GWヒマなんで書きます。毎週ジャンプの感想を書いて「疲れた……」「もぅ無理……」となるんですが、1週休み&ヒマを食らうと「なんかジャンプ記事書く……?」となります。愛憎の反復横飛びでございます。
まぁ、ヒマなだけなんで凝った記事は書きません。とりあえず思いついたのが、ランキング! 序列思考の奴隷!!
ということで、ルール。
ふんたーふんたーわーとりはナシです。はよ帰ってこい。特に後者。
総論めいた感想書くこと少ないんで慣れないんですが、とりあえずココ最近の印象で。
21作のランキングを、上から順に、最後まで。なのでビリが生まれるんですが、特に嫌いなワケではないです。つまらないと思ってるワケでもないです。そういう作品があったら最下位グループぼかしますw
1. 『ゆらぎ荘の幽奈さん』
栄えある第一位でした。はい、これが言いたかっただけの記事です。いや、毎週の感想でも定期的に言ってるんですが、とりあえず記事にしておきたかったという次第。
好きな理由としてはですね、ぼんやりとした表現になりますが、作品の人柄が良い、というのがしっくりきます。意地悪なことしないし、丁寧だし、誠実、という印象。まぁ、具体的にいえば、キャラクターが魅力的だし、話運びも丁寧です。また、細やかな部分で「意外としっかりしている……!」と驚くことが多いです。いや、ファンとしては「意外と」という表現がアレなんですけど。エロとかエロギャグが目立ちすぎて過小評価されてるんじゃないか、と勝手にピリピリしているだけですw
あとですね、これはワタシのジャンプの読み方が特殊なことも関わってくると思います。毎週じっくりと読みますけど、特に読み返すことはないんですよね。単行本も買ってる作品ないです。なので、1話ごとの満足度が高い作品の方が高評価になりがち。そういう意味で、本作にハマってる側面もあると思います。作品全体を通じて描く本筋の部分とかは割と軽視しがちです。本筋には影響がない、いわゆる日常回(使い方あってるよね?)が魅力的な作品が個人的には最強です。今一番「コイツらが楽しそうに暮らしてる様が見れればそれでいい……」という作品が『ゆらぎ荘』。
2. 『ハイキュー!!』
日頃よく言ってるんですけど、ここ数年のジャンプは「とりあえず『ハイキュー』」という印象あります。大体の期間においてジャンプで一番好きな作品は『ハイキュー』。個人的な好みを除いて、クオリティーが最も高いと思う作品も『ハイキュー』です。
さっき1話ごとの満足度がどうこう言ったじゃないですか。『ハイキュー』は続き物だからおかしいと思うじゃないですか。なんですけどねぇ、『ハイキュー』は各話の出来がヤベェんですよ。毎週毎週1話としてまとまりがある。起承転結もしっかりキレイにある。先週からの続きだし、物語は来週に続くんだけど、毎週「良いもん読んだなぁ」という読後感になります。
いつも好きだ好きだって言ってる割には2位じゃねぇか、という申し訳なさは少しありますw
3. 『火ノ丸相撲』
『ゆらぎ荘』以前は「やっと『ハイキュー』に並ぶ作品が来たぞ!」とか言ってたんですが、なんやかんや3位。今『ハイキュー』特別おもしろいのが悪いんや……春高楽しすぎる……
ただ、最近の『火ノ丸相撲』も充分ヤバくてですね、去年はホタル、今年はその再演とも言えるハカセの一番がもう最高でね。年間ベストエピソード決まりなんじゃあ……とかそういうレベル。
4. 『ONE PIECE』
この手の企画をやる時に毎回扱いに困るのが『ONE PIECE』だったりします。現連載陣の中で唯一、ジャンプを読む前から読んでた作品なんですよね。だから別枠というイメージが勝手ながらあるんですよね。
そんなことを言いながらも……今の『ONE PIECE』めっちゃ面白いですよねw そりゃ各章のクライマックスなんだからある程度面白いのは当然なのかもしれませんが、そうだとしても飛び抜けた魅力があると思います。サンジだし、四皇ですからねぇ。贅沢ですよ。
5. 『腹ペコのマリー』
まだ始まったばっかじゃねぇか!という話なんですが、田村先生ファンなんで仕方ないです。
ただ、そういうファン心理が込みとはいえ、土台が整ってきた感ありません? 『ゆらぎ荘』が好きな理由として書いたヤツですが、とりあえずコイツらの生活が見れれば満足という感じあります。もう何やってくれても大丈夫かな、という信頼とも言えるかもしれません。
6. 『銀魂』
勝手すぎる話なんですけど、『銀魂』の評価低くない?という被害妄想ですw いや、ワタシの観測範囲が偏ってるだけな気もするんですが。
