『みんなのこち亀』の話。ラストを飾るのが『暗殺教室』の松井先生ってのは「2016年って『こち亀』以外にも終わったんやで」と思い出させてくれるのでうまいバランスだと思うんですよね。まぁ、単純に今回参加する作家の中で一番のヒットが『暗殺教室』って話なんでしょうけど。
そんなことを考えてたら今更過ぎることに気づいた。ひょっとして、ジャンプの誌面で渚くんが帰ってくる可能性があるのか……。や、やばい。まったく考えてなかったので軽くパニックである。何の気なしに同窓会に参加すると返事したけど、よく考えたら初恋のあの子と再会するかもしれないのか、と気づいて途端に緊張してくるあの感じ。
マジかよ、渚くんとまた会えるとか最高じゃねぇか!!と話はそう簡単ではないんですよね。困ったことに。まず第一に、仲間先生みたいに自作要素がない可能性もある。まぁ、あれは連載中でありガチのギャグ作家である仲間先生だから出来た芸当だとは思うんですが、可能性としては無視できない。
一番ありそうなのは、『暗殺教室』コラボだけど渚くんが出てこないパターンですね。ページ数が少ないので殺せんせーだけが出てきて両さんとワイワイやるのかもしれない。舞台が派出所で「なに タコを殺すだけで100億だと?」ってなる内容もあり得るんですよね。これだと渚くんが登場しない可能性が濃厚。テキトーな思いつきですけど、いかにもありそうなので絶望したw 「久しぶりに渚くんに会える……」と身を清めてからジャンプを開いたらタコとまゆげがイチャイチャしてる内容で「いや面白いけど……」ってなったら地獄じゃないですか。どないすればええんや。
まぁ、なんやかんやで本年度の終わりが見えてきました、ジャンプ49号。
- 表紙
- 先週「来週の表紙にはアスタいないのかぁ主人公不在って珍しいなぁ」とか書いたと思うんですけど、いたw
- ユノとのライバル関係のアスタと、黒牛団でのアスタ、というアスタの中の2大人間関係みたいなのをそれぞれ描いて繋いだという感じか。『ドラゴンボール』の単行本の背表紙にヤジロベーが2人いるとかそういうノリでは決してない。まぁ、平たく言うと昔と今とかそういう感じ。
- 読者プレゼント
- ゲームのプレゼントが多いということで、ゲー術、当ゲー家。いや、何が「ということで」なんだよ、という気はする。「ゲー」だけかかってるってダジャレとして相当レベル低いと思うの。
- 『ブラッククローバー』
- 巻頭カラー。本編カラーでばすんとアスタの復活両腕。あーこれがやりたかったんだろうなぁ、という感じある。貴重なカラーページが本編的にも重要なシーンってのはアガりますよね。たまにすげぇ無頓着な作品とかあって、まぁそれはそれで全然いいんだけど、そういうのもいるからこそ気を利かせた作品が目立つというか。
- 本編。ムキムキになったアスタのマッチョ両腕は強化魔法と間違えるほどでした。筋肉量が増しただけだと思うんですけど、カッチカチになった筋肉に馴染みがないのかもしれませんね。
- 敵陣営にスケベデブがいて笑った。あーそうか、考えてなかったけど、女しかいないから襲撃する時にこういうこと考えるヤツも出てくるのかw この手の性犯罪的なノリ、本作では珍しいので新鮮でした。
- 空中戦だろうとお構いなしなアスタ。ちょっと思い切りよすぎて引きますわw まぁ、落ちても空間魔法でキャッチすれば何とでもなるから、っていう計算があるんだろう……か? アスタそこまで考えてるか? まぁ、とにかく、無数に浮かんだ敵を足がかりに次々とボコっていく、というのは絵的に好きです。
- んで、サラマンダー魔法に強速避け無理無事否死になったアスタさん、“ってビビるかァァァァァ” と逆ギレです。これ、読者に対する引っかけというよりは、マジで死ぬと思ったけどそれを無理矢理気合いでごまかしてるってことなんでしょうね。モノローグで嘘つくワケないから、それを口で言うことで自分を騙してる。
- 『ハイキュー!!』
- 大地さんの夢オチ始まり。ぶっちゃけ夢オチ始まりってのはメチャクチャ使い回されてる手法だと思うんですけど、『ハイキュー』がやると一味違うなぁと感心してしまいました。やっぱこの手のトラウマ描写に関しては一級品ですよね。ほとんど何とか先輩の怪談になってるw 母親、電話帳、バスケ部と気の利いた悪夢ネタが多いってのもそうだし、その見せ方もおもしろい、さらにはそれに対する大地さんのリアクションも見応えあるから最高ですわ。1ページ目が母親でここは割とフツーの夢オチ始まり。からのめくって2ページ目、「いやいやいやー」ってなったのを否定されるってのが効果的ですよね。読者が抱く「夢オチでしょ?」って感覚を大地さんが共有してて、それを打ち砕かれる。
- あと、どうでもいいけど、アラーム音がワンワンってかわいすぎるだろ。超かわいくて「その手があったか!」みたいな感動ありましたけど、実際にやったら犬嫌いになりそうだからやめときます。
- んで、3年組で初詣。潔子さんかわいい。マンガだと女性キャラが正月のためにわざわざ晴れ着着たりしてますけど、そんなん着る女子高生いねぇから!!という感じが素晴らしいです。正月の晴れ着と夏祭りの浴衣問題はたまに深刻に気になることあります。まぁ、本作の場合は「春高前に浮かれすぎだろ!」ってなるから着るワケないんですけどw
- テンション高すぎて逆ギレするスガさんと呼吸で精一杯の旭さんってのも笑った。旭さんメンタル弱いなぁw 強面だから黙ってるだけで謎のオモシロ感ありますね。
- どうでもいいけど、大凶は入れてない神社もあるので「大凶ならネタになったのにな」ってのは少し無理があると思うの。まぁ、今日のスガ気持ち悪いテンション入ってるし、仕方ないかw しかし、このスガテンション、マジで気持ち悪いな。こういうのいるわw
