北区の帰宅部の意訳

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『プチプチたんたんプチたんたん』35話の感想

『プチプチたんたんプチたんたん』34話の感想 - 北区の帰宅部

 マガスペ発売から10日を過ぎ、いつの間にか月まで跨いでしまっていた。アカン。今年の残りは、その月のうちになんとか書いときたい。マジで。

 「第35話 義兄&義妹&犬」。サブタイの通りプチの出番が多いです。マジ眼福。
 ハナたちは受験合宿で不在のためサトリが子守‥‥犬守をする、という話。ハナのいない状況でのプチ、というのは新たな一面が見えてイイですね。ましてやサトリとプチだなんて新鮮すぎる。

 プチの新たな一面もそうだけど、同じ理屈がサトリにも言えまして。フリスビーをなくした時の、“アレ 花園先輩のだからマジで見つけてきてください”とかすげぇ意外というか、おもしろかったです。ハナが先輩扱いされてるのってあんまり見たことなかった気がします。

 ミカにアユ。まさかの名前公開である。もう背景にしか出てこないと思ってたら、このタイミングで登場。しかも、“パンツみたいにするな!!”とツッコミまで披露してますからね。ミカとアユ、どっちがツッコんだのか非常に気になるトコですが、同級生相手にもサトリはボケる、というのだけで発見です。
 そんなミカとアユに撫でられてる時のプチの表情が絶品(撫でたのは正確にはアユだけどコマとコマの間でミカも撫でたと思う)。気持ちよさそうな顔をしてるんだけど、どことなく偉そうなんですよね。「撫でたいっていうなら撫でられてやらんこともない」とか言ってそう。超かわいい。ヤバイ、プチ撫でたい。マジ撫でたい。

 サトリとプチの散歩。いつもの海辺の道を、という何度も見た構図なんですけど、先入観もあってか、プチが勝手にグイグイ進んでるようにも見えるんですよね。サトリの言うことを聞いてない感。“犬の散歩ってけっこう運動になるな”というサトリのモノローグもあるので、おそらくプチは自分の行きたい方に好き勝手に進んじゃってるんだと思います。つまり、かわいい(話無視)。

 カオルと合流。一緒にマック喰う時にお預け食らってから、プチが何か意思表示するのはカオルになるんですよね。ここらへん、プチの心理がよく出ててすげぇイイ。プチは何も喋ってないのに、ちゃんとプチなりの思考をもって行動してる、というのがよくわかるんですよね。ここらへんはプチファンとしては超楽しい部分です。
 サトリにはメシ断れたら、カオルに「メシよこせ」っておねだりするプチ超かわいいじゃないですか。そんだけメシ食べたいのに、勝手に袋に顔突っ込んで食べちゃうようなマネはしないってのも、しっかり躾られてる感としてうまいっす。ハナすげぇ。

 んで、オチ。義兄妹の口移しをシルエットで。初めて見た時、絶対にウソだと思ったんですよ。ウソというか何かトラブルとかが発生して口移し失敗、というギャグになると思ったんです。シルエットなのは「実際にはしてないけどしたっぽく見える」という表現だと思ったんですよね。『濱中アイ』の花火の回だったかにも、シルエットでいい雰囲気が台無しになるってギャグありましたよね。その類だと思った。信じて疑わなかった。
 だからマジだったのには心底驚きましたよ。「オイオイオイ大丈夫か?」とか心配してしまったレベル。なんだけど、心配には及ばないカオル。想像を遙かに越えるほどに、サトリのことを異性として見てなかったw やべぇ、ヒカリでさえカオルのフラグクラッシャーぶりには苦戦してるというのに、義妹というマイナス要因が加わったサトリには希望なさすぎるだろ。思春期全開なのにと完全に割り切れてるカオルすごいw


 ということで、終わり。とにかくプチが素晴らしかったです。物語とは直接関係ない小さなプチの描写が丁寧でいつまでも見てられる感じ。超かわいい。プチがサトリのことを主君だと認める、というオチもギャグになっていながら理屈がしっかりしてるからスゴイですね。そして、カオルの旗折りスキルが想像を絶した。

 予告は、「コンスタンのスカートの“中身”を激写♂」。下着モデルとか?‥‥まぁ、それだったら「服の中身」って書くか。むむむ。

『プチプチたんたんプチたんたん』36話の感想 - 北区の帰宅部