北区の帰宅部

映画の感想を書きます(嘘&希望)

週刊少年ジャンプ2019年35号の感想

 しりとりの結果に激しく萎えてる。『鬼滅』には良い思い出がないです……(しりとり限定)


背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルトトニートニー・チョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹→湯ノ花幽奈→薙切えりな→ナミ→緑谷→ヤミ・スケヒロ→ロー→緒方→田所恵→宮崎千紗希→キルア=ゾルディック→久世草介→夜凪景→虎杖悠仁→ジンベエ→エマ→真冬→幸平創真→マルコ→孤爪→恵→明神阿良也→八百万百→百城千世子→胡蝶しのぶ。
 コガラシじゃないのか。なんでや。なんでや……。コガラシチャンス2度目やぞ。「ふ」で逃すなら納得なんですよ。他に主役いるので。けど「こ」で逃すかね。2度も。どっちもすごい脇役なのがまたアレなのよね。コハクとか小美浪ならまだ……まだ納得も……(しないけど)。
 しのぶちゃんです。とにかくしのぶちゃん。死亡キャラが選ばれたのは初ですね……と書こうと思ったけど幽奈さんいるし、虎杖も死んでたわ。意外と死人いるw
 んで、次回。「ぶ」です。冬空コガラシでいいんじゃない?? と思いたいのですが、過去にジンベエいるからなぁ。濁点は保持すると思います。じゃあ、分倍河原。たとえブルックだろうと釘崎野薔薇で「ら」は考えないといかんのやで。

表紙

 『ONE PIECE』。前号と繋がるパティーン。ローを除けばワノ国本編に出てきそうもないキャラの和装ですね。メンツは映画用ってことになるのかしら。
 てか、来週は『ONE PIECE』巻頭なんですよね。映画直前ということで。しかし、合併号なので表紙は単独ではないはずです。しかし、表紙&巻頭→表紙→巻頭って『ONE PIECE』への偏りすごいな。

読者プレゼント

 気象予報士。ちょうど月曜に関東が梅雨明けしたので何気にすごいタイムリー。
 ダジャレとしては非常に弱いです。残念。ただ、AirPodsのところに「お出かけの際は必ずこれをお持ちください」と書いてあってあまりの雑さに笑いました。もうちょっとあるだろ。「これ」って何だよw

巻頭カラー『サムライ8 八丸伝』

 巻頭カラー。見開きで父ちゃんが斬られる。扉が来ると思ってた、という意味での驚きも加味されて非常に効果的。かっこいい。ただ、よく考えると父ちゃんが身を挺して息子を守る、という感動は前話のラストでやってるので二度手間侍である。まぁ、ここらへんは週刊連載特有の演出として擁護する余地もあるかもしれない。
 師匠が寝る。スマホは電源切った方が充電が速いってことなんだろうけど、何とも間抜けというか不思議なテンション。本作始まってそこまで経ってないし、私は岸本作品に馴染みがないからかもしれないけど、面食らった。不思議なバランスだ。
 血を浴びた顔を涙を流す顔を並べることで回想に突入したのはオシャレ。こういうの好きよ。返り血を涙に見立てる演出、良いよね。回想を笑顔で締めることで対になるのもかっこよかったと思います。こういうのは漫画ならではの演出ですね。最高。
 泣き虫は強がって治す。良い話。端的で分かりやすく、言葉としてのオモシロもあると思う。そして何より、身を挺して息子を守る、という父の行為自体が強がりってことなんでしょうね。人はそうしてなりたい自分になるのでしょう。
 そんな回想の終わりに、 “…見栄っ張りなダッセー嘘ついて…… ごめん……” とアンに言うのでマジ最高。強がりと見栄っ張りは非常に似た行為に思えるけど、正反対ということですね。やばっ、本話めっちゃ良いやんけ。
 切り刻まれる。こういうの久しぶりに見た気がする。『ワールドトリガー』引っ越しちゃったからなぁ。切り株ぐっろ。
 父ちゃんが息子の強がりを見届けるんですが、ここで父ちゃんは何とか右目だけを開いてるんですよね。根性で片目だけ開けてるということなんでしょうが、一方で息子が左目を斬られて潰れてる。そして最後には右目でニコリ、ですよ。やっばー、超かっこいいやん。さっきの回想の始めと終わりの演出とも重なるし、なにこれすごい。急に超面白い。説明がなくなると、セリフに頼らなくなると覚醒するってことなのかしら。本作の見る目がガラッと変わった傑作回でした。

