北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年18号の感想

 久保帯人が『サクラ大戦』に来るぞ。

 ジャンプ18号です。『ハイキュー』『dr.stone』が休載ですよ。あと言うまでもないアレ。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルトトニートニー・チョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹→湯ノ花幽奈→薙切えりな→ナミ→緑谷→ヤミ・スケヒロ→ロー→緒方→田所恵。
 振り向き田所ちゃん可愛い。イエスエス、予想的中。完全正答2連。なかなか続かないのよねぇ。
 んで、予想。「宮崎千紗希」でしょ。宮崎でも千紗希でも「ち→き」という神キャラ。幽奈さんといいしりとりにコミットしすぎである。
 思えば「緑谷」の次を「ヤミ」と予想して彼女に繋げようとしてたんですよね。遠回りしたもんですw
 ちなみに正解すれば、「み」「き」と初登場の文字が連続することになるので、しりとり的にはシンプルに楽しい時期ですね。ぶっちゃけ「お」も「た」も以前に予想した奴が2度目で正解したパターンなので。

表紙

 『鬼滅』。原作とアニメで揃い踏み。前者が火、後者が水でコントラストが良いですね。炭治郎は水の呼吸使ってた頃のが好きです(老害)。

応募者全員サービス

 2,300円をドブに捨てるとで『鬼滅』の九谷焼がタダでもらえるというプレゼント。神社のお守りと同じで購入じゃないからな。
 そんな九谷焼のデザイン。まさかの作画崩壊の呼吸!! 考えた人天才でしょ。この発想力と恐れずに実行する胆力、嫉妬しかありません。
 『鬼滅』という作品の魅力を考える際、作画崩壊は結構な割合を占めると思うんですよね。マジメに。アニメとスピンオフで作画崩壊のない『鬼滅』が世に放たれる今だからこそ原作『鬼滅』の柱として作画崩壊は大事にしたい。

読者プレゼント

 ビリヤード。なんでや。エイプリルフールか新年号をネタにするだろ普通……

巻頭カラー『鬼滅の刃

 アバンもあるよ。相変わらずアカザカラーはキモい。透き通ってもキモい。
 扉。炭治郎と同期の3人とおまけに義勇さん。それぞれ刀のデザインに個性があるんですね。炭治郎とイノスケくらいしか意識してなかった。
 本編。なんか龍がいてビックリしてしまった。本作だと珍しいタイプのイメージ……だと思う。
 義勇が飽きられてからの炭治郎覚醒。刀を横から折るくだりがちょっと分かりにくくてセリフありきになってたけど、手首だけで折ったってことでいいのかしら。
 とにかく炭治郎つおい。まさか義勇が噛ませドッグになるとは思わなかったんだぜ。1人じゃ敵わないけど2人なら、みたいなノリだと思ってた。ヒノカミマン、そしてお父ちゃん譲りの透き通る世界ってもう義勇さんの立つ瀬ないのがつらい。もちろん基礎として生きてはいるんだろうけど、泣ける。
 絶を極めるう炭治郎という表現は分かるけど、義勇フルボッコを横で眺めてるのはなかなかショッキングな絵面ではある。読者からの積極的な理解が必要というか。ボコられるけど死にはしないみたいな判断でもあったのかしら。
 闘気ゼロから一気に首チョンパ。この緩急表現ははマンガというメディアにものすごいハマってる気がします。しれっと話の視点がアカザに移ってたのとかもうまいですよね。

約束のネバーランド

 関係ないけど『お約束』最終回感想。最後の最後に「サイコ野郎」を持ってきたのが良かったです。やっぱ愛されてるんだなぁ。そして、アニメ連動スピンオフとして禁じ手すぎる2期のネタバレをぶっかますのも最高でした。『れっつハイキュー』における月島兄枠。お前がMVPだ。

 『約束』本編。ノーマンの友達が発作。薬がないとヤバイ。人間食べないとバカになっちゃう鬼と表裏一体みたいな存在なのですね。タイムリミットが生じたのも面白いけど、同じ化け物としての悲哀みたいなのが出てきたのが俄然面白い。ぶっちゃけそこまで魅力のあるキャラとも思わなかったんですが、ちょっと良くなってきたかも。
  “ボスはこっち側なんだよな?” の返答。この見開き使いがうまいよなぁ。ページで区分された2つで1つの絵。左側にノーマンが単身で力強く立っていて、右ページにはしゃがんだりもたれ掛かったりした4人。その4人の上にノーマンの吹き出し。意味深。

