北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年31号の感想その1

 すいません、月曜更新休みました。腰痛です。
 嘘です。暑かったりエアコンで寒かったりでバテました。元々夏は苦手なんですが、昨日はかなりヤバかったです。フラフラきてた。「これは失神待った無し!!」という謎の確信がありました。しなかったけど。

 はい、ジャンプ31号です。冨樫ダウン、尾田っちダウン、『銀魂』実写映画化、『暗殺教室』映画化、そして『BLEACH』カウントダウンの開始とやたらニュース性の高い発表が多い号だったと思います。個人的には『競技ダンス』と『ものの歩』で悩めるメガネネタやってるのがビッグニュースでした。

週刊少年ジャンプ2016年30号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 表紙
    • 映画化などのニュースが表紙で発表されることはあるけど、表紙イラストとここまで一体化してるのには少し笑いました。うまいなw
    • 今号の巻頭は『斉木』なんですが、表紙の『銀魂』は「とりあえずコレだけ言わせて」感あって違和感ないのかな、と思いました。一応映画化の詳細は別に載ってますけど、とりあえずは「実写映画化」の5文字で済むと思います。どうせ読まねぇヤツはいるワケですし。
  • 亀スポ
    • 特別寄稿。堀越先生きましたわ。なんですが、「堀越先生は大ネタとして取っといておいてる」説を唱えてた身としては悲しいですな。なんてことなかったw やっぱこの手の予想はまったく当たらんなぁ。
    • 今の段階における登板済みの作家をちょっと記憶してないんですけど、現在の連載陣の中だと大物はあらかた出揃ったのかな、と思います。冨樫の登板は怪しかったけど、休載突入ですので可能性はゼロと言って問題ないのかなw
    • まぁ、そんなこんなで今後は歴代の作家や外部の作家がやってくるのかな、と思います。とりあえず11月まで特別寄稿は続けてほしいなぁ。
    • んで、堀越イラスト。ぶっちゃけますと、堀越版両さんは見たことありますよね。マッチョなノリがオールマイト的でハマってたと思います。まぁ、そんな今回のイラスト。なんとなくエンデヴァー感があるような気がしました。クズだからかなw
    • 好きなエピソードは堀ゴタツ。このコーナーで毎回言ってる気がするけど、この100巻前後を選ぶ感じ、同世代なのかなぁーという感じがすごいします。
    • 堀越先生はギャグ回としてよかったとコメントしてるのに、「堀越先生が選んだのは爆笑&ちょいエロ話」とアオリが付けられてて泣いた。エロの話はまったくしてないw
  • ジャンプコミックス新刊のお知らせ
    • やべぇ、『アゲ太郎』の無料分まとめ読みするの忘れた!! と『とんかつDJアゲ太郎』新刊のお知らせを見て絶望しました。
    • 関係ないけど、アニメの『アゲ太郎』は上野編まで行くかと期待してしまいました。オイリーシティで終わりかぁ。まぁ、上野編はラップ出てくるからアニメ化する際の弊害が1つ多いとは思います。けど一番好きなんですよねぇ。上野編。運命の出会い感あってもうホント最高。
    • あと、JC告知ページで気になったのは、ジャンプ+勢で一番おいしい扱いを受けてた『ファイアパンチ』。一番大きな扱いになってます。初回の時に話題になったので読んだ記憶があります。タブー表現全開なところが魅力でした。ただ、妹描写がやたら気持ち悪かった印象も大きいです。セックスしようとするからじゃないですよ。それだけじゃないですよ。そんな単純な話じゃあない。
    • 篠原先生の新作『彼方のアストラ』は今月のジャンプ+的に一番のビッグネームであるはずなのに『ファイアパンチ』のがおいしい扱い受けてて泣ける。まぁ、篠原先生は既に人気あるから勢いのある若手に先頭を譲ったとかそういうことだよね……と信じたい。
  • 読者プレゼント
