北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年28号の感想その2

週刊少年ジャンプ2016年28号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 食戟のソーマ
    • 卵の天ぷら。で、でたー! 協力森崎のアイディア料理だー!!って感じなんですけど、料理と物語との連結に関してはやっぱり見事ですよね。ただ、“生卵はビニール袋とかに入れて冷凍する! 凍ると中身の体積が膨張して卵が割れちまうからな” みたいな部分は味とまったく関係なくて「それってえりな様に言う必要ないんじゃない?」って気がしなくもないw まぁ、しないワケにはいかないってのは分かりますよ。言うだけ野暮ですよ。
    • んで、えりな様おはだけ。「ビクッ」という文字で秘部を隠してるのが爆笑ですわ。ただ脱ぐだけ、という王道のリアクションなのはドラマ的にも合ってると思いますね。ギャグ系に走ったりイメージ的に飛躍させる手もあるけど、脱がないワケにはいかないし。
    • そんな卵の天ぷらドーン。卵という因縁。あと溶ける系ってのも意識した所だと思います。アザミンとその教えに囚われたえりな様が毛嫌いするアイディア料理だけど、そこの試行錯誤には料理をする楽しさが満ちていて、その試行錯誤こそがソーマパパのイズムである、って何重にも意味やらドラマが絡んでるのが見事ですよね。アザミンアカデミーの料理は食べてもアザミンの顔しか見えないけど、ソーマくんの料理はソーマくんとソーマパパの顔がダブって見える、という違いが一番大事なのかな。誰もホメてくれないから自分でホメるけど、やっぱりソーマくんの料理を食べたらパパの顔が見えるってのはありましたね。前に言った通りですよ。サスガダナーw
    • むなしい。
  • HUNTER×HUNTER
    • ヒソカ死んでて笑った。ただ、死体を見ると「なんか右手で悪さしてやがんな」というのが感覚的に分かるのがイイですね。死の偽装というのは過去に旅団がやった手ですので、旅団に一矢報いる方法としてなかなか意地悪でおもしろいと思います。ちょうどコルトピいるし。コルトピを騙せた、という格上感。
    • んで、全国のマチファン歓喜のマチのおくりびと。多分死んでマチに見送られたくなった人が多数現れたことと思います。
    • 本日のメインイベント。ヒソカ復活。第三の能力じゃなくてよかったです。今回の団長戦で一番厄介だったのは団長が死後の念を操るトコだと思うんですけど、それを踏まえてヒソカが考えた策、という感じが出ててイイですね。
    • ただ、ぶっちゃけ心臓と肺を揉み揉みするだけで生き返るってのは相当無理がある、というか今までのフィクションラインから逸脱してる気がします。いや、そんなんじゃ死んだままでしょ、という。さらにはケガとか欠損をバンジーガムで覆うだけで回復、ってのも相当怪しい。いや、死ぬでしょ。マチに縫ってもらおうよ。ここはかなり好みの分かれる部分だと思います。ちょっと無理ありすぎて引いちゃう人も多そう。ワタクシは一瞬引いたけどトータルでは「まぁいいか」という感じ。ヒソカの化け物感が魅力的だったので許せちゃう。一応「死後の念だから何でもアリ」という言い訳が通用しなくもない……のかもしれない。
    • まぁ、今回の団長戦はヒソカ暗黒大陸レベルに強くする儀式のようなものだったのかな、と思います。本作もインフレが激しくて初期の最強キャラのヒソカは「どうやって王と戦うのw」みたいなことをよく言われがちだったと思うんですよ。そこで「死後に強まる念」というルールを用いてヒソカがワンランク強くしたんだと思うんですよね。ゴムで型どるとか今までのヒソカだったら出来なかったですよね。出来るなら試合中に右足作ってるワケですし。これでヒソカの左手、右足はゴム人間になったので「ヒソヒソのピストル」を撃てるようになったのですよ。今まではスパイダーマンでしたけど、今回ルフィにもなれました。これならピトープフユピーくらいだったら戦えそう。王はちょっと「ぼくのかんがえたさいきょうせいぶつ」感あるので除外します。
