北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

COMIC快楽天ビースト 2019年5月号の感想

 ブログをやめるか急いで書くかなので、急いで書きます。
gohomeclub.hatenablog.com

『ラブ・ドリーマー』きづかかずき

 表紙との差分かと思ったら他にフルカラーで2ページありました。サキュバスバーチャルアイドルに食われる話。とはいえ、物語要素はそこそこに最初から決め絵を連打して突き進む感じですね。ずっとエロなんですが、正常位の場面でしっかり衣装が見えるのが個人的には良かったです。個人的に尻尾も好きなんですが、それは表紙で堪能できます。衣装の可愛さは本編でしっかり味わえる。設定が濃いめのキャラなので衣装とかも大事ですよね。衣装の我が強いやつ好きです。

『ナ・マ・イ・キ☆』kakao

 大家さんに憧れてるとその娘に食われる。意味違うけど自分が寝取られる話、良いですよね。読者的にも大家さんとのエロが見たかったー、とワガママな気持ちが湧きますが、その感情が主人公の「大家さんが好きなのに……でも……」という感情と妙にシンクロする。
 勝手に未亡人だと思い込んでたので旦那さんが普通に存命なので驚きましたw 旦那と毎晩仲良くやってるのか、という嫉妬心、寝取られっぽい感覚もありつつ、いくら憧れても望みはなくて、それを主人公も納得してる感。娘に誘惑される際の心理的な障壁が1つなくなりますよね。どうせ大家さんとは無理だから……とグラッとくる。誘惑される話ってやっぱこういう「言い訳」を与えられて、目の前のエロに溺れても仕方ない、と納得してしまうまでのロジックも魅力だと思うんですよ。それがあると誘惑に負けてしまう説得力、そしてエロさが増すというか。
 主人公のことを童貞と見抜きそのことで挑発してくるけど、実際にエロが進むと彼女も経験がない。勢いで誘惑したけど、詰めがあまい感じが可愛いですね。年下らしさがあって魅力的だと思います。背伸び感、良い。
 冒頭の場面にも出てきたお礼のタルト。同じタルトなんですが、誰のために買ったかが変わる。うまい。物語としての締めというか、構造としてキレイだと思います。2人の関係が一歩前進したのが分かる。ケンカしつつ仲良しな関係なので、互いに素直にはならないんですが、あのタルトにそういう意味がある……のか?? とか考えたくもなります。

『黒井さんはかしこい』八樹ひより

 1ページ目、黒ギャルが騎乗位のままスマホ片手にタバコぷかーっ。ちょっとこの状況が100点すぎてヤバイ。最高すぎるでしょこんなん。頭がプリンになってるのも含め、この1枚の絵でこの人物がどんなキャラクターか何となく把握できてしまう。これなぁ、ホント見事ですわ。めちゃくちゃエロくて個人的にグサグサ刺さるってもありますが、物語のオープニングとして完璧だと思います。
 んで、黒ギャルの黒井さんはクラスの男子制覇を目指していて、最後は根暗っぽいメガネくん。彼を落とすために手料理で攻めようとしたら思わぬ事態に。黒ギャルがエプロンして髪結って所帯じみたことしてる2ページ目がギャップも含め最高ですね。彼女が苺タルトで誘惑されるんですが、直前の『ナ・マ・イ・キ☆』との妙な繋がりがあっておかしいです。タルトブームきてるなw
 奇しくもヒロインが誘惑する展開が『ナ・マ・イ・キ☆』と似てるんですが、2人のキャラクターがそれぞれ真逆になってるのも面白いです。経験豊富のヒロインが童貞だと決めつけて攻めると、相手が天性のチンコを持ってて苦戦、どころか「ホントに童貞か?」と怪しくなってくるのがおかしいです。この2作が合わせ鏡のようになってるのが面白いですね。もちろん偶然なんですが、その偶然が楽しめるのが雑誌の魅力なんだと思います。
 ちなみに、ラストページで黒井さんが読んでたマンガはビースト2018年6月号掲載の『おやすみ眠牟井さん』。当然八樹先生の過去作なんですが、直前ではなく、結構前の作品。「○○さん」シリーズということなんでしょうね。

