北区の帰宅部の意訳

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『生徒会役員共』304話305話の感想

『生徒会役員共』303話の感想 - 北区の帰宅部

 年末号ということで特別企画があります。マガジン系列で連載中の作家80人による森川ジョージ御大への一問一答。こういう特別企画は楽しいですね。ジャンプとかでも読んでみたいっす。秋本治御大とかで行けるじゃない。
 連載作家と言うことで、氏家ト全先生も当然参戦。質問されても淡泊に答えることで有名なのに逆に質問する側とは貴重。けど、質問内容が被ったため3人同士に答えるという事態になってるので、らしいです。まぁ、最高記録は4人同時なのでセーフ!!(何が)
 関係ないけど、質問作家の作品内容に交えた回答がされてると嬉しくなりますね。別に読んでない作品でもなったので、ファンはもっと嬉しいと思う。

 ということで、本題。今週は一挙2話掲載でございます。最近多いけど、どうしたんでしょうね。ファンとしては嬉しい限りなのですがー。

  • #304
    • 扉はカエデちゃん。だけど、本編登場は開幕1本のみ。
    • そんな開幕。「今日のカエデちゃん」というサブタイが妙にツボ。アニメの「いったれカエデちゃん」もそうだけど、ちゃん付けするとやけに勢いの付く名前である。今後ちゃん付けていこうかしら。
    • そんな内容なんですが、超あるあるで笑ってしまった。電車とかでこういう経験ありますよ! 電車だと大きい駅についた時に人が一気に降りるので意外と確率低くありません。スカスカの車内で女子高生と隣同士とかになると、本当に人目が痛い。幼女の隣とかになったらマジで席変えるレベル。
    • 本編に戻りますと、黙って隣に座ればいいのに「隣いい?」と一言入れてるあたり、カエデちゃんの育ちの良さ、そして成長が窺い知れますよね。まぁ、その一言のせいで自ら隣に行ったというニュアンスが増強してしまうんですがw
    • 2本目からの4本が連続。瞬間接着剤を落としたタカトシも「あっ」ならば、そこに転んだスズも「あっ」なワケですね。サブタイ芸。
    • ということで、タカスズが「これ絶対入ってるよね」状態に。そこを茶化すアリアの楽しそうなこと楽しそうなこと。こういうのはアリアがピッタリですよね。会長はやらなそうだし、ウオミーだったら別のニュアンス出てくるし。
    • ギャグとはいえ、アレを連想させる発言を受けたのに1ミリも反応しないタカ兄は相変わらずの聖人っぷりでした。いや、単純にスズのことを性的に意識しなさすぎてる可能性‥‥。乗っかるのが別の人(コトミは除く)だったら、タカ兄が「あててんだよ」状態になってたかもしれませんね。そういう意味では、今回がスズでよかった。
    • あたたかい水、ということで黄金水。接着剤をはがす適温は知らないけど、体温程度じゃ足りない気もするし、そもそも汚れという二次被害がひどいww
    • オチ。スズを性的に見てなさすぎる件。これがアリアとかだったらうっすら目開けてそうなイメージあります。下着の有無という別問題が出てきてしまうのですが。
    • フツーの会話から次第に煽り実況に突入する2人の息がピッタリすぎてサイコーです。仲良すぎるww
    • スズのことを意識してるかは別として、一番瞼の筋肉が緩んだセリフは実況よりも自然と出た「かわいい下着だね」だと思いました。女子同士の無防備な会話ってグッと来るものがあります。
    • 話は変わるけど、スズのパンツという話題は一貫してて笑った。そして、オチ読んだらあまりの下ネタなので爆笑してしまった。会長、冷静に言ってる割には下ネタがキツすぎるwww スジはあかんww
    • 1話目のラストは次回への布石。それはムツミである。いやっほーい!!
    • ラスト、デートのお誘い(違)をしてるムツミがかわいすぎて悶絶するんですが、その前の柔道部のミーティング風景も味わい深いです。正座するムツミ、膝立てる中里さん、寝てるトッキー、とかとか。何てことないけど、それぞれのキャラクターが透けて見えるというシーンは楽しいですよね。てか、それぞれのがキャラがちゃんと生きてるんだなと実感します。
  • #305
    • ということで2話目。扉はムツミ。接待されてええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
    • 1本目。ムツミの「手取り足取り」きたああぁぁぁぁぁぁぁ!!‥‥からのオチで笑った。トッキーの冷静なツッコミも完璧である。柔道部的にはあのノリに慣れてるけど、部外者を相手にするには‥‥というギャップですね。
