いきなりですが、話が脱線&多岐にわたる&長いので読み飛ばして結構です。当ブログは読み飛ばしやすさだけには自信があります(ジャンプ感想ブログなんてどれも同じだけど)。
大体ワタクシは毎週ジャンプの感想を上げた直後、長々としたものを書き上げ、行き場を失ったエネルギーがすべて自意識に移るんですよ。なので、ひたすらアクセス数をチェックするのです。大体「いつもと同じくらい‥‥もぅアクセス数とか見るのゃめょ」ってなるんですが、先週は違った。
火曜日の段階で明らかに異常なアクセスが見つかったのですよ。「HAHAHAHA 昨日の感想はそんなにおもしろかったかい?」なんて高笑いしながら調べてみると、前日に上げたジャンプの感想ではなくて。3月に上げたジャンプVSの感想だったのです。
アクセス解析ってのは訪問者がどんなワードでググってきたのかが調べられるんですね。わかりやすいのだと毎週月曜、火曜には「北区の帰宅部」というのが増えます。ありがたい。
んで、先週多かった検索ワードは「アイアンナイト」。この段階ではワタクシには寝耳に水なワードだったのですよ。確かに、ジャンプVSの感想で『アイアンナイト』の感想は書いたけど‥‥っていう。んで、ワタクシも「アイアンナイト」でググってみる。トップにワタクシのブログで出てきて(今は違うけど)喜んでたら、4、5コ目の記事にジャンプの連載順のネタバレサイトが出てきました。見出しには「クロクロクひめドル打ち切り、アイアンナイト新連載」と。‥‥あっ、ネタバレ踏んじゃった。
ということで、ネタバレで打ち切り&新連載を知ったワタクシ。「『クロクロク』打ち切りかよー」と絶望すると同時に、「『アイアンナイト』新連載ってマジか!」と歓喜したのです。
んで、『クロクロク』が終わるというのを聞きまして、急いでこんな記事を書いてみました。
前にもやった、連載作の中を好きな順に並べようというもの。ワタクシの好みの指標として読んでもらえると幸いです(宣伝)。
一方、『アイアンナイト』新連載のニュースを知り、頭の中に様々な考えが生じました。
まず、「えっ『HACHI』どうすんの?」。『HACHI』第一話の感想を読んでもらえればわかるんですが、『HACHI』の第一話は内容がもろ『アイアンナイト』と同じなのです。ヒーローモノ、そのオリジンモノという外観から細部に至るまでとにもかくにもクリソツすぎてクリビツテンギョー。『アイアンナイト』のファンとしては「やっぱおもしれーよな!」と思うと反面、「これで『アイアンナイト』の連載はなくなった‥‥」と落ち込んだものです。
そしたら、その週の感想にコメントが来まして。そこでは、『黒子』『フープメン』や『ニセコイ』『パジャマ』『紅葉』を例に挙げて「同系漫画を同時連載」させる可能性について書かれてました。ぶっちゃけ、当時は「テーマどころか内容が同じだからさすがに無理だろー」とか思ってたんですが、ホントに連載きちゃったよ!! カワさんすげぇ!!!
ちなみに、『アイアンナイト』というのは作者のそれ以前の作品を元に作られた作品でして、その中の1つが少年ジャンプに掲載された『ゴブリンナイト』なんですね。これは金未来杯として出品されたものでして、その時からワタクシはドハマリしたんですが、惜しくも優勝は逃してしまったんですよ。「ジャンプ読者とかマジセンスねぇわファック」と内心思ってた件は置いといて、その時の優勝作品が『放課後☆アイドル』なのです。そう、今週で打ち切りの『ひめドル!!』の前身です。金未来杯優勝作品が終わった翌週に『アイアンナイト』連載開始とかマジ胸熱です。
さらに言えば、同じ金未来杯を競った作品の中に『恋のキューピット 焼野原塵』もあるんですよね。金未来杯って優勝とか関係なく連載できるんじゃねぇの?とか思ってしまいますが、その回にはもう1本あるので必ずしも連載とは言い切れませんね。
金未来杯の話になると、「優勝以外も連載するなら賞の意味なくね?」とか、「金未来杯優勝作品がことごとく短命」とかそういう批判を聞きます。前者に関しては、優勝することで箔が付くので充分だと思います。後者に関しては、金未来杯を決めるのも打ち切りを決めるのも基本的には読者の票orアンケートなんですよね。『放課後☆アイドル』を優勝させたのも、『ひめドル!!』を打ち切りに追いやったのも読者ですので、企画のせいにするのはお門違いではないかと。ワタクシとしては、「だーから『ゴブリンナイト』優勝させときゃよかったんだよバーカバーカ」という気持ちですが。
まぁ、いろいろ書きましたが、結論としては「『アイアンナイト』楽しみだなー!」ということですので。
そーいや、ジャンプVS掲載作で初めて少年ジャンプ連載になる作品になるワケですね。しかもリニューアルではなく同名タイトルで(中身は変わると思いますが)。これはやっぱりジャンプVSでの評判が断トツだったということなのかしら。ワタクシの好みと一致していて本当にうれしい次第です。
さらには、今週号にはかつての『ONE PIECE』代原、『明るい人』でドハマリした観寺風貴の読み切りまで載るじゃないですか。ジャンプ編集部がオレに接待してくれてるみたいじゃないですかーやだー。ポニョ、ジャンプ好きー。
この調子で『31HEROES』連載開始させちゃおうぜー! ヒーローモノの系譜としてもバッチリだし。
‥‥はい、長々と失礼しました。ジャンプ52号の感想始めます。一応ジャンプ的には今号で1年が終わるんですよ。‥‥あれっ、記念すべき新年1発目に連載が始まる『アイアンナイト』って編集部にかなり期待されてるんじゃね?タノシミダワー
表紙&巻頭カラーは『トリコ』。先週は休載だったのです。
- 背表紙
- 祝、!、ジ、ャ、ン、プ、創、刊、4、5、周、年、!!、こ、れ、か、ら、も、ジ、ャ、ン、プ、は、全、力、で、突、っ、走、っ、て、い、く、ぜ、!!、読、者、の、み、ん、な、応、援、よ、ろ、し、く、!!
- 終わったー!!! おつかれさまでぇーっす!!