今やってる最終章が好きなんですよねぇ。ここ最近はジャンプで長寿作品の最終章をよく読みましたけど、その中でも『銀魂』は特徴的ですよね。「とにかく皆出したるわい!」という気合いが凄い。カッコイイ登場大喜利みたいな味わいも生まれてて最高です。
7. 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
ギャグ作品でトップどれにしようか考えたんですが、やっぱ『磯兵衛』かな。……『腹ペコ』がギャグ作品なのかどうかは置いときます。『銀魂』は今ギャグ以外の魅力もヤバイので別カウント。
もう『磯兵衛』は安定感あるな……とか思ってるとブッ飛んだ回もやってくれるので最高です。落ち着きもありながら「尖りすぎぃぃ!!」もある。
8. 『食戟のソーマ』
先日のこどもの日番外編がゲロおもしろかったので「やっぱ『食戟』良いよね……」となってる最中という影響もありますw 改めてあの作品、あの世界の住人好きだなぁ、と。
9. 『青春兵器ナンバーワン』
斜に構えたり、シュールだったり、ラブコメもあったり……じゃない真っ向勝負のギャグ作品というのがとても好感だったりします。なんかこういうギャグ漫画らしいギャグ漫画がフツーに連載してるのって久しぶりな気がする。
10. 『ROBOT×LASERBEAM』
キリ番だし新連載入れとこうか、という理由……はいい加減ですが、実際おもしろいと思います。いや、それよりも「本作のおもしろさ分かってきたな……」という感じ。コンセプトというか、本作の魅力の根幹みたいなものが掴めてきた気がします。そしてそれが好き。
11. 『ブラッククローバー』
盛り上がる所がメチャクチャ盛り上がる!!そんな印象。当たり前なことを言ってるだけですけど、ホントそんな感じです。
先日のアスタ覚醒のくだりとか、あらすじレベルで見れば「まぁよくあるよね……」となりかねないんですけど、いざ読むとメチャクチャ熱いし、よく見ればその熱さを支える工夫も詰まってると思います。
12. 『約束のネバーランド』
最初の方で書いた「1話単位で満足度の高い作品」とは違うタイプだと思います。読み返せば新たな魅力な生まれると思いますし、長期的な物語設計が凝ってる作品なんだと漠然と思います。その週しか読まない身としては相性が悪いっちゃ悪いんですけど、やっぱそれでも楽しいのは間違いないんですよね。まぁ、じゃなきゃ打ち切られちゃうのがジャンプの悪い所なんですがw
てか、この中域は「どれも同じくらい好きだわ!」って感じなので順位つけるのが難しいんですけど、最近また特に熱いよねー、という感じでこの位置。
13. 『左門くんはサモナー』
『約束』と同じノリなんですけど、今やってる長編すげぇ良いじゃん!という後押しでこの位置。意外とバトル漫画として王道な魅力あるよね。あんなにバトル出来る人だったっけ?と失礼ながら驚いてます(見る目なかっただけですw)。
バトルが良いってだけじゃないですよ。やっぱギャグも好きだし、大好きなキャラも多い。ベヒモス先輩とか。あと、物語の根っ子にある「てっしーが地獄に堕ちるまで」ってのが作品全体に通底してる感じも好きですねぇ。
14. 『僕のヒーローアカデミア』
ええーっ『ヒロアカ』低ーい!!って我ながら思ったw なんでやろなぁ……(赤井)
まぁ、本作は「過小評価されてる!けしからん!」的な勝手な応援感覚はないからそこらへんで割を食った感じですかね。
いや、ホント好きですからね。最近だとナイトアイ好きですよ。サー。
15. 『鬼滅の刃』
先日見たネットの記事で集英社のお偉いさんが、「これからは『ブラクロ』『約束』そして『鬼滅』だ!」と言ってたんですよ(意訳 詳しくは覚えてないので探してください)。それ見てちょっと驚いちゃって。『鬼滅』その並びに来るのか。すごい……
てか、最近マジで『鬼滅』人気のグイグイっぷりが目に付くというか、あちらを見てもこちらを見ても、という感じな気がします。連載が始まって以来のワタシの印象としては、「期待通りおもろいで!→やべぇ想像以上だww→ちょっと落ち着いてきたかな……(イマココ)」という変遷ですので、ちょっと温度差を感じてたりします。最近の何かが爆発的にウケてるんだとしたら、少し分からない。まぁ、これも観測範囲の問題だし、毎週感想書く変態とタイムラグが生じるのは当たり前の話なんですけどね。
本作の魅力。個人的にはギャグが一番好きかなぁ。「こんな魅力あったんけ!」となったのがギャグでした。逆にバトルの部分はたまに後出しジャンケンというか、必殺技発表会みたいになることが多いので少し気になります。まぁ、まだ始まって1年ちょいなのでバトルのサンプルが少ないだけって可能性があるんですけどね。