    • てか、左手とかケチなこと言わないで腕を増やしたりも出来そうですよね。『鬼滅』の手鞠ごっこが出来るw
    • 過去に『HUNTER×HUNTER』で死を乗り越えたキャラって数少ないと思うんですけど、ヒソカがそこに名を連ねました。一番わかりやすいのだとやっぱ王ですかね。あれは暗黒大陸のチカラあるし、配下との合体みたいなニュアンスも強いと思います。あとゴンも死を乗り越えたと言えるかもしれません。ただ、あれはアルカナニカというチートみたいな存在のおかげですからね。あーそういやあれも暗黒大陸産のチカラか。そう考えると自分のチカラのみで死を乗り越えたヒソカはちょっとヤベェな、という感じが強いと思います。ゴンとか復活したけど今ザコだし。
    • んで、マチを攻略(戦闘的な意味で)。殺さなかったのは過去のヒソマチの名シーン「それいいね◆」を意識したものなのかなぁ、とか思いますね。今のヒソカにどこまで今までのような理性や知性が残ってるか少しだけ疑問ですけど。
    • てか、ヒソカに襲われた時にマチ、例の首を守るポーズ取ってるんですね。なつけーw やわらかくないおっぱい。
    • んで、コルトピとシャルナークが死んでエンド。パクノダもそうですけど、旅団の便利要員が壊滅状態である。盗賊としての活動が相当やりづらくなりそうですよね。まぁ、暗黒大陸に行くのは腕っ節があれば充分っぽいので当面は困らないのかな。とにかく、この2人、パクも含め3人が死んだことで旅団がただの戦闘集団になった感はあると思います。バトル濃度が高まったのかな、というのは結構ワクワク要素だったりします。
    • てか、シャル殺す時にヒソカの右足がゴム状になってるっぽいですね。やっぱゴム人間におれはなる、だw まぁ、あの使い方はルフィというよりベラミーのバネバネっぽい気もしますが。とにかく新生ヒソカは強そうかつ、新しい戦い方が楽しみですね。ぶっちゃけ「コルトピとシャルナークだったら別にバンジーガム使わなくても殺せそう」とは思いますけどw
    • 終わり。旅団がいっぱい出てくるとワクワクするよねぇ、というのが第一にありました。そこにゾンビヒソカのかっこよさが加わってすげぇ楽しい回でしたよ。ゾンビ状態のヒソカかっこよかったなぁ。ちゃんと横顔を映して鼻がないのを強調してるのとか最高ですよ。ヴォルデモート感。もしくは、異臭を放つ敵と戦っても勝てそうなクリリン感。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • センターカラー。扉は今週も宮崎さんでしたか。貴重なカラーなのに強い子。まぁ、今回の扉の味噌は宮崎さんもそうだけど、影で登場してるオオカミモードのコガラシくんだと思うんですよね。ホントあれ好きなんですよw 非実在なのが惜しいレベル。
    • 本編。宮崎さんを襲う幽奈さん。浴衣ってちょっと動くとすぐにはだけるから便利ですねw 百合的なエロも魅力的だけど、「いつもコガラシくんにやってんのかい!」というツッコミが入るのもすげぇおもしろかったです。それどころじゃないけどそこも気になる、という。
    • んで、ぱふぱふ。ドラクエ30周年おめでとう!! いや、ジャンプ的にはもっと単純に鳥山明リスペクトか。『ドラゴンボール』でもあった気がするし。
    • そして狸への寝かしつけ。狸視点だと乳首が発光してるので爆笑しました。ヒソカの股間かよw
    • おっぱいポロリ、ぱふぱふ、パンツ脱がしからの授乳、そして顔面騎乗でフィニッシュ。なんかすげぇ……。連続技が華麗すぎるw なんかすごいプレロスの試合を見た時のような感覚ですわ。アクション映画だったら「このシーンの振り付けすげぇな!!」と興奮するレベル。