- まぁ、このコーナーに注目していた人がどの程度存在するのかは知りませんが。少なくともオレは毎週楽しみにしてたぜ!ということは言っておきたいです。
- 発言者はトリコ。内容は「!!」。やっぱり二重エクスクラメーションマークでしたね。二重かどうか、という点がラストの見所でしたが、やっぱりジャンプは二重でした。
- ということで、終わりです。次号からの新企画も楽しみにしてますよ。今回みたいな文字ネタだったらまとめやすいのでブログでも扱います。
- てか、6、7ページに全背表紙がカラーで載ってますね。いい機会ですのでチェックしてみるといいですよ。記念すべき1号が『HUNTER×HUNTER』で笑いが止まりません。
- 最多は10回のルフィさん。当然ですね。その他複数キャラとしては、黒子が4、ナルトが2、トリコが5、日向が2、殺せんせーが3、銀さんが2、千棘が2、ソーマが2、ってトコですかね。ルフィが2位の倍以上というのが恐ろしいです。2位のトリコは「ジャンプっぽい」という点で重宝されてそうなイメージ。3位黒子はアニメブーストとはいえスゴイ。アニメブーストなしの4位殺せんせーはもっとスゴイ。アニメブーストなしでアニメブーストありの千棘と並ぶソーマくんもかなりのものだと思います。やはり表紙というのはパラーバランスというのが如実に現れますね。
- あっ、てか、現在連載中のすべての作品が一度は表紙を飾ったことがあるんですね。まぁ、1年も続かない作品は1話目の表紙、1年以上続いたら1周年記念で表紙、となりますので当たり前っちゃ当たり前なんですけどー。
- SANNOU THANX!!
- 『ONE PIECE』の3億部キャンペーン告知ページ。ニューヨークと台湾の新聞にデカデカと載るそうです。「HEY 世界(WORLD),THIS IS THE MANGA!!」という文句。‥‥念のため説明しますと、映画『アベンジャーズ』における日本用宣伝文句である「日本よ、これが映画だ」のパロディーだと思います。
- 『桐島、部活やめるってよ』という映画では、「ハリウッドよ、これが日本映画だ」なんて宣伝文句が使われたりもしてましたね。結構流行ったネタです。‥‥要するに、ちょっと古い。
- アニコイ
- 『ニセコイ』アニメ情報ページ。テレビアニメ化に際してゲームアプリになるそうです。すげぇ力の入れようですね。万が一、千葉県のYさんがスマホ持ってなかったら大変ですね。1月までに機種変しないと。
- アニメ絵に関して。今更なんですけど、アニメだと『ニセコイ』伝家の宝刀である斜線顔芸が出来ないんですね。千棘の頬が少し紅潮してる様がカラーで表現されてて気づきました。あの顔面アップシーンにおける過剰なまでの斜線の描き込みはもはや本作のアイデンティティーと言っても過言じゃないと思うんですが、そこらへんはどうするんでしょうか。‥‥あれっ、ちょっとアニメ観たいかもしれない。ていうか、ブログにこんなこと書いたら、少なくとも赤面シーンくらいはチェックしないとまずいですね。マジか。
- 『トリコ』
- カラー扉絵のトリコがどことなくフローゼっぽいです。死にかけて解脱したって感じでしょうか。
- 本編。バトルウルフかわいいよバトルウルフ。バトルウルフの一族には人化の術なんて伝わってないですよね?
- んで、さらわれて小脇に抱えられる小松。『HACHI』におけるテッキンちゃん状態ですね。完全にピーチ姫的ポジション。
- そんな小脇に抱えるスターから指令を受けるも頭痛が痛い(二重)グリン。これはひょっとしてココの毒が効いてる(ココ生きてる)パターン?
- と思ったらココ出てきたぁぁぁ!!!!! イメチェンしてるぅぅーーっ!!!!
- これは次週、ココvsグリン戦の回想があったりするんですかね。グリンの戦闘スタイルが結構好きなので見れないのは残念だったんですよ。楽しみ。髪は毒使いすぎて色素抜けた、とかそんなん?
- 『食戟のソーマ』
- おおっ、巻頭『トリコ』に続いて本作ですか。飯の話しかしてねぇです。
- 服を着ているだけで※解説が添えられる一色先輩w 例のカレー双子の片割れから性的な意味で気に入られているそうです。90年に発売されたカレーのパッケージにあの双子が使われてることを考えると、当時10歳だとしても余裕でオーバー30なのですよね。それなのに、高校生に色目を使うとは結構アレですね‥‥とか思ったんですが、ワタクシが30になった時に女子高生に色目を使わない自信がないので前言撤回します。
- んで、そんな双子さん、田所ちゃんを見つけ「つまらない子」呼ばわりしてます。しかし、ワタクシは知っているのです。田所ちゃんの同性ウケ力を。これは「第一印象は最悪だった」パターンにしか思えません。
- レズだ百合だと思っていたら、吉野の匂いでソッコー全裸になってるじゃないかw 早すぎるぞ。てか、吉野ってそんなにスゴイ人だったんですね。完全にナメてましたごめんなさい。
- 当たり前に「全裸になってる」ことを受け入れてますけど、本来おかしいことですからね。おいしい料理を目の当たりにしても人は全裸にはなりません。挙げ句、エクスタシーを感じて「ビクッ」となるようなことはありません。これは女子を脱がすために料理を始める男子を増やそうとしている集英社の陰謀です(違)。
- あっ、貞子とか久々すぎて忘れてた‥‥と思ったらチャイナドレス誰だよ。あれっ、あの人って既出ですか? マジで記憶にないんですが。あんな仰々しい扱い方から考えるに既出キャラだとは思うんですが‥‥。とりあえず、「ばつーん」「むちーん」というオノマトペで笑ってしまいました。特に「ばつーん」がイイですね。ロケット型です。ドシリアス顔で中華鍋解説してるオッサンが鼻血ダラーッてのもよかったです。絵のうまさがギャグのおもしろさを増長させてますね。ネットにはびこる『デスノート』コラを思い出しました。
- これは先週の段階から気になってたことなんですが、観客の説明セリフが少しウザイです。ちょっと無理矢理すぎるんですよね。キャラ名をわざわざ言ったり、料理技法の解説を言ったり、いちいち驚いてみせたり、わざとらしいです。そもそもあの距離感で匂いに基づく解説をしてるのがおかしいんですよ。そんな鼻いいキャラは別にいるよ。てか、解説キャラだったら、双子、十傑メガネ、一色先輩、川島麗、そして出場者たち、とたくさんいるってのになんで観客にさせるんですかね。
- んで、田所ちゃんへのフリでエンド。次回センターカラー。これは田所ちゃんがカラーになる未来しか見えませんね。センターカラーの他に、『ワールドトリガー』とのコラボポスターがあるそうです。どうして佐伯先生にばかり仕事させるん?
