北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2018年52号の全作感想

 2018年が、壮絶に、終わる。
 古いネタ失礼しました。2018年いかがだったでしょうか。私は散々、だけどジャンプ的には良かったと思います。主に51号。
 まぁ、出版業界の常識に振り回されるのもどうかと思うんですが。なに来週から2019年始めてんだよ。まだだよ。

 連載作全員集合スペシャルとなりました。いつかやった予想では完全に五分五分だったんですが。まぁ、『田中』『アリスと太陽』がいないので、解釈によります。

背表紙

 2015年の背表紙。2016年、2017年の表紙はナシのままこの企画は終了。
 そんな2015年の背表紙。海賊マークも「WEEKLY JUMP」も全部ある。なんかパズルでもやってるんじゃないかみたいな収納になっててちょっと面白い。個人的にはこの収納は結構好きですw
 そんな2015年。この勝手なコーナーも今週で終了です。寂しくなるぜ……(楽になります)。
 2015年は『ブラクロ』スタートですね。現在、tvアニメにとどまらず、ゲームも発売、ゲームのコミカライズもプラスで連載。すごいよね。『ブラクロ』好きですよ。過小評価されがちな気もするけど、すごいちゃんとした作品だと思います。まぁ、被害妄想ですな。
 今自分で当たり前に使っちゃったけど、マンガのすごさを語る時にメディアミックスを根拠にするのってどうなのか、という疑問はあります。便利すぎるから使いがちだけど、作品の評価を語る上で、二次創作物には何の意味もない。
 社会的な1つ切り取るとしたら、ISILになるのかしら。別にこの年だけに限った話ではないんですが、「そんなフィクションの中の悪の組織みたいなものが実在すんの??」と衝撃を受けました。そういうのが成立するのはもう無理な世の中になってると思ってたんですが、あぐらかいてたようです。
 映画。『ミニオンズ』の公開がありましたね。『怪盗グルー』シリーズのスピンオフなんですが、なぜか日本ではミニオンだけが局地的にヒットして、もうすっかりお馴染みの存在ですね。こないだ姪と会った時、ミニオンのストラップかな?で姪がキャッキャしてたんですが、「ボブ可愛いねー!」とはしゃぐ姪相手に「いやそれはメルだから」と反射的に言ってしまい、マジ後悔。アルシンド頭はメルなんやで……(例えが古い)
 あとはやはり『スターウォーズ フォースの覚醒』ですね。とにかくすごい。何がどうと説明するのが大変なくらいです。
 後の映画に影響を与えた大きさで言うと、『マッドマックス 怒りのデスロード』も忘れられないですね。とにかくずっとアクションしてる映画はよくこの映画に例えられます。そして、意識して作られた可能性も高いです。
 『クリード チャンプを継ぐ男』も2015年。『ロッキー』シリーズのスピンオフなんですが、とにかく面白いです。『ロッキー』知らなくても関係ないから。『クリード2』が来年の頭に日本公開ですので、楽しみです。

表紙

 『約束』。真冬仕様。早すぎわろた……とか思いましたが、案外マジで寒いですよね。ネックウォーマー解禁しました。チャリ乗ると凍える。

ジャンプ50周年メモリアルイヤー全表紙ポスター

 本年度の表紙を全部です。そのまま。一部、主にアニメ化関連の表紙のとこにはコメントも添えられてます。贔屓するわけじゃないけど、『ゆらぎ荘』『相撲』は表紙運がない作品なので「さすがにアニメ化では表紙くれよ」という感慨もあったと思います。
 背表紙の一覧もあります。総復習したった感ありますけど、2015年で終わってますからね。やり残しありますよ。
 表紙にならない作品。ジャンプだと「長生き=大人気」みたいな等式が成立しやすい傾向にあると思うんですが、『アクタージュ』は表紙にならない。年始の頃に始まったんですが、それ以降はナシ。かなり珍しいパターンなのではないでしょうか。表紙不遇っつった『相撲』も初期は表紙あった気がする。まぁ、『アクタージュ』は今の人気から考えるともうすぐ表紙あるんでしょうけどね。ただ、割ともうすぐ1周年迎えちゃうので、そっちが先かもしれません。1周年の前に自力表紙というのを無理矢理ねじ込んでくる可能性も充分あるのでここらへんは知らん。知るわけないだろう。断言してる人いたら詐欺師だぞ(急に逆ギレ)。
 ちなみに、マイベストな表紙は36・37合併号です。

『ヒロアカ』舞台化のおしらせ

 するってよ。それだけ。tvアニメ化以外のメディアミックスとして、ジャンプ的には割とお馴染みになってるかもしれませんね。レジェンド級の作品になると歌舞伎になるんですがw

読者プレゼント

 「裏やましい取引発見」「ハガキ書刑事の」「絶対押さえておきたい」と毎行ダジャレしてるのは評価します。まぁ、最後はダジャレではないか。ただ、「裏やましい」が個人的にはアリ。「裏」「やましい」とそれぞれ単独でも意味が通るのがうまい。