- ということで、神様の助けがなくても女神がいるからおk、ということで初詣エンド。後輩組は潔子さんのことアイドル視して楽しんでる感あるけど、3年組はあくまでも対等な存在として振る舞ってる感じイイですよね。んで、こらえきれずにガッツポーズ。
- んで、その他の正月はダイジェスト的に。影山の断り方すげぇムカつくなw それと同時に、日向が山口と一緒に行くって言ってるので、「山口はツッキーにフラれたのかw」という裏のドラマも泣けるw
- 冴子姐さんに絡まれる正月とかご褒美にも程があるだろ、と思います。「飲み過ぎだろw」とか困ったフリをしながらチビチビと酒を楽しみたい(高校生じゃねぇのか)。
- そしてスルーされるツッキー兄。こ、これは『れっつハイキュー』でネタにされる……(最近生まれた楽しみ方)
- ラストは再び大地さん。こういう1話単位での構成がしっかりしてある感じ、『ハイキュー』が大好きすぎる理由の1つだと思います。これはジャンプ感想を毎週シコシコ書いてる副産物なのかもなぁ。単にジャンプ読んでるだけだったらここまで『ハイキュー』の評価高くなかったかもしれん。
- すげぇ細かいんですけど、大地さんが悪夢を吹っ切る場面で通りすがりの散歩中の犬がワンワン言ってるんですよね。ちょっと気が利きすぎでしょw 真の意味で悪夢から目が覚めたことを意味してるワケですね。こんなんずるいわ。ワンワンアラーム見て「大地さん萌え度高いわー」とか安易に思ってた自分が恥ずかしくなってくるw
- 『ONE PIECE』
- 「ここで待つ」って比喩的表現じゃなかったのかよ!!と開幕早々からぶったまげました。マジか、物理的に、ここで待つのか。やべぇな。こっそりサンジを連れて帰ってくるって当初の話はどこ行ったんだw(あれを真に受けてた読者がいたとしたらそれはそれで問題があると思うけど)
- マムが天候を操る件。ナミがビビる描写が入ってましたけど、これはうまいですね。超科学みたいな技術を使ってようやく小さい規模で実現してる天候の操作をマムは単身で行ってしまう、というナミだからこそビビれる事実。
- そんなプロメテウスとゼウス。前に出てきた雲と炎でした。となるとやっぱ天候を操るのもソルソルの実による能力の派生ってことになりますね。ゼウスは雷雲に魂こめたんだと思うんですけど、プロメテウスは何なんですかね。太陽なワケないじゃん。炎って言っても漠然としすぎてる気がするし。まぁ、雷雲も漠然としてますけど。けどやっぱプロメテウスの方が気になるなぁ。
- 水あめの雨。これは気持ち悪いだろ。全身ベタベタしちゃうよ。ナミとか髪長いから被害が深刻にならないか心配ですわ。一瞬水あめを操る能力者の罠かとも思ったけど、怒りの軍団も雨浴びてるから違うのかな。
- んで、サンジとプリン。最近のサンジは女好きギャグみたいなのがなかっただけに、今回のプリン相手にホレるって展開がガチ感ありますね。てか、最近サンジよくモテるなぁ。ドレスローザでもモテてたし。
- てか、サンジがプリンに言ってた冒険は諦めた話は本心なんでしょうねぇ。前回のルフィ相手だと虚勢な感じも少しあったけど、今回のもあって「やっぱ本音か……」という。今回ルフィは待つだけなので、もう救いに行かないんですよね。だからサンジがルフィの元に行くほかないんですけど、現状無理っぽい。うへぇ。
- 『火ノ丸相撲』
- 鬼畜物言い。落ちたのが同時ということでした。まぁ、冷たい言い方をすればホタルの詰めがあまかったというか、策を実行するだけの地力が足りなかったとかそういういことか。負けを宣告されるよりも同体を宣告される方が残酷に聞こえる、というのがつらいですね。
- んで、ホタル怪我。ホタルがすべてを賭けた策を準決で使っちゃったんで、決勝は手がないので監督よろって話になるかとも思ってたんですが、怪我ということでいよいよ監督不可避。逃げ道ねぇわ。
- “土俵に立ってさえいれば… 何かが起きるかもしれませんから” ってホタルが言うのが似合わないんですよねぇ。そういうタイプじゃないじゃない。奇跡を起こすために犠牲を払ってきたんだから、そんな根拠のない奇跡なんて似合わないじゃない。それが余計にイヤですねぇ。
- くっくっく、ヤツは四天王の中でも最弱……ならぬ数珠丸は国宝の中でも最弱、みたいな観客解説入ってて笑った。正直なところ、ちょっと観客が饒舌すぎますよね。説明的すぎる。
- んで、チヒロ。土俵に入って、顔を隠してホタルをバカにする。顔が重要視される本作らしい演出ですね。両極端な例えになりますけど、それこそ『ニセコイ』級に顔をどう見えるか、に命懸けてる作品だと思います。
- そんなチヒロ、ホタルに “感謝するぜ”。これは決勝出れないと考えてのセリフなんでしょうね。じゃなかったらおかしいですもんね。チヒロの目から見て怪我がヤバかったのか。
- んで、相手の国宝。結果至上主義。ホタルは所詮負けだけど、チヒロからしたら一勝にかじり付くホタルの姿に影響を受けた部分があるので、それが自分の一勝に繋がる、という熱い演説。ここらへんの一戦一戦の繋がりの濃さというのは本作の団体戦らしいですよね。個人戦×5ではないことに異常にこだわる。
- 『歪のアマルガム』
- オンボロアパートの中身が実は改造された秘密基地、というのはワクワクしますね。こういうの好きよ。大きさ違くない?とか一瞬思ったけど、「うるせぇいいんだよ!」と自分で怒りたくなる程度には好き。
- ということで猟奇殺人の犯人が少年で廃病院に探しに行く。なんかいろいろとゴテゴテしてるけど、「とにかく怖いっしょ?」というノリが楽しい。操作とか言ってたけど、やってることは肝試しなんですよねw