- コラボに関しては田所ちゃんとチカの組み合わせがいいと思うよ(ねーよ)。丸井&オサムのメガネコラボも見たいですが(もっとねーよ)。
- 『ONE PIECE』
- 先週仰々しく煽ったけど、「どうせしくじる」と言い捨てられるバネかわいそうw てか、このシーンを1ページで済ますなよ。多場面同時進行はいいけど、こうぶつ切りにされるのはちょっと‥‥って感じですねぇ。
- ローvsドフラ。ローは橋で足止めをしてるけど、ドフラが優勢なので2人の位置が段々と街寄りにずれていく、という描写がよかったです。橋が切り落とされていくビジュアルも心躍りますね。建築物は壊してナンボ。
- 戦闘中なのにドフラはディアマンテ(だっけ?)と漫才。余裕の現れってことですね。「お前は天才じゃねェか」のくだり前から結構好きなので久々に見れてうれしいです。ドフラの部下に対する姿勢が垣間見える良いギャグシーンですよね。
- んで、麦わらの一味、電話越しに全員集合。おおっ、これは燃える。いよいよクライマックスという感じですね。
- この電話での会議シーン。キャラの配置が見事で、3つの場所にそれぞれ1人ずつ闘志を燃やすキャラがいるんですね。ルフィ、フランキー、サンジ。火をつけるのはフランキーなんですが、マジか。こんなキーキャラだったとは。フランキー良いキャラしてますね。情にもろい常識人で戦闘員というとサンジと似てる気もしますが。
- ということで、ルフィはもう既にやる気モードなんですが、追い打ちをかけるかの如く、ドフラがローを銃殺(?)。完全にスイッチ入りましたね、ルフィ。こうなると、コロシアムとか興味なくなりそうなもんなんですが、どうなるんだろう。
- どうなるんだろう、とか思ったら次週休載かよ!!! チクショー!! てか、新年1号に『ONE PIECE』不在とか大丈夫かジャンプ。
- 『暗殺教室』
-
- ↑「きゅっ」の字体がかわいすぎて笑った。直後の顔芸とのギャップがパネェッス。
- 渚くんになら「きゅっ」ってされたい‥‥。
-
- 本編。黒幕さんについて。殺し屋の使い方を間違ってるそうです。「銃うめぇ」さんも似たようなことを指摘してましたよね。なぜ警備、って。
- んで、実はウイルス感染してた寺坂くん。バカは風邪引かないとは聞きますが、発症も遅いんですね。E組の中では最も身体が大人に近いので、いるいないでは大きな差が生まれそうです。倒した殺し屋を縛る際にも役立ってたっぽいじゃないですか。まぁ、とりあえずワタクシもウイルスに感染して渚くんに心配してもらいたいです。そして、渚くんの口を封いた手d‥‥(自主規制)。
- まぁ、フツーに考えるならば、寺坂くんにも優しくできる渚くんはやっぱり地上に舞い降りた天使だった、というワケです。常人には出来ませんよ。
- 黒幕さんの準備。治療薬を爆破する起爆スイッチは大量に作っておく。「本物はどれかな?」的なパターンかとも思ったんですが、全部本物ってことですよね。
- 声を聞いてピンとくる渚くん。青ざめる渚くんもかわいいです。
- ということで、鷹岡でした。未だに「父ちゃん」とか言ってるのがホラーですね。やっぱ渚くんを指名したのはもう一度だいしゅきホールドしてほしいから‥‥じゃなくて、復讐のためだったんでしょうね。茅野ちゃんには多分意味なかったと思う。
- 『黒子のバスケ』
- 黛についての説明。黒子との相違点と類似点。ナレーションでカッコつけるのはいいけど、「類似?点」とかナレーションに言わせるのはやめた方がいいと思いますよ。ギャグなのか定かではないんですが、ギャグをするのがおかしいし、ギャグとしても全然おかしくない。
- どうでもいいけど、学校でカバーも付けずにラノベを読んじゃう黛くんはすげぇな! やっぱ影が薄くて誰にも気づかれないことを踏まえての描写かしら。
- 以前に黒子が追いつめられた方法によって黛を追いつめる、というのはクラマックス感あってイイですねぇ。今までに倒してきた相手の分も頑張るぜ、的な。
- まぁ、シュート打たれて瞬殺されちゃったんですけどね。点取るって充分目立つ行為だと思うんですけど、それでもミスディレクションが成功するということは、黒子以上に影が薄いんじゃね?この人。なにせ学校でラノベをカバーも付けずに読んじゃうくらいですし。
- んで、打開策として、出オチ降旗くん。このギャグも懐かしいですねw 今なら黒子入れればミスディレクション成功する気がしますね。彼目立ってますから。まぁ、そうするとイレギュラーな選手が2人もいたら通常のプレーが出来ないか。
- 『ニセコイ』
- 100回おめー。
- 冒頭の作内少女マンガが大変ツボです。少女マンガには詳しくないけど、ないなりに「それっぽいなー」と思ってしまいました。「ちょっとこっち恋!!」ってタイトルも絶妙ですね。
- んで、告白する、いや出来ない、という千棘っち1人コント。「世のカップルは皆こんな儀式をクリアしてカップルになったの?」というセリフがよかったです。今まで長々とカップルのフリをしてたけど、カップルというものを全然理解してなかったワケですね。
- てか、ピザの宅配がタバコ吸ってんじゃねぇよボケ。食い物に匂いが付くだろうが草レ・マン湖。
- まぁ、本作は少女マンガではないので、そう簡単に告白できるワケもなく、「気長に」という先延ばしが結論でした。とりあえず、ラストの煽り、「そして日常(いつも)へ」はよかったです。
- 『BLEACH』
- 大きいワンコと小さいワンコがカラー! かわえぇのぅ‥‥。
- てか、センターカラーでカラー3ページというのはさすがですね。「カラーなら任せとけ」的な貫禄or信頼を感じます。
- カラーページが終わるとバンビちゃんのモノローグ。敗北という絶望に陥ってます。「あたしの中にねじ込まれてく…」というセリフは性的な何かを連想してしまいますね。おそらく意図的でしょう。
- んで、倒れ込み、人化が徐々に解けていくワンコ。徐々に変身していく様が見応えありますねぇ。やっぱり変身ってのは過程が一番楽しいものですよ。
- んで、完全に犬化。それでも「隊長」と呼ばれる信頼関係がイイですね。てか、ワンコかわいい。
- 一方丸焦げバンビちゃん。「助けてあげる」と言われても嫌がっているので助からないんでしょうね。「…やだ… やめて…」ってトコはやっぱりレイプっぽい。林間学校的な状況ですね。
- 『べるぜバブ』
- 『ワールドトリガー』
- 告知がやたら多いですね。景気がいいようです。ぽんち揚げとのコラボだってよ。ポンチ揚げを使ったアイディア料理でも「協力:森崎友紀」してもらえばいーんでねーの?(鼻ほじ)
- 本編。「メガネボーイ」呼ばわりされるオサム。
- んで、ユーマの10本勝負。いきなり2本取られてました。のほほんとした日常風景の中の切り株描写というのがサイコーですね。やはり本作の魅力は切り株か。
- 2本取らせて動きを理解してからの殺戮ショー。そーいや、ユーマはコピー能力を持っているので相手の動き、能力を把握するのが得意だったりするんですかね。もちろん、何本か取られてからの金星というのはオサムとの呼応でもあるんでしょうね。まぁ、2ケタの大連敗をしてようやく1引き分けのオサムと、2敗して8勝では違いが大きすぎますけどw