    • スズの蘊蓄が会長に台無しにされる定番のアレ。スポーツからプレイへ移行する際に一気に氷要素が消え去ってて笑った。飛躍しすぎw
    • 再び柔道部内でのムツミへのツッコミ。今度は中里さん。この2人は一般的な女子っぽい会話をしてるのが魅力ですよね。とはいえ、本作で「モテ」という概念が出てくるのは結構新鮮です。
    • ブコメ一歩手前のタカ兄の背景でムツミが超楽しそうにスケートを満喫してるので笑った。スピンとか上達はえぇぇぇぇ。
    • 相手が誰だろうと気合論者の姿勢を崩さないムツミ。自分のやり方を信じ切ってるというか、マジで理屈を越えたセンス派なのが窺い知れますね。これは教え下手なパターンやw
    • 「お遊びにそんなリスク負えるか!!」とツッコんでるのは誰ですかね。多分スズだと思うんですけど、そうだとすると、次のネタでは会長に対して「面白いから様子みよう」という脳内ツッコミに留めてるのと対照的です。線引きの基準は下ネタの被害にムツミに及ぶかどうか、とかかしら。今回の場合は。
    • タカ兄、バックに憧れるの巻。何より注目なのはムツミの「私が牽引して教えてあげる」でしょう。こ、これはモテる‥‥!! 中里さんに見せてやりたいですわ。牽引されてええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
    • そんなムツミの発言に対して会長、「後れを取った」的な驚きかと思ったら‥‥というオチ。進む方向が間違ってて笑った。てか、会長の想像するバックスケーティングを仮に実行するとして、女性側が牽引するって相当難易度高くないですかね。どんだけ締まr‥‥(自重)
    • 柔道部相手にアリアのヘビーなボケ。ムツミ以外だったらセーフなのかしら。下ネタに対面した時の柔道部それぞれのリアクションが気になる。トッキーは「ボケる相手選べよ」ですね。
    • すかさずタカ兄がツッコミに参加してくれたので事なきを得たけど、不在だったら柔道部はどうなってたのか。
    • てか、食事中に女子同士がふざけあってるこの健全なキャッキャ感、すげぇ新鮮だ‥‥。柔道部の日常とかマジで気になりますよ。下ネタがないので、柔道部だけでの話が連続するのは難しいんでしょうが。
    • そして、オチ。読者も忘れてた前話の目的。見事撃沈する理屈がキレイでした。トッキーがサイフ忘れるのはもはや「待ってました!」と言いたい。
    • 部費アップの件。言い出して失敗、ではなく言い出せずに失敗なので、生徒会側は単純に遊びに誘われたという認識のまま終わるんですよね。言い出して失敗だったら「スケートは接待のための口実だったのか」になるけど。柔道部の出番は今後もっともっと増えてほしいので、接待のこと言い出せなかったのは個人的には好都合と言える‥‥!のかもしれない。
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    • アニメの先走りカットの紹介なんですが、そこに付けられたコメントがなかなか興味深い。
    • コトミとトッキーの掛け合いはファン多いと思うんですよ。アニメ版も2人の空気を再現するのメチャクチャうまい印象ありますし。
    • 「担当編集の予想では監督はウオミー好き?」とありますが、個人的な予想では畑さん好きだと思う。それくらいアニメ版畑さんの魅力がヤバイ。てか、ウオミーは誰だって好きだろう(元も子もないオチ)。
    • そんな畑さんに対しては、「氏家先生をも唸らせる、充実の畑さん節っ!」。実際に唸らせたかどうかは不明ですが、確かに唸ったんだろうな‥‥と思ってしまう程アニメの畑さんはヤバイ。マジでヤバイ。
    • いったれカエデちゃんは、「密かなファンが多い」とのこと。2期の最終回ではカエデ党員歓喜の階段ネタあったから密かな熱気が高まってるでしょうね。0VA第2弾ではちょっとの出番だったこともありますし。

 ということで、終わり。今週はどうしたってムツミでしょう。かわいすぎた‥‥。「体育会系すぎる」というボケも超おもしろかったし、とにかく充実してました。中でも一番好きなのは「あんたってモテないと思うわ」のネタですかね。背景でくるくる回ってるムツミもおもしろかわいいし、中里さんとのやり取りも超魅力的でした。
 下ネタ的な意味でブッ飛んでたのは「ボトムレスか?」だと思います。あれはアウトだろww

『生徒会役員共』306話の感想 - 北区の帰宅部