    • ぬわっ、今週イラストあるじゃないですか。どうしたんDIE。なにこれメッチャ気になるんですけど。予算でも増えたのかしら。えーっ、ショックw
    • なにこれマジ気になる。『HUNTER×HUNTER』の続きより気になる。『BLEACH』が残り何回なのかより気になる。
    • まぁ、当選結果発表のページだとイラストは毎週ありますし、それほど大騒ぎするようなことではないのかもしれませんね。とはいえ、カラーなんだよなぁ。
  • 斉木楠雄のΨ難
    • 巻頭カラー。関係者の中での人気キャラ投票。投票企画をネタにするんだったらもっと奇抜な結果にしてほしかった気もします。斉木パパを除けば大体こんなもんだろ。読者投票の意味とは……とか少し泣けてくるw
    • てか、燃堂が4位とか頭おかしいっすわ。いろいろと終わってる。投票者が。
    • 本編。巻頭なので主要キャラ全員集合。たまに「この話だと照橋さんいないのが不自然だよね?」みたいなことがあるのでセルフツッコミが入ったのはよかったです。まぁ、照橋さんネタを巨大にしすぎたことの弊害よね。
    • 担任がメガネ。ハイロと対になるようなマジメ女子がメガネ。突如として出てきて驚きました。驚いてたら特に出番もないまま終わったのでさらに驚きました。初登場かどうかも覚えてないっすわ……。カサイフミの方は既出なんだろうな、あの扱いからして。カサイフミって元ネタなんだろう。最近まったく分からなくなってしまいました。知ってる超能力の手持ちが完全に切れたw
    • 文化祭実行委員。あるあるネタとしての設定が見事だと思います。正直あのシチュエーションには身に覚えがありすぎるのですよ。てかトラウマ。ここで笑い話に出来るほど自分の中で整理も出来てないレベル。学校クソだわw
    • そんな役員決めをやたら大仰に、心理戦として描く。本作こういうのうまいですよね。他ジャンルのパロディーというか。斉木の特殊な語りもハマってたし見事だと思うんですけど、中盤から少しだれた気がします。てか、個人的にはだれた。単調というか、これといったブレイクスルーがないまま終わってしまったというか。まぁ、単に照橋さんオチが嫌いってのもありますけど。運においては照橋さん最強ってのは分かるけど、あの状況で斉木がクジを回避する方法なんていくらでもあった気がするんですよね。ちょっと解せない。
    • あと、どーでもいい部分としては、アレンが怖い人ってのを隠そうとしてなかったけど、「お前それいいのか」ってなった。サイコ相手だと回りが見えなくなる、ってことなのかしら。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • ONE PIECE』よりも上とかマジか。デクママどんだけ人気なんだよ(違)。
    • ということで、オールマイトvsデクママ、モンスターペアレントの誕生。
    • デクママが何の飾りもない正論で攻めてくるので、オールマイトとしてはすべてをカミングアウトするしかなかった、という展開はすごい腑に落ちました。先週かっちゃんに言えなかった描写あったけど、それもあって「初めて漏らすのはデクママか!!」となりました。ただ、困ったことに、能力の譲渡の話をしてないからデクママがどこまで理解できたかは微妙なんですよね。ここ残念だわw 「息子さんにすべてを注ぎたい」って話も教師としての熱意ある綺麗事のように聞こえなくもないですし。デクママのリアクション的に多分すべては理解してないと思うんですけど、ちょっとずるいオチですね。オールマイトがそんな計算でマッスル土下座したとか考えたくないし。だとしたら「バラすつもりだったけど偶然セーフでした」ってオチは偶然に頼りすぎててずるい気もする。
    • んで、デクママの「生きろ」&オールマイトの「生きねば」。個人的には『もののけ姫』のが好きです。
    • デクママはあくまでもオールマイトのことを息子の教師という風に見てるからこそああいう発言が出来たんでしょうね。あのオチは見事だと思うので、「デクママあんたまだ理解しきれてないで」という邪念が気になるんですよねぇw