- 残虐ショーの中身としては、2ー4の和室での惨殺がサイコーですね。右足を切って切り株もあり、部屋のズタボロ具合から戦闘中のやり取りが想像したくなるのも素晴らしいです。
- 『SOUL CATCHER(S)』
- 退部届け出したくらいで公衆の面前で罵倒されるとか、これだから部活は嫌いなんですよ。アイツ悪いことしてるとか微塵も思ってないでしょ。新人指揮者があんな無茶苦茶な指揮をしたら誰かに反発されるのも想定できるだろうに。しかも、それが世間的に、そして部活の中でも「成功」として扱われてるんだから肌に合わない人だったら退部もしたくなるってもんですよ。‥‥まぁ、オーボエリーダーの退部理由が指揮なのかは知りませんがw
- えっ、てか、各パートのカウンセリングをまたやるんですか? こないだの演奏会でもうアレは終わったもんだと思ってたんですが。そもそも心が見える云々に乗り切れてないワタクシとしては、「見ていてつれェ」状態なんですよね‥‥。
- そんな心描写。「互いを指差し合ってるけど… ヤツを睨んでる… 『目を開けること』を強調して…」って、いくらなんでもムリクリすぎるわw こんなもん答えありきで逆算してるだけじゃないですか。謎解きでも心の読み取りでも何でもないですよ。心が見える描写はすっ飛ばしてカミネが「○○ってことか!」ってしちゃった方がスムースな気がする。
- ていうかですよ。学食ででかい声でケンカしてたのは吹奏楽部のヤツでして、うるさいから小馬鹿にしながらケンカ売っただけじゃないですか。それを当人が「オレたちはスゲェ!!」って言い返すだけなら別に気にならないけど、そこに吹奏楽部の人たちが集まって脅迫して演奏聴かせるとか‥‥ドン引きですわ。吹奏楽部クズだな。「聴けばわかる」ってシーンをやりたいのはわかるけど、その過程がいくらなんでも乱暴すぎます。こんなヤツらが学校にいたら卒業するまで近づきません。
- しかも、「実際に聴いてみたらスゴかったですごめんなさい」にもならなぇのかよ‥‥。音の暴力でフルボッコにしたようにしか見えないんですけど。えっ、なにこれ。マジで不快ですわ。きもちわる。
- つまんないマンガなんてのは幾度となく見てきましたけど、積極的に「嫌い」「不快」「気持ち悪い」ってのは久しぶりですね。「やっぱ本作とは肌が合わないや‥‥」では済ませたくないレベルです。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 前回までのあらすじが長い。大したギャグもないのにこんな説明をダラダラとするのは悪手ですね。
- 本編。照橋さんの勘違い読心芸。間違ってるのが残念だけど、照橋さんの読心芸は好きなので見れてうれしいです。キャラの個性と名前の由来の超能力が一致しているのって本作の中でもレアですよね。
- んで、ボウリング。通常の女子の思考でしたら、「ボウリングでカッコイイ姿を見せてくれるのね」ってなるんですが、そんなことは1ミリも想定してない照橋さんすげぇ。男が279ものスコア出したら、そこはフツーに「斉木くんすごーい(はぁと)」でいいんじゃねぇの? 頭が固いぞ、照橋さん。
- まぁ、そんな「照橋さんに嫌われる行動」の中に、ダルシムのしゃがみパンチでK.O.ってのがあって笑った。たしかにアレで負けるとストレス溜まりますね。
- んで、オチ。「嫌われた状態でいきなり手を握ればもっと嫌われるはずだ」って、それはちょっと無理があるんじゃねぇの、斉木くん。「照橋さんは斉木が好き」という大前提を忘れすぎですよ。万能のくせに。まぁ、ダルシムがおもしろかったからチャラ。
- 『銀魂』
- 『ハイキュー!!』
- 練習がキツくなってきたツッキー。そんなツッキーに何もしてあげられない山口くん。それを救うのがアズマネさん。「下から強烈な才能が」という話をツッキーがアズマネさんにしてますが、年齢だけのことじゃないですよね。イメージの日向は上目遣いだし。こういう小技は読んでて楽しいです。
- んで、そんな日向との折り合いの付け方を見せつけるアズマネさん。さすがパイセン。最近は他校のエース論を聞く機会が多かったですけど、このタイミングで「烏野のエース」というのを見せつけてくれるのもよかったです。
- ツッキーに何と声をかけたらいいのかわからず悩んでる山口くんの前で、ツッキーにズケズケと言葉を投げかける日向。そんな日向の姿に感化された、というか憧れのようなものを抱いたんですかね、山口くんは。しかし、「憧れは理解から最も遠い感情だよ」という某メガネのセリフを知ってか知らずか、日向は「何も言わないけど」「山口なら月島になんて言う?」と言うんですね。これはうまい。ツッキーの問題は日向が首突っ込むことじゃないですからね。
- んで、回想。山口くんをいじめるガキ共を一蹴するツッキーであった。いじめっこが言ってましたが、本来メガネというのはいじめられっこ的な記号でもあるんですが、それを平然と乗り越えてるツッキーの姿が輝かしいです。てか、ツッキーはいじめを止める時にも嘲笑するんですね。ブレてなさすぎる。
- 『HACHI-東京23宮-』
- ユニフォームを渡されてチームの一員だと自覚する、というのは燃えるんですが、そのユニフォームを着るシーンが淡泊すぎてちょっと残念ですね。まぁ、そもそもそのユニフォーム自体に読者的には馴染みがないってオチなんですが。
- アポロンは中野区で狩りを楽しんでいるようです。ギリシャ神話で狩りっていうとアポロンよりもアルテミスの方が思いつくんですけど、なんでだろうか。アポロンだと思ってた人はアポロンとアルテミスの二心一体的な存在だった、とかそんなん? 2つに分裂してましたし。アポロンとアルテミスは双子ですし。
- んで、イガに「ケッッ リア充かよ…!!!」と吐き捨てられるハチ。テッキンちゃんは誰もが認める超絶美人だし、ムネもデカいですからね、イガのジェラスもマッハでしょう。
- イガのトラウマ回想。周囲の人が上半身不在じゃないですか。ぐろー。まぁ、『ワールドトリガー』もそうですけど、ほのぼのとした絵柄でグロいことされると心躍ります。『ワールドトリガー』だったらカメラを上に持ってって切り株映してくれますけどね。
- ラスト。久々にテッキンちゃんの姿がお目見えー。いや、嬉しいんですけどね。ただ、ドラマ的なことを考えるとハチによるテッキンちゃん発見の瞬間までテッキンちゃんの姿は映さなかった方がいいんじゃないかなー、なんて思ったりもするんですよ。ハチは知らないけど、読者は「テッキン生きてんだ‥‥」って安心できちゃうじゃないですか。その齟語がちょっとどうなのかな、とは思います。
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 「怖スイッチ」という概念が秀逸です。ありますよね。突然すべてが怖く思えてきちゃうこと。猫とかマジ怖いっすわ。
- おそらく本作を読んだ読者は和室で寝る際、もしも怖スイッチが入ってしまったら、天井を見ることができなくなる‥‥のか?
