北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年13号の感想


 アンケート結果編。
 結果。きれいに階段。まぁ、気持ちは分かります。こうなるだろうとは思ってたし、みんな思ってたと思います。多分、票数が万とか増えてもこの分布は変わらなかったんじゃないかなぁ。よほど変わった村でやらない限り。
 ワタシとしては日和り気味に「-1」だと思うんですよ。さすがにそこまで極端なことにはならないんじゃないか……みたいな。ギャグ漫画の枠ってのも考えてるだろうし。
 まぁ、問題はその枠が機能するのがどのタイミングかって話ですかね。来週から新連載3本ですけど、その中にはギャグ漫画ない予感。半年後までにはあと1回、多くて2回新連載ありますかね。んで、今のメンツから3本終わるとすると、次の次の新連載でどれだけギャグが始まるか。3はさすがに怪しいのかなぁ。

 更新が遅れて焦る、みたいなステージはもう通り越しました。冷静になるとウワアアアアアア!!!!ってなるけど、なるべく考えないようにすると意外と平穏。

背表紙

 1978年。先週(77年)と赤と白が逆転したような感じ。かなり良いんじゃない? 2019年の背表紙がコレでも別に気にならないかも。まぁ、これは「少年漫画雑誌のロゴは少し古臭いくらいがちょうどいい」というイメージが少しあるってのもあるんですが。
 そんな1978年。個人的に一番時代を感じたのは、サンシャイン60開館。今ではもうそんなに高いイメージもなくなっちゃったけど、ほぼ40年あると仕方ないですね。
 先週も書いたけど、『スターウォーズ』の第1作目が日本公開。時代の節目感としてはやっぱ挙げときたいです。
 あと、東映版『スパイダーマン』が放送。映画の新作が発表される度に「レオパルドン出るの?」という冗談を言うのがお決まりだったと思いますが、コミックの方でレオパルドンが公式に登場したので少し沈静化しちゃったのかな。映画だと今年の『アベンジャーズ』にスパイダーマンは出ますが、おそらくレオパルドンは出ないと思われます(オソラクジャネーヨ)。
 誕生年。個人的に衝撃だったのは高樹マリア。元AV女優の。この企画やってて一番ビックリしたというか、一番年月の経過を感じました。知ってる女優出てきたか。あと10年(週)くらい経つとワタシにとってAV女優ゴールデンエイジに突入するかもしれん。お世話になった女優紹介のコーナーにならないように気をつけなければ。ただ、一番年月を感じるインパクトはある気がする……

表紙

 『ブラクロ』3周年。でかいアスタの周りにSD化された黒の暴牛のみなさん。一番かわいいのはゾラかもしれない。新鮮って意味もあるが。

ジャンプ展vol.3のおしらせ

 キービジュアル大公開。ポスターってことだよね。使い分けがよく分からん。何でも使えるのがキービジュアルなのかな。
 vol.3の対象作品は2000年代以降。気になるのは対象作品。それが分かる。
 ポスターの位置取り的に一番オイシイのは『ONE PIECE』『NARUTO』。まぁ、そりゃそうだ。特徴的なのは『NARUTO』『BORUTO』揃い踏み。親子共演すごいw
 位置的にナンバー2っぽいのは『ハイキュー』『ヒロアカ』。ここは見方によるけど、多分。いつもこの2人だな。絶対的なボスに対して幹部2人、という構図なかなか珍しい気がする。バトル漫画だとw
 現在連載中の新しい作品。『約束』は当然として、『ゆらぎ』『鬼滅』もあるぞい。ここまでかと思ったら『勉強』『dr.stone』『ロボ』の6連弾組もいらっしゃる。……と思ったら『リコピン』も滑り込みでイン。まじか。ちょっと驚いた。まぁ、これからのジャンプのギャグ漫画を独りで支える可能性もありますので、評価も高いんでしょうね。
 そんな『リコピン』が入ったことで、大石先生が『いぬまるだしっ』も含め2作品エントリー。超すごい。蒼々たるメンツの中で2作品ある作家はなかなかいませんよ。
 そんな複数作品ぶち込んだ作家。現在だとリーイチローがそうですね。分業制で相方違うけど、当てたってのは同じコンビで当てるより凄いかもしれない。んで、同じコンビで当てたのが『デスノート』『バクマン』ですね。絵の方オバタケは『ヒカルの碁』も入れるとトリプルヒットという前人未踏の領域。ただ、パッとしないまま打ち切られた作品も複数あるので評価が難しい。絵だけじゃ意外と人気がつかないというのは意外な話かも。
 単独で複数当ててるのは大石先生だけではなくて、『黒子』『ロボ』の藤巻先生も2ヒット。改めて思うけど、すごいね。
 そして、『ネウロ』『暗殺』で松井先生も2ヒット。化け物級の作家は多いですね。
 2000年代以降縛りを無視すると冨樫も当然代表作複数だし、しまぶーも複数ですよね。
 スーパーどうでもいい見方ですと、ポスターに載ってる作品の中で2キャラ選抜の作品。ポスター見ないで全作当てれたら結構スゴイと思います。ポスター見てない人は考えてみてください。……まぁ、すぐ答え書くけど。
 ということで正解は『デスノート』『いちご100%』『べるぜバブ』『バクマン』『勉強』の5作品。『いちご』は2キャラだけど『ニセコイ』は1キャラというのが面白いですね。基準が謎だ。逆に2キャラで意外だったのは『デスノート』かな。まぁ、絵的にリュークがいる方が良いってのは分かる。