約束のネバーランド

 巻頭カラーは見開き扉のみ。死線をくぐり抜けてきた面々と白装束笑顔組のギャップが良い。ノーマンがカラーで来たのはちょっと嬉しいですね(当時のだけど)。まぁ、もうすぐアニメ開始だから表紙あるだろうけど。てか、身長の違いをまざまざと見せられると、エマたちが大人に近づいてるのがイヤでも意識させられますね。タイトルが「ネバーランド」なんで、そりゃ最終章にもなるわ。
 本編。バトル漫画の幹部初登場展開みたいなのが始まったので驚いた。テンプレと言ったら語弊あるけど、こういうの見るとどんな作品でも、少年漫画、もしくはバトル漫画だなぁ、と感じる。
 生命維持装置ないと生きられない食用児たちを一斉に殺す場面は分かっちゃいるがショッキングですね(尊厳死になるのか?)。事前に鬼を食べる発言が出てきたこともあり、ちょっと不気味なアレも感じてしまいます。まぁ、あの状況で子供をどうすればいいのかってのも難しい……というかどうしようもないんですけどね。西部劇とか観てると、走り疲れて死ぬしかない馬を撃ち殺す場面に遭遇しますが、それと似たノリか。『南極物語』でタロジロ殺すかどうか問題みたいな。
 んで、墓を後にエマたちが出発してエンド。墓ってのは死という現実を受け入れた証拠なので良いですね。死後も人として扱うことでもあると思います。どう考えても前半のミネルヴァ探検隊と対になってますよね。

ONE PIECE

 1部と2部の間なのでよその話。急に違う話になるから驚きましたが、1部終わったんでした。休載で忘れてた。
 ペローナちゃん。平方キャラやな……。まぁ、冗談です。今のご時世このノリほんと良くない。あと『街コロ』と『街コロ+』と混同するのは良くない。桑田と桑田は混同しても問題ないけど。
 モリアおひさ。からのティーチなのでビビる。超大物やん。最重要と言っていいレベル。
 アブサロムのスケスケ奪われてるので泣ける。再登場と活躍を期待してた人もいるだろうに。てか、能力奪って人に与えるんですね。透明シリュウの完成。透明がバトル的にどの程度使えるかは少し疑問だけど。見聞色がどこまで通用するのか分からん。
 イヌイヌの実のモデル九尾。『NARUTO』じゃん、というはさておき、キツネって犬なんですね。コンコンの実じゃないんだ。動物の分類のことを考えて決めてるんだろうけど、そんな知識ないので「はぁ??」ってなった。そうなのか。
 んで、ワノ国再び。アシュラはめっちゃ強いし、何やら仲良くなれそう。第一印象は茶ひげとかそういう類だったので、ここまで重要キャラ、強キャラに落ち着くとは意外でした。

鬼滅の刃

 本編1ページ目から鬼喰い発言で笑った。今週は『約束』を思い出してしまう。どうしよう、2作品も鬼喰いあるのにどちらも「別に良くねぇ?」って扱いだったら。まぁ、本作も一応ヤバいことという認識もゼロではないんだろうけど。
 死なずvs義勇。木刀でも呼吸の必殺技って発動するんですね。これが初出な自信もないけど驚いた。ぶっちゃけ、どう見ても風の攻撃がメインじゃないですか。だったら刀とかいらなくね??みたいな疑問も生じてしまう。まぁ、ちゃんとした刀で必殺技やった方が威力出るんだろうけど。空気の切り裂き具合とか、重さとか。たぶん。
 義勇のコミュ障ギャグは笑った。炭治郎は一応、どちらかに分けるとしたらコミュ強なんだけど、どこかネジ抜けてるところあるからね。その部分が師匠とかみ合ってしまうと、地獄w
 やっと義勇さん出てきたと思ってたら、それどころじゃない話になったんだぜ。また義勇さんの話後回しにされたらどうしよう。

HUNTER×HUNTER

 よく分かんないままコイン配ってて笑った。もらってる方も分かってないし、何なんだよここ。まぁ、「分からない」ことを分かった状態で動く、というのは本作らしさでもあるのかな。フツーやらないよ、こんな「……で?」ってなりかねない話。
 リンチフルボッコで笑った。雑ネームが過ぎる。放出系なのに心の声を聞くのは飲み込みづらいけど、相手が弱いとすぐ気絶しちゃうので質問が出来ない、というのは面白かった。最初「パクノダうんこじゃんw」とか思ったけど、案外そうでもない。
 そこまで強い気もしないけど、能力がポンポン出てくるとアガるのも事実。○○系までしっかり断言してくるのが意外でした。もうそういう設定に興味なくなってたと思ったんですがね。違うのか。どこまで昔の設定を真に受けたらいいのかよく分からないです。
 今週はやけに絵が多いなぁ……とか思ってたら、休載。だからかw
 まぁ、はい、面白かったです。今期もありがとうございました。『ワールドトリガー』『ボルト』との惑星直列が見れて本当によかったです。

ブラッククローバー

 合体ロボ無双。エネルギー量を単純に合算するから強いってだけじゃなく、個々人の能力を元に強くなってるのが良いですよねぇ。巨大ロボなのに攻撃が当たらない、とかちょっとチート臭いんですが、バネッサの黒猫は前からチートなので仕方ないかw
 合体はチート……とか思ってたら光と鏡の合体もクソチートなので笑った。インフレというか、バトルの規模が急にデカすぎるw ただ、既に提示された能力しか出てこないので見事ですわ。ゴーシュ先輩とか今の感覚からするとフツーの強キャラくらいの印象だけど、光魔法と組み合わさると「最強じゃん……」という恐ろしさしかない。
 んで、初出の夢魔法でエンド。デスタムーア的な感じでしょうか。違うか。

ブラッククローバー ~ちびキャラ4コマ~』田代弓也

 『私のヒーローアカデミア』の代わりに『ブラクロ』4コマ。タイトルが雑だよね。『私の』のエリちゃん編楽しみにしてたんですが、しばらくはこっちかもしれませんね。ちょっと残念。(……前から順に読みながら感想書いてたらこのザマです。まさか両方載るとはw)
 『私の』と違ってテーマとかもないので、フリーの4コマが3本。妙に今週の原作登場キャラが多かったのは計算かしら。だとしたらスゴイ。スゴイけど、原作とのギャップがとんでもないので混乱もするw 転生前のゴーシュとか、今それどころじゃないんだよなぁ。

