袋とじ企画の余波でいつもと紙が違う『生徒会役員共』400話。印刷関連の知識がないので、なんで袋とじ以外の部分にまで影響が出たのか分かりません。まぁ、別にいいんだけど。
直接的なエロを読んだ後は耳年増的な下ネタを堪能しよう!というマガジン采配なんだと思います。
400話でございます。おめでとー。ただ、実際には先週が400話なので、おめでたー(過去形)。
400話といっても特にカラーとか一挙2話とかありませんでした。まぁ、近々新刊出ますし、10周年の来年何かあるらしいので、そこまで温存って感じなのかなぁ。溜まったら出すならぬ出すまで溜めとく。
#400。扉はトッキー。私服でワンショットなトッキーはイケメンである。本編と大分印象違いますけど、それは大体コトミのせいw
1本目から会長の陰毛ネタ。と言っても会長の陰毛の話ではない。
会長の寝起き顔を見てアリアが「髪の毛が口に入ってのってエロいよね」。文化祭の時にあった、タカ兄が寝顔フェチだというネタを前提で話してる感ある。アリアによる風評被害。ただ、それに対してツッコミを入れずにいたので、ひょっとしたらタカ兄の無言は同意のサインだったのかもしれない(さらなる風評)。
まぁ、そんな髪の毛が口に入った会長の寝起き顔を隠すことなく見せてくれたのは間違いなくサービスだと思います。今まで考えたことなかったけど、悪くないかも‥‥
もれぬれトッキー。正確にはカバンの中で、ペットボトルが漏れて濡れる。
ただてさえトッキーの格好は会長らに目つけられてるっぽいのに、コトミが余計なこと言っててトッキー追い込まられる。何も間違っちゃいないが、悪意あるまとめw 今回はトッキー何も悪いことしてませんからね。
トッキーいじりの因果応報なのか、次はコトミが怒られる。理由は香水の持ち込み。コトミはこういうオシャレ関連で叱られるシリーズありますよね。爪やら何やら。ここらへんの関心はコトミが強いんだな、と考えると何かおもしろいです。まぁ、みんな関心あるけど校則に従ってるってだけなんですけど。
からの古谷さんオチ。おばあちゃんの知恵袋ネタはもうすっかりお馴染み感あるんですけど、「○○は迷信だそー」って言ってるのが新鮮でしたね。古谷さんが知恵袋を否定する立場とはw まぁ、それでもその発想に行くってのが古谷さんなんですけど。最近はバブみって言葉ありますけど、古谷さんはババみ。いや、バブルでバブみでもいいのか。
アリア、ハッカーに憧れるも意味を間違えられるの巻。コトミだったら間違った意味のハッカーに憧れてもおかしくないと思う。
からのアリアが勘違いしてたこと。アリアらしいド下ネタなんですけど、表現が秋らしくて笑った。正しい使い道は栗ですね(秋らしい返し)。
2年女子の体育。メインじゃないから詳しく描かれてないけど、多分ムツミのいるチームが中里さんのいるチームを圧倒、ということなんだと思う。ムツミは運動神経お化けなんですかね。あのクラスに女子バスケ部員はいないのか、少し気になってきます。いてもムツミが圧倒するんだったら、それはそれで化物感あるw
点数係のスズと轟さんの雑談。負けてる方応援しちゃうよねーという判官贔屓からの轟さんでオチ。例えとしてはうまいけど、スズ知識が台無しになる感じが相変わらずで最高w 義経もMに言い換えられるとは思ってなかったろうよ‥‥
ラストは8コマ連結で会長とタカ兄。ちょっと400話のアニバーサリー感あるかも。節目の大ネタ感ある。
会長からコーヒーの差し入れかと思いきや、やんちゃタイム。途中であかされるやんちゃタイムは珍しいですね。あと、しっかり成功するのも。
からのタカ兄がガチギレするという逆ドッキリを仕掛けるもこっちが失敗。いや、会長がマジで反省したのはある意味で成功かw まぁ、ここらへん会長の真面目さが出てますね。イラズラは仕掛けたいけど、怒らせたらどうしよう、みたいな部分にまで考えが行っちゃう。ただ、あそこでタカ兄が逆ドッキリしたのは、やんちゃタイムを綺麗に決められて少し悔しかったから、とか少しありそうな気もしますね。まぁ、イタズラを互いにしあってキャッキャウフフ的なのを狙った可能性もありますけど。
てか、あの逆ドッキリ、コトミ相手だったら絶対成功してたと思うんですよ。コトミだったらああいうイタズラもしてきそうだし、タカ兄もやられ慣れてそう。だからこそいつもの感じで返したら、会長はコトミのようにはいかなかった、みたいなすれ違いかもしれないですね。
逆ドッキリ失敗に焦ったタカ兄が和ませるためにおどける。いつもとテンション違くて笑った。ただ、会長にはそんな不自然な振る舞いの中にあった「かわいいなー」が引っかかってしまい、ということでオチ。「熱→冷→熱」というサブタイが秀逸でしたね。かなりよく出来た8コマだったと思います。4コマ2本分の量しかないものの、なんか大作感ある。
タカ兄の「かわいいなー」発言。逆に考えると、ああいう特殊な状況に追い込まれないとタカ兄は「かわいい」と言わないってことですよね。「鈴かわいいな」のネタもそうですけど、基本的に面と向かって「かわいい」と言わないからこその不意打ち。鈴も逆ドッキリもなんですけど、この「かわいい」発言の時、相手のことをかわいいと思ってないのが悲しいw 難攻不落すぎる‥‥。
ということで終わり。今週はやっぱりラストの8コマが抜群の存在感だったと思います。会長の一喜一憂かわいいですし、タカ兄の謎心理戦も笑えました。そして2人の変なすれ違いっぷりが微笑ましい。
調べてみたら300話付近には、生徒会長の交換があって森さんが初登場、みたいなイベントあったんですよね(連載でいうと299話)。あれは文句なく節目の大ネタ感あったと思います。それに比べると今回のは小さいように思えるんですが、会長とタカ兄だけというシンプルなネタは逆に原点という感じがして節目にふさわしいような気もしてきます。
てか、森さん初登場からもう100話経つってマジかよ‥‥