ONE PIECE

 サンジボコボコ。チョッパー編でのウソップを思い出しますね。すごい下らないけど、あれ好きなんですよねぇ。ゾロと合流したらマユゲを見て「なんだサンジか」ってやってほしい。
 モモの妹。そうか、タイムスリップだから年齢の上下が逆転してしまうのか。こういうの好き。こないだ『ドラクエ10』でもあった。まぁ、『ONE PIECE』のが面白くなるとは思いますw
 てか、桃太郎モチーフを考えた場合、妹ってどういうポジションになるんですかね。知られざる桃太郎みたいな話がない限りはやりようがない気がする。

ブラッククローバー

 魔法バトルは相性が大事。設定の面白さとしてもそうですが、単純にパワーぶっぱで相手を上回るインフレにはならないのが良いですよね。ぶっちゃけあの黒光り魔法は「おりゃあああ!!」で倒しちゃいけないレベルに達してると思うので。まぁ、光は反射すれば良かろう、という話はゴーシュ先輩で1回やってるネタなので新鮮さとしてはそこまでないんですが、「水銀魔法は何にでも対応できるのに元々相性が超いい」というのが加わるのでかなり面白かったです。
 元々アスタのアンチ魔法こそが「どんな魔法にも対応できる」の権化だったと思うんですが、なんやかんやで苦手な相手も増えましたよね。ここらへんのバトルロジックの組立は本作の大きな魅力だと思います。

ブラッククローバーちびキャラ4コマ』田代弓也

 マジメなスピンオフとゆるっと可愛いスピンオフを独りで担当する田代先生すごいよな……と思ってたら『鬼滅』でも同じことやるので驚きました。
 ちびキャラの可愛さでいうと、ゾラとアネゴレオンがすごい良かったです。後者は元々好きなキャラが可愛くなってて最高で、前者はちびキャラになって予想外の魅力が炸裂したパターン。
 4コマとしては薪割りのネタが一番好きですね。キレイな4コマだったと思う。

僕のヒーローアカデミア

 扉。モスラである。キモいw ジャンプ発売日が4/1なのを利用したネタでした。すごいね。何気に本号で唯一じゃない?(週ちゃんで少しあるけど)
 てか、東宝のお墨付きなので驚きます。勝手にやっちゃダメなの? 別に平気な気がするんですが。
 そういえば、『ハイキュー』は『シンゴジラ』とコラボしてるんですよね。次はどこがやるんでしょうねw 次はギドラかな?
 サブタイ「死柄木弔:Distortion」。オリジン、ライジングに続く新機軸になるのかしら。もしくは弔くん限定なのか。
 とにかく「手」の話。相変わらず本作は「手」ですね。徹底的に手。徹頭徹尾、手。……ごめんそんなネタない。
 とにかく手。呪いの手であり、救いの手、からの “だからドクター 手を貸せ” 。よく思いつくなぁ。というか日本語、手が好きですねぇ。

J新世界漫画賞大募集中

 4月は筒井先生。やっぱ新学期だからとかあるのかしら。
 ラブコメというジャンルだから仕方ないんだけど、キャラ作りのコツとして「主人公にどういう『おいしさ』を与えてくれるのかを重視」と言っていて、ここだけ切り取るとなかなかクズである。ヒモメンタル。

アベンジャーズ エンドゲーム』のおしらせ

 当ブログ大注目のジャンプシネマアイランドである。謎に記事が充実してたんですが、今回はかなり凡庸。ど、どうした。担当者かわった?(そもそも個人で作ってるかも分かりませんが)
 まぁ、好意的に見るならば、ネタバレ厳禁&戒厳令が出てる『エンドゲーム』って何も言うことないんですよね。最新の予告もぼんやりしたことしか出てこないし。なので仕方ないんですが、それでも前作で誰が消滅したのかのリストアップとか、『アントマン&ワスプ』『キャプテンマーベル』の紹介とかやりようはあったと思うんですよね。次回がつまんなかったらマジで担当もしくは方針が変わったのかもしれない。