『呪術廻戦』

 「呪術高専だより」ではパンダ。「欲しい説明全くなし!」というのが言い得て妙すぎるので笑った。ちょうど今週の本編でちょっとだけ欲しい説明出てきちゃいましたけどね。やっとだよw
 カラー裏でいろいろキャンペーン。1.公式ツイッター開始。これは見ないかな。たしか『ゆらぎ荘』しかフォローしてない。以前カラーの乳首ツイッターに上げてて「いいのか?」と不安になった記憶ある。2.単行本買うとクリアファイル抽選。3.youtubeに特別動画。今はどいつもこいつも動画ですね。五条先生が作品を紹介するらしい。チューバー的なノリなのだろうか(チューバー的なものが何を指すのか分かってないオジサン)。ただ、ガチの声優が付くのでこれはマジすごい。金かかってる&引き強そう。4.人気イラストレーターによる応援イラスト。詳しくは次号orツイッター。この言い方からするとジャンプ作家とかではないんだろうな。

 センターカラー。地元じゃ負け知らず時代の2人……つまりウソ回想。「何漫画だよw」という感じが大変楽しい。
 本編。イタドリのバトル才能についてロジカルに説明してくるのが面白い。この手の話、特にマッシブ系の才能に関しては「体で覚えろ」的なノリが横行してますが、それが出来るのが既に才能だし、イタドリはその才能が特別すごいのでいわゆる「この戦いの最中に成長してやがる……!」展開に説得力が生まれる。
 からの東堂レクチャー。これまた意外なんですが、めちゃくちゃ丁寧、というかロジカル。 “そこはミョミョっと飛ばしてピョンピョンってするんだよ” とか言いそうなイメージもあったんですが、しっかり理屈があった。学校で習った理論を自分なりに咀嚼した感じなのかな。『ふんたー』フォロワー感がまた前面に出てると思いますが、意外性と東堂のキャラクターが相まってかなり好きです。
 見開き。ウソ回想連発で笑った。良い場面なのになぁw まぁ、あそこまで東堂が甲斐甲斐しくなってる理由はすべてあのウソ回想ってことですね。
 一方、釘崎さんの煽り。相手を直接ディスるのではなく、京都校生を全方位的にディスることで怒らせる。 “ペッパー君でももうちょいまともなレスポンスするわよ” は笑ったけど、感心もしてしまった。ちょっとその切り口天才じゃない? からの本人登場も、笑いつつめっちゃ怖いw
 ただ、よく考えると「メカ丸」って名前? 呼び方? も相当ひどいですよね。まぁ、誰がどのように言うかが大事ってのは当然なんですが。

『THE COMIQ』

 最終話。カラーはナシで増ページ。カラーあると思ってましたが、まぁ本作は扉が毎回凝ってるというか統一性のあるデザインなので、1話だけカラーにするのもアレだったのでしょう。カラーイラストにするには簡素ですし。
 本編。最後の謎解き。主人公の探偵としての強みは推理力というより妹の行動力なのではないだろうかw 妹の負担が大きすぎるというか、超危険。一応警察の監視はあるにしても。
 謎解き自体はぶっちゃけそんなでもなかったんですが、勝手にベラベラと語り出してからは滅法面白い。主人公が推理したのはほんの入り口に過ぎないのはどうなのか、という疑問はさておき。
 あと、改心というか、死にかけ&手術で解放された姫川が協力してくれる、みたいな展開も熱いです。ベジータとの共闘的な。
 んで、真相というか過去。天才漫画サークルとファン、というかパトロン、もしくはスポンサー。別に問題ないんですが、いじめられっことかストーカーみたいな話が絡んでくる。ぶっちゃけですけど、我々読者が近いのはあのデブの立場ですからね。金も権力もないただの漫画ファン。つらい。まぁ、この時点でアウトって意見も分かるし、私もその気持ちがなくもないんですが、一応彼女にもストーカー気質みたいなものがあって、暴走もして非はある。バランス取ってるのでしょう。取れてるかどうかは人による。そもそもストーカー炸裂したのもイジメという受け入れられないつらい現実を何とかごまかすために無意識的に脳味噌が錯覚した恋心なんじゃないのか、みたいな感じもしなくもないです。まぁ、ここで姫川の性根は疑いようもなくクズ、と隠さなかったのはちょっと面白いですが。だとしたら、最終的に良い人みたいな感じに落ち着いたのが解せないというか、あのイジメの件の贖罪が全然済んでないのは気になる。被害者が暴走して悪に落ちたら最初のイジメの罪はなくなるのか、というとそうでもないですよね。才能に溢れたサークルに憧れる才能のない凡人が白い目で見られるくだりも、読んでて「どっちに肩入れするべきなのか……」みたいなモヤモヤはある。
 ぶっちゃけ、姫川がサークル内で彼女作るくだりはデブに対して感情移入しちゃいましたよ。どうしようもないけど、どうしようもないからこそ、泣ける。
 ただ、最後、配信でギャフンと言わせるくだりはすげぇ好き。録音してましたー、みたいなオチは古来より存在するんですが、そこに姫川の武器である配信というネタが絡んでくるのが面白いですね。姫川は一応漫画の才能もあるけど、客寄せパンダみたいな扱いも受けてて可哀想でもあり、ただその配信でファンを魅了できるのも一つの才能で……みたいな絡み合い。
 ということで終わり。めっちゃ面白かったけど、「この漫画を読んでるのはみんなあのデブだからな」というのは肝に銘じておきたい、というか、作者は何も考えてなさそうな気もする。漫画家としての才能を推理モノに置き換えたのは面白いけど、悪役が読者、熱狂的なファンってどうなん??という。天才たちが寄ってたかって凡才をフルボッコにして溜飲を下げる、というラストですからね。
 デブとかブスの必要も感じないんですが、最後、パトカーになかなか入らなくて、というギャグはちょっと好き。そもそも「箱に入る」というモチーフが一貫してましたが、それを踏まえたギャグですね。
 美醜を両極端に描くならデブにも才能を与えるべきだった気もします。ジャイ子じゃんって話ですがw ちょっとティムバートンの『アリスインワンダーランド』における赤の女王の扱いを思い出しました。そういう意味では続編の『時間の旅』はかなり良くなってましたね。本作にも『時間の旅』的な補強が欲しい。

