あけ おめこ とよろ
はい、というワケで新年でございます。正月が終わったと思ったら早々にジャンプ発売です。ありがたい限りです。まぁ、次号までのスパンがくっそ長いんですけどね。
新年明けました記念としまして、超豪華なラインナップですね。おそらく1年間で最も充実した号が今回。表紙をめくると広告でなく、特別企画1発目の説明というのがいいじゃないですか。採算度外視感がたまりません。
とりあえず、表紙はまさかの三次元。ジャンプの主要キャラのキャラ弁だそうです。主役じゃないのに一番でかいチョッパーが生意気だと思うの。
あっ、随分と昔の話題になっちゃいますが、『ワンピース』の映画の感想も書いたので、そちらもよろしければ。おもしろかったですよー。
背表紙
祝、!、ジ、ャ、ン(←イマココ)。
新年1発目が「ン」ってどうなの。
発言者は黒子ちん。いつもより若干ショタショタしてる気がするのは気のせいでしょうか。
『暗殺教室』殺せんせーのジャンプヌルヌルグルメツアーすごろく
フォントを変えずに表記するとカタカナが連続して読みづらいですね。
まぁ、新年ということで、すごろく。申し訳ないんですが、各作品のメシのチョイスを確認するだけで、すごろくはしません。
一応ルール説明のとこで殺せんせーと渚くんの漫才が見れますが、どう考えても二次創作。
- 『暗殺教室』京都の湯豆腐
- 『暗殺教室』仕切りのコーナーでこの微妙な名物グルメはひどいw
- 『食戟のソーマ』炙りゲソのピーナッツバター和え
- 殺せんせーからの触手繋がり! これはうまい。
- まぁ、メシモノということで、本作は輝くはずなんですが、名物はショボかったですね。ソーマくんの決め料理というものが未だに出てきてない、という事実に気づかされます。
- 『こち亀』超神田寿司の高級寿司
- まぁー、これしかないだろう、というチョイス。正月感もありますしね。
- 『烈!!!伊達先パイ』5mのポッキー
- オイ、この作品にはもっと名物あっただろ。ずんだ系とかさー。
- 『黒子のバスケ』火神の作った野菜炒め
- いつの話だよ。まぁ、困るのはわかりますが。
- 『ワンピース』深海魚弁当
- 個人的に『ワンピース』のメシといったらエレファントホンマグロを連想してしまいます。古いけど。
- 『ハイキュー!!』坂ノ下商店の中華まん
- これまた苦悩の末に、という感じ。
- 『新米婦警キルコさん』女子力10倍メロンパン
- おおっ、ホントに名物だ。若手作品なのにすげぇ。ハモラーメンも好きでっせ。
- 『ブリーチ』臥豚殿の飯
- 最近っていうか前号。ネタが新鮮すぎます。
- しかし、「○○の飯」ってネーミングがひどいっす。
- 『ニセコイ』千棘の作ったおかゆ
- あーコレなんだー、って感じ。千棘優先で選んだりしたのかしら。
- 『銀魂』生クリームたっぷりのパフェ
- 無難。
- 『HUNGRY JOKER』ニュートンのリンゴ
- 間違いなく本企画のMVP。名物感がヤバイです。
- 『スケットダンス』ペロリンポップキャンディ
- これまた名物ですな。主役と関係ないけど。
- 『トリコ』ジュエルミート
- 意外っちゃあ意外な選出。本作初の大ネタということで印象が強いんですかね。
- 『クロガネ』シドウスペシャル
- えっ、そんなのあったっけ?ってレベルですが、「○○の飯」ってなってないので意外とハマってる印象。
- 『クロス・マネジ』部活帰りに寄ったDanny!のドリンク
- これはひどすぎる。これと『暗殺教室』の足の引っ張りぶりが殺人級。
- 『斉木楠雄のΨ難』コーヒーゼリー
- 現実にあるものながら名物感があってナイスです。
- 『べるぜバブ』ヨーグルッチ