- 『半見開き昔話』観寺風貴
- 『明るい人』ファンですよー、いやっほーっい。けど、それ以外の作品は読んだことないぜー。『明るい人』の感想はこちらー。
- 作者紹介ページの一枚絵がちょっとどうかと思うくらいにゴージャスです。なにこれ、もうこの1枚で満足じゃないですか。‥‥これはファン補正じゃないよね?
- 読み切りだけど2本立て。そして、そのどちらもが『磯部』に隣接、ってなんでだw 先週の読み切りの掲載位置もそうですが、似た作品同士を隣接させる意図がわかりません。潰し合いですか? ふえぇ、読み切りに厳しすぎるよぉ‥‥。
- まぁ、ということで、本編。「4コマじゃないのが少し残念」とか言いましたが、半見開き、1ページで完結するのですね。なるほどなるほど。読後感が4コマのそれとよく似ていて結果オーライです。半見開きだと4コマと同じくシンプルなネタ勝負になりますが、4コマと違ってコマ割とか選択肢が増えそうですね。1ページ連載って枠が今後出来てもおかしくないです。まぁ、好きな作家だったら1ページじゃ満足できないんですがw
-
- 本編。半見開きというアイディアもそうなんですが、昔話って点も素晴らしいですね。1ページしかないんですが、昔話なので、サブタイで有名昔話のタイトルを出せば、登場人物や設定が大体伝わってしまうのです。あとは、どこの場面なのかを1コマ目で描けば万事解決、というスンポーですね。設定の勝利じゃないですかやだー。
- 「こぶとりじいさん」が1本目にふさわしすぎるネタでした。普段何気なく身につけている物が実は超重い、ってのは『ドラゴンボール』以来ジャンプに伝わる鉄板描写ですし、ジジイが超強い、ってのもジャンプではお馴染み。そんなジャンプならではの土台のネタを1本目に持ってきたのが見事です。「本作はこういう作品ですよー」という紹介としてふさわしすぎると思います。
- ‥‥さて、ここで困ったことにこの半見開きマンガ。超おもしろいんですが、感想が書きにくいです。シンプルですからね。どう感想にしたらいいのか、っていう。まぁ、よくわからないから1ネタずつ書くか。
- 2本目。「つるの恩返し」。おじいさんが鶴子にまったく信頼されてないのが笑えるんですが、ラストのコマで鶴子とおばあさんが妙に仲良くやってて追い打ちかけられました。なに女同士で意気投合してんだよ、というあるある。オチがまたもおじいさんの顔芸なんですが、これは敢えて続けたんでしょうね。同じ顔芸でも趣の違う2本ですし。あと、襖から顔を覗かせておじいさんを疑う鶴子がかわいい。
- 3本目。「かさじぞう」。シンプル極まりないネタですねw いきなりボケが飛んできて不意打ち喰らいました。直前の「つるの恩返し」がセリフの多いネタだっただけに、セリフが必要最低限になってる「かさじぞう」が映えます。やっぱ各ネタの順序が凝ってますね。最後の地蔵だけ「お礼」の意味が違ってそうで怖いですw
- 4「一休さんと橋」。有名人きたこれ。オチの決めコマまで一休さんの顔が映らないのがナイスですね。カッコイイ「説破」の文字が笑えます。このネタに限らないんですが、言葉による笑いではなく、絵で笑わせてる部分が素晴らしいですね。基本的に説明的なリアクションやツッコミはなく、絵が主軸になってると思います。
- 5「一休さんとビョウブ」。直前のネタがあるので、虎屏風が出てきた瞬間から「一休さんならやってくれる(違う意味で)」という期待が持てますね。読者の心理としては、笑わせるコマは2段目もしくは3段目に来ると自然と予想してしまうと思います。今までそうですから。しかし、このネタでは1段目に一休さんの手刀がいきなり出てきます。一休さんネタが2本続いたから先が読める、という読者に先制パンチをかますかのような展開です。あと、あの手刀が完全に『HUNTER×HUNTER』キルアってのがジャンプ的ですね。
- 6「一寸法師」。直前の男臭い一休さんから一転、色ボケしてる一寸法師。とはいえ、この手のエロ描写も実に少年マンガ的ですよね。ケツ突き出してるポーズが大変エロいんですけど、それよりも一寸法師の位置がマジでデンジャラス。女の子のリアクションが「キャア――――!!」「いやーん!!」「もーっ!!」っと三者三様なのも素晴らしいです。どの女の子も性格が窺えるようですね。あと、比較用ゴールデンハムスターがかわいい。
- 7「うらしまたろう」。3×4というシンプルにも程があるコマ割りで行われるサイレント芸。ネタが多種多様で飽きないですねぇ。スゴイ。前半では無傷のカメが終盤では頭にタンコブ作ってるのがツボでした。
- 8「したきりスズメ」。突然俗っぽいというか現代の描写が入りましたね。とはいえ、オチの付け方が「一寸法師」とどことなく似ているのでそれほど異物感は覚えない、という感じですかね。
- 9「ももたろう」。何気にこいつらだけカラーイラストがあるんですよね(表紙)。作者紹介ページの1枚絵がカラーで見たい‥‥。2コマ目でいきなり「電車で」という起承転結でいう「転」が出てきてしまう。桃太郎は昔話の代名詞的存在であり、確固たるイメージが確立されてるだけに説明不要ということで、いきなりブッ込んできたんでしょうね。「一休さんとビョウブ」と似てます。んで、「電車で」のあとは数コマかけて鬼が集まる様を描いて、オチ。起転承結って感じですかね。ボケが2度おいしいです。そんなオチ。桃太郎は何とかこらえてるけど3匹の手下はいたたまれなくなって顔隠しちゃってるのが笑えます。先に手下の心が折れてリーダーが孤立するパターンですよ、これは。
- とりあえず、その1は終わり。お、おもしろすぎたじゃないか‥‥。なにこれサイコーですよ。期待してたけど、そんなの余裕で飛び越えました。いやー、おもしろい人はつくづくおもしろいんですね。『磯部』が巻末、『半見開き』or『明るい人』が二色カラーページ直後の連載でいいんじゃないですかね。両作ともに箸休めや締めとしてふさわしい読後感ですし。今は両方とも『磯部』が担ってるけど、ワークシェアしようぜ。
- いや、フツーに今の連載作1つ潰して連載でも歓迎なんですけど、今回の掲載位置的にそういうの狙ってるっぽいじゃないですか。
- 『こち亀』