『アクタージュ act-age』

 奇しくも本作も才能の話。ただ、みんな美形。みんなキレイでヤーネー!!という感じではあるんですが、一番の美形が才能に恵まれなくて悩んでる、というのは面白いですね。やっぱこうあるべきだと思います。
 本編。髪濡れの件でたーw おもくそ絡んできたでござる。あれは自分の目をさます意味もあるけど、同時に役作りというか、役の準備、役に入り込む儀式でもあった……のかもしれませんね。舞台で「濡れた人」を表現する際、リアルに濡らすのが正解なのかは知りませんが。
 やけに役に対する詳細が語られる。急に増えた。メインキャラは出ずっぱりだからこの方法にするとマンネリになるから避けてた、みたいなことかしら。
 そんな役。「女の子を元気づける」「自分の不安を押し殺し」ってだけ切り取ると彼のハマリ役な気もしますね。前者はアイドル的な振る舞い得意だし、後者はそのまま今の心理状況。
 んで、頭でっかちでうまく行かない。実際のことは知りませんが、完全な好みとして「百聞は一見にしかず」「習うより慣れろ」的な話はちょっと好きじゃないです。これは感想というか自分語りに近い。出来ないか百聞いたり習ったりしてるのに、それを出来る人に否定されてるような気がして「けどさぁ」みたいに反論したくなるというか。あとは、ただ、教えられない人の詭弁というのを多く経験したから悪い印象がある、というのもあるかもしれない。雑に使われがちだと思う。今週の『呪術』冒頭と似たような話だけど、ちょっと違いますね。まぁ、『COMIQ』もそうだけど、才能というテーマはぶっちゃけ出てくるだけで面白い話ではあります。好みです。

僕のヒーローアカデミア

 トカゲさん。「うわっグロッ……」とか思ったけど、よく考えたらバラバラの実でお馴染みのやつですね。全然目新しさはなかった。見せ方、切り離し方が新鮮だった、って感じですね。切り離したら飛べるのが強いってのも奇しくも同じだし。……ぶっちゃけ、理屈なく飛ぶ人が多い件については疑問もあります。切り離す能力と空飛ぶのはまったく別の話だよね。マイリトルポニーもそうだったけど。バギーが近いことやってたけど、足首より上を切り離して自由に空を飛ぶ……ってそれは切り離し能力じゃなくて飛行能力じゃない??みたいな。
 カマキリ。今度は『ブラクロ』。能力とモチーフ、2つも被るってのは珍しいですね。初出はどっちが早いんだろう。こういう時作者って意識するもんなんですかね。「じゃあ早く活躍させよーっと」みたいな調整してたら笑える。

『私のヒーローアカデミア』あきやま陽光

 まさかのダブル4コマ体制。今回の「私」は爆豪ママ。ぐはっ、そうきたか。絶対エリちゃんだと思ったのに……ミリオをサブキャラにすれば4コマ余裕だと思うんですよね。楽しみに待ちます。頼むで。
 とにかく爆豪ママ。同じ顔なのにしっかり美人だから顔って不思議ですね。絵か。パパはかつてのメガネ記事で使わせていただきました。父親メガネかけがち。
 本編。『私の』なのに実質パパメインじゃねぇかw ぶっちゃけキャラへの偏愛とかを無視して考えれば今までで一番面白かった。あきやま先生の4コマ作家として成長なのか、今まで発揮できなかった真価なのか。
 パパが不憫キャラとして3本突っ走るんですが、最後の最後に夫婦としてデレを見せてくるのでヤバイ。ツッコミは入るし、それはその通りなんだけど、あの夫婦でママの方が積極的だったってのがもう最強レベルののろけである。OL時代なのに乙女の顔してるのもめちゃくちゃヤバイ。

『ヒロアカ』第4回キャラクター人気投票結果発表

 かっちゃんが本編、4コマ、人気投票で3冠。
 ホークス爆上げは募集当時の本編の影響もあるのかな。エンデヴァーさん上げもそんな感じでしょう。女性キャラで最高7位となったヤオモモは……分からん。地力としての結果だろうか。ぶっちゃけトップ3の結果とかも日頃のファンコミュニティーがどんな感じか知らんと「あっそうなの?」となる感じはありますね。本作はとにかく規模がデカいので知らない世界も広い。
 エリちゃん探したけど、マジで低いので驚きました。ナンデヤネーン。分からん。エリちゃん、メリッサ、発明という個人的なビッグ3は51ー61位に集中。エリちゃんはみんな当たり前に好きだろ、と思ったんですが、大差がない。意外だ。
 作家的には、根田はイン。別天、あきやまはアウト。ドンマイやで。募集時期は細かく覚えてないけど、現在進行形っとしては別天とあきやまの方が関わり深いと思うんですが。謎い。私は別天……と言いたいところだけど、メリッサと発明を押さえられたのであきやまに魂売りました。みんな『さぐりちゃん探検隊』も読んでね!!