- おおっ、これは名物。けど、主役じゃないね。そこらへんが『スケットダンス』と被ってますね。
結論。作品の人気、長さは関係なくひどいヤツはとことんひどい。
そして、なんで『暗殺教室』仕切りの企画なんだよ‥‥。食いしん坊系のキャラのいる作品が妥当だろ。
『黒子のバスケ』
巻頭オールカラーという奇策。オールカラーだと背景が無地のコマの手抜き感が際立っちゃってます。あまりよくないですね。
‥‥と思ってたら、イエローのパーフェクトコピーのコマでやられた。なにこのカラー映えする展開。うますぎるんだけど。コピる相手の左目のアップが背景に映るんだけど、これってカラーじゃないと誰のことだかわからないレベルですよね。逆に言えば、カラーでしか出来ない演出ということで、見事としか言えません。単行本の際もカラーで収録しないとダメじゃね?なんて余計な心配までしてしまうレベル。
また、イエロー回をオールカラーにすることで、キセキの世代全員を試合に出すことが可能になるワケですね。サービス精神すげぇっす。
本編の話をしますと、イエローが進化してるそうです。体力の消耗が減ってる、とか言ってますが、ちゃんとした理屈がなかったらドン引きですね。疲れた状態でやるんだから通常よりもレベルが下がるのが常識ですからね。「逆境で燃えたから」とかはナシですよ。期待してます。
『ワンピース』
ミサイルガールの自爆は自爆でなかったです。「なんでだよ」と言いたいところですが、その復活シーンが完全に『ターミネーター2』のT-1000で燃えました。地獄で会おうぜベイビー。
シーザーの持ってる心臓は案の定スモやんのではなかったのですが、特筆すべきはモネが自分の心臓を確認しようと自身のタンクトップをめくり上げるシーンでしょう。エロいっす。ていうか、くり貫いたトコってちょうどビーチクの部分ですかね。すごく微妙な位置ですが。万が一、そうだとしたら、ローさんの変態っぷりがヤバイ。
ということで、ドフラの若様が出陣。この一味、交通手段ってものを使いませんね。
『暗殺教室』
煽り「踏んばれ竹林っ!!」で笑った。そ、そんな手もあるのか‥‥。
ビッチ先生ぺろぺろ‥‥と思ってたら烏間先生までキレッキレじゃないか。なんだこれは、大人陣営がかわいすぎる。殺し屋屋のオッサンはマジメ路線なんだけど、それが2人を引き立てていてナイスである。
今まで当たり前のようにそこにいた烏間先生だけど、よく考えたらスゴイ人だったんですね、と思い知らされる回でした。キャラに深みが出てイイですな。
『ニセキュー!!』
『ニセコイ』と『ハイキュー!!』のコラボ短編。ダブル古だったんですね、作者さん。気づかんかった。
本編と時間軸関係なさそうなのに、海回ってどうなのよ。正月的なネタでいいんじゃないの。晴れ着とか。
『ハイキュー』パートから始まるワケですが、メンツが案の定田中先輩とノヤっさん。
何気に映る古舘ヒロインの水着の方がレアでありがたみがあるような気がします。『ハイキュー』じゃ、一生見る機会なさそうですし。
『ハイキュー』と『ニセコイ』を並べると際立つ楽のハーレムっぷり。そこにちゃんとツッコんでくれる田中先輩とノヤっさん。もはや一生付いていきたいレベル。『ニセコイ』では忘れられがちなこういう視点は貴重ですね。
両作品のフィクションラインの違いを利用した千棘のゴリラギャグは見事でした。わかっちゃいるけど、『ハイキュー』の世界観を知ってるだけに笑えます。
各キャラがよく出た素晴らしい短編だったのはわかるけど、いくらなんでも田中先輩とノヤっさん無双すぎるだろ。『ハイキュー』の主役って誰だっけ?ってレベル。まぁ、女よりも砂に興奮する影山とか、緊張しいな日向とかキャラ立ってて見事ですけどね。ラストコマの日向×小野寺の無害コンビの絡みもおもしろいですしね。