- んで、ラストが見開きでドーン。完全に本作いつものパターンである。あれがマンネリか名物かの判断は人によると思うんですけど、今回のに関していえばかなりよかったです。ハマってたと思う。「出てくんなよ……」ってビクビクしてからの「ギャーデテキター」っていうのは分かっていても楽しいですw 見開きの前のページにも見開きやったから「今週の驚かせはコレで終わりやな……」と安心させた直後にドーン、というのも効いてたと思います。
- ラストに犯人(多分)が言ってることが意味不明すぎて意味不明。とりあえず少年の心を持ったまま人殺してるんだろうな、というのは「ウキウキ」という擬音から分かるけど、他がまったく分からない。
- 『みんなのこち亀』古味直志
- 今週はフツーに作者の代表作とのコラボ。今週は『ニセコイ』。こないだ終わったばっかりじゃねぇか、というのが一際強いですねw
- 連載が終わっても、とかメタ発言はするけど比較的静かなオープニング。まぁ、1ページ目は顔見せタイムということなんでしょうね。『ニセコイ』感あるキラキラした両さんがいい感じに気持ち悪いですw 古味版両さんってのは前にも見たことありますけど、やっぱり慣れないなぁ。
- んで、『ニセコイ』陣営が登場。まさかのつぐみフィーチャーであった。つぐみのヘンテコ発明品回か。そうきたかw 一応ギャグが本分ではない作品なので、「ウチの中でもかなりギャグ寄りの回といえばコレ」という感じの采配なのでしょう。
- ということで両さん女体化。これまた古味先生の試行錯誤が感じられるというか。要するに、なんだかんだ言って結局は女性キャラの人気で魅せるタイプの作品じゃないですか、『ニセコイ』って。さすがに異論はないと思う。だけど、今回メインを両さんにしないといけない。ただ、古味先生の決め球は女性キャラなので、「せや両さん女にしたろ」ということなのではないか。強引にもほどがあるけど、つぐみの発明品回であることを考えたら「あーこの作品って大体こんくらい強引だったわw」と妙に納得できるので安心。意外とフィットしたなw
- そしてみんな大好き両津菌。まさかここで被るとはw 何か「俺もこの設定使いたい」というノリがあるんでしょうね。
- んで、オチは両さんがビジネスチャンスを見出してエンド。この後は『斉木』の『こち亀』回みたいな展開になるんでしょうねw お馴染みの展開なので頭の部分だけ描けば残りは想像で補える、という5ページならではのやりくり。てか、女体化というテーマは確かに『こち亀』でやっててもおかしくないかもな、と妙に納得できる感じもおもしろいです。『艦これ』的な女体化だったら既出ですよね。そうじゃなくて男性の女体化。多分BL同人誌みたいな話もやりつつ両さんが語っていくんだと思うw
- ということで終わり。今回の参戦組の中ではかなり作風や作品のノリが不利な方だと思うんですよ。その中でどう2作品の交点を見つけるか、という作者の苦労、というかアイディアが楽しめる回だったと思います。『べるぜバブ』ほど何でもアリには出来ないってのが味噌ですね。
- 『僕のヒーローアカデミア』
- センターカラー。手の人と破綻JK。悪役ということでハロウィン感も少しあるかも。もう終わったけど。
- 本編。電気、ミンチの人を「お肉先パイ」呼び。そうか、お肉があったか。こういうネーミングセンスある人羨ましいですわw 割とマジで。
- 3ヶ月の特別講習&追加テストで敗者復活戦。なるほど、こうきたか。先週「グリフィンドールに10点方式で繰り上げになったりして」とか書きましたけど、それよりは全然嫌味がないバランスなのではないでしょうか。堀越先生、JKローリングを越えたなw(大げさ)
- んで、ラストは破綻JK。多分だけど人気あるでしょうから一部で歓喜の声があがったんだと思う。コスプレショー的な楽しみもあるワケだし。変身能力者がスパイ活動を終えて変身を解くシーンって大体カッコイイよね。
- 彼女が血を欲しがる理由は変身の条件でした。デクの血をペロペロすることでデクになれる。まぁ、正直使い道思いつきませんけど、ヤバイのは分かる。仮免じゃ釣り合わないレベルで。
- ちょっとメタい部分の感想ですと、「最近デクのくせにモテすぎじゃない?」という問題が解決したので今回のオチ結構好きですw デクが目つけられたのには理由があったの、イイよね。
- 『約束のネバーランド』
- レイのスーパープレゼンタイム。正体バレたのに偉そうであるw 「最強のカード」繰り返してて笑うわ。大事なので二度。前回のシープドッグもプレゼンの一環だったのかな。やっぱキーワードがバシッと1つあると伝わりやすいですよね。前回が牧羊犬、今回が最強のカード。
- んで、改めまして、レイとノーマンの話し合い。レイというカードはノーマン的に超おいしいけど、レイの条件はエマの善意の反故なのでノーマンとしては胃に穴があくw やべぇ、今週もノーマンの胃がピンチだよ。
- てか、今回の「全員連れてく」「いやだいいやだい」って話、レイが参加した直後に3人でやってたのとまったく同じ内容なんですよね。つまり、あの時も今もレイは本気。意外と全然ウソついてない。レイはいつも「邪魔者はカンベンしてw」で一貫してる。そしてノーマンは「俺もそう思うんだけどエマが……」で常に胃に穴があきかけてるw
- 『青春兵器ナンバーワン』
- 林間学校。学生生活における林間学校って思い出あまりないんですけど、最近のマンガだとみんな律儀に行ってる気がする。流行ってるのだろうか。てか、ウチの高校林間学校あったっけか。なかった気がする……。
- んで、マッポからのエージェント派遣……も意外とバレない。この「みんな気づかなすぎじゃない?」ギャグ好きだわぁ。“世界ってこんなギリギリで成り立ってたのか…!!” は笑うわ。メガネもナンバーワンも両方ボケだけど、実はモブたちもボケ。みんな仲良くボケ。
- んで、磁力操作。絶対戦闘に使えるよなw てか、完全に某アルフレッドである。トモヒロくんたち仲良いなw
