北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年30号の感想

 ジャンプの人生ゲームの話。
 発売がまだ先だからまた宣伝漫画ある??と淡い期待をしてたんですが、ダメでしたー。まぁ、これは分かる。
 驚いたのは『ロボ』と『ジガ』の終了でして。パッケージに入ってるやん、この2つ。てか、ジャンプの音楽フェスみたいなやつにも描き下ろしイラスト寄稿してた気が。それでも終わるのか。人生ゲーム発売時の本誌での付録でベストコマ選挙みたいな企画もあって当然のようにこの2つやってるんですが、終わってるという。な、謎い……。それなら今週、来週から始まる2作品も入れてやれよ、とか思うんですが、計画性を感じない。何があったんだ。『リコピン』の離脱は事故的だと思いますが、それの影響って考えるにはちょっと大きすぎる気がしますし。
 まぁ、人気キャラ投票の募集だけやって結果発表しないまま連載終わった作品があったり(移籍だっけ?)、ギャグ漫画がシリアス最終章の途中で投票の結果発表ぶち込んだり、無計画性を感じる出来事は前にもあったんですけどね。
 あと、新連載が2つなんだから2つ終わるだろうってのは先週の段階で予想できただろ、みたいな話はあります。ワタクシそういう視線が著しく欠如してますね。
 話は戻って平方先生カムバックプリーズの件。先週サプライズで平方先生出てきてビックリしたんですが、今週もなぜかサプライズありました。まさかの『さぐりちゃん』。『ヒロアカ』スピンオフもう既にあるのに。いや、『さぐりちゃん』読んでるしフツーに好きですけど、平方先生に比べるとまぁ見劣りしかないですよ。面白かったけど。てか、『ヒロアカ』スピンオフってサプライズ率高いですね。高い気がする。

 ジャンプ30号です。前置きがナゲェよ。

背表紙

 1994年。赤字、白フチ、黄バック。かなりベーシックな印象です。「少年」がピンクなのがちょっとアレ感ありますけど。ベーシックだけどちょっと古臭さもなくはないのかな。
 感想番外編。1994年を振り返ります。
 ジャンプ的には最大発行部数653万部を達成した年。漫画雑誌最盛期という感じでしょうか。少子化とかいろんな影響もあるんでしょうな。思いつきですが。
 ゲーム業界ででかいのはセガサターンとプレステの発売。毎週1年ずつ追っかけてるとゲームが激動ですね。本当に毎週驚く。濃い。
 これまたワタシの好み、世代によるところが大きいんですが、映画もすごくて。『シンドラーのリスト』『パルプフィクション』『ライオンキング』『レオン』とか挙げ出すと大変。スピルバーグがオスカー、タランティーノパルムドールを取った年……スゲェw てか、やっぱ『ジュラシックパーク』からの『シンドラーのリスト』っていうスピルバーグがどうかしてる。こないだ目次コメントのとこでも書いたけど、『レディプレイヤー1』だけ注目してスピルバーグを語るのは危険。『ペンタゴンペーパーズ』も大事だよ。
 誕生年としては、大谷翔平がいるのでみんな大谷世代や!!と思ったら羽生結弦もいるのだよな。すごい。羽生世代と言ってもおかしくない。ハブ世代と勘違いしそうだから大谷のが便利かな。

表紙

 新連載。普段気にしてなかったけど、上部の「ジャンプ」の文字に田中ハンコがぎっしり押されてるのね。ここで遊ぶことなんてあるのか。
 田中は左右対称だからハンコそのものを映すショットにした時に便利、という計算はありそう。これが佐藤だったら絵的にめんどくさい。山田ならおk。

アニメ『火ノ丸相撲』のおしらせ

 副嗣くんじゃないか!! こないだの『ラジオジャンプ』でも話題に出た副嗣くん。
 実写版『BLEACH』もうすぐですね!!(それは福士くん)(これが言いたいだけ)

ドラクエ10』のおしらせ

 今度のコインボスはゲルニック将軍。事前に予想する方法がある程度確立されてるので、事前に「どーせゲルニックやろ」と鼻ホジだったりはします。さらにいうと、ギュメイからのゲルニックだから次のコインボスも確定だなぁとか。
 ギュメイはかっこいいワンコなので好きです。ルックス。かっこよくても結果的には可愛くなってしまうワンコパワー。

読者プレゼント

 シーザー。なぜシーザーなのかはさておき。「欲シーザー」は予想通りというか。このお題でやらなかったら脅迫文送りたくなるレベルなんですが、その枕に「懸将軍」と付いてくるので良い。単純に無理があるがあるし、そこまでして将軍を付ける必要性も感じない。そこが良い。
 さらに、「浪漫(ローマ)あふれる優雅なプレゼント」と本当に意味が分からないダジャレが詰め込まれてるので最高。浪漫あふれるプレゼントってのがそもそもよく分からないからローマ言いたかっただけなんだろうけど、わざわざ寄り道してそれか……という落胆。まぁ、要するに最高。

田中誠司』天塚啓示

 マジメだからね、タイトルも丁寧に打とうと思ったんですが、柱にある「ジャンプ創刊50年を経て最もタイトルの長い新連載、始まる」と書いてあって殺意湧いたのでやめました。お前、これ面白いと思ってやってるのか……。嫌いです。もう嫌い。相当嫌い。
 どうでもいいけど、作者の啓示って名前すごい。天塚からの啓示ってマジか。
 巻頭カラー。アバン。未来社長がチラ見えしてんのね。
 カラー見開き扉。なんか知らない人いるんだけど……と初読時マジで思った。読切を想定してるとなるよね。