  • ONE PIECE
    • サンジと久々の再会。ただし本物とは言ってない。ルフィのそっくりさんが出たことで「ああサンジも偽物か……」ってなるんですが、ルフィは左右対称だけど、サンジはそうでないですよね。ここらへんニクい。ただ、サンジがタバコじゃなくてロリポップなめてるんですよねぇ。怪しすぎるw アメリカのアニメ放送だとタバコがロリポップに入れ替えられてるらしいですけど、それに対する尾田っちからの嫌がらせである可能性。サンジのロリポップはマムの支配下の状況に適応してるのか、プリンに合わせたのか……みたいな風に考えるとリアルに思えるけど、怪しいよねぇ。怪しすぎるよねぇぇ。
  • ブラッククローバー
    • ノエルライジング。これまた便利すぎる表現。さらに向こうへ、プルスウルトラァァ!!(予告)
    • そんなノエルの一発。相手が敵の技はすべて受け切るストロングスタイルという考えのせいで、細部まで完璧とは言えない新技でも当てることが出来た、という感じがあってイイですね。技を放った瞬間のノエルのポースとかも精一杯感あってうまい。
    • んで、天津飯状態になって逆転。そーいや、この人たちってサードアイって役職でしたっけ。そのまんまだったのか。てことは、あの目は外付けなのかもしれませんね。
    • んでんで、アスタ再び。直前にアスタ対策の話があったせいで「あの対策を踏まえない攻撃は無効」という説得力が出ますよ。その条件をクリアするか否かなので、アスタ的には相手の強弱はあまり関係ない。何度目かわかんないけど、便利やなぁw
  • HUNTER×HUNTER
    • 王子の名前が何の説明もなく出てくることにビビる。「もう名前は把握してるっしょ?」という語り口なのか。こちとらクルタ族の敵の名前も言えないレベルだぞ……(見れば分かる程度)。
    • いくらなんでも名前を覚えさせる気がなくて悪手、とか思ったけど、ミステリーとかだったら最初に名前が羅列されても不思議じゃないのか。別にいいのかもしれない。まぁ、覚える気は起きたというワケではないです。覚える必要もなくなりましたし。
    • 継承戦の王子殺しは暗殺者ではなく王子自身が行う。まぁ、この発言は一個人、モブの考えなんですけど、多分作品的にルール設定というノリなんでしょう。少しだけ話が単純になって分かりやすくなりましたね。もちろん殺す一歩手前まではいくらでも協力とかあるだろうし、殺せる状況までのハメとかもあるだろうから「他の王子に近づかなければ安全や!」みたいな話にはなりませんけど。むしろ「王子と同じ部屋になんていられるか!」とか言って自分の部屋にこもれば間違いなく死にますw
    • んで、今回の味噌は例の儀式。「念っぽいけど何やねんアレ」という件がとりあえず解決しました。少しだけど。寄生型だそうですよ。一部王子は元から念使えそうな気もするんですが、そういう人はどうなるんですかね。それでも無自覚的に寄生されるのか、操れるようになるのか。
    • んで、“お前ら…視えないのか? そうなんだな!?”。ちょっとこの状況、「背中にハチとまってる!」「えっどこ」「危ないからじっとしてて!」みたいな感じでリアリティーありました。怖いし、緊張感ありますよねw
    • アリ編の時にも少し感じましたけど、「念の設定あきた?」みたいなノリありますよね。念が出てきた時は「この世のすべてを念で説明できる!」みたいな感じだったのに、まったくの別のルールの存在がちょくちょく出てくる。ケースバイケースですけど、ちょっと萎える。新ルールすぎて考えるのがめんどくさくなる。アルカの時もそんな感じ。あれはおもしろかったけど。
    • 寄生型っていうけど、念が使えない人に寄生しても吸い取れるオーラ量ってたかが知れてるんじゃない?とか考えたくもなったんですが、「まっいっか」で終わりにします。今考えても再開する頃には忘れてるだろうし。