『ハイキュー』原画展のおしらせ

 描き下ろしのちびキャライラストが解禁。古舘先生仕事多いなw
 個人的なヒットは「ポーズそれ!?」なサム。

読者プレゼント

 テーマは上杉謙信。謎すぎるチョイス。ワタシが知らないだけ?
 謙信でダジャレやるのはいいんだけど、謙信ダジャレだと今はサンドウィッチマンの弁膜症CM、「高齢者に進言を」「早めに検診を」のがうまいかな。見劣りする気がする。
 もう1週オリンピックネタやってくれてもよかったんやで。プレゼント内容ネタってのは分かるけど。
 まぁ、来週あたりにタイミング悪く「そだねー」を雑にイジってくると最高にクソなのでワタシが喜びます。

ブラッククローバー

 アバン1ページが圧巻。カラーをフル活用して魔法帝の死を描く。血、血色の悪さととにかく決まってる。ジャンプ開いていきなりコレは結構ビビりました。
 カラー見開き扉。アスタとユノ。表紙だとユノ出てませんが、こちらには出てる3周年の節目だし出しときたいって感じかな。てか、ユノのイケメンっぷりがちょっと笑えるレベルで驚く。なんだそのイケメンポーズは。
 本編。魔法帝のエピローグをねちねちやるかと思ったら、すぐアネゴレオン。そうだった。巨大ロボとか魔法帝とかやってたけど、本来この話やってるんだった。
 そんなアネゴレオンvs新井浩文。最新作『犬猿』公開中です。
 そんな新井浩文。隠し玉で逆転狙うのかと思ったら、自爆。自分を圧倒するような強い奴を道連れに出来れば悪くない、ということか。
 からの展開がすごかった。アスタのアンチソードで自爆をキャンセル。そっからアスタの熱血説教がギャグっぽく繰り広げられるんだけど、これは先週リヒトくんが魔法帝を刺した件と対になってるワケですよね。殺す大剣と、救う大剣。白と黒という対比も効いてます。リヒトくんは “我々とオマエ達が解り合うことは二度と無い…!!” で、アスタが “解り合えますよ だってコイツもオレ達と一緒じゃないですか” 。よく出来すぎてて癪だわぁ。アスタに素っ頓狂な顔させてマジすぎない雰囲気作ってるのとか癪だわぁw

Dr.STONE

 メンタリスト利用して決戦は嵐の日作戦。すんなりうまく行くかと思いきや氷月が思いの外「ちゃんと」してて怪しい。と思ったら部下が傲慢なので捨て駒に使う。千空の作戦がきれいにハマるんだけど、氷月が間抜けにならないバランス。これまた癪だw
 そんな氷月の武器「菅槍」。本作の俺ジナルな武器かと思ったけど、実在する奴なのね(ググッタ)。槍を管に通すことで摩擦を減らし、突きがめっちゃ早くなるとかそんなん。すんごい特別な武器ではないけど、司ちゃん帝国でも作れそうな武器でありつつ、文明、知恵のチカラも借りてるってのが味噌かな。
 メガネできちゃった。スイカの時に「フレームとか難しそう」とか書いた気がするけど、何もなく出来たw まぁ、キンローとメガネの話はもう一通りやったからそこは割愛でも気にならないか。それよりも、初戦は氷月相手にメガネレスで戦ったことで、第2戦時のパワーアップになるのが展開的に熱い。
 んで、日本刀エンド。ちゃんと文明進歩の話であり、ちゃんとバトルであり、ちゃんと絵的に気持ちいいから見事ですね。癪だw ナマクラだろうと武器のスペックの差は歴然ってのも分かるし。ぶっちゃけ人体切らなくても相手の武器破壊できればアリですよね。

鬼滅の刃

 扉からしてイチ。ここでイチにスポット当てるとは思わなかったんだぜ。思わせぶりなだけで次かさらに先の章まで出し惜しみすると思ってました。てか、もうこれで人型の上弦はとりあえず表面だけとはいえ説明が済んだのか。ますます人外組の魅力が怪しくなるが、まぁツボの人は近々働きそうなのでそっちに期待。
 と思ったらイチのおめめがたくさん。うへぇ、きもい。てか、面長。
 そんなイチの過去。炭治郎の夢という形で描かれてるっぽいんだけど、その過去の時点で炭治郎とおぼしき赤ちゃん寝てるんだよね。睡眠学習

ぼくたちは勉強ができない

 忘れた頃にやってくる猪鹿蝶。何気に『鬼滅』でも猪鹿蝶もうすぐ作れそうな気がする。
 まぁ、夏休み明けということで、環境の違いが出るのは良いんじゃないですか。予備校じゃ見られない光景、ギャラリーですよね。予備校でも学校でもメインの4人でワイワイやってたらぶっちゃけ代わり映えしないし。
 文春砲みたいなネタ。文乃に春がきた。どうでもいいけど、フォロワー0人のインスタを見つけた猪鹿蝶すごい。すごいというか、今日もいい加減。タグとかそういう切り口もあるんだろうけど(インスタ知らない)、そういう細部を描いたりすることには一切興味がない感じ、今日もストロングスタイル。
 それはマジでどうでもいいんだけど、オチで雑なノリをやってしまうから肩透かしというか。フォロワー0人なのが嫌だからショッキングな画像をアップして注目されたかった、とかでいいじゃん。成立するじゃん。なのになぜ記憶が消えるのか。なぜアップするのか。たった2コマでなぜそんな連続技を決めるのか。
 てか、友人の画像、それもプライベートに関わってひょっとしたら大変なことになるかもしれない画像をフランクに上げる件が緩すぎるんだよなぁ。友人にやられるとかフツーに今後の付き合い方考えるレベルだと思う。
 あと、これはスーパーどうでもいいけど、ラストの師匠が言った「ナウ」はインスタじゃなくてツイッター。ひらがなだし。気の利いたこと言った風だけど言えてないぞい。