センターカラー『ぼくたちは勉強ができない

 扉。3人娘が変なポーズ……と思ったらテレビから飛び出してるのか。いわゆる貞子。
 アニメ化でより加速したと思うけど、本来なら3人でセットというより2+1が正しいと思うんですよね。何度も言ってきたことだけど。
 本編。うるか嬢、中学に凱旋。なんでチヤホヤされてるのかと思ったけど、すっかり有名人なんだっけね。まぁ、地元レベルだと大会で優勝とかで充分かもしれませんが。
 そして、妹。うるかファンだった妹の話。すごい意外な切り口で来たな。そもそも出番が珍しいキャラなのに、こういう形になるとは。
 餃子。ニンニクたっぷりで意識する唯我。疲れて頭いかれてしまったかと心配しましたが、まぁ思春期だとこのくらいは割と普通か。普通の思春期より低めな感覚で読んでたことに気づきました。ジャンプ特有の問題かもしれませんが。
 ニンニクは虫除け効果もある。これは笑った。ボロ屋敷だからなw てか、そんな効果あるのか。知らんかった。夏のキャンプとかで使い道ありそうな豆知識だ。虫除けにアヒージョとかやってたら上級者っぽいかもしれないw
 唯我ファーザー。おおっ、これは間違いなく大ネタ。父殺しは師匠でやったからもうないかと思ってたけど、唯我でもやるか。楽しみやんけ。
 先生でエンド。これは周りに頼ることも覚えようキャンペーンとして主要キャラが順繰りに出てくるパターンかしら。父ネタが続くと思ったらそうでもなかった。アニメ化のタイミングで親ネタってのは『ゆらぎ荘』との一致もあるのでやってほしいんですがw

火ノ丸相撲

 「離見の見」ってかっこいいな。字面と意味の分かりやすさが気持ちいい。あとこれちょっと『黒子のバスケ』オマージュみたいな解釈の余地もあるかもしれませんね。まぁ、一流のアスリートには割とよくある状況らしいので特別『黒子』に限定できないんでしょうが。
 大包平ヤバくね? を経由してからの、それと渡り合ってる鬼丸ヤバイになるのは良い流れですね。全勝に勝つんだから評価が上がるのは当たり前な話なんですが、そもそも加納くんも隠れた才能だったわけで「おいおいマジか」という驚きが2段階ある。
 無道のコントロールとして火ノ丸くんが脱力を挟んだのも象徴的というか分かりやすい。心の話なので何のこっちゃになりやすいんですが、「あーこの脱力前にもやってたね」となるので納得しやすい。ロジカル。

『呪術廻戦』

 悪役会議からの主人公サイドの病室会議。東堂の件が軽い黒歴史になってるのは笑った。その場のノリが奇跡的にマッチしたので流されちゃったけど、一晩経つと「なんであんなことに……」。酒の席とか男女関係でありがちな奴だと思います。まぁ、とにかく冷静になった状態で聞く中学の話はマジホラーw
 んで、野球エンド。最近は分からないけど、ちょっと前まではテレビアニメに謎の野球回がぶち込まれることが少なくなかったんですが、今回の唐突さもそれに似たものを感じる。私の観測範囲で直近は『ドラゴンボール超』かな。
 五条先生がノリノリで野球に参加してるのもシリアスパートとの落差あって良いんですよねぇ。まぁ、五条先生が同行するからあんだけ遊べる、という理解もできるんですが。

『髪緒ゆいは髪を結い』

 エビがキイトの中のもう一つの人格というか、ジミニークリケット的な存在になってる気がするw 好きだからもっと出番欲しいんですが、ほとんどイマジナリーフレンド的な出番のなさでもそれはそれで魅力的かもしれない……。
 衆人環視の中、黒白の変身をしても誰も同一人物とは思わないのがあり得ないんですが、まぁこれは本作のお約束ということなのでしょう。この雑なノリも込みで楽しもう、みたいな。煙の中で変身したからバレない、みたいな言い訳はもう完全に放棄してますねw
 マジ卍固めは笑った。ギャル要素として卍はもう古い気もしなくもないんですが、そこらへんも好きです。まぁ、リアル考証のギャル出されても正直怖いですし。あと、マジ卍返しの展開もすごい良かったと思います。あのカメラが横向いちゃうやつ。