    • ということで、念獣だと思ったら本人にしか見えないパターン。新ルールすぎてパニック。まぁ、そうこうしてるとクラピカが久々のバトル、というアガる展開になるのでニクい。そんな強そうでもないし、薬指だけで勝てるかな、とかワクワクしてたんですが、休載。はい。腰痛ですね。
    • 今回はやたら短かった印象です。その前の休みが歴史的に見ても長かったので「今回は期待できる!(バカ)」とか思ってたんですが、そんなことはなかったぜ。始まった時は「さすがに今期で暗黒大陸入るやろ!!(ピュア)」とか思ってたんですが、そんなこともなかったぜ。
    • 休載突入のタイミング。前回の時よりもどうでもいいトコで終わった印象です。前回の休載はある程度計画を立てた状態での休載、今回はガチで不測の事態、という感じなのかな、とか少し思います。腰痛もヤバそうだし。
    • 暗黒大陸の名前が出てきた時は「グルメ界かよww」とか思ってたんですよ。ちょうど近い時期にグルメ界の話やってたんですよね。そんなこんなでまた休載。暗黒大陸上陸を待たずして『トリコ』が完結してしまいそうですね。マジか……。
    • とりあえず、「次号よりしばらくの間休載いたします。再開が決まり次第、本誌でお知らせします」とありますので、毎号目次に「今週は休載します」という注意書きが添えられる、という事態は避けられるんだと思います。あれホント醜かったですよw
  • 銀魂
    • センターカラー。なんだけど、味噌はカラー扉よりも裏の実写化の話だと思うんですよね。多分。「ネットやニュースで知ってる人ももっかい驚いて!!」には笑った。ジャンプのネタバレ対策の新たな形ですね。
    • 空知先生コメント。小栗旬の話で笑ったわ。いろいろ漫画原作モノやってるのにホメてるのが『クローズ』だったり、ネットでは有名だった本棚ネタも出てきたし。アレ先生も知ってたんですねw
    • 一方福田監督に対してはよく見ると全面的にホメてるのが小ずるい。小栗旬にも気使ったれよw
    • 小栗旬と福田監督というと『変態仮面』だと思うんですよ。最初は小栗旬がやる予定もあったけど、「やっぱお前やれよ」と後輩におしつけ……譲ったというエピソードがあった気がします。たしか。そんなこんなで小栗旬は映画化の際に暗躍したりするイメージが少しあります。てめぇの好きなマンガを映画化して自分が出たり出なかったり。そんな『変態仮面』。ふざけたことやりながらも実はヒーロー映画として超正攻法という変な映画でした。ヒーロー映画としてすげぇおもしろかったんですけど、しょうもないギャグはつまんなかったです。なので『銀魂』もそこそこ面白くなるかな、とも思ったんですが、よく考えたら『変態仮面』は日本版『スパイダーマン』をやってのけるというウルトラCだったんですよね。だから映画はおもしろいけど、原作との比較という意味だとどうだったんだろう、とか思います(読んだことない)。まぁ、原作ファンが怖いのでなるべく変えずにやります、みたいな方がクソだと思うんで、別にいいんですけどね。『変態仮面』は間違いなく成功例だと思いますし。
    • ところで『斉木』の実写化ってどうなってんの。『銀魂』は実写化発表と同時に監督と主演の発表もあったんですがー。
    • 本編。アルタナを操る鍵。不死の血を餌にその鍵をゲトった、というのは何とも納得のいく話なんじゃないでしょうか。「片腕落としても不死になれるなら大丈夫だよね!」みたいな暢気なこと考えてそうw
    • んで、ネタバラシすると天導衆がパニックになって、「どんだけ裏切ってるんすか……」とドン引き。腕がないだけで証拠になるから面白いですね。
    • 天導衆ってゼーレ的なボス感ずっと出してましたけど、ぶっちゃけ具体的なイメージが湧かないまま今に至りますよね。各人のキャラを描かずにここまで来るとは思いませんでした。地位的にラスボスでもおかしくないんだけど、ラスボスにするにはキャラが立ってない。そこで虚が内部から天導衆を喰い潰す、という流れは結構ラスボス戦に向けた盛り上げとして収まりがいいと共に、気持ちのいい話なんじゃないでしょうか。これで天導衆と戦うってなってもピンときませんもの。
  • ハイキュー!!
