北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』1話の感想

 チャンピオンREDにて連載開始となりました『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』。ビゴオーパーツ デリートと読みます。
 単行本で追おうかとも思ったのですが、発売が近づいたら気になってしまい、我慢できずについ。毎月買うのを忘れないようにしなければ。『完結編』の連載追っかけるのも大変だったんですよね。あれは配信だったけど。

 ちなみに、今月号にはプレミアム画集が付録として付いてますので、買って損はないかと思います。

神話復活編:第一話

 ミュートス アナスタシスと読みます。ミュートスだってよ。正直テンション上がります。やっぱねぇ、ミュートスサイボーグ編好きなんですよ。少年漫画的というか、バトル漫画してて良いですよねぇ。てっきりアナザー完結編的なことをやるんだと思ってたので、思わぬ切り口で驚きました。これは期待しちゃう。
 てか、「○○編」の第一話なのですね。相当長くなる感じなのかしら。『BGOOPARTS DELETE』だけで複数の「○○編」を有することになりそうですよね。最終的にはやっぱ神々とか天使の話になるんですかね。

 巻頭カラー。コスチュームを着込む009で1ページと、見開きでゼロゼロナンバー集合。特に独自キャラデザとかではない。「○○編」なのもそうですが、原作と地続き、原作シリーズにあったかもしれない別のエピソードみたいな位置づけにしたいんじゃないかしら。予想。
 ただ着るだけで1ページやったのも良かったです。フェティッシュで良いよね。やっぱあの格好かっこいいってのもありますし、ヒーローになる、という象徴的な行動でもあると思うので好きです。
 その1ページ目に1から8までカウントされるんですが、平成版のファンとしてはマークパンサーの声で再生されるんやで……

 本編。フランス。003ではないバレリーナから始まる。扉にも描かれてたペンダントをしてますねえ。今回の敵のシンボルなのでしょう。
 ぶっちゃけ「早くゼロゼロナンバー出しておくれよー」という気分なんですが、最初に出てきたのは003……の写真。写真かよ!! ニクいことしやがりますね。
 しかも最高だったのが、この写真に意味ありげに視線を送ったこの大家の名前。まさかのジャンです。お兄ちゃん!! マジか。やるなぁ。写真の隣に飛行機の模型が置いてあるのが笑えます。お前の数少ない特徴だもんなw 最高じゃないか。てか、003のオリジンを改めて描くのではないのですね。やはり原作の続き的なノリなのか。お兄ちゃんは老けてるけど、003は老けてないわけで。平成版のアニメだと003は冷凍睡眠で現代に蘇ったので「おばあちゃんでびっくりした?」というババア萌え設定だったんですが、本作はおそらく眠らずに60年近く過ごした003になるんだと思います。
 てか、最初っから油断ならねぇなオイ。

 んで、ケンタウロス風の化け物に襲われる。やはりミュートス……良い……。
 助けに来たのは009。003かとも思ったんですが、違いました。003が発見して009が駆けつけた、みたいな可能性もありますが。
 てか、このときの009、私服なんですよ。なんだよースーツ着ろよーw 残念ではありますが、そのための巻頭カラーだったのでしょう。焦らすね。
 しかし、この私服009、かなり気になる部分でして。加速装置に耐えてるんですよ。本当の私服だったら摩擦で燃えて全裸じゃないですか。つまり、たまたま通りすがったのではない。戦闘の準備をした上でやってきてる。そして、私服、街中を歩いてても違和感がない格好で戦えるように、独自の戦闘服を用意してる。街中でこっそり戦うことも想定してるわけですね。そして、その服を作れる技術を持った人、もしくは組織に従事してる。まぁ、ギルモア博士だよなぁ。扉に出てきてないのでビジュアルも楽しみです。

 バトル。加速装置の説明が入るわけなんですが、ここでの説明が理屈っぽくて良い。「めっちゃ速いよ!」だけではない。40.8倍速く動くためには40.8倍速い映像を視認する必要がある。肉体だけではなく、視覚及びその処理の加速も必要になる。この感じ良いですね。言われなくてもそういうことなんだろう、と分かってることではあるけど、実際に説明されることで「本作はこのくらい細かいことまで考えていきますよ」という声明になってると思います。
 おまけに加速装置レベル1ですよ。言い方的に最低でも3はあると見ていいでしょう。今後の展開によっては限界突破的な話もあり得ますね。
 バトルとしては余裕。敵の膝を砕いて勝利。速いから当然攻撃も痛いんですが、細かい部分を的確に突いてるのが良いですよね。先ほどの視認の説明が効いてる。

 敵は逃亡。足からジェット噴射してるっぽいのでやっぱ機械で神話の生物を再現してるということなのでしょう。
 逃げようとしたら誰かに殺されるんですが、敵と009が互いに訳知り風の会話をするんですがチンプンカンプンなんですよ。もっと説明しろよ!!とか思ってしまうんですが、まぁそのためのゲストヒロインなのでしょう。「説明くれよ」というキャラが劇中にいる作り。
 ただ、リコには分からず読者にだけ分かるネタもありまして。 “超高熱波!?” “奴もいるのか!!” と009が言うんですよ。ミュートスで熱波を使う「奴」、一体誰のことなんでしょうねぇ……(すっとぼけ)

 ラストは3日前のエーゲ海。ここらへんから明確に「ミュートスサイボーグ編のアレですよー」という描写が露骨になってくる。最高。シルエットでも描かれるとテンション上がります。
 ついでに008も登場。早めに出たのは嬉しいですね。『009』の新作が出ると聞くとまず最初に気になるのは「ピュンマに出番あるの?」です。『RE:CYBORG』のことは許してないですw この時点で『RE:CYBORG』よりも活躍しました。安心。
 ラスト。見開きでアイツが出てきてエンド。海に沈んでるといえば、ですね。まさかここまでミュートスサイボーグ編の続きになるとは。よりによってミュートスだからなぁ。好きなんだよぁ(二度目)。


 終わり。すごい良かったです。静かなオープニングだったとは思いますが、ファンならテンション上がるネタがちらほら仕掛けられてて最高でした。ゲストヒロインを通じて語られるっぽいのも定番で良いですよね。009と仲良くなって003が嫉妬する展開になるとファンとしてはニヤニヤです。よりによってフランスだからなぁw
 ミュートスネタも良かったんですが、やっぱ最高だったのはジャンですね。ゼロゼロナンバーの登場より先にジャンだもんなぁ。最高でした。
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