北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年52号の感想

 今年も一年ありがとうございました(たぶん来月もする挨拶)。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルトトニートニー・チョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹→湯ノ花幽奈→薙切えりな→ナミ→緑谷→ヤミ・スケヒロ→ロー→緒方→田所恵→宮崎千紗希→キルア=ゾルディック→久世草介→夜凪景→虎杖悠仁→ジンベエ→エマ→真冬→幸平創真→マルコ→孤爪→恵→明神阿良也→八百万百→百城千世子→胡蝶しのぶ→古橋→翔陽→ウソップ→冬空コガラシ→耳郎響香→竈門→冨岡→影山→ママ→マーシャルDティーチ→チャーミー→飯田→武元→時透無一郎→麗日お茶子→ゴン。
 うむ、合ってた。最初から外しまくってたのですが、最後は当たりました。「ん」で締めて良かった。そういう気は使えたらしい。
 ちょっと気になってた特設の振り返りページなんですが、ない。ないよね? あると思ったんだけどなぁ。せっかくの通年企画なわけですし。
 ということで終わり。まぁ面白かったのは確かだし、描き下ろしナシではこれ以上ない企画だったとは思います。ただ、「よなぎけい」は救いようがないミスだったし、個人的にはうっかりミスよりも「マルコ」「とみおか」「ママ」あたりがちょっと許せなかったかなぁ。「こづめ」もだけど、それはコガラシファンで気持ちが偏ってるだけかもしれない。
 ちなみに最多登場は当然『ONE PIECE』で8。ぶっちぎりです。2位は『鬼滅』『ヒロアカ』で5。どちらも終盤になって数を稼いだ形。逆に『dr.stone』は序盤に2人出てそれっきりですね。意外。
 最少は『BORUTO』で1。連載中に限ると『dr.stone』『ふんたー』『呪術』『約束』『アクタージュ』で2。いないか若い作品なのでまぁ当たり前ですね。そういう意味では『ハイキュー』の3が少なすぎてウケる。うち1人が孤爪w

表紙

 『呪術』。アニメ化発表。おめ。ネトフリ配信してくれると見逃す恐れがないので助かります。アニメ化作品の中だと『鬼滅』以来のバトル漫画なのでそこらへんが楽しみです。振り付けが凝ってる作品ですし。

読者プレゼント

 まさかの千利休。ダジャレのクオリ「ティー」が低いし、同じダジャレ多用しすぎで、ちょっと残念かな。最近が良かっただけに。担当者が変わったんじゃないかとか疑ってしまう。もしくは才能の枯渇(こんなところで使う言葉じゃない)。

ポスター巻頭カラー『呪術廻戦』

 すっかり影が薄くなってる虎杖もしっかりポスターにはいます。2人の戦いに巻き込まれた形でぽつんといる感じが現状を良く表してると思う。
 ちなみにポスターの裏は声優のコメント。みんなオーディションなんだなぁ大変だなぁとか思った。あと芥見先生のUSB可愛いのでちょっと欲しいw
 本編。「お前から」詐欺、そして徹底的な肉弾戦。動揺を誘ってんのかな? と思ったら「ほらほらー術式ぶっぱしたいんじゃないー?」という真意。うまい。「お前から」はブチギレ発言かと思ったら意外と冷静な判断。距離一瞬で詰めれる違う方と戦ってても余裕、ってのが良いですね。単純にバトルも良いし、戦術もクレバー。
  “逆に貴様はなにを待ち得ないのだ!!” 。ただの体術だけでアホほど強い五条に言ったセリフなんですが、バトル漫画としての『呪術廻戦』評として聞こえてしまう。必殺技ぶっぱに頼らなくてもこれだけ面白いバトル漫画。最強やーん。バトル漫画として逆に何を持ち得ないのだ。
 今までは一般人の人質が気になって仕方なかったんですが、逆に火山が人質に頼るしかなくなった瞬間が描かれててマジ痛快でしたね。まぁ、既にいっぱい死んでるから相当ヤバいんですが。