    • 雑用してたらたまたま2階に行って、2階に行ったらコート全体が見えて、悟る。参加させてもらえない状況ならではの成長、というクイズにおいてキレイな解答なんだと思います。ツッキーみたいに頭のいい人だと言われなくても分かってるんだろうけど、日向じゃ無理矢理コートの外に追い出されないと無理だろうからなぁw 今までベンチからコート全体を見ることはありましたけど、全体の見え方のレベルが違う、ということを2階から見ることで端的に表現してるのが見事です。
    • んで、テニス部からのスプラッタステップ。たしか『テニスの王子様』で見たことあると思う。テニス部の王子山も知ってると思うw
    • “今までずっとボールだけを追ってた” の件。これってバレーやったことない人、スポーツやるの嫌いな人でもテレビのスポーツ中継で置き換えられる話なんですよね。日向の発見をちょっとだけ大きい括りにして誰でも共感できるようにする、という小技が効いてると思います。そりゃフツーはボールだけ追うよなぁ。テレビじゃなくてもマンガだってほとんどボール中心の試合描写になりますし。
  • 食戟のソーマ
    • アリス嬢の女教師モードを妄想する吉野ちゃん。発想が男子だw まぁ、よく考えたら今いる男子キャラってソーマくんとリョウくんだけなのでどっちも女教師を妄想するワケないんですよね。その皺寄せが吉野ちゃんにw
    • んで、食材に制限のある状況で……という本作ではよくある状況なんだけど、その件を作内で「それは無理」と否定してるのがイイ。『食戟のソーマ』ver.2な感じある。
    • すぐ諦める吉野ちゃん。田所ちゃんがなまじ強くなってしまったため、こういうリアクションが出来るキャラが少なくなってしまいましたねw 便利なキャラだなぁ。
    • えりな様はドヤ顔で「心配ないっす」って感じだけど、それをよそにソーマくんが “この部屋で一番” って言ってるんですね。えりな様も越える気だw
    • まだ観てないけど、アニメの方だとソーマくんとアリス嬢が戦ってるらしいので、それを踏まえるとアリス嬢との共闘展開は余計に熱いですね。まだ観てないけどw
  • 『殺せんせーQ!』松井優征 渡邉築 青戸成
    • センターカラー。こちらもカラー裏で映画化のお知らせ。こちらはTVアニメの総集編+オリジナルエピソード、ついでに『殺せんせーQ』の同時上映。上映時間足りるのか心配になります。てか、派生作品が同時上映の短編とはいえ、映画化されるのって結構スゴイんじゃないですかね。割と前代未聞なんじゃあ……という気がする。暗殺教室スゴっ!(目次コメント)
    • 本編。テニス。なんでだよwという感じが素晴らしい。もう本作が始まって結構な期間経つから自由にのびのびをやってるんですね、という感じが伝わってきます。もうキャラだけ拝借しただけになってるw 先週『ONE PIECE PARTY』を見たから余計に本作の自由さに驚きます。
    • 西殺は笑った。てか、これは本家でもやりかねないよなぁ、とか思ったり。話の流れでテニスが出てきたら絶対やってただろw 不破さんに『テニスの王子様』ネタを拾わせるあたりは本家を越えたのかな。まぁ、本家だったら殺がやりそうな気もしますが。
    • んで、渚くん女装。アッチでもすっかり性別キャラとして定着してるんですね……と感慨深い気持ちになります。アニメが終わって渚ロスに陥る人に向けたサービス、なんだと思います。ワタシはまだ録画したままで観てないんで大丈夫ですけど。もうすぐヤバイです。怖い。
    • 本作の性別ネタで白眉だったのは、ラストに一般人による「なんで女装してんだよ」というツッコミが入った点ですね。当たり前だけど今までなかった視点w 渚くんは女装するもんだ、と作品と読者の間で価値観が確立された今だからこそ光るネタですわ。ちょっとマジで「その手があったか!」と膝を打ちました。とりあえず、渚くんを縛りたいです。別に縛られる側でもかまいません。
  • 火ノ丸相撲