    • んで、コガラシくんのジェントル無双。パンツを脱がしたのはコガラシくん自身ですけど、日頃のことがあるんで「また幽奈か……」程度には思ってくれそう。
    • そして、vs朧。吉田松陽の一番弟子ではない方。たしかに友達が寝てる横で一戦おっ始めるってのは定番シチュエーションですね。お屋敷でのコスプレショーの趣味的に情報源がエロ本、AVってのは明らかでしたのでこの知識が朧に移ってるのも納得ですわw
    • んで、断るコガラシくん。なんか当たり前のようにセックスの話しててビビったんですけど……。セックスの存在が認識されてる世界、というのは少年マンガにもありますけど、ここまで露骨にセックスの話が出てくるとは。こんなんただのイエスノー枕じゃないですか。「しねぇ」としか言葉では出てこないけど、朧の目的が子作りなことを考えたらセックスなのは明白ですよね。スケベなことをする、みたいなエロはよく見るけど、ただのセックスの話とは。童貞中学生ばりにソワソワしてしまいましたわw
    • 宮崎さんのコガラシくんへの第一印象は “格好は田舎の不良?” だったんですが、最終的に見直すキッカケはコガラシくんの古風にも思える貞操観念というのは地味にうまいですね。どっちも古臭く思えるけど、古臭さの悪い面と良い面。
    • コガラシくんが見直されてエンド……ではなくあくまでも幽奈さんとの絡みで終わったのも個人的にはよかったです。ぶっちゃけそういうラブコメは興味薄いので。女子力モンスターというキャラが加わったとはいえ宮崎さんにそこまでハマってないってのもある。今後は女子力お化けとしてのギャグみたいなのがもっと見れると嬉しいです。
  • 火ノ丸相撲解説席
    • 分からない君の無限スペック。今回は歴代バロンドール受賞者を何人も心酔させるレベルのフィジカルコーチ。相撲以外はとにかくスゴイというのが露骨に出てますね。サッカーは世界で一番人気があると言われてるスポーツですので。
    • 質問1。意外と分からないダチ高相撲部の学年。たしかに分かりにくいな。よくよく考えれば納得だし、知ってたことなんだけど、パッと見だと意外に思えてしまう。エキセントリックな言語感覚のせいかw
    • 質問2。日常にトラップのように張り巡らされた相撲用語シリーズ。今回は「花道」。ジャンプのスポーツ漫画の金字塔である『スラムダンク』に恩を売りつけるようなこと言ってて笑った。
  • 火ノ丸相撲
    • 1億円パワーで治療中の火ノ丸くん。マシンからひょっこり顔を出してるコマがちょっとかわいい。
    • ユーマさんのターン。ちなみにユーマパパは病院の副院長でメガネ。インテリはメガネをかける、というド定番表現ですね。まぁ、モブ一歩手前みたいなキャラなんでそのくらい記号的な表現の方が分かりやすくていいと思います。
    • ユーマさんの強さの秘訣は素直さ。火ノ丸くん、ホメるのはいいけど、第一印象に関して結構辛辣にディスってて笑った。火ノ丸くんって意外とこういうトコあるよねw 変な所ですげぇシビア。レイナ様に対しても似た感じあった……てか今もあると思います。
    • ユーマさんの突きは空手の突きなので引きが速く、掴めない。素直さの話をされた後に、別のキャラによる空手由来の強さ、というが語られると説得力マシマシですね。
    • “あの三年生2人に 部長とユーマに出会えたから ワシは今ここに居る……” だそうです。解説席が設けられたのはこのセリフのためっぽいですねw ここで「あっ ユーマさん3年だったっけw」となったら結構なノイズですもんね。分からない君は相変わらず有能。
  • 『ワルドトリガー』休載のおしらせ
    • 本編よりも作者の様態が気になることでお馴染みの『ワールドトリガー』。『ONE PIECE』の予告休載(定期休載?)と重なったこともあり、結構異様なことになってますね、今週のジャンプ。二重にショックなファンも多いでしょう。まぁ、ファンの場合は「もっと休んでいいんやで」ってなりがちな2作品だと思いますけど。