鬼滅の刃

 純度の高いバトルが巻頭に集中しててなかなかアガる。ジャンプってイメージほどバトル漫画多くないからなぁ。
 市街地。こんなとこだったっけ? と思ったけど何かしらのチカラで移動したらしい。建物の破壊とか一般人の被害とか期待(?)しちゃうけど、そういうのはなかったですね。まぁ、景色として新鮮なので充分楽しめたけど。
 再生速すぎて斬れるけど切断できない。あのスロー演出良かったですね。絵として一瞬で異様だと分かるんだけど、無惨のことを考えると説明されるまでもなく理由も理解できる。そして、小さく、時間を凝縮したような一太刀を描いた直後に無惨の反撃で見開き。死に物狂いで放ったのがあんな小さな一太刀で、効果がなく絶望してたら直後に見開きどーん。たくさん死ぬ。まぁあの人柱思想はちょっと気持ち悪いし、そもそもザコ剣士がこの戦いに介入できる、手伝えるってのが飲み込みづらいとは思う。壁になったところで無惨の攻撃が弱まるとは思えないんですよね。少なくとも絵的に。3人殺したら無惨の攻撃が止まる、方向が逸れるとかあると分かるんですが。
 んで、炭治郎ピンチ。そもそも死にに行こうとしたのがアレなんですが、それも叶わずってのがちょっと都合を感じる。ただ、細胞の破壊が顔の右半分で起こってるのが今の私的には大好物な描写なので最高です。『ゆらぎ荘』夢咲先生の右目がサキュバス、左目は彼女自身を象徴するみたいな話先週したんですよ。今週もそれに即した演出がなされてたんですが、今回の炭治郎も同じ。右が無惨で、左が炭治郎。そもそも炭治郎の痣も左でしたね。あれは漫画における「前」である左を向いた際、画面に映るのが左側だから、というキャラデザ上の工夫だと思います。この「左」キャラが今メガネキャラ級に興味あるんですが、一番面白いのは『ONE PIECE』のサンジだと思う。まさかの反転w

ONE PIECE

 やば、犬猫河童めちゃくちゃ可愛い。正直ネコマムシ一択だと思ってたんですが、これはちょっと悩んでしまうな。
 海辺のくだりは浦島太郎だと思うんですが、困ってる人を助けたらとりあえずメシ、というのがいかにも『ONE PIECE』的な正義なので面白い。そう考えるとおでん鍋をひっくり返すネコマムシが外道なんですが、そのあとでちゃんと拾って喰うので安心。しかも間に河松の “残飯ばかり食ってきた” を挟むことで拾って食うことへの抵抗が減ってる気がする。拾い食いは『ONE PIECE』世界において圧倒的な善行ですね。ゾロの砂糖おにぎりがモロにそうだし、逆にスープを捨てられた(こぼされた)サンジがブチギレたのも同じ価値観だと思います。スープは拾えない、故に半殺し。
 おでんの資質は人に好かれる。自然と人が集まる。ルフィと同じですね。ちょうど今年の映画のテーマがそれだったと思います。それだけ今の話が重要だと分かる。まぁ、ルフィは今回みたいに教育的なこと全然してないんですがw

『アクタージュ act-age』

 武光、感動的に登場するのかと思ったら完全にクズの役回りなので笑った。映画とかでもああいうのイライラするよなぁ。悪くないのは分かるんだけどw
 そして、例のロリが言及される。あのロリは本作の読者に向けた「客の総意」を示すものだったのに、それに劇中のキャラが気づく。なんかメタい印象がw 舞台役者の裏事情として面白い話だとは思うんですが(どこまでリアルかは知らないのでさておき)。
 より素人に近い役者なので当然そううまくもいかない、というのは分かる。白石無双がむしろイレギュラーですよね。ただ、 “夜凪の視線の先に俺がいない” ってのはこの状況の演技としては別に間違ってない(羅刹は三蔵にしか興味がない)のでそんなに悪いことではないと思うんですよね。「あーあのモブ相手にされてない可哀想」となったら万々歳じゃないのかしら。ちょっと気になりますね。来週以降の扱いがどうなるのか。どう結論出すのか。

僕のヒーローアカデミア

 エンデヴァーが夏兄、ショートがエンディング、デクかつがサポート、というのは収まりが良かったと思う。エンディングの “死人が増えちゃうんだ” が「マルチタスク」という課題とかかってるのもキレイでした。デクの “増えない 増やさない” も秀逸だし、その後の “おまえの望みは何一つ” “叶わない!” で轟ワンパン、エンデヴァーはヒーローではなく父として動き、エンディングの主張を全否定する。アクションとロジックが合致しててマジ気持ちいいです。

センターカラー『約束のネバーランド

 カラー扉。緊張感のない夢落ちなので微笑ましい。ノーマンがちょっとサイコ感あって可愛い。ノーマンのああいう姿がエマの夢なのか、とか考えても興味深い。あと、常識ないなと痛感したんですが、七五三って時事ネタ?(調べたら11/15でちょっと遅めの時事ネタでした)
 本編。いきなり女王の夢落ちで始まったのでヤバイ。単純に今際の演出として決まってたと思うんですが、まさか扉とほんのりリンクするとはw
 女王の尽きることのない渇望を描いてからの、その弟であるソンジュの葛藤。鬼としての本能は女王と同じなんだけど、それを自分の意志とみんなとの思い出が超越する。めっちゃ感動的。 “ソンジュとムジカになら食べられてもいいって思った” と言われて食べないことを選択するのも面白いし、悩んでたことをムジカに気づかれてたのも可愛い。しかも、ソンジュ可愛いで終わらず、逆にムジカの無策をソンジュは “……だと思ったぜ…” と気づいてたわけで、2人の関係性が対等であると示されるのが最高ですね。気づき気づかれる関係の美しさ。

