北区の帰宅部の意訳

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『プチプチたんたんプチたんたん』41話の感想

『プチプチたんたんプチたんたん』40話の感想 - 北区の帰宅部

 昨日に引き続き氏家ト全。まぁ、『プチたん』の方が発売は早かったんですけどね。どうも4コマの方が着手しやすかったというか、腰が軽かったというか。

 41話「不戦勝乙女」。1コマ目からサトリ全開。まさかのサトリ回である。サトリ目線でハナたち3人を描く、というのは結構なイレギュラーなんじゃないですかね。まぁ、3年はいつも勉強だから代わり映えのある視点を‥‥とかあるかもしれない。

 サトリとマミさん。サトリのブラコンネタは読者的にはすっかりお馴染みですけど、それを受けるのが親族というのは新鮮ですわw 確かに誰よりも驚く人かもしれないw

 2ページ目からハナたち登場。サトリの作った料理をハナが判定。料理が得意ですもんね。とはいえ、ハナから料理を教わるのではなくマミさんに教わるのはやはり受験生だからか。ここ、少ない描写なりにハナがサトリのことを甲斐甲斐しく見守ってるような感じが出ててイイですね。
 そんなハナ、やせてるけど凹凸がない。本作で貧乳ネタってかなり珍しいんじゃないですかね。ありそうでなかった。基本女だけのシチュエーションが多いので胸の大きさについての話題にはあまりならないのかな、とか思ってたレベル。

 コンスたん。ハデなボケはないものの、サトリを脱がすようにアシストを重ねていく様がさながら職人。
 上を脱がした時は「これで脱いだらおもしろそうだなー」程度な印象ですけど、下を脱がせる時は完全に確信犯ですよね。多分ヒカリの反応を見ておもしろがるスイッチが入っちゃったんだと思います。フツー脱がされる人が動揺するはずなのに、第三者が一番動揺してる、ってのがおもしろいですね。

 そんなサトリストリップ。ここまで明け透けに下着姿になるのも珍しいな。下着コマが異常に多いw
 「上も下も丸見えやないかー」とか思ってたけど、よく見てみたらパンツの方は結構見切れてたりして、よくわからないんですよね。コマからはみ出る、という意味でのパンチラ。前面とか、最後にあるカオルのイメージでしか描かれてませんし。まぁ、ポーズを取った関係で、とか事情があるでしょうから、深く考えても意味ないですかね。

 んで、オチ。カオルに勝負下着を見られるも、彼の琴線に触れることはありませんでした。背中でフェチを語るカオルがかっこいい‥‥。
 てか、勝負してない下着の方が好き、というのは前半にあった「最近兄はぽっちゃり系AVにハマってるし」というのとも通じますよね。ぽっちゃり系の魅力は「勝負してない」感じにあるのかもしれない。あのぽっちゃり系AVというネタは単なるギャグに見えて実は伏線‥‥というのはどうか。
 昨日の『生徒会役員共』の記事でも書きましたけど、このネタ、最新の『生徒会』でもありましたよね。タカトシが勝負してない下着の方がいい、と肯定してました。あまりこの手の話題には乗らないタカトシがつい本音を漏らす、という意味でも貴重なシーンなんですけど、これはやっぱり2作で呼応するように狙ったのかなぁ、と思います。どっちが先かわかんないけど、「あっちで勝負下着ネタやったからこっちでもやっちゃおう」みたいな。発表が『プチたん』が土曜、『生徒会』がその次の水曜ですから、タイミングがばっちりすぎる。単行本だと気づきにくいネタですね。


 ということで、終わり。サトリの下着全開でしたけど、プチはいませんでした。まぁ、プチのいる屋外で下着姿になってたらさすがに大問題ですわww
 受験生であるハナたちを外部の目を通じて描くというのもおもしろかったし、ハナやコンスたんが短いながら個性を発揮して、ヒカリは安定のツッコミ&リアクション役に徹しててなかなか満足度の高い回だったと思います。カオルのオチも超笑ったし。

『プチプチたんたんプチたんたん』42話の感想 - 北区の帰宅部