 本編。テンション高く、ノリも良く、テンポ良くギャグを連打してくる。が、あわない。ことあるごとに『dr.stone』は面白いけどギャグのノリがあわないから好きになれない、なりづらい、と言ってるんですが、それがいきなり本作に出てきた。まぁ、この乗れなさは読切を中途半端に覚えてて「お前誰……」という印象に引きずられてるのも一因なのかな。
 んで、まさかのタイムスリップ。まさかの『ターミネーター』設定であった。ジェームズキャメロンもビックリ。新作やるってよ。『3』『4』『新起動』ガン無視の新作キャメロン印でやるってよ。楽しみだね。リンダハミルトンかっちょいいので画像探してみてください。
 『ターミネーター』やるんだったらタイムスリップ時は全裸が礼儀だろ殺すぞ、とか思ったんですが、タイムマシンが電車でスーツ姿ってことで社会人、会社員イメージを前面に出してるってことですね。まぁ、それは分かる。そういうの大事だと思う。
 バカ高校生は将来、タイムトラベルを商売に使って大儲け。保険、配達にタイムトラベルを組み込む「柔軟な発想」……ってのがちょっとアレ。もうちょっと読んでて、その手があったか!!みたいなアイディアが欲しかった気がする。超フツーじゃん。誰でも思いつくよ。のび太でもやってたと思うよ。まぁ、のび太はある意味で天才だから例えとしては適切じゃないですが。まぁ、『ターミネーター』であり、『ドラえもん』でもある物語だよね、ということでご勘弁ください。のび太のダメ性が愛らしくないってのは本作、かなりキツいと思う。ぶっちゃけ、ドラえもんにしか興味がない。現状。
 んで、再びバトル。このバトルは読切とほとんど変わってないのかな。ビジネスマンっぽいアイテムを使ってバトルする。必殺技ぶっぱ系、それもかなりのぶっぱ系だと思うけど、アイテムの面白さは間違いなく魅力だと思います。ここも、ちょっと『ドラえもん』感あるな。
 ぶっちゃけ、ただの必殺技ぶっぱだと『呪術』の後に連載始めるとなるとキツいもんはあると思う。それなりに良質なバトル漫画出てきちゃったからね。ちょうどセンターカラーだし、今号。ただ、敵が攻撃に使ってたビームを格子状のバリアにしたり、そのバリアの打開策が名詞でビーム発生装置を潰してたり……みたいな部分はすごい良かった。言葉とか説明的な描写ではなく、絵のみで語りきってるので良い。既存のアイテムをどう使うか、というオモシロを両者が実行できてる。まぁ、今時バトルで勝負しようとするだけのことはあるよね、と納得しました。良いとこはあります。まぁ、いちおー金未来杯優勝してますし。『こち亀』完結号ブーストが怪しい……とかマジで思ってますけど、優勝くらいは納得できるかも、とはなった。
 ラスト。社長が未来変えてやんよ、と奮起してエンド。これすんごい大事。運命なんてクソ食らえ、ですよ。『ターミネーター』のイズムとしても非常に重要です。これがあるだけでかなり救われた。社長の印象も相当違ってくる。この結論にはジェームズキャメロンもにっこり。
 んで、会社を大きくするために、すんごい人を探して仲間にしよう、となってエンド。人取りの話になるのか。ちょっと面白そうやんけ。結局バトルするんだろうけど。こういうの好みなんで結構ワクワクしてしまいました。バトルとの親和性とかは知らん。人取り楽しいんじゃ。『三国志』連想してワクワクなんじゃ。

鬼滅の刃

 『鬼滅』あるある。家族に問題抱えがち。兄弟に問題抱えがち。作者も読者にそう思われてるのを意識してるのか、その傾向がエスカレートというかインフレみたいなことになってると思う。今までにも何度も炭治郎と重ね合わせるような過去を持つ人は出てきたけど、今回もまたすごい。一家惨殺経験まで来るとは思わなかったんだぜ。もうさすがにこれ以上はやりようがなくない??と思ってしまうレベル。多分今後もあると思うけど。
 炭治郎と一番違うのは長男でない点。これ面白いですね。これのせいでインフレだけどマンネリではない。妹も弟も持っててみんな殺されたけど、長男ではない。乗り越える対象が炭治郎に相当するキャラ。ほとんど父殺しに近いテーマ。炭治郎も偉くなったもんだw 出世しましたね。
 もういっちょ面白いネタがあって、炭治郎的な人の弟ってことはそれは同時にねずこ的とも言えるワケですよ。よく考えたら死なずさんの死なず芸は鬼化と紙一重ですからね。なるほど、完全にねずこ。本物のねずこもショットガン持って暴れてほしいです。
 と、これでもかと詰め込まれた家族ネタ、炭治郎ネタが最高に面白かったんですが、初読時、 “家族は俺たち二人で守ろう” のコマで混乱しました。二人以外みんな死んだばっかりじゃん!!って。まぁ、要するに時制が唐突にずれてたワケですね。死なず弟の顔の傷があるから分かるでしょ?ってことなんだろうけど、混乱した。回想に入るとコマの外が黒くなるってのは漫画ではよくある表現だけど、この黒も規則性がよく分からないんですよね。途中で白くなって、再び黒くなる。なんだろう、なんか意図はあるだろうから考えるのも楽しいんだろうけど。まぁ、時間ないので濃いめのファンの方は是非。まるなげ。
 んで、現在に戻って炭治郎。具体的なアドバイスはなく、諦めるな、もっかいやれ、と繰り返すのがちょっと不気味。いや無理やん。そっから “俺じゃ斬れない” になるのも若干アレだと思う。無駄な寄り道だった感。炭治郎の熱血指導が特に意味なかった。まぁ、あれでもっかい斬ったら成功しました、だったらもっと困るんだけど。ここで疑似兄貴である炭治郎に譲るってドラマが感動的なのも分かるんだけど。ちょっと惜しい気がする。

Dr.STONE

 ペイントボールの仕組み。ヘンゼルとグレーテル的なやつでした。あんな激しい運動したらすぐに粉切れちゃわないか??とか気にするのは野暮だろうな。分かる。
 コハク。峰打ちじゃなかったら勝ててた。言い訳がましい感じは正直あると思う。峰打ち当てれなかったのに一太刀で殺せるって言われても……みたいな。峰打ちは何発か当たったけど、動きを止めるほど強烈な入りではなかったので……みたいな感じだと分かるけど、そもそも避けられてるからなぁ。謎い。ケータイあったらそもそも殺さなくておk、という話に繋げたいのは分かるんだけど。
 んで、ケータイで勝つ。情報を強さに変換する作業が納得しやすくて見事ですね。ほむらちゃん単体を相手にすることでデモンストレーション感もあるし。
 あと、ゲンちゃんはケータイの使い方を熟知してるってのも良かった。ケータイは話すのだけが能じゃない。ワン切りで充分コミュニケーションできる、というのは膝ポンでした。なかなか通話しない焦らしプレイとしても効果的ですし。ほむらちゃん1人だけならワン切りだけで勝てる、という余裕。まだ変身を残してる感。
 まぁ、モールス信号はちょっとアレだった気もしますけど。モールス信号に少年心をくすぐるワクワクがあるのは分かるけど、ちょっとやりすぎというか。そんな正確なの?とか、そんな雑な使用法でケータイ壊れない?とか、位置情報のやり取りモールスでどうやってんの?とかいろいろ気になる。そこらへんはブラックボックス化してハッタリ重視ですよね。まぁ、本作はハッタリだけ効かせて省いたりするのがうまい、とも言えるんですが。細かく描写すると「それホントに出来るの?」みたいな話を、入り口と出口だけ描くことで「うおおおっ!すげえええ!!」にする。最近特にこういうの多くなってきてる気がします。まぁ、発明品が複雑になってるせいなんだろうけど。

ぼくたちは勉強ができない

 センターカラー。本編じゃそんなキスじゃないんですがー、というカラー扉で笑った。着ぐるみ透過ってことなんだろうけど、実際はもっと距離あるよね。だからそんなに本編でみなさんがドキドキしてるのがよく分からない。まぁ、それをごまかすためのこの扉、とも考えられるが。
 あと、本作の英題を「We Never Learn」にするのは無理があると思うの。勉強しろよって話じゃないですか。まぁ、本編でも勉強してないんですが。