僕のヒーローアカデミア

 ジロウの照れ可愛いみたいなのは少し飽きてきたかも。本作に限らないけど、とりあえず照れさせときゃおkってのも如何なものかと。別にいいけど、しつこいと飽きる。彼女なんて一般的な可愛さとはちょっとズレた所にいるのが個性なのに、結局可愛いのは照れてる時ってのは泣ける……というかもったいない気がする。まぁ、今後本番に向けていろいろあるだろうけどね。
 ハデ演出。能力のコンボにすることで、ただの盛り上げじゃなく、今後のヒーロー活動の糧にもなりそうな感じ、良いですね。ただ、超常的なライブパフォーマンスをやると大体『ゆらぎ荘』と被るのでワタシとしてはピリついておりますw
 デクとオールマイト。師匠の言葉によるアドバイスで飛躍的に成長するのが気持ちいい。それが新しい何かを使うのではなく、既存のネタを組み合わせるだけってのパズル的な快感ですね。「ロジカルだしめっちゃ良く出来てるやん!!」とマジ感動したんですけど、よくよく考えたら、やってることが『ふんたー』の念と大差ない気がするので少し冷静になった。「堅」を長時間維持するのが難しいから「硬」とか「凝」「流」で戦おうって話だよね。デクならグーとパーは実現できそうな気がするw
 ただ、デクが導き出した答えがデコピンなのは良かった。昔は指って残弾の表示みたいな扱いだったけど、今ではその指が逆に武器になるってのがドラマチックです。
 んで、エリちゃんとの蜜月デートでエンド。カバンの紐もって緊張してるエリちゃん可愛い。緊張すると何か掴みたくなるの、あるわw

約束のネバーランド

 早すぎる狩り開始はなぜかと思ったら、エマたちの噂を聞いていてもたってもいられなくなった、からでした。すごい欲望に忠実だ。
 ここでオジサンが「大人」であることがフィーチャーされたのが面白いですね。大人のがうまいのか。だったら農園で大人まで育てろよ、とか思うんだけど、効率の問題かしら。もしくは大人になるとシステムに疑問を持つリスクが増すので、みたいな。まぁ、安直に考えると、オジサンの自己犠牲フラグなのかなぁ。
 いきなりすぎる狩りにビビる一同を落ち着かせる演説が最高。 “自由になるのが一日早まった!” とかうまいよなぁ。何も好転はしてないんだけど、物は言い様。こういう屁理屈好きだわぁw
 んで、狩る狩られるの関係が逆転してエンド。ルーカスこえぇよw まぁ、今まで溜め込んでた殺意を一気に放出するワケだからああなるのも分かりますけどね。

J新世界漫画賞大募集中

 2月、ぽすか先生最後のターン。印象的だったのは「デフォルメ画を描き一方で絵画を学ぶ時期がありました。どっちつかずで迷うまま今に至り、個性に昇華出来たのは偶然です」の部分。漫画、絵に限らない話だと思います。どっちつかずで迷うことは悪いことのように思えるけど、そのせいでどちらでもない個性が生まれた、というのはイイハナシダナー。タメニナルナー。ゲームの趣味から始まったデフォルメ画ってのも良いですよね。役に立たないと思った好きなものが思わぬ形で実を結ぶ。イイナハシダナー。

ハイキュー!!

 勝利への各リアクション。鷲匠監督が “…見た” だけで終わるのが印象的ですね。その後もいろいろ話してるんだけど、直接描かれるのはこのセリフのみ。想像の余地ってのもそうだし、彼がちゃんと気にしてたのが分かるってのがある意味感動のピークとも言えるんじゃないでしょうか。だから他は思い切って割愛しても感動がより抽出されるというか。
 その他稲荷戦でのドラマを一気に総ざらいするかのように各キャラが出てくる。1コマ映るだけのキャラもいれば印象的なことをしたり言ったりもする。長かっただけに感動的ですね。てか、もっとそれぞれを細かくやってもいいんだけど、一気に駆け抜けましたね。
 んで、ラストはツッキー。もちろん本試合は日向の成長が一番デカかったと思うけど、その成長のドラマを誰よりも理解してるのがツッキー、という人選ですね。ツッキーに「バレーボールにハマった日」言わせるのは良いなぁ。その手があったか!!的な気持ちよさ。

『ブラクロ』第2回キャラクター人気投票

 なぜかここでお知らせ。『ブラクロ』本編の後ろに付ければいいのに。謎だ。
 ちなみに応募券ではない。『ブラクロ』読者はネタ投票なんてしない、という信頼(予想)の現れかな。まぁ、したところで拾われないだろうってのもデカイけど。

HUNTER×HUNTER

 各王子の霊獣の能力紹介。怒濤の勢いで説明してくるのでビビった。まぁ、あんだけ多いとそれぞれに対して推理していく余裕はないわな。そういうのは大事なトコだけになるんでしょう。
 今回の目玉っぽいのは9王子。部下が集まるとサイッキョ。めっちゃ強いってのは分かるけど、「あらゆる念能力の中でも最大級」みたいな表現は少し違和感ある。上限とかあるのかよ。どこ調べだよ、みたいな。
 まぁ、個のチカラでは1王子が最強で、資質としてのヤバさは4が最悪、チームでの一点突破なら9も負けてない、みたいなバランスなのかな。
 ハンゾーが復活して、vsウェルゲー。ウェルゲーが言ってる “念とは潜在能力を引き出し通常以上の力を発揮するためのメンタルテクニックだと私は理解している!” って言い分、意外とそんなに間違ってないよね。どこまでも果てしないバカではない。てか、コレ、念じゃなくて燃。懐かしいわ。念の入り口に立ったとは言わないけど、入り口に近づいてはいる。
 ビスケが体を張る。仕事のために見せてくれるんですね。嫌がると思ってた。まぁ、そこらへんはプロか。
 んで、ウェルゲーがホレる。ただ、これは美的感覚がおかしい、みたいな安易なギャグというよりは、筋肉愛がすごいとかそういう感じなのかな。即物的というか、目の前に現に存在するものに重きを置く性格の行き着いた先、みたいな気がする。まぁ、ここらへんはギャグっぽいから考えすぎなのかもしれませんがー。
 そっから念の異空間の境の話。ここでも圧倒的にビジュアル重視の展開が起きるんですね。霊獣の能力の調査の意味もあるけど、とにかくウェルゲーを落とすw

