我が家にそびえるジャンプの塔があまりに高くなってしまったので古いのから捨てようと思うのですよ。ジャンプを捨てる時には定例行事がありまして。ジャンプをパラパラめくりながらメガネのあるシーンを探すんですね。事前に「○号の×(作品)に変装を意味するメガネ」みたいなメモはしてるんですけど、見逃しも多いので改めてザッと探します。
大掃除あるあると似てるんですけど、そういうことしてると関係ないのにマンガ読んだりしちゃうんですよね。ヒソカvs団長戦とか読みました。おもしろかったですw 共闘説は未だにピンときませんでした。
んで、ついつい読んでしまうのがもう1つありまして、『ゆらぎ荘』。やっぱりおもしろいんですよ。ギャグ漫画としての温度が個人的にはホント理想的。新しいのだと『左門くん』も好きだし、『鬼滅』のギャグも一線級だと思います。だけど、なんというか心地よさがあるんですよねぇ。肩肘張らずに読めるぬるま湯感覚。あの作品におけるエロはギャグと考えると、すべての回にギャグがあって、どんなに真面目な話でもギャグで落とす、という感じが心地よさの理由ですかね。すごくいい。
……なんて話を書いてたんですよ。特に理由はないんですが「次のジャンプは月曜中に終わらせるぞ」と意気込んでたもんだから、この枕の部分もものすごく早くに書いてたんですよ。
そしたらさ、土曜に『こち亀』終了のニュースが飛び込んできました。『ゆらぎ荘』ついつい読んじゃうよねーなんて話してる場合じゃねぇ!!
はぁぁ、まぁいいか。ジャンプ本誌での発表は次号っぽいし。
ジャンプ40号です。『こち亀』の件は何も書いてありませんw
- 表紙
- 『ハイキュー』でごわす。数えたワケじゃないけど、『ONE PIECE』の次に表紙飾ってる作品だと思う。先週「速筆なんでしょうね」ってコメントもらって、「言われてみれば……!」と当たり前のことに気がつきましたw たしかに別冊とかにもしょっちゅう描き下ろしてるわ。筆下ろしがはやい!!(違)
- 今号の表紙。一瞬上下を間違えましたw
- 亀スポ
- 9.17に発売の200巻の話。改めてだけど、終了の話は一切ありません。
- 200巻の発売日とジャンプの発売日が重なるんですね。ガチの予想師はこれも根拠として予想してたのかもしれません。言われてみれば40周年にしてはいろいろと豪華だったんですよねぇ……今思えば終了ありきの企画だったんや……(遠い目)
- あと、9.18放送のスペシャルアニメの話題も半ページ。こんだけ近くに放送ってのもうまいこと出来てますね。
- ちょっとブログ的にはややこしいんですけど、終了のニュースが出回る前にワタシは早売りでジャンプを読んでたんですよ。スペシャルアニメの正式タイトルが決定!!……続きはwebで、という内容に軽くキレてましたw 「なんでこんなしょっぱいことするかなぁ!!」みたいなw 今思えば『こち亀』終了と関係したタイトルなんでしょうね。んで、発表は別の場所でするのが決定してたから早売り対策として、ここでは「続きはwebで」という形になった、ということでしょう。まんまと踊らされました。やっぱ早売りってよくないですねw ブログがなければなぁ……(身勝手)
- 読者プレゼント
- 今週のテーマは、まさかの『バックトゥザフューチャー』。なんで今マクフライなんだよww
- 先週も超よかったけど、今週もやられました。いいなぁ、最近キレてるよ。
- 最初はね、未来っぽいスケボーがプレゼントにあるから『BTTF』ネタになったんだと思ったんですよ。だけど、よく見てみたらそんなことはなかったんだぜ。一応あるのは「宙に浮くスピーカー」。多分コレを見て『BTTF』ネタを決意したと思うんですけど、ちょっと天才の発想すぎてついていけないですw
- 『ハイキュー!!』
- 巻頭カラー。川での水遊びという夏休み感マッハのカラー扉。スイカ柄にドーナツ柄と浮き輪がオシャレですね。ちょっと欲しいわ。海も川も嫌いだけど。
- 一番気になったのは日向と一緒に泳いでる犬です。なにあれかわいすぎるでしょ……。ちょっとマジで殺されたんですけど。なによあのつぶらな瞳。だ、抱きつきたい……。
- あとは、完全防備の谷地さんで笑った。よく覚えてないから本編に出てきたか自信ないけど、カナヅチなんですかね。無理して水入らんでもいいのにw
- しばらく気づかなかったけど、冴子姉さんなんでいるんだよ問題。ドライバーかとも思いましたが、あの人数は無理だよなぁきっと。まぁ、おっぱい要員という大人の事情は分かります。ページを占める割合もおっぱいも一番デカイ。初見時のワタシの視線の動きは冴子姉さん→犬→犬かき日向、という感じです。ちょうどページを開いた時に飛び込んでくる位置なんですよね。それも計算してそうで怖い。まぁ、とにかく犬がかわいい……。
- 各人のキャラが濃いってのもあるけど、こういう集合図でそれぞれの個性を見せるのが本当にうまいですね。まぁ、個性もキャラも一切ない犬が優勝なんですがw
-
- 本編。影山が帰宅from北区。再会早々争ったりケンカしたり。まともな会話はバレーボールを介さないと成立しない、というのがおもしろいですね。
- んで、“お前 もっと跳べるぞ”。例の小さな巨人のジャンプは特殊な描写がされてましたけど、影山が見た感じでも何か特徴があったということですかね。どこまで掴んでるかは不明ですが、多分漠然としか分かってなくて苦労するパターンな気がするw ピョピョーンじゃなくてドンですからね。長嶋茂雄かw