『淋しさの虜』もものユーカ

 これまた1ページ目が見事。明らかに倦怠期な夫婦、夕飯をゴミ箱に捨てて、タイトルどん。淋しいのは分かるけど虜とは一体? と気になるじゃないですか。うまいよなぁ。そして、次の見開き2ページで友人によからぬ女子会に誘われて、その次のページからいよいよエロ突入。ページをめくるごとに異世界に突入していくようで素晴らしかったと思います。やっぱマンガって面白いよなぁ。決してページ数の多くない読切なだけに手際の良さにマンガとしての技量が現れるというか。
 手際とも通じるんですが、本作、徹底して男の顔が描かれないんですよ。エロマンガだとたまにありますよね。女性とチンコだけあればいい、という割り切りもあるんでしょうが、本作の場合は、男は特定の誰それではなく、抽象的な「男」という存在なのですよね。だから顔が描かれない。ももの先生の過去作だと普通に男の顔も描かれてるので、決して男の顔は描かない主義ではない。本作のための演出として描いてない。主人公にとって顔が見える、すなわち心を開いてるのは友人だけなんですよ。最終的にこの怪しい女子会にハマることになるんですが、それはあくまでも自分の性欲を満たす場、という認識なのでしょう。友人が紹介してくれた素敵なチンコみたいな認識なんだと思います。夫の顔も描かれないのが良いですよね。彼女の中で興味、関心が薄れてる表現としてバッチリだと思います。

『#裏アカ女子』Shingo.

 裏アカ女子にちんぽ画像送ったショタ(と言っても同い年ですが)の話。ちんぽ画像送らせて好みのちんぽを選抜するのは驚きました。ここらへんの実状は全然知りませんが、なんかすごいありそうというか合理的で説得力を感じてしまうw 裏アカ女子はエロ自撮りを流して一方的にエロを搾取されてるのかと思ったら、そのエロに群がってくる男たちを都合良く釣っている。このたくましさにグッときます。
 んで、学校で狙いのショタを捕まえて、いざエロ開始。ちんぽだけで人を選んだのが面白いですよね。会ってみたら可愛いショタで、という意外性もありつつ、ちんぽを見ると期待通りでもある。
 好みのちんぽとしてもそうなんですが、ショタ的な側面でも本作は魅力があって。体格差も堪能できます。個人的に一番良かったのはバックで挿入してるのを横から撮ったコマ。ショタが一生懸命抱きつきながら腰振ってるのがめちゃくちゃ可愛いです。それでいて、ちんぽの凶暴さも同時に感じさせてくれるのが最高ですね。ちんぽ選抜という導入が最後まで効果的だったと思いますw

『Smashing! 1.5』こっぺ

 まさかのシリーズ3作目。なんと「1.5」である。なんでかと思ったら初アナル。そうきたか! たしかに『2』ではアナルが日常となった2人の光景でしたもんね。その手があったかー!!
 8ページと短めなんですが、逆にキャラクターの背景やドラマはそこそこに初アナルという点に集中したのが良いですね。初めてなので緊張もある、けどそれを上回るワクワクもあって……というのがすごくリアルで最高。洗浄とかローションでほぐしたり、準備段階が丁寧なんですよね。この2人の共通の好奇心が1つのものに向かってる感じがすげぇ良いです。これは通常のセックスではない魅力でしょうね。本来なら必要ないことを、わざわざ回り道してまでやってる。それが好奇心、探求心であり、それを2人で共有できてるのが何とも尊い
 2作目ではアナルの後に通常のセックスに移行したんですが、本作ではアナルのまま終わるのも特徴ですね。新刊発売記念のおまけみたいな位置づけなのかもしれませんが、短編ならではの魅力が発揮されてたと思います。いや、マジ良いですよ。何なら本号でベストもあり得るレベル。

『やさビfuture』紅村かる

 優しいビッチと真面目な先生。これは良い。優しいビッチ単体の魅力もそうだけど、堅物だった先生が徐々に落ちていく、ホレていく関係性があまりに良すぎる。最初は苦手とすら感じていたのに、エロを通じて彼女の優しさを知り、エロを越えて彼女のことが好きになってしまう。この感情の変遷が痛いほどに分かる。分かるからこそオチの衝撃なw いや、ギャルもしくはビッチという存在を過度に都合良くしてないのがリアルでもあるんですよね。他人に気持ちを開くまでのハードルがあまりに低くて、それ故にホレてしまったわけだけど、それは別に先生に対して限定の話ではなかったという。ギャルの都合の良い面だけ見て恋に落ちてしまったけど、ギャルとは本来そういうものだよな……という理解の断絶というか。気持ちが通じ合ったと思ったら案外それは一方通行。切ないけど、まぁそれがギャルの良さでもあるんでしょうね。だから先生にちょっかい出してくれたわけですしw
 ただ、やっぱこの主人公、先生のキャラクター好きだなぁ。他人とは思えないというか。童貞らしいチョロさがおかしいんですが、すぐに好きになっちゃう感じとか良いよなぁ。嫌いにはなれないわw 心の中で好き好き連呼する感じとかもちょっと可愛らしい印象すら湧きます。