本編を読まずにコレを初めて読んだ人の感想が気になりますな。多分、『ハイキュー』の主人公、そして『ニセコイ』の正ヒロインを間違えると思う。
とはいえ、特別企画にしてはおもしろすぎる内容だったのではないでしょうか。来年も読みたい、っていうか月一くらいでお願いしたいレベルでした。
『トリコ』
お待たせしました。ようやくやってきましたよ。
引っ張って引っ張って、煽って煽って〜‥‥「うわぁあぁあああ」。いや、なんかキレイな展開すぎて脱帽です。
あと、トリコは決めてた割に早速妨害されてますね。
『ハイキュー!!』
本編。
嶋田マート、滝ノ上電器店のキャラ紹介が一捻り利いててよかったです。それに烏野女子も登場してきて、盛り上がりますなぁ。ものすごく短い登場時間の中でキャラが立っているのが見事です。
今週のクライマックスは東峰のバックアタックなんですが、それまでに無数のフリを用意してるので大変燃えます。冒頭の東峰の心象風景だけでなく、日向の囮っぷりもそうですし、それに食らいつく相手のブロック、ブロックされても拾うノヤっさんの献身、とかとか。その他にも、菅原不出場の件を心配する女子が最初に描かれたから、ラストのガッツポーズが感動的になるワケで。はいはい、おもしろー。
『ニセコイ』
こっちもセンターカラーかよ。すげぇ。小野寺さん、扉絵の温度差が止ん事無いです。風邪引くよ。
と思ったら、その扉絵に関する4コマ×2。贅沢すぎるぞ、今週の『ニセコイ』。『ニセハイキュー』の内容は完全に『ハイキュー』派だったけど、これは好感を抱かざるを得ません。「チュン…」と「カ――」というオチの2ネタは、それぞれ朝と夕方を意味してると思うんですが、どんだけ寝てるんですか‥‥。ていうか、せっかくの特別企画が小野寺さん無双ってどういうことだってばよ。
本編。「女の子の最重要パーツ!!」との煽りで始まったんですが、その肝心の最重要パーツがデフォルメ処理ってどういうことなの。せっかくのアップ、色っぽくやれよ。まぁ、本作の世界観的に唇というのは食事or発声以外に用途はなさそうですから、この程度がちょうどいいのかもしれませんね。
ていうか、リップクリーム知らないってどこの原始人だよ、千棘っち(呼び名がツボ)。リップクリームで女子力アップって、キルコさんとそんなに変わらないレベルだろ。
まぁ、マジコイを自覚し始めた千棘2.0らしいネタでよかったんじゃないですかね。これが今後の『ニセコイ』、という感じです。
*1
千棘っちの「小さな勇気」発言の直後に小野寺さんを持ってくるこの配置。大小問わず勇気を踏みにじられることに定評のある小野寺さんに対する嫌みとしか思えませんでした。要するに、笑った。
『斉木楠雄のΨ難』
初詣回前編。季節ネタやってくれるのはありがたいけど、次号の発売は1/21ですぜ。正月ネタは少しキツイ気も。
両親と燃堂の対面をやったと思ったら、海藤もご対面。その他もご対面。両親無双。そして、満を持しての照橋さん登場。女友達は両親に見られたくないですね。
『ブリーチ』
今年も本作のサブタイ芸はキレッキレのようで安心しました。ご結婚おめでとうございます。
『スケットダンス』
表情が変わらない着ぐるみというネタ。ギャグマンガだとたまに表情が変化する仕様の場合もありますけど、変化しないとこういう笑いに繋がるんですねぇ。
文句なくおもしろかったんですが、強いて言うなら、ワンダフルさんのカッコイイとこがもうちょっと見たかったです。
『氷上布武』大石浩二
お久しぶりです。ヤンジャンでも数話描かれたとかなんとか。けど、戦国ネーム的に以前ジャンプであった読み切りの方が近かったりするのかしら。