 本編。着ぐるみキスしてドキドキの唯我。一般的高校生だったらまだ分かるんだけど、こいつリズヘッドとちゃんとしたキスしたことあるじゃん。複数回。そこまでドキドキしなくても……みたいな違和感は正直ある。てか、今後、各女性キャラに対してキスイベント一巡するんですかね。それぞれに変わり種のキスを考えるとなると作者大変だなw
 んで、師匠サイド。持ち前の読解力で着ぐるみを浪人だと解釈してキスしたが、それは誤解。師匠らしい誤解というのは分かるが、やっぱ中身誰だろうと着ぐるみ相手のキスだったらそこまで気にしなくても……みたいな。
 てか、浪人は着ぐるみの中身知ってるからキスの相手も知ったことになるよね。多分。まぁ、マウント取るのは浪人の個性なので彼女らしいっちゃらしいか。師匠相手にニヤニヤしてもいいし、唯我相手にやってもいい。
 突然のリズうどん。キスの件はトリアエズオイトイテーで別の話に行くのか。よく分からん。まぁ、師匠の話だけ大々的にやるのもどうかと思うので、順繰りしないしないといかんってのは分かるんだけど。

約束のネバーランド

 アダムがバトル漫画の住人で笑った。シンプルに強い。そういうのアリなのかよ。単体の戦闘性能という意味ではオジサンと同レベルに貴重なのではないか。まぁ、腕力がいくら強くても鬼ほどではないから、アダムを使ってトドメ、みたいなのは期待できないのかな。銃以外の強力な中距離、遠距離攻撃みたいな扱いか。
 んで、アダムの動きが読めてきた&視力が戻ってきたレウウィス、アダムを利用して雑兵を蹴散らし、アダムを吹き飛ばしてオジサンの土台にダメージを与える。超効率的やん。アダムとオジサンを同時に潰せててしゅごいぃぃぃい。

食戟のソーマ

 佐伯先生&協力森崎の『ラジオジャンプ』面白いです。ネーム係ネタばかり期待してたらミウラ師匠の話出てきたのでビックリです。佐伯先生めっちゃ慕ってる……
 本編。真夜中の料理人。厨房に立った時点で王様は料理人になるそうです。与える立場になるから偉い、ってロジックは何となく分かるんだけど、旅館でフツーに食事してたことを考えるとなんか不思議。人の出した食事には手を出さない主義、みたいな方がしっくり来るというか。まぁ、お客様は神様的なことが気に入ったんだろうけど。
 んで、田所ちゃんが食戟……じゃなかった。単に食べさせるだけ。「明日もう一度来てください。本当のホスピタリティをお見せしますよ」みたいな(たどしんぼ)。
 まぁ、食戟じゃないのはちょっと都合を感じますね。先週脱いじゃったし。新たな敵をいきなり倒したんじゃアレだし。とりあえず、向こうの料理で脱いで、こっちので料理で脱がして、という行程。
 不安がる旅館の人たちに対してソーマくんが田所ちゃんは学園10位だとドヤる。自分は1位のくせに。性格が悪いw ほとんど最初はナッパに戦わせて様子を見るベジータ状態。多分真夜中さんが包丁とか投げてきて「田所!避けろー!!」みたいなことになる。

『呪術廻戦』

 2話以来のセンターカラー。おめ。みなさんのカラー忘れてたわ。特別ドギツい色してなくてよかった。
 カラー扉。みんな裸足の一青窈スタイル(古い)。釘崎さんの脚が太すぎず、かといって細すぎなくて良いです。学ランワンピースかわいい。
 本編。イタドリ&先生。全力で緊張感がない。今週はもうギャグに振れてますね。「シリアスやーめた」みたいな覚悟を感じる。 “ゴメン嘘!!” とか、 “でもここに連れてきたのは先生ですよね?” とか情けなさすぎる主人公の姿に泣いたw まぁ、先週、見学時実力差を考えればそれも仕方ない話なんだけどね。とはいえ、情けない。言い訳がましいのが最高。
 ビーチ領域で悪の会合。結構は10.31の渋谷らしいです。ハロウィンやん。姿見られてもコスプレと言い張れる、みたいな。いや、姿見えねぇか。
 んで、京都校の人と会ってエンド。紅潮のタイミングがおかしかったり、話がまったく通じなかったり、完全にコミュニケーション不全。緊迫感あるエンカウントではあるんだけど、ギャグでもある。やっぱ今回、どの場面でもギャグ的な抜けがすごい。

ハイキュー!!

 スーパーマッチョなアドバイス受けてて笑った。精神論やん……とも取れるけど、チームのテーマ忘れんなよ、という話ですね。ネコマとしては守備を完成させて相手の心を折るのが必勝パターンですけど、それに対抗するためには心を強くしておかないと、という話。意外と理にかなってる。作戦はホームランだ!!みたいなことしか言ってないんだけど。
 そんな精神論にも思えるアドバイス通りに動いてみせるから面白い。しっかり試合に還元される。それがちゃんと1話というパッケージの中にきれいに収まるんですね。だから好きだぜ『ハイキュー』。何気にジャンプオンリー派にとってめちゃくちゃ優しい作品とも言える。
 アドバイスを実行してコンセプトの殴り合いになる。本当に粘ってるのはどっちなんですかねー??という天童の切り口がもう最高すぎて最高。 “天童さんは実況の人に厳しい” とあるけど、分かってない人の解説が入るがそれなりに正論として入るのが『ハイキュー』らしいバランスですね。もちろんそれを踏み台に本当に言いたいことを言ってくるんだけど、いろんな人がいろんな見方をしてる。どれも間違ってるワケではない。試合は1つだけど、見方は無限。ちょうど今ワールドカップやってるから余計に染みます。
 んで、分かってない人の代表格はやっぱりミカちゃん。胃がキリキリしてそうな優クンの横で「私分かってるよ」感を出すミカちゃん可愛い。ミカちゃんのこのポジション本当にずるい。強い。可愛い演出としてその手があったか!!みたいな衝撃。

ブラッククローバー

 気合いと根性と感情論ですべてが進行してると言われても信じてしまうくらいテンションが高い本作だけど、 “怒りがムキ出しのアンタの氣はすげー読みやすい…!” とアスタが転生ラックに対応できるロジックを用意してくれるので素晴らしい。剣はちょっとチートっぽい印象もあるけど、アスタの魔法に頼らない努力の賜物も役に立つ。
 転生ラックの反撃。アスタへの対策が素早くて感心しちゃう。超強いし見下してるから慢心してもいいものを、 “魔を広げて” “キミの剣が僕の魔を消しているところヲ感知すレばイイ!!” と非常にロジカル。頭を使った作戦を採ってくる。アンチソードと氣という要素を踏まえた作戦で面白いですね。その手があったか。
 んで、相変わらず糸でつられてモノ扱いされるアスタw このコンボ強力なの分かるけど、アスタおもちゃみたいだよなぁw

