北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』2話の感想

gohomeclub.hatenablog.com

チャンピオンRED 2019年 10 月号 [雑誌]

チャンピオンRED 2019年 10 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2019/08/19
  • メディア: 雑誌

 チャンピオンREDの発売日が月曜でジャンプと被ったため、買うのを遅くしたんですよ。そしたら途端にすべてがめんどくさくなりまして……読み始めれば楽しいんですけどね。ほんとこのメンタリティー良くないなぁと思いつつ、なかなか直らない。

神話復活編②

 前話ラストでアレを発見したテレビ番組のスポンサーのオッサンから始まる。ちょっと「地下帝国ヨミ編」も連想する導入ですかね。違うんだけど。
 そんなヴォルトグループ会長のオッサンを説明する執事のモノローグ。やたら説明的なモノローグなのでかなり違和感もあります。単純に下手なんじゃないかと心配しかねいレベルなんですが、その違和感にはしっかり意味があるので安心です。その執事の正体はー?? という話。モノローグの内容が何かを探ってる感じになるので正体について察しは付きますね。007です。でべそスイッチまで再現してるのには笑いました。シリアス寄り、リアル寄りな印象もあったんですが、そういう部分はしっかり再現するのですねw
 007の初登場は変身状態というのもインパクトあって良かったと思います。いきなり変身(解除)が見れるのが嬉しいですね。002や003もそうなんですが、初登場と同時に各自の能力を披露してる。掴みとして魅力たっぷりだったと思います。

 007の成果。会長の妻の名前が「ヒトミ・ナグラ・ウラノス・ブラウン」。ウラノスですよ。後にウラノス博士の娘だと明言されるんですが、される前に「気づいた?」というレベルの情報を出してくるのがニクいですね。これは前話でも感じた印象ですが。
 ちなみに、前話に登場した本章のゲストヒロインはその娘。「ミュートスサイボーグ編」の登場人物の孫ってんだから驚きます。

 ということで、007による概要の説明。本章及び本作全体のコンセプトが明らかになりました。 “悪しき黒い幽霊団遺産の削除だ!” 。タイトルの「BGOOPARTS」意味が分からなかったんですが、「BG(ブラックゴースト)」のオーパーツだったのか!! ちくしょう、ちょっと考えれば分かったかもしれないのに。マジ悔しい。英語ワカンナーイ
、と思考停止してました。ほんと良くない。

 お馴染みのドームが出てきて、それを偵察する002と003。003を抱えた002が空を飛び、上空から003が覗く。このコンボは良いですね。原作シリーズでゼロだったという確固たる自信はないですが、かなり珍しいのは確かだと思います。私も003抱き抱えたい。そんな性的なニュアンスも感じてしまうというか、やっぱ003は良いよなぁ。

 気になるワードとしては「移送地点(トランスファーポイント)」。「001の」とか、「この世界の」とかやたら気になる言い方をされます。
 現代を舞台に『サイボーグ009』をやると当然原作の時代設定との齟語が問題になってくるんですが、そこと関わってくるのかもしれませんね。要するに、本作での00ナンバーは原作シリーズより長生きしてきたジジババではなく、原作シリーズの時代から時間旅行してきた、とか。まだ物的証拠みたいな根拠はないので想像ですが。まぁ、『アベンジャーズ エンドゲーム』の影響ですぐそんなことを考えてしまうのですよw
 ただ、時間旅行が本当だとしたら、原作シリーズでも多くの謎が残されたままの大物であるサンジェルマン伯爵の登場も期待できる、かも?? ダッタライイナー。

 テレビ番組のクルー。大発見をしてホクホク。 “このイロモノ企画のシリーズ化も狙えるかもですよ!!” というセリフが出てくるんですが、メタな印象がすごい。
 「神話復活編」以外にも本作は続くと思いたいんですが、ひょっとしたら後のシリーズにもこのクルーは出てくるかもしれませんね。毎回大発見をする(させられる)役割で。そういうギャグ的なレギュラーキャラ、ちょっと好きです。

 ゼウス像と眠れるミュートスサイボーグたち。細かい部分でいうと、ヘレナがいますね。そしてアルテミスはいない。平ゼロ好きなのでちょっとアルテミスも期待しちゃうんですが、あくまでも原作準拠です。当たり前か。

 んで、アポロン覚醒して、前話ラストの場面へと繋がる。いきなり009とアポロンが対敵するとかヤバイ。もうクライマックスじゃないですか。あとは勇気だけだよ。
 前話で気になってた私服の加速装置。加速に耐える特殊素材なのが窺えるんですが、逆に言うと加速と同時に私服が燃えて中から……という変身シーンが描けないってことですよね。ちょっと残念に思ってたんですが、ほぼそれと同じ変身シーンが本話にありましたw アポロンの手のひらビームに焼かれて009変身。手のひらビームは6,000度でしたっけね。009余裕で耐えてるのですごい。あの頃よりもすごいの見せてやんよ、という気概を感じる。
 あと、気になったのはアポロンの言動。運命の再会って感じじゃありませんでしたね。記憶の引継はされてないのかな。サイボーグとしてのスペックだけ再現(及びアップデート)された、とか。まぁ、原作のあのアポロンとの続きだったら下手すりゃ和解とかしかねないのでそりゃそうかも。


 終わり。ぼんやり書き始めて感想2,000字いくからどうかしてると思う。やっぱなぁ、楽しいんだよなぁ。『サイボーグ009』好きなんだよなぁw
gohomeclub.hatenablog.com