センターカラー『鬼滅の刃 冨岡義勇[外伝]』平野稜二

 前編です。まさかの前後編。すごいボリューム。
 平野先生がまさかスピンオフ読切とはねぇ……とか思ってたら4コマ連載もやるそうなので驚いた。そんなに……。まぁ、『お約束』と同じでアニメ放送期間限定になるのかな。
 しかし、『約束』のスピンオフが完全ギャグで、『鬼滅』のスピンオフが可愛いを押し出した感じになるとは意外です。まだ読んでないけど。『鬼滅』は初期から好きでしたけど、「可愛い」がこんなにヒットするとは1ミリも思ってなかったというか。キャラ萌え的な可愛さならまだしも。やっぱ私、デザイン的な素養がないというか、センスないんだろうなぁ。
 平野先生コメント。『鬼滅』愛を大いに語ってて微笑ましい……んですが、アニメ関連のインタビューでも感じるんですが、原作ヨイショは必須みたいな風潮も感じる。そこまで原作を神格化しなくても……みたいなことは最近よく思う。別に今回のに限った話ではない。
 カラー扉。全然似てるし、義勇なんだけど、どう考えても原作ではないカラーになってるのが面白いですね。キラキラしておる……

 本編。キレイ。小綺麗、こざっぱりという表現のがしっくり来るかも。決して原作と上下で互換できる話ではないんですが、さっきも書きましたが、やはり決定的な違いは作画崩壊の呼吸でしょうか。あとギャグのセンスとテンポ。本作でもデフォルメはしてるし、義勇のコミュ障ギャグという原作でお馴染みの奴を再現してるんですが、やっぱ違う。本作の方が漫画の教科書的には正しいというか、オーソドックスというか、よく見る感じがする。良いんだけど、やはり原作のあのクセ(と言っていいのか分からんけど)と比較するとどうしても「お行儀いいですね」みたいな意地悪なことを言いたくもなるというか。冒頭のカラスの伝令も普通にかっこいいんだよなぁ。めっちゃかっこいいので違和感で笑ってしまうレベルというか。まぁ、分かりやすくかっこよくなった『鬼滅』を楽しむのが正しい姿勢なのでしょう。おそらくアニメ版も同じだと思います。
 義勇スピンオフだけど、ハードボイルド路線でやる方法もあったと思いますが、コミュ障ギャグをやってしまうので無理。なので実質の主人公は別にいました。発砲美人。あっすごい好み。平野先生ファンとしてはガトリングぶっ放してほしい気もするんですがw
 そんな発砲美人と親父の話。イケオジも最高だし、ワンコも超可愛いです。キレイなしのぶちゃんとの百合チックなショットも入れてたけど、本作で一番可愛いのは義勇とワンコのじゃれ合いなんだよなぁ。ワンコはデフォルメとかせず、おもくそマジメに攻撃してきてる感じも良かったと思います。
 そんなワンコも死ぬんですよね……。つれぇわ(新元号)。
 親殺しとクマ殺し。親子のドラマにクマを持ってくるの、こないだ原作でやったばっかりじゃないですか。えっ、これ計算したの? 吾峠先生の指示でもあったのかしら。出来すぎじゃない? 狙ったならマジすごいし、偶然でもそれはそれですごい。運命を感じる。平野先生もってる。
 義勇としのぶちゃんが現れてエンド。完全に悪役なので笑った。特にしのぶちゃん、あの不気味で色っぽい感じは彼女の魅力としてめちゃくちゃ正しいアプローチだと思います。あそこすごい良かった。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。食戟のミリアちゃん。やばっ、ゲロかわやん。本編と直接関わりはない場面だと思うんですが、ゆらぎ荘の一員として馴染もうと努力してる感でいいのかな。本編でお茶を用意する場面があったので、それと同じ流れなのでしょう。
