北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年27号の感想

 薬で収まったと思ってた微熱がぶり返してきました。そのうち額に痣も出来るから待ってろ。


 はいジャンプ27号。『食戟』カウントダウンです。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルトトニートニー・チョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹→湯ノ花幽奈→薙切えりな→ナミ→緑谷→ヤミ・スケヒロ→ロー→緒方→田所恵→宮崎千紗希→キルア=ゾルディック→久世草介→夜凪景→虎杖悠仁→ジンベエ→エマ→真冬。
 真冬。まったく思いつかなかったけど、納得です。人気投票1位ですし……まぁあれはあれで「なんで?」と驚いたんですが。私の知らないファンコミュニティーの盛り上がりがあったのでしょうね。『呪術』のおにぎり人気もそうだけど。あとは『ニセコイ』人気投票という先鋭化された土壌を引き継いたんだとも思います。『ゆらぎ荘』の投票がいつも普通な結果に落ち着くのがまた対照的すぎて面白いですね。
 んで、次回「ゆ」。きたか。この企画が始まった頃にやっぱ幽奈さんの「ゆ」とかコガラシくんの「ふ」とか考えたんですよ。そしたら、「ゆ」が驚くほどに充実してることに気づかされました。幽奈さんだけでなく、唯我、ユノ、ソーマですね。最近は髪緒ゆいまで加わりました。主役もしくは主役級が5人も並ぶのは珍しいと思います。「ゆ」強い。
 既に幽奈さんが既出であり、『勉強』が2連するとも考えづらいので選択肢は限られます。まぁ、完結カウントダウンがあるので(関係ないか?)ここはソーマくん一択じゃないかなぁ。悩むべきは「ら」で止めるか「ま」まで行くかの部分。てか、「ま」だと先週に戻るような事態ですね。「なきりえりな」もそうだったけど、『食戟』キャラはなぜループ展開になるのか。
 ということで私の予想は「幸平創真」。もっかいマスラオに賭けようw

表紙

 新連載。顔に傷あって、SFソード持ってて、右手から電気で、東京で、忍者で……とやたら情報量が多い。どんな作品か想像しやすいってのは表紙として重要なのかもしれません。ここで読むか決める人もいるだろうし。

読者プレゼント

 ブラックホール観測ネタ。珍しく写真ではなくイラストです。たまにあるよね。なんか申し訳程度に白衣の美女いますけど、これは描き手の意地というか、「ホントはこういうのが描きたいんじゃあ……」という魂の叫びなのではないかw なんだよブラックホールって、という話ですし。
 ダジャレ的には手数も多めで好印象です。個人的には「なんてんもん持ってんだ」が好き。天文を引っ張ってきたかw

巻頭カラー『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝 松浦健人

 アバン1ページがかっこいい!! 本来ならポスター、扉、表紙になるようなものだと思いますが、少年マンガだともっと分かりやすく主人公が顔見せてるやつじゃないとダメなのでアバンでやってみました、みたいな感じかな。
 本編。10年後も安倍政権らしいのですごくつらい。マジしんどい。ディストピアじゃん(そういう話です)。『ウォッチメン』におけるニクソン政権と似てる……ちょっと違うか。例えむずい。
 ガラパゴス改革とかちょっとありそうで笑ったんですが、ロシア、中国、アメリカの3国に日本が参加するってのはないんだろうなぁ。てか、アメリカだけめっちゃ遠いので大変。
 東京で、屋台(中華)。これは『ブレードランナー』憧れってことになるんだろうか。そういや、アバンに花守神社ってありましたけど、あれは花園神社ってことか。新宿で歌舞伎町だとすると『ブレードランナー』は間違いないかも。2つで充分ですよ。
 まぁ、ジャンプで歌舞伎町っつったら『ブレードランナー』じゃなくて『銀魂』か。なるほど、案外『銀魂』枠だったりしてな。
 SF世界だけど、多国籍で、国名はリアルってのが面白いですね。てか、ジャンプだとすごく珍しい。これは良いんじゃないか? この珍しさだけで好きになれそうな予感ある。
 メイウェザーを忍者がボコって悦に浸るのはちょっと構造としてダサい気はする。そんな天心好きだったの? みたいなそういう。
 ごりごりの超能力バトルが始まったので面食らったでござる。王道すぎて逆に今時珍しいというか。なんか説明しながらバトル続けるのも清々しい。こんな作品だったのか。もうちょっと漠然とした忍術かと思ってた。
 得意の右アッパーを打つときに “右アッ…” と言うのが象徴的ですよね。本作、そういうバトルをやる作品だ。おもくそかっこつけてるけど、意外と幼稚……は言い過ぎか。少年マンガど真ん中。
 磁力使う相手に鉄はダメでしょ……とか思うんですが、このチグハグさが本作の魅力なのかもしれない。すごい、思ってたのと違う。大人っぽいと思ったら意外と中二臭いのもそうだけど、なにこのバランスおもしろ。
 ということで終わり。アバンかっこいいし、ルックも整って、SF設定も大人っぽいけど、意外と緩かったり中二だったり少年マンガだったり。真っ直ぐな目でベタなことを言ってくる感じ。すごい不思議な作品だ。『銀魂』とか言ったけど全然ちげぇわ。めっちゃ必殺技使うw
 とにかく「なんだこれは」という驚きとワクワクの大きい作品でした。今後が気になるという意味では今期最強。「今時」というのを恐れない姿勢は割とマジで大事だとは思います。現状で一番好きなとこを挙げるとしたらそこかもしれない。

