北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

COMIC失楽天 2019年5月号の感想

 快楽天とゼロスが出る前に終わった、と思ったら快楽天フライング配信しとる……
gohomeclub.hatenablog.com

「表紙」ななお

 以前に掲載された『Fatless Wife~case:Fumino~」のヒロインだそうな。そういう方法もあるのか。続きが近日掲載だそうです。タイトル的に別のキャラの話になってもおかしくないんですが、文乃の話がもうちょっと続く感じなのかな。前作も続く余地ありそうでしたし。

『そのサキ』ゆにおし

 さびれたスナックの裏サービス。雰囲気があって良いなあ。スナックなのに2階にあがる、という未知の世界に足を踏み入れる感がすごく良い。ママではなく、バイトかなんかの黒ギャルというのも雰囲気とあってなくて、その感じも逆にリアルというか。不釣り合いなのも込みで独特の雰囲気を形成してると思います。スナックっぽくないんだけど、裏サービスに関しては手慣れた様子なのが本編で語られる以前の歴史も感じさせるというか。
 特徴としては男。主人公と呼んでいいのか? となるくらい無口なんですが、それも彼のキャラクターなんですよね。ボクシングで更生した元不良少年。ここらへんもスナックの雰囲気とあってますよね。そして、童貞だけど、ボクシングをやってて見込みもあるので、体力はあるし、根性もある。裏サービスを受ける話なので、ヒロインがリードする形にはなるんですが、童貞とは思えないほどに善戦をする。寡黙だけど愚直に頑張ってる感じが良いですよね。直接説明されるわけではないけど、彼のキャラクターがうっすら見えてくるというか。

『セックスベストフレンズ』伊藤エイト

 男3女1。元々友達として仲良かった4人がエロに発展する。男が2だとどうしてもドラマの毛色が変わってしまうと思うんですよ。ライバル的だったり、1人がもう1人に譲ったり。男3だと多対個の形としてシンプルに収まるというか、単純にエロにふけるような味わいが強くなったと思います。
 エロが始まるきっかけがヒロインの「友達だから」なんですよね。友達関係を捨てられそうになり、維持するためにエロを差し出す。安易に色恋にならなかったのが本作の強みでしょう。男3が良いって言ったけど、男3だと今度はオタサーの姫によるサークルクラッシュ的な現象も起きちゃうんですよね。本作でも男たちが互いに嫉妬する話になるのが笑えます。男ってバカですねぇw ヒロインはそれぞれと「仲良くするため」を維持してるっぽいんですが、男たちは「自分のものにしたい」となってしまう。情けないけど分かってしまう……くそぅw
 そんなサークルクラッシュの危機を打破するにはエロしかねぇ、とクライマックスに向かうのも面白い。エロで深まった友情なんだからそりゃそうだろうと納得できますね(もちろんおかしいんですが)。ここで、ただの乱交ではなく、メイド服、パイズリテク、アナルと男たちがそれぞれ育て上げたプレイが一堂に会するからちょっとした感動もありました。こんだけの人数がいてそれぞれ別個のキャラクターがあり、場面転換も多いのに20ページにまとまってるのってかなりスゴイのではないでしょうか。大充実じゃな? 1対1で1回のセックスで終わっても全然おかしくないのに。(1回で終わる作品が劣ると言いたいわけではないですよ)

『かまって!わんわんGirl』南乃さざん

 犬みたいなヒロインの話なんだけど、リアル犬も出てくるのが地味に嬉しい。もちろん背景的な扱いではあるんですが、冒頭の犬まみれの場面、良いよなぁ。エロもそうだけど、憧れるわ。
 んで、犬に嫉妬してエロパート。単なる犬のコスプレではなく、ヒロインのキャラクターがそもそも犬っぽく、やり取りも人間と犬の戯れをなぞってるのが面白いですよね。「犬が可愛い」と「女の子が可愛い」、それぞれの「可愛い」が意味するものは微妙に違うんですが、本作はその「可愛い」をすり合わせたような内容になってる。犬(女の子)をなでなでするのがエロくなるのは分かりやすいんですが、なでられる方の快感も描いてるのが白眉でしたね。カットインされるリアル犬の絵もめちゃくちゃ可愛いです。チンコあってなぜかオスなのが謎ですがw
 「うれション」ならぬ「うれ潮」は笑った。音としての収まりが良すぎる。フレーズとしてあまりに出来が良いと思うのですが、本作以外で使い道がなさそうなので困ったw
 んで、次号へ続く。続くのか! 犬要素がどこまで続くのか気になりますが、めちゃくちゃ楽しみです。本作すごい良かったので。