- 謝る日向と事情を知らない影山のすれ違いで笑った。そうか、影山は若手合宿に忍び込んだことを知らないで “何やってた”“球拾い” の会話をしたのか。完全に腐ってたと勘違いしてるじゃないですかw
- 5日間の成長。日向の成長を見せる前に一旦サーブ練習してた面々を描くってのが地味ながらうまいですね。日向と影山に意識を取られがちだけど、烏野に残ってた人にも5日間は存在したんだよ、というバランス。そっからの、影山サーブミスを日向が拾う……けどミス、というがまたうまい。日向は成長の片鱗を見せたけど、失敗……だけど、そもそもがアウトのボールなのでインだったら拾ってたかも、という感じ。まぁ、ボール拾いの習性で試合でもアウトのボール拾うようになってたら笑うわ。
- 『ブラッククローバー』
- ぬわっ、巻頭に続く位置ですか。今週は『ONE PIECE』休載じゃないですよ。マジか、すげぇ。絶望さんとのバトルがウケにウケたって感じですかね。すごいなぁ。
- 本編。ユノ、弓矢完コピで笑った。先週、雷弓矢カッコイイなぁ、とか思ってたらまさかの今週完コピ。精霊に任せてたっぽいけど、器用すぎるでしょ。なんでもアリか。
- 粘液魔法を空間魔法で一刀両断。顔とかまるで覚えてないけど、フィンラル先輩の兄弟だっけこの人。たしかそんな人いた気がする。まぁ、とにかく、空間魔法の使い方でこんだけ違いが出てくるってのは面白いですよね。かたやアッシー、かたや何でも切れるマン。
- んで、久々の登場、脱力オジサン。やべぇ、忘れてただけに嬉しいですわ。好きだったんですよねぇ、この人。
- そんなオジサン、とにかく察しがいい。木の根で他人の魔力を吸収してることを察知……だけかと思ったらでっかい木を生やす魔法までドンピシャで言い当ててて笑った。あってたけど何か違うww
- 木がデカすぎて街潰れてんじゃねぇ?とか不安になるんですけど、どうなんでしょう。そんくらいの加減はしてる気もしますが、空間魔法の人が “また誰かに造り直させればいっか” って言ってたので金色の人たちはエリート主義で下々のことは二の次な可能性もあるかも。
- 『ONE PIECE』
- 扉。どっかで結婚式やってます。シャンクスたちが参加してます。誰の結婚式なんだい!! てか、今回の扉絵シリーズはこれでラストだそうです。ラストが結婚式って微妙に本編とリンクしてる感じありますね。まぁ、シャンクスの一味が結婚で計画的な勢力拡大とかするとは思えないんですけど。
- 本編。クラッカーの中からクラッカーが登場。ちょっと猫背のシャムを思い出しました。あとはドフラん所の鼻水。中に本体が隠れてる、というネタは同じだけど、厄介さではクラッカーが段違い。ガワが復活、それも無数に作り出せるとか無茶苦茶でしょ。ギア4使わざるを得なかったレベルなのに。最初は「ハナハナのが凄いんじゃね?」とか思ったけど、分身の数がロビンの比じゃねぇわw
- あと、ヤバイのは本体の剣でギア4状態のルフィに傷を与えたことですよね。やっぱビスケットで再現した剣だと威力は控えめってことなんでしょう。覇気を込められるのは本体だけ? 鎧が黒くなる描写なかった気がする。あったらごめん。
- 半ページほどの出番ながら絶好調すぎるナミの勇姿に笑った。弱みにつけ込んだナミは怖いw
- そして、実質1ページほどの出番ながら今週のサブタイをかっさらってくチョッパーの兄貴、略してチョニキ。焼き肉屋のサラダでありそうである。うまそう。さすが非常食。
- んで、マム。ルフィたちに対して “威勢だけか…? あいつらも……” っつってるのが印象的ですね。生きのいい格下が挑戦してくるのを悪く思ってない節があったりするんですかね。だとしたらウルージのことを少し気に入ってる可能性もあるかも。いや、子供やられたらさすがにキレるか。
- ラストにイチジとニジが登場。名前そのまんまだったなw てか、イチジのベルトに風車のようなものが付いてますね。ちょっと仮面ライダー感ハンパないんですけど。ヴィンスモーク家は戦隊ヒーローネタか?とか思ってましたけど、ニチアサ繋がりで『仮面ライダー』来たのかもしれない。『レッドスプライト』は加速装置やってるし、石ノ森章太郎キテる。
- 『レッドスプライト』
- 2話目なのでセンターカラー。今後カラーが見れることがあればいいんですが……信者は心配ですw 20話くらいまで連載が続けば新年号にはありつけるのでそこで表紙の集合図には参加できますね。あと、年末年始の特別企画で描き下ろしも期待できるでしょう。年末年始が大体18話、19話くらいになると思います。なので期待は出来る!! のか? 前作の『アイアンナイト』は15話なんですよね……(死んだ目)
-
- 本編。前作はなんだかんだでタツ個人の話だったと思います。ほとんど交流のあった人は先週の段階で死んだしw なので、今週はいろんな人と出会う、コミュニケーションを取る、というのが味噌な気がします。ある程度の計画はあるし、実行力もある、思い切りも申し分なし、だけど割と行き当たりばったり。理想家の子供という感じが強いのかな。リーダーとしての資質は感じられるけど、現状リーダーとして完成してるとは言い難い、というバランス。
