昨日の続きっす。ここの区切りはどうも慣れないですね。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- ハムスターのことを読者の何割が覚えていたでしょうか、というクイズ。4割以下は堅いと思う。
- 不意の密室という災難。他の3人よりも先に斉木は気づいていたのにわざわざ3人が密室に気づいてから鍵を開けるミステリー。外に人でもいたのかしら。
- 『ハイキュー!!』
- 大王様わろた。どっちかは負ける、という理屈がその通りすぎてぐうの音も出ません。
- 試合の方は覚醒状態のツッキー。一度下がることで冷静さを高めつつ闘志を燃やしたのでむしろコンディションは最高潮、という感じかもしれませんね。あっ、ケガあるけど。
- そんなツッキーのコンマ数秒のためのハッタリ。あんな無駄に体力を使うようなことをわざわざ……というだけで泣けます。ゲスとの通じ合ってるライバル関係というもステキですね。
- んで、体力の限界。集中力とかの面では影山がヤバイ、みたいな話がありましたけど、単純な仕事量、運動量の意味ではやっぱりウシワカが一番だと思います。烏野のみんなのつらい様子が描かれるけど、それ以上の負荷がウシワカにはかかっている……と信じたいw 点を取られてでも食い下がれば体力を消耗させて後々効いてくる、というのは試合の序盤から言われていたことですけど、ついにその時が来た、という感じですね。ウシワカがそのことを自覚してるっぽいのも恐ろしいですわ。ほころび見せろよw
- 『左門くんはサモナー』
- 扉。ベヒモス先輩がかわいい。来週に期待。とにかく期待。
- 本編。猫って霊感強いとか言いますし、左門くんとの相性はいいんでしょうね。犬よりも欲望に従ってる感じあるし。
- 超ドSの橋下っさん。ここらへんも左門くんとの相性バッチリですね。てっしーやアンリにないもの全てを併せ持つ橋下っさん最強説。
- 口ではキツイこと言いつつもネコジャラシには逆らえない橋下っさん。猫らしい一面も忘れてないw
- 左門くんを泣かせるワケにはいかないので代わりに雨が降る。当たり前すぎる演出。教科書に載ってる典型例みたいな演出である。ただ、こういうのすら出来ない作品が多いので好感です。大雨の中泣き崩れるのとか多いですよね。
- んで、ネビ夫オチ。終盤の数ページ、ギャグらしいギャグはないんですけど、「えっなんなのこれww」という感じが漂っててイイですね。ネビ夫でちょっと笑いましたもん。
- 冒頭から飼い主となる親子が出てきたり、てっしーに言った「飼えないくせに」が左門くん自身のことだったり、ネビ夫が察するのは同じ経験をしてるからだったり、細々とうまいですよね。猫が左門くんの元から離れることで人間の言葉を発せなくなる、というのも悲劇っぽい雰囲気出してて好きです。まぁ、実際は違うんですけど。
- 『バディストライク』
- キャッチャーとしての素質はない米倉くんが先生役になる、ってのはうまいですね。なんだかんだで付き合いが途絶えないのがイイ。
- やっぱギャグがいいですよね。おもしろいよ。『左門くん』のあとだと余計に感じます。
- ちなバナナは男根のメタファー。
- 『ブラッククローバー』
- 思ってた以上に今回の犯罪にガチ感あってよかったです。やっぱ子供が傷つくシーン正面からやられると「あっこいつヤベェ……」ってなりますね。変な話、王都襲撃よりも危機感わきますわ。
- そんな子供イジメ描写がガチであるから、先週まではギャグにしか見えなかったロリコン鼻血先輩のブチギレっぷりが今週はカッコよく見える、というマジック。妹以外の子供はどうでもいいんだけど、登場がヒーローっぽいよねw
- 魔力を吸い取る犯罪者なので魔力のない人に対する差別意識は人一倍。なのでアスタへの油断も人一倍、というオチ。「魔法ないのに速すぎ……」という感じですね。アスタは初見殺しだからなぁ。魔力がないことを笑えば笑うほど痛い目に遭う、というのはよく出来た話ですわ。
- 『トリコ』
- 「○○するのに×万年」という過剰にも程がある設定に対してもはや1ミリも感情が動かない、という異常な作品。作品と読者の関係か。大体「1万年=1時間」くらいの感覚ですよね。ほとんど。そこがいいじゃない。
- 料理の簡略化が小松の十八番。またもや「天才じゃったか」案件なんですけど、一般的に評価されにくい才能というのがうまいバランスですね。「こんな天才くすぶりすぎだろww」っていう問題に対する1つの回答になってるというか。
- 『銀魂』
- 『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
- よくマンガで「こんな小さな大会に実況なんていねぇよ!!」って批判があると思うんですけど、それへの言い訳のようなひらり実況。なんとか都合つけました感があってあんま好きじゃないです。……と思ったら最初だけだったのでよかった。あれは単なるギャグだったのか。よかった。
- カウント3で一歩目なのに他のペアが先に踊り出してるのってどういうことなんですかね。練習のシーンとかにそれっぽい話ありましたっけ。そういう長期的な小技はなぁー、苦手なんですよねーw
- 『ものの歩』