ぼくたちは勉強ができない

 バレンタイン。 “ベンキョーの合間にちょびっと息抜きくらいは…ね!?” 。毎週のように「勉強の邪魔するギャグはうざいだけだよ」と書いてたんですが、珍しく勉強しない件について言い訳が入った。じゃあ勉強しなくていいのかっていうとまた別の話ですが、一応言及されたのが良かった。本当に良かった……
 中学時代の巨大本命チョコは笑った。そっから、独りで作るとつい気持ちが入りすぎてしまうけどクズ2人と一緒なら中和されてちょうどいい、という展開も嫌いじゃない。ライバルなのに仲良く作るという欺瞞がどうしてもあるんですが、そこを緩和するロジックとしてうまかったと思う。ただ、チョコを溶かして捨ててるリズりんは『ONE PIECE』的価値観からいうと断罪w(今週の感想に引きずられる)
  “むしろあげないのですか?” も笑った。ていうか『ゆらぎ荘』のバレンタイン連想しすぎて「やばーこっちもギスギスするやん」とか思ってたらあまりの正論で不意をつかれたというか。事前にうるかが5年間チョコ渡せてないって説明されてたのも良かったですね。不義理の極み!!(まぁそこまで接点なかったか)

ハイキュー!!

 うるかが申し訳程度に英語ギャグやってたと思ったら本作がいきなり英語で始まるので笑った。及川は英語なのね。砕けた会話してるんだけど、めちゃくちゃ簡単な英語なのが嬉しい。私でも分かるw 高校レベル? 下手すりゃ中学レベルよねあれ。
 日向なりに課題をクリアしていき、それを見た及川がツー。日向の成長によって及川が本来の良さを発揮できた形ですね。そして結果として囮としての日向が帰ってきたのも何気に感動的。
 すげぇどうでもいいけど、モブ女性のビキニがなかなか眼福でした。なかなか見る機会ないからなぁ。『ハイキュー』世界の女性の水着。やっぱ女性キャラは『ハイキュー』が一番好きです。絵としてもキャラクターとしても。
 ケンワタナベでくすりと笑わせてからの「ショーヨー」呼びも感動的だし、そこからダイジェストになって再び「ショーヨー」と呼ばれてジャンプしてフィニッシュ、というのも完璧。ダイジェストを日向の助走で文字通り駆け抜けるとかオシャレすぎてゲボ吐くわ。

センターカラー『聖剣の勇者の護衛』みたらし三大

 読切。ミタラシサンタ。「太」だと思った。増刊やプラスで好評だった人らしいんですが、たぶん初めまして……だと思う……。プラスだと気まぐれに読んでる可能性もあるけど、名前と顔(絵)が一致しないのでたぶん……。
 カラー扉。とにかく「ギャル」と打ち出されてるんですが、ぶっちゃけモノクロで絵だけ見たらギャルと認識できるか怪しいライン。このカラー扉で金髪、ピアス、そして自撮りとギャルっぽさを印象づけてくるのが効果的だったと思います。漫画に限らずこの自撮り構図(ポーズ)は発明だなぁ。
 本編。カラー裏でファンタジー世界を見せておきながら、それから数年後、すっかり観光地化した聖剣。ここすごい良かった。ギャルが聖剣を抜くまでの流れとして自然だし(扉の自撮りがまた効いてる)、情報が一気に広まるのも自然。そっから真面目くんに場面が移って改めて本編が始まる感じも良かった。あくまでも真面目くん視点なのね。両極端なキャラクターと世界(環境)が楽しい。
 んで、真面目くんとギャルの漫才。意外性はないけど安定して楽しい。そこにギャルが才能お化けという話が加わったのも良い。誰よりも聖剣を望んでる真面目くんは報われず、やる気のないギャルを神が選んだ皮肉。ここがすごい良かったので才能論はもうちょっと掘り下げてほしかったです。ぶっちゃけ、テーマが面白いだけでギャルの才能の部分が特に物語的に意味ないので残念。 “なにここラウワン?” とかめちゃくちゃ良かっただけに。
 コミュ力お化けでもあるギャルは老若男女に愛される勇者の資質、という解釈も面白かった(ホントは女性との交流しか描かれてないけど)。そう考えると真面目くんは真面目すぎて周囲の人から敬遠されてるくらいがちょうどいい気もするんですが、それだとちょっと可哀想だし話が暗くなるので、本作の真面目さを評価されるくらいが適切な気もする。
 んで、バトル。ぶっちゃけ盛り下がったかな。ギャグ的な語りが面白かったし、魔物に聖剣効かなくて逃げるくだりもギャグ的な展開として楽しかっただけに、そこを “僕のあこがれる勇者はこんなことで逃げたりはしない!” ってかっこよく言われてもちょっと乗れない。あのドタバタ感が楽しいんじゃん。『ジョーカー』のラスト的な追いかけっこじゃん。
 「鞘でした」のトリックも展開としては楽しいけど、よく考えるとおかしい。博物館で研究とかされてただろうに誰も鞘だと気づかなかったのか、とか。地面から刀身はみ出てるんだから切れ味のチェックとか可能だったろうし。そもそも、先代の勇者は真面目くんが子供の頃に現役だったわけで、それほど昔じゃないんですよね。だったら聖剣の現役時代の記録も残ってるだろうよ。聖剣伝説が太古の話で詳細が分かってないならいいけど、たかだか十数年前だからなぁ。そう考えると、最初から鞘だと気づいて抜いとくべきだし、だとするとギャルはそこそこやる気だったので初手で勝ってる(真面目くんいらない子)。てか、才能もあって、やる気も出て、聖剣も特に条件なく使えるんだとしたら、真面目くんの存在意義がマジで怪しい……。いや、そこでアイデンティティークライシスに陥るみたいな無慈悲な才能論になるならそれはそれで面白いだろうけど、ギャグ的なノリはなくなっちゃいますね。
 終わり。地味に好きだったのはギャルが守る対象として出てきたのが子供でも、弱々しい老人でもなく元気なバーサンってのは意外性あって好きでした。まぁ、ギャルのやる気を引き出すのが真面目くんって話が少しぶれた気もしなくはない。
 何気に次号『お約束』が載ると告知されてるのがココだけですね。マジ歓喜