- 操舵担当の女性。上の服が破れてブラっぽいのが見えてて非常にエロい。エロいけど、奴隷でこの格好ってことは……とか考えるとマジ鬱。いや、下の服は破れてないから意外とレイプはナシかも。おっぱい揉んで満足したのかな……童貞かよ。
- んで、救出される予定のモノちゃん、もしくはモノくん。なんかコードが無数に接続されててヤバイ。明らかに他の奴隷とは違いますよね。それだけ電力が桁違いということか。切り傷はコードを差し込むためのものっぽいですね。うへぇぇ。
- 最高指導者のアトラス将軍閣下。登場と共に言ってる “世界は救済された”。ウソっぽくて笑った。欺瞞たっぷりである。てか、瞳孔開きっぱなしな感じが不気味なんですよね。この世界では美形だと思うんだけど、マンガを読んでる我々から見たら不気味でしゃーない。演説内容も「悪国」「正義領土」とか言ってて欺瞞臭さハンパないですよね。ここまで露骨に言わねぇってw
- んで、タツくん、電磁砲に乗ってインダハウス。カラー扉はこのシーンですね。本編での決めシーンをせっかくなんでカラーで、という感じかな。またカラーやれるといいんですが……(しつけーよ)
- タツくん大暴れ。ここらへんの描写はやっぱキルアっていうより加速装置ですよね。となると、そのうち上位互換みたいな雷髄人間が出てくるのかなぁ。0010的な。
- んで、モノちゃん(仮)との再会。今週も絶妙に性別が判断できなくて最高ですw まぁ、『アイアンナイト』のユキちゃんは最初中性的に見えたけど、すぐに女性でしたので、モノちゃん(仮)もすぐにハッキリするのかもしれません。ぶっちゃけ現状では作者が意図的に性別不詳にしてるのかも悩むレベル。『ものの歩』なんかはノリノリで性別不詳ネタやってた、と断言していいと思うんですけどねぇ。それ以降だと『ゆらぎ荘』の朧も初登場時は性別不詳キャラで、性別を明らかにするのが物語的な展開になってましたけど、あれはすぐに明らかになるパターンですからねぇ。いわゆる性別不詳キャラとは少し趣が違うのかもしれません。『ニセコイ』のつぐみに近いですね。
- 話は戻ってモノちゃんもしくはモノくん。髪型イジリされてて笑った。奴隷でも同じ髪型キープしてきたってことは、モノちゃん本人が「前髪は長めでお願いします」ってリクエストを出してたってことになりますよね。なんか間抜けだw まぁ、ツッコむだけ野暮な領域なのは重々承知です。
- んで、ラスト。タツくん、将軍閣下に御挨拶に行くらしい。帰れよw
- 将軍閣下のSP的な人とバトルになるのかもしれませんね。もしくは将軍本人が超強いパターンでもいいかもしれない。そのくらい単純なのも逆に熱いです。まぁ、どちらのパターンでもバトル特化の雷髄人間が敵サイドにもいる、というのが明らかになるのかなぁ。もしくは別の理屈で超強い人が出てくるか。……もちろんタツの計画がすべて順調に進んでバトらない、という可能性もあるんですがw
- どうでもいいけど、タツくんのいない状況でのモノちゃんを想像したらもうつらい。同情しかない。人見知り的には地獄ですよ。知り合いに知り合いと会うことになったけど、ワケあって知り合いは離籍。最悪だよ、一番苦手だよそういうの!! モノちゃん逃げて!!!(逃げた先がそこ)
- ……なんか今週は脱線が多かった気がする。
- 『僕のヒーローアカデミア』
- 止血女子、ペラペラと喋る。デクに “よく…喋りますね…” と言われるって余程だと思うw ペラペラvsブツブツですね。デクのブツブツは基本的に独り言だけど、ペラペラの方は明らかに相手に向けて喋り続けてる、という違いが大きいのかな。
- “こんなんボールで殴ればいいじゃんね” あっ、やっぱこの考え出てきた。先週の感想と同じ発想。『バーレボール使い』ですねw
- 透明化?は能力だと思ったらただの技術。マジかよん。強力すぎるやん。たかが高校で門外不出の技術があるとは思えないので、雄英でも2年になったら教わる技術なのかしら。『ONE PIECE』における六式ばりに強力ですわ。まぁ、『黒子のバスケ』的な技術だと思えば、能力じゃないってのも納得しやすいのかな。……まぁ、『黒子のバスケ』はほとんど能力スポーツ漫画なんですけど。
- 偽お茶子の件。冒頭に本物お茶子が登場してるので、そこでのモノローグとの辻褄で偽物だと気づく要素はあるんだけど、冒頭の登場があるから逆に本物だと勘違いしやすい、という2つの機能があると思います。2回読みたくなっちゃうヤツですね。
- デクが足鍛えた理由。手が使えないから、だけではなく、デクが考えるヒーローには不可欠な要素だったから。これはうまい。気づきませんでしたわ。言われてみれば、デクのヒーローとしての資質というのは足にあるんですよね。1話を読むと分かると思います。誰かを助けに行く第一歩、それが誰よりも早く出る。デクのそんな部分にオールマイトは未来を感じた、みたいな話だったと思います。それを考えると今まで手を使ってたのがおかしく感じてきちゃうから面白いですね。
- 偽お茶子を暴くデクの推理ショー。デクが違和感を覚えるお茶子落下のシーン、ここで作品上ではデクが足を鍛えた理由がカッコよく語られるので読者はそっちに気を取られる、というスンポーですね。小ずるいわぁw やってくれるのぅ。
- 『銀魂』
- 掲載位置たかい。何があったん。実写化発表の頃の結果が反映されたとか? 単なる気まぐれシャッフル?