BORUTO

 センターカラー。カワキ。意外と色彩豊かであった。衣装もそうだけど、それ以外にもカラー映えする。
 本編。組み手。とりあえずアクション、とりあえずバトル入れとこう、という本作の姿勢、好きです。長尺連載って本作しかないからジャンプしか読んでない身としてはいつも新鮮です。
 組み手でカーマ使うなよ、と思うけど、ナルト相手だからおk、というのも面白い。どう考えてもアウトなんだけど、ここでダメならどうせいつかダメだろう、みたいな勢いある。
 んで、パパの影分身を引きずり出して決着。分身も1体だけ、というのが今後の成長の目安になりそうなのが良いですね。回避用に使ってたけど、いつか攻撃用にも使わせてみせる、みたいな余地を感じる。
 『NARUTO』を読んだことないからチャクラとか知りませんが、今回出てきた説明を聞く限り、「要するにフォースじゃん……」という印象。質問しても煙に巻くような回答しか帰ってこないのも「フォースじゃん……」。まぁ、繋がりの話をする直前に2つの親子の「印」を見せたのは見事でしたね。そして、親がダメでも友達が最強、という結論に落ち着くのも良い。要するに、ボルト。サラダでもいいが。

ワールドトリガー

 停電作戦。黒いのは見えないため、でした。そんなシンプルな……。光って見えてるんだと思ったけど、黒だと光らないのか。のか? 知らん。
 ゾエの乱射が丁寧な仕事として出てきたのも面白かったです。ただの停電から、オンオフ、ゾエ、と2つ3つと話が続いていくのが楽しい。黒の真相はマジ驚くほどに地味だったけど、全体で見るとちゃんと面白いからさすがですね。
 停電係を狙えば良くね??という話は当然出てきて、それを踏まえて壁をはってたんだけど、最終的にはユーマ(たち?)の壁によって捕まる、というオチも大変気持ちがいい。話の連結もそうだし、フリと回収、さらには説明も兼ねてますね。
 まぁ、ジャンプ本誌での連載は終わるんですが。移籍です。ということで、さようならです。お疲れ様でした。元気かどうかは知りませんが、元気に連載してる、という事実だけで嬉しいです。ぶっちゃけ『銀魂』も相当怪しいレベルなので、スクエアは読まないけど応援してます。念だけ送ってます。

『ジモトがジャパン』

 葦原先生はいなくなるけど、ギャルの葦原さんが現れたぞー!! と思ったけど、よく見たら萱原さんでした。マジで見間違えた。カヤハラって読むのね。難しい……。
 ということで、ギャル……でいいんだよね? 最近ギャルの定義がよく分からなくなってる。ヤンキーは地元意識が強い人種だから本作とは相性がいいはず……と思ったけど、特にヤンキー要素はなさそうでした。ちょっと残念。まぁ、ヤンキー要素は男でやればいいか。
 『白雪姫』から『アナ雪』にシフトチェンジするのかと思ったら違った。今週はいろいろと間違える。ポンコツぶりが深刻。
 んで、萱原さんが役得……というほど単純ではないか。フツーに彼女も良い子であった。湯瀬さん放置で終わるのがちょっと意外だったけど、素直に頑張ってる人にこそジャパンは微笑む、という意味で非常にフェアな結論だったのかもしれない。湯瀬さんが悪いってわけでもないんだけどね。無意識の暴走だし。

ぼくたちは勉強ができない

 パパの隠しフォルダから「av」見つけ出したのかと思って一瞬ビビった。「avi」であった。パソコン弱くてな……(オジサン)。仲の悪い娘に見つかったら家族離散の危機ですわ。
 んで、病床のビデオレター。これは『火ノ丸相撲』以来になるのかな。つまり、ラブホ以来。
 才能というテーマにおいて大きな結論。話としては感動的だし、最後にロリ師匠が出てきたのも楽しかったんだけど、才能問題において「私が大丈夫だったから大丈夫」という結論が天から降ってくるのはちょっとアレかも。「別に大丈夫じゃね?」って言われるのは問題の解決になるのか。そもそも問題じゃなかったって、じゃあ本作は、今までの本作は何だったのか、みたいな気もしてくる。あとこの話は師匠1人で処理するのも違う気もする。まぁ、あとで報告しに行く、みたいな可能性は残ってますけど。
 パスワード。音尾さんの名前。ぶっちゃけ「試さなかったの?」という気持ちがでかい。旦那の名前ってパスワードとして脆弱すぎるというか。
 パスワードはあと1回間違えたらアウト、という前提が気になる。音尾さんが間違えまくった末の「あと1回」なのか、最初から「あと1回」なのか。前者だったら「そんくらい試せよ」ですね。後者だったら無理だけど、その場合は確信が得られない限り入力できるはずないので、そもそもパスワードの内容がどうこうの話ではない気もする。
 居候先にこっそりお礼を言いに行ってたのはまともで良い。まぁ、よく考えると、元から良い人だったらそもそも問題なんてなかったんだ、というオチでちょっと疑問ではある。これは丘亜さんのビデオレターとも通じる話。「そもそも問題なんてありませんでした」は問題の解決としてふさわしいのか否か。まぁ、そういう時系列をごまかせるのが漫画の、物語の楽しい部分なので……という話も分かる。
 あと、親が親に「最低なことをしてしまいました……」と吐露するくだりは最高でした。ああいうの好き。ビデオレターを1人リピートしてる背中のショットも好き。ああいうの好き。