    • 兄貴嫌いの件。兄貴の心が折れてると思ってたのは勘違いで、それは単に観客の心ないヤジに影響されてるだけでした、というオチ。確かに子供の頃からあんなん聞いてたら影響もされますよね。おそらくテレビとかでも言ってるヤツいたでしょうし。さらに、天王寺くんの存在に折れてる自身が重なって、という追撃。理屈が2つも用意されるとは丁寧すぎる。ぐうの音も出ませんわ。そりゃそうやな。そして、天王寺くんの件を重ねることで、兄貴との確執が解決したら天王寺くんに対して本気で立ち向かえるようになる、という副産物が生じるワケですね。うまいわー。
    • ということで、さらに向こうへプルスウルトラ決めてきた国宝相手にプルスウルトラ返しするチヒロ、という所でエンド。みんなで『ヒーローアカデミア』の予告ごっこやろうぜ。
  • 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
    • 新キャラ出したしとりあえず扉で脱がせとこうか、という感じの扉が最高。下着で金持ちお嬢様感、というキャラクターの個性を反映させようとする頑張りですよ。
    • 本編。白露様にヤギが入る。“わたくしの中に何か…!” という思わせぶりなセリフを用意してるのが周到。「チンコだよ!!」と言わざるを得ない。しょうがない。
    • コガラシくん最強問題ってのがマジメにやろうとするとあるんですが、“無理に止めると会長さん自身の力で腕を折っちまいかねねぇ” という理屈はうまいですね。ぶっちゃけ「出会っちまえば勝ち確でしょw」とか思いかねないレベルですからね。コガラシくんへの信頼度。
    • んで、コックリさんの犯人。少女マンガ好きの白露様でした。えりな様と友達になれそうだw
    • そんな悩みに対して “オバケにビビったりしてる会長さんのほうが一緒にいて楽しいと思うぞ” とコガラシくん。なかなか言い得て妙だと思います。この手の作品の女性キャラって脱いでりゃいいってワケじゃなくて、こういうオバケにビビったりするシーンの方が魅力的に見えることってありがちじゃないですか。それを作内で、主人公に言われるというのはナイスなバランスだと思いますね。
    • んで、それを目撃する幽奈さん。白露様のキャラデザが少し世界観が違う件、ずっと白露様出ずっぱりだった件、そして幽奈さん今週初登場とう件が重なって笑えます。満を持しての登場がギャグ顔のレイプ目w 久々の幽奈さんということで「やっぱ本作はコレだなぁ」という安心感があります。かわいいってのもそうだし、ギャグ的な意味でも。
    • どうでもいいけど、コガラシくんのヤギの捕まえ方がリアルで笑った。ヘッドロック的な感じではないんですねw
    • んで、コガラシくんへの熱い女装リクエストがかまされてエンド。渚くんの二匹目のドジョウ狙えるでぇぇ(無理です)。
  • 鬼滅の刃
    • スズメのチュンチュンでやられた。カラスも好きだけど、スズメもヤバイなw 迫真の顔してるのが超ツボですわ。超かわいい、そして少し怖い。
    • ハイテンションキャラの登場によって本作のギャグ度が一気に増す。炭次郎、顔芸を覚えるの巻。本作のギャグは独特のリズムでいいですよねぇ。ドンドンうまくなっていってる気がします。前はたまにあるギャグに喜んでたけど、今回なんかはもう全編ギャグですからね。ギャグの間に本編進めるという感じ。
    • んで、今度は家に救う太鼓鬼。手鞠の次は太鼓である。この手のアイテム系の鬼が続くんですかね。音で戦うってどんなんだろうか。衝撃波的なノリか、精神攻撃みたいな感じか。

 終わります。ホントは火曜中に全部終わらせるつもりだったんですが、やっぱ無理でした。短めにしようと気をつけてはみたんですけどねぇ。なかなかうまく行きません。

週刊少年ジャンプ2016年31号の感想その2 - 北区の帰宅部

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