- とにかく暑苦しい部長。コーラを渡すシーン、自販機横にゴミ箱があるにも関わらず、近くにゴミ空き缶が散乱してるんですよね。別にゴミ捨てる人は皆等しくクズとは言いませんけど、ことマンガの演出を考えると「あーこいつクズだわー」と感じるには充分なんじゃないでしょうか。もちろんあのゴミは部長が捨てたワケでないですよ(実際はちゃんと捨ててるw)。捨ててないけど、そう見える、そう見えなくもない、あの散乱したゴミがもたらす不快感が彼を象徴するイメージとして機能している、といのはあると思います。
- いちごパンツのトラウマ。「今まで手を抜いてたとかマジショック」って聞くと一瞬納得してしまったんですけど、なんかよく考えるとモヤモヤするというか。「じゃあどないすればええんや」的な。
- あと、「人生を賭けたタイトル」って言ってる割にはその直前に「いつも通りオレが勝つ…ハズだった」とか言ってるんですよね。いや、いつも通り全力出して勝つ、とかそういう風にも考えようには考えられますけど。
- しょうもない次元の感想になるんですけど、「団体戦に2人で出れるワケじゃないじゃないですかーww」というテンションだったのに当然出れるという感じで話が進むんだのでむなしかったです。
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- センターカラー。アニメ磯兵衛をマンガ磯兵衛が見る、という扉。並べられるとやっぱマンガの方が魅力的ですねw なんというか、味気ないというか。
- 本編。江戸時代のカラクリ技術ってロマンあるよね、という話。カラクリってのは『銀魂』にも採用されるネタですし、みんな大好きに決まってるだろ!!的な案件ですわ(詳しいとは言ってない)。
- 会議の途中で全員のテンションがおかしくなっちゃって、結論が全部盛りになるあの感じ、超あるわw 見に覚えありますわ。ランナーズハイ的な高揚感になることありますよね。会議って。
- んで、まさかの巨大ロボ展開。怪獣と戦わせてぇ……。磯兵衛と中島がドリフトしてエルボーロケット不可避ですわ。
- 『ニセコイ』
- 『BLEACH』
- バトよん!!!!
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- 2代目レジェンドの発表。失礼に思われたらアレなんですけど、超意外でした。まぁ、50号の感想で長々といろいろ書いてたんですけど、スルーしてた……マジか。やっぱバトよん投票勢との完成の乖離が深刻ですわ。かわいい系が強いのは重々承知なのでスルーは出来ないんですけど、今回のノミネートで注目のかわいい系ネタはわんことひよこの2択だと思ってたんですよねぇ。もう1つあったか……相変わらず詰めがあまいなぁw
- まぁ、とにかくレジェンドのインタビュー楽しみに待ってます。スペース増やしてもええんやで。
- 2位はわんこ。新聞だったら「わんこ二連覇ならず!!」とか見出しになってもおかしくないと思うの。まさかわんこが負ける日が来るとはねぇ。わんこ一強時代がついに終わったか……と思うのは早計でして、わんこは今回2ネタノミネートされてるんですよね。つまり票が割れたことが考えられます。票が割れたにもかかわらず2位ですからね。規格外すぎます。
- そんなわんこ。2ネタあるんだけど、票数は近くなると思ったんですけど、意外と2位3位という感じにはなりませんでした。わんこファンの中では「どっちもイイけどわんこの良さを出せてるのはコッチだよね」みたいな感じなのかなぁ……とか思うと非常に興味深いです。
- 1位2位とかわいい系ネタが続き「かわいくないと勝てないんや……」って気持ちになりますけど、そんな中に颯爽と現れた3位がアホネタ。マジ癒されるわw ギャップがひどすぎます。ちなみに、ジェットさんは今回のレジェンド候補に2本も入ってたんですよね。それだけでもスゴイのに3位入っちゃうんだからとんでもない。
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- 4コマバトル
- No.3「ヤバイ状況」(サニーマンさん)
- 今週の投票ネタ。クマと遭遇してヤバイと思ってるけど、実はクマもヤバイと思ってたネタ。意外とクマは優しかった、みたいな話は多いですけど、AEDという文明の利器を持ってくるので笑っちゃいました。このあとクマが戻ってきてもうひと騒動あるんだろうな、と広がりまであるのでスゴイ。
- No.3「ヤバイ状況」(サニーマンさん)
- 4コマバトル
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- No.7「モチの生涯」(うさポンさん)
- 正月になるとよく聞くモチの破裂音。「おいしそうだなぁ」とかボンヤリ思ってましたけど、モチを擬人化したらメチャクチャ残酷、という発想の展開がサイコーですね。
- No.7「モチの生涯」(うさポンさん)
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- No.8「マナー」(トカイトモヒロさん)
- 日常から非日常に文字通り飛躍する展開だけでも充分なのでそっからさらに「お前もか!」というオチで笑った。母親のが強そうな感じが伝わってくるのがイイですね。
- No.8「マナー」(トカイトモヒロさん)
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- No.11「席を譲りましょう」(ししゃもりんごさん)