約束のネバーランド

 ドンギルは疑ってなかったけど、ソンジュたちが先に気づいて準備してました。今週になったらドンギルが「計画通り」と暗黒微笑ぶちかます可能性も考慮してたんですけどね。まぁ、バカというよりは無垢で良いんだけど。
 ラムダ組が自滅して休戦。ムジカに経緯を説明することでノーマンの真意に気づく、という場面が良かったなぁ。人に勉強を教えると自分の理解が深まるとかよく言いますけど、それと同じことが起きてる。説明することで事態を客観視し、ノーマンクズやんけ、と気づいてしまう。あのサイコ野郎……
 エマ合流。静かすぎる、あっさりすぎるので逆に気になってくるパターン。とにかく、三者三様に王都にカチコミ。いよいよ最終章もクライマックスという感じですね。現状ノーマンがラスボスという雰囲気がすごい。倒すのではなく分かり合える道があればいいのですが。
 てか、アレですね。涙するギルダのアップのコマ、メガネの度による光の屈折が発声してますね。かなり大胆に屈折してるので驚きました。ギルダめっちゃ目悪いやんけ。今までも屈折描写やったことあったのかしら。ある程度はアンテナ立ててるつもりだけど、絶対の自信はないです。

ONE PIECE

 キッドの(たぶん)マグマグの能力。やっぱかっこいいなぁ。変身シーンみたいな高揚感がある。『トーキョー忍スクワッド』と磁力の使い方がかなり違いそうですね。変形ロボみたいな側面が大きい……と思うんですが、今度の映画のボスキャラが明確にその能力なんですよね。分からん。たぶん観ます。
 ルフィの後処理。チョニキが頑張る感じなのか。頑張ればいけるのか。インペルダウンでの経験(耐性)があるから常人よりは生きながらえてる、みたいなこと?
 我慢できずに鬼ヶ島突撃した侍たち。 “せめて……刀を持って死なせてくれ……!!” とか、 “頭を空っぽにして飛び込むのみ!!” とかかなりバカっぽくて美談な印象が弱い。言わんとすることが1つも分からないとは言わないけど、いくらなんでも死にたがりが過ぎるというか、ワガママみたいな気がする。まぁ、タイムスリップ組の結果を知った上で見てるから受ける印象に大きくバイアスがかかるのも分かるんだけど。

ハイキュー!!

 安定お化けの鴎台。 “戸美絶対倒せねえやつだな…” は笑った。煽っても効果ナシでしょうねw
 そんな安定感が光る今だからこそ、余計に輝く星海。多少は覚醒してる感もあるけど、安定したバレーという土台があるからこそ個のスーパースターの活躍が手に負えなくなる。星海、割と早めに攻略されて意外だったんですが、再び怖くなってきましたね。ムラなくエースで居続けることの強さが際立ってきてる。安定の中の強力なプラスアルファ。
 実況が乗ってきて、矛と盾の話してましたけど、今週のラストでツッキーが敗北する話に繋がってくるのですね。星海とツッキーを比較してたけど、この2人を比べるとどうしても……という現実を突きつけられる。もちろんツッキーがブロックで負けたわけじゃないからそう単純ではないんですが、そういう印象になるようには作られてると思います。

ブラッククローバー

 残務処理というか人員の整理。アスタとネロの会話はやっぱ嬉しいですね。ほっぺたつねるくだりとか「鳥の頃に見たことあるw」ってなりますし。そんな様子にノエルが嫉妬するんですが、嫉妬すると同時にネロを愛でる気持ちも同居してるのが面白かったです。鳥の頃の印象を引きずってるというか、ただの美少女キャラとは一線を画した印象になってる。
 んで、初代魔法帝。やっぱダメだったか。このまま生存は虫が良すぎたというか。セクレから再びネロに戻る、みたいな儀式でもありましたね。ぶっちゃけネロ、魔法帝がいなくなったら孤独すぎて可哀想なんだけど、鳥時代の交流があるので決して独りではないよ、というのを事前に示してから魔法帝との別れになる。いやしかし、ネロ可愛いなぁ。黒ワンピースも可愛いけど、角が好きなのかなぁ。
 今の時代の魔法帝。まさかの「生きとったんかいワレェ」なので笑った。とはいえ、時間魔法だと理屈としては充分なのかもしれませんね。最強が最小になった、とのアオリは現状よく分かりません。比較物があるショットがないから小さいのがピンとこないです。単に若返ったってなら分かるんだけど、最小ってのがどうも。まぁ、ただの語呂なのかもしれませんがw

J新世界漫画賞大募集中

 8月は堀越先生。ミウラ老師終わっちゃって寂しいんですが、『ヒロアカ』のキャラデザ論がめちゃくちゃ面白かったです。トガちゃんの髪型がヒガンバナってのは気づかなかったなぁ。イワレテミレバー!!!