レジェンド作家SPインタビュー

 vol.2の第5回。『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』の森田先生のターン。
 エレベーターでの会釈の話が最高。人間臭さすごいw あんだけ結果出してるのに上には上がいて、本人としてはそこに変な意識が生まれて、こじれて……という大なり小なり経験のある話だ。ちゃんと後日談があってオチがつくのも素晴らしいです。鉄板。

斉木楠雄のΨ難

 最終回。センターカラー3ページ、かつ大増。やはりすごい。大物がいなくなるんだなぁ、と実感します。
 アバン1ページでは前回からの続きではなく、今回のキーとなる場面をプレイバック。大事な場面だし、本編から少し離れてる場面なのでカラーがすごくハマると思います。やはりベテランはこういうのがうまい。
 本編。トリツカ何やってんの、の件。最後の災難の発端は燃堂だった、ってのが良いですね。トリツカに対して違和感を覚える。さすが斉木の天敵。ある意味で本作最強キャラですね。ギャグ的に大きなことやる回ではないので大暴れって程ではないけど、燃堂がキーとなる場面で活躍してくれて個人的には満足です。やっぱ最終回は燃堂じゃないとアカン。ぶっちゃけ燃堂のくだり、まったく意味なかったんだけどね。まるまるカットでもいいんだけど、それでも燃堂出さなきゃ、みたいな感じなんでしょう。
 どうでもいいけど、『おそ松』ネタは絵かセリフどっちかだけで良かったと思う。もしくは同時。絵出して、次のコマでセリフってのはなんか違和感。
 んで、話題はカムアウトの件に。ここでも燃堂ですね。ぶっちゃけ、ただ良いことを言うだけなのでさっきの方が天敵感あって好きだけど、とにかく燃堂なのは好き。
 んで、喋る。最終回にしか出来ない超大ネタってのは分かるんだけど、先週トリツカが喋ってるのが少しアレな気がする。いや、先週のは今週に向けたフリと受け取ることも出来るんだけど、みんなが初めて声を聞くってイベントがぶれたというか、初めてじゃない気がする。
 エピローグ。超能力が消えてからの初めての学校。あっ、ジーサンバーサン出ないまま終わるんですね。人気キャラだから無理矢理にでもねじ込んでくると思ったけど、予想が外れた。まぁ、世間ほど好きではないので別にいいけど、意外だ。
 ぶっちゃけ、真面目に考えると超能力消すのってどうなん、とか思わないでもないんですよ。もっとまともなことに使うようにする、とか大いなる力には大いなる責任が……みたいなベンおじさんみたいなことも考えたくなります。まぁ、本作だったら、ギャグ漫画だったら別にそこまで真剣に「いや違うだろ」とはならないんですけどね。占いとか割とベンおじさん寄りの考えの超能力者だし、兄弟喧嘩とか、斉木の考えが変わる、みたいなドラマがあっても良かった。
 ということで、終わり。ぶっちゃけギャグ三昧じゃなかったのは惜しいというか、作者的にも悩んだ部分なのかな、とか勝手に思う。ただ、カムアウトというものすごく小さな、けど本人にとってはめちゃくちゃ大変なイベントをテーマにしたのはすごく面白かったです。超能力者じゃなくても身に覚えのある話ですよね。斉木のパーソナルな、極々身近な友人関係の話で終わらせたってのは良かったと思います。火山のくだりが最終回だったらキツかったと思う。
 んで、来週からは4コマが載るそうです。超能力なくなった?復活した?の後の話をやるのか、それ以前の話をやるのか、ちょっと気になる。後者な気がする。

『アクタージュ act-age』

 なぜか本作は精力的に風呂シーン入れたがりますね。ぶっちゃけお色気よりも男湯の方が面白かったです。監督が暇潰しの雑談するフリして家庭の事情に探りを入れてるの、すごい良かった。
 チンコソードもそうだけど、子供たちと監督の交流いいな。元々子供たちは好きだったけど、監督と絡んでもこんだけ楽しいとは。監督が死体蹴りされてるのとかとても良い。ガキって残酷w
 んで、スターズの最強女優ちゃん登場。社長の息子の舞台挨拶を奪うってよく分からない導入はぶっちゃけイマイチだと思うけど、何がやりたいのか、どんなキャラなのかは分かったので良かったです。やっぱいわゆるスター俳優みたいな感じっぽいですね。バレエが謎だったけど、あれは自分を輝かせるためのテクニック、みたいな感じかな。
 ぶっちゃけ、客席から登場のくだりもよく分からないんですよ。ただ、カメラに対してマウントを取る、というのは彼女のキャラクターを端的に示すイベントだったとは思います。撮られるんじゃなくて、撮らせる。カメラの映り方を熟知してるから撮られないことも可能、みたいな。

『BOZEBEATS』

 サブタイが「お前に合わせる掌はねェ」。新連載時の表紙にあったアオリ「拳でぶん殴っててのひらで祈る」を思い出しますね。あの時も秀逸だと思ったけど、あれは担当が優秀というよりはそもそも本作の基本コンセプトがそれだった、という感じなのかな。
 んで、狼としての経験がコンクリートジャングルでも通用する。都会に慣れてなくて土地勘もないのにそんなうまくいく??とか意地悪なこと思わんでもないんですが、まぁ野生のカンとかで済ませるよりは理屈あるので良かった。それに「スクランブル交差点といえばスタバ!!」というノリでご当地ネタ入れてきたのも楽しいです。世界一の売り上げを誇るあのスタバ。あの上のツタヤにはレアなCDとかDVD借りによく行きました。郵送返却便利だけど、今はネット配信が盛んだから行く機会も減っちゃったなぁ。
 んで、殴った後に手を合わせる。スミミンの “お経も仏具も自分の祈りの気持ちを整えるためのものに過ぎないわ” が印象的ですね。ここらへん監修入ってるのが効いてきてる。知らなかったら「まーた都合のいいこと言っちゃってーw」とか意地悪なこと言いかねない。