- 開幕にぶっ込まれる少女マンガww ‥‥それなんて『ニセコイ』? 絵やタイトルという点で『ニセコイ』軍配が上がりますかねぇ。告白のセリフ、という着眼点は『こち亀』が見事ですが。
- と思ったら、こちらは1話丸ごと少女マンガネタですか。しかも新キャラ。少女マンガの主人公みたいなキャラ、というのが1つのギャグですが、惜しいかな絵柄で笑わせるのは『ニセコイ』の方が上手だったのでインパクトが少し弱くなっちゃってますね。とはいえ、アイディア自体はおもしろそうです。
- 頭ポンポンからの「ドンマイ」。それっぽいですねぇw 本田の少女マンガ好きという設定も活きて、かなりおもしろいネタだと思います。ただ、アイツ先週入ってきたばかりのド新人ですからね、頭ポンポンも「ドンマイ」も間違ってんだよコラ。
- 署内に入ってくると突然謎の爽やかな風が吹いてくる。これはもう完全に星逃田の領域ですね。星逃田は世界をハードボイルドに改変しますが、風波くんは少女マンガに変えてしまう。
- んで、カベドン。『ドカベン』ではありません。山田太郎が「うるさいぞ里中!」って壁叩いてる絵超好きですが。そんなカベドン(どんなだ)。カベと言っておきながらロッカーって点がポイント高いですね。
- 風波くんのバックボーン。少女マンガ漬けで育ったようです。本人も読み尽くしてるらしいんですが、てことは頭ポンポンやカベドンは自分でわかっていながらやってる、ってことですかね? だとすると途端に嫌なヤツに思えてくるんですが。
- 顔出しNGの漫画家のサイン会ってあれマジですか?? なんかいかがわしい性風俗しか連想できないんですが。手だけ出してコいてくれる、みたいな。
- そして、男装してる女性漫画家ってのにも驚きました。やっぱ自分の好きなマンガをイケメンが描いてると思わせた方がいい、ってことなんですかね。少年マンガを描く女性作家が男っぽいペンネームを付ける、というのはよく聞きますが、女性マンガ界でも同じことが違った意味であるんですねぇ。そんなことしてたら世の中の女性漫画家の立場がない気もするんですけどね。まぁ、「男→女」に比べたら「女→男」の方が抵抗は少ない、ってことなんですかね。それはそれで問題なんですがw
- ラストの柱煽り「※ただし両さんに限る」が秀逸。本編にも「※ただしイケメンに限る」的なセリフ出てきましたからね。それを踏まえてるんでしょう。煽り好きなワタクシですが、『こち亀』はあまり気にかけてなかったですよ。油断ならんのぅ。
- 『恋のキューピット 焼野原塵』
- 塵から20m離れたトコでユリ子ちゃんと2人きりになったら即死。今までにかなり危ない状況あったじゃねぇか。
- うーん、デートの成功条件とかが無理矢理だなぁ。ミッション制にした方がわかりやすい、ってのはわかるけど、ゴテゴテしたルール決められると作者の都合を感じてしまいます。
- 奢ってくれると知るやいなやバカ喰するユリ子ちゃん。「今度学校で必ず払うから…」って、コイツ財布持ってきてねぇのかよ! ド腐れゲロクソビッチですね‥‥。
- 突然ワニプールにダイブするモブガキ‥‥というのは我慢しましょう。ギャグ漫画なんですから、細かいことは気にしません。まったく役に立たない吉丸が「助けるか?」という葛藤をしているのもまだ我慢できます。イイヤツという描写は前にもありましたからね。ただ、「でも… どうしよう! 僕も泳げな…」、おめーはダメだ。いくらなんでも設定が後出しすぎます。そういうことは先に言ってくれないと。単に「ピンチの連続」というのがやりたいだけ、という作者の都合を感じてしまいます。てか、都合しかない。
- うーん、ということで、なんだか残念な終盤でした。ゾウの「タスケテ」とか笑ったんですけどね。
- 『クロクロク』
- さーいしゅーかーい!!! おつかれっす。
- 本編。タマみタマぞうのカップルお久しぶりです。厳密にはコレは違うんだけど、今週のジャンプはイントロで告白する作品が多すぎるw
- まぁ、そんなタマみタマぞうみたいにロマンティックなことに千秋とクロクがなるワケもなく。ただ、おもしろいのが、フラグブレイクするのが千秋なんですよね。常識人の女、無神経や男だったら、女が男に真剣な話を持ちかけてそれを台無しにされて怒る、というのが定番じゃないですか。それをひっくり返してるのが見所ですかね。まぁ、おいしいトコはすべて千秋が持って行ってしまった、という話なんですが。
- んで、先週の勘違いの答え合わせ。「私の私服なんだと思ってるんですか!!!」で笑った。やはり千秋のツッコミは優秀ですね。惜しい人を亡くしました‥‥。まぁ、その服の件の正解は結局良子でした。千秋の行動の90%はロリのためですね。
- んでんで、成城石井の件。なぜか成城石井で強気になるクロクで笑った。その後の「何でそこ気ィ使えんの!!?」もよかったですし。成城石井はギャグの宝庫ですね(違)。
- そんな成城石井も結局は市民へのお礼の弁当だったそうで。その弁当のメモ書きに嫌いなもののリストが書いてあるんですけど、サラちゃんの「トマトNG」だけ波線引いてあるのが芸が細かいです。小豆洗いやほねぞうさんは二の次、というのが大変千秋らしいです。
- 先ほど、フツーは常識人から無神経に告白する、と言いましたが、中盤でようやく千秋は気づくワケですね。んで、そんな雰囲気にしようとするも、時既に遅し。一度折れたフラグはそう簡単に立ち直りません。
- まぁ、いろいろあって、最後に子供を助けてエンド。泣いてる子供を救うのが仕事の第一歩的な扱いなんですね。1話でもそうでしたし。
- うーむ、最終回もなかなかよかったと思うんですけどね。クロクと千秋という2人の関係を丁寧に描きつつも終盤では宴会シーンで主要キャラを一気に出すというのもよかったですし。てか、最終回以外もおもしろかったんですけどねぇ。ギャグのセンスは抜群だし、主に千秋だけど、キャラの心理、行動原理の伝え方も丁寧だったと思うんですよ。
- おもしろかったと思うんですけどねぇ。これでダメならジャンプではワタクシの好みの作品は読めないってことですよねぇ‥‥ってこの手のネガティブトークは以前にもしたな。やめよう。まぁ、とにもかくにも大好きな作品でした。次回作が楽しみです。
- 『ひめドル!!』
- さーいしゅーかーい!!! そーのーにー!!