- 本編。将軍の厠の友が頑張る回。どんなにキメてても「あーあのウンコの人ね」って印象になるから最高ですね。ちゃんと回想挟んで暴れん坊提督見せてくれるしw
- 真面目な話し合いだけだと退屈だと考えたのか、回想で暴れん坊提督見せたり、途中で虚のアクションを見せてるのがうまいですね。話し合い展開があんま好きじゃない人のテンションが下がってきた頃にうまい具合に見せ場が出てくる。虚が出てきてアクションしたと思ったら、冒頭から続く話し合いに虚が絡んできて……というオチ。地味な回ながら緩急あってうまさを感じますね。ラストには「虚ゾンビ軍団作ったのかよヤベー」という今後のアクション的な期待も煽っての締め、というのが巧妙です。
- 『Legacy』平尾友秀 依田瑞稀
- センターカラー。金未来杯1発目でごわす。原作(平)は過去に本誌掲載してるそうです。気づきませんでした。調べてみたら3年前。あーさすがにそりゃ忘れるわ。
- 本編。物語の開幕と同時に主人公が猫を救う、善行を描く、という非常にオーソドックスな始まりなんだけど、猫が死んでるのである。意外性もあり、本作が、主人公がどんなもんなのか漠然としたイメージが掴めるいいオープニングだと思います。猫の死骸ってリアルで見ると結構ヘコみますよね。ほ乳類の死骸はショック強いですw
- “1年2組の夏目防人くん? 私1組の冬月叶多” とヒロイン。高校の1年生がよそのクラスの生徒の名前を覚えているものだろうか。結構気になる。2年なら分かるんだけど、1年。何月の話か分かんないけど、何かキッカケがないと覚えないですよね。まぁ、てっしー的な欺瞞のある子だったら覚えてるんだろうけど。もしくは顔がタイプで覚えてたとか。
- ヒロインから突然語られる全身の皮膚を剥がされるという猟奇殺人。えっ、このコマも吹き出しも超小さいんだけど、そんなサラッとした情報なの? 主人公が話しかけてたのが猫の死骸、謎の「レガシィ」発言、ヒロインが突然泣き出す、というこれまであったすべての要素よりもビックリなんですけど。なんか作品のテンションと読んでるテンションがあわない。しかも、この直後に “その犯人 俺が見つけ出してフルボッコにしておこう”“過激!!” というギャグめいたやり取りがあるんだけど、フルボッコ発言よりも事件内容の方が数倍過激なんですけど……。なんだろう、変。フルボッコってジャイアンが「ギッタンギッタンにしてやる」程度の印象なんですけど、それを猟奇殺人の話の直後にされてもねぇ。マジで変。
- 人は死んだら21g軽くなる件。で、でたー定番のアレだーwという気もするんですけど、まぁこれはちょっと意地悪すぎるか。ぶっちゃけ手垢の付きまくったネタだと思うんですけど、これは個人差もあるだろうし。
- 犯人の異名はスキンコレクター。あーいいなぁコレ。なんかミステリー漫画っぽさあるw ペニスコレクターだったらキバヤシ案件ですわ。まぁ、スキンコレクターというと、多分『羊たちの沈黙』におけるバッファロービルがネタ元なんだと思います。……なんてこと考えてたら終盤人の皮で服作ってて笑ったわ。マジでバッファロービルだった。隠す気ないですね。オマージュのつもりなんだと思います。
- いや、一応バッファロービルにも元ネタとなるリアルの殺人犯はいて……というのは知ってます。まぁ、多分、ということで。
- んで、被害者とのトーク。回想に出てきた犯人が黒タイツで笑った。マジでキバヤシ感ハンパないな。猟奇殺人ということで『金田一少年』よりは『サイコメトラーEIJI』の方が近いかな。先ほどのペニスコレクターも『サイコメトラー』ですし、意外と雑な連想も悪くないかも。……てか、死体と話すってのもサイコメトリーと似てるかも。
- 皮膚を剥がすシーン。鋏を入れる瞬間がないのが残念ですけど、まぁそれを省略することでギリギリokだった、という話かもしれない。
- “君の心の内が気になっている 付き合ってほしい” という勘違いコント。こういうの嫌いじゃないです。特に「付き合ってほしい」がいいですよね。「ちょっと付き合ってくんない?」とかだったら告白感ないけど、「付き合ってほしい」だと告白感でちゃうw
- んで、店長。別に犯人隠す気とか全然ないのがイイ。そこで勝負する気はサラサラない。勝負は犯人の変態っぷりと猟奇っぷり。まぁ、『サイコメトラーEIJI』的なアレだわ。
- 肌色に近い色のシャツを着ている店長。「あっ…(察し)」の典型例みたいなシーンである。惜しむらくはマンガを読む上で普通のシャツとの違いが1ミリも分からないという点ですね。まぁ、これもさっきの鋏のくだりと同じで、分からないから見せるのが許された話なのかもしれなあい。まぁ、せっかくだからカラーページでこのシャツ見せてほしかったなぁw
- んで、ヒロインの皮膚の使い方はブリーフ。いえーい、下ネタだぜw まぁ、ここらへんの正体が明らかになると同時にエクストリームにテンション上がっていく犯人ってのはやっぱキバヤシ感ありますわ。
- 主人公が乱入してバトル。こっから一気に能力バトル漫画っぽくなるのが凄いですよね。そこまでして能力バトルやらないといけないのか、という呪いめいたものを感じる。いいじゃん、『サイコメトラーEIJI』やってれば。
- そんな能力バトル。チョキチョキの実でした。まぁ、ここらへんの被りは先人が粗方やっちゃってる、ということでちょっと可哀想にも思えてきます。『ONE PIECE』の中でもすげぇマイナーな能力ってのがまだ幸いですわw
- 死者の再現能力をバトル的に解釈すると、被害者と同じ思いを犯人に味わわせる。このロジックはすげぇおもしろかったです。好き。なんだけど、困ったことに今『たくバツ』連載してるでしょう。結局はやってることがバツと同じなんだよなぁ、という不運。特別にオリジナリティーのあるネタではないからかまわないんですけど、ちょうど今連載してるってのが不運だよなぁ。作品には何の非もないんですけどねぇ。
- ということで終わり。割とマジで『サイコメトラーEIJI』だったと思う。まぁ、もうちょっと性犯罪の方に近づいてくれればって感じなんですけどねぇ……と思ったけど、ブリーフのくだりは結構頑張ってましたね。ジャンプの大人に「それはやめたら?」とやんわりストップかけられる限界を攻めてる感あるのかもしれない。じゃあ、なんか好きな気もしてきた。