岸辺露伴は動かない エピソード10 ザ・ラン』荒木飛呂彦

 読切。てっきり違うと思ったけど、50周年記念の企画の一環なんですね。単に荒木先生のライフワークだから余裕が出来たらやる、みたいなノリだと思ってた。
 センターカラー。カラーであることを全力で利用してて笑った。メタっぽくなってるのも本編の導入にハマってたかな。
 本編。謎の手のアップからの、メタ独白。これは『世にも奇妙な物語』とか『アメージングストーリー』『トワイライトゾーン』『ヒッチコック劇場』あたりを意識したのかな。そもそも『奇妙な冒険』だし、アオリでも「奇妙」は押し出してたし。なるほど、そういう見方をすればいいのか、と『ジョジョ』門外漢としては非常にありがたかったです。このおかげで今までで一番楽しめた。
 ということで、タモリの語りが終わってからいよいよ本当の本編。モデルにスカウトされて人生が変わった青年の物語。日常から徐々に奇妙な世界に踏み入れていく感じがめちゃくちゃ楽しいです。筋トレに励むようになるってトコまでは別に普通のことなんだけど、それが徐々にあり得ないレベルになってって……というグラデーションですね。初めは彼の内面に狂気に踏み込んで、それが徐々に外部に出るようになり、マンションでボルダリングw 内から外に広がってく気持ち悪さが最高です。
 んで、いよいよ岸辺露伴登場。最初ちょっと対決のルールが分からなかった……てか今もよく分かってないです。まぁ、話の流れは分かるけど、停止スイッチって外部にあること自体がピンとこなかったので理解に手間取ったというか。これはジムに馴染みがあるかどうか、みたいな話なのかもしれません。背面のガラス割るのにバック走する必要ある?とか、命の危険があると分かったらベルトから降りたら?とかいろいろ気になったことはある。まぁ、ジム行ったことないし、あの速度で走ることもリアルに想像できないので「こまけーこたー」でいいです。とりあえずハッタリとして楽しかったし。あの速度で急にベルトから降りると速度差で危ないとかあるのかもしれないし。知らん。
 ということで、最後にうまいこと言ってエンド。うん、面白かった。2度目? 3度目にしてようやく素直に楽しめるようになったというか。これだったら次回以降の掲載もフツーに楽しみです。マジよかった。感想書きにくいみたいなことも特にないし。ホントよかった。

青春兵器ナンバーワン

 「友達になれたかな?」とか『サイボーグ009』の0013を思い出してしまった。まぁ、ホントに意識してるなら「もう友達だろ」みたいな返事になってたんだろうけど。ただ、最後の爆発はちょっと「地下帝国ヨミ編」の「どこ落ち」の逆バージョンのようにも見えた。まぁ、コジツケだろうけど。モブ生徒が願い事とかしてくれたら確定だったんですけどねw
 まぁ、そんな最後のやり取り。兵器がーとか、最強対決がーとかではなく、あくまでも「青春」というテーマに収まったのは良かったですね。「青春」に関しては間違いなく零一が第一人者であり、彼だからこそ4を救えた、とかそんなん。『斉木』もそうだけど、最後の最後にものすごい小さい話になると感動的ですね。

BORUTO

 またセンターカラー。カラー扉は青のオッサン。シワとか傷とかメカが生々しく描かれてるのでめちゃんこカッコイイです。今週はカラーにハマること多いなぁ。
 本編。vs青を準備から本番まで。先に言っちゃうけど、今週のベスト『BORUTO』です。もう最高。バトル漫画のバトル回において必要なものがすべて詰まってると言っても過言ではない。みんなで会議しながら手持ちのカードを提示し、その中に裏の意味を持つカードも忍ばせる。 “こればっかりはゲームのチートのようにはいきませんよ…” と劇中で言ってるように、ズル的な勝利の要素がゼロなんだよね。もうすべてがフェア。現状で出来る最大限の作戦を生み出すことで強敵に勝利する。……いや、まだ終わってないけど。
 さらに良く出来てるのは、一旦敵が「ははーん そういう作戦だな」と見破るんですよね。それが読者に提示されてる会議の部分ドンピシャなので、ハラハラもするんだけど、作戦はさらにもう一段階先があった、という展開。後出しジャンケンでは決してなくて、わざわざ今週「剣強いけどめっちゃ疲れる」ってのをご丁寧にやってるワケで。ぶっちゃけこの部分は白々しいだろ、と受け取る読者がいてもおかしくないかもしれない。別に既存の情報だから。とはいえ、ワタシは良かった。超良かった。
 影分身による死ぬ死ぬ詐欺展開ってのもぶっちゃけそんなに驚きはしないんだけど、ボルトの既存の手札としてはうまい展開だと思います。さらに、青がこちらの武器を奪って使うというのも既にやってるネタですね。からのミツキの腕でフィニッシュ。キレイに各人が新技もなくハマりましたね。サラダが地味に見えるけど、陽動の部分で物理的にぶつかってるのは彼女だけなので、彼女が青を所定の場所に移動させた……のかな。多分。