  • 『ふぞろいの分身たち』すがぬまたつや
    • ということで代原。名前が全部ひらがなで分かりにくいことでお馴染みの作者。覚えてます。前に載ったのがすげぇおもしろかったです。
    • 本編。バトル漫画パロディーみたいな始まりからのトンデモ分身が登場。似てるけど性格が大違い……どころではなく、もはやほとんど似てない。アゴ割れてるやん。まぁ、ケツアゴとか、キズ入りとかは分身だと一目見て分かるように、という大人の事情もあるか。
    • 出来の悪い分身に学園生活を乗っ取られるの巻。ちょっとしたホラーよね。『ドラえもん』だったら影の話であった感じ。
    • てか、召喚じゃなくて分身なのに、その分身に過去のドラマがある、ってのがおもしろいですわ。見た目以外の情報量がスゴイ。ただのそっくりさんを作るよりも分身の難易度高そう。
    • 刑務所入ってるのに『BORUTO』が読みたい分身。分身の術ということで、というチョイスだと思う。てか、刑務所ってジャンプ読めるのかしら。これが『BORUTO』掲載週だったおもしろかったんですけどね。これは葦原先生が悪いですわw
    • んで、シャブパーティー疑惑の分身B。ここでちょっとした『ハングオーバー』みたいな話になるのがおもしろいですね。「何やったんだオレ……」っていう。それをミステリー仕立てで見せていく、というコメディー。
    • 机が割れてる、ノリが違う、アバラ逝ってる、という『ハングオーバー』的シチュエーション。ちなみに、『ハングオーバー』の記憶喪失はシャブのせいです。
    • んで、過去の所行が時間差で現在にも効果を発揮してきて、ということでエンド。個人的にはアバラ逝った演技にくだりでの “笑えねぇよ!!!!” が一番おもしろかったです。たしかにドン引きだわw あーあと、“ジャンプを買い占めアンケートを独占する”“思ったより悪いな!!” も好きですねぇ。ツッコミでグッとおもしろくなった感。
    • この手の代原って久々な印象ですけど、やっぱイイですね。この前情報一切不要の一話完結コメディーって最高ですわ。毎号あってもいいと思えるんですけど、今のジャンプは「なに打ち切ったらええねん……」という問題があると思うので無理だな。
  • 『たくなとバツの日常閻魔帳』
    • これはジャンプに限らない話なんですけど、日本人学園モノ好きすぎ問題ってのがあると思うんですよ。学園モノ多すぎ。ジャンプの場合は途中から学園行きすぎ。正直この途中から学園があまり好きではなくてですね。全体的に大好きだから多少のことは許せるというレベルの『ゆらぎ荘』でもちょっと「学校行かなくていいよ……」とは少し思いました。最近で一番ひどかったのは『カガミガミ』かな。あの作品の場合はマジで学園要素いらないまま終わったので結果オーライなんですけどw
    • んで、バツ。学園生活初日の挨拶でイタイ奴だと思われる。ちょっとこれ最近のジャンプで頻出すぎるのでアレですね。本作に罪はないけど、読んだ時に残念に思えちゃうパターン。『左門くん』でも『ゆらぎ荘』でも見たよ。『左門くん』の場合は2回もやったよ。
    • んで、委員長登場。宮崎さんポジション。ただし潔癖キャラ。風紀委員長的なエロ憎しではなく、潔癖というのは一捻り入ってるのかもしれませんが、それはそれで結構ベタ。まぁ、ベタなのは悪くないんですけど。
    • ラウンド1に行くの巻。『左門くん』で見たわw リア充すぎてインフルまき散らしそう。
    • ボーリングの玉が汚いってのはちょっと分かります。不特定多数が力んで握るので汗つくし、滑りのためかなんかヌルヌルするし。てか、靴のレンタルも結構キツイと思う。ラウンド1はレンタルするのか知りませんけど(ラウンド1童貞)。
    • 4人中3人がターキーを出すというハイレベルな戦い。ターキーといえばパーリーですね。
    • そして生首ボーリングとかいう『HUNTER×HUNTER』。ちょっと他作への連想喚起が異常なんですけど。スゲェな。ほとんどが偶然だぞオイw