『おちんちんレンタル ~OL都26歳~』堀博昭

 すごい長期シリーズ。本作は3人まとめてレンタル……かと思ったら過去作に出てきた男たちなのでビックリ。おちんちんレンタルアベンジャーズw そんな彼らが本作のヒロインの前では翻弄される一方で、という新展開。今までは圧倒的な強者だったのに本作では勝てる見込みもなく。サノスだ、都さんはサノスw
 エロの技術やスタミナだけでなく、精神的に支配する術に長けているというのが強キャラ感あって良いですよね。エロが始まる前からメロメロになってるので笑いました。いつも仕事なのを忘れるのは客の方だったろw

『コソ恋』太平さんせっと

 告白する前にエッチがうまくなりたいというヒロインの練習に付き合う話。「友達の話なんだけど」と前置きされたら大体言ってる本人の話ってのは定番ですが、本作もそうなんでしょ? と予想はつきます。ただ、オチがバレてがっかりとかそういうことはないですね。むしろ、回りくどいくせにエロには大体すぎるギャップが魅力的に思えてきますし。コンドームの箱がなくなるまでが練習期間なんだけど、盛り上がったのでそのままナマで……となるクライマックスも、ヒロインの告白相手が分かってると感情やドラマの盛り上がりが二重に味わい深くなります。そんな真相も知らずに腰振ってる先輩のこともちょっと可愛く思えてきますw 最後に謝ったのも良かったですね。賢者タイム
 物語の関係上コンドームがキーになってくるんですが、そのゴム使いがいちいち凝ってて最高でした。やっぱゴム描写のある作品好きだなぁ。プレイというか描写に幅が出るから作品にとってプラスだと思うんですよねぇ。

『カノジョはピュアなママがいい』皐月芋網

 結婚するまでセックス禁止なので彼女の母親をする話。発想がぶっ飛びすぎててマジ笑ったんですが、彼女とその母親の言い分を聞くとちょっとだけ納得できてしまうというか、貞操観念がズレてる人が本気で考えたらこうなる、みたいなロジックの説得力を感じるんですよね。母親は若い頃ヤンチャしてて父親とも援交で出会った。だから娘には結婚するまで処女を守ってほしい。風俗で知らない女とやるのもイヤ。彼女の処女は厳守、知らない人とやるのはNG、母親はビッチ……せや!! となっちゃうんですよ。いや、おかしいんですがw このおかしい人なりにロジックを感じるのが本当に面白かった。頭おかしい人だから脈略もなくぶっ飛んだことを言い出してもおかしくないんですが、一応話の筋は通るんですよねw
 んで、エロパート。母親とやることになるんですが、彼女も同席。これがめちゃくちゃエロかった。物理的な快感は母親によるものですが、気持ちは彼女に向いていて、という不思議な状況の魅力がすごかったです。彼女の永遠に手が届かない感、彼女が好きなのに別の女性でエロを享受する背徳感。彼女に入ってる錯覚しそう体位になるのとかめちゃくちゃエロかったですよね。こんなエロがあるのか……という驚きw
 ぶっちゃけ読んでる最中、「とはいいつつ最後は3Pでしょ?」とか思ってたんですよ。結婚すればやっていいんだからその場でプロポーズして彼女も参戦……そんなことはなかったw マジで厳守しやがった。すごすぎる……

『珍勉』ブッチャーU

 マジでルポ漫画始まったのかと思ったw こんなんずるいわ。企画の時点で勝利してるというか。
 エロ漫画家のメメ51先生に取材したら、仕事場でアシスタントとセックスしてそれを元に描いてた話。51。来月号の表紙をやるのは別人です。まぁ、作品のリンクがあっちのメメ先生なんですが。ブッチャーU先生とメメ50先生、仲良いんだなぁとか想像しちゃいますね。企画を伝える際のワクワク感とか想像するとにやついてしまいます。めっちゃ楽しそうw
 ナレーションが終始差し込まれるんですが、その口調が妙に白々しくて笑ってしまう。突然エロが始まったと思ったら “アレ? アシナさんを犯し始めましたよ?” とかうるせぇよw 取材そのものではなく、取材を元にしたテレビ番組(のパロディー)という設定が活きてる。回想もあるんですが、あくまでも再現映像。最後になんかキレイなこと言って絞めてくるのもそれっぽくて最高。エロマンガの絞めで何言ってんだ感がすごいw