『ミニネタジャパン』

 宮崎。野球オフシーズンのキャンプ。普通にツッコんで終わりでもいいんだけど、そこに一捻り入れてくるのが面白かったです。ジモトを楽しむ気持ちとツッコミ気質の狭間で揺れるトキオ。

センターカラー『夜桜さんちの大作戦』

 カラーおめ。「諜報デート開始センターカラー!」言うてるけど、普通に一話完結なので笑った。そういうのでええんや……
 本編。連載開始時以来のカラーということで夫婦の話。本作における最もシンプルな人間関係でありつつ、意外と少なかった話ですね。任務がてら遊園地デート。まさかのタピオカスタートで笑いました。読切のラストがタピオカだったからなぁw
 3組のカップルの中から犯人を捜すミステリーのような話。ただ、その3組の前から1組バカップルがいて実はそいつらが……というオチも良い。ぶっちゃけガチのミステリーを楽しむつもりもないので後出しジャンケンでいいのですが、意外性を生むための一工夫があるのが嬉しい。やっぱ本作こういうところが良いですよ。気楽な一話完結ではあるけど、しっかり気を利かせてくれる。
 デートと言えば楽しみなのが嫁の格好!! という話が最初にあるのもいいんですが、それをやるなら事前に嫁の全身ショットを一発入れてほしかったとは思う。「ホメ方下手か」というギャグなんですが、そのギャグを成立させるためにもどんな格好かは事前に知りたい。
 ラストの “何言ってんだシスコンモンペ” はシンプルながら切れ味鋭いので笑いました。矛盾してるんだけどそこが良い。

チェンソーマン』

 無策に突っ込むだけじゃダメ。ちょっと修行要素すら感じるような話が出てくるんですが、その後もデンジは突っ込んでるだけに見えるんですよね。たぶん何かトリックがあるんでしょうが、なかったら普通に残念だな。
 ただ、爆弾の細かいルール説明は一切しないままバトルを追ってくと徐々に分かるのはすごく良かった。それ故にラスト「じゃあ手を切れば」となるのが気持ちいいですね。
 死体の山の中からアキくん。とにかく爆弾ぶっぱしまくる派手で、うるさいバトルから一転、完全サイレントな最後の2ページが素晴らしい。本作の唯一無二な特徴ですね。言葉に頼らない。オノマトペすら排する。文字で緊張感とか煽りたくもなると思うんですが、絵だけで充分緊張するから、という英断。