鬼滅の刃

 因縁っつっても猪柱の出生の話がほとんどでした。五感キャラの五感が親譲りってのは初……? 忘れた。炭治郎どうだったっけか。ここでも強調したってことは、やはり今回の勝機はそこにあるのかな。触覚と視覚。本作の五感要素、最近だとあまりフォーカスされてなかった気がするので楽しみです。結構好きなんですよね。五感モチーフ。

ONE PIECE

 ゾロ十郎とかサン五郎とか序盤に出しておいて、後半「鎌ぞう」でサプライズを仕掛けてくるのは良かった。それも潜伏用の偽名だったんかい、という。鎌持ってるから、みたいな安直なネーミングなのが一貫性あるわw
 キッドが特に何もなく帰ってきたのは悪い意味で意外だったけど、スマイルの悲劇をこうして出してくるのは驚いた(良い意味)。おそらくだけど、治療できるものではないと思うんですよね。完全に取り返しが付かないレベルの被害。それが仲間に出ちゃうんだから驚き。まぁ、キッドという距離感ならではのサプライズだったのかな。
 からの、おしるこエンド。これは笑った。おしるこキャラに無理あるとは思ってたけど、こんな連結をかましてくるとはw
 あのラストはすごい良かったけど、ルフィがかっこつけたのとは無関係なのでよく考えると少しアレでもあるのか。来週以降ルフィが自発的に何か起こせるなら別だけど、リアクションに回るんだったらちょっと「なんでかっこつけたの?」ってなっちゃう。

センターカラー『約束のネバーランド

 カラー3ページなのでビビった。「これはカイウの分!!」ってことなのかなw
 めっちゃかっこいいのでアレだけど、ひょっとして梅雨ネタってことになるのかしら。そういや先週の『ジモト』もそうだったか。梅雨イヤだなぁ。雨の中歩くの疲れるんですよ。
 本編。缶詰はい! は笑った。レイ可愛いな。本家も負けてないわw
 んで、七つの壁の正体。ドラゴンボールですかー?? とか鼻ほじりながら思ってたけど、全然違ったわ。ちゃんと謎ときらしい答えが出てきたので楽しい。メタキャラに対して第四の壁を破るとか言いますけど、それに近かったでござる。
 パズルとなって消えるエマ。サノスだわ。どこかでサノスが指パッチンしたわ。I am inevitableだわ。この1年間パロディーとかも多く見ましたけど、割とマジで落ち込むことも多かったです。そのくらいショックだった。『エンドゲーム』を経たのでまた印象も変わったのですが。

『お約束のネバーランド』宮崎周平

 原作でエマが七変化してからの『お約束』なので妙に違和感がないw
 前号に大々的に予告が載ってたのでかなり期待してたんですが、3ページのショートなのね。もっとがっつりしたのを期待してしまったぜ。とはいえ楽しい。間違いない。初っ端からノーマンはサイコだし、レイは可愛い。そして、エマのツッコミはコッテコテ。何がどうしたらあんなコテコテのツッコミキャラになってしまうんだろうなぁw そもそも宮崎先生そんな感じだったっけ? とも思う。そんなコテコテなエマ、好きなんだよなぁ。 “お借りしてんだよ!! お話をよ!!” とかもう最高。ノーマンじゃないけどホレるわ。
 てか、その場面での “でも不思議と流れは一緒だな” は『お約束』という作品を語る上で不可欠な要素ですよね。私の加速範囲だと『れっつハイキュー』のシステムの踏襲だと思うんですが、原作が生き死にについてのサスペンスなのでそのギャップがより楽しい。『れっつ』は原作のちょっと臭い部分、ポエミーすぎる部分を見逃さないのが最高なんですが。どっちも良い材料だったわけですね。ギャグ作家すげぇ……
 そういや、『ジモト』が4コマになってしまったので、ツッコミキャラを愛でる要素が大きく経ることになるのか。今週はエマがいたから良かったけど。『髪緒ゆい』がしっかりギャグしてくれるという安心はあるけど、あの作品、ツッコミが好きって感じではないかなぁ。大好きだけど。今期の新連載に意外とツッコミキャラいたりして……と期待してしまう。