『仰げば黒ギャル』回転筆

 彼女に浮気されて落ち込んでると謎の黒ギャルにラブホに連れてかれる話。言動が粗雑に見えるけど、よく考えたらやってくれることがめちゃくちゃ優しい、という黒ギャルのキャラクターが最高ですね。ミステリアスな存在なんですが、妙に事情に詳しかったりするので、偶然ではなく会いに来てくれた、慰めに来てくれたのでは? と勘ぐれる感じがめっちゃ刺さりました。ギャルに一方的に責め立てられてるようで、実は優しくリードされてるだけ? というバランスが絶妙なんですよ。童貞狩りを楽しんでただけっぽいんですが、それでも彼の方にも主体性を持たせてあげてるので彼の成長も感じられて、下手すりゃ感動とかそういう域にまで達してしまう。
 風呂場を経由するんですが、そこで主人公はメガネを外し、ヒロインは髪留めを外す。ビジュアルの変化が楽しいってのはもちろんありますが、より裸に近づいたことで2人の関係が深まったような印象になりました。特にヒロインの方はギャル性が薄れるので(黒いけど)、ただの優しい女性としての側面が強調されるんですよね。めちゃくちゃエロいけど、優しくてリードもしてくれて……って童貞の筆下ろしものとしてかなり理想的なバランスだったと思います。

『MILK』森ぐる太

 彼女がいるのにバイト先の店長に喰われる。圧倒的強者に為す術もなく好きなようにされる感じとかめちゃくちゃエロいんですが、そこに「彼女には言えない性癖」というのが絡んでくるのが面白かった。そもそも浮気が1つの秘密なんですが、それに加えて性癖という別の秘密を店長と共有する。共有というか、それを使って支配される感じなんですが。
 その性癖がくすぐりなんですが、くすぐりプレイとして秀逸だったのはセックスの最中に彼女と電話するシーン。声が電話の向こうに伝わってしまって……みたいな場面は割とよくあると思うんですが、その声がくすぐりによるものなんですよ。だからエロではなく「悪戯されちゃって」と彼女に言える。ここ良かったですねぇ。めちゃくちゃエロい。くすぐりプレイを彼女は知らないからこそ成立する話なんですが、それは同時に彼女にはもう一生くすぐりの件を打ち明けられないってことも意味してるじゃないですか。「くすぐられるのが好きなんだ」ってカミングアウトしたら「じゃああのときの電話って」とバレちゃいますから。くすぐりという店長との秘密がより強固なものになったことを意味してるんですよ。彼女とはくすぐりプレイを楽しめない呪い。こえぇ。本当に気持ちいいセックスは店長としか味わえない。こえええぇぇよぉぉw

『スウィートスウェットアフター』つげ安奈

 寝ようとしてると彼女が訪ねてくる。寝間着の彼と外出用の彼女という温度差めっちゃ良いです。衣装がめちゃくちゃ大事な作品で、脱ぎの行程が丁寧なのが魅力だと思います。コートのままベッドに入ってくるのも可愛いんですが、そこからコートを脱ぎ、彼の好みにあわせて汗だくになるよう準備してきてくれて……というのも燃えます。脱げなくて四苦八苦してるとおっぱいの主張が強すぎて彼の我慢が限界、という展開も最高ですね。彼女は汗だくの方で彼を誘惑するつもりだったんですが、最終的に彼が折れるのはそことは別の脱げなくておっぱい揺らしてるところw 本人が意識してないところのエロさって確かにあるよね。すごい分かるわw
 元々彼女が我慢できないけど、彼の方は乗り気じゃなかったはずなんですが、彼のスイッチが入ってから攻守逆転。彼が暴走気味になるけど、最低限彼女への優しさはキープしていて……というバランスも良かったです。結局は恋人同士のイチャイチャなんですよね。その純度がすごい。

『セキララ放送中』どん

 何とかチューバーとして配信してると家庭教師をしてる近所のお姉さんが乱入。配信を題材にした作品多いと思いますが、男の方が配信してるのって珍しい気がします。そこにヒロインが事故的に参加してくる展開が新鮮でした。元々エロを武器にした放送ではないんだけど、突然現れたGカップによってすべてが一変する感じとかリアルに思えました。期待してなかったものが手には入る喜びって大きいですよね。
 序盤でヒロインがお金をもらってるから勉強してくれないと困る、と言ってるのが布石。家庭教師をしてくれてるのは優しいからではなく、金に弱い。なので、生放送の投げ銭で彼女の方から乗り気になる。このロジックが見事だったというか、エロいことしたら金が入るとヒロインが分かってからエロが加速度的に増していく説得力があるんですよね。
 あと、面白かったのが、男の方の心理。放送してるという体裁があるため、ちょっと気が大きくなってるっぽいんですよね。そこに放送の人気について「結局エロには勝てないのかよ」みたいなヤケクソ感も加わってるっぽいのがリアルで良かった。
 ラストも面白かったですね。やっぱりヒロインの行動原理はお金なので、あの経験をしたら当然ああいう結論になるよね、という納得しかないオチw マスクの代わりの変装としてメガネをしてるのも最高でした。メガネとかヘッドセットとか放送用の準備を整えてる感がまた良いですね。本腰入れて金儲けしようとしてるw