ブラッククローバー

 建物をぶち壊しながら移動し、ザコをなぎ倒していくのがマジ痛快。めちゃくちゃ成長したとはいえ、アスタの能力が剣が数種あるだけとシンプルで、どれも肉体由来の強さなのでやはり見てて気持ちがいいですね。感情とのリンクが深いというか。
 そんなアスタの肉体が毒によって侵される。敵が一歩も動かないってのも良いですね。正義のために躍動する主人公と自らは動かず人を殺す敵。コントラストとして美しい。ちょっと今週の『鬼滅』のラストを連想して笑ったんですが、その毒を無効化したので「さすが」となりましたw
 特にかっこいい変身シーンを挟むことなくブラックアスタになってるし、最後の最後、一番肝心な敵をぶった切る瞬間を見せないってのも面白かったです。それだけ楽勝ということですよね。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 夢咲先生いめちぇん。両目を出すのは分かってましたが左側に髪留めを使って、というのが見事。両目を出してるんですが、左目を出すのが主目的という感じありますね。あと、顔のイメチェンだけでなく、姿勢なども違うので別人っぽくなってるのも演技という意味で良かったです。あの出席簿を胸で抱き抱えるように持ってる昔の夢咲先生も可愛いので悩みどころですがw まぁ、姿勢によって「めっちゃ巨乳やん!」と周りが気づく、というのは見事ですね。リアルでも全然あり得る現象だと思う。
 イメチェン後が可愛いのはもちろんですが、もう以前のようには戻らないのかと思うと寂しくもある。どうなるんですかね。本章において彼女の成長が描かれるのでナルシーに頼らなくても目を出せるようになる、とか可能性として全然あると思うんですが、その理屈だと以前の目隠れに戻ることは一切ないわけで。
 ナルシーのヌードデッサン。完全に『ダビデ君』世界の住人になってるので笑った。ヌードとはいえポロンはしてないのも常識的で良い。いや、もう充分アウトですが。
 ゆらぎ荘にて酒。呑子先生が喜ぶのはいいんだけど、マトラが夢咲先生の飲みっぷりに見惚れるのがなんか可愛かったです。飲む飲まない関係ないと思うんですが、人が我慢してない様は見てて楽しいとかそういう原始的な感情の動き。
 コガラシくんに違和感。コガラシくんに対する「気持ち悪い」ってめちゃくちゃ新鮮なのでちょっとおかしくもある。連載初期以来の光景じゃないだろうかw こゆずによるハプニングも裸エプロンで一応隠れてるので控えめっちゃ控えめですよね。それでもあんだけ悲壮感溢れるリアクションをしてしまうのが異質。たぶん「可哀想なのは笑えない」を考慮したバランスなんだと思います。ここでおっぱいポロンまでしちゃうのはダメ。逆に言うと、今まで本作のエロを微笑ましく見ていられたのはそういう気遣いがされてたってことなんでしょうね。兵藤くんがエロいことになるのは芹だけ、とかそういう話。まぁ、あの芹はちょっと可哀想じゃね? とは少し思うし、ちょっと前は宮崎さんが衆人環視キャラみたいなことになってて、あれは明確に可哀想だったと思います。私が珍しく本作であまり好きじゃなかったところ。
 んで、魔眼が暴走。ここでアップになるのは右目。コンタクトをつける場面も右目。ここでも一貫してますね。夢咲先生の中のサキュバスとして面を象徴するのが右目。
 真相に気づいた夢咲先生がナルシーに詰め寄る。キッカケはゆらぎ荘におけるコガラシくんと幽奈さんですが、あくまでも夢咲先生1人のチカラで真相に行き着き、直接問いつめるのも1人。彼女の大人感としてもそうだし、彼女の成長物語としてすごく良いと思う。まぁ、コガラシくんに頼り切りは成長にならないってのは本章に限らないけど、本章はその度合いがより大きいと思います。
 ちなみに、ナルシーに詰め寄る場面。ナルシーが本章を露わにしたとこ、 “ま…まさかこんな……おバカさんだったなんて…!!” 、そしてナルシーに催眠をかけられて後ろによろめく3つの箇所にて夢咲先生の左目が描かれる。ここではサキュバスとしてではないドラマですので、彼女の心が大きく動く場面で左目がコンニチハする。どうでもいいけど、夢咲先生に「おバカさん」言われたいですね。ちょっとグラッときました。
 ラスト。夢咲先生が自らの意志でサキュバスに変身。コンタクトを外す場面が制限解除でバトル漫画っぽくてアガる。そして、ラストショット、変身した夢咲先生は右目、変身したナルシーは逆に左目が露わになる。ナルシーの左目は初かな。来週バトルっぽい感じになると思いますが、その間、2人の目がどうなるのかマジで楽しみです。おそらく夢咲先生がピンチからの逆転をする、みたいな盛り上がる場面で左目が出てくるのではないか。ナルシーは今回は角度の問題で左目だけ見えたけど、髪型は変わってないから普通に右目も出てると思うんですよね。
 ナルシーの変身。白黒が反転してるだけで夢咲先生とまったく同じなのがちょっとおかしかったです。白いのは性格の現れ、もしくは自分で設定できるのか、雲雀ちゃんの霊装結界みたいに白い方が強いみたいなことになるのか。
 ナルシーの角。夢咲先生の角は頭を這うように曲がってて性格の現れだと思うし、何より可愛い。逆にナルシーの角は自信たっぷりにそそり立ってますね。これも性格の現れだけど、まぁ……その……男根……
 ナルシーの目的。全人類から恋心を奪う。女性に限らないっぽいんですよね。回想でショタにも催眠かけてるし。ナルシーは全性愛者……というよりは彼の目的がエロいことや恋ではなく、相手に恋されることで悦に浸る、だからでしょう。ものすごいエロいことしてきそうなキャラだけど、意外とエロとは無縁かもしれない。多少はラッキースケベ体質の持ち主と思われる雪崩くんよりも女性に優しいと言えるかもしれないw
 そんなナルシーに対して夢咲先生が「おバカさん」と一蹴するのが笑えるんですが、このバランス興味深いですよね。悪役の壮大な計画が明らかになったんだけど、ちょっと間の抜けたリアクションを取る。世界の危機!! みたいな感じは全然ない。ナルシーはまだ実験段階ですし、幽奈さんが催眠を簡単に解いてた描写もある。ただ、催眠はコガラシくんの苦手ジャンルなのでコガラシワンパンで有無も言わせず解決は無理かな、というバランス。このスケールの小ささ、緊張感がそこまで煽られない感じは本章の特徴だと思います。夢咲先生が主人公なので話の規模を学校に限定したってことだと思いますが、それと「最近の長編ヘビーすぎない?」という問題(私はウェルカムですが)との兼ね合いもあるかもしれない。ここまでゆらぎ荘が関係ないのも珍しいですね。次の長編はめちゃくちゃ長くなって途中に雪崩くんと共闘、そして混浴へ……みたいな期待もしてたんですが、ない気がしてきました。
 先週感じた「そんな悪い奴には見えない」「軽くケンカすれば仲良くなれそう」とも通じるというか、良き同僚に収まる可能性もあるかも。催眠っていくらでもエロく、暴力的な話にも出来そうなんですが、それだけにこじんまりさせた、みたいな計算もあるのかな。まぁ、これからさらなる邪悪さを見せていくのも楽しそうですが。極端な話、今週の話、すべて催眠で見せられた虚構、という可能性もありますし。