    • ということで終わり。なんか偶然の産物がすごかったです。あと、とりあえずフン落としとけ、という雑すぎるノリはすげぇ好き。
  • ものの歩
    • オッドアイでかっこいいでしょ?」かと思ったらただの盲目、というのは超よかったです。まぁ、盲目も中二の範疇になりそうで怖いんですけど。ぶっちゃけマンガの世界だったら目の色が極端に違ってもツッコむだけ野暮じゃないですか。だけど、そこに現実的でショッキングな理由を用意してる、という。まぁ、このおかげで目の色に関しては非現実的な色のキャラを出せない、という縛りになったとは思います。てか、既存のキャラに変な色のヤツいないよな……と不安になってくるレベル。
    • まぁ、片目を塞ぐというのはやっぱ少しだけ中二っぽいですよねw まぁ、これはマンガ的なハッタリとしてしゃーない範囲だとは思いますけど。
    • んで、味も素っ気もない状態で負け。ちょっとマンガとしてつまらないんじゃないのー、と思わんでもないんだけど、「味も素っ気もなく負ける話なんだから仕方ないでしょ」と言われたらぐうの音も出ない。
    • てか、1億人に1人の難病についてが当たり前のように隠されてて気になる。今後明らかにされるような気もするし、「なんか1億人に1人ってすごそうでしょ?」というだけの薄っぺらハッタリのような気もする。日本で1人レベルなのに将棋指してる場合なのか。24時間テレビがほっとかないと思うw
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 中編。マジかよ中編。ウソだろ中編。今週のジャンプで一番ビックリしたかもしれません。ヒソカが死んでたことや生き返ったことよりもビックリしました。
    • アレンがバット持てないってのは笑った。マジメ元ヤンキーとして深刻な問題だわw
    • 王者が2軍、関西弁でカメラ持ってる偵察、というベタ連打。やっぱ本作はベタがめちゃくちゃうまくて笑えます。笑えるのでベタが外れてきたという新展開に対して「いやもっとベタやってよ」という残念な気分にならなくもないw
    • ただ、初球ホームランは結構ベタだと思う。なにこの価値観の相違。ベタでしょ。2軍でも王者強すぎ描写としてベタじゃない。
    • 助っ人はベタだけど燃堂はベタじゃないし、ボール転がしてキンタマ打つのも全然ベタじゃない。なんかここらへんで急に「話の都合上ベタ(ではない)とさせていただきます」感があるな。ベタギャグはあんなにうまいのに、急に強引でレベル下がった感否めない。あのままベタやって勝ってGreeeeNが流れてJASRACオチでもよかったんやで。『磯兵衛』で見たことあるけど。
  • ニセコイ
    • やっぱ子供モードは断トツで羽姉がかわいいです。楽の感性疑うレベル。ろろろろロリコンじゃねーし。
    • 髪が長い方が女っぽいという認識を持ちながら小野寺さんラブな楽様はホモということか。やったぜ。
    • んで、子供時代においてコサキング大勝利。まぁ、ぶっちゃけ約束とか鍵とか超どーでもいいんですよ。どーでもいいし、作品の中でもどーでもいいと言及されてるんだけど、千棘だけが大ショック、という流れ。千棘は「鍵と約束でワンチャンあるでぇぇ」と心の拠り所にしてたっぽいのでいよいよ逆境も極まってきました。てか、前にも言ったけど、最終章に入ってから千棘の主人公感がマッハなんですよね。マジで楽様がサブすぎる。完全に千棘が逆境を乗り越える話になっちゃってる。まぁ、個人的には熱血な匂いがして好みではあるんですが。好みなんだけど、「あれっ こんな作品だったっけ?」という不思議な感覚はする。まぁ、つまるところ、楽様には特段の苦労が発生しないのでそれほどドラマチックなことにはならない、という判断なのかな。
    • まぁ、千棘の主人公化ということで「こんな岩最初っからなかったんや!!」と正拳突きで岩を破壊する『ドラゴンボール』もしくは『鬼滅の刃』展開が個人的な理想。途中でジジイの師匠キャラが出てくればなおよしです。