フィギュアスケートとコメディーという組み合わせで言いますと、『俺たちフィギュアスケーター』なんてウィル フェレルの映画がありますが、マジメだけどどこか変なところがあって、けどそれをツッコめない雰囲気‥‥といのがコメディーと相性いいんじゃないですかね(映画未見だけど)。「選曲もなんかやたらオシャレな洋楽だーッ!!」とかツボでした。マイナーめなクラシックかけてるヤツもいますよね。
冒頭の回想が2ページながら各キャラ、そして各キャラ間の思いが伝わってきてうまかったですね。ヒロインへの恋心も、乳首でかくしてしまったことへの後ろめたさとかとか。少し読みづらいと思ってしまう程の3人の噛み合わなさとか。
ものすごーく勝手な好みの話しますと、ギャグから急にシリアスに行く展開ってあまり好きじゃないんですよ。今まで笑ってたのがバカみたいに思えちゃって。あんなに笑ってたけど、作品的な比重は「ギャグ<シリアス」なんだ、ってさみしくなっちゃって。だから、本作もあまり好きな展開ではないんですけども、三角関係で自らの敗北を自覚してるキャラというのに弱いんですよ。数週前の『クロガネ』アオハルみたな。だから、感動はしちゃったんですよねぇ。けどねぇ‥‥っていう。
『食戟のソーマ』
新たな舞台、寮。変人が集まる寮描写はかなり魅力的でしたねぇ。そんな変人たちや寮母と、エロをまったく感じさせない話の展開が意外です。
が、料理になると、いつもの展開。もはや定型。限定された食材でアイディア料理。まぁ、これはソーマくんの料理スキルがわかりやすいからいいんだけどさ、いつもいつもお手軽レシピだと、「ホントにうまいの?」って思えなくもなかったり。
しかし、今回最も予想がつかないのは、脱ぎ要員の不在でして。寮母が食うっぽいけど、脱がせがいがねぇ‥‥という絶望。そしたら、心象風景が長い!! フリとオチって展開まで用意されるとは。しかも若返るし。心象風景後に若返りを利用した色狂ったババアというボケを用意してるのも相変わらずで好感です。
それと、特筆すべきは今までのとは違って、ぶっかけとか、ビクンビクンとか、膝ガクガクっていう直接的な描写がないことなんじゃないでしょうか。その代わり、劇中の心象風景内のヒロイン(ババア)の言動はエロそのもの、っていうのでバランスが取れてるのではないでしょうか。セックスはしてないけどしてるように見える、ってのと、セックスしようとしてるけど見た目的にはエロくない、という違い。そして、ババアの後にはちゃんとロリ体型のヒロインの入浴シーンを入れるという徹底ぶり。少年マンガにありがちなちょっとどうかと思うレベルの巨乳じゃないだけ好感です。「おもちゃみたいに扱って…」というセリフの直後におもちゃ(アヒル)に話しかけるというのもポイント高いですな。最後に、ちゃんとチンコで落とすのも好みです(語弊があるけどエロだけで終わらせないというのが)。
いやぁ、この作品のエロ、意外とネタが尽きませんなぁ。毎週同じことやってるのに、なかなかマンネリにならないですねぇ。
『べるぜバブ』
クリスマスは大々的にやったけど、正月はやらない本作。辰巳という名前、辰年から巳年に移った今年の正月にピッタリな名前なんですけどね。誰かイジってやれよ。
ということで新展開。保育園。フルチンの幼稚園児とか斬新すぎます。
ということで、新たなる展開への布石だったワケですね。たまこ先生(違)と園長先生がすげぇ気になったんですが、まさかのノータッチとは。特に園長先生、超キャラ濃そうな予感じゃないですか。使い捨てなのか今後戻ってくるのか、気になりますねぇ。
まぁ、結論としては、ベル坊がかわいかったので正義。
ジャン魂G!マンガ大喜利大会
毎年恒例の作家全員集合の正月企画。45周年の今回はなんとジャン魂仕切り。意外すぎた。
お題「ジャンプの海賊マークさんを自分の作品に出すとしたらどんな風に出演させるか」。