- 小さいながらにある女子風呂シーンがアシ絵なのが笑える。
- ラスト。狙撃してからの賢者タイム。冒頭にあった銃が最後に使われる、という何気にキレイな構成であった。冒頭のアレ、単体でも充分おもしろかっただけに、あんなん気づけない。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 今週もセンターカラー。今週はゲーム発売記念ということで。アニメは長いしゲームは出るし、何気に順風満帆である。
- 本編。ギャグ漫画ではそこそこお馴染みであるゲーム回。本作も既にやってますよね。ただ、今回は『斉木』のゲームということで主人公をステマ太郎にして語られていく。
- ゲームスタートするとほぼ同時にゲームオーバー。『コンボイの謎』級にむずい。まぁ、災難まみれの斉木の生活って確かにこんな感じかもな……と少し納得できる感じが絶妙。
- ゆとりはすぐにバグを疑うw 妙にリアルで笑った。バンナム心の叫び。
- んで、ゲームは偽物だったオチ。じゃあゲーム冒頭に斉木が出てきて挨拶したのは何だったんだよ、とかいろいろガバガバである。まぁ、今回のは雑な展開ってのもアリっちゃアリなんですけど。
- 『トリコ』
- トリコ最後の肉料理決定。ジュエルミートの方がうまそうである。
- 死にかけ勢はセンターの噴出で全員生還。誰のおかげかというと……で笑った。ひげぇオチだw まぁ、こういう下らないギャグをやれるだけ状況が落ち着いたということか。確かに何よりも平和を感じる瞬間だったかもしれないw
- んで、ミドラのごめんなさいグルメスパイス。なるほど、贖罪もしっかり描くのか。確かに「改心したとしてもあの時のメテオは取り返しつかないよね?」ってのは気にしてる人も多いでしょうから、これはうまい采配。最終章におけるミドラはマジでナイスキャラでしたね。いろんな所に因縁があるし、強いし、最後にみんな助けるし。フルコースがキモいことを除けばカンペキやないか。
- ネオが食材を分け与えられてエンド。トリコの本質は食材を分け与えること、というのが印象的ですね。話としてはキレイだけど、ネオ、散々ゲロった直後にまた飯ってすげぇなw
- 『ワールドトリガー』
- お好み焼き屋で食ったり飲んだりして野口先生1枚なのか。安いな。カッコつけて「釣りはいらない」ってやったら「いや足りないんですけど……」のパターンか?とか思ったけど、よく考えたらこいつら酒飲めないのか。未だに慣れないなこの設定。大学生の飲み会くらいのイメージで読んでたけど、高校とかそういうのか。いや、中学か。慣れねぇ。
- リーゼントによるチカキャノンによる殺人可能説。正直リアルでこうういうこと言われたら「言葉尻とらえて屁理屈たててるだけじゃんw」って返すと思いますけど、マンガとか創作物だったらまぁ分かるか……という説得力。「撃ちたくない」を「じゃあ撃てるんだな」って解釈する人はちょっと苦手よ。……リアルだったらの話ね。別にマンガならいいです。
- まぁ、とにかく今後チカキャノンが対人砲になる布石が打たれたワケです。そこが大事。初めて撃つのは追い込まれた時、という状況説明までされました。どうなるんでしょうね。遠征の前に撃つのか。遠征先での修羅場で撃つのか。……あっ、修羅場って言葉の中にオサムいるじゃん(知らんがな)。
- 『悪魔のメムメムちゃん』四谷啓太郎
- ジャンププラスよりの使者。サキュバスだそうです。その程度なら何となく知ってる。サキュバスも割とお馴染みの題材になりましたね。正直かなり謎である。本作のサキュバスは『左門くん』と『ラブラッシュ』だったら『ラブラッシュ』に近いタイプのサキュバス。こう考えると『左門くん』はさすがだったのな。本職ギャグ漫画はひと味違うという感じか。
- 本編。サキュバスの説明……じゃなくて悪魔の説明から始まる。えっ、サキュバスじゃないの? 本編外ではばんばんサキュバス言うてるんですけども。気になる。
- とにかく多分サキュバスの説明から始まる。もうこの時点で「はいはいフリでしょw」という空気が蔓延する現代社会おかしい。世界サキュバス協会から苦情来てもおかしくないと思うw
- まぁ、とにかくサキュバスとして仕事ができないサキュバスちゃんかわいいでしょ、という作品……でいいんだと思う。事前の紹介ページを読んだ限りでは。よっしゃ、そんなサキュバスちゃんにはペドフィリアの元に行ってもらおうかな!!なんてことにはならない優しい世界の話、というのは分かります。そんなの見たくない。理想の姿に化けてくれる設定がない、そこまでガチガチに設定突き詰める系の作品ではない……という前提がこの時点で把握できるのって大事なのかもしれない。まぁ、実際のところは絵柄によるものが大きいですよね。そこまでガチガチ系ではないのがボンヤリ分かる。そこまで設定こらないし、そこまでギャグにも寄らない。あの超いい加減な角好きよ。立体感ゼロな感じ。
- んで、物語としては下の階に住む人にロリコン疑惑を持たれてるという件から動き出す。勘違いですね。ロリコン疑惑からの “殺す手前まで来てる!!”。ぶっちゃけ絵面がそんなに殺してるようには見えないです。まぁ、こういうノリなのかなぁ。緩いんでしょう……多分(出張作品はうかつなこと言うことに過剰にビビる)。正直「いじめちゃダメでしょ!」程度の状況にしか見えないのである。まぁ、勘違いが成立してるので面白いのは間違いないんですが。
