃないかw

 花粉症の古谷さん。くしゃみが深刻。ノドも深刻‥‥だがそれにはまた別の原因が。
 てか、古谷さんみたいなギャルギャルしい人がおっさん風くしゃみするの、良くない? すごい好きだわ。もちろんおしとやかな良さも分かりますけど、このギャップは全然魅力としていける。生理的な反応で思わぬ一面が垣間見える感、グッときます。

 津田家の風呂事情で2本連続。「意味 周囲の反応」「意味、音の反射」というタイトルの付け方も特殊な気がするけど、読点の有無も気になる。単行本の際には直されるやつだろうか。どっちに揃えるのかも気になるところです。随分先の話になりますが。
 コトミの風呂場での歌がダダ漏れ。タカ兄の「反響すごかったぞ」に対してコトミがポジティブ。よく京都の人が「お子さんピアノ上手ですね」って言ったら「ガキのピアノうるせぇんだよ」の意味だとか言われますけど、コトミだったら京都に行ってもへこたれませんね。
 京都の件は例えですけど、本作は「反響」という言葉にオチを託してるのがうまいですね。似てるようで全然違う2つの意味。

 お次はウオミー。本作でおしっこネタといえばコトミかスズの印象ありましたが、今回はウオミー。まさかのウオミーで驚きました。「お小水」と呼んでるのも意外でした。ただ、この呼び方は敢えて過剰に上品ぶってる、みたいな可能性もあるのかな。ウオミーのことなので。そもそもお小水の事実が本当なのかも議論の余地あるかも。
 ちょっと思い出話になりますが、「お小水」という言葉を知らなかった頃に、病院でカップ渡されて「お小水いれてきてください」と言われた際、「えっ?」「だからお小水を‥‥」「なんて?」とSキャラみたいな返答をしてしまったことあります。恥ずかしいのはこちらの方なんですがw

 カフェ・ド・マンシー。飲み終わったカップの底占い。『ハリポタ』でこんなん出てきましたね。3作目だっけ? 漠然と存在は知ってるけど名前は知らないので勉強になりました。これを機に覚えられるか少し怪しいんですが‥‥
 そんなカフェ・ド・マンシーをテレビで知ってカップの底にご執心なタカくん。それを見ていたアリアが優しい気遣いを‥‥で笑った。アリアの優しさが身にしみるけどそのおかげでカップの底が見れなくなる。あと「おかわりほしかったら遠慮なく言っていいよ」というアリアの態度もグッとくるものがあります。子供扱いとは違うけど、そんな遠慮しなくていいのにーみたいな距離感。てか、お茶が欲しくてカップをじーっと見てたのだとすると、タカくん可愛すぎるw

 スズのカップが気になるタカくん‥‥を見てた会長があわわ。やはり会長のあわわ顔は可愛い。勝手に勘違いして慌ててるのが微笑ましい。ただ、その勘違いの内容がやや変態チックでタカくんに風評被害。このニュアンスも面白いですね。会長が言い出せずに終わるのが最高です。
 このあと会長が「私のカップでよかったら‥‥」「会長のはダメですね」「あわわ」みたいな後日談もあってほしい、とか妄想してしまう。


 ということで終わり。いよいよ新刊が来週ですね。誌面で何か特別なことが起きるかは不明。どうやらなさそう?
 今週のお気に入りはラストページの2本ですね。特にアリアのネタが好きです。「ブロガー楽しい」も最高なんですが、それとのアリアのギャップで二重に楽しめます。

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