火ノ丸相撲

 地方巡業。こないだの解説席で紹介してましたね。ここまでガッツリ本編にフィードバックされるとは。余興の部分もお馴染みだわ。
 んで、鬼vs蜻蛉。火ノ丸くんがガンガン煽るので笑った。引きながら笑った。こえぇよw もちろん、あの状況だったら火ノ丸くん暴走してても不思議じゃないので冷静に煽ってるだけマシなんですけどね。まぁ、ちゃんと冷静だったら煽りもしないけど。本人も自覚してたか。とにかく、火ノ丸くんの煽りがなかなか鋭い。一触即発の緊張感でもあるんだけど、舌戦においては勝利の高揚感すらある気持ちよさ。
 からの “殺す” 。口喧嘩の果てに暴言出ちゃったよ……という話ではあるんですが、本作における「殺す」はちょっと別の意味が生じてくるのでうまいですね。巡業という舞台で蜻蛉から「殺す」を引き出したのはコチラとしては万々歳な話なのではないでしょうか。

食戟のソーマ

 今日も竜胆先輩が可愛い。1ページ目から可愛いのでなんか語彙が低下するので良くない。
 そんな竜胆先輩について掘り下げられ……ない。残念。ここでも出し惜しみか。2戦してるのにまだよく分からないってのもすごい話だ。
 竜胆隠し、ごまかし方がうまいので小癪w 今週はタクミvs竜胆に見せかけて新審査員のお披露目という側面が強くなるんですね。基本的に審査員は「受け」ですので、リアクションを取る段階で料理にマウント取られがちなんですが、ここでは自ら脱ぎに行くことで逆に料理にマウントを取る。料理はフツーにうまいので脱ぎはする、下着になってエロいので審査リアクションとして正統派なんだけど、あくまでも下着であって全裸ではない、という強キャラ感。うまいと脱ぐ、という謎の『食戟』ルールの上でめちゃくちゃ面白いことをやっているw
 ということで竜胆勝利。竜胆のターンではリアクションをアンさんが担当するのがうまいですね。負けのリアクションをばっちり出来る人がいる。
 助けようとすると怒って逃げる竜胆先輩かわいい。つれぇわ。木の上に登って降りれなくなった猫を助けようと手を出したら引っかかれたみたいな展開。引っかかれた挙げ句逃げようとしてバランスを崩して木から落ちたけど、意外と大したことなくてそのまま逃げていくあの感じ。「自分で降りれんのかい……」呆然としながらフラれたみたいなあの感じ。かわいいけど手が届かないあの感じ。

銀魂

 最近のジャンプ、後半の方が面白いのではないだろうか……という気がしてきた。来週のアンケートこれにしようかな。『火ノ丸』『ゆらぎ』が後半な時点でぶっちゃけ勝ち確だと思うんだけど、今『銀魂』は最終章の延長戦が超楽しいし、『食戟』は竜胆先輩だし、おまけに『ロボ』『リコピン』だからなぁ。マジで後半が勝っちゃう。前半組で怖いのは『ONE PIECE』『ブラクロ』『ハイキュー』あたりだけど、今は『HUNTER×HUNTER』が後半に来ることも考えられるのでマジ勝てちゃうやろ……
 桂のトランプネタが始まったので怒濤のギャグ展開に入るかと思いきや、案外そうでもない。ギャグはあるが結構ちゃんとした話。本筋。まぁ、よく考えればね、桂、坂本と来たらそりゃマジメな話にもつながりますわなって話ですよ。このどっちに転ぶか分からない感じ、『銀魂』らしくて、最終章らしくて良かったです。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 後半が面白いのはいいけど、本作が終盤にあるのだけはマジ勘弁していただきたい、そんな思いでいっぱいです。終盤はもうホント駆け足でいっか、みたいなノリになってるのでサクサク進もうと思うと大ネタどーん。
 扉。消灯時のコガラシくんと幽奈さん。今週の1話丸々かけて語られたけど、本作は詰まるところこの2人の関係に落ち着く、という話ですよね。そして、そんな2人の関係のもっとも基礎的な、原初的な関わりというのがこの同じ部屋で寝る、という行為なのですよ。他はすべて枝葉に過ぎないと言ってもいいレベル。
 本編。100話記念ということで朝から次の日の朝まで1日をタイムラインに沿ってお届け。本作が100話ということは来週『鬼滅』が100話か。さすがにこういうネタは出来ないだろうけど、節目みたいな話になる可能性もなくはないですね。たまにこういうのに気を配るストーリー漫画もありますよね。一番有名なのは『ONE PIECE』か。
 開幕。寝相がエクストリームすぎるコガラシくんと幽奈さん。今更な話になるけど、どっちもおかしいんですよね。おっぱいもみもみするコガラシくんがおかしい気もするけど、よく見るとコガラシくんの布団に進入してるのは幽奈さん。幽奈さんが近づき、コガラシくんが揉む。ある意味、2人の共同作業。非対称にはなってない。
 本作はジメジメした下ネタをやるイメージないから邪推なんだろうけど、登校時に雲雀ちゃんが顔面騎乗してる時間、その時間が07:21。そう、おなにい。
 淡々と日常を映すんだけど、そこはもう義務的にエロショットが入る。多分強迫観念とかそういうレベル。こないだの男同士のバトル回がまさにそうだと思う。お色気を入れないことに怯えてるw
 そんなお色気の1つが学校での、1時間目の体育の着替え。ブラ透けてますけど、脱ぎ始めのうらら嬢が一番背徳感というか、見ちゃいけないもの感あってエロいと思うの。ギャルゲーで攻略対象じゃないキャラを攻めたくなるあの感じ。
 そんなうらら嬢。「魔女っ娘」という言葉を使っていて妙に古い。最近は魔法少女が一般的だと思うの。ただ、このちょっと古めかしい感じ、本作にハマってる気がします。そもそも少年誌におけるお色気漫画というのがそんなノリありますからね。
 繋がりのない事実をただ羅列してるように見えるけど、昼休みに食べる弁当、昼休み後の授業での居眠りというのが今後の展開に向けてフリになってるんですよ。幽奈さんが作る食事、そして就寝ですね。この2つがキーになってる。別にコレがあるからって本話が傑作になるって程ではないけど、細かい部分でうまいよねぇ。
 呑子先生とマトラ。かるら様不在でマトラだけ登場ってかなりレアなんじゃない? マトラがかるら様のオマケじゃなくなった日。かるら様ではなく、呑子先生と仲良くなりたい、というドラマの方に重きを置かれたワケですね。こういう小さな変化が本作は良いんだよ。こういうトコをちびちびと楽しめるから本作は最高なんですよ。
 そんな2人と仲居さんと一緒になったお風呂での幽奈さん。 “わたし幽霊歴ももう長いので!” とギャグっぽく言ってますけど、そこは良いことなのか……?みたいな引っかかりがありますね。新規読者に向けた説明的なセリフってのもあるんだろうけど、幽霊歴の長さってそんな喜ばしいことではないんじゃない??みたいな。本作の縦軸として最も重要な部分ですので、新規読者への説明として不可欠ですね。
 んで、コガラシくんの帰りが遅い。せっかく気合い入れて夕飯作ったのに……という悩み、新婚さんかよwとちょっと笑ってしまった。ケンカとイチャイチャが同居してる奴だ。
 そんな新婚感もそうなんだけど、このコガラシ遅刻はもう1つ大事な機能がありまして。遅刻するせいで、コガラシくんと幽奈さんが2人きりになる。ここがめちゃめちゃ大事。宮迫の保険くらい大事。1日を通じていろんなキャラが出てきたけど、最終的にはコガラシくんと幽奈さんが2人きりになる。コレですよ。1日の始まりと終わりはこの2人。本作のことを要約しまくると、結局はこの2人の話に落ち着く。今週の『斉木』『青春』でも書いたけど、いろいろあったけど最終的にはシンプルなところに収まる。ミクロに始まり、マクロに広がるけど、最後はミクロに戻る。
 ということで、06:00にコガラシくんが吹っ飛んでエンド。副産物として呑子先生&マトラの目覚ましとして機能したってのもうまいですね。コガラシ幽奈の2人だけの世界が外に向けて思わぬ影響を与えてる。やはり、イイハナシダナー。毎週思うけど。