Dr.STONE

  “いやダメだよな” “未開の人のそーゆーの笑っちゃ” からの爆笑をかます陽くんがかなりのクズで引く、というかちょっと怖くなる。昔そんな経験なかった自信もない……(された方)。未開人ギャグに対して目配せもしてますよー、と作者がアピールしているような気もしてしまって、そういう意味でもちょっとざわつく。
 てか、武器ありとはいえ、マグマとやり合ってる陽くんすごいね。原始人のゴリラとか超強そうじゃん。警察官だから多少の武術の心得はある、みたいなことかしら。警官レベルで原始世界の村一番のゴリラと戦えるのだろうか。
 船のデザインのコンペティション。村が水に強いっての初めて聞いた気がする……が、忘れてるだけな気もするw ただ、コンペを経由することでこの設定を紹介する狙いがある、みたいなのも全然あり得るよなぁ。
 陽くんの盗み聞き。もっと深刻な事態になるかと思ったら全然大したことないので拍子抜け。あれ、何だったんだろう。何の意味が。
 とにかく原始の船。最近忘れかけてたけど、めちゃくちゃDASH島っぽい。あんな感じの、もうちょっとショボい船、TOKIO乗ってたよね。
 んで、巨大おっぱいが出てきてエンド。あれか、前に出てた、話に出てた人か。角みたいな石の破片が可愛い……けど、あれだったら取れるよなぁw

ハイキュー!!

 フクロウvsムジナ。動物園対決。いつもじゃん。
 今回は木兎のメンタルコントロールというテーマが絡んでくるから面白いですよね。どのセッターも多少は考えてることかもしれないけど、そこに特化したセッターであり、チーム。1つ、強烈に尖った個性があると、見方が分かりやすくなって助かりますね。どのスポーツにも当てはまることだと思います。まぁ、スポーツじゃなくても何でもいいか。漫画でもいいし。
 エースを止めにくるだろうから、それをクリアすれば確変突入……と色気を出したら失敗。自分で言ってたけど、考えすぎですね。まぁ、けど、そういう「逆に」が正しいこともあるからなぁ。考え出したらキリがないのは分かってるんだけど、考えちゃうよなぁ。すぐこういう迷路に閉じこめられる性格なので見てて少しつらい。
 あと、注目はネコマが客席入りした件ですかね。これまた魅力的な客席キャラが……。倒した相手が客席に入る、ってまぁ当たり前かもしれない話なんだけど、漫画としてこれだけキレイにやられると「トーナメントってシステム考えた人天才なんじゃない??」とか思ってしまうw

ゆらぎ荘の幽奈さん

 狭霧が恋する乙女の顔しててめっちゃ可愛いけど、「誰だよw」という感じもちょっとあった。慣れない。
 師匠の反転。亀甲縛りのアレですね。狭霧の突破口はコレか、と一瞬ヒザを打っちゃったけど、そうじゃなくて「これからはみんな対策してくるよ」という話であった。バトル漫画かよ!! しっかりしすぎで笑う。霊装結界というバトルのシステム、ルールもそうだけど、そこらへんのバトル漫画よりも設定が凝ってる。サブジャンルとしてのバトルなんだから分かりやすくパワーぶっぱとかで処理すればいいのに、謎に細かい。理論立てされてる。
 あと、格下が格上に勝つ話の時によく使用されるロジック「雑魚だと思って油断してたから勝てた」を否定してるんですよね。鬼は狡猾で周到。ロジックがあるだけマシだけど、「じゃあ次は勝てないじゃん」という話になりかねないのでちょっとアレですよね。
 そんな幽奈さん対策のくだりで “アンタ恐ろしく筋がいいよ!!” と狭霧の強みが紹介されてるのが最高ですね。本章の初めに、コガラシくんにはない狭霧の強さとして技の豊富さ、器用さが説明されてましたけど、ここで改めて強調。強調なんだけど、この場面の話のメインは反転ですので、そんなに押しつけがましくない、説明臭くないから見事ですね。下手な作家だったらここで、例えばうらら嬢とかに「狭霧は器用さだけなら誰にも負けへん……」とか言わせちゃう。ダサいw
 あと、地味に「幽奈さんが強くなりすぎて少し寂しい……」とか甘えたこと考えてた身としては朗報でした。対策されれば幽奈さんはそんなに強くない。やったぜ(ド失礼)。
 狭霧の秘策。霊装結界の特性を研究して、文字通り穴を突く。どうやっても敵いっこない強敵と戦う方法として面白いですね。霊装結界というバトルシステムがよく出来てて、それを剥がせれば狭霧の攻撃でも余裕でダメージ与えられるのですね。謎に凝った設定。
 てか、個人的に嬉しかったのは、霊装結界同士をぶつける必要があるので、修行(実験)の相手として雲雀ちゃんが必要、という点ですよ。彼女がちゃんと全身タイツを安定して出せるようになったのもそうだけど、彼女の目の前で狭霧が希望を捨てずに精進してる、というのが感動的。「やっぱり狭霧ちゃんすごい」みたいな感動があったんだろうなぁ、という感動。ライバルだけど、狭霧には強くてかっこいいままでいてほしい、みたいな関係性、良いよね。
 ということで、必殺技。バトル漫画っぺー!! よく考えたらコガラシくんはいつもワンパンで済ませちゃうからこういう理論立てて必殺技ドーン、というのは案外なかったのですね。めちゃくちゃ理屈もしっかりしてるし、既存の情報を生かしてるし、取るに足らない小さな存在が小ささを利用して勝つ、というドラマ的にもめちゃくちゃ熱い。ついでに必殺技の名前が雨野になっててダジャレもバッチリである。かなり前から思ってましたが、やっぱミウラ老師バトル漫画めっちゃ描きたかったんじゃあ……。今までも何度も感じてたことですが、ひょっとしたら今までで一番「このバトル漫画めっちゃ面白いやん」と驚いたかもしれない。やっぱ理屈っぽいのが良いよなぁ。
 ということで決着。まさか狭霧が独りで勝っちゃうとはな……それもぐうの音が出ないほどの説得力を持って。てっきり狭霧の術でコガラシくんのパワーをサポートして夫婦としての共同作業、みたいな話になるのかと思った。全然違った。まぁ、女は男の一歩後ろにいろ、みたいな話になっちゃうからクソですね。全然分かってなかった。
 んで、ふんどしでポーズ決めて再び乙女。ふんどし可愛い。焦る幽奈さんも可愛いです。この焦るポジション、本来だったら雲雀ちゃんがやるのが適任だと思うんですが、本章ではそういうことしないんですね。テーマ的にもドラマ的にもふさわしくないです。徹底的に狭霧大活躍の話ですけど、雲雀ちゃんのドラマとしてもめちゃくちゃ面白いです。濃い、濃いぞ。そして、バトル漫画として謎の充実度。今のジャンプでも屈指の熱いバトル漫画だと思います(松井帯コメント)。