 本編。そうそう、先週、呪いだ女将さんだバカ回だと断定しちゃいましたが、全然そんなことなかったです。真面目な修学旅行後日談だし、普通に良い話になる予感しかしません。前にコガラシくんがショタ化した回もめちゃくちゃ感動的だったじゃないですか。見た目の微笑ましさに騙されてはいけない。油断してるとすげぇ良い話ぶっ込んでくるぞ。
 前回も言及されたかるら様の24時間監視。それ以外にも幽奈さんが本気出しててヤバイ。そこまでガチで対策してなくても……とこちらが少し引くレベル。女将さんトラブルも今後は起きづらくなる、というのは少し寂しくもありますね。まぁ、それだけ理詰めで攻めてくるのが本作の良さなんですが。
 カードで召喚できるようになったコガラシくん。日常が完全にアップデートされてまったくの別物になった感ありますね。ここらへんの思い切りの良さホントすごいよね。ぶっちゃけこちらとしてはサザエさん時空大歓迎なんですがw
 カード召喚からのおっぱいバレー。狭霧の “この程度もはや慣れたものんだ…!” が面白いんですが、この「慣れ」を失う話になるんですね。前振りとして丁寧だと思います。
 若返り。ショタコガラシくんにまた会えるとは思ってたなかったので感激です。幽奈さんと2人でじっくり1話やってほしい……んですがそれどころじゃなかったw まさかの幽奈さん以外全員。人外組は肉体的な変化は少ないんですが、記憶を失うのでやはり大変ですね。
 エロハプニングで雲雀ちゃんが泣いちゃうのはすごい新鮮。狭霧のあのノリが帰ってきたのは懐かしくもあるんですが、泣きというリアクションは本作においてかなり珍しいのではないか。下手すりゃ悲壮感が出ちゃうのでほとんど禁じ手みたいなもんだと思います。
 おかっぱで今よりもマトラとべったりなかるら様も可愛いんですが、個人的には呑子先生がタイプすぎてな。やだイケメン……。あんなんホレるわ。家庭の事情もあって性格も尖ってるんでしょうね。やっば、ちょっと呑子先生だけで来週やってほしいレベルなんですが、さすがに難しいのかなぁ。精神年齢と実力的にかなりちょうどいいキャラだとは思うので、理解者もしくは強敵としての期待はできると思うんですが。
 あと、設定的にどうなってるの? と気になるのは夜々。今回のロリ化した場合、猫神様ってどういう扱いになるの? 一緒に若返ったのかしら。ビジュアルの変化はないだろうけど、次回出てきてほしいなぁ。いかんせんキャラが多いのでどこまで期待できるか怪しいんですが。
 ちょっとマジメなことを考えるならば、子作りも視野に入れだした幽奈さんの疑似子育て奮闘記みたいなニュアンスも出てくるかもしれませんね。あとは、そもそも若返りの水がどうして漏れてしまったのかという謎解き要素もあるかもしれない。こっちはギャグ的に雑に済ませる可能性もあるのかな。どこでも寝れるとドヤってた幽奈さんが慣れないことしてミスった、とかもあるかもしれない。外部的な要因もあり得るけど、そこまで深刻な話になる線は薄い気もします。酌人のバイキンマン化もそれはそれで面白そうではあるんですがw