僕のヒーローアカデミア

 エンデヴァーさんの “だからおまえを” 。アイラビュー、アイニーヂュー的ないい話っぽい雰囲気あるけど、果たしてそうでしょうか?(エンデヴァークズ待望論者) 結局のところ、嫁も子供も自分のためが第一って話ですからね。愛ではない。やはりエンデヴァーさんはクズ。割とマジで現ジャンプにおいても非人道的な所業としては屈指のレベル。
 んで、エンデヴァーさんのファイナルフラッシュ。鬼強いけど、再生能力を持つハイエンドさん、首をちぎって投げて避けました。あっ、これ『銀魂』で見たことあるやつだ。星海坊主vs虚戦で。やっぱバトル漫画としての『銀魂』は偉大だよなぁ。もっと評価されないとイカン、っていうかいくら評価されても足りないレベル。
 んで、復活ハイエンドさんの一撃を食らってエンデヴァーさん顔面、左目周辺をエグられる。あーこれは轟くんと同じ位置ですわーと思ったらご丁寧にページをめくると轟くん出てくる。説明しすぎとか、ドヤ感が強いとか思わなくもないです。正直。「バカでも分かるように」の波動は感じる。とはいえ、まぁ、ページめくった位置にあるし、特別構図が似てるワケでもないので「クソじゃんw」と切り捨てるのはちょっと大げさかな。ここで、轟くんの火傷がズキッとして手を添える仕草とかあるともうどうしようもなく「バカでも分かるように」。『アクタージュ』センターカラーおめでとう!!!

『私のヒーローアカデミア』あきやま陽光

 今週はあきやま先生がサプライズ登場。まさかの『ヒロアカ』スピンオフに抜擢である。『ヒロアカ』はスピンオフが充実してるのでそいつら出せばいいじゃん……と思わんでもない。まぁ、『ヴィジランテ』はガチガチのストーリー漫画なので扱いにくいってのも分かる。あと、せっかく『ヒロアカ』女の子が可愛いのになんでスピンオフその路線でやらないの??という誰でも気づきそうでスルーしてた発見ですね。そりゃそうじゃ、とオーキド博士になるしかない発想。今女性ヒーローが熱い!!という世間の流れにも乗れますね……とはいえ、ただの可愛い押しの作品はそんな立派なもんではないかw
 そんな女の子を押し出した作品にあきやま先生。ジャンププラスでやってる『さぐりちゃん探検隊』読んでます。好きです。プラスの中でもかなり好きな方。実際に数えてないけど、上から3番目には入ると思う。5かも。いや、3いけるか……?
shonenjumpplus.com
 てか、このスピンオフやる前から『さぐりちゃん』と『ヒロアカ』の蜜月関係はワタシの中でホットな話題でして。うちのブログ、ジャンプ記事を隅まで読んでくれてる人は知ってると思いますが(いるのか?)、『さぐりちゃん』2巻の帯に寄せた堀越先生の推薦コメントが最高なんですよ。小学校低学年の感想文かな??みたいなコメントが超可愛いんですよ。正直さぐりちゃんよりも可愛いレベル。いや、描き下ろしイラストがメインなのは分かるんですけど。ひょっとしたら堀越先生「えっコメントも使うの!?」って驚いてるかもしれない。そうであってほしいかもw
 まぁ、ということで、みなさん本屋に行って『さぐりちゃん』2巻の帯チェックしてみてください……と思ったけどウソ。ジャンププラスで『さぐりちゃん』開いたらフツーに見れた。ということでリンク貼りました。いつもはリンク貼るのを無精してるのに……という気持ちの強さが伝われば幸いです。『さぐりちゃん』も好きだけど、やっぱ堀越先生の帯コメントが好き。


 あっ、ごめん。まだ無駄話ある。ホントごめんね。作者が告知ツイートしてたんだけど、カラーなのよ。えっ、どういうことなの。電子版でジャンプ読んでると『私のヒーローアカデミア』全編カラーってこと?? なにそれずるい。ずるいってかサプライズ読切にしては贅沢。
 ただ、ツイート検索とかしてみた感じだと「全編カラーじゃん」って言ってる人見つからないんですよね。ど、どういうことなの……

  • 追記(2018/06/29/3:35)
    • どうやらジャンプ電子版でも白黒のようです。それはそれで謎は残りますね。どういうことなの……

 本編。無駄話多くてすいません。我ながらちょっと引いたわ。
 4コマです。タイトルと扉で女性キャラ押しなのが明らか。まぁ、タイトルが小さな変更なので気づきにくいってのはあるかもしれません。そんな人でも扉で分かるでしょう。
 そんな扉、発明ちゃんおるやん!! やっば、あきやま先生一生ついてく。なぜか唯一の非A組キャラ。『ヒロアカ』には他にも魅力的な女性キャラいると思うんですが、唯一の抜擢が発明ちゃん。ありがとうやで。やっぱ発明ちゃんが一番可愛い。好きなものに没頭してる姿が一番可愛い、というテーマは『さぐりちゃん』とも通じると思うの。つまり、今回の実質の主人公は発明ちゃん……!!(1本しか出ません)
 4コマが11本あるので、扉に出てきた主要キャラをローテするのかと思ったら、オール葉隠ちゃん。ネタにしやすいのは分かるけど、思い切ったなw
 基本的には『ヒロアカ』女子可愛い……がテーマなんだと思います。まぁ、そりゃ可愛いです。元も可愛いし、本家を離れた小さな違いも可愛いです。地味に本家では蔑ろにされてる(というかいろいろありすぎて出番が少ない)お茶子の出番が多いのが良い。あきやまお茶子可愛いやん。まぁ、発明ちゃんが一番なのは疑いようのない事実なんですが。
 ギャグ的にメインに立つキャラはかなり少ないんですけど、それでも「○○ちゃん可愛い」となるキャラはそれなりに多いと思います。やっぱそっちがメインなのではないか説。お茶子とか貧乏ギャグやればいいのにね……ってそれは根田色強すぎか。
 ぶっちゃけギャグ的にオチが弱いネタもありますけど、葉隠ちゃんネタだけで11本通したのは見事だと思います。顔パックとか女の子らしいアイテムを持ってくるのもコンセプトにハマってますし。何気に峰田とか砂藤くんがオイシイ、みたいな副産物もあって良かったと思います。
 あと、ジャンプで4コマ読めたのが嬉しい(本音)。やっぱ4コマの連載くれよぉぉ。石塚2祐子に頼るのにも限界あるって……

『紅葉の棋節』

 紅葉ママン。シワとかしっかりあって良い。母親まで萌えキャラにしちゃうのはどうかと思うのですよ……って『ゆらぎ荘』当てはまるから自分の首絞めてるんだけど。
 てか、長男を亡くしてて、弟とそれと同じ道を進もうってんだから母親からしたら感動もんですよね。割とサクッと終わったけど、よく考えるとすごい。来るものがある。
 んで、新キャラ渚くん。渚くん……。地味だけど堅実な竜王に憧れて、の話がなかなか良い。よく考えたら主人公サイドは選ばれし者であり、ハデなんだよね。エリートと言っていい。その逆に位置するキャラがいてもおかしくない。というか、いないとダメ。
 奨励会。名前と同時に一次、二次の結果が出てくるの面白いですね。ちょっとした戦闘力の数値化。
 奨励会員のバッジ。感動のアイテムなんだけど、フォントがかっこよくないので笑える。多分取材とか知識に基づくリアルなんでしょうね。すげぇ気になってしまったわw

