北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』540話の感想


 インナーの衣替えしました。

#540

 扉は横島先生。アオリが目を引く。背景に合わせて白黒を分けるのは手段として普通ですが、それを意図的にデザインとして取り入れてる感。ついでに言えば横島先生の名前の由来(と思われる)「邪なる子」を連想させる文言にもなってて担当さんノリノリだなぁ、とも。

 パイプ椅子を天日干しで消毒。考えたことなかったけど地味に重要な知識な気がする。私が知らないだけで社会全般では当たり前に行われてる可能性もあるんだけど、パイプ椅子の清潔さについてあまり考えてなかった。てか考えるほど気が滅入るので考えないようにしてた。パイプ椅子に限らず教室の椅子でも可能だと思うけど、窓際のスペースに対して椅子の数が多すぎるので難しいですね。生徒会室ならでは話だと思う。
 からの熱々。自転車のサドルで似たような現象ありますね。そっちだとあるあるなんじゃないかしら。そんな微笑ましくもあるオチ‥‥では終わらないのがアリア、という余計な一言が最高でした。そこにうまいこと言って返すダブルツッコミの有能さが際立つ。

 化粧品を変えた横島先生の自慢‥‥ってのも違うのかな。下ネタ的なオチのない女子トークを横島先生がしてる意外性、魅力あると思います。アリアが横槍的にオチを放り込み、会長もそっちに夢中になるので「ねーねー 私 見てよー」となる横島先生可愛かったです。乙女というか子供っぽさ。すぐに下ネタが飛んできて普通の会話が完走しづらい、というのはこの世界のあるあるだと思います。まぁ、普段は横島先生がやる側なんですけどねw(小山先生あたりに)
 あと、イメージの骨格がちゃんとセクシーなポーズ取ってるので笑いました。

 スズパパより万年筆のプレゼント。何気にレアキャラ。オチでない登場(言及)なのも珍しい。
 嬉々として試し書きするスズが可愛らしいし、例によってそれをボケで汚すネネとの日常が愛おしくもなる。ネネ本人には加害の意思はなく何なら友達と仲良く楽しくやってるテンションなのが良い(ツッコミ待ちとかもあるかもしれないが)。
 試し書きのコマ、ちゃんと達筆感あるように描かれてるのが何か好きです。
 あと、オチに関してはあの手のペン先にインクを溜めるペンを見るとGペンなどを連想してしまうのは漫画家あるあるだったりして、とか思った。デジタル作画は別として。

 腕章をなくしたタカくん、に会長が妙案。ラブコメ的でありながらほのぼのした絵面に笑った。「最後まで黙って従ったんかい」という余地もおかしい。ここらへんの抜けはある種のヒロイン性と言えるかもしれない。もしくはおもちゃ感。
 会長があのボケをし、スズがツッコむという構成も少し新鮮。てか、このボケ、ウオミーがやりそうなイメージあります。さこを今回は会長が、という良さ。

 七条家にて橋高さんと出島さん。テーマは雨。シンプルな構図の2コマを繰り返すような流れなんですが、当然出島さんの発想がおかしくてオチ。言葉数が少なく豪雨の中でも落ち着いた印象の橋高さんからの、という状況を具体的にベラベラと説明してくる出島さん。発言自体がおかしいのもありますが、橋高さんの静かな日常が侵された感もあって好き。橋高さんの「ですぞ」ツッコミも好き。かなり動じてるんだけど、セリフとしてはかろうじて落ち着いてる。

 津田家、コトミ部屋にウオミー。掃除もやってんのかい、的なツッコミはもはやない。ちなみに掃除機はコードレス。あとベッドにアヘ顔アニマルのぬいぐるみも見れますね。ほんとに流行ってんだな‥‥
 隠してたテストが見つかる。「のび太かよ」と言いたくなるような状況が似合ってしまうのがコトミの魅力だと思う。そっからのコトミらしいオチも見事でしたね。あの吹替調のやり取り、憧れる気持ちはちょっと分かってしまうw
 ツッコミ要員としてなのは分かるけど、タカ兄(ついでにムラサメ)がいる場で叱るウオミーも良かった。コトミへのダメージというよりは「ホラあなたからも言ってやってください」感というか。

 萩村家にてスズとボア。最後にスズママ。まったく関係ないネタに見えるけど、前のネタとセットになってますよね。直接的なワードが一致するほどではないんですが、バレたら叱られる、という話がうっすらと通底してる。ラストページで8コマやるほどではないけど、というトータルデザイン。熟練の技を感じます。
 てか、ボアの表情はないけど、感情や知性、愛情故の反省が感じられる感じがマジ可愛いですね。あんなん愛おしすぎて全力で甘やかしてしまいそうで怖いw


 終わり。久しぶりで全部スマホで書きました(知らんがな)。書いてる最中や読み返したときの誤字は多いのでトータルでかかる時間は増えるのですが、とはいえ場所を問わないので良いですね。
 今週のお気に入りは横島先生のネタかな。ボケ役ではない魅力を感じました。
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