『RISKY MAGICIAN』すがぬまたつや

 読切。まぁどうせ面白いんでしょ? という人で、実際安定して面白かったです。超能力の代償として記憶を失うんだけど、SF的に膨らめたりいくらでも話を面白くできそうな設定なのに、実際はレンタルビデオの返却忘れと、「この人誰だっけ?」というあるあるレベルの話に終始するのが良い。シリアスな悪役と、無垢な弟子と交えたのも主人公が独り心の中で「誰だっけ?」と焦るコントラストとしてハマってたと思います。戦えば戦うほど記憶は失われて、根本的な解決から遠ざかっていく、というジレンマも良かったですね。ここらへんはシンプルに話として面白い。推測で問題解決しようとしても火に油注いじゃってピンチ……とかあるあるだよなぁ。 “じゃあごめん” で相手がキレるのとかすげぇ分かるw
 冒頭から振ってあったDVDが『ドクターストレンジ』。かっこいい魔術師ポーズとか参考にしようとしたんですかね。微妙に古いのが良い。
 このへんにスズ、でエンド。結構笑えないレベルの悲劇だと思うんですが、深刻になりすぎないうちに劇終。誰だか分からない人にあれだけ真っ直ぐ慕われるの、不気味だろうなぁw

『最後の西遊記

 コンパクトすぎる如意棒かっこいいなぁ。あの直接バトルとは関係ない場面でのかっこよさって大事よ。説明パートのワクワク感。
 百物語ならぬ「もも物語」。まさか「百ジモ語」以外にも存在していたとはな……
 椎橋先生と同期スタートでのぬらりひょんは、あの椎橋先生の知名度も利用した説明として組み込んでてうまかったと思うんですが、百ジモ語が気になるんだよなぁw
 んで、バトル。対策と連携。そして不意打ち重視のバトル良いですね。すごい新鮮。如意棒の使い方としても新鮮でしたし。ホームランの印象が強いので今回もそうするのかと思いきや、事前に伸縮を利用した突きを見せてからの、不意打ちで突きドーン。ほとんど銃ですね。もしくは13kmや。

『アクタージュ act-age』

 吉岡くん、映像作品風のビデオレターを突然送るのはやりすぎだと思うぞ。ぶっちゃけキモい。この手の良いものは良いんだから観れば良さが伝わる、みたいな感じも個人的にはちょっと好きな話ではない。芸術には受け取る側にも心構えや準備は必要だと思う。特に演技、しかも今回の夜凪みたいな抑えた演技に関しては。まぁ、あのフツーの子が元々映画めっちゃ好きで……みたいな設定あったら別だけど。あと良いもので殴れば解決という発想がそもそも乱暴であまり好きになれない、みたいなのもあります。レイプでも気持ちよかったら和姦、無罪! みたいなのイヤでしょ。
 まぁ、フツーの子が元々夜凪のこと大好きだった……というかツバ付けようとしてたのも問題が矮小化してるようでアレ(ツバ付けようとする行為は小物感あって好きw)。あと女優始める前から夜凪がスーパースターすぎる感じもあまり好きじゃないんですよね。ヤッカミなのは自覚してますけど、そういう人は基本的に敵視する人生を送ってきたのでどうしても抵抗ある。芸能人だからチヤホヤされるのはいいけど、元々美人だからみたいなのはちょっと。

チェンソーマン』

 アキくんにタバコを教える場面。2人の間に大きな吹出しが挟まれて、その下では2コマに分割されて互いの顔の、目のドアップになって……というのがめちゃくちゃかっこいいんだよなぁ。本作こういうのが本当にうまい。2人の角度で心理的な優劣が見て取れる感じとか鮮やかだよなぁ。実にマンガらしい演出。
 そんなアキくん。間接キスによってやる気を引き出してるのでデンジとそう大差ないんですよね。大人への背伸び感として見ても同じだと思います。エロとタバコで繋げたのはロジック的に面白いです。
 からの閉鎖空間で一番怖いのは悪魔ではなく人間、みたいな話。まぁ、よくある奴だし、頼りがいのある人が暴走しなさそうなのでそんなに心配はないかな。まぁ、案外みんなしてデンジのこと見捨てる、とかもあり得るんですがw

センターカラー『ジモトがジャパン』

 扉のポーズは日本列島を模してるってことでいいのかしら。
 本編。群馬県。群馬に生まれコンニャクで育ち丸いだるまと大体友達♪
 てか、アレか。この入学時のトラブルからの都道府拳部との出会いは1話の踏襲ってことになるのかな。ジャパンではなくトキオと出会い、というのがドラマですね。あと、トキオは現ジャンプの中でも屈指のイケメンだと思うので、彼は誤解してない。至って正しい。コガラシくんに次ぐくらいのイケメンと言っても大げさじゃないと思う。……不良系に偏りすぎててアレだな。
 部活だから当たり前なんだけど、一般人に対して都道府拳を隠すことなく披露してるのがなんかおかしい。説明するだけ無駄だし、説明すればするほど狂人だと思われるんだけど、都道府拳によって起きる現象については至って正しく伝わっているというのが不思議。そこオープンなのか。
 まぁ、彼がトキオに陶酔してるのと同じようにトキオはジャパンに陶酔してるという話ですね。新学期ならではのキャラ配置の入れ替え。てか、ちゃんと4月頭のネタやっててすごい。
 最後に投稿ジモト。山形の「ムーミン谷」は笑ったわ。ただのアンダーパスってw

食戟のソーマ

 サブタイ「親父越え」がもう最終回でもおかしくないやつ。朝陽の能力にコピーの側面があるので朝陽を倒せば親父越えを果たせる、というロジックは面白かったですね。あなたと越えたい、親父~越え~♪
 あとはやっぱやたらと旧姓のサイバを強調してる点か。勝機は「幸平」にある、という話なのでしょう。ここらへんも大ネタ感すごいですね。大事に取っといてた奴なんだろうなぁ。まぁ、しかし、悪いが「ゆ」は湯ノ花幽奈なんだよなぁ(しりとり脳)。
 とにかく幸平がキーになってくると思います。そう考えると、えりな様の母親が出てきたのも意味深ですね。ここらへんはホント丁寧に作られてると思います。