『ROBOT×LASERBEAM』

 ケツ。そうか、先週2作品同時に終わったから順当にこうなるのか。よくよく考えたら当たり前の話なんだけどビックリしてしまった。いずれ『ゆらぎ』ケツもあるんだろうなぁ。『ゆらぎ』のケツはムチムチ。まぁ、どちらもジャンプ展あるから安泰かな。ジャンプ展が始まる頃にはまた次の新連載組がどうせケツに入ってくるのです。オトナノジジョー
 本編。扉。カメラの前にアクリル板設置してサインしてもらう奴。あれカッコイイよねぇ。初めて見た時はマジ感動しました。テニス発祥なのかしら。ワタシが初めて見たのはテニスなんだけど。やっぱテニスはしゃれてんなぁ。
 本編。ロボの実家が大繁盛。まったくの偶然だろうけど、スポーツで活躍したら人気が出て、なぜか選手本人の周辺にも取材が殺到する、ってオリンピックが終わった今、めちゃくちゃ見る光景ですよね。女子カーリングが強いとなぜか有楽町のアンテナショップに人が殺到する、みたいな。関係ないけど、にっこにこにーの人かわいすぎてビビりました。
 ロボの無表情さも学校にいたら変人で嘲笑の対象かもしれないけど、プロの世界で、しっかり結果残したんだったら、それはもうキャラクターとして逆に武器になる気はします。プロとして超すごいのに、インタビューとかでは素っ頓狂だったり、天然っぽかったりするとヤバイじゃないですか。五輪だと宇野きゅんあたり? 無表情で何考えてるか分からない感じは藤井総太も連想したりしますが、五輪ではないね。
 さらにいえば、見た目も良くて、「ロボ」という愛称が既にあるのも強い。ホールインワンという素人が見ても分かる凄さがあるし。そりゃ人気出るわ。安易な主人公スゲー展開にも見えかねないけど、人気出ないワケがないわw
 んで、テレビ出演。ゴルフ界の大御所は人格的にアレ。ゴルフに限らないけど、スポーツの大御所ってこういう人いがちよね。ガハハ親父みたいなの。どうしても相性がいいんでしょうね。嫌な話だけど、妙にリアルだ。んで、毒舌キャラみたいな感じで人気も出ちゃう、とか。あるあるだわ。嫌だけどw
 そんなガハハ親父。ゴルフに関して偉人なのは間違いない、というのが面白い。特にマッチプレーに滅法強い、というテーマも大事だし。安易にロボを敵視するのではなく、見所あるから身内に入れようとするってのもなぁ。いかにもだわw
 そんな誘いを断る。理由はトモヤ。ここも気持ちいいですね。結局トモヤ。初回からブレてない。コミュ障のロボが外部の人間と何か起こす時は大体トモヤ。トモヤ便利キャラすぎる。

『トマトイプーのリコピン

 サブタイ「ほうかいのあしおと」で笑った。不穏すぎるw
 今回のテーマは鉄オタの世界。やっぱ『こち亀』だわ。
 からの鉄サークル。そしてオタサーの姫両さんの友達にも絶対こういう人いると思う。
  “まるで山本耕史のようにしつこいアタックだったね” こ、これは第二の都知事の予感w 別に時事でもないあたり作者の好みを感じる。まぁ、たしかに山本耕史のアタックはしつこかったよなぁ……。かなり危ういレベルでしつこい。
 んで、オタサーの姫。今回は悪意の姫だけど、善意の場合もあるから面白いですね。ただの女子がオタサーに入ることで徐々に姫化していくのとか、ちょっと分かりますもん。ややイケてないような女子が姫化していく人間模様とか正直愛おしいとすら感じてしまうレベル。需要と供給が奇妙な形でマッチしてしまった感。みんな幸せなはずなのに崩壊していくのがなぁ。ドラマだわ。人生を感じる。
 関係ないけど、カワカミ氏がちょっと可愛い。キモオタ感もあるんだけど、それがちょうどよく可愛くもなってる。あのオタサー内での自信満々な感じがとても良い。