- んで、ラストも勘違い。幼女を下僕扱いしてる疑惑を持たれてやっぱりロリコン。これもですけど、正直「マスター」呼びってのはパンチ弱い気がするんですよね。「ご主人様」の方がネタとしては分かりやすい気が。まぁ、そこまで性的なニュアンスをガチで出していく作品ではないのでこのくらいのバランスが妥当、ということなんだと思います。もしくは、出張なので過剰に「抑えた表現にしないと……」ってなったか。うーん、多分前者な気がするなぁ。知らんけど。主人公も高校生っぽく見えないのも含めて魅力なんだと思いますし。男子高校生の性欲ナメんな!!とか言うだけ野暮な世界観が構築されてる……だと思います。多分。じゃなかったら逆にビックリですわ。
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 雲雀ちゃん転校編……かと思ったらサブタイは「ゆらぎ荘の雲雀ちゃん」であった。伝統の「ゆらぎ荘の○○」シリーズである。新キャラが出てきたらとりあえずゆらぎ荘に顔見せ、というミウラ師匠の丁寧な感じ好きですよ。新旧キャラの絡みって大事よね。
- てか、先週の翌日でした。えっ、じゃあ先週言ってた「狭霧に似てる人がコガラシ探してたぞ」ってのは朧のこと言ってたのか。どういうことなんだろう。何が似てたんだろう。
- 扉。なんだろう、すごくイイ。とても好き。正直今まで雲雀ちゃんに対しては「オタサーの姫だww」みたいな印象が強かったんですけど、今週の扉の雲雀ちゃんとてもイイ。最高やん。「何マンガだよw」というのは残るけど、まぁそれも一種のギャグとして機能してるのかなと思います。ミウラ師匠ここらへん器用ですよね。別ジャンルっぽい絵を当たり前のように用意できちゃう。まぁ、とりあえず、今週も髪留めがかわいいのである。何でか分からんけどアレほんと好きなんですよねぇ。マンガチックなゴテゴテ感がいい案配。
- ということでゆらぎ荘へようこそ。あの学校に同じ住所のヤツ3人いるのか。
- ゆらぎ荘ということで、雲雀ちゃんいつものオタサーの姫感ある格好に。「またそれかよw」とか思ったけど、ひょっとしたらコガラシくんに思い出してもらいやすいようにわざとあの人同じ格好をした説もあるけど、多分違うんだろうなw 次回以降もこの格好多いと思う。
- ということで、雲雀ちゃん、ゆらぎ荘のあり得ない日常風景にリアクションして回る。呑子先生からの朧というホームランバッターが連続するような打順が容赦なくて笑った。
- ここでうまいのが過去に何度かあった「ゆらぎ荘の○○」シリーズだけど、いつもの「何やってんですか!!」というリアクションに加えて、「これスルーすんの!?」というのが加わってるのがイイですね。これが雲雀ちゃんクオリティー。同じ展開をやってるだけだけど、違う内容になる、そこが雲雀ちゃんの個性である、というのがやっぱり丁寧。
- それで「なんでスルーすんの?」というリアクション、これは先週の狭霧の「察しはつく」が効いてるんですよね。本来ならゆらぎ荘の中の常識人ポジションである狭霧があの体たらく、というのが先週の段階で印象的に示されている。なので、今週新参者の雲雀ちゃんが「スルーすんなし」というリアクションを取ることによるオモシロが倍増されるのである。エロだけかと思いきや芸が細かいミウラ師匠さすがである。
- んで、風呂。当然のように飛び込むことになるコガラシくん。そして追い出される。このお決まり感、日常感、楽しいですね。正直もう驚きはあまりないw てか、雲雀ちゃん、全裸状態でも手裏剣投げれんのか。あれは忍術で作り出してるとかそんなんか。
- オチ。朧のどこでもドアに連れられてコガラシ幽奈の愛の巣に侵入したら例の恒例行事が行われてて雲雀ちゃん決心。コガラシくんと幽奈さんの朝の恒例行事が言葉だけで済まされてんの最高ですね。セリフと擬音だけですべての行程が理解できるw
- ということで、雲雀ちゃんはコガラシくんに健全さを取り戻すことを決意。まぁ、無理だと思いますw とにかく、雲雀ちゃんは性的に常識的な感覚を持つキャラクターになりそうですね。狭霧はお役御免というか何というか。まぁ、「察しはつく」じゃダメということですね。狭霧はワンランク上に行かれたので、その穴を雲雀ちゃんが埋めるというスンポー。強引に女性キャラを無計画に増やしてる印象も受けがちですけど、何気に隙がない構成である。
- 『鬼滅の刃』
- イノシシマン、“負けねぇ 絶対負けねぇ” と決心する際の最後の一押しは炭治郎じゃなくてバーサンなんですね。そこまでホワホワ効果が大きかったのか。少し意外。
- んで、イノシシマンレスキューにやってきた懐かしのあの人。あんだけ切れねぇ切れねぇ言ってたのに切っちゃうのかよ。そこまでか。ここまで行くと刀のモノが違うというか、持ち手によって刀が強化されるとかそういう理屈が用意されててもおかしくないレベル。技術どうこうって次元は越えちゃってるでしょ、多分。
- とにかく、強すぎる。強すぎるのでイノシシマンも興奮。これは炭治郎に対する対抗心とはまた別の種類の感情ですね。多分すげぇ慕う感じになるんだと思うw
- まぁ、強すぎ問題は正直あると思うんですよ。最悪の場合「炭治郎ただ待ってればよかったんじゃねぇの?」という事態にもなりかねない。まぁ、本作はそこらへんうまいことやってくれると思いますけど。何となく信頼感ある。
- んで、ラストは炭治郎とあやとりマン。こちらも刀が折れました。こちらは助け来ないのかなぁ、とか思うとマジでヤバイ。イノシシマンの場所から結構距離あるっぽいし。
- てか、ラストのアオリがあやとりマンのことを十二鬼月って断定しちゃってるんですけど、これいいの? ダメだろw
- 『左門くんはサモナー』
- ネビ回。当然オタク宰相に比べるとマジメ寄りになりますわな。ギャグとマジの配分が毎回違うので、マジ慣れしてない人にも優しく作られてると思います。ここらへん見事ですね。正直ここまでハマるとは思ってなかったですw(ごめんなさい)
- ということで、ネビ夫がこれでもかというくらいにキメる。ちょっとキメキメすぎて驚くんですけど、まぁ、ネビだったらこのくらいが妥当なのかな、という納得もあるので不思議。今までギャグ要員にされすぎてただけで性格的にはこっちですよねぇ、と今更ながら。