  • こち亀
    • 浅草一郎に米印で説明がつくのか……と驚愕した次第。超最近の設定だと思ってたんですけど、よく考えたら110から120巻くらいの出来事だっけかたしか。んで、最新巻はもうすぐ200に到達するので……目眩がする。
    • 寿司スキルで保母さんや女子中学生からモテまくる両さん。一昔前だったらこれでラブコメやってたと思う。一時期ラブコメへの傾倒すごかったですよね。
    • んで、堅物のジャージ教師を説得しようの巻。創作は進化、という話をツナマヨおにぎりを経由して説明するのがおもしろいですね。個人的な推しおにぎりはツナマヨです。そりゃ米のおいしさとかを追求し出したら話は別ですけど、それやったら具ナシが究極ってオチになっちゃいますので、やっぱツナマヨが最強のおにぎりだと思います。割とマジで。現状では日本人が生み出したおにぎり文化の最高到達点。
    • 米がうまいので何でもアリ、というのが寿司の強み、というのは何だか説得力があるような気がします。なんとなくは「そうやな……」という気になれる。ホントかは正直怪しい。
    • 食通気取りの教師に対して両さんが所属を伝えるというトドメ。これは効きますわw あの手の輩はブランドに弱い。なんなら講義とか一切ナシで「超神田寿司のものですから彼女たちは見込みありますね」って言うだけで話が済んだんじゃないか、と思えてくるレベル。
  • 『トリコ』
    • 寿司からの美食の神様。寿司は手で食べないと文句言うタイプかw
    • トリコの青鬼が善戦したかと思ったらGODが横入り。カオスだなw まぁ、あのカエルが気を使ってくれるワケないんですけど。
    • グリンとトミーのコンボ。トミーロッドのバトル久々に見ましたけど、やっぱりキモいですね。ネオも大概だけど、キモバトルに関してはトミーロッドがナンバーワンかもしれないw あと、毒中毒のグリンかわいいです。
    • ネオに気を取られてるのかもしれないけど、GODにへばりつける大竹がすごすぎて笑う。ちょっと度を超してるだろ。弱すぎて逆に気づかれにくいとかそんなんかしら。
  • BLEACH
    • 陛下、嘗めてたのを自覚。そして本気モードへ。相変わらずキモいです。『トリコ』もそうだけど、今のジャンプ巻末最終章大物作品のラスボスがどれもキモいので笑える。
    • 未来が見えるので罠を仕掛けてチクチク攻める、というコスすぎる陛下が最高です。手を下す前でもなく感よね。いつの間にか敵が消耗して膝をつく、という。
    • んで、希望とか絶望とか。すごいな、『トリコ』から始まった絶望大喜利はやりすぎだろ。『ブラクロ』もやったかと思ったら『BLEACH』もかよ。みんなでしゃくしゃく。
    • ラスト。チャン一が卍解してエンド。いろいろな変身をしてきたチャン一だけど、やっぱり最終章の一番大事な所では卍解だよね、という「待ってました!」感。むしろ見開きじゃないのが不思議に思えてくるレベル。
  • スクールオブジャンプ
    • 扉。脂小路は後ろの方で絵を描いてます。ひょっとしたらこの扉を描いてる脂小路の姿、ということなのかもしれない。つまりその絵の中にも絵を描いてる脂小路がいて、その絵の中にも……という無限。
    • ハイテンション九九(二の段)
      • 校長の総評。ニクが大人気だったそうです。そりゃそうですね。そんなことを踏まえると、熾烈なニク競争を制したネタは……と気になってきます。あえての肉外しw
      • ぬけさくさんの「一向にビンゴしないんですけど!?」。数字の語呂合わせみたいな話なのに関係ない数字が続々と出てくる感じがカオスで笑った。原形とどめてないというか、ドンドンと関係ない所に進んで行っちゃう感じが好きです。頭の「リーチが2」の部分が超丁寧になぞってるだけに。