ワールドカップ大特集

 さすがにスルーするわけにはいかなかったか……という感じあって良い。『シューダン』が続いていればなw まぁ、小中のサッカーだからあんま絡めようがなかったかもしれないけど。
 この記事作った時点ではコロンビア戦の結果知らないのに、大迫のとこで「ハンパない」をやってるので偉い。ちゃんとしてる。ぶっちゃけあのネタ食傷気味ですけど、コロンビア戦の前から言ってる人は全然いい。むしろ信頼できる……は大げさか。
 どうでもいいっちゃどうでもいい話なんですが、使われてる写真、乾も香川も10番なんですよね。そんで香川の部分で「やっぱり頼れる10番」とか書いてあって軽く混乱するw いや、香川なのは分かるんだけど。
 ポーランドの紹介もしっかりある。注目はやはりレバンドフスキか。まぁ、ジャンプ発売のタイミングでは既に予選敗退が決定してるのが泣ける。いや、これは読めないよなぁ。波乱だよ。ぶっちゃけ1位通過予想とかしてもおかしくないですし、ポーランド

レジェンド作家SPインタビュー

 岸本先生のターン。宇多丸はラップする映画評論家!!(マダイッテンノカヨ)
 尾田論。尾田っちに「連載終了はいいぞ」と話す岸本先生が鬼畜で笑った。もちろん近況報告として全然ある話なんだけど、そんなこと言われても……である。
 いろんな作品が集まって1つの流れを生み出してる。ちょっと分かる。ジャンプ全体を律儀に読んでる読者はどの作品が好きとかよりも、その流れの観測が楽しくて読んでる、みたいな部分は大きいと思います。

斉木楠雄のΨ難

 2万の開運ブレスレットを欲しがるやつは何をやらせてもダメ。
 からの金持ちギャグも楽しいんだけど、100万個も売れたら大ヒット商品になってインチキ商売が調子乗るから良くないと思うのw まぁ、そんなに在庫ないか。
 超今更だけど、この4コマ、タイトルがないんですね。たまに気の利いたタイトルとかあると楽しいのでタイトルは欲しい派なんですが。

『アクタージュ act-age』

 センターカラー。22話目。『呪術』とセットでなんかキャンペーンらしいです。カラー扉の複製原画もらえるってよ。割とどっちも大したことない……気がする……
 てか、カラー扉。デスアイランド編なんですね。せっかくのカラーなんだからもっと自由にやればいいのに、とか思わんでもない。

 本編。天使の仮面が壊れる。雨の中呆然とする天使。顔を流れる雨が涙のように見える、というのは常套手段ですが、今回の場合はそれに加えて、彼女の仮面が、マスクが剥がれてるようにも見えますね。狙ってるんじゃないかなぁ。白黒の情報量の少ないマンガだと特にそう見える。映画の話してるけど、映画じゃ出来ない演出で面白いですね。
 見開きの “ありがとう” 。横長で、上下に黒枠があって映画っぽくしてる。枠が黒いからといって回想なワケではないw
 雨に打たれて、流されて風邪。寝込むヨナギ。からの目覚めたら撮影最終日、天使たちのクランクアップに居合わせる。花束をちゃっかりもらう。ちょっと都合よくて笑ったけど、脇役がこの瞬間に居合わせるロジックとしては丁寧ですね。まぁ、実際には「お前はそこで見てろ」で終わるんだろうけど。
  “あげくに事故をそのままOKテイクに” とありますが、事故をOKテイクといえばやはり今夏公開の『ミッションインポッシブル フォールアウト』でして。トムクルーズが風邪どころじゃない怪我しました。それに対して「迫力あるから使っちゃおう!」となる監督とトムクルが狂気に溢れてて最高です。……前もこの話した気がする。

『キミを侵略せよ!』

 こっちも風邪引いてて笑った。掲載順マジック。やっぱ良いよなぁ。ただの偶然が特別なものに思えてくる。
 本編。宇宙人は体内が-100度。怖いわ。なんか毎週のように特殊設定出てくるけど、どうなってしまうん。この調子で続けたら人間性が感じられなくなる、とかそういう域にまで行ってしまいそう。
 調整できるとかいう便利設定あるけど、だったら-100度の意味がないし、謎い。ベロチューしたら舌が凍ってくっつきました、みたいな話とかないとダメでしょ。まぁ、多分この1話で看病する口実になればいい、程度の話なんだろうけど。ストップ大量消費社会。
 んで、恒例の核心を突く相場さん。風邪引いてるせいかもしれないけど、デフォルメのギャグ顔なのがなぁ。あそこは急にホラーっぽくなるのが好きなので残念。まぁ、ギャグっぽい絵の方が楽なんだろうけど。
 手料理シーンでは恒例のトンデモ料理。一旦フツーに成功させてから、というワンクッションが謎い。本当の看病を知らないから特別な何かが必要と勘違いしたってのは分かるけど、フツーに変なことして相場さんに疑われるんじゃ相場さん必要ないじゃん。まぁ、そろそろ宇宙人にもギャグやらせたい、みたいな計算はあるかもしれんが。
 んで “おかがりよ” 。『ゆらぎ荘』に続いて『食戟』。てか、『食戟』ネタ2回目だし。どんだけ好きなん。もしかしたらお色気漫画の先輩たちへのオマージュとかそういうことなのだろうか。ギャグ漫画としての自覚を持ってほしい派です。
 火星人の治療法。この手のギャグ漫画、お色気漫画ではオチで「風邪うつされました」ってオチになるのが1つのテンプレになってると思うんですが、そこに捻りを加えてくるようで面白い。それでいて、わざと風邪をうつしてもらう、という行為が冒頭の相場さんと同じなのも良い。この2人は意外と似てる、みたいなネタは多いですね。
 山口くんが意外といい話。「女医がむきました」の農家ネタは笑ったっす。そっから “気じゃね?” という本題に入るのもうまい。ギャグといい話がシームレス。彼の中では理屈は通ってる。

火ノ丸相撲

 レイナ様、刃皇夫人に気に入られてて笑う。まぁ、まさかの恋愛編とラスボスとしての刃皇、この2つを結ぶのが彼女ってのは分かるんですけどね。
 刃皇ゴルフ。これどう考えても『ロボ』終了記念でしょ。川田先生の藤巻愛が深い。刃皇の相撲愛に匹敵するレベル。『NARUTO』終了時の『ONE PIECE』扉みたいなもん。
 レイナ様の “相撲と奥様… どちらをより愛していますか…?” 。わろた。完全に「私と仕事どっちが大事なのよ!!」っていう夫婦喧嘩テンプレ。それをよその夫婦にぶつけてる。テンプレの捻りとして面白いですね。やってること、レイナ様の悩みは非常にシンプルでベタ、ありきたりなものなんだけど、見せ方が全然新鮮。
 んで、夫婦喧嘩テンプレに対する刃皇の返答が100点どころじゃないのでビビる。あの時こう言ってればー!!と後悔してる読者も多いのではないでしょうか……って想定してる年齢がおかしい。
 まぁ、そんな100点返答の中に「顔」というキーワードを自然にぶち込んでくるからうまいですよね。『火ノ丸相撲』は顔を語るマンガであり、顔の権化が刃皇。
 からの鬼刃対決。 “女の子を泣かす様な悪い男は” とか、アオリの「愛の戦士」がチープなので笑う。チープだけど間違ってはいないw