- 同時期に連載開始した作品を同じ週に終わらせるとか、編集部テキトーすぎんだろ。『暗殺教室』『食戟のソーマ』と新しい作品で大当たりが出たからって新連載に興味なくなっちゃってるようにも見えますよ。この打ち切り方はいくらなんでも投げやりのように感じてしまいます。
- 先週、ヤンキーからアイドルに変貌する過程が見せないとおもしろくない、けど過程が見れる気がしない、って話をしたと思うんですけど、やっぱり見れませんでしたー。ですよねー。そもそもヤンキーモードの状態でマスク外して目が見えたらただの美人ですもんね。あまり変身した感がなかった気がします。ヤンキーでも美人はいるから、「だってヤンキーだぞ」って言われても説得力ないですしね。
- あー、あと忘れてたんですけど、桐山のケガの件が完全にスルーしてるのも大変アレですね。やっぱり先週のアレはその場しのぎのサスペンスだったのね。うーん‥‥上手ではない。
- んで、「皆それぞれ頑張ってる」的なダイジェスト。ババアの髪切ってる先輩の姿には結構グッときました。ヘアメイクに関しては万人に優しいのね。プロっぽくて好感です。
- んでんで、ラストもラスト。「あれから5年後」という打ち切り作品特有のアレ。テキトーだなぁ。語り口も駆け足すぎて感動もクソもない状態でしたし、ファン補正を抜きにしたら『クロクロク』が打ち切り作品の最終回として抜きん出たクオリティーだったとは言いませんけど、『クロクロク』の最終回のがしっかりしてたよ‥‥って思ってしまいますね。2本連続で最終回読まされたら比較されるのは不可避でしょう。てか、比較させたいんでしょ。
- まぁ、なにはともあれ、お疲れ様でした。今回の枕にも書いたけど、ワタクシは本作のこと好きじゃありませんけど、それでも本作(の前身)は金未来杯で優勝する程度には人気あったワケですからね。んで、本作は読み切りの時から劇的につまらなくなったとは思わないんですよ。むしろ、特殊学園の設定とかはおもしろかったと思いますし。なので、読み切りの時には票をよこしたくせにいざ連載になったら無視する読者が悪いんです(押し付け)。ていうか、そんな信用ならない読者の票、というものを判断材料にしているジャンプのシステムがそもそも‥‥って気もしないではないです。ジャンプの読者なんてのは『ゴブリンナイト』に金未来杯優勝させねぇわ、『新米婦警キルコさん』終わらせるわ、『クロクロク』も打ち切りに追いやるクソ共ですからね。ジャンプ読者の多数と価値観の違う少数読者&作家は泣くしかないんですよ。
- ジャン魂G!
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- おおっ、ジャンプの背表紙企画にジャン魂が勝手に乗っかってるww すげぇな、このアイディア。
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- 47号開催日本一イヤな餃子決定戦!
- 前レース覇者の眠れる子羊さんにちなんだお題だけど、当の本人はモンハンやってて送りそびれたらしいですね。心の余裕が違うぜ。
- まぁ、そんな結果ですが、1位が当たり。ホント最近調子いいですねぇ。ワタクシの好みがジャンプ読者の多数派に近づいてきている証拠でしょうか。『アイアンナイト』は連載始まるし、観寺風貴の読み切りが載るくらいですからねぇ(さっきと言ってることが逆)。
- 47号開催日本一イヤな餃子決定戦!
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- 日本一きまぐれすぎるシェフの気まぐれサラダ
- タイトルに決定戦が抜けましたね(どーでもいい)。
- てか、気まぐれサラダといえば、最近話題の偽装表示を連想しちゃいますw
- 日本一きまぐれすぎるシェフの気まぐれサラダ
岡本信人がセレクトした雑草を日替わりで。
(キバ寿司さん)
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- とりあえず天ぷらにすれば何でも食べますからね、あの人。
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やせいのシェフを倒すと300分の1の確率で落とす。
(こいな氏さん)
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- やせいのシェフの心、的な(『ドラクエ7』)。
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いちご100%!
(こみかんさん)
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- 「本日の気まぐれサラダ‥‥いちご100%です」と言われて、見たら本当にいちごだった時のガッカリ感ね。
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- フキダマシイ(「たとえオレが死んでも……」「( ? )だけは守り抜く!!」)
小野寺の抱き枕だけは守り抜く!!
(ニコニコ太郎さん)
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- 「さん」を付けないあたりに特別な想いを感じます。
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彼女いない歴30年だけは守り抜く!!
(廃人ゆさこさん)
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- 絶体絶命のピンチを魔法使いに覚醒して大逆転、的な胸熱ドラマの予感が。
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- ATJ45(ありがとうジャンプ45周年)
- イタルサムライさんのウンコイラストが超ツボでした。ジャン魂すげぇww
- ATJ45(ありがとうジャンプ45周年)
うまいものを食べて服を脱ぐ爽快感がクセになりました。ありがとう『食戟のソーマ』!
(シロクレヨンさん)
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- 料理がうまくなって女の子に食べさせれば‥‥!的な方向にいかず1人で脱いでるのがとても素晴らしいです。
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- バカズバッ!
- ポチさんのイラストネタ、「卑怯な武井壮」がおもしろすぎた。「こう!!」じゃねぇよww
- バカズバッ!
- 『半見開き昔話』
- その2ー!!
- 10「輝夜姫」。おおっ、超時事ネタ的じゃないですか。ワタクシもつい先日『かぐや姫の物語』観てきたとこですよ。サブタイを漢字表記にしたのはちゃんとオチと絡んでいたワケですね。シャイニングナイトプリンセスだけでも充分おもしろいのに、その後の「SNP」が再びツボ。
- 11「金太郎」。「一寸法師」と同じ系統ですが、主役が色ボケなのではなく、主役に色ボケしてるんですね。てか、女の子だからって衝撃的に感じてますけど、そもそもあの格好っておかしいですからね。普段気づいてるけど気にしてなかったトコをつついてくれるのは気持ちがいいです。あと、「おうまのけいこ」ってなんだか卑猥!! いや、てか、このクマは相撲やったってことだよな! なっ!!