センターカラー『鬼滅の刃

 カラー扉。上弦のイッチ。お目目がいっぱいで大変キモいのですが、アカザに比べると幾分か大人しいかもしれません。元の人間(剣士)としての要素を多分に残してるのが不気味なキャラなので、一目見てギョッとする感じは弱くて当然かもしれませんね。
 本編。死なずさんなんで死なないんですかの件。イッチ視点の語りで処理したのはちょっと面白かったです。ちゃんと説明しなさいよ、という気持ちもありつつ、「いや死ぬでしょw」という驚きを不気味さとしてキープしたまま話を進める。鬼視点で人間(柱)の化け物性を描くのは新鮮。
 お館様の「名前覚えてるスゲェー」の件は正直パンチが弱かったと思うんですが、冒頭の回想で「匡近」の名前を紹介済みなのは良かったと思います。短いながらすんなり飲み込めるというか。
 んで、最強の南無柱が出てきてエンド。「まったく次から次へと……」とウンザリする鬼の心情を描いたのが個人的にはツボです。ヒーローサイドで見ると徐々に強い柱へと交代していく高揚感があるんですが、逆の視点だと「また交代ですかー?フェアじゃなくねー?」みたいな気分になるw

『呪術廻戦』

 教会に乗り込む五条。結婚式への「ちょっと待ったー!!」なので笑った。少女たちにチヤホヤされるくだりも怒濤の勢いなので笑う。五条がイケメン扱いされるのに慣れてるっぽいのがウザくて良いですね。てか、この五条の女性人気ってのは人気キャラ投票の影響あるんですかね。元々こういうつもりでキャラ設計してたのかどうか。
  光源氏ディスってんの!?” は笑った。反論としての面白さ。ただ、この時代「ディスる」ってそんな一般的な言葉だったっけ? と少し気になる。調べてみたら『リンカーン』の放送が2000年代なのでまぁあり得る話なのかもしれません。D.O.は偉大ですね。自伝ももうすぐ発売ってハナシ。メーン。
 モップバトル。良い、すごく良い。あの格好でモップで戦うって絵面がめちゃくちゃ良い。セーラー服に日本刀くらい良い。チカラでごり押すのではなく、テコの原理で最小のエネルギーで防御不可能な股間へガツン、というのも決して特別な強キャラではない女性のバトルとしても納得度が高いというか。非力ならではの戦い方をしてる感。
 五条の説明&バトル。失敗なのは笑った。現代では元気にぶっ放してたアレですね。
 んで、ラストは拉致があ神崎(久しぶりに書いたなこのネタ)。ちょっと『トーキョー忍スクワッド』と似た展開。てか、夏油なにやってんの。

ぼくたちは勉強ができない

 猫ちゃん。可愛い……けど、そんなに可愛くない。何度も書いてるけど、デフォルメしなくても可愛いものを常時デフォルメされるのに抵抗がある。本作くらいのリアリティーレベルだと。あのデザインが嫌いとは言わないけど、たまにで良いじゃん。女性キャラと同じくらいの頻度でデフォルメした方が可愛いと思うんですけどね。
 ただ、今までの動物描写と違って、動物に喋らせなかったのは良かったと思います。表情や行動で猫の気持ちを想像させる感じは間違いなく動物の可愛さ表現として適切。まぁ、そこでもデフォルメがきついってのはあるんですが、そこは好きずきということで。
 古橋パパがアレルギーだけど猫を預かる。あのレベルのアレルギーだと引き渡しの時点でクシャミ連発だったと思うんですが、それでも押しつけたのか。なかなかのクズ……というか猫ちゃん心配になるだろw
 てか、師匠って猫というより犬なイメージだったので今回のはちょっと意外です。コスプレ的にどっちが見たいとかは特にないんですが。まぁ、話的に犬よりも猫だったんでしょうね。