『ノアズノーツ』

 コンボイ司令官の「私にいい考えがある」。先週お手上げだったのに今週突然アイディア思い浮かぶのはずるいと思う。せめてひらめくキッカケとかは欲しい。
 んで、作戦実行。頭を使ったハメ技なのはいいし、その作戦が二重三重に入り組んでて、いちいち相手の反応が折り込み済みなので頭の良さが強調されてる。ただ、ちょっと後出しジャンケンみたいな部分も目立つような。ガスを吸ったら、とか知らんし。手のハイノーツがあの手単体で操作できるってのも違和感すごい。ルーロンと合流した後にこの作戦あったなら分かるんだけど。敵を倒す度にアイテムをゲットして強くなる、ってののは大好きなんだけど、それだけに惜しいというか。
 考古学者が人体を調べるっつっても大してエロいことにはならんだろうに……とか思うけど、あのカメラが引いて「いやああん」というのは割と大好きです。様式美だよね。

銀魂

 銀八エンカウント。八はさすがに重要度が違うからギャグではなくまずはバトルで、というのが良い。立派に育って……みたいな父性ポルノとしてもバッチリですし。
 からのギャグ。鯱、忘れてたよ……。そうだった、最終章の時、意味深な登場キャラ予告みたいなのに入ってんだった。それをわざわざ本編で言ってくるとはw
 てか、鯱はいいけど、死神までギャグにされちゃうのは災難ですねw お前そっち側かい。まぁ、全部が全部やったらキリないってのは分かるし、ギャグとしても出てない人もいるんだろうけど。
 アオリの「伏線回収!!」は笑った。最近は伏線の神格化が過ぎると思ってるのでこう茶化されると気持ちいい。

 本編後に実写映画『銀魂2』に対する空知コメント。相変わらず空知節全開で楽しいんだけど、フォントで変な強調とかされててなんかダサい。オモシロも半減だろこれ。テレビでテロップの主張が強すぎて冷めちゃうのと同じパターン。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 61番トーンの使い手……だけど、デジタルだからトーン切れの心配はないか。
 本編。千紗希ちゃんマンと無人島。扉が楽しい。猿もしっかりいるし、本話を総括するような1枚。あと、2人の重なりによってコガラシくんが全裸に見えるのも良い。
 悲壮感とか絶望感、パニックがあってマンガ的には楽しい千紗希ちゃんマンと、まっさく動揺しないで頼もしいコガラシくん。人としての正解は前者ですよねw 手刀で薪割って、火起こして、魚とってのくだり、ほとんど『トリコ』の世界。つまり、千紗希ちゃんマンは小松。……まぁ、困ったことに小松よりヒロイン的な資質があるとは言いづらいと思うんですが。彼女に限らず、『ゆらぎ荘』に限らず、現ジャンプ全体でも無理でしょ。
 ぶっちゃけると、千紗希ちゃんマンのツッコミってそんな打率高くないイメージなんだけど、 “土器作れるんだ!?” “石器!!” はすごい良かった。ボケが良いってのもそうだけど、千紗希ちゃんマンのワードセンス。
 無人島でも風呂。しずかちゃんかよ!!と言いたくなるんですが、他の生活があんだけ充実しちゃうと風呂入ってもおかしくないのかなw 怖いからコガラシくんが離れられない、だからエロいってロジックも自然でうまいです。
 からの猿。物語の転換をナンセンスな動物の行動に託す。これは『勉強』オマージュと見る他ない……ウソです。『勉強』だったらもっとぶっ飛んでたと思う。ミウラ老師はまだ常識にとらわれてる。
 からの原始水着。今度は『dr.stone』感。むしろこっちの方がミウラ老師が『dr.stone』読んでて、へぇ~!イイネ!真似しちゃおうかな~!となった可能性はあると思う。
 そんな水着で最も目を引くのがコガラシくんの男尻。描かずに済ますことも出来ただろうに、ミウラ老師描くのそんな好きじゃないイメージあるのに、ご丁寧にドアップ。ちょうど前のページに千紗希ちゃんマンのケツのドアップがあるので、男女のケツの違いが比較できます。かたそう。
 んで、久々に出ました宮崎妄想劇場。ここまで本格的なやつはホント久しぶりなのではないだろうか。ここまでバカ丸出しというか。 “星空が見てる…!” とかいうバカフレーズが最高なんだぜ。全力でふざけてるんだけど、2人きり、見られる、という彼女にとっての重要テーマが盛り込まれてるのが見事ですね。気の利いたこと言おうとしてるのが逆にバカっぽくて笑える。
 そんな妄想劇場からページをめくると、 “脱出用のイカダだ!” 。早い。リアクションがレイプ目一歩手前みたいになってるからすごい。コガラシくんの超人ギャグでもあり、ボーナスタイムもう終わりかよ……という落胆。ここらへんの機微がしっかり描かれてるから見事ですよね。ほとんどギャグのノリで進行してるのに。
 んで、救援。イカダ完成も早けりゃ助けも早い。こいつらホント風情がないなw 意外と本編では少ないと思われるSD化された一同が可愛いです。目がないのが惜しい。
 ここ最近一話完結で女性キャラをローテする話が続いてますけど、地味に似たテーマではあると思います。特にここ3話。幽奈さんが見えなくなる話、かるら様がコガラシくんを男にする話、そして本話。共通するのは、コガラシくんの独占。それぞれの理由は違うけどそれぞれ他の女性キャラの目を気にすることなくコガラシくんを堪能する権利(口実)を得る。それぞれ困った事態になるんだけど、その人から見たらオイシイ思いもする(可能性があった)。
 対照的で分かりやすいのは今回の千紗希ちゃんマンと先週のかるら様。かるら様は女性同士だからという口実で抱きついたりイチャイチャすることも出来たんですよ。けどしなかった。結果的には他の女性陣も喜ばせるような善行をする。が、今回の千紗希ちゃんマンは明らかに自分本意ですよね。徹底的に自分の欲を全開にするが、それが強制的に、文字通り空からオチが降ってくるw ……まぁ、こう書くと彼女悪もんみたいですけど、別にそんなことはなくて。要はそれぞれのキャラが抱えた葛藤、問題であり、それを乗り越える成長なんですよ。かるら様は元々独善的だったのでコガラシくんを独占する機会を自ら手放してみんなのためになる行動を決意する。千紗希ちゃんマンは他人の目を気にする人生なのでなかなか本音を表に出せない。そんな彼女が無人島という環境を得ることでエゴを剥き出しにする。客観的に考えたら島からの脱出を第一に考えるのが正解なんだけど、彼女から見たワガママとしては島から出ない方が正解。それを表に出してぶつけるワケですね。もはやちょっとしたセラピーとかそういうレベル。我を通すことが出来ない人にとっては大きな一歩。
 んで、幽奈さんが見えなくなる話。これも最後のオチとして幽奈さんが「またあんなことになる可能性は……」と欲を剥き出しにするんですが、物語の中でメインになるのは意外と幽奈さんではなくてコガラシくん。これは幽奈さんエピソードの特徴でもあるけど、コガラシくんと双方向的な話になりがち。コガラシ独占という共通項で結ばれた3話ではあるけど、幽奈さんはその特徴のためコガラシくんの意思というものも絡んでくる。
 ちなみに、その幽奈さんの前の話はなんだったかというか、霊能力者キサラ様。明らかに部外者ですね。あそこで一区切りつけてる。その次からコガラシ独占という話を3話連続で始めてる。数話レベルの構成も見事ですね。次回は雲雀ちゃんらしいけど、どうなるんでしょうねえ。彼女はまたちょっと特殊な立ち位置にいるので楽しみです。ぶっちゃけ扱いにくいの域に達してるよねw

J新世界漫画賞大募集中!!