『ミタマセキュ霊ティ』

 この掲載順ほんとやめて。地縛霊からの背後霊やめてw 解説おじさん視点ってのはあるけど「ハゼレナの一日」ってそんな感じの回『ゆらぎ荘』でもあったよ。
 最近ツイッターで少年漫画の女湯覗きが議論になってましたが、解説おじさんめっちゃ紳士なので笑った。むしろそれを否定する側。
 んで、ミタマのおでん。猫舌でおでんぶちまけたあと拾って食べたら『ONE PIECE』と同じで最高なんですが、さすがになかった。それはさておき、事前に母娘の2人暮らしと説明したのが良かったですね。ミタマもそれを分かっていておでんを持ってくる。あの情報がなかった割とドン引きだと思うw
 おでん汁の炊き込みご飯はうまいぞ。危うく解説を追加したくなってしまったが、さすが解説おじさんw

『サムライ8 八丸伝』

 ゲームの話が頻出するのが良い。戦闘中は弱視という話で巨大で恐ろしい敵が低ポリゴン化したのは笑った。これは見事ですね。実力的にまったく怖くないし、実際に見えてる映像も怖くないw
 見て学ぶ八丸。 “すご過ぎて参考になんないよ!” この表現、厳密にはゲームに限定されないのかもしれないけど、プレイ動画でよく使われるものだと思います。八丸はあくまでもゲーマー的な視点で見てる。まさか漫画でこの表現に出会うとは思わなかったんですが、本作のこの場面だとめちゃくちゃハマるw
 あ、そういえば師匠の目の傷は右。骨河の八重歯は左です。メガネ記事のときみたいなオモシロを感じる。左右非対称キャラ探しちゃう。

『ビーストチルドレン』

 スクラムの試験。まさかのミステリー展開になるので驚いた。そうなるのか。面白いな。先輩たちが答え言いたくてそわそわしてるのも可愛いですね。これ、組織の話としてめちゃくちゃリアルだと思う。すごい新鮮。
 サクラの出した答え。サクラの言い分を聞いてる際は納得しかなかったんですが、全否定される。 “そんなハリボテスクラムで” “勝てんのか” と言われるとこれまた納得しかないので悔しいw サクラ案に納得、肩入れしてしまったが故に否定されるとそれだけショック。