『深夜の魔法』火浦R

 狙ってるママさんの娘に喰われる。ヒロインの幼い可愛さも良かったんですが、それを引き立たせる母親の色気も素晴らしかったですね。スナックのママという設定が効果的だったと思います。何度かセックスしてるからもう恋人でいいじゃんって気もするんですが、向こうもやり手っぽいので安心できないのか?? みたいなバランス。
 んで、娘に迫られるんですが、寝間着かわええ。マジかあれ。腹出て寝間着の機能性としてはダメだろうとか考えちゃうんですが、そんなんどうでもよくなるくらいに可愛い。赤の他人ではない関係性として、この夜母親のいない家で、寝間着というシチュエーションは良かったですよね。なかなか成立しない条件が揃ってるというか。
 幼い子なのでそんな都合良くエロいはずがない……んですが、本作のヒロインは主人公と母親のセックスをこっそり観察してたのでイメトレはばっちり、そして主人公の好みも把握済み。この理屈が良かったですね。彼女がエロを実践できる理由がしっかりしてる。理屈があるからエロ描写にも説得力が生まれる。
 ラスト。緊張状態があっさり壊されて終わる。あの我慢ができない感じ、子供っぽさとしてリアルでしたね。写真持たせちゃダメだわw んで、母親にバレるんですが、怖い表情も素敵でそれはそれで羨ましいかもしれない、みたいな変な気持ちになりましたw 信頼は失ったから今後の関係としては損失が大きすぎるんですが、怒ってる姿も素敵だなぁと。

『ママ活バイブレーション』燵成

 スマホのアプリで出会う話なんですが、エロが第一目的ではなさそうなのが良いですね。そういう想定がゼロとも考えにくいんですが、少なくとも体裁としてはただの出会い、交流が目的なんだと思います。そこを人妻の方から話を切り出す、というのがエロい。相手の方も、彼女がいたりして「彼女のためだから」という言い訳が働いてるっぽいのが心情としてリアル。
 そんな2人の関係性がエロいんですよね。常にヒロインが優位に立つというかリードしてる感じが。彼の方が理性を働かせて会うのを減らそうとしても、ヒロインが断ってエロで迫ってねじ伏せる。見た目とか品のいい奥様って感じなのに、めちゃくちゃ積極的というギャップ。
 どちらにとっても間違った関係なんだけど、どちらにも優しさはあって、みたいなバランスも好きです。だからこそ後ろめたさが緩和されてより深く溺れていってしまうというか。インモラル全開って感じではないんですよね。もちろん純愛でもないんだけど、ドロドロの不倫劇という感じでもない。この感じがリアルというか。こういう心理だからこそ、こういう不倫関係は成立するのかな、みたいな納得をしてしまう。だからこそこの関係はこのあとも平穏に続いていく、いきそうなんですよね。この順調な感じがリアルなんだけど、最後の最後に彼女がしてることの暗さを見せたのが後味として最高だったと思います。そういえば描かれることのなかった旦那がラストページにようやくチラッと出てくる。オープングではうまいこと旦那を出さずに話を説明してたんですよね。秀逸。

「読者ページ」

 川崎のかなまら祭り。毎年あの映像を見ると、なんでAVやエロマンガは修正必要なんだろうな、と思ってしまいます。せめてチンコだけでも……(女性器だけ隠そうとするのは良くないです)
 突撃隣の作家飯。どん先生。新婚の友人宅でのご飯の紹介。修羅場ではないw しかし、ラムチョップうまそう。好きなんですよね。ラムチョップ……

「次号予告」

 ブッチャーU先生、メメ50先生揃い踏みなので笑ってしまう。メメスタジオ稼働中か……(違うよ)
forms.gle

 アンケート。面白かった作品3つ。『かまって!わんわんGirl』『コソ恋』『MILK』にしました。あと2、3本入れたい作品あるんですけどねぇ。3選ってシビア。