- まぁ、正直な話、冒頭の猟奇殺人がサラッと語られるくだりの違和感みたいなのが作品を通じて何ヶ所かあってので、そういうのが結構なノイズだったかなぁ。“防人くんすっごいナチュラルだなぁ” の所もぶっちゃけ1ミリも意味わかんなかったです。なんか変だよね、って違和感で気持ちが一旦止まる。
- とはいえ、恥ずかしげもなく21gネタやったり、バッファロービルやったりするのは嫌いじゃないです。
- あっ、金未来杯ってアンケートで可否を選ばされるんだっけ。えー、どうしよう。てか、1発目とか基準ないから無理でしょ……って今に始まった話じゃないな。うーん、支持しないかなぁ。なんか申し訳なくなるからあの選択肢苦手なんですよねぇw 別に憎いワケじゃないんだけどさぁ。他がみんなコレ以上におもしろかったら全部支持するになるワケで、そしたらワタシが投票する意味って皆無じゃないですか。それも困るんですよねぇ……(言い訳が長い)。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 転校生。恒例行事って作内でネタにされてるけど、なんだかんだで悪くない新キャラ群ですよね。アレンとかすっかりレギュラーだし。トリツカは公式の嫌われキャラだし、占いは個人的に一番のヒットだと思ってるレベル。サイコはメイン感ないけど、たまに出てくる分には結構いいキャラだと思います。
- 転校生、とにかく話が長い。やたら回りくどい語り口調なのは探偵キャラのデフォルメってことなんですかね。古畑の無駄話を極端にするとこんな感じ、なんじゃないかなぁ。
- んで、怒濤の話長いギャグ。無駄話書くの大変だなぁ、とか思うけど、その吹き出しのスペースに絵描く方が大変だったりするのかしら。
- 「読み飛ばしOK」と枠外に注意書きをしておいて、その部分の話についてアレンがツッコミを入れる、というのがうまいですね。「アレンちゃんと話聞いてあげてるんだ……」感。なんだかんだでただの良いヤツですよねw
- ということで、超能力めいた推理力を持った転校生。超常的な転校生の登場によって斉木ピーンチ、ってのは占いの時と似てますね。まぁ、マンネリ展開なのでパワーアップしていくしかないってことなのかも。
- 『食戟のソーマ』
- センターカラー。久我パイセンのコスプレなんですけど、ギャグ感すごい。日頃の行いのせいかなぁw
- 本編。久我パイセンの回想。竜胆パイセンとのやり取りがすげぇ楽しいですね。てか、十傑じゃなくなっても普段のノリで叱ってくる竜胆パイセンいいなぁ。先輩後輩感もそうだけど、姉弟っぽさも少しある。いいなぁ、竜胆パイセンはやっぱ一言では語れない魅力がありますよねぇ。
- んで、久我パイセンの目的は十傑への返り咲き。ちょっと意外でした。体制が変わっちゃったからもう十傑の座にも興味なくなったんだと思ってました。まぁ、やりづらい体制になったからこそ権力のある十傑の座が最低限欲しいってっことなのかもしれませんが。
- んで、まさかの山登り。これは山で熊に襲われたソーマくんが空手で熊を撃退するパターンや!!(ニュースで見た)
- ジャンプGIGA vol.3のおしらせ
- 見開きでの告知。右ページが幽奈さん、左ページがえりな様。どっちも全裸。見事な師弟コンビであるw 宣伝文句で秘所を隠す、というギャグになってるのもうまいです。両作ともに本編でも既に「エロ=ギャグ」の図式が出来上がってるのに、そこの乗っかる形ですね。
- 『食戟』の方は週刊プレイボーイ風の袋とじ読み切り……と自分で言っててワケが分からない。プレイボーイならぬプレイコックだそうです。コックって料理人って意味だと思うんですけど、チンコって意味もあるよねw
- あーあと忘れてたけど、新連載の『ヴィジランテ』楽しみです。読むと思う。しかし、ミウラ佐伯の師弟コンビによってジャンプGIGAがピンク色に染め上げられた状態での巻頭カラーってなんか笑えるなぁ。まぁ、表紙は『ヒーローアカデミア』なのでセーフか。いや、てか、表紙『ヒーローアカデミア』なのにダブル全裸のこの告知はおかしいだろ。
- 『こち亀』
- “両津はどこだ” で始まるのも珍しいですね。オチではお馴染みだけど。
- 呼び出されたので盛岡からタクシーで18万。もうちょっと高いかと思いましたわw まぁ、時間かかるし居心地そんなよくないし、利用したくはない。
- んで、部長からの依頼。おおむね部長が悪い、というのが特徴ですかね。もはやラストの「両津のバカはどこだ」エンドに向けて誘ってようにすら見えてくる。誘い受け。
- んっで、依頼をほっぽりだしてクライマークリーナー。関係ない話が間に入るの近年の『こち亀』っぽいですよね。実質短編が2話あるような構成。
- 掃除機でビルを登る。映画『パディントン』でもそのようなシーンがありました。ハンディータイプの掃除機で壁をよじ登るんですが、そこでどっかで聞いたことのあるテーマ曲がかかる……という『ミッションインポッシブル ゴーストプロトコロル』のパロディー。トムクルーズが世界一の高層ビルでやってたのと同じことを小さいクマが再現する、というギャグなんですが、今回両さんがブルジュハリファ登るじゃないですか。完全に『ゴーストプロトコル』や……。掃除機で『ゴーストプロトコル』って『パディントン』や……。
- いや、完全に偶然だと思いますけどね。けど『パディントン』観た人だと連想不可避という不思議な状態。ていうか、両さんと同じことやってるトムクルーズがおかしいw
- ということで、部長からの依頼の話に戻って「両津のバカはどこだ」エンド。もはや様式美すら感じるレベル。終了のニュースがなくても、9月は40周年に突入する月ですからね。そんなタイミングでこのオチをやってくるってのは計算なのかなぁ、とか少し思います。てか、「両津のバカはどこだ」エンドが見れるのも今回が最後かもしれない、と思うと寂しくなりますね。
- 『ラブラッシュ!』
- 主人公18歳の誕生日だそうです。4.11だそうです。なんかこういう数値が本編にガッツリ出てくるのって最近だと珍しい気がする。あんま誕生日って本編で扱われないですよね。てか、18歳なのか。何となく高一だと勘違いしてました。高校もラストイヤー突入ということで告白に焦ってたのかもしれませんね。制服デートするには高三のうちに告白しないと、みたいな。……いや、多分そんな計算ない。