- 12「カチカチ山」。なかなか着火させることが出来ない、というのはよくわかる話ですが、そっからウサギが新たなアイディアを思い浮かぶまでの行程が素晴らしいです。言葉に頼らず絵だけで伝えちゃってるのは見事としてか。
- 13「ネズミのムコとり」。「イイ話っぽく語られてるけど早い話がたらい回しだよね?」という誰もが思ったことのある点へのツッコミですね。カベのくだりとかさすがに無理がありますもんね。
- 14「雪女」。その2になってからかわいい女の子ネタや動物ネタが増えましたね。巻末ということで、ギャグを飛ばしまくるのではなくクールダウン‥‥的な意図があったりするのかしら。んで、ネタとしては、「‥‥その人が今の嫁です」シリーズの亜種。まさかギャグ漫画で斜線顔芸まで放り込んでくるとは‥‥貪欲にも程があるよ。
- 15「さるかに合戦」。これは明らかに1本目の「こぶとりじいさん」と呼応しているネタですね。笑いの種類が共通しています。要するにこれが実質のラストのネタで円環構造になっている、ということなのでしょう。
- そんなワケで、16「おむすびころりん」。これはラストのネタというよりは、エンディング曲ですね。1人が走り出すと、それに続いて他のキャラたちも走り出し、ってのは最終回っぽい展開でもあります。ラストコマの「HMM」がNHKのロゴをなぞってるあたり、芸が細かいです。『半見開き昔話』の頭文字ですよね‥‥と念のため。
- ということで、終わり。全体を振り返ってみると、想像以上におもしろかったです。てか、おもしろすぎました。言葉ではなく絵で笑わせる作りになってるのがとにかく素晴らしかったです。半見開き、そして昔話という企画もサイコーでしたし‥‥。文句ないなぁ。けど、『明るい人』も大好きだったからなぁ‥‥という無駄な葛藤。まぁ、2本読んで2本ともこれだけおもしろかったんだから、多分何やってもおもしろいんでしょうよ。とにかく楽しみですね。
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 平賀源内登場。なんだけど、その前に、「ここまでのあらすじ」がおもしろすぎますよ。「浮世絵…だねぇ…」「ですねぇ…」
- 新キャラ登場回だけど、それを迎え撃つのは磯部だけでなく、団子屋の看板娘ちゃんも、という布陣なんですね。今までで固まりつつある『磯部』の世界観は崩さずに新キャラ投入、というスンポー。
- そんな看板娘ちゃんに対する磯部の「なんという悪女…!! 好きだ!!」がツボでした。ちょろすぎるよ、磯部w
- エアコンは涼しいけど、その冷気を生み出すにはそれ以上のエネルギーと熱気が必要‥‥という教育的なオチでした。歴史とエコの勉強になるね!
- 目次
- 「マンギリ!!」(塔宮さち)世間を騒がせた45周年記念キャンペーンとは一体!?
- ジャンプは1年で52号、合併号もあるから45冊目から無料って言われても無料になるのはほんの数冊だよ!!‥‥とか思ったけど、同じ号を45冊買ったら、って話かw
- まぁ、ともかく、このマンギリも今週でおしまいなのですよ。最初の方は「お題が見にくいんだよクソがボケ死ね」とか思ってましたが、いざ終わるとなると寂しいものです。来年度にも目次ページの1コマ漫画は継続してほしいものです。
- 「マンギリ!!」(塔宮さち)世間を騒がせた45周年記念キャンペーンとは一体!?
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- あっ、あと、目次全体が一新されるので、このレイアウトを見るのも今週限りなのですね。毎年、12月には「見慣れねぇなぁこの目次」とか思うものです。
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- そんなマイナーなドラマを知ってるなんて尾田っちはさすがだなー(棒) 尾田っち効果で流行語とか取れちゃったりしてー(実現)
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もうすぐクリスマスだという想いと、まだ栗の季節だという想いが交錯してます
(『BLEACH』)
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- クリスマスvs栗‥‥ファイッ!!
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- 例の彼の名前の由来は風早くんだということです。
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この作品に携わった全ての人達に感謝しています!全てを懸けて精進してきます!!
(『クロクロク』)
反省をいかしてもっとパワーアップしたいと思います!ありがとうございました!!
(『ひめドル!!』)
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- おつかれー&またねー。
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- 愛読者アンケート
- 当然『半見開き昔話』について。おもしろかった話はどれですか、って聞かれてるんですけど、随分と丸投げな質問ですよね。それぞれ違う毛色のおもしろさだったから全体のバランスがよかったのであって、どれがよかったとか選びにくいのですよ。まぁ、それでも強いて挙げるなら、サイレントが見事だった「浦島太郎」、二段階のボケがおもしろかった「桃太郎」、ギャグ自体もおもしろくそれでいて時事ネタであった「輝夜姫」の3本ですかねぇ。バランスを考えると(こういう時にバランスがどうこう言っていいわけする系クズ)。あと、こういう時に「一寸法師」とか選ぶと負けた気がする系自意識過剰でもあります。あとあと、ぶっちゃけ本作で今回一番素晴らしかったのは作者紹介ページのイラストだと思います。すべてを読み終えた後に見るとあまりのオールスター感に震えます。
- もう1つはジャンプの公式デジタルコンテンツに関して。ワタクシは『新米婦警キルコさん』目当てでジャンプLIVEに課金した以外はジャンプ本誌にしか興味ないです。てか、ジャンプ本誌で手一杯。‥‥あっ、ジャン魂の投票する時にサイトは行くか。
総括です。
今週は何と言おうと『半見開き昔話』、『半見開き昔話』で決まりでしょう(ちょっと言いにくい)。めちゃくちゃ期待してたというのはあるんですが、それを込みにしてもおもしろすぎました。1ページ単発勝負でありながら、それぞれのネタで手を替え品を替え様々な方向性のネタが続いたので飽きがまったくこなかったです。掲載順とかも含め素晴らしかったですね。ギャグがおもしろい、絵による説明がうまい、ヒロインかわいい、とかはもちろんですが。うーむ、ぐうの音も出ない完全試合ですわ。
ということで、今週のベスト作品は当然『半見開き昔話』。
本当は最終回ということで『クロクロク』にしようと思ってたんですけどね‥‥実際におもしろかったんですが、『半見開き昔話』があまりにおもしろくて‥‥。ということで、次点は『クロクロク』。あと、『こち亀』もよかったです。
ではー、最後に今週のベストキャラ決めます。こちらは次点から。
- 緑川 『ワールドトリガー』
- 死体芸がサイコーでした。眼福。日常風景の中佇むグロ死体、というのは本作最大の魅力ですね(断言)。
- 一休 『半見開き昔話』
- とりあえず本作から1人選ぼうと思ったんですが、いかんせん皆1ページ限りなので選びにくいです。どれもキャラ立っててよかったんだけど、それだけに余計に選びにくい、っていう。
- ということで、唯一の2ネタ出演の一休さん。「説破」のコマはマジ笑いました。
んで、今週のベストキャラはこちら。
- 遊佐千秋 『クロクロク』
- 最終回ですので、というのは抜きにしても大好きな作品だったし、大好きなキャラでした。本作における千秋のキャラクターの掘り下げっぷりはちょっと異常とも思える程で、これほどまでに魅力的な主人公、ヒロインというのは現行ジャンプでも随一だと思ってますよ、マジで。渚くんはぶっちゃけ見た目によるブーストが効いてますので。それを除けば、ホント現在のジャンプの中で最も魅力的なキャラだったと思います。それだけに惜しいですね。イイヒトデシター。
- 作者: 椎名軽穂
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