『獄丁ヒグマ』

 回想。6年前。まさかの「ジモブラ」の由来とはなぁ(チガウヨ)。6年前のゲームずっとやり続けてたのか。初めて出たとき、3DS版は一世代古いだろなんでや、みたいなこと書いちゃった気がしますが、しっかり計算されてたでござる。く、くそぅ……本作のことナメてた……
  “じゃあいいです” の子供の喧嘩感すげぇ好きだわ。大人げない親のマジギレもそうだし、子供の斜に構えたウザさとか妙にリアル。
 そんなジモブラを踏まえて争いごとが嫌い、この仕事に向いてないという話に繋げるから見事。ジモブラに意味持たせすぎだろ。周到。
 おばさん、変身するとメガネが消える。なんと。そういう仕組みだったのか。『ワールドトリガー』的な何でもあり感というか。
 そんな変身しても消えないタバコが「くゆり」との密談への布石として機能したりしてヤバイ。いろいろうますぎる。というか、読んでて油断ならない。疲れるからやめていただきたいのですがw
 ショタの理想論。バカっぽいけど真理をついてるってのも面白いけど、 “ま… 間違ってるかなぁ…?” も最高ですね。ショタずるいぞ、可愛すぎる。上下の構図は先週印象的に使われてたけど、ショタが上下をやると上目遣いになってヤバイ。

『ne0;lation』

 小学校に監視カメラあるのか。ハイテクすげぇ。それと同時に世知辛い世の中ですね。分かんないけど私の母校にも監視カメラ設置されてたりするのかしら。うわぁ、なんかイヤだなぁ。それで何かを防げるなら大事だとは思うけど。
 インドアで事件解決しちゃうから分からなかったけど、外に出たら実は雨で……という演出は良かった。雨は心の涙というクソベタな記号ではあるけど、インドアで何でも出来ちゃう魔法という話と組み合わせたのが良い。冷たい現実という意味も生まれますし。

『思春期ルネサンスダビデ君』

 ヴィーナスさんの場合は焼き芋に限定されず食なら何でもいいんだけど、美少女キャラと焼き芋というと『ドラえもん』のしずかちゃん連想しますね。最近やたら押し出されてる設定。まぁ、やってることは本作と大体同じでした。ヴィーナスさんじゃなくてモナさんだったけど。
 ヴィーナスさん実食、からの『トリコ』フルコースなので笑った。せっかくだから ダビデ君は?” じゃなくて、「お前はダビデ君?」にしてほしかったけど、敵意があると思われるリスクを恐れたんですかね。いやけど、ここで『トリコ』を引っ張ってくるとか引用がメインウェポンである本作らしいというか、さすがですねぇ。ヴィーナスさんからのしまぶータッチのギャップも含めて超良かった。本作の歴史の中でも屈指の名ギャグなのではないだろうか。
 おなら連想ワード大喜利も面白かったです。ただ、ラストのおならの危機回避はゴリアテもしくは小便小僧にホレちゃうパターンだと思う。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 4/5はヘアカットということで、『ドラゴンボール』ブルマの髪型遍歴。ぐふっ、面白いけどオシャレが過ぎる……。こないだの靴特集もそうだったけど、オシャレ許容量の限界を感じる。
 やっぱイーピャオはオシャレだな……と思ったら監修ついてました。ただ、人物紹介でインスタのアカウント載せてるのがオシャレなんだよな……(インスタ=オシャレの価値観がダサい)
 個人的にはB、G、もしくはF、Kあたりの印象が強いですね。人妻期は別物として考えた場合、ブルマといえばああいう髪型。あとは毎週『超』の付き合いがあるので人妻期の印象も強いんですが。
 再びツイッターでプレゼント企画あるそうです。髪型人気投票。抽選で1名になんと『ドラゴンボール』全巻。マジか。すごい。リアルに金がかかりそう。
 対象ツイートはやはり金曜だそうです。月曜にやらないのははライトファンを足切りするため? まぁ、わざわざ人数的に不利なことをするのは謎ですが。