『本性』武将武

 可愛いコス売り子のおかげで実力以上の売り上げを記録した悲哀がヤバイ。男の方が勝手に情けなくなっちゃうのもリアルだし、ヒロインの方は好意でやってるのも伝わってくる。良いオープニングだと思います。2人の関係性が端的に分かりつつ、不穏な影が近づいてくる。冒頭の数ページでの語りが見事ですね。
 んで、コスプレ仲間の子に怪しいパーティーに誘われる。誘惑されて堕ちていく話はありますが、本作は明確に悪役がいるのが面白いですね。力ずくでレイプするわけでもないんだけど、圧倒的な悪意でヒロインと先生と陥れていく。なんであそこまでするのか、ハッキリとは分からない感じも不気味で良かったと思います。おそらく、自分と似た匂いのするヒロインが綺麗事を抜かしてるのでムカついた、とかそんな感じなのかな? 想像の域を出ませんが。
 そんなヒロイン。完全に潔白だったのが悪魔のような存在に汚されていく……わけでもないのが面白い。徐々にヒロインにも過去はあって、 “元彼に仕込まれた系だった?” とか出てくるのが闇が深くて面白い。これも推測に過ぎないんですが、この子にも事情があったり闇を抱えてるんだな、と勘ぐれるのが良いんですよ。だからあそこまで堕ちてしまったわけだし、おそらくだけど、だから目を付けられたんでしょうね。先生への恋心で全うな世界に戻ろうとしてたのに、捕まってしまう。それがタイトルの『本性』なんでしょう。更正や復帰が許されないw

『ヤるオク!』桜去ほとり

 オークション。ヒロインの名前がオオクシオンなのは笑った。違和感ないのがすごいな。ダジャレでしかないんだけど、あり得るだろこの名前w
 オークションという大人の世界と可愛い絵柄、そしてダジャレ的にかけられるエロというギャップがとにかく楽しい。大人同士のオシャレな会話とかしてるんだけど、その内容が割と下らないエロなんだよなぁ。それにツッコミが入るわけでもなく進行していく。オークション用語とかマジでためになったのが悔しいですw
 そんな用語がダジャレ的に出てきて終わるのかと思ったら、クライマックスではマジでオークションが始まったので笑った。2人で行うセックスなのになぜ競りの見立てが成立してしまうのかw めちゃくちゃ回りくどいけど、要するに2人がイチャイチャしてるんですよね。「好き」「もっと好き」「それよりも好き」みたいな話ですので。何だったんだこれは、とはなるけど2人が幸せそうなので何よりですw

『同窓会』立花なごん

 学生時代、キスで終わってしまった2人が同窓会で再会し思い出の場所に行く。めちゃくちゃシンプルなタイトルなんですが、まさに同窓会に抱く幻想、理想の同窓会というのを具現化してますよね。「来ないのかな」からの「めっちゃキレイになってる」、そして……とか憧れるに決まってるじゃないですかw そもそもそんな素敵な思い出がないから無理なんだよなぁ。く、くそぅ……
 雰囲気が変わったのは良さもありつつ、気まずさも生む。それを打ち消すのが酒。酒でベロベロになった彼女は本音がダダ漏れになって、あの頃の関係に戻っていく。マジ同窓会ってシチュエーションとして最強なんじゃないかしら。いろいろと揃いすぎてるでしょ。おかしい。私が行ったことある同窓会ではこんなロマンチックなこと起きなかったのに。初めて酒を共にしてあまりにだらしない姿を見る、とかそんなんしかなかったw
 思い出の公園でありつつ、酒で肌が上気してるのが良いんですよね。別に言葉で説明されたわけじゃないんですが、夜風の涼しさがリアルに伝わってくる。同窓会でややフォーマルな格好をしてるんですが、そこに野外要素が加わるので脱ぎきらないんですよね。服装や下着の描写もすごい良かったです。ワンピースをめくっただけなのがめちゃくちゃエロい。日常との地続き感。

