朝起きたら喉が超痛いので風邪かもしれません。
#443
※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。
扉はコトミ。特別コトミ回という印象はないです。まぁ、順繰りにという感じか。
アオリに「実りの秋」と言われると「性欲のアキ!」と反射的に考えてしまいます。
秋といえばイチョウ、銀杏。大学の時に使ってた駅に向かう途中に銀杏の大量発生スポットがあったのを思い出しました。駅までチャリで向かうんですが、勢いつけて息止めたりしてましたね。
銀杏ってウンコの臭いするよね、スカトロだ!!と安易な話にならないからスゴイ。やはり本作は上品。今週はウンコ系の下ネタが多くて異例の事態なんですけど、どのネタでも直接的には語られないんですよね。どれも回りくどい。ここらへん見事と言うほかない。
オチはアリアの聞き違いシリーズ。ただし、今回は遠距離。スズヘッドのツッコミが遠距離仕様になってるので笑いました。たしかに大問題だわw
柔道部のランニング中にトッキー転倒。さすがドジっ娘!と言うのは少しかわいそうな気がする。イチョウの葉ってすげぇ滑る。またチャリの話ですけど、イチョウの絨毯の上をチャリで走る時ってなかなか危ない。急ブレーキとかしたら完全にアウト。
トッキーヒップが銀杏を直撃。お尻が茶色くなった上に「ぷーん」。もう完全にウンコ。なんだけど、ここでも直接的には言わない。直前のネタに「臭いませんか?」「銀杏なってるだろ」とあり、それが前振りとしても機能してるので説明的な描写が極めて少ない。
トッキーの災難として今回のは過去最悪レベルだったかもw まぁ、あくまでも誤解だから実害は少ないのかもしれないけど。
時系列としては前の続きと思われるネタ。だとするとコトミの手が汚れたのは銀杏か?とか少し考えたくなるけど、確証はない。てか、臭いについてスルーなので多分違う。トッキーのお尻をはたいてあげた、とかあったら個人的には好きなんですが。
トッキーとしては自分もお尻を汚したから共感みたいな気持ちもあって声かけたんだと思うんですが、そっから「10秒無駄にした」ってなるのが最高ですよね。てか、このツッコミ、とてもトッキーらしくて良い。ダウナー系ならではの切り口。
サブタイが「えんがちょ」。もう今週はこのサブタイが当てはまるネタ多すぎると思います。
横島&小山先生でやっぱり下ネタ。下は下でも銀杏の臭いがする系。後ずさりながらツッコむ小山先生が最高なんですが、よく考えたらあの状況で拭かないワケないよね。信用がないのか、咄嗟の出来事で反射的に出た言葉なのか。
女性が歯磨きする姿に興奮を覚えるタイプなんですが、古谷さんありがとうございました。
奥歯を丁寧に磨くとどうしてもえずいてしまいます。年のせいなのか、奥歯のさらに奥にある親知らずのせいなのか謎です。年だと思いたくないので後者ということにしておきたいw
本編は古谷さんがえずく。えずいてるのが古谷さんなので「おっさんかよ!」的な話になるのかと思ったら、4コマ目にまさかの会長が登場して誤解オチ。そして、ここでもものすごーく遠回りな銀杏の臭いがする関連のネタなんだと思います。「不愉快な音」ってそれしかないよね、多分。
スカートの丈を短くする畑さん。畑さんがこういうオシャレを頑張ってるの、すごくグッとくる‥‥と思ったら記事のためだったらしい。学校新聞で丈を短くする方法を紹介するってなかなか攻めてますね。フツーに怒られると思うんだけど、出したもん勝ちみたいなつもりだったのかな。
畑さんを捕まえたカエデちゃん、が逆に追いつめられるオチ。畑さんうますぎて笑う。咄嗟の思いつきだとしたら頭の回転はやすぎでしょ。
誤解とはいえ、カエデちゃん攻め、畑さん受けという状況は正直ご褒美と言わざるを得ないと思います。最高やんけ。
ラストはウオミー。畑さんと同じでタカくんを翻弄する。ネタもうまいし、ウオミーらしさ炸裂してて良いなぁ。タカくんの動揺も込みで幸せな日常という感じある。
シルエットでいいからウオミーのセクシーショット見せてくれよ!!思うんですが、まったく見せない。両手が塞がってるのは吹き出しの中での簡略化されたポーズで説明される。ここらへんの直接は見せない感じ、銀杏ネタラッシュと同じで作家性ですよね。
ということで終わり。銀杏の臭いがするアレのネタが多数存在する異例の回だったと思います。本作に限らず氏家ト全の作品の中でもかなりのレアケースなのではないか。今まであまりやらなかったからこそ溜まってたってのはあるのかな。もしくは道を歩いてたら強烈なイチョウ並木にぶつかったとかw
個人的なベストはトッキーのお尻かな。銀杏ネタとして一番攻めてると思う。直接的に見える‥‥けど違う、というバランスが絶妙。