北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

映画『バイオハザード?』の感想

 『バイオハザード?』観ました。半年くらい前かな、テレビで録画のしたのを観ました。『バイオハザード?』が劇場公開されるっつーんで、それに向けての放送だったんですね。
 劇場に足を運ばせる目的だと思うんだけど、『3』本編を放送した直後に『4』の冒頭シーンがくっついてた。日本の渋谷でゾンビの感染が始まるシーン。ちなみに、ゾンビ一号は中島美嘉でしたよ。あんなゾンビだったら咬まれたいね!
 ・・・・・・嘘です。そんな好きじゃないです。どうせ咬まれるなら『レットミーイン』の吸血鬼のクロエ モレッツとかがいいです。早く観たいですね。

 ここで、ワタクシの『バイオハザード』シリーズに対するスタンスの紹介。
 ミラ ジョヴォヴィッチ主演の映画『1』と『2』は観ました。『4』は観たことない。
 原作ゲームは一切やったことないです。
 ゾンビとアンデッドの違いがわかりません。
 映画『1』の、ジョヴォ姐の全裸、赤ドレス、エレベーターでの圧死、レーザー部屋での人肉サイコロカット、壁を蹴って反転してゾンビ犬を蹴るシーン、股で挟んでゾンビを殺すシーン、が大好きです。つまり、『1』は大好きです。
 映画『2』は、ジョヴォ姐が強すぎたんで、そんなに好きじゃないです。
 映画『3』は、急に世紀末っぽくなって、「オレの知ってる『バイオハザード』じゃねぇ」と思って観てませんでした。
 映画『4』は、予告で観る限り、3Dの使い方などいろいろとバカ丸出しで好感を持ってます。
 そして、今回『3』を観るにあたって、『1』『2』の復習はしてないんで、細かいことは全然覚えてません。

 と、いった感じ。『4』は今後テレビでやったら100%観ます。ひょっとしたらレンタルするかもしれません。



   あらすじ
前作『2』で処理したと思ってたウイルスは処理しきれてなかった
ウイルスは全世界に蔓延
人間だけでなく、全生命が絶滅間際の状況
人間はほぼゾンビ化、夢のゾンビランドがここに完成
そんな中、ウイルスを開発したアンブレラコーポレーションは地下に潜って「なにやら悪そうなこと」を企んでる
その計画にはアリスa.k.a.ジョヴォ姐の存在が不可欠だった
アンブレラの手から逃れたジョヴォ姐は1人、アメリカを旅してる
するとジョヴォ姐、生存者グループと出会う
ジョヴォ姐、アンブレラに見つかる

さぁーどーする?



 そもそもね、アンブレラ社、世界を崩壊の危機に陥らせといて、偉そうにしすぎ。少しは反省しなさい。しかも、カッコつけてるから。「すべては計画通り」みたいな感じがするけど、全然違うからね。
 本心では「やっべぇぇぇ、世界滅びかけてんですけど!! ゾンビだらけで地上に出れないよ!! 博士! 早くあのゾンビなんとかして!!!!」
 って感じだと思います。あのウェスカー議長とかいう人もグラサンの下ではすげぇ焦ってるんだと思います。だってさ、アンブレラのゾンビ薬の計画って、不老不死を目指したのか、全世界をゾンビ化して富裕層に「対ゾンビ薬」を高値で売って大儲け、みたいな目的だったと思うの。けど、ゾンビの図太さを侮ってたばっかりに、計画外に全世界がゾンビ化しちゃって。ゾンビ化を治癒する方法も見つかってない。当のアンブレラはゾンビが怖いから、地下に引きこもり。
 もうっ ドジっ子なんだから!!!!

 そんな感じで、全体に渡って「なんかカッコつけてるけど、バカだよね?」って映画なんですよ。イイ傾向だと思います。その調子でがんばってほしいです。

 なんだけど、結構好きなシーンはあったりする。
 特にオープニングシーン。オープニングでは、ジョヴォ姐の目が「くわっ!!」って開く例のお馴染みの感じで始まる。
 そして風呂場で全裸で横たわるジョヴォ姐。
  ・・・・あれっ なんか見たことある気がする・・・・・
 風呂場を出ると、赤いドレスを発見。
  ・・・・・このドレスってまさか『1』の、あの?
 広間でジョヴォ姐と男の仲良さげな写真を発見。
  ・・・・・・この広間、見たことある!!
 移動すると、狭い部屋に到達。すると、レーザーが襲いかかる
  ・・・・・・・レーザー部屋キタ――――!!!!!
 レーザー部屋をくぐり抜けると、ゾンビ犬が襲いかかる。
  ・・・・・・・・ゾンビ犬もキタ――――――――!!!!!!!