「ジャンプの海賊マークさん」というネーミングがかわいすぎて泣いた。
傾向としましては、自分の世界観の中にマークさんをブチ込むパターンと、完全なボケとして使うパターン。前者はマークさんという新キャラだけど、後者はそうとは限らないって感じですかね。
多いし、イラストなんで感想全部は書きません。
- 『ワンピース』
- 意外なほどに違和感のないトニートニー兄貴のマークさん。「商品化率に便乗したい」という作者コメントが笑えます。
- 『スケットダンス』
- 普段は見えない口元というデザインを利用したナイスなアイディア。これで1話いけるだろ。
- 『べるぜバブ』
- 見事に『ワンピース』と同じネタ。こちらも馴染み方がハンパないっす。けど、チョッパーとの落差がスゴイ。
- 『クロス・マネジ』
- 2コママンガとサービス精神が豊富である。フツーにおもしろいし、ジャンプ三原則と部活は相性よすぎます。
- 『烈!!!伊達先パイ』
- 眼帯が逆。
- 『新米婦警キルコさん』
- 家族ネタの中でも異端。まさかの父親。しかもキルコの。まぁ、眼帯だしね。
- 『食戟のソーマ』
- このネタ汎用性高すぎるだろ。ぶっちゃけ、お題がなんだろうと、企画がなんだろうと、脱がせば大体おもしろくなってしまうじゃないか。エロをギャグとして捉えてるから本作は好きですよ。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 眼帯と中二は相性がいいな。しかし、マークさんを中二扱いとは失礼だなw
- 『HUNGRY JOKER』
- 錚々たる顔ぶれの中の大トリ!! えっ、なんでこの作品?? ギャグ作品でもないから不利だし、年功序列って順番でもないし。
まぁ、個人的には『スケットダンス』と『クロス・マネジ』がツボでしたね。両者共にMVPということで。次点は『ワンピース』『べるぜバブ』。
ジャン魂ファンとしての見所としては、ページ上部にある各キャラに扮装したジャン魂スタッフですかね。今更な話ですけど、この絵大好きなんですよ。
『新米婦警キルコさん』
新キャラ2人がレギュラー入りしました。当たり前と化していた異常な既存空間にツッコミを入れまくる、というのは新キャラの正しい役割ですね。柱煽り的には「学級委員長」らしいです。たしかに腑に落ちます。
一方大男バレットはメイン2人の関係を邪魔する、というこれまた全うすぎるポジショニング。
ワタクシ、少年マンガ内のエロ本描写がとても好きでして。今回の「ザ エロ」とか「復刊エロ時代」とかもとてもよかったです。なぜか前時代的な雰囲気のものが多くなりがちなんですよね。ただ、裏表紙に「DVD買うなら」という広告が載っていて、これが非常にリアルで笑いました。
エロ本関連ですと、「やめたげてよォ――!!」もツボでした。ポケモンかよ。
まさかの水着回でござんす。『ニセハイキュー』といい、なんで真冬にこんなことを‥‥。まぁ、巨乳貧乳ネタってのはやっとという感じですかね。水着回なのに色気に関しては守秘されるキルコは愛されてますね。
女性の胸に襲いかかるケルベロくんという絵面がおもしろすぎました。「それ普通に犯罪です先輩」「ああ…それはごもっとも…」って流れも見事ですし。罰が算盤責めとか流島分署マジ怖い。
まぁ、今回のエピソードでわかったことは、知秋はツッコミをやることはあっても真人間ではなく、たまにボケ。本当の意味での真人間はカンナちゃんしかいなかった、というオチですね。
『HUNGRY JOKER』
電気キャラのエウレカはタレスの琥珀‥‥って知らねぇ! 学がなくて申し訳ない限りですが、まったくピンと来ません。ワタクシの学力ではメンデルが精一杯でした‥‥。