- 今までナメ腐ってた上司が実は超すげぇんだぜ、というのをネビ夫が分からせる、というのは今回登場してないキャラのことも立ててて見事ですね。ただ、地味に今回カッコイイこと言われてないのが中将Pとナッキー。中将Pが有能なのは嫌でも承知なのでいいけど、ナッキーはいいのか。正直ナッキーはそんな凄い人ってイメージないぞ。今回の話の並び的に「ナッキーも凄いんだぜ」みたいなノリあるけど、特に何が凄いのかは分からず。まぁ、男性スタッフからの人気があるから大丈夫か(目次コメント)。
-
- ちなみに、本編の直後には沼先生によるツッコミ講義も載ってるのでファンの方は是非。セリフを元にネームを切るとか何気に結構な情報である。
- あと、連載初期は捻った言い回しのツッコミが多かったけど、担当に注意されてしばらくするとシンプルになった、という話。個人的には特にてっしーの回りくどいツッコミが好きなのであまりシンプルにしすぎないでほしい気もする。初期は特に「ジャンプツッコミ界のニューカマーですぜ」と言わんばかりの熱量ありましたよね。多分『左門くん』が早々に表紙を飾るほどに人気が出たのにはあのツッコミが大きな一因となってると思うの。
- 『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』
- クッソ不穏な2年ペア。今まで効果的だと思われてたトレーニングを後から「効果あんのこれ?」って回想で言われるのは正直萎える。試合に向けたドラマの仕込みってのは分かるけど、今まで良しとして描かれた修行を後から否定するのはダメでしょ。ともちげは基本的に悪手やろ。
- まぁ、こんだけ不穏な状況を見せられると「つちわたどんだけ順調だったんや……」と改めて思いますね。主人公としてそんな順調でいいのか、とか不安になるレベルw(いくら順調でも結果はまだまだ地味なレベルなので全然大丈夫)
- 特に不仲が解決することなくダンス開始。まぁ、ダンス中に成長していく、みたいなことなのかなぁ。この2人は仲悪くても仲の悪さをダンスに昇華できるんだけど、それでも今回の問題はちょっとそういう次元じゃないのかなぁ。
- 『食戟のソーマ』
- 回想での葉山くんの夫婦ゲンカ。ここでも人との繋がりを無視する葉山くん。何度も言ってるけど、『食戟』の世界観的に人との繋がりを無視するのは絶対的にマイナスです。汐見教授の意見を無視して葉山くん独りで行動するのは悪手としか思えません。ケンカの後のセックスは最高ですけど、ケンカの後のオナニーは最悪です(個人的にすごいうまい例えを思いついたと思うんですけど何か問題がある気もする)。
- んで、ソーマくん。ハチミツが特別なものでした。それを見つけたのはハゲ軍団の頑張り。ここにきて人との繋がりを加えてくるか。マジか、これは驚いた。話の理屈は今まで思ってきたこと通りで「やっぱ『食戟』は丁寧というかマジメだな」みたいな印象すら抱くんですが、ちょっと想像以上に徹底してましたわ。ソーマくんどんだけ人と繋がるの。
- 挙げ句ナッサンに「料理人の顔」とまで言わせてしまった。マジか。ソーマくん、顔の見える料理にまで到達したのか。まぁ、今回は葉山くんという比較対象があってのことかもしれないけど。
- てか、ショタ葉山くんなかなかにかわいいな。これは汐見教授の気持ちも分かりますわ。逆光源氏計画w
- んで、この手のテーマを突き詰めるといつもぶつかるのが「ソーマくん食わせたい恋人いないじゃん」問題。今回は葉山くんに食べてもらいたかったんだぞ(はーと)。たしかに、対決の開始時にも「お前の分用意してやるからな」みたいなこと言ってましたよね。なるほど、あれはマジで言葉の通りだったのかw
- ソーマくん童貞問題ってのは本作のことをマジメに考えれば考えるほどにぶつかる深刻な問題だったんですけど、「女じゃなくてライバルに食わせたい」という今回のソーマくんはかなり革新的な内容なんじゃないですかね。正直かなり唸りましたよ。女の代わりとしての葉山くん、ということBL的な連想ではないですよ。
- 『銀魂』
- 『レッドスプライト』
- ナルビオンは幼女が女王、略して幼女王。“ほっぺが痛いですわ〜〜?” とか小さいこと意地悪に蒸し返してきて笑ったわ。こういう子供らしい部分本作はうまいですよね。タツも相当ですけど、今回別の大人ぶる子供キャラが出てきたので改めて感じてしまった。
- んで、タツアルでお食事。タツは明るく振る舞ってるのに最悪に空気悪いw タツがふざけて “安心したまえアルフレッド君!” ってかしこまった呼び方してるのに空気が最悪なので直後に “…なんか全然笑わなくなったなアル” って昔の呼び方に戻るの悲しすぎる。
- そんなストレスを抱えながらホテルのベッドへダイブするタツ。ベッドダイブという行為がどうしようもなく子供っぽいw
- ……とそんなことはどうでもよくて、ホテルでのフォールさんがエロすぎるのである。袖無しセーター縦縞である。ぶっちゃけ今回は顔が口しか描かれてないんですけど、それでも異常にエロい。ちょっとこれはマジで狙ってますね。正直今まではラッキーパンチが連発してるのかとも思ってましたが、完全に「フォールさんには毎回無駄に色っぽい登場をしてもらいます」というコンセプトを感じる。あんなん完全に殺しにきてますやんか。
- アルのパパ代わり将軍からの「断られても連れてってほしい」。に対してタツは「アルを尊重する」。ここらへんはちょっと最近の『ONE PIECE』じみた話ですね。サンジを強引に連れて行くかどうか問題、みたいな。まさか『ONE PIECE』と被るとはなぁw