最終回『髪緒ゆいは髪を結い』

 決戦、からの場面が飛んで最終話。ぬおおっ、こんなのあるのか。最終決戦をアバンで処理してエピローグ。最終回にこんな方法あったか。すごい新鮮。
 エピローグのドタバタ。やっぱ本作はこういうのやらせたらマジで最強だと思う。多人数ワイワイがめちゃくちゃ楽しい。ホルモンのくだりも笑ったし、そこから一気にキャラが増加していくのも最高。よくある料理下手ギャグがかなり笑えないレベルの流血沙汰になるのも笑ったし(矛盾)、それをなかったことに出来るロジックも強い。てか、最終回に主人公がキスする相手が白ゆいでも黒ゆいでもないってどんだけイレギュラーなんだよw あのキスに抵抗のない感じすごいですね。驚いたし、それ故に白ゆいブチギレからの黒ゆい召喚、というオチも最高。白ゆいが怒りをコントロールしてて感動的でもあるから見事ですね。あそこで嫉妬するのは関係性が深くなったことの証拠でもあるし、見事なオチだったと思います。良い最終回でした。見事や……

『トーキョー忍スクワッド』

 最終回じゃないよ。珍しいパターン。
 総代表かつ師匠が登場。目に傷あります。左です。ちなみに仁の顔の傷もやや左よりです。やはり左キャラはメガネキャラに続く金脈……
 忘れかけてた記憶ノ書。エンが再びヒロインになりそうですね。囚われの姫君……にまでなるかはまだ分かりませんが、それがショタってのが新鮮。まぁ、子供を守るって考えると何ら不思議なことじゃないんですが。
 師匠は超マッシブ。ただの肉弾戦で圧倒。必殺技は来週。この感じは奇しくも『呪術』五条と一緒ですね。作中最強キャラ(味方)の描き方として興味深い。

最終回『ふたりの太星』

 こちらはのっけから「数年後」なので『髪緒ゆい』を読んだあとだと陳腐なんですが、本作はそれとは別の方でかましてくる。えっ刑務所!? という驚きで最終回を引っ張る。堂々のお墓のくだりとも似てるかな。最終回の戦い方としてめちゃくちゃ良く出来てたと思います。やっぱ本作良いよなぁ。終わるのがマジで惜しい。もったいないよ。めっちゃ伸びしろ感じてきたのに。
 謎で引っ張りつつ、みんなの近況を報告し、謎が明らかになってエンド。そんな最終回を駆け抜けるのが羽賀だったのが意外です。やってることは完全に和泉だと思うんですが、それをわざわざ羽賀にやらせたのが重要なのでしょう。まぁ、せっかくだから面会中の奏を蹴り殺して逃走、警備員と追いかけっこ……という『ジョーカー』やってくれたら爆笑だったと思うのですが(台無しだよ)。
 面白かったです。前々から考えてたんだろうなぁと思ってしまうほど完成された1話だったと思う。キャラ萌えもありつつ、読者を騙すトリックもあり、二重人格対局という本作の原点に回帰してエンド。見事でした。

Dr.STONE reboot:百夜』

 たまに『ゆらぎ荘』の白叡と本作の百夜がごっちゃになります。百だっけ? 白だっけ? となる。マジでなる。まぁ、天狐は髪が白いから白って覚え方でいいんだけど、毎回不安になって調べてしまうw たぶん雪崩くんも白い。
 本編。まさかのレイ。レイの独り芝居。意外でした。面白いし、何の起伏もない生活の中でひたすら充電を繰り返す場面がマジ泣ける。本人は至って元気だけど、というのが最高でした。ここが見れただけでも本連載のベスト回かもしれないってレベル。
 ただ、ロボットに独りでべらべら喋らせるのはちょっと無理を感じた。先週映画『WALL-E』を引き合いに出したけど、まさにあの映画の冒頭30分間のように無音のサイレント劇にしてほしかった気もする。まぁさすがにあの長尺は無理だとしても、アンケート票を気にしなくていいのが本作の強みなので実験的な挑戦はしてほしかったかな。まぁ、今回のが充分そうだとも言えるんですがw
 地球から2億5千万km離れたところに水がある。ははーん月やな?? と思って調べたら大外れでした。もっと遠いw 正解は火星です。たぶん。ググった。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 正月号にて投稿企画をまたやるらしいです。あくまでハガキにこだわるスタイルなのね。1号もしくは正月から週ちゃん内にて投稿コーナー常設、とか期待してたけど無理そう。