 ミウラ老師のコメントが流れてきたぞーっ!
 テーマは担当さん助かる論。マジメに担当さんマジ感謝みたいな話してるんだけど、具体例として出てくる内容が「ぱんつを見ないと死ぬ呪い」とか「スカートからのびる生足はエロい」という一見するとバカバカしい話なので最高です。これぞ『ゆらぎ荘』。
 ミウラ老師可愛いかよ、という視点としては、「過激な内容に慣れ、スレていた頃」というフレーズが激萌えです。個人的には斜に構えてサイダーあおってるイメージ。可愛いかよ。
 んで、ぱんつの呪いと生足の話。担当さんグッジョブ!!という話ではあるんですが、ぶっちゃけワタシが狂おしいほど大好きなエピソードという感じではない。まぁ、この2話があるおかげで『ゆらぎ荘』の作品の振り幅が広がってるのは明らかなので担当さんマジ感謝、という結論は揺るがないんですが。……と思ったら、たしかの最近担当交代したから今の人は違うのかな。高野さんだった頃になるのではないか。ありがとう高野編集、先週のかるら様回最高だったぜ。

『ジガ-ZIGA-』

 オワルンカーイ!!(その1)
 本編。ちな14話。みじかー。ギャグ増やさなきゃいけないので急遽終わらせるとかなら分かるけど、フツーに関係ない作品2本始めるのでマジ謎ですわ。ギャグおくれよ。
 グチりながら手伝ってくれるランダきゅん萌え。いつの間にか合体してるし、これはバラの香りがしますぞ。エピローグでは2人のお宝としてバラの蕾が出てくるに違いない……(某ネタバレ)
 てか、合体怪獣っつったら『パシフィックリム アップライジング』ですね。東京決戦でお馴染みの。あそこすごい好きです。めっちゃ楽しかった。なんならイェーガーも合体してほしかったレベル。
 ちなみに、マジメに考えてもこの合体、2つが1つになるというのは意味深くてですね。 “怒りだ” の語りの部分、左目が人間、右目が怪獣になってます。この2つの相容れない存在が1つになってる状態というのがキーになってるんですね。それがランダきゅんとの合体。肩からひょっこり顔を覗かせてるランダきゅん可愛いです。
 そんな話をしてたら気づいたけど、ランダ人間フォームの髪型がまた凝ってた。前髪が垂れて右目が隠れてる。2つある内の1つを隠す、というのがちゃんと本作の人間と怪獣の見分け方と繋がってたのか。しゅごい。
 ラスト。人間からも怪獣からも恐れられるダークヒーローとしてのジガが誕生してエンド。あーこれは、完全に『ダークナイト』の終わり方だ。ゴードンの語りやんけ。怪獣がその名を聞けば恐れるような存在としてのヒーローってのは『バットマン ビギンズ』で言ってたやつですな。ヒーローがわざわざコスプレする理由としてのくだり。
 まぁ、この終わり方されると生理的にビクンビクンしてしまうくらい好きなのでもう満足です。勝ちだわ。一番見たかった街中での大暴れもやってくれるし、満足感しかない。ちなみに、この『ダークナイト』ネタで
、この手の抜け忍怪獣ヒーローモノっていうと『アイアンナイト』もそうですね。やってることが同じ。読切版のラストシーンとかもろにバットマンだったと思いますし。『ダークナイト』及び『ダークナイト ライジング』を踏まえて作ってるのは間違いないと思います。……インタビューとかで直接言ってたワケではないんですが、状況証拠的に。要するに、『ダークナイト』さいこー!!!(CMでよく見るやつ)
 はい、終わり。面白かったです。まぁ、終わるのは残念ですが、基本的にジャンプ読者とワタシの好みはあわないので。『呪術』『ノアズ』の平均点よりは『ジガ』の方が高かった気がします。特にラストになってからはバトル以外の部分もめっちゃ面白かったですし。
 単行本ではエピローグがまるまる1話描き下ろしだそうです。興味あったら是非。てか、このパターン『アイアンナイト』と一緒やんけ。仲良しかよ。引き合いに出したし、共通項は確かにあるんですが、ぶっちゃけ『アイアンナイト』はもうワンランク、ツーランク上の存在だと思ってるので、そこらへんは察してください。まぁ、引き合いに出されただけで光栄ということで(偉そう)。

『ROBOT×LASERBEAM』

 オマエモオワルンカーイ!!
 こちらは62話。『ジガ』めっちゃ短かったけど、ケツは回避しました、みたいな痛み分け感。もしくはそういう『ジガ』ごめんね的な気遣い。
 本編。ロボのラストショット。 “ここから先に理屈はない” “運命の女神に選ばれた方が勝つ…!” 。本作はこの上なく理屈っぽい作品で、そこがめちゃくちゃ好きなので初読時こんなこと言われて複雑でしたw いや理屈くれよって。
 ただ、「理屈はない」という話を描くのがめちゃくちゃ理屈っぽいので最高。
 今回、プレイヤーの実力ではどうすることも出来ない、まったくの偶然というものが2つ出てくる。スパイクマーク(グリーン上の傷)と、止まったボールを動かす風。最初二度手間だと思ったんですよ。なんですが、よく考えたら「実力ではなく神に選ばれた方が勝つ」という話を描くには2つ必要だったことに気づく。ロボが勝利の場合は、ですね。
 まず、偶然が0コだった場合。これは当然プレイヤーの実力がそのまま結果に現れることになりますね。論外。
 偶然が1コ。ロボが勝つには偶然のせいで入った、という話になる。なるけど、それって気持ちのいい話ではないですよね。実力不足だったのがたまたま入ったってだけで。なので、実力通りだったら入ってないといけない。そこに偶然が関与すると、ロボのボールを外す動きになる。
 んで、偶然が2コ。実力通りなら入ってたロボのボールを一度外すことで「結果は神のみぞ知る」という前提が生まれ、そっからもう1つの偶然で入ることで「神に選ばれた」という話になる。ぶっちゃけクソめんどくさいけど、「最後は運」という話をマンガで語る上でめちゃくちゃ丁寧。運による勝利に説得力を持たせるためにはめちゃくちゃ理屈っぽい行程が必要、というアンビバレント
 まぁ、完全に止まったボールが風で動くのってルール的にどうなん??とかは少し気になります。まぁ、このくらいはルールしっかりあると思うけど。
 ラスト。ロバートとヨーザンがデートの約束。ロバートの馴染みの良さには笑った。よく考えたら最初からそっちのがしっくりくるんだけど、そんなこと考えてなかったわ。国際ウケしやすい名前だったのな。「ロバト→ロボ」よりも「ロバト→ロバート」の方が自然だったか……
 ということで終わり。ぶっちゃけ『黒子』より全然好き。藤巻先生こんなに理屈っぽい人だったっけ……と手のひらクルーですわ。理屈っぽい話好きなのでもう超タイプ。いちいち「○○だから××」とくどいくらい説明してくる。好き。いや、こうなってくると『黒子』読んでる時のワタシの目が節穴だっただけなのではないか、とか気になってくるレベル。こんな急に理屈っぽくなることなてあり得るんですかね。それだったらワタシの見る目がなかったと考える方が自然な気がしてくる。まぁ、試合が動き続けるバスケと、一打一打試合がストップするゴルフではじっくり理屈を練りやすいってのはあるかもしれませんね。
 いや、ホント良かったです。面白かった。6連弾(ソンナンアッタナー)の中で個人的にはベストですね。多分今後も変わらないと思う。