- んで、タツはアルに対して「無理矢理にでも連れて行く」。完全にブラフ。それが見事にハマってアルから涙と笑顔を引き出すことに成功。今回のはメチャクチャ露骨ですけど、言ってることと本心が別、というような描写はいいですねぇ。深みがある。まぁ、これは相当露骨ですけど(二度目)。
- 『ラブラッシュ!』
- 「死ねばいいのに」ってすげぇありきたりな言葉ですけど、死神が言うと独特な味わいあるなw
- 死神の鎌がココロの恋心を刺して、それに吸い込まれるシズクと助けようとレイジも一緒にココロの心の中へ、というなかなかに難しい展開。そもそもココロとシズクの位置関係的にココロだけを鎌で刺すってのが神業級の難易度だと思うw
- 先週も書いたけど、個人的に精神世界とかそういう類があまり好きではないのです。それに過去編をやるには本編の蓄積がなさすぎる……みたいなことも少し思います。ギャグ交じりに底抜けに明るく、真っ直ぐに語られるのはハマってると思うけど、正直過去編とか精神世界みたいな回りくどいヤツは本作はあまりハマってないと思う。そもそも好きじゃないってのもあるからアテにならないけど。
- 遺伝子の影響で好きという感情に懐疑的なショタレイジ。あの難があるとしか思えない設定に本格的に踏み込むのか。まぁ、ともかく、ココロがホレたレイジの部分はレイジがシズクから影響を受けた部分であって、レイジがシズクに対して抱く恋心はココロの介入に起因する、というやたら複雑な三角関係ってのは結構好きです。
- ただ、ラストの “キスしていーい?” はちょっと意味が分からないです。謎なのは現状情報が足りてないから、だといいんですけど、正直少し不安。そこまで本作のこと信頼してない。なんであの流れでキスしたくなったんですかね。別の女への思いとを解き放った直後に「キスしましょか」って正直頭おかしい。子供だから婚約の規則を知らないとかを抜きにしても謎。まぁ、レイジが「やめろ!キスはシズクのために取っとくんだよ!」ってなって、ココロが「それが聞きたかった」ってブラックジャック先生ばりの名言を吐く流れなのかもしれませんが、だとしてもキスを要求するのが唐突すぎてレイジが「ちょっ……意味わかんないんですけどww」ってならないのが不思議になっちゃう。
- スクールオブジャンプ
- 今週の蝉麿を探せ。最近蝉麿が本気を出しすぎて泣きそう、という件。今週の特徴としては、今までだったら蝉麿が隠れていたであろう場所に蝉麿じゃないキャラが隠れてる、というのが複数箇所ある点ですね。これ絶対狙ってますよね。「いた!」「残像だ」みたいな読者との攻防戦が繰り広げられてる気がする。木の陰とか屋上にそれっぽい人影あるから「ここだろ!」ってよく見ると「誰だよコイツ!!」ってなる。
- ということで、今週の蝉麿。お釜の陰。右端の「読者の遊び場」における「遊」の左。蝉麿のサイズ的にはかなり大きいんですけど、隙間っぷりがなかなかにエグいです。
- てか、前に蝉麿に漠然と似てる犬がいて間違えたことあるんですけど、お釜の陰のヤツは蝉麿本人だよね?と少し不安になる程度にはエグい。
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- ケミストリな人々
- アポすけさんのつちのこは絶滅動物なアイツ。これは妙に納得してしまったというか、いや違うんですけどね。ワタシはつちのこブームをリアルタイムで体験してない世代ながら知識として知ってますけど、さらに下の世代だったらこういう勘違いしてもおかしくないのかなぁ、という説得力ある。
- パセリ男さんの絶対音感なアイツ。これはつちのこのネタとは真逆の感動があったというか。「絶対音感の人ってこうなのか!」と驚いてしまいました。「なんて汚いラなんだ……」とかなるのかなw
- ようかさんの意味深なタイトルなアイツ。逆転の発想がうまくて笑った。「あえてヘタに描いてるのか?」と一瞬でも思ってしまったらアイツの勝ちですわw
- 草を得た獣さんのストライクショットを食らったアイツ。これは完全にストライクショットという言葉をオチに持ってきた時点で勝ちですわw うまくて笑う。
- パセリ男さんの「しこたま」。これまた違うんだけど納得してしまったネタ。シコにタマだもんな……下ネタじゃない方がおかしいw
- ケミストリな人々
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- ぼんやり食物連鎖
- モンハナシャコさんのモンハナシャコわろた。こんな形で笑わされるとは思ってなかったわ……
- 味噌端さんのねずみ。「それねずみじゃなくて猫だよ!」って一瞬思ってからの「ねずみいたw」でやられた。ねずみの描き方w
- ぼんやり食物連鎖
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- 使えなイングリッシュ
- 挿し絵の「アーンッ!」しないでー!は笑ってしまった……。今週も妙にツッコミスキルが高いスクジャン運営なのであった。
- 採用ネタとしては。貝0さんの「我地球也」。和訳が本編とは新機軸ですな。その手があったとは。これは流行るぞ……とか思ったけど、これ以外になかなかネタがなさそうという気もする。
- ホルアクティさんの「誕生日は1年間に3回」。この1年間に3回という、いかにも英語の教科書に載ってそうな英文って感じ好きなんですよねぇ。文法の勉強としては超使えるんだけど、例文が使えなさすぎる。
- かわせんりきさんのイラストネタ、反復横跳び。オリンピックへの関心が高まってる時勢も含めておもしろいネタ。
- 使えなイングリッシュ
- 次号予告
- 表紙は4周年『食戟』。そして『ゆらぎ荘』がセンターカラーです。やったぜ師弟カラー!!と喜ぶミウラ師匠クラスタ。