食戟のソーマ

 優勝の副賞。「どーん」のコマ可愛い。
 要するに海原雄山の料理人になれる。えりな様レベル100みたいなノリですね。舌界のトップみたいな認識でいいのでしょう。ソーマくんが言ってた通りだけど、ぶっちゃけ読者的には「別に……」という感じでもありますね。すごさがピンとこない。ソーマくんもピンときてない。優勝が近づくにつれて、それがどのように物語に絡んでくるのでしょうか。
 んで、えりな姫とアサヒ。アサヒのクズ母が出てきましたけど、谷間とパンツ披露してるので笑った。こういう場面でそういうのは見たくないよw
 まぁ、ともかくアサヒにとって最も古い記憶があのクズ母との共同生活であり、思い出されるのは泥酔した母に水を差し出すこと。飲食を提供することの最も原初的な形ってことですね。ただの水だけど、母の泥酔具合を見誤ると水責めにあうので命がけ。失敗すると殺される、というのは裏の料理人と大差ないと思います。ソーマパパとの出会いが料理人としての第一歩だけど、その前にも起源はありましたね。0歩目というか。
 父なしで母はクズなので、たまたま出会ったソーマパパに対して特別な感情を持つようになり……という部分も面白い。もちろんソーマくんへの恨みは完全に逆恨みなんですけどw まぁ、ここでも「母」の死が直接的なキッカケになってるのも面白いですね。アサヒの人生において、大体は母が悪い。
 あと、ソーマパパ大好き、という点においてはえりな姫と違いなんてないので、共通項というか、仲良くなれんじゃね??みたいな余地は生まれましたね。ソーマくんに対しても単なる逆恨みなので、まぁそこが解ければ仲良くなる可能性はあるか。あとはアサヒがどこまでこじれてるかの問題ですが。

火ノ丸相撲

 マスコミが殺到。レイナ様が女優帽かぶってて笑った。急いで買ったのかなw
 パパへのサツアイ。先延ばしではあるけど、場所中には行くらしい。相撲も楽しみだが、そっちも気になるじゃないか……。先週も書いたけど、無茶はしてるけど、冷静に考えると嫌われる要素そんなない気もするんですよね。
 んで、プロポーズの返事も先延ばし。めちゃくちゃ大事な話なんだけど、それはギャグ的に処理。焦らすなぁw まぁ、久世くん戦があるから早く切り替えないといけないってのも分かる。
 切り替え要員としてやってきた狩谷くん。イチャイチャにご立腹なの可愛い。
 本題はビデオ。久世くんの親友だからこそ火ノ丸くんには全開で来てほしいってのが建前だけど、実際は久々に気持ちよく右上手が決まったから見てほしい、自慢したい、みたいな気持ちもあるんじゃないかしら。あとは、右上手の怖さを知らしめるため、とか。どうせ研究はされ尽くしてるから知られてもかまわない。だったら逆に、即死技としての恐ろしさを誇示したい、みたいな。研究されたからもう弱い、って認識になられちゃったらそれはそれで困りますね。
 てか、久世くんのスランプの原因がハッキリしたのも個人的には嬉しい。久世くんのメンタルが原因でってのは分かってたけど、さらに具体的な理屈が用意されましたね。新人だけど有名、有名だからこそ研究されちゃって、柔軟性に欠ける性格だからそのままスランプ突入。すごい分かりやすい。分かりやすいし、「久世くんは悪くないよ!!」と肩入れしたくなる。 “上手くいかねぇ時にむきんなって同じ方法に拘り続ける” ってめちゃくちゃ分かるわw 身に覚えある……

『思春期ルネサンスダビデ君』

  “僕たちは勉強が出来ない…!!!” をパロだとアオリが断定してますが、パロだとすると文字の表記が違うので残念すぎる。いや別に文字くらいどうでもいいし、私も逆ギレしたくなることはあるんですが、先週ダビデくんがジャンプガチ勢という話をしたばかりなので。ダビデくんならこんな間違いはしないんじゃないかな……みたいな気がしてしまう。飛影はそんなこと言わない。
 んで、勉強会。ダビデくんて非モテキャラみたいな扱いだと思うけど、ヴィーナスさんとめっちゃ仲良いからクラスの中でも有数の勝ち組だと思うんですよね。のび太としずかちゃんくらいの距離感やん。あれは小学校だからニュアンスがまた違うけど。
 ヴィーナスさんが可愛いのはデフォルトとして、ラフミの出番が多いのが嬉しい。ここまで前に出たの初めてなんじゃないかしら。デフォルメされても可愛い。あと、ゴリアテへの恋心は疑いようがなかったですね。もっと純粋な子分だと思ってたけど、別の目的ありました。そんな恋心を当人以外はみんな気づいてて……という愛玩的な路線になるのですね。それはそれで好き。
 モナさんは久々に顔芸が見れたので嬉しい。ただの巨乳キャラに落ち着いたらどうしようかと不安でした。
 ヴィーナスさんは食欲。ひょっとして毎日「○○デー」が設定されてるんじゃないだろうか……と心配になる。だけど、深く立ち入るのは怖いですw
 ダビデくんの落書き。「LOVE」のスペル間違えてたり、「僕」が書けなかったりして芸が細かい。あとは、ヴィーナスさんのおっぱいですね。そんなにおっぱいが好きならモナさんでもいいじゃん、という話なんですが、多分画力の問題ってのもあるんでしょう。あの絵で表現できる部分となると、おっぱい。まぁ、単純にダビデくんの目にはあれだけ大きく見えている、みたいな話かもしれませんが。
 んで、なぜか大食い対決。ラフミの “兄貴がんばれぇええ!!” は可愛いし、ヴィーナスさんの “良かったら私のノートも食べて?” はエロい。私も食べたい。腹が死にますが。