      • 照りさんの「西ヶ鉢」。完全に同音異義語ってのもうまいし、マジでありそうな感じも絶妙です。ググったら実在するんじゃないかしら……とか不安になってくるレベル。
      • 2ページ目で突然始まる肉運びレース。どんだけ肉ネタ多いんだよ、という証拠ですねw そんな肉運びレースの大オチとして登場する「二×九」のネタは納得のレベルだったと思います。丁寧になぞってますよねw
      • 強引さで好きなのはアンサインさんの「ミサンガは毒!」。強引だし意味わかんないけど勢いは良し、という感じが癖になります。うまさとかが最優先されないってのは本コーナーの味噌ですね。いや、それにしてもミサンガw
      • ホルアクティさんのハンバーグ師匠。九九のダジャレ、そしてハイテンション、という本コーナーの見事に絡んでて笑った。元々のハンバーグ師匠が好きってのもあるんですけど、本コーナーの中では過去最高に好きかもしれん。ハンバーグ師匠いいよなぁ。何気にあのキャラ超長いってのがいいわ。下手な芸人よりも芸歴あるやろあのキャラ。
      • かわせんりきさんの「煮七面鳥」。ピッタリ合わせてきたうまい系。ありそうだな……とちょっと真剣に思ってしまうあたりがイイっすわ。
    • ケミストリーな人々
      • 「アイツ」以外のネタも要求されてて笑った。投稿者に丸投げして自然競争に任せるんじゃなくて、軽い管理は入る感じなんですね。
      • ポンポンせんせーのタトゥー。やってることは『プリズンブレイク』と同じなのにしょうもなさすぎて笑った。
      • 照りさんのコリジョンルール。テレビ見て覚えたことを翌日即実行する感じ、超ありそうw あと、コリジョンルールという言葉から微かにオモシロ感が漂ってる気もする。
      • サクサクてんかすさんの隠し玉。あるあるではないけど、「やったらおもしろそうだな」という感じが好き。子供の頃思いついてたら絶対やってたわw あと名前がイカサマってのもポイント高い。サービス精神たけぇ。
    • アナログ投稿術
      • 各ペンの特徴について。ここだけ急にガッチガチに真面目、というのが好きです。マジで役に立つ奴じゃんw
  • 磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
    • サブタイが「さようなら、磯兵衛で候」。まさかジャイアンネタがここに繋がってくるとはなぁw
    • んで、死んでる状態からスタートする磯兵衛。完全にヒソカ。すごいなこのミラクル。『HUNTER×HUNTER』ネタは再開時にセンターカラーで既にやってるっていうのに。
    • 「死後に強まる武士道」っていうネタはツイッターで見ました。
    • “さっきより死んでる!!” で笑ったんだけど、このメチャクチャな医者の発言にも最終的に理由がつくんだからスゴイ。正直『HUNTER×HUNTER』よりも膝を打ちましたよw
    • というこで、ジャイアンに対して「さようならドラえもん」作戦発動。ぼくだけの力で君に勝たないとイソえもんが安心して天国に帰れないんだ!!(号泣)
    • てか、会場と審判、そして敵すらも味方につけてしまうイソえもんの作戦、もはや「ただ単にスゴイ気がしてきた……」という領域にまで来ちゃってる気がする。あと、緋一も作戦と分かってた、ってのが地味にスゴイですよね。演技派すぎる。
  • 次号予告
    • ニセコイ』がセンターカラーですけど、さすがにまだ最終回ではないでしょうね。『ニセコイ』クラスは間違いなくセンターカラーで最終回迎えるとは思うんですけど。さすがにあと1話じゃ締められるボリュームじゃないよね。
  • 目次
    • ジャンプ川柳。『磯兵衛』から源くんについて。このコーナーでたまにある「えっ その作品でそこピックアップすんの?」という感じおもしろいです。そもそもその作品が選ばれること自体珍しいのに、その中で珍しいトコ突いてくるんだ、という。