次号予告

 来週から新連載が3本始まるよ。『クロガネ』『ものの歩』という2本とも大ヒットはないけど即打ち切りでもない、という希有な経歴を持つ池沢先生がカムバックである。なぜか新連載の1本目にされてないのが泣ける。立ち位置が不思議な作家である。
 んで、来週始まるヤツ。また和モノバトルかよ。『BOZE』があるやん。『鬼滅』が当たったからそれに続けって感じ? 『鬼滅』は間違いなくヒット作だけど、二匹目のドジョウ狙うほどハデなヒットというイメージもないんですけどね。まぁ、最近は大人気か。『約束』路線に走るようがピンとくるけど、まぁああいうの連発するのは難しいってのはあるのかな。いや、もちろん『鬼滅』も難しいですよ。多分無理だよ。
 ただ、今回の3本の中で一番楽しみなのは来週のヤツです。別物だけど前に載った読切が好きでした。金未来杯だったろうか。巨大怪獣と戦うヤツ。あれ良かったよなぁ。年間でもかなり上位だった気がする。

目次

 読者の目次コメント。今週のはどちらもレベルが高いというか、めっちゃ目次コメントとして「ありそう」。きれいにオチがついてる前者もそうだし、波風ない日常の話という後者、どちらも「そうそうこの感じ!!」ってなる。

一年かけたダイエットで21kg減! だが、84kg……ガンバルゾー <右京>
(『BORUTO』)

 ビフォアの体重が分かるようにしてて偉いw
 あと、「! 」に物書きを感じた。

青春兵器の人気投票に入れて頂き、光栄と恐縮となぜ?という気持ちで一杯です!
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 自分の人気にキョトンとしてる筒井先生かわいい。相変わらず安定して強いな……

たくさんのお手紙や贈り物、本当ありがとうございます!全て一生の宝物です!
(『青春兵器ナンバーワン』)

 こういうコメント普段だったら「書くことなかったんやな……」って思うんですけど、今やられると身辺整理みたいな印象も受けてしまう。

作画も終盤で体バッキバキの時にあくびすると全身が爆散しそうになりますよね
(『火ノ丸相撲』)

 なぜか共感を求めてくる川田先生かわいい。

北島亭というレストランで絶品フレンチを頂きました!おはだけしました! <俊>
(『食戟のソーマ』)

 食後に突然全裸になる人がいたらそれが佐伯先生。

お陰様で気付けば100話です。ありがとうございます!!一層頑張ります!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 今週は節目の挨拶ということでさすがに筒井先生に軍配だと思うんですが、ちょっと洗脳されてるのか、ミウラ老師が語尾に「!」付けてるだけで萌えを感じてしまう。病気かな(ダロウネ)。

愛読者アンケート

 『ジョジョ』って知ってる? この質問非常に答えづらいんですけど、本誌に載った『露伴』の読切は読んだことある。本シリーズは未読。ただ、この選択肢だと「読んだことがある」に該当してしまいそうで怖い。
 「キミ個人の持ち物として家にあるもの」。質問文が意味深なんですけど、家族のものって数えていいのかしら。最初はナシと思ったんですが、選択肢にテレビとか勉強机があるので、アリな気がしてきた。
 大問3が面白い。なんとアンケートはがきに対する不満。切手を貼るのが面倒は割とマジとあると思うの。随分前に書いた気がするけど、さすがにハガキに頼るのやめようよ、とは思う。
 ただ、注目すべき選択肢は「プレゼントページのデザインが面白くない」である。面白いか面白くないかって聞かれたらそりゃ面白くないですよ。正直に答えようとすると「面白くない」は選ばざるを得ないんですが、違うんだよなぁぁぁ。面白くないけど、嫌いなワケではないですからね。むしろ未だに面白くなる気配がないのが一番面白いというか。極論を言うならば『ONE PIECE』よりも続いてほしい、終わらないでほしい。

総括

 やや短め。終盤にかけて感想がどんどん短くなるんだけど、『ゆらぎ荘』で一気に増えて再びスイッチが入っちゃう。余波で『ロボ』が長くなった気がするw

 今週のベスト作品。『ボルト』ですね。迷わず。もう今年のベストバトル出ました!!と断言しちゃっても問題ないんじゃないだろうか。
 次点は『ブラクロ』。てか、『ボルト』はページ数が多いので有利なんですよね。そういうのを加味すると『ブラクロ』がベストでも良かったかもしれない。まぁ、単純に考えるとやっぱ『ボルト』だなぁ。なんなんあれ……
 『斉木』『岸辺露伴』も良かったです。これも次点で。

 今週のベストシーン。『ブラクロ』のカラー1ページ目かな。油断してるところをガツンとやられた。

 んで、今週のベストキャラはこの人。次点はナシです。

  • ドン大熊 『ROBOT×LASERBEAM』
    • 安易な悪役に見えるけど、「リアルにいるよなぁこういうのw」ってなるのが最高でした。もちろん多少デフォルメはされて分かりやすい悪役にはされてるけど、あのガハハ親父が立派なポストにふんぞり返ってるの、ありがちだよなぁ。

スパイダーバース (MARVEL)

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鬼滅の刃 10 (ジャンプコミックス)

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ROBOT×LASERBEAM 4 (ジャンプコミックス)

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シューダン! 4 (ジャンプコミックス)

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クロスアカウント 3 (ジャンプコミックス)

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クロスアカウント 4 (ジャンプコミックス)

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