- 一番気になるのは『トリコ』の大増31ページ。えっ、ひょっとして最終回? いやしかし、『トリコ』クラスの作品の最終回は絶対カラーになると思ってたんですよね。むむむ、これはどういうことなんだ。再来週がセンターカラーだったら間違いないんですけど、来週ってのも相当怪しいですよね。えーけどなー、『トリコ』最終回がカラーじゃないってのは俄には信じられないなぁ。
- 『みんなのこち亀』は篠原先生。多分『SKET DANCE』とのコラボ。プラスで連載してる新作ではないと思う。
- あと面白かったのは、読切の紹介として「巨大不明生物対策読切Cカラー」という文。ちょっと『シンゴジラ』狙いすぎなんじゃないですかね……。多分だけど、本編はまったく関係ないものになってる気がするw
- 目次
- ジャンプ川柳。まさかの磯部磯兵衛からの投稿w そういう遊び方もあったのか。てか、アリなのか。本コーナーがこの方向で広がっていくのが楽しみですね……と思ったけど、もうあと数本しかないんですよね。雑誌的には年末なので。むむむ、終盤に来てこの新機軸はもったいない。まぁ、終盤だからふざけてる、ってのあるのかもしれませんが。
夕食がカレーライスだったのですが、家のカレーってやはり旨い!!もうずっと旨い!!
(『ブラッククローバー』)
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- 嫁自慢が多すぎて「実は鬼嫁」みたいな陰謀論的な説を立てたくもなってくるw
前に敵だけのカラーを描いて注意されたのを、今回提出してから思い出しました。
(『僕のヒーローアカデミア』)
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- 別にええやん。何がいけないのか分からない……。今週のは本編とも関連してて最高でしたし。
家族が増えたと言ったら、読者様から写真立てが!!有難う!!
(『火ノ丸相撲』)
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- なにこの素敵エピソード。ホワホワする。
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- ハンガーおめでとうございますw
- 「男性スタッフ」という書き方をしてるのは女性スタッフもいるってことなのかしら。もしくはスタッフが全員男性なので投票結果に偏りがあるってことを言いたかったのか。気になる。
ものスゴイ方達からスゴイ物を頂く。いずれお披露目します
(『銀魂』)
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- やっぱ銀魂展で発表する用かしら。
- 愛読者アンケート
- 出張『メムメム』について。ジャンププラスの連載についてはスルーで単行本についてのみだったのが意外。今回の出張だけでいきなり単行本に行くよりは連載に途中参加するって人の方が多そうなイメージ。まぁ、1話から読みたいってなると単行本になるんですけど。
- 大問2はジャンプの講読について。まずは、何年か。ワタシの場合は高校時代に毎週読むようになったので……ってこういうこと書くと年齢がバレるんですね。別にバレてもいいけど(今までに書いたことを集計すると絶対バレてる)、バラす意図がなかったのでビビった。思えば高校の時からジャンプは1号も欠かさずに買ってるんじゃないかな。ちょっと気持ち悪い気もしてきたw ……まぁ、まだジャンプ1年目ですけどね。
- 読み始めたキッカケ。これは連載作品になるよなぁ。9割コレなんじゃないかしら。おもしろかった選択肢は「過去に読んでいた連載作品の最終回が読みたかったから」。完全に『こち亀』だw もしくは『BLEACH』。思えばどっちも最終回だけ読んでもフツーに楽しめる内容でしたね。『BLEACH』みたいにそれまでの話から離れてエピローグに徹する、という最終回はそういう意味でも優秀ですねぇ。ああいうの好きですわ。まぁ、20話打ち切りとかだとなかなか出来ないってのは分かる。そんな余裕あるならフツーのを1話でも多く読みたいって気持ちもあるし。
総括です。
文字数。やっぱり20k。ただ、厳密にいうと20k弱なので、いつもよりは少し短いです。よかった。まぁ、微々たる違いなんですけど。これが10kくらいになったら気軽に終わるんですけどね。困ったもんです。
今週のベスト作品。今週は『ハイキュー』かなぁ。冒頭の悪夢が最高すぎた。最高すぎたのに、最後のワンワンで完全にノックアウトされた気分。
次点としては『みんなのこち亀』になりますかね。あと、作品以外の特別賞としては次号予告も入れておきたいです。とにかく来週の『トリコ』が気になりすぎるのです。非カラーで最終回なのか?
んで、最後に今週のベストキャラ決めて終わりにします。こちらは次点から。
- レイ 『約束のネバーランド』
- 内通者として明らかになったんだけど、レイの主張は初登場時と変わってなかった、というのがよかったです。レイのことは元から好きなんですけど、内通者だと分かってもその魅力が失われないってのが見事ですねぇ。別のキャラになってしまう、とかそういうのが全然ない。あの時のレイそのままに内通者になってる。
んで、今週のベストキャラはこちら。
- 雲雀ちゃん 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
- 基本的に「ゆらぎ荘の○○」シリーズは鉄板なんですよ。大体○○さんが超魅力的に見えてしまうマジック。今回もまんまとその例の通りでした。さらに言うと、今回は扉も好きなんですよねぇ。
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