- てか、1話で出てきた男友達、家に呼ぶくらい仲良かったんですね。モブだと思ってたw ごめん。ということで、友達にメガネ。この手の作品だとなぜか異常な確率です。『ゆらぎ荘』が違ったのが意外なくらいです。
- んで、友達にキューピットのことを紹介して……ってするんかい。そこらへんの距離感おもしろいですねぇ。なんか無理矢理な理屈つけて外人の知り合いのフリするんだと思ってました。
- 今週はサキュバスのターン。先週も書いたけど、どうやら最近サキュバスが流行ってるらしい……とようやく気づいてオジサンびっくりです。エロ漫画でだけやってろよ、とか思いそうだけど、エロいイメージを利用したギャグキャラみたいな扱いが多いのかな。
- 一応サキュバスの説明が入るのが丁寧で笑えます。そこまでしてサキュバス出したいのかw まぁ、そんな説明がエロエロなので、実際はギャグ。本作っておそらく今回みたいに亜人種がローテーション的に騒動を起こしていって、という話になると思うんですけど、その記念すべき一発目がサキュバスって凄いなぁ。時代を感じる。オッサンだなぁ、と泣きそう。
- 変身したら衣装がエロくなる。変身を解くと裸になる、という無茶苦茶なノリが楽しいです。元の服に戻るんじゃないのかいw
- てか、元の服が童貞を殺しそうな感じですので、狙ってあれ着てるんだったらある意味で変身時よりもサキュバス感あると思います。
- キスすると婚約成立で優勝らしいよ、と明らかになって今週はエンド。サキュバスなのに最終的な目標がキスw こういういい加減さは嫌いじゃないです。サキュバスとは一体……。
- 『ワールドトリガー』
- オサム、左腕1本で充分と判断される。スパイダーでレベルアップしてもこの扱い……むしろ安心感すら湧くから不思議ですw
- んで、オサムおつ。悲しい。悲しいけど、オサムらしさが残ってて嬉しいジレンマ。
- チカキャノン、人に向けて撃つと見せかけて、地面ズドン。本人に当てる意図がなかったら躊躇とかは一切ない感じなんですかね。「当たったらどうしよう」とか「吹き飛んだガレキが相手に当たったら……」とかはなさそう。
- まぁ、いずれチカキャノンがヘッドショット決める話とか来ると思うんですよねぇ。ぶっちゃけ機械的に「強すぎるんで制限かけましょうねー」って制限かけられた印象が少しだけある。オサムを助けるためにヘッショ決めるか、オサムに対してヘッショ決めるか、どっちかじゃないかなぁ。あるとしたら。
- 『約束のネバーランド』
- 現状で確認できる最後の書物が2015年ってのおもしろいですよね。2016年で歴史がリアルのと分岐した、ということじゃないですか。“2015年当時じゃ多分実現不可能(フィクション)の代物” とか言っちゃうからおもしろい。ほとんどメタ発言じゃないですか。外の世界に対して何も知らない、ということに関してはエマたちと読者がシンクロしますね。
- 今週のママ。どーでもいい雑用を押しつけて余暇を潰す、ボロを出させる……という目的の作戦でありながら、本当の作戦はもう1人ママを呼ぶ、でした。まぁ、ぶっちゃけ雑用押し付けてなくてもも1人ママ呼ばれたら止める術はなかったと思いますけどね。あくまでも不意打ちをかます、という精神的なダメージが狙いなのかな。それが積もり積もればボロも出すやろ、的な。
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 扉は宮崎さん。風呂場でタヌ子に襲われるの巻。本編では描かれない「一方その頃……」と扉で見せてくれるのはイイですねぇ。さらにそれが裸ネタなんだから周到ですわ。
- 本編。岬のお化け。瞳のハイライトが消えてて死人感ありますね。憂いを帯びてるというか。発言内容は武闘派なんですけどw
- バイク事故の男のお化け。意外と超近くにいた。ぶっちゃけイージーな話ですよね。なんだけど、本人の意思の問題なので他人がどう介入していいのか……という所が味噌か。強制的なワンパン成仏に頼らない場合、本人が満足しないといけないので簡単に見えるケースでもなかなか難しい、というのを感じさせます。先週も言ったけど、幽奈さんを成仏させる件の予行練習みたいなエピソードになってますよね。
- んで、コガラシくんが取った作戦は、ヒールを演じてハッパかける。まぁ、ザックリ括ると「クララのバカ!」からの「クララが立った!」と同じだと思うw まぁ、あくまでも恋愛の話ってのがクララとは違う部分ですな。
- 作戦成功。恋人にボコボコに殴られた挙げ句昇天……って書くとなんだか少し羨ましいです。
- というのは冗談で(本音だけど)、ボコボコに殴るという行為がわざわざあるのが重要だと思うんですよ。殴って成仏、というのがどう考えてもコガラシくんと重なります。やっぱりこの岬のカップルはコガラシくんと幽奈さんの今後を暗示する存在なんだと思います。1つの可能性というか、あってもおかしくない未来という感じ。
- んで、コガラシくんがシリアスモード入って幽奈さんの過去を詮索してエンド。先週の感想で「来週マジな話になるかもねー(鼻ほじ)」って書いたら正解しちゃった。そ、そんなつもりはなかったんや。そんなつもりがあったらももっとドヤドヤした感じで予想書くものw まぁ、コガラシくんがマジモード入ったのはそんなに唐突ではない、ということでひとつ。
- 『鬼滅の刃』
- 扉はカラス。『ハイキュー』感ハンパないです。一瞬脳がパニックになりました。
- 本編。前回ラストのリア充爆発しろの誤解が解ける瞬間をわざわざ描かないのがいいですね。気づけばヘコヘコしてるし、気づけばねずこラブ。
- イノシシマンがバカすぎて「なんで?」「なんで?」攻撃。炭治郎が長男スキルを発揮して……と思ったら諦めたw さすがに疲れたのか。
- んで、次なる敵。どうやらヤバそう。どのくらいかというと炭治郎がビビるレベル。そんな炭治郎が平静を保てたのはイノシシマンのおかげでした、というのはうまい理屈。バカはバカなりに役に立つ。ピュアすぎる猪突猛進に炭治郎も救われる。そんな炭治郎の感謝の言葉を受けて、イノシシマンほわほわ。あの目がイッちゃってるイノシシの顔に「ほわほわ」書かれると独特の味わいが生まれるというか、そこはかとないギャグ感。
- 炭治郎たち、先輩と遭遇。ありそうでなかった先輩との絡み。よく考えたらそうでした。動機のことしか頭になかった。敵が十二鬼月とかいう幹部クラスの話出てきてんのに、味方はいつまで経っても新人ばっかじゃおかしいですね。そうだったそうだった。今まで違和感覚えなかったのが変なレベル。