次号予告

 来週も新連載。今週のと違ってタイトルが読切時と同じ。読切が好評だったと考えていいのかな。個人的にはそんなでしたが。
 てか、ギャグ始めないのが割とマジで泣ける。ちょっとどうかしてるでしょ。誰がどう見てもバランス悪い。
 ちなみに、『ブラクロ』スピンオフの予告。『私のヒーローアカデミア』の予告はなかったのに、この違いは何なんだ。まぁ、出張って点なんですけど。

目次

 読者コメント。学生の日常感あって好き。どちらも。
 高二なのに進路が決まらない人。いいなぁ、青春っぽい。こういう風に勝手に喜ばれると本人は心底ウザいんだろうけどw
 プール開き。この手の話題多いですね。やっぱリアル学生としては関心度が高いのか。嫌いだったからなぁ。今25m泳げる自信ないなぁ。どうなんだろ。泳ぎが効率悪いのと、体力不足が原因で無理な気がする。うへぇ。プール嫌い。

2歳の娘がアンパンマンの歌を口ずさむように…!将来は大物歌手かもしれません
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 俺たちの好きな筒井コメントとして非常に王道かつシンプル。純度が高い。ホント感心するんだけど、何でこんなこと言えるのこの人。

道を歩いてたら知らないお爺さんに「今日ね、図書館休みだった」と言われた
(『呪術廻戦』)

 爺さんショックだったのかなぁw 図書館で暇潰そうと思ったら、みたいな。毎月第4金曜は休館とかよくあるよね。
 てか、この人も目次コメントのレベル高い気がする。可愛くはないので特別注目とかそういう感じではないんですが。

透明な定規が床に落ちてガチ消えした。出てきて…。私は君でコマ枠線を引い<カイウ>
(『約束のネバーランド』)

 わろた。今週はおもしろエピソード系のコメント豊作。

「さぐりちゃん」のあきやま先生が四コマを描いてくれました!可愛い、ありがとう!
(『僕のヒーローアカデミア』)

ヒロアカの女子たちが描けて楽しかったです。さぐりちゃん探検隊もよろしく!
(『私のヒーローアカデミア』)

 宣伝してくれる堀越先生優しい。知らんがな的な立場からの難癖としては、あきやま先生は『さぐりちゃん』の名前出さない方がよかった。まぁ、『私の』で連載するワケでもないし、アンケートも対象外だし、特の少ない仕事だから宣伝が大事なんですけど。

声優さん生放送、歌、映画館や温泉ツアーで試写会…アニメ化ってすごい
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 アニメ化ビジネスに驚くミウラ老師可愛い。今時のアニメ、特にかわいこちゃん系のアニメだと特にこういうことは起こりやすいんですかね。
 温泉ツアーはマジ驚きました。告知に「キャストの登壇はありません」ってめっちゃ強調してあって笑いました。登壇したらちょっとAVみたいだな。

愛読者アンケート

 面白かった作品の選択肢に『私のヒーローアカデミア』がないんですけどぉおおおおおお!!!!???とキレそう。目次コメントあるんだから入れてあげてよお。ここらへんの基準よく分からん。
 質問は『田中』スペシャル。全部それ。いつもあるような質問の他に、秘書がいたらやってほしいこと、どんな社員が欲しいか。割とストレートに今後の展開の参考にしそうなやつ。まぁ、直接採用するまでのことじゃあないんだろうけど。こうなると、来週などんな曲が好きですか、とか聞いてくるのかな。気になってきた。

総括

 やったー、念願の水曜更新だー!!(深夜だけど)
 やれば出来るんですね。当たり前だけど気持ちの問題か。まぁ、ワールドカップの試合の時間がちょっとずれたのと、ワールドカップの影響で『フリースタイルダンジョン』の放送が中止になった影響がデカいのかもしれない……

 はい、今週のベスト作品。『私のヒーローアカデミア』『ジガ』『ロボ』の三竦みで決定です……ってこう並べると意思が微塵も感じられないセレクトにも見えてしまうか。
 うーん、じゃあ、そういうの以外だと『火ノ丸相撲』ですかね。やっぱ刃皇が刃皇節炸裂させてると最強。

 んで、今週のベストコマ。『火ノ丸相撲』より刃皇ゴルフですね。藤巻パイセンお疲れ様でした!!という愛を感じる。愛の戦士、川田。
 次点としては『ジガ』のラストかな。そのまま新刊の表紙にしてもいいレベル。

 最後に、今週のベストキャラ決めて終わります。この人。

  • 発目明 『私のヒーローアカデミア』
    • 最強に可愛い。今週はスレていた頃のミウラ老師とか、抱きつくランダきゅんとか可愛い生物多かったですが、やっぱ一番可愛いのは彼女ではないか。刃皇の魅力にも通じるけど、愛を、好きを語ってる姿は美しいです。彼女が可愛い言ってる姿が一番可愛い。元々可愛いのが可愛いを主軸にした作品になるとまた可愛い。可愛いのゲシュタルト崩壊
    • あっ、『ハイキュー』ミカちゃんも可愛かった。素人が「バレー分かってきたかも!」とドヤる瞬間ってのは割とあの作品ではお馴染みですね。まぁ、あれも好きになってきた瞬間の美しさなので発明ちゃんの亜種と言えるかもしれない。

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さぐりちゃん探検隊 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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さぐりちゃん探検隊 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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ROBOT×LASERBEAM 6 (ジャンプコミックス)

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アクタージュ act-age 2 (ジャンプコミックス)

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ジガ―ZIGA― 1 (ジャンプコミックス)

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ノアズノーツ 1 (ジャンプコミックス)

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呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)

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