次号予告

 表紙巻頭『勉強』。キャラ人気投票もやるそうです。キャラ以外の投票もあるとか。てか、キャラ投票まだ2回目なんですね。もっとやってる気がしてた。『ゆらぎ荘』と違って本編の出番とはあまり関係ないファン同士の戦争感があるので、何度やっても楽しいですね。殺伐ともするけど、『ゆらぎ荘』はもう投票やっても面白くないので一長一短です。
 tite kuboの最新プロジェクトポスターもあるそうです。描き下ろし。『サクラ大戦』になるの? ジャンプで??
 てか、マンガ描かなくても予告でこの扱いってやっぱスゴイですね。

目次

 ジャンプバースデー。4/1はウソップと『アクタージュ』天使の誕生日。ウソップは分かるけど、『アクタージュ』もそういうダジャレ的な誕生日設定やるのかw

陰惨な回で東宝さんと素敵な連動企画!怪獣描かせて貰えて幸せ!好きな事で生きてる
(『僕のヒーローアカデミア』)

 前述の通り、連動しないと描けないのか……という驚きの方がデカい。映画がアホほどヒットしないと許可おりないの?? みたいな気にもなってしまうというか。

外に出ると花粉症でくしゃみが…この季節に引籠ってられるのはこの仕事の利点
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 これ前も言ってた気がする。ミウラ老師だったかは自信がないので漫画家あるあるなのかもしれませんが。

近所のパティスリーのプレミアム食パンにハマってます!ふわふわ!
(『最後の西遊記』)

 高い食パンにホイップクリーム乗っけて食べたい(怒られそうですが)。
 パティスリーって何じゃい、と検索してしまいました。たぶんケーキ屋。最初からそう言ってくれればいいのに(オッサン)。

誕生日でした。日付が変わった途端佐伯さんからおめでとうLINEが!あざす! <祐斗>
(『食戟のソーマ』)

 こういう作家間のイチャイチャ大好きです。

愛読者アンケート

 webでのマンガの無料公開について。ほとんど利用しないですね。『ゆらぎ荘』でちょくちょく読んだことあるくらい。要するに既に好きな作品だと読むかも、という感覚。古雑誌を捨てるときについつい読み返してしまうのに近いです。初めての作品を読もうとはなかなか思わない。どうせ最後(最新)まで追えないし、そこまで必死に新規の作品を追い求めてない。たぶん。
 前にツイッターで『ヒロアカすまっしゅ』の根田先生が無料公開するなら最後までやってくれないとイヤなのでそうしてもらえるようお願いした、みたいな発言してたと思うんですが(ざっと調べたけど見つからないので記憶頼り)、その感覚すごい分かる。
 んで、面白かったら買うか、買うなら何で買うか。すごい面白かったのは、無料サービスで面白かったことはない。どんな意見だよw ただ、安かろう悪かろうの意識が強く働く人だと、こういう現象も案外あり得るのかもしれない。その人に興味あるわ。
 最後。この1年間で愛読者アンケートをどれだけ出したか。出さずに答えるクズスタイルの私としては面白いったらない。ただ、その質問を愛読者アンケートで行ってるんですよね。メタい。アンケートの回答率を知りたいのではなく、回答者のガチ度を知りたいという感じかな。

総括

 最近長さが割と安定してきた気がします。15k弱。まぁ、このくらいが現実的なレベルとしては理想なのかな。それなりに満足はしております。あとはもうちょっと早く終わらせたい……

 今週のベスト作品。まぁ、『鬼滅外伝』ですかね。『鬼滅』を外部受注することの面白さが分かりやすく詰まってたと思います。あとワンコ可愛い。
 次点は『RISKY MAGICIAN』。連載陣の中だと『最後の西遊記』かな?
 作品じゃなくていいなら『鬼滅』の九谷焼をベストにしたい気持ちもあります。

 今週のベストシーン。『約束』の見開きですねぇ。
 次点は『トリコ』。

 最後に今週のベストキャラ。こいつだー。

  • 呑子先生 『ゆらぎ荘の幽奈さん
    • 眼光鋭い呑子先生にホレた。かっこよすぎる。来週敵対でもいいし、頼れる姉貴でもいいので活躍してほしい。

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鬼滅の刃 15 (ジャンプコミックス)

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