- んで、敵。イトイトの実的なアレかな。とりあえずは。もしくは『ブラクロ』の酔っ払い。そんなイトイトの使い手は女性でした。おっぱい。意外と珍しい気がします。おっぱい。
- 『火ノ丸相撲』
- なかなかやらない火ノ丸くんと沙田くん。それだけ久世天王寺戦について語るべきことが多いということですかねw
- 火ノ丸くんが知らない、天王寺くんの勝つ相撲。それを沙田くんに教えてもらうんだけど、大和国Jr.の本気は誰も知らないのでした、という展開はキレイですね。頂上対決は互いに今まで(なかなか)見せてこなかった顔を見せる一番になってる、という具合。
- 「顔を見せる」というのは比喩的表現でもありながら、『火ノ丸相撲』を語る上ではそのまんま直接的な意味での「顔」でもあるってのが面白いです。特に天王寺くんが出てきてからは「顔」というのが強者描写における一大テーマになってますよね。オラオラ系の天王寺くんと、落ち着き払ってもはや横綱の風格漂う大和国Jr.。
- んで、次週センターカラーで決着だそうです。「どっちも負けてほしくない」ってのは読者の意見とも一致してるのがなんか面白いですね。
- 『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
- 入部の思い出2年女子編。これは全員分やるんじゃねぇの、って感じになってきましたね。「競技ダンス部って言われてもピンとこないよねぇ」というのが読者の大半だと思うので、この部分をしつこいくらい丁寧に描くのは誠実だと思います。複数人のキャラによる入部のドラマを語ることで、同じ入部でもいろんな角度からいろんな気持ちがあるのが伝わってきますよね。
- そんな入部のキッカケをくれてリオ先輩サンキュー、という話が鹿高競技ダンス部の女子に共感を呼ぶ、というのも面白かったです。競技ダンスに対する漠然とした抵抗感とそれを打破する魅力、という部分において女子の間では共通点があるんですね。まさかの競技ダンス部入部あるあるw
- 『左門くんはサモナー』
- サブタイが「左門くんはそり立つ壁にもたどり着けない」。そり立つ壁って何かの比喩かと思ったら本編にそのものズバリが出てきて笑った。そのまんまの意味だw
- そんな本編。中将Pは真面目で有能。だから怖い。よく考えたら今までに出てきた地位のある悪魔ってみんな不真面目だわw だからギャグ展開に逃げる隙があったけど、真面目が相手だとそうはいかない、という理屈はなんかすげぇ分かる。ネビ男も塩もギャグキャラに落ちるまでは厄介な相手でしたし。
- そんなネビ男。“アイドル狂いになったバイト少将” 呼ばわりである。そしてどっかで見たことあるアイドルオタの顔。最近なかった(気がつかなかった)ので忘れてたけど、本作ってインターネットミームの露骨なパロディーとか好きなんでしたっけね。久しぶりに見た気がしますわ。
- パンツに怯えるアガっち様。紳士って扱いじゃなくて “草食チャラ男” ってのがうまいですねぇ。紳士とかフェミニストと草食チャラ男は紙一重。なんか分かる気がするw
- 『トリコ』
- 『たくあんとバツの日常閻魔帳』
- たくあんの在りし日のママ回想。掲載位置のせいで、マザコンがぁあ!!!と思ってしまうw
- たくあんと閻魔殺しがSMごっこみたいなのしてるのが印象的です。ちょっとバツと委員長のSMを思い出します。仲良いとSMをやる世界観なんですかねw
- んで、母親殺し。バースデーケーキということで電気を消したその隙に、というのが良かったですね。そっからの “全てを飲み込む闇の混沌” って中二全開な決めゼリフとも少し繋がりますし。
- ラスト。たくあんが回想を通じて何かに気づく。“この頃の僕には分からなかった…でも今の僕なら分かる” だって。あくまでも本作の語り口には謎解き的な要素が絡んでくるワケですね。これはホント特徴的ですよね。ミステリーがそんなメインになってるワケじゃないんだけど、たくあんは常に謎を解いてる。
- スクールオブジャンプ
- 扉。今週の脂小路を探せ。今回はスクールバスの運転手でした。イージーですね。てか、割とメインな扱いになってる気がする。
- 扉のあるページの下部にツイッターのつぶ子アカとの遊び方が書いてあるんですけど、その見出しが「つぶ子攻略」。ギャルゲーかよw
-
- ハイテンション九九(四の段)
- 貝0さんの与一。これはハイテンション九九のお手本のようなネタで素晴らしいですね。理想型といってもいいレベル。
- 照りさんの12円はあるぞい。別に12万でも全然成立するってのがおもしろいですね。あと、ちょっとマンガ化も視野に入れてそうな感じも好き。
- 第3のテレビ局さんの死後20年。九九の部分は死後20年で完結してるのに、そこに孫悟空を乗っけてくるのが最高ですね。唐突な登場に笑ってしまいました。
- アンサインさんのしなるニッパー。九九とのダジャレは見事に決まってるんだけど、出来上がった言葉の意味については度外視してるのが好きです。別にテンションが高い言葉でもないだけど、ナンセンスさに迷いなくぶっこんでくる感じがハイテンション感ある。
- ハイテンション九九(四の段)
-
-
- 四の段のマンガ。やっぱ脂小路はいいな、という魅力があると思います。好き。
- バナナじゃねぇ!さんのイノシシ16頭。言葉のケツの部分で九九を取り入れてるのが新鮮でした。よく考えたら獅子でもいいんだけど、イノシシの方が馴染みがあって笑えますね。
- まぁ、このマンガの方の四の段は井の線亭ぽんぽこさんの独り勝ちな印象あります。ハンターという名前を出すことで作品全体のテーマを決定づけてますよね。また、ネタ自体も32人じゃなくて30人なのがうまいよなぁ。一生思いつかないわこんなん。すごい。
-
-
- ケミストリな人々
- かわせんりきさんのアイツ締めを崩した「俺の母さん」オチで笑った。周りに教室間違えたと気づかれるのがイヤだったんでしょうねw
- ライさんの全身脱毛。よく考えたら、髪の毛も抜くって意味でもおかしくないですね。全身なんだから。なんか少し感心してしまいましたわw
- ピタやねんさんの黙秘権。そのうち「弁護士を通してくれ」とか言い出しそう、とか想像したら笑ってしまった。
- ケミストリな人々