16. 『BORUTO』
ホントはもうちょっと上にしてもよかったんだけど、『NARUTO』読んだことないんで本作のオモシロをどこまで把握できてるのか分からない、という引け目がありました。1話のページ数が多いせいなのはか分かりませんが、毎回濃い内容になってると思います。そりゃまぁ、バトル回とかだとずっとバトルしてますけど、バトル回にはバトル回の魅力がしっかりありますよね。
難を付けるなら、宇多丸をカットしたのが残念でしたねw
17. 『U19』
そろそろ春の新連載組の順位に悩む頃です。次は『U19』か『Dr.STONE』で考えてたんですけど、前半の3作がそのまま下位に集中ってのも癪なんで。
どれも「嫌いなワケじゃないんだけどさぁ」という話なんですが、本作を上げたのはオモシロが分かりやすかった、という感じですかね。子供vs大人のディストピアという部分がまず好きですし、話も常にその構図ですので、毎回楽しみやすいです。この下は大体こんなノリですw
まぁ、難を付けるなら超能力バトルの側面についてはまだ不安というか判断に困る感じあります。まだ全然ないんだけどね。
てか、本作は19位にしないとややこしかったですねw
18. 『Dr.STONE』
理由はさっきの話の通りです。
おそらくですけど、「第一話グランプリ」だったら本作が優勝だと思います。全作覚えてるワケじゃないけど、本作の第一話は圧倒的でした。それに比べると熱が下がってきたかな、ということでこの順位。まぁ、逆に言うと落ち着いてきた、という高評価になってもおかしくない話なんですがー。
19. 『斉木楠雄のψ難』
斉木低すぎぃぃぃ!!という感じですが、下の4本全部新連載ってするのには抵抗があったのです……。
フツーにホームランかます回とか全然あるんですけど、他と比べると「俺はその要素いらない」というのが多い作品だったのかな。いい話オチとかラブコメ要素とか。そこらへんで割を食った形。いや、トータルでは全然良いはずなんですけどね。
20. 『ぼくたちは勉強ができない』
ホントここらへんの順位はテキトーです。最近「ちょっと本作の良さ見えてきたかも……」となったのでビリ回避です。キャラクターも出揃ってきたし、ギャグの雰囲気もいい感じです。
ただ、問題はワタシが「ええやんけ」と思う話、展開、部分は大体本作の本筋、つまり勉強と離れています。それがちょっとどうなのよ、とは少し思います。なのでここらへん。とはいえ、『ニセコイ』好きだった頃も「鍵は別にいいからギャグ回やっててくれ」とか思ったもんです。それと似た現象が『勉強』でも起きているのかもしれません。
21. 『ポロの留学記』
ビリでごめんなさい枠。最初に書いたことを繰り返しますけど、この手のランキングを最後までキッチリ出すのは「そこまで嫌いじゃないよ」という前提があるからなのです。嫌いだったら隠します。あの作品とかあの作品とか、密かに嫌いだったことはあります。そこまで行かなくても「いやー俺はいいやー」みたいな作品程度だったらほとんど常にあります。が、今はない。
21作目なんでそろそろ書くことが尽きてくるので、同じことの繰り返しになってしまいます。『U19』を高くしたのと同じ話。あっちはオモシロが分かりやすい、こっちは分かりにくい。今のところ、ですけど、本作っていろんなジャンルを試してる印象が強いんですよね。手探り感。なので「ココが好き!!」というのが少し弱いのでこんな位置になってしまいました。ごめんよ。最近『勉強』の良さが分かってきた、ってのがあり僅差です。
ただ、先日のこどもの日番外編ですね、あれがすごく良かった。あれが好きで、それキッカケで本作の魅力が見つかりかけてる感はあります。新連載6連弾の下4作品の中で、ひょっとしたらキャラ萌えとかそういう部分は本作が一番好きかもしれないです。日常回とかやらせたら一番強いのはコイツらかもしれません。そういうポテンシャルが垣間見えた。そんなワケで『ポロ』には要注目やで!!と思ってるんですが、ちょうど今本編では長編をやってるんですよねw 日常回とは真逆。まぁ、ちゃんとした長編をやるのは初めてだと思うので、そっち方面で新たな魅力が見つかるかもしれませんね。
ということで終わります。最後にランキングだけを書いておきますね。まぁ、大した意味はないのですが。
いつもは週ごとの感想、各論めいた話になりがちなので、ぼんやりと全体を振り返るような話が出来たのはよかったです。
本記事と関係ないけど、最近買ったジャンプ関連の本。
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市長がかわいいです。