エウレカ適合者の助手という新概念が出てきました。身体をアンプにして治療音波を出すというわかったようでよくわからない幼女が先輩助手ですね。
まぁ、今回はガソリンぶっかけることで放電を阻止するという『ハンターハンター』でいうボマー対策。本作の戦法は大体科学的(っぽい)理屈が用意されていて好きなんですが、千歳がどうやって敵の背中を取ったのかが気になりますね。
『クロガネ』
運命の一戦直前のフリがなんか最終回っぽい。過去のオールスターが勢揃いで見守る、っていう。そして、過去にクロガネに負けたヤツが、自分が負けた技の紹介をするっていう。『あしたのジョー』ホセ メンドーサ戦の13ラウンドみたいな。ほら、最終回っぽい。
『クロス・マネジ』
試合始まってたー!! 展開はえー!! ギアが上がりまくりですやん。これはアレですか。アレじゃないんですか。
んで、奇策腹踊り。仲の良いヤツだけ爆笑というのがうまい感じですね。ただ、「戦術的な話はないんだ‥‥」というガッカリもなきにしもあらず。まぁ、アレだ。時間がないんですよ。
ということで、みそらの才能発表会。日向に黒子をブレンドして仕上げとしてチンコもいだみたいな感じですね。フリに関しては弱いんですが、能登さんを操るくだりと、サッカーの回想を挟むことでフツーに感動的になってるのがスゴイですな。ちゃんと成長の果ての1点ってのが伝わりますし。
『烈!!!伊達先パイ』
ちゃんと新年会やるから本作は偉いよ。いや、マジで。クリスマス、年末、新年とジャンプには時事ネタ分が足りてないって。
「この前いなかったっけ!? フード被ってお面付けて」でお馴染みの真田十勇士。放りっぱなしの伏線を自らちゃんとネタにするのは見事でした。
星飛雄馬のクリスマスとか、「脳筋系にあるまじき台詞」とかツボ。とてもイイ。
あと、三好兄弟の片割れ超でかい。
投稿コーナー
Gー11開幕です。イラストは11ということでサッカー。
49号の日本一の結果発表。2位が当たり。1位のネタはイラスト付きだとおもしろが倍増してる感じですね。
- 日本一住みたくないどうぶつの森決定戦
- タイトルから「!!」が消えましたね。てか、今回のはお題がよかったのか、どれもおもしろすぎて困ります。全部選びたいくらい。
「上手に焼けました〜」と聞こえてくる。
(かわせんりきさん)
それ違うゲームw
てか、『モンスターハンター』やったことないのにこのネタがわかるってのがスゴイですね。『モンハン』がいかに人気か。
映像だけでなく動物臭も飛び出す。
(茶葉Cさん)
「とびだせ」の部分に着目するとはオンリーワンすぎます。お見事です。
まず、金が乱れ飛ぶ村長選挙を戦い抜かなければならない。
(イタルサムライさん)
こちらは「村」に着目。ほんわか系の雰囲気をブチ壊すリアリティー、というネタは他にも多かったですが、「村長選挙」を絡めるというのがスゴイです。
- バカズバッ!
- オォタァメロンさんのイラストネタ「カッコいいカブトムシ」がカッコよすぎた。正面がどっちだかわかんないw
目次
「マンギリ!!」。今月のお題「微塵も売れなかった少年ジャンプ45周年の記念グッズとは?」。
メインのネタはそんなにハマらなかったけど、追い打ちの「水に弱いぞ」でクスッとしました。男のエロハプニングとかいらねーよ。
色は委託ですが正直それでも調整苦労しました。過去AC(オールカラー)やった先生方マジ凄い…
(『黒子のバスケ』)
読者が思っている以上に大変な作業らしいですね。オールカラー。ただ、今回はカラーならではの演出も決まっていて非常におもしろかったので、また見たかったりもしますね。
あけましておめでとうございます!新年早々大石師匠と一緒に載れて感激ですっ!