映画はあまり見ない方なのですが「高台家の人々」と「青空エール」は是非見たいです!
(『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』)

    • 集英社にお金をもらって生きている人間として理想的すぎるコメントやな……。

食事制限を緩め運動を加える。早歩き50mも保たずショック。
(『HUNTER×HUNTER』)

    • 意識して早歩きすることってほとんどないけど、いざやってみると意外と疲れますよね。同じ距離なら走った方が楽な気がするレベル。けど、日常生活の中だと走りよりも早歩きの方が使う機会は多いんですよね。早歩きのジレンマ……って関係ないなこの話。

桂正和くんリクエストの麗子のパンチラ画ありがとね!
(『こち亀』)

    • 麗子がいろんな所でエロにされてて笑った。今年何枚目だよってレベル。

友人の勧めで漢方薬飲み始めたんだけど、体調悪くなるほどまずい
(『BLEACH』)

    • TITE KUBOのこの手の健康系のコメント超好き。カラッとしてる感じが他と作家と一線を画しますわ。
  • 愛読者アンケート
    • いきなり「クラスで話題になっていることを教えてください」で笑った。クラスに属してねぇw こういう「お前のこと端から相手にしてねぇから」という高圧的な態度、嫌いじゃないです。ですよねーw
    • あとおもしろかったのが、知ってる用語。初版重版とかそういうの。なんかすげぇ新鮮。これも上の質問と似て「こういうの知らないかもしれない人が対象なんだよボケが」という感じがして最高です。
    • 前にも何度かしたことあると思いますけど、最近のマンガ業界で使われる意味での「スピンオフ」、あまり好きじゃないです。というか納得してないというか、オレは認めねぇから、という感じが強い。まぁ、広義の意味でどれも正解ってオチなんでしょうけど、スピンオフってのは同一世界観の中の派生作品、という認識なんですよね。だから『ハイキュー』からの『れっつハイキュー』みたいなケースをスピンオフって言われると違和感を覚えてしまう。

 総括です。
 文字量は20k弱。多いわボケ。15kで安定させたい所なんですけどねぇ。そっからさらに10kくらいに落とせれば……とか期待してるんですけど、出来る前にブログが終了する気がしてきた。

 はい、今週のベスト作品決めます。『HUNTER×HUNTER』です。化け物になったヒソカがかっこよかったです。『ONE PIECE』の休載はヒソカが埋めてくれました。ゴムゴムのピストル要員は足りてる。
 次点は『磯兵衛』かなぁ。『ドラえもん』パロディーが超おもしろかったってのもあるし、ヒソカとの奇跡的な一致も驚愕でした。
 
 最後に今週のベストキャラ決めて終わりにします。こちらは次点から。

  • コガラシくん 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 平然とセックスの話をするジャンプ主人公、というのブッたまげたんですが、センターカラーでオオカミになってたのも個人的にはポイント高いです。
  • 鷲匠監督 『ハイキュー』
    • 再登場燃えってのはあると思うんですけど、それをかなりの高レベルでやってくれたのが今週の鷲匠監督でした。「ここでこの人か!!」という高揚と「この人が師匠ポジションになるとは!!」というワクワクがヤバイ。

 んで、今週のベストキャラはこちら。

  • ヒソカ 『HUNTER×HUNTER
    • 鼻ない状態がかっこいいんで、ドッキリテクスチャーとかしなくていいのに……とか少し思いましたw
    • 既存キャラをレベルアップさせる儀式というのはバトル漫画ではありがちな話なんですけど、その中でも相当フレッシュな内容だったと思いますね。死にかけることで強くなるってのはサイヤ人的でもあるんだけど、ガチで死んでますし。あっ、てかエネルか。心臓マッサージで生き返るの。まぁ、あれも死すらものともしないエネルの神感を最高に表すシーンだったと思いますけど、ヒソカの場合は人外感、ちょっと既知の外に行っちゃった感ですかね。

週刊少年ジャンプ2016年29号の感想その1 - 北区の帰宅部