 11/25月はジャンプの発売日、ということでジャンプの流行語大賞。日付と紐付けるのが無理あるw
 最優秀が「べべんっ」なのはまぁ忖度だとしていいんだけど(チガウヨ)、準大賞「コン」「SUMESHI」「異常者の相手は疲れた」は最近のネタがありすぎてちょっとアレだと思う。「コン」は本来違うんだけど、つい最近アキくん以外で出ちゃったし。映画の年間ベスト作ろうとしたら年末の映画ばっかになっちゃった、みたいなそういうアレ。
 『ONE PIECE』の「懸賞金」が入賞。言葉が流行ったのではなく、話題になったものを示す言葉を流行語大賞で拾ってしまうのはユーキャン感あると思う。毎年「それは流行語ではないだろ……」ってなるよね。流行語大賞あるある。
 じゃあ何が流行語だったのか考えたんですが、「よなぎけい」しか思いつかないので困る。難しいよね。流行の現象で言えば『鬼滅の刃』のアニメ化バブルとか大きいと思うけど、厳密に言うとジャンプ関係ない。個人的には雪崩くんだけど、流行語って切り取り方がなかなか出来ない。
 番外編として、今年の正月号にイノシシネタあったよね、のお話。これね、マジであるんですよ。今年に限らず結構な確率である。来年はネズミ……無理ゲーではないが、やや難しい? 楽しみにしてます。

次号予告

 新連載だよー。『ヨアケモノ』と『クロクロク』の人。どっちもカタカナ5文字だw 個人的には後者のが好きでした。その後の読切も割と読んだ気がする。ハンドボールのやつってこの人だよね? 作者ハンドボール好きそうだったので連載ありそうな気もしたんですが、今回の連載は違いますね。性転換のやつ……だよね?(調べてない)
 あとプラスからの出張。またか。てか、名前は知ってたけど、あれギャグあるのね。普通にシリアスなやつだと勘違いしました。完全に初めましてになります
 あと、予告ページには載ってないけど、『約束』の休載にあわせて『お約束』。サイコ野郎が帰ってくるぞー!やったー!!

目次

 ジャンプバースデーが終了。ここはしっかり終了の挨拶があるというのに、しりとりは……

入浴剤入れたつもりだったのに変化がなくてよく見たらキャンディだったよ。
(『鬼滅の刃』)

 相変わらずぶっ飛んでるんだけど、今週は被害のない話なのでよかったw

仕事場に黒い河童がいるとおもったら京都土産の陣笠被ったS(スタッフ)でした。どゆこと
(『ブラッククローバー』)

 小池百合子支持者という可能性は……(ナイデス)

原稿毎週ギリギリ状態から脱せたら、デス・ストランディングをやれます
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 「やります」じゃなくて「やれます」なのが切実。

JCの残りのご当地スケバンを出来るだけ紹介しようと思うんで、よかったら是非~!
(『髪緒ゆいは髪を結い』)

 「ご当地スケバン」とかいう面白ワード好き。やっぱノリノリでやってたんだな。

愛読者アンケート

 読切について。キャラの印象に「応援したくなる/ならない」があるのは面白かった。本作の勇者というテーマにおいて大事なファクターだと思う。
 アニメの見方。単に「アニメ」としか言ってないのに見るキッカケの愛一選択肢が「原作を雑誌で読んで」なのが偏ってて面白い。漫画原作のtvアニメ作品について、とかでいいのにw
 正確に調べたわけじゃないけど、今年見たアニメ作品だったら映画、それも海外のものの方が時間として大きい気がする。今年のアニメを振り返る際に『スパイダーバース』を挙げない人のことは信用できない……は偏ってるかもしれないけど、そのくらい圧倒的だったなぁ。

総括

 終わりです。やっぱ今号はしりとりのフィニッシュが個人的には印象的でした。終わりの挨拶、総括欲しかったなぁ。「よなぎけい」の件謝れよコラw

 今週のベスト作品。『髪緒ゆい』です。最終回どっちかなぁと少し悩んだんですが、こっち。最終回のあり方としては圧倒的だったと思います。
 次点は『ふたりの』。あと読切も入れておこうか。ベストにはならないけど面白かったです。

 今週のベストコマ。『ゆらぎ荘』より “おバカさんだったなんて…!!” 。言葉のチョイスもそうだし、夢咲先生の「ごくり」顔がめちゃくちゃ可愛かった。先週の扉もいいけど、それ以上に「おバカさん」って言われたいです。それと、あそこで一瞬緊張感がなくなるのが作品のバランスとしても非常に重要だったと思います。なのでベスト。

 最後に今週のベストキャラ。

  • ソンジュ 『約束のネバーランド
    • 最後にムジカと2人きりになると途端に本音を漏らして、その様がギャグっぽいのが最高でしたね。ソンジュのキャラ萌えであり、ムジカとの関係性萌え。

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しりとり

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ゆらぎ荘の幽奈さん 19 (ジャンプコミックス)

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僕のヒーローアカデミア 25 (ジャンプコミックス)

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神緒ゆいは髪を結い 3 (ジャンプコミックス)

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  • 作者:椎橋 寛
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/12/04
  • メディア: コミック