(『新米婦警キルコさん』)
あー、今週の『いぬまるだしっ』はそんな意図があったんですねぇ。まぁ、ちょうど今週になったのはたまたまかもしれませんが。
明けましておめでとうございます!!今年も出来る限り必死に頑張る所存です!!
(『暗殺教室』)
明けおめ!!奇跡的に先行しているスケジュールを維持しながら今年も頑張るぞ
(『トリコ』)
出遅れましたが、新年ですね。連載しながら年をまたげて嬉しいです。頑張ろ!!
(『ニセコイ』)
新年明けましておめでとうございます。今年も頑張るぞって何回書いたっけ。
(『銀魂』)
明けましておめでとうございます。今年も自分のペースで精一杯がんばります!
(『スケットダンス』)
あけましておめでとうございます。今年も全力で頑張ります。宜しくお願いします
(『べるぜバブ』)
去年は漫画描いてたら気付けば終わってました。今年も目一杯描きたい限りです!
(『HUNGRY JOKER』)
明けましておめでとうございます!今年は心機一転、精進の年にします。
(『クロガネ』)
新年おめでとうございます!2013年も全力で頑張りますので宜しくお願いします!
(『めだかボックス』)
今年も良い一年となるよう頑張っていきますので、どうかよろしくお願いします
(『クロス・マネジ』)
新年の挨拶「頑張ります」大特集。それぞれ「頑張る」に対する向き合い方が違うのがおもしろいですね。わかりやすい傾向ですと、ベテランな程気楽に、若手程必死に、という感じでしょうか。
こう比べてしまうと、「全力で」とか「必死に」って言ってる先生に好感を抱いてしまいますが、毎年毎年思ってもいない新年の抱負を書かされる身になると、「自分のペースで」とか「出来る限り」みたいなエクスキューズ込みで書いちゃう気持ちもわかりますね(って偉そう)。
はい、総括です。
今週は長かった。正月号は豪華で楽しいのはいいけど、感想書くのが大変ですぜ。
作品別に振り返ると、やはり『ニセキュー』が圧倒的でしょうか。スペシャル感もそうですが、単純にそれぞれの作品の短編としてレベルが高かった印象です。『ニセコイ』のハーレム構造に対して敵意を示すという展開はこういう時でないとなかなか出来ませんしね。ということで、今週のベストは『ニセキュー』でしょうねぇ。マンガ大喜利もおもしろかったんですが。あと、『ニセキュー』含め『ニセコイ』は盛り沢山で充実してましたね。
はい、ということで、今週のMVPキャラを決めてお開きです。今年もよろしくどーぞ。次点から。
- 烏間先生 『暗殺教室』
- 今週もビッチ先生回かと思ったら烏間先生に脚光が。本作の良心、真人間ポジションでしたが、最終的にキレてガクブルヌル、という。
- 千棘っち 『ニセコイ』
- マジコイを自覚した千棘っちの新たな魅力が詰まった回だったんじゃないでしょうかね。
- あとは、単純に「千棘っち」という呼び名がツボ。
- 黄瀬 『黒子のバスケ』
- 黄瀬っち。
- まぁ、内容としてはフツーですが、オールカラーが見事にハマりまくってましたからね。これは推さざるを得ない、ということで。
- ジャンプの海賊マークさん
- いろいろな作品にお邪魔した今週最もおいしいキャラ(?)。
んで、今週のベストキャラは。
- 田中先輩とノヤっさん 『ニセキュー!!』
- ぶっちゃけ予想通りですよ。すべてが予想通りの展開なんだけど、そのすべてが予想以上に魅力的だった、という。田中先輩とノヤっさんの底力をナメてました。
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