 と、『1』をひたすらなぞる感じなんですよね。『1』の名シーンをハイライトで見せてくれる感じ。『1』の好きなシーンが復刻されたので、ワタクシ大興奮。
 しかも、最終的にラスボス戦と戦う時に、このオープニングの場所で戦うんだよね。あの広間で戦うし、その後ステージチャンジしてあのレーザー部屋が出てくる。
 ネタバレしちゃうと、不死身のラスボス殺すのもレーザー。サイコロカット復活!!! レーザー復活フゥ―――――!!!!!

 ともかく、この『1』の名シーンを振り返るオープニング、そしてそのオープニングをなぞったラスボス戦はかなり秀逸で大興奮したのはたしかです。

 それと、ラスボス戦が始まる時に、「ただ、問題が1つあって。あの部屋にアイツが・・・・・・」って言われて、ジョヴォ姐が「あたいがやってやんよ!!」って1人飛び込んでく感じ、すげぇ燃えました。ちょっとゲームっぽい感じがしますね。個人的には『ロックマン』を連想しました。個室で待っててくれるボス。

 それと、よかった点として、ゾンビカラスはすげぇよかった。やっぱカラスこえぇぇよ。無数のカラス相手じゃ、拳銃の非力さが痛いほど思い知らされて。


 と、よかったのはこんくらいですかね。あとは、やっぱりバカ丸出しで、好きっちゃ好きなんだけど。バカ丸出しのくせにちょっとカッコつけてる感じが好きじゃなかったり。「バカ丸出しのくせにカッコつけてるのが気にいらねぇ」っていうのでは、映画『トランスポーター』シリーズも同じ系統にありまして。今度、日曜洋画劇場でシリーズ全作を放送するみたいなんで、興味あったら観て下さい。カッコつけたバカ映画です。『トランスポーター3』のバカさ加減はとんでもないです。ヒロインがラリって、主人公の目の前でオシッコします。誇張してませんからね。それと、『トランスポーター3』のラブシーンは爆笑必至です。あんなにダサいラブシーンは必見です。

 ・・・・・・・・脱線してる!!!
 ヤバイ。全然関係ない映画の悪口だ。
 じゃあ、話を戻して、『バイオハザード?』の悪口です。

 ジョヴォ姐が最強すぎて、なんにもハラハラしない。
 生存者を見つけてはレイプ&強奪してるヒャッハー野郎を1蹴りで殺した時は驚きました。
 挙げ句、ジョヴォ姐、超能力とか使い出すし。
 テ、テレキネシスっすか・・・・・・。ジョヴォ姐マジパネェっす。

 アンブレラの人工知能が人間とコミュニケーションを取る時にバーチャル映像で人間の女の子の映像を出すんだよね。これは『1』でもあった。けど、今回、このバーチャル映像と会話するのがオッサンの博士1人だけだから、あの博士ロリコンなんじゃないかと思いました。だって、バーチャル映像なんだから適当な映像でいいんでしょ? うん、きっとそうだ。あの博士はロリコン

 ラスト、アンブレラ社にジョヴォ姐が乗り込んだ時に、「私の血があれば、ゾンビを治せるの・・・・?」って言ってたけど、これって悪役とジョヴォ姐と利害が一致しすぎじゃね。一応あの博士だってゾンビに対する薬を開発しようとがんばってたんだし。これなら、「アリスさーん、いるなら返事下さい。あなたの血があればゾンビを治せるんです」って全世界で呼びかければ、ジョヴォ姐は喜んでアンブレラに協力したと思います。

 博士が突然変異してスーパーゾンビ化した時に触手が生えた時は笑いそうでした。
 そして、案の定、ジョヴォ姐に触手で絡みつくし。ワタクシの感覚では、美女が触手に絡まれてる映像にエロスを感じることができないので、ただひたすら爆笑でした。

 そして、そんなスーパーゾンビ化した博士が、「ウガァァァァァァァァッッ!!!!!!」とシャウトすると、衝撃波が起きてジョヴォ姐が吹っ飛ぶシーンもおもしろかったです。それに対して、ジョヴォ姐はテレキネシス使いまくるし。
 あれっ・・・『バイオハザード』シリーズってゾンビアクション映画じゃなかったっけ・・・・・? 超能力バトル映画だったの・・・・・・・?



 と、悪口ばっかりじゃなんなんで。もう1つ好きだった点。
 生存者グループの中のKマートがかわいかったよ。ジョヴォ姐は『1』の時の赤ドレスのが好きだから今回は微妙でした。
 うん、バカばっかりだったけど、おもしろかったよ。レーザー部屋復活したし。
 70点。

映画『バイオハザードV リトリビューション』の感想 - 北区の帰宅部

赤ドレスサイコ―――ッッ!フゥ――――ッッ!!!