『ミニネタジャパン』

 岡山県。2コマ目で既に落ちてるのをじっくりと4コマ目まで持ち越す構成で面白かった。マスラオというキャラクターありきのセリフの少なさというか。「お前なら悪意で投げてるよな」という納得。

センターカラー『Dr.STONE

 キャラ人気投票の結果。龍水が1位みたいにも見えるのでちょっとおかしい。そんな龍水2位なんですけど、すごいですね。いきなり2位。コハクが低いのも意外なんですが、全体的に思うのは本作かキャラクターの魅力で引っ張っていくような作品ではないのかな。作品の魅力を支えるような人気キャラというのは感じない気がする。まぁ、キャラだけが漫画じゃないって話なので当然っちゃ当然なんですが。キャラは多いけど、意外とそこには頼ってない。気がする。
 あと、気になってた司ちゃんは見事ジャンプアップでした。11位以下でいてほしい気もしたんですが、まぁこれも納得っちゃ納得ですね。

 本編。コハクのプラチナ探し。プラチナと言われてもどんな形状、ビジュアルで隠されてるか分からないじゃないですか。この点に関してはコハクと読者は同じだと思うんですよ。どれがお宝なの? という。そこで謎の砂が出てくるんですが、これアニメとかだったら金ピカだから「金じゃんw」と一目瞭然だと思うんですよ。ただ、色のない漫画だと謎の砂として分からないまま。ここが見事でしたね。そして、その謎の砂の中にプラチナが隠されていた、という展開。鮮やかだったと思います。
 千空パパの死。老化っぷりが絵だけで見せつけてくるのが圧巻なんですが、最後の最後に川で死ぬってのがまた良いじゃないですか。「川」が時の流れのメタファーになってるわけですよね。オシャレやん。
 ぶっちゃけ今回の話、「プラチナを見つけました」だけで終わってしまうんですが、それをこんだけ面白くするんだからやっぱスゲェ、と驚きます。

チェンソーマン』

 デンジたちの修行。いつものように死んでるんですが、その死体の周りに壮絶なバトルの痕跡。あの痕跡で「めっちゃ善戦してんじゃん」と伝えてるからすごい。実際どのように成長したのかは教えずに、とにかく強くなったのだけは実感できる。このあとの実戦が楽しみになりますね。
 先生とマキマ。机を挟んで会話してるだけの場面なんですが、最初にこの机と2人をマキマさんの背中側から見せる。そのため机の大きさ、長さが分からないんですよね。それ以降はそれぞれの顔のアップで進行していくので、2人が顔を近くにつきあわせているような印象になる。そして、 “人間様の味方でいる内は見逃してやるよ” からの “内はな” のコマで2人を真横から映したショットどーん。実は机めっちゃ長い。2人は味方の関係にいると思ったけど、実はそうとも言い切れない。心の距離はめちゃくちゃ遠い、というのを絵で表現してる。構図、コマ割りでバッチリ描いてるのですごい。やっぱ本作こういうオシャレ演出を当たり前のようにやってくるからマジ油断ならない。

僕のヒーローアカデミア

 救いの手を差し伸べてくれたのがよりによって……。運命の出会いですね。前回から続く(本作はずっとそうだけど)手の話に一旦決着がつく。初めて彼に到達した手、があの人。まぁ、あそこで手を握ってオールフォーワン死亡、とかだったら爆笑なんですが。ハッピーエンドw(たぶん防ぐ術もあるんでしょうが)
 んで、現在。単なる過去編ではなく、彼が記憶を取り戻したという話だったわけですね。んで、手を破壊して弔くん覚醒。このコスプレチックなユニフォームからの脱却というのは『スターウォーズ 最後のジェダイ』のカイロレンを思い出す。わざわざ壊したのに、その続編(予告)では新しい仮面用意されてるので笑った。JJの野郎……