『両手に姉妹でクライシス!』齋藤山城守之彦

 新居がお隣さんに侵略される。それが対照的な姉妹で、姉の方が主人公のことをからかってきて問題児だと思ってたら、実は好意の裏返して……というのが可愛すぎる。実際のところ、本編で描かれるのはこの姉との話なんですが、妹もいないと成立しない物語なのも事実ですよね。最後にすべては妹の手の上で転がされていた、となるのが良い。エロマンガだとよく、つい勢いで事故的に押し倒してしまって、それがキッカケでエロがスタートとかありますけど、それをすべて見越している人物がいたとオチがつく。すべてお見通しで自分の思うように2人を動かす妹と、直情的な姉というコントラストが良いです。底知れない妹の不気味さも魅力的ですし、まっすぐに気持ちをぶつけてくる姉も可愛くてたまらないです。そんな姉の素直な気持ちに答えようとすると妹の思惑がチラついてしまうw 関係を持ったのは姉とだけなんですが、タイトルの通り、姉妹でセットですね。姉妹が揃うことでクライシスになる。姉とだけだったら単に幸せなんですけどねw

『湯けむりマジック』ベコ太郎

 撮影の下見で同僚と温泉。意識してた同僚とふとしたキッカケで温泉とか良いですな。シチュエーションの魅力がすごい。客室露天という2人だけの世界というのも良いし、取材なので入らないといけない、という強制も最高ですね。仕事だから仕方ないと言い訳を与えれてそれに甘える話。たしかに、これは客室露天じゃなかったら成立しない話ですな。シチュエーションの組立がうまい。
 しかし、客室露天ってエロいよなぁ。絶対こういうこと目的で泊まる人とかいるんだろうなぁ、と思うとリアルでは敬遠してしまいますw 適度に狭いのとかもう男女へのアシスト要素が強すぎるというか。寒いから湯船に入って密着するし、入ってイチャイチャしてると熱くなるから足だけ入れる状態になったり、風呂の縁を利用して……とかエロ的な応用が利きすぎる。客室露天エロい、最高かよ。シチュエーションの魅力がずるいわw

スティグマ』長頼

 すげぇ面白い構成。最初にビッチな先輩とやって、後半は恋人と。先輩が触媒となって停滞してた彼女との関係が進展する……なんて簡単な話じゃないんだよなぁw ある意味最悪な形で一線を越えることになる。互いにすべてを失って、もうそれしかないという形でのセックス。なのでそれを経て何かが好転するとかもない。つらい、つらいぞ。けど、めっちゃリアルで真に迫るものがある。野球部のエースなのに肘を壊してしまうんだけど、その理由は無理な投げ込みであって、それは彼女のためだった……とか救いがなさすぎるw 好意しかなかったのに、それが悪い結果に繋がってしまう。そらあんな退廃的にもなるわ。あんな良い女然とした先輩が出てくるのも納得ですわ。あんなかっこいい人、学校にいねぇよ!! と言いたくなるレベル。大人の度合いがすごすぎる。それが野球部という青春と絡んでくるのが面白いなぁ。あの先輩、制服着てるのが似合わないレベルで大人っぽいもんな。
 ラストページ。無言、擬音もないまま3人の姿が描かれて終了というのも最高ですね。かっこよすぎるわ。カップルの2人は別の場所でそれぞれ下を向いていて、すれ違いざまに彼に目をやる例の先輩、というそれぞれの心情を想像させられますね。頑張ったら肘のケガ克服できました、みたいな雑な話にはしてくれないw むしろその傷はどんなことをしても消すことが出来なくて……ということでタイトル。

『不器用な三橋さん』亀吉いちこ

 不器用というか雑。手先についてもそうだけど、対人コミュニケーションにおいても不器用は当てはまるのかな。そこがキャラクターの魅力だと思います。無知ゆえの発想の飛躍のようにも感じるけど、距離感が適切にとれず不器用と呼んでも問題ない気がします。まぁ、そんなちょっと抜けてるところが可愛いですよね。主人公はツッコミ役として優位に立ってると思ったら、エロに対する思い切りの良さで翻弄されてしまって……というエロへの導入がとても良いです。キャラクターの魅力とエロパートへの入りが一致してるというか。
 ヒロインの可愛さもそうですが、主人公のキャラクターも良かったです。モノローグ全開で最初から最後まで語りまくってるんですが、それが隠キャ感としてリアルというか、声に出す手前の段階、脳内でいろいろ言葉が巡ってしまう感じとか正直ちょっと分かる。三橋さんは対照的で、おそらくだけど何も考えずに思ったことを次々声に出してるんだろうなと思えるのも2人のキャラクター、関係性として良かったと思います。もちろんヒロインが可愛いのが第一なんですが、男キャラにはそれを引き立てる役割もあると思う。