- ツンデレの不良もいいんですけど、最後の4コマ目の緩い感じがとても好きです。なんと言ったらいいのか難しいんですけど、独特の読後感あります。
- No.11「席を譲りましょう」(ししゃもりんごさん)
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- 次号予告
- 3週連続の読み切り企画。ラストを飾るのは本誌初掲載の人でした。結構な抜擢ですよね。一番有名なのは、2015年ジャンプ界隈で一番のビッグニュースであろう「冨樫仕事した」の人ですよw 冨樫が帯書いた単行本の作者。まぁ、冗談みたいな話ですけど、とりあえず実力は間違いないんだろうな、というのは分かりますよね。
- ジャンプ+が開始された頃にやってた『5秒童話』は読んでました。最後までは読んでないから迂闊なこと言えませんけど、おもしろかったですよ。最後まで読まなかったのは単純にジャンプ+を読む習慣が定着しなかっただけなので作品がどうこうではないです。
- ジャンプ+から大化けした作品は『とんかつDJアゲ太郎』を筆頭にいろいろありますよね。こないだ出張してきた家電ちゃんもそうですし。そんな中、作品ではなく作者単位で最も語るべき存在がこの人なのかもしれませんね。富樫に仕事させた上に本誌掲載ですから。これは年内に富樫が帰ってくるフラグ……!(違うと思います)
- ちなみに、タイトルは『殺し屋ドミノ』。先週『始末屋』やったばっかなのに!!
- 目次
- リニューアルされました。作者コメントが左側から右側に変わりましたね。あとカラーはまとめて上方にまとめて大きく扱われるようになりました。
- そして、Mokujitterに変わる新コーナー。ジャンプ川柳でした。初回は『ヒロアカ』担当による作品でしたが、毎週編集部で回すんですかね。どっかで公募してたりするんでしょうか。ぶっちゃけ今週の川柳は波も風もないつまんないヤツだったので、もうちょっと工夫が欲しいというか……。
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- ジャンプ的には2016年ですけど、リアルで考えたらまだ先ですからね。「まだまだこれからだよ」という感じがワクワクさせてくれますね。
貧乏ゆすりは体にいいらしい!よし!どんどんゆすろう!
(『トリコ』)
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- この話、ついこないだ別のマンガの中でも言ってました。割とマジで広まってる説みたいですね。まぁ、言われてみれば座りながら足を動かすのは血流に悪いワケがないか。寒い季節は特に。
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- ビデオがリリースされたタイミングでジャンプ作家陣に第二の『怒りのデスロード』ブームが来てますね。
- ぼんやりとしか知らない人は意外でしょうけど、あの作品、名だたる映画賞で作品賞とってたりするんですよ。「アクションだけで中身がない」とか言われたりする作品ですけど、それだけじゃないです。
先週4周年なの忘れてた!長谷川先生の読切もよろしくね!
(『ニセコイ』)
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- グダグダすぎる古味先生かわいい。
- 愛読者アンケート
- 読み切りの質問だけ。まぁ、2つ掲載されましたからね。
- スピンオフを読んでみたい作品は、とかいう質問もありました。『火ノ丸相撲』のスピンオフで分からない君を主人公にした作品が読みたいです。
- まぁ、マジレスすると『ベストブルー』ですね……
総括です。
計画的な前後編は初なんですが、思ってた以上に楽です。こいつぁいいや。すごい楽。トータルの量も減ってるんだけど、それ以上の楽があるように感じますねぇ。モンハン熱が冷めた時に戻れるかどうかが心配なレベル。
んじゃ、今週のベスト作品。『火ノ丸相撲』かなぁ……と思ったんだけど先週もそうだった気がする。じゃあ『ブラッククローバー』で。いや、マジで今のロリコン鼻血編超おもしろいですよ。本作のことは今までも充分好きでしたけど、今が最高にハマってます。
「先週も同じくらいおもしろかったヤツやないか!」案件としては『銀魂』もそうですね。次点で。
では、今週のベストキャラ決めて終わります。
- メガ童子 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- いや、キャラじゃなくてアイテムとかそういう部類なのは承知なんですけども。やっぱ心躍りますよね。森の中の巨大ロボ。
- デクママ 『僕のヒーローアカデミア』
んで、今週のベストキャラはこの人。
- 次郎 『火ノ丸相撲』
- 店員に「仕事しろよ次郎」と言われる所がホント好き。ああいう徐々にタメ口になっちゃうようなギャグ大好き。それ以外もおもしろかったし、こんなギャグキャラも外さないとか、憎たらしいですねぇw
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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- 作者: 岩代俊明
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