センターカラー『科学と魔法の格闘家たち』いぬころすけ 村田雄介

 伝説凱旋みたいな読切企画の1発目。来週は松井先生です。なんですが、ジャンプルーキー投稿作を村田先生が描き直したものらしいです。なので、先週の『ONE PIECE』カバー企画とも近いのかな。まぁ、あれみたいにページ数の引き延ばしはないんでしょうが。たぶんコマ割りも同じ。とにかく、原作と読み比べるのも面白いと思います。今は読まずにこっち読みますが。
 本編。びっくりするくらいバトルしかしない話なので驚きました。説明パートもバトル。目的もバトル。かといってバトルの先、勝って得るものとか何のために戦うのかみたいな話は皆無。すごいな。こんなに割り切った作品、こんなに振り切った作品だとは。
 魔法と機械。前者は中国ファンタジーな世界で、人名は西洋風。後者は近未来風の世界?(描写がほとんどない)(とりあえず飲み屋には畳)で、人名は日本。特に前者のごちゃ混ぜ具合が独特ですね。中国なのに魔法の種類は特別中国感ないし。もちろんカンフーの延長戦みたいなノリなんでしょうが、『ドラゴンボール』的なイメージもあるのかな。
 これは良い悪いが表裏一体なんですが、魔法の種類があまりに少ない。炎と水しか出てこないし、そもそも水魔法が「全部炎でも良くねぇ?」みたいな扱いのまま終わる。いろんな種類が出てくると思ったんですが、そんなことはなかったです。逆に言うと、魔法ぶっぱではなく、戦術に重きを置いたバトルにしたかったんだと思います。その証拠に必殺技がないんですよね。本作。ここはすごいと思った。
 対して、サイバーファイト側。超マッシブな肉体性に強みがあるのかと思ったら「予測」という要素を入れてきたのが面白かったと思います。これも必殺技ではないけど、戦術、バトル展開のオモシロには繋がってましたよね。打たれ強い! パンチ強い! って言うとものすごくバカっぽいバトルスタイルだけど、そこに予測が加わることで一気に印象が変わる。
 正反対な2人が実はマブダチという設定は好きですが、魔法の方が優等生すぎてちょっと退屈ではあった。2人きりのときだけは本気で語れる、みたいな話になるのかと思ったら、応援があるから戦える、みたいな安い見せ場が出てきたのはちょっと萎えた。まぁ、あれで左腕使えるようになったらさすがにアウトなんですが、まぁ、トドメは脚だったので良かったです。……本当は左手使って空中で姿勢を変えてるのでちょっとアレだと思いますw
 あと、細かいこと言うと、何で決着がつくのか説明がないので “勝負あり!” の場面は「いや鬼五郎まだ元気に喋ってんじゃん」とか思った。その前にレイターがダウンしたときに決着つかなかったのがよく分からないというか。
 終わり。特濃純度のバトル読切として面白かったです。実験性すら感じるレベルのバトル純度。こんなのも作れるんですね。すごい。
 ちなみに、今回の感想、ほとんど「ネームの感想」でも成立する話しかしてないんですよね。村田要素あったのだろうか、と我ながら疑問です。やっぱ難しいなぁ。原作読んだ状態で本作読んでたらまた違った感想になるのか、「何書いたらいいんだろう」になるのか、興味ありつつ少し怖いです。

