北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『プチプチたんたんプチたんたん』47話の感想

『プチプチたんたんプチたんたん』46話の感想 - 北区の帰宅部

 今更ですが、あけおめこ。2016年も『プチたん』は元気です。

 47話、「冬の熱帯夜」。冬ということで受験シーズンだと思うんですが、本編ではそんなに緊迫感ないので個人的には嬉しいです。

 風呂から始まる本編。驚きの露出の少なさ‥‥というのが本作の特徴、というより作者の特徴ですかね。とか思ったら今回のオチに驚きましたw
 寒い、厚着から出てきたハナの犬の話。冬毛について言及しつつ「あとかわいい」と添えるあたり、ハナが犬好きなのが現れてますよね。何気にハナがプチ以外の犬に対する好意を出すのって珍しい気がします。ひょっとしたら元々は特別犬好きってワケではなかったけど、プチを飼ううちに犬好きになった、みたいな経緯があるかもしれませんね。

 コンスたんから切り出す我慢大会。ただし、暑いのを我慢。我慢大会と言いながら結局は寒さから逃避したいだけ、というのが堕落しててイイですねw
 ヒカリの「何言ってんだ こいつ」という冷酷なツッコミで笑いました。心の声だけに辛辣すぎるw

 んで、我慢大会。ダブル暖房の部屋の中でコタツに入る。真夏の暑さも嫌ですけど、こういう人工的な暖房機の暑さってまた別の不快さがありますよね。これは嫌だわw
 コンスたんはマフラー、ハナはフード。ヒカリはプラスアルファ的な服装はなさそうですけど、着てるものが多かったりするのかしら。もしくは着るものは本人の裁量に任せる感じなのか。
 てか、コンスたんは我慢大会関係なくマフラーしててもおかしくないイメージですわ。室内の寒さ対策として。

 田隈兄妹インダルーム。部屋の暑さに対するリアクションが微妙に違っておもしろいですね。カオルの方が落ち着いてるというか、少しダウナーな感じ。
 カオルの目的はハナにゲームを貸しに、って受験生ww
 そんなゲームは「Super JK」。ゲーム詳しくないんですが、元ネタとかはない感じですかね。ジャンルはよく分からないけど、日本刀っぽいものをセーラー服が持ってるので格ゲーかアクション系ですかね。貸し借りするのでネトゲではない。タイトルの字体がなんとなく『ストリートファイター』っぽい気もするので格ゲーかもしれませんね。

 そんな「Super JK」のハードは据え置き。今まで出てきたゲーム機って携帯機だったので少し意外だったんですが、据え置き機のせいでブレーカーがダウン。最近のハードはハイテクになりすぎたため、使用電気料が結構バカにならないレベルになってるみたいですね。パソコンで『ドラクエ10』をやってるワタクシとしては低みの見学ですけどw
 んで、部屋に明かりが戻ったらコンスたんが全裸。コンスたんリタイヤかww カオルが気づく前にヒカリが明かりを消したってのが味噌ですね。カオルの鼻血はヒカリが未然に防ぎましたw
 てか、最近のコンスたんは脱ぎ要員的な仕事が多いですね。今回の裸は背面で、胸の膨らみは腕で隠れてますけど、スタイルの良さとかは充分伝わってくるレベルだったと思います。肩甲骨がエロいっすわ。肩甲骨フェチとか自覚したことありませんでしたけど、今回のコンスたんはエロい。暑さのせいで汗かいてたのもエロさを助長してるかもしれませんね。割と汗だくのイメージがないコンスたんが、というのがポイント高いのかもしれません。
 汗という視点で考えるならば、激辛カレーを食べたのもコンスたん、というのもよく出来てますよね。8ページの本編すべてが今回のコンスたんの裸オチに向かっている、というか。我慢大会の言い出しっぺもコンスたんなら、激辛カレーを食べる原因もコンスたんにある、という自業自得感が周到ですわ。勝手に暑がって勝手に脱ぐ、という嫌みのなさ。


 ということで終わり。我慢大会ということでプチの出番はありませんでした。みんなは寒がってるけど、プチは外でドアもない犬小屋にいるんやで、とか少し思いました。犬スゲェなw まぁ、だからといって暑さの我慢大会に参加したらほとんど動物虐待なので出番ないのもしゃーないですわ。代わりにハナのイメージの中に犬出たのでそれで満足することにします。冬毛かわいいよね、というのは結構新鮮な視点だったりします。ハナというキャラクターの表現にもなってるから見事ですね。

『プチプチたんたんプチたんたん』48話の感想 - 北区の帰宅部