『Sなの?Mなの?』にこびぃ

 とっさの言い訳とはいえ、母親にオナホール宣言するのでビビったw すげぇ衝撃。いや、そこまでエロ的な話をオープンに出来る親子関係はとても幸せなことかもしれないんですが。ただのオナニーでも無理だわw
 まぁ、そんなオナホの場面が物語の転換として機能するわけです。それまでは彼女の優位が確立されてたけど、オナホ扱いすることで彼女がMに目覚める。いや、彼のSが目覚めた方がメインですね。彼女の方は最後の最後に「あれ?」というレベルで言及されるだけ。まぁ、当たり前ですが、視点のキャラたる主人公のことしかハッキリとは分からない、。たとえ恋人でも考えてること、特に性的嗜好に関してはなかなか表には出てこないもんですし。
 そんな彼。慣れないことを始めた割には振り切れててすごい。自分では気づかないレベルで秘めてた性的嗜好が発露しちゃったのでしょう。そのキッカケが母親へのオナホ宣言w
 そんなSに目覚める話なんですが、冒頭の彼女に攻められる場面では彼かなり早漏なんですよね。受けだと興奮しない、気持ちよくない、とかではない。受けは受けで気持ちよすぎてすぐイッちゃうけど、攻めに回ると自分をコントロールできるようになる。安易にどっちか1つで、もう1つの感受性はゼロというわけではないのがリアルだったと思います。大体の人がSでありMでもありますよね。自覚する際にしっくりくるのがどっちか、という話であって。

『ある、ホテルの出来事』えぬはに

 ホテルでのワンナイトラブ。まったくの他人とあれよあれよとエロな関係になっていくのが楽しいです。決して長くはない読切なので、元々恋人とか知り合いというスタートの方が話は作りやすいと思うんですが、本作は逆。他人スタートってのはビースト本号だと『淋しさの虜』『やるオク!』、そして本作の3つだけだと思います。『淋しさの虜』はほとんどレイプで、『やるオク!』はコンセプトが主体となってる作品なのでやはり本作の独自性は強いと言えるでしょう。……当然『アナ雪姫』は除いて考えてますw
 赤の他人スタートで恋人に繋がる予感してエンド、というのはありそうでなかった枠で良いですよね。ホテルという他人との距離が近くて遠い、特殊な空間というのも面白いです。
 赤の他人の魅力としては、何考えてるか分からない、どんな人だか分からないミステリアスさがあると思います。本作もエロパートに入る部分が「えっ なんで?」と結構ビックリするんですが、その困惑も込みも魅力なのでしょう。他人って分からないものですよね。そのうえ酔っぱらっちゃってますし。そう考えるとラストページが初めて相手のことを分かろうとしてる場面なので感動的ですらあります。まっとうなコミュニケーションというか、距離の詰め方が適切ですよね。
 ラスト以外は分からなさが魅力だと思ったんですが、komifloのコメ欄でストーカー説を見つけて笑いました。いや、理屈は通るかもしれない。最後の場面でも彼女の方から切り出してますし。正誤はさておき、すごいな、筋が通る。

『アナ雪姫』火鳥

 タイトル、『アナ雪』かと思ったら『白雪姫』の方か。『アナ雪』をやるんだったら「アナルと雪の女王」になるのかなw
 本編。過去にも何度か出てきた「アナルアスリート」「競技アナル」という要素を前面に押し出してくる。まさか後崎さん以外のアナルアスリートが出てくるとは……。そもそも競技アナルとは一体w
 アナルとか尻の小ネタが詰め込まれててヤバイ。連載でこの密度続けてるのが信じられないというか。普通アナルネタ尽きるだろw 最初気づかなくて、あとから気づいて爆笑したのは1ページ目のオシリンピックの金メダル。五輪のマークがお尻になってるので噴いた。ちょっと可愛いw
 毎回好き勝手に大暴れしといて、最後の最後はちょっと良い話な雰囲気になるのが最高だよなぁ。なんであそこからあの雰囲気に持っていけるんだ。

読者プレゼント

 齋藤山城守之彦先生のサイン色紙のイラストが可愛くて最高。姉妹の自撮りとそれを引きで見せるデフォルメ絵の2種類になってるのも面白いです。こんな方法が……みたいな驚き。
forms.gle

 アンケート。面白かった作品3つ。『黒井さんはかしこい』『Smashing! 1.5』『同窓会』です。5つくらい思いついたので2つ削るのがしんどかった。
 では、急いで失楽天感想もやらないと……(借金してる気分)