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 深刻な水不足に対する方法が “家から水を持ってくるで候!!”。なんか部活っぽいというか、文化祭感ある。スケールちっちゃいw
- お犬様。ここ掘れワンワンではなく、“ワン(ここを掘れ!)”。まぁ、よく考えたら「ここ掘れワンワン」って犬語なのか人語なのかよく分からないですねw
- 無視されるのでここ掘るワンワン。下々の民に感謝されて目に生気が宿る。すっかり忘れてましたけど、主要キャラの中で人の上に立つ器が一番備わってるのってお犬様ですわ。さすが犬将軍。結局お犬様が収まるべき場所に収まった、というオチでした。やられたなぁ。まさか磯部家にこんな人材がいたとは。犬だけど。
- 次号予告
- 来週の表紙は『ヒーローアカデミア』。2周年だそうです。第2回人気キャラ投票の結果発表だそうです。多分投票時期とはずれるだろうけど、最近魅力が爆発したキャラはデクママですかねぇ。個人的に。
- あと、『BORUTO』があります。そういやもう1ヶ月か。毎回同じ感想ですけど、早いなぁw
- 目次
- ジャンプ川柳。これは相当レベル高いんじゃないですか。頭韻を踏みながらソーマでダジャレもぶっかましてます。しかも意味もしっかり通ってて、『食戟』という作品の特徴を紹介してるのが見事ですね。これは一本取られたなぁ。
入れ替わりだけどBLEACH完結お疲れ様です。僕の中のザ・少年漫画の一つです。
(『レッドスプライト』)
-
- 微妙にタイミングずれちゃったけどお祭りに参加したかった感。
いやーびっくり。いやいや驚いた。皆さんと同じ気持ちです。
(『ONE PIECE』)
-
- これって『こち亀』終了についてのコメントってことでいいの?
- ジャンプ紙面上での発表は来週になると思うんですけど、尾田っちフライング? 亀スポでも触れてないからおかしいんですよね。具体的に何の話してるのか分からないからセーフだったのかしら。絶対箝口令でてますよね。
今週の超能力標語手違いで別のになってます。Cで差し替えます
(『斉木楠雄のΨ難』)
-
- たしかにイラストとあってなかったですね。
- てか、単行本にも標語って載ってるのか……と今更驚いてしまいました。
シン・ゴジラ2回目行こうとネット予約したのに台風の馬鹿
(『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』)
-
- 『シンゴジラ』ネタ。先週も山本先生が2回目行ったって話してたと思うんですけど、これだけ数が揃ってて初めて観てきた話が一切なくて笑った。
佐伯さん達と夜BBQに!美味!またよろしくですー!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)
-
- BBQしたという事実だけで幸せな気分になれる。やべぇなぁ、最高だわ。ミウラ師匠からの佐伯先生の話って今までなかったからなぁ。呼び方は「佐伯さん」なんだー、とかもう胸の高鳴りがヤバイ。
-
- 一方その頃佐伯先生は……なんでポケモンなのw 佐伯先生の方が積極的にミウラ師匠ミウラ師匠言ってる印象あるのにw
久々に仕事場でバーベキュー!サザエにハマグリ最高!
(『トリコ』)
-
- タイミング的に気になる……けど、きっと別件。さすがに一緒なら名前挙げるでしょ。
私事ですが、家族が増えました。もっと頑張らんといかん!
(『火ノ丸相撲』)
-
- 何も知らないのでビックリした。マジか。おめでたすぎる。
- 愛読者アンケート
- 読み切りについてが1つ。おもしろかった選択肢としては絵柄の印象について「キャラクターの顔が好き/嫌い」ですかね。顔に限定すること何か特別な味わいが生まれてる気がする。
- もう1つはスマホアプリのMyジャンプについて。ワタシは知ってるけどダウンロードはしてないです。ジャンプ+すらまともに読めてないからなぁ。
総括です。
文字数は大体20kくらい。ホント不思議なくらい2万字に収束するからなんかおもしろい。
そんなことよりも、今週は月曜に全部終わらせたんですよ。超久しぶりです。やったぜ。土日に書き溜めたら結構順調に出来た。土日の寝る前の『ドラクエ10』の時間をジャンプに費やせば意外と負担なく出来ることが分かりました。……いや、分かったっていうか昔はずっとこんなんだったな、と思い出しました。来週以降も出来たらやりたいけど、ドラクエ欲求次第。
んで、今週のベスト作品。これは『トリコ』かなぁ。マザコンおもしろすぎたでしょ。
次点は変則的だけど目次ページがいいです。作品じゃなないけど。ジャンプ川柳も最高だし、尾田っちとミウラ師匠の目次コメントが注目度ありすぎてヤバかった。
はい、最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちらは次点から。
- デク 『僕のヒーローアカデミア』
- 足のくだりが好きなんですよね。今話の見せ場は偽お茶子かもしれないけど、個人的にはデクの「ヒーローになるには足があってナンボ」というのがすごいグッときた。
- アガっち 『左門くんはサモナー』
- パンツのくだりがホント好き。まぁ、「草食チャラ男」というアガっち評がズバッと決まってたことを考えるとアガっちよりもスイーツバカが次点なのかもしれないけど。
- 三虎 『トリコ』
- 「マザコンがぁあ!!!」は今週のジャンプにおけるベストギャグでした。ドツキ漫才レベル100という感じで最高。
んで、今週のベストキャラはこちら。
- 犬 『ハイキュー!!』
- かわいかったです。カラーってステキやん。
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 43回
- この商品を含むブログ (214件) を見る
- 作者: 安童夕馬,朝基まさし
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2016/08/03
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 作者: 古舘春一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 麻生周一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (6件) を見る