『アクタージュ act-age』

 チーム紹介。独りずつ絵を描くのではなく、描き足していく、というのは面白かったですね。ちょっと誤解したのもあり、余計に良かった。当たり前ですけど、絵というのが漫画と相性良いですよね。
 ただ、心理学で自己紹介にするって指摘に “私の真意まで察して率先して協力してくれていた” と強キャラ同士の心理戦みたいなノリになるんですが、いや心理学的な目的くらい誰でも分かるでしょ。みんなで楽しくお絵描きしましょう、ってなるわけないじゃん。
 あと、夜凪不参加のくだりは出し惜しみとしては分かるけど、最後まで参加しないのはちょっとアレだと思う。てか、他のキャストが散々汚したあとだからもう高いから無理って理屈も通らない気がするし。大オチ夜凪だと思って期待してたら監督が突然塗り潰して終わったので「そんなのアリかよ」となりました。てか、監督だけ描くのにめっちゃ時間かかりそうなのも唐突よね。他の絵はササッと描いて終わりそうなバランスだったのに。
 キャストが画材で絵になる、みたいな話は割とストレートなので理屈としてのオモシロは弱かったかなと思います。割と普通よね。
 ただ、炎の話の直後に天使とアラヤが焼き肉喰ってるのは笑いました。牛丼から焼き肉というレベルアップもあるけど、食事の場に「火」があるという点が重要ですよね。これはオシャレでした。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 予告通り女将さんコレクション。こゆずは分かるけど、ミリアちゃんもポーズ決めて箱持ってきてる扉の絵にはちょっと笑いました。照れもある表情だけど、なんで率先して持ってくる側やねんw 野球拳について知らなかったらしいけど、女将さんの時点で察しがつく……ってミリアちゃん女将さん回やるの初? よく考えずに書いてますけど違うよね?
 とにかく野球拳。特徴的なのは参加メンツ。コガラシくんがいなかったら裸になってもそれほど恥ずかしくないので土台から崩壊してる気もするんですが、このメンツの真の目的は超能力を用いた心理戦を描くためのメンツってことですね。コガラシくんがいないのにかるら様がいるとかなかなか不自然なんですが、多彩な術を操るので野球拳(心理戦)をさせたら一番面白いキャラ、ということなんでしょう。無作為に選ばれた風だけど、各人めっちゃ特徴的な能力があって、そういう意味でキャラ立ってる。ただ、ミリアちゃんだけその手の活躍が皆無なんですが、彼女はおそらく真人間役というか、リアクション及びツッコミ役なんだと思います。野球拳を知らなかったという出発点からしてその役割に準じてる。
 野球拳だけど、ルールが細かく制定されていて、それに基づいた駆け引きが展開される。ぶっちゃけ着替えさせられたら3枚脱衣のところとか結果ありきでルール作ってる感はあったかな。あと、ジャンケン出さないと試合放棄だけど、退場ではなく2枚脱衣ってのもちょっと苦しいというか、読んでて「コレをどうにか利用するのか」と透けて見える。ただ、逆に言うと、ドローンによる写真判定が最終決戦で活用されたのは予想外でした。「なんでドローンやねん」というギャグとして読み流してしまったw くそぅ、油断ならん……
 こないだ仲居さんの運勢操作は何でもありなので物語に組み込みにくい、みたいな話をしたばかりなんですが、今回早速ロジカルに組み込んできたので笑いました。ミウラ老師のこと舐めてたわw めっちゃうまい。たかがジャンケンに負ける程度の惹禍なので影響は少ないし、他人に惹禍を使うので反動による迷惑はかけない、という理論武装が完璧なので笑いました。「そもそも仲居さんなんで頑張るのw」という部分もしっかりフォローしてくるのでマジ隙がないです。この世界でもWOKASHIは解散しちゃうんですかね。解散するんだとすると「今のうちに行っておかないと」という意味も加わって良いと思います。
 かるら様の3枚脱ぎの場面、ブラが外れる瞬間をとらえてるのがすごいエロかったです。裏地が見えるのが新鮮で「そんなとこまで見えちゃうの?」という驚き。全裸がデフォルトの作品なので、こういう驚きあまりないですw
 ということで、最終決戦は超能力を駆使しすぎた結果、ただのジャンケンに。よく『テニスの王子様』のインフレ描写についての話で「この世界のプロどうなってんだよw」「プロはみんな相手の能力を打ち消す能力を持ってるので常人が見るとただのテニスをしてるように見える」みたいなやりとりがあるんですが(最近はアップデートされたらしい)、今回の最終決戦もそれと似たような話でしたね。まぁ、深読みすれば、外野から仲居さんが運勢操作して意図的にあいこを作り出したみたいなロジックも可能は可能かもしれません。
 オチ。真の勝者は買収された面々でした。つまり幽奈さん、ミリアちゃん、仲居さんが純粋な被害者ということにw 呑子先生が酒をもらうくだりはかつての逢牙師匠とのバトル回でかるら様が酒を集めた話を思い出しますね。集めることは可能、と事前の情報で分かってる。あと、スーパーアシの存在もちょっと興味あります。
 ワガママを言うなら雪崩くんの野球拳が見たかったです。たぶんセクシーに学ラン脱いでくれると思うの。最高ー!!!

『ふたりの太星』

 電車の中の目隠し将棋。天童だと気づいてケンカふっかけてきた、みたいなまともな理屈も成立するんですが、「やたら将棋好きが多い世界なんです」で強引に済ませてほしい気もしました。あの手の少年漫画らしい大胆なウソ、嫌いじゃないです。
 写真撮影で顔のドアップからの水木しげる顔、は素直に面白かった。面白かっただけにハガデスという別件のギャグは我慢してほしかったかも。そこは摘み食いせずに一点勝負で大丈夫だよw
 天童世代の4人との天丼ギャグ。ここでも居玉の是非について着地したのは良かった。新キャラがぞろぞろ出てきたけど、話としては非常にシンプルですね。よそ見して迷子になりかねないけど、「これからのテーマは居玉の是非」と分かりやすい。
 交番に届けましたのくだりは露悪的でちょっと好きです。意地が悪いw