『サムライ8 八丸伝』

 達磨師匠、現役(?)時代は銃も使ってた様子。やば、すげぇ楽しみ。ガンカタやん。ガンカタ不可避やん。
 てか、親子の確執、束縛の問題はもう解消したもんだと思ってたんですが、全然違うのね。旅立ちはもう容認された気になってました。初回であんだけ盛り上げたからねぇ。まぁ、あれはあれ、となるのが親心か。
 一線を越えるラストはかっこよかったんだけど、直前まで「外行きたい」って行ってた人に「外に行きたいか?」と神妙に問いかけてるだけにも見えるな。どこまで悩んで答えてるのかが怪しいというか。
 てか、ナナシはやっぱ出ない感じなのね。さ、さみしい……

ブラッククローバー

 セクレもしくはネロの “戦いに集中して” は微笑ましいっすね。鳥時代のコミュニケーションは言葉がないから仕方なく、じゃなくて割と彼女の本性でもあったのかなと。
 エルフ元気玉。先週ちょうどそんな話したけど、超強い人が揃っちゃって、既存のキャラもうどうでもよくない? と思ってたら、違和感なくそっちサイドの描写を入れてきたのでうまい。タイムリミットとして人質みたいな扱いになってるのもそうだけど、出番はまだまだあるのですね。

Dr.STONE

 まさかのバトル展開。これは予想外ですわ。ドレスアップは「負けたとしてもまだ本気じゃねぇから」みたいな感じか。
 ものすんごい派手な蹴り技くらってもコハクが割とピンピンしてるので変な感じ。普通に致命傷、勝負ありみたいな迫力なんですけどね。まぁ、バトルが本分の作品じゃないからいいのか。とはいえ、蹴り解禁のリベンジマッチを匂わせてるのはバトルマンガっぽくて面白い。
 マウストゥマウスじゃないのに吹き出しで隠すのか。意外。まぁ、ギャグにしたいってのも分かる。千空のキャラ的にも。

僕のヒーローアカデミア

 無限増殖の絵面が完全に『ワールドウォーZ』。好きだなこの例え。そこまで好きな映画でもないのに。まぁけど、イスラエルの場面は最高だよなぁ。ゾンビの洪水。
 「氷そんななくない?」と疑問に思ってたんですが、しっかり「はいはい分かってますよ」という内容だったので良かったw やっぱそうだよね。氷の温度のくだりはちょっと飲み込みづらくもあるんですが、町のインフラを利用してる感じはすごく好きです。てか、町へのダメージはマキアより大きそうですねw

『ミニネタジャパン』林聖二

 4コマ連載です。初回は山形。ラーメン県らしい。意外だわ。そんなにラーメンのイメージなかったんですが。
 やたら絡んでくるジャパンと、呆れながらも付き合ってあげるトキオの関係性がなかなか良いです。キュンとくるもんがある。ここまでシンプル関係性は4コマじゃないと逆に描かれることもなかったのかな、とか。

センターカラー『ビーストチルドレン』

 友人くん、まさかのお隣さん? 公園の隣とかそういうのかしら。思ってたよりベタベタであった。筋トレ手伝ってあげたりはしないけど、微笑ましく見守ってる感じとかすごく良いです。ちょっと憧れもあるのか? みたいな感じ。良い。ただ、12時にあのテンションで叫ばれるのはちょっと困るのでやめてw
 そんな友人くんと対照的なのが頑張ってる姿を嫌悪する不良。ここらへんテーマが一貫してて良いですね。まぁ、 “痛いけど痛くないんだ” のくだりとはちょっと話通じなくて怖いんですがw 反論が頭悪すぎるというか、そんなんじゃ伝わるわけないでしょ、という感じ。まぁ、彼のキャラクターとしては間違ってないのも分かりますが。
 お守りで疑似ラグビー。直前の場面でイジメに引いてる不良の友人が加害者として巻き込まれてるので笑った。傍観者という言い訳が崩される。イヤなリアルさだw
 んで、進路ゲット。当たり前のように友人が同行してるので笑った。そこ大事な選択じゃないの? いいのかそれで。良い人が過ぎるぞw

ぼくたちは勉強ができない

 師匠宅。父親との平和な朝食というのが目新しい。改変された日常って感じで良いですね。
 「星」だから占星術が気になる……って天文好きとしてそれはいいのか? 天文ガチ勢が一番嫌う奴じゃないのか、そういうのって。
 ……てか、天文学って天「文」学なのですね。やば、今の今まで気づかなかったわ。めっちゃ面白いやん。てか、心「理」学か。マジか、すげぇ。ものすごく根本的なオモシロを見逃してたことに今気づいてショックなんですけど。今週で113話だぜ。つらい。
 占いの実行は無理矢理で、というか唯我がズケズケと踏み込みすぎててイマイチでしたが、 “砂糖” は笑った。甘い言葉……
 占いのコジツケが大オチじゃないのも良かった。「最後はどんなコジツケを?」と身構えてると、違うネタで落としてくる。そのオチもしっかり冒頭の場面から引っ張ってきてるのとか良いよね。

『呪術廻戦』

 釘崎さんのマジキチ無双……かと思ったら本命は虎杖。おおっ、これは良かった。しっかりチームプレイになるのか。東堂とのタッグとