北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2016年32号の感想その1

 いつものようにジャンプを買いに行った時の話。いつも店に入る時に「たしか表紙は○○だったよな……」とか思い出すんですよ。この記憶ゲームが癖というかルーティンみたいになってて。んで、今週も思い出してたんですよ。んで、「せやせや『ハイキュー』だったな」と結論が出て店入ったら置いてないじゃないですか。いつもジャンプが置いてある場所には『NARUTO』が表紙の雑誌が置いてある。よく見たら『BORUTO』や。軽くパニックでして。この違和感には身に覚えがありまして。なんか違和感あるけどジャンプ作品が表紙の雑誌を買ったらジャンプの別冊でしたー、というオチ。昔よくありました。NEXTとかもっと前の頃。なんですが、最近は別冊の発売時期もその内容もある程度把握するようになったので、今回の『BORUTO』が表紙の謎の雑誌は分からないんですよね。
 まぁ、そろそろ察しがつきまして。「あー先週予告ページを勘違いしたんやな」と。このパターンも過去にも何度かあるので全然あり得るんですよね。とはいえ、決定的な確信を抱けずにいたので、店でジャンプを取ってレジに持って行く、この間に表紙をガン見して「週刊少年ジャンプ」であることを何度も確かめましたw 「たしかに少年ジャンプって書いてあるけど端っこにNEXTとかGIGAとか書いてあるんやろ?知ってるんやで」と疑心暗鬼にもなってんですが、そのまま買いました。んで、その場で中身を確かめたい気持ちを押し殺してウチに帰り、雑誌を開くと「あっフツーに『ハイキュー』巻頭カラーや……」と最終的な結論が出ました。
 表紙と巻頭がズレるとただでさえ混乱するのに予告ページを勘違いしてると地獄。
 ……かと思ったら。悔しいので先週号を見直してみたらフツーに表紙が『ハイキュー』だと書いてあったのである。合ってたやんけw

 そんなこんなでジャンプ32号。今週はフツーに月曜更新です。まぁ、コレに限らないけど、24時こえて当日更新ヅラするのも問題なんで何とかしないといけないとは思うんですけどね。書き始めると楽しいんですが、腰の重さがやんごとなくてですね……。

週刊少年ジャンプ2016年31号の感想その1 - 北区の帰宅部

  • 表紙
    • そんな問題の『BORUTO』。1巻が出るタイミングとはいえ、表紙がもらえるってやっぱスゴイですね。まぁ、『BORUTO』の人気がどうこうというよりは『NARUTO』がスゴイって話なんでしょうけど。
  • 裏表紙
    • 珍しく裏表紙の話。リポビタンDの広告なんですけど、『ONE PIECE』ネタ。映画にあわせたキャンペーンなんでしょうねぇ。
    • そんなキャンペーン用のイラスト。複数人のキャラが描かれてるんですが、「あーこの巨人名前なんだっけ? デレシシの人……って何でお前おるねん」と少し不思議な感覚に陥りました。よく考えたらDの人を揃えたんですね。リポビタンDなだけに。デレシシの人もそうだけど、ロジャーの場違い感がパなくて少し笑えます。
    • てか、登場済みのDの一族ってこれだけだったっけ?と思いました。なんかもっとポンポンと出てきてるイメージだったんですよね。「Dのバーゲンセールだな」みたいな印象を少し抱いてたんですが、全然バーゲンやってなかった。バーゲン感あるのはデレシシの人くらいですかね。他はみんな家族だったり、重要キャラですので。Dの他に覇王色もあるのかな。バーゲン感を抱かせた要因は。Dと覇王色の印象がゴッチャになってバーゲンセールを開催させた、と。
  • 亀スポ
    • 特別寄稿は古舘先生。『ハイキュー』がダブル巻頭カラーとかいうよく分からない企画に挑んでるタイミングということですね。とはいえ、今までのがほとんどタイミングとか関係なく起用してきてるので今回はただの偶然なんじゃあ……という気もしないではないですw
    • イラスト。イラストもそうだけど、描き文字を見ると「わーい古舘先生だー」という気分になります。描き文字に個性が宿ってる作家も珍しいと思います。んで、イラスト。両さんのスパイク。このコーナーのイラストは自キャラを出すか出さない問題が常にあると思うんですけど、今回はナシ。まぁ、日向と両さんが一緒にいる所はイメージしづらい気もします。両さんの毛深さがちゃんと印象的になってる感じ見事だと思いました。『ハイキュー』ナイズもハマってると思いますし。「両さんらしさ」をどこに置くかで各作家による両さん像が透けて見えてくるようで面白いですね。
    • コメント。秋本御大の「1週間くらい徹夜しても死なないから」が怖すぎるw まぁ、前後の文脈もあると思いますが。しかし、このコーナーだとよく「秋本御大にこんなこと言ってもらいましたー」という話が聞けるんですが、言ってることが結構違う気がします。言う相手によって言うことを変えてるんですかね。この時の古舘先生は体力が有り余ってるように見えたのか、頑張りが足りないように見えたのか、考え出すと楽しいですなw
    • お気に入り回はゴキブリの館。ゴキブリ回とか多すぎてどのことか分からなくて調べたんですけど、両さんがゴキブリのコスチュームを着て巨大なセットの中でゴキブリ体験をする、というゲームのヤツでした。ありましたねー。おもしろかったです。てか、あれ69巻なのか。個人的にもお馴染みなんですが、完全に世代が違う。順番とか気にせず古い『こち亀』を読み漁った時期があるんで頭の中における『こち亀』の順序がゴチャゴチャになってしまってます。
  • ドラクエ10』ver.3.3後期
    • 占い師情報きたー!!
    • 占い師は僧侶に並ぶ回復職になるのでは、みたいな期待は多いですが、とりあえず魔法は使えないそうです。そう単純な話ではないようですね。
    • タロットカードのパックを買い、デッキを組んで戦うそうです。タロットやなくてポケモンカードやw もしくは遊戯王カード。予想外の展開に驚きました。マジで新システムすぎた。しかし、パックを買ってデッキを組むってことはリアルにおけるカードゲームと同じで運が絡むんでしょうねぇ。占い師を動かすかは分からないけどとりあえずカードは集めておく、という感じになるのかなぁ。
    • てか、武器ってどうなんですかね。全然わからないんですが、まさか武器ナシ? だとするとスキルラインどうなるんでしょうね。格闘と盾があったとしても残り3。固有スキルが踊り子みたいに2つあるのか、ひょっとしたら3つあったりして。複雑すぎるなぁ。
    • タロットカードということで、道具袋が圧迫されるのが少し怖いです。
  • 読者プレゼント
    • 「推すし職人」「キミのハートを握る!!」というパンチラインにやられました。個人的には当たりです。お前なんか握ってやる!(スシ王子)
  • ハイキュー!!
    • 巻頭カラー。読者投稿のベストメンバーと作者選抜のダブル見開き。表紙じゃない分豪華です。
    • しかもイントロとしての1ページまでしっかり用意されてる。そんなカラー1ページ。潔子さんと田中先輩。キャラとして便利ってのもあるんでしょうけど、選抜落ちしちゃったけど描きたいキャラみたいなノリもあるのかな、とか少し思います。てか、このカラーにおける潔子さんが異様に可愛い。なにこれ。こんな可愛かったでしたっけ潔子さん。いや可愛いですけど。登場は3コマ。その3コマがどれも違った魅力を放っててヤバイじゃないですか。今度『ハイキュー』女性キャラ選抜やってほしい。潔子vs谷地とかいう熱いバトルが期待できそうじゃないですか。まぁ、潔子さんだろうけどw
    • メイン。読者選抜と作者選抜。嬉しいのはどちらにも作者のコメントが載ってることですよ。こういうの最高ですよね。人気キャラ投票とかは多いですけど、作者のリアクションってすげぇ興味あります。まぁ、「○○が選ばれるとはなー」みたいなコメントではなく、チームとしての評価を下すタイプのコメントなんですが。
    • そんな読者選抜。一番トップ争いが熾烈なセッター枠は影山。影山が大王様を下したことで、読者選抜で日向影山ラインが完成しました。よかったねw まぁ、日影が別チームになって古舘先生が「影山のいない日向どうなるんでしょうか」みたいなことを言うのも見てみたかった気もします。
    • 対するは作者選抜。選抜キャラとイラストによって悪役感ハンパないチームになったと思いますw こうなると東峰が完全に悪役に見えてくるから不思議。強面ギャグみたいなのは本編でも描かれてますけど、このキャラの並びに入るとまた一層……。
    • 作者コメントによると強さを目指すならツッキーだけど、面白そうなのでゲスにしたそうです。白鳥沢戦を読んでる時、「ゲスって絶対作者のお気に入りだよね……」って思ってたんですが、やっぱそうっぽいですねw 大王様とゲスのコンビとか想像しただけでハゲる。
    • 今回の企画で感じたのは各キャラがそれぞれ魅力的だからテキトーに組み合わせただけでも楽しい、ということですかね。作者選抜は一応全体を見ながら決めてますけど、読者選抜の組み合わせはマジで偶然じゃないですか。まぁ、人気投票なんで烏野に偏るってのはありますが。てか、スパイカー枠の1位が岩泉って意外やな。ウシワカ一択な気もするんですが、人気投票でもあるからなんでしょうねぇ。青城人気の恩恵を受けた形だと思うんですけど、肝心の大王様が読者選抜に落ちてるのが笑えます。けど、影山に負けて悔しがってる大王様の姿が見たいので理想的な結果だったと思います。その悔しがってる姿を相手チームから見てる岩泉、という形ですね。偶然にしちゃ出来すぎだわ。
    • 本編。「カッコイイ球拾い」とかいう新概念に笑った。『かっこいいスキヤキ』かよw
    • そんなカッコイイ球拾いが何をするべきか考えまくって日向から生まれた副産物、というニュアンスがあるから面白いですね。ただの笑えるギャグではなく、一応物語とも絡んでいる。
    • 五色くんがチハホヤされてる件が象徴的ですけど、今までなかったキャラ同士の絡みというのが今の魅力ですよね。試合外の絡みってホント奇妙な機会です。
    • んで、メシについても考えるようになる日向。今まではとにかくがむしゃらに目の前のことに全力でぶつかればよかったんですが、それだけじゃ通じない、という今の成長ならではの話ですね。てか、メシの電話を一瞬で察してくれて嫌な顔せずに答えてくれる監督がイイなぁ。いつもと様子の違う日向に対して茶化したり否定することなく喜んで受け入れる、という度量。別に感動的なシーンではないはずなんですけど、すごいグッと来てしまいました。
    • そして、例の歯ブラシセット。ここに来て再び持ってくるとは思いませんでした。素直に感動した。これはヤバイ。ちょっとマジでうますぎるでしょ。最初に出てきた日向の先走りを象徴するアイテムをここに来て再びとか。ちゃんと今話の頭に「住むトコねーから」というセリフがあっての歯ブラシセット再びですよ。しびれました。
    • んで、カッコイイ球拾いから金玉オチ。直前のグーに感動したと思ったらその隙に、というなぜ金玉直撃したかを用意してるトコとか無駄に丁寧で笑える。そこは単なるギャグでええよw
  • ブラッククローバー
    • ONE PIECE』なきジャンプにおける巻頭に次ぐ連載位置とかいう絶好調ぶり。引くわw
    • 本編。残りのパイセンたちが登場。とりあえず最強無敵の攻撃魔法に対して、アスタのアンチソード以外に打つ手なくね?とか思ってたら空間魔法で敵の攻撃を直接敵にぶつける、という回答が見事でした。たしかにこの2つは相手の強さ関係なく効果を発揮できる能力ですからね。今回の戦いでインフレが行きすぎたかと思いきや、「まだアイディアで戦えるで」という展開は熱い。アスタの弱点は長距離技と指摘されてからの、空間魔法で長距離技を潰す、という流れも素晴らしいと思います。
    • んで、もう1人のパイセンはどうかと言うと、筋肉バカを糸で縛るとかいう誰が見ても「無理やろww」な茶番を見せてからの徹底的なサポート役、という落とし所。一旦茶番を興じる所がうまいですよね。見てて気持ちいい。
  • 僕のヒーローアカデミア
    • 恵まれし子らの学園は『デッドプール』にも出てくるよ。権利の関係で酷い扱いだけどw
    • 再びの学園。か、仮免とかあったなそんなん……忘却の彼方でしたわ。仮免とはいえシステム上ヒーローとして認められる前に例のオールマイト引退の事件をやりたかったのかな、とか少し思いました。
    • かっちゃんの逆カツアゲ。絵面が逆すぎて笑った。パニクるわw
    • んで、寮。峰田くんがガチギレされてて泣いた。相澤マジでキレてんすねw 峰田はかっちゃんが言ってた「いつも通り馬鹿晒せ」を言われなくても実行してるんだけど、こっちは担任にキレられる悲劇。
    • 寮の部屋割り。部屋割り表を見せられると「おっ密室殺人かな?」と身構えてしまうのが悲しい。ワタシは主に某孫のせい。
    • 自室大喜利。常闇くんの部屋が暗いのは趣味もあるけど、能力の兼ね合いもあるかもしれないからそっとしといてあげてよ……。一応本人に恥ずかしがるという感覚があるので余計に泣ける。青山くんみたいに盲目的な方が幸せだわw
    • 飯田くんはメガネ部屋。よっしゃ。お茶子とエイリアンクイーンが飯田メガネをかけたまま次の部屋行ってましたけど、メガネ所有者の中には他人にかけられることを極端に嫌う人もいるので気をつけよう。てか、度入ってないんか飯田くん(ただのギャグだよ)。
  • BORUTO-ボルト-
    • 表紙からのセンターカラー。さすがに巻頭はやれん、というバランスなのかな。
    • んで、『NARUTO』の岸本先生と『BORUTO』の漫画を担当する池本先生の対談が載ってるんですが、それがカラー裏から始まるんですよね。カラーページの無駄遣いw
    • そんな対談。まずは出会いから。アシスタント募集で「幹雄くんが欲しい」だったので驚きました。超欲しがっとるやんw まぁ、立場&話の関係上岸本先生が主となって話すパートなので、というバイアスはあると思いますけどね。
    • からの初対面でグラサン、という池本先生で笑った。東京に出てきて気合い入ってたんですかね。岸本先生も言ってたけど、かわいすぎるやろ。
    • んで、アシからの続編担当というドラマが熱い。しかも作品の話が次世代への継承ですからね。虚実の境が希薄になっててヤバイ。岸本せんせいが「絵に関しては大分抜かれたなぁって思いますけどね」と言えば、「またまた」と返すこの感じもすごく好き。
    • BORUTO』担当への流れ。最初はリブートと言われていて気楽に思ってたらただの続編だった、というオチ。ひどいなぁw けど、リブートも試みとしてはおもしろいなぁ。『ONE PIECE』が終わったらリブートやってくんないかなぁ。いつの時代もジャンプには『ONE PIECE』載ってるっておもしろそうじゃないですか。んで、各世代がジェネレーションギャップ感じたりして。
    • 最後に岸本先生が思いつく限りの賛辞を連打してるのが印象的っすね。処女作で連載デビューしてほしかったけど、やらないんだったら自分の続編でいいから世に出てほしい、とかいい話すぎるやん。もう『BORUTO』本編こえてしまうやん。
    • そんな本編。サスケの修行が遠回りすぎてやる気失せるボルト。やり方は何でもいい、ってのが教わる側としては超萎える、ってのすげぇ分かります。超大事なのも分かるんですけどね。めんどくさいよねぇw 「コレをこう頑張れ」って言われてがむしゃらに頑張る方がまだマシに思えてくる、という。そんな所に町山智浩。毎回出ずっぱりでわろた。分かりやすすぎる対比だけど効果的ですよね。自分で考えろというサスケと、コレ使えば終わりというシンプルすぎる町山智浩。『スターウォーズ』におけるジェダイとダークサイドみたいな感じかな。まぁ、個人的に科学忍具が一言に悪とは認めたくないんですけど。仲良くやれれば最高だと思う。まぁ、本作の町山智浩は単純な悪役な匂いプンプンですけど。
    • 3話目になると町山智浩の説明をするのがさすがに面倒なんですけど、伝わるのかコレ……と少し不安になってきました。まぁいいか。キャラ名忘れたワケですし。
    • んで、試験。THE少年漫画みたいな展開である。多分『NARUTO』でもあった話なんでしょうねぇ。まぁ、一応この部分は映画でやってた話だと思うので、そんな長々とはやらない、ってのが本作の特徴ですかね。
    • 第一試験。高校生クイズ的な○×クイズ、かと思いきやーという話。これも先ほどのサスケと町山智浩の対比と同じ話なんですよね。ハッキリとした解答は存在せず自分で考えろ、というのが基本的なスタンス。○×クイズのくせにどっちも不正解、というのはいかにも科学者が嫌いそうな考え方のようにも感じます。
    • そんな偽○×クイズで問われてたのは諦めるか諦めないか。合格者の中でボルトだけが諦めてた、というのが明確に描かれてるのが意地悪ですね。3人チームなんだから他にもきっと諦めてたけど仲間に救われたヤツいると思うんですけど、話の都合上ボルトだけが諦めた、という感じに。
    • んで、第二試験。直前に手裏剣なら負けるけど分身なら負けへんで、という話をやってからの三つ子分身に負ける流れ。徹底的にボルトを追い込みますねぇw そら町山カプセル使っちゃうのも無理ないっすわ、という説得力。使うことに関しては同情できるけど、試験で使ったらズルだから絶対ダメ、というのがハッキリしてるあたりとかホントうまいですよね。前回あたりからハマってたけど、完全に掴まれましたわ。おもしろいい。

 はい、前編終わり。「24時こえるのやめよーぜ」と心掛けた結果、150ページしか終わらないというオチ。負のスパイラル感あるわ。つらいw

週刊少年ジャンプ2016年32号の感想その2 - 北区の帰宅部

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かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)

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