次号予告

 『フルドライブ』の人が読切だってよ。さすがに屋宜に比べるとミジンコレベルですけど、フツーに考えたらめちゃくちゃ楽しみです。いやマジで『フルドライブ』良かったですよ。あれだけの作品はなかなかないです。
 あと新連載が3連続。最初は『ファイアパンチ』の人。タイトルが平易なのは作家性だろうか。
 ちなみに『ファイアパンチ』は連載当初、数話だけ読みました。つまんなくて読むのやめたのではなく、ジャンププラスを読む習慣がなかったので読み忘れてました。面白かったです。
 あとは、連載陣による描き下ろし年賀状が応募者全員に届くそうです。『BORUTO』は大丈夫だろうが、『ワールドトリガー』『ふんたー』がどうなるのか気になるw 欲しい人いっぱいいるでしょ。

目次

 読者コメントも今号で終了。最後らしいコメントとか一切ないのであった。まぁ、リアルキッズの独り言を垣間見るという変態プレイとして非常に楽しかったです。新企画が思いつかなかったのでもう1年この企画やります、ってなっても割と歓迎できる。
 剣道にハマってる小学生もマジ微笑ましいし(フツーにすごい)、危険な通学路の話をするもう1人も面白い。コメントの内容を反映したイラストを描いてくるあたり小学生には知性を感じますね。確証はないけど。

なごみ地蔵のほっこり感がハンパない。見てるだけで癒される。即待ち受け。
(『鬼滅の刃』)

 思わず検索してしまったぜ……。一瞬サクライタケシのお土産のことかと思いましたが、違った。

次の10週分ネームは出来ているので体調や状況と相談しつつ原稿進めて行きます。
(『HUNTER×HUNTER』)

 10週掲載って明言されたことありましたっけ? 「それ言っちゃっていいんだ」と少し驚きました。『ワールドトリガー』の復帰もそうだけど、計画的にコトが進んでると分かるだけでも嬉しいです。
 来年も2回くらい再開するんじゃないかしら。

寒くなってまいりました。東京のコンビニおでんにはミソがついてない!
(『僕のヒーローアカデミア』)

 どこ出身だよ!!と調べてしまった。愛知でした。何にでもミソつけんだな……とか思ったけど、めっちゃ美味しそうw

アニメゆらぎ荘の打ち上げ。今更ながらこんなに大勢の方々がと驚きました…至福
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 ゲームもあるし、ovaは続くのかもしれないけど、一旦アニメ版は一区切りなんだな……と思うと感慨深い。2018年最終号らしさある。

愛読者アンケート

 コミックスを月にどのくらい読むか。よ、よまない……。ほとんどの月ゼロなんじゃないかな。そもそも買わないし、本棚からも読まなくなってしまった。もっぱら雑誌だなぁ。受動的な付き合い方が今は心地いいというか。
 「キミはそのほかの遊びやサービスと比べてマンガは高いと思いますか?」急にめっちゃ面白い質問きた。現代社会はコンテンツウォー。少なくとも雑誌、漫画雑誌はめちゃくちゃ安いと思いますね。まぁ、基本全部読む私のスタンスが少数派なのかもしれませんが。全部読むなら価格崩壊レベルだと思います。ジャンプだと月千円でしょ。映画1本しか観れないぜ。まぁ、映画も安いと思うんですが。
 欲しいプリペイド・カード。これは読者プレゼントに反映される可能性がありそうですね。私が欲しいプリペイドウェブマネーくらいかな。『ドラクエ10』の課金はプリペイドにしてます。ほっとけば勝手に課金が止まるので安心。貧乏性です。使ったことないけど、ネットフリックスのプリペイドも欲しいな。テレビ買い換えたんですけど、WOWOWが無料で1週間観れるらしく、番組表みてたら「なにこれ最高じゃない?」と思いつつ、「だったらネトフリじゃない?」となってます。マジで心揺れてる。
 「ネトフリじゃなくて○○でしょ」みたいなことを言われても多分ネトフリ以外興味ないと思う。まぁ、アマゾンはショッピングのおまけだからあり得るか。

総括

 今週は月曜中に終わらせるつもりだったんだけどなぁ。なんでやろなぁ。真面目にやってきたからよ。

 今週のベスト作品。『ゆらぎ荘』です。ぶっちゃけ毎週『ゆらぎ荘』が一番面白いのは揺るぎない事実だからいつもは女性受験者のように他の作品にゲタをはかせてるんですが、それでも今週は『ゆらぎ荘』。
 次点は『ブラクロ』4コマ、『私の』、『COMIQ』かな。

 今週のベストコマ。これは『呪術』の見開き。割とすぐ決まった。たすかる。

 最後に、今週のベストキャラを決めて終わります。このひとー。

  • 爆豪勝 『私のヒーローアカデミア』
    • 4コマがたった3本しかないんですが、それでもめちゃくちゃ魅力的でした。そもそも「お前がメインかよ!!」という驚きから始まったんですが、最終的には「パパがメインで良かった……」と服従のポーズ。

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