『髪緒ゆいは髪を結い』

 コンプライアンスに配慮し、云々。2作連続でコンプラギャグが出てくるとは思わなかったw ものすごく下品なギャグをやってるんだけど、「髪をほどく」を何かに見立ててる割には具体的な絵としてそこまで下品なことはしない、露骨にエロい絵は入れないというバランスも良かったと思います。下品だけど上品。
 日本人形スケバンはランクD。急に『幽遊白書』のB級妖怪みたいな話になったので笑った。そもそもスケバンとは……という部分は既にギャグみたいな扱いになってますね。日本人形スケバンが分水嶺
 んで、次のスケバン。レペゼン静岡、死のヴァイオリンスケバン。美しい女の子と死のイメージを結びつけるのに安楽死尊厳死?)という場面を持ってきたのは見事だったと思います。無茶苦茶なことをやってるんだけど、ちょっとは納得してしまうような筋が通ってる。

『トーキョー忍スクワッド』

 磁力だと探れる距離はたかが知れてるけど、音ならウンkmも余裕。何となく分かるけど、どうやら人間の耳でも関知できる音らしいので「近所迷惑じゃない?」とか「いろんな人にバレちゃわない?」とか気になってくる。耳塞ぐように言ったのは保護のためじゃなく恥ずかしいからとか? それなら分かる。
 んで、リニアバイク。ゴテゴテした設定で楽しませようとしてるのは分かる。正直このノリは嫌いじゃない。ただ、リニアと言われると「前輪あるじゃん」と気になる。リニアって完全に宙に浮いてるから摩擦なくて超速いって理屈だと思ってたんだけど、違うのかしら。バイクの推進力がリニア方式ってのは全然分かるんですが。『ONE PIECE』のエースの船とかああいうの好きだから今回のも好きなノリではあるんですけどね。タイヤは停車時に押せて便利とかなら分かるけど、走ってる最中にめっちゃタイヤ痕みたいなの出てたし。
 ググった。どうやら現実的なリニアにもタイヤはあるらしい。ハイブリッドらしい。ただ、爆走中は浮く。本作のリニアバイクがどうかは分かりません。

『最後の西遊記

 最強の男が愛を知って人間落ちする、みたいな話は好きです。無感情のまま子供作るってなかなかな外道だと思いますが、実際に子供が出来たらそんなものは無力、というのはちょっつスカッとします。子供の可愛さナメんなw
 トシシュンなんて知らん、有名だったのか、と思って調べたら芥川龍之介でした。そうだったのか。てか、名前の由来かw
 ぶっちゃけ全編説明だったわけですが、楽しかったです。絶望系の話好きなんだろうな、と気づかされたというか。絵的な見せ場もちょくちょく入るし、盛り上がってきたところで一瞬とはいえバトルが入ったり、良く出来てますよね。説明パートだけど楽しい。

『ビーストチルドレン』

 スカウト作戦。目標はキック。五郎丸だ、五郎丸。バカでも分かるラグビー感あって良い。バカとは私のことです。
 そもそもキックとはなんぞや、という部分をセブンスと交えて教えてくれるのもめっちゃ良いです。やっぱ本作、マイナースポーツの説明としてめっちゃ上質な気がする。知ってそうで実は知らないラグビー、という距離感に対してすごくフィットする。キックはボールが宙を飛ぶから最強、というのが絵として分かりやすい。
 キックはぶつかり狂の敵、という天丼も楽しいし、それを終盤、実際のプレーでかっこよく見せてくれるのも最高。「ぶつかる」を否定してくる圧倒的な強敵感。この強敵感が頼もしさというワクワクにも繋がる。ぶつかる権利という話からの拒絶。超分かりやすい。ええやん、本作めっちゃ好きかもしれん。ちょっと実際のラグビーの試合とか見たくなってきました。来年のオリンピック観ようかな……と思ったら今年ワールドカップあるらしいです。マジかよん。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 8/1木は水の日。みずのひ。木曜だけど水。わかりにく~い。
 ということで水特集。水の多様化がすごい。おっさん世代に「昔はお茶を金出して買うなんて信じられなかったですよね」と言うと喜びますが、今はその先、水。とりあえず水素水ブームは廃れて本当に良かったと思います。消費者庁ありがとう。代わりに二酸化炭素水(炭酸水)が流行ってますね。特別好きというわけではないですが、まぁただの水買うくらいだったら炭酸……という心理は働きます。貧乏性です。健康効果は知らんが、わたパチ的な刺激を求めることはあります。まぁ、500はちょっと多いかな。水持参するわ……(貧乏性)

 8/3土はロッキンジャパンフェス開催。ということで、出演アーティストの中でジャンプ関係者を探す。これがめちゃくちゃ多いので驚きました。ジャンプすごいな。過半数いきそうな勢いすら感じる。全体数知らんけど。
 サンボマスターが複数作品に関わっていて、ジャンプ的に重要アーティストというのも意外な豆知識でした。
 思えばケツメイシも『ONE PIECE』で関わってますからね。そりゃ多いわけだわ。出ないけど。

次号予告

 合併号だよ。300円だよ。高い!!
 『ONE PIECE』の映画直前。海賊万博にちなんで海賊姿で集合するそうです。『ONE PIECE』の海賊じゃないとしたら、衣装のバリエーションが意外と困る気がする。ちょっと楽しみ。
 あと、番外編が掲載されるそうです。4コマか1ページとかのショートでしょうね。新連載もそこそこ話数を重ねてるのでやりやすいかと思います。『アイアンナイト』は面白かったなぁ(始まってすぐ番外編)。

目次

 ジャンプバースデー。何事もなく今週分やってますけど、2号前にやってましたよねw
 そこで間違い探し。中身は当然同じ……ではなかった。ほとんど同じだが極一部違う。驚くことに読者の採用も一部、というか1人違う。なにこれ。出禁??(チガウヨ)

スルメを食べた次の日、必ずこめかみ辺りが痛い。これが筋肉痛なのかなー…? <斉史>
(『サムライ8 八丸伝』)

 アゴがってこと? マジかw ただ、久しくスルメ食べてないので岸本先生のことを笑っていいのか少し心配ではある。

P丸様のナッキーシリーズとジェラードンの如月まろんの動画を超観ている。
(『ONE PIECE』)

 一応ググったら前者の方の検索結果の上位に女性説について出てきてちょっと心動きました(女性で確定らしい)。漫画家の女性説好きなんですよね。説が好き。

2019年のナツコミのスイカ食べてるイラスト作品名漢字間違えてすみません…
(『鬼滅の刃』)

 間違い探ししてきた。パッと見わからなかったんですが、「滅」が1本足りないw

いぬころすけ先生作アルティメットジャンケンのオマージュです。読切楽しみです!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 タイミング揃えたのかよ。すげぇなオイ。

最寄唯一のコンビニが閉店。スーパーもない!詰んだ!!お疲れ様でした!!
(『ビーストチルドレン』)

 諦めないでw

愛読者アンケート

 読切について。それとジャンプルーキーについて。原作読んだ? ではなく、あくまでもジャンプルーキーについて。存在は知ってるけど、ほとんど読んだことはないです。把握してないだけでゼロではないかもしれないがー、というレベル。
 東京と大阪で行われたジャンプビクトリーカーニバルについて。まずは、知ってたかどうか。知らなかったんですが、スプレーで火をつけた事件があるので後から知りました。暴力の手段がなかなかエキセントリックで見出しとして強い。

総括

 すごく良い。長さがとても良い。短く出来ました。まぁ、理由は『ゆらぎ荘』かなw ライトな回ですので。来週も頼むぞ。雲雀ちゃんの良い話は大好きだけども。

 はい、今週のベスト作品。これは『サムライ8』か『ビーストチルドレン』の2択。巻頭vs巻末。むむむ、前者かな。今までナメてた、という振り幅がある分。

 今週のベストコマは『約束』よりギルダの涙。メガネの度による屈折はいつ見ても美しいですねぇ。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • 先生 『チェンソーマン』
    • まだ名前ないよね? と調べてしまった。露骨にもったいぶられてました。
    • マキマさんと淡々と会話するだけの場面なのに彼への印象がガラッと変わる素晴らしい回だったと思います。マキマさんとの静かな対立というのが名場面ですね。ベストコマにしてもよかったし、ベスト作品にしてもよかった。それぞれ次点ということで。

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銀魂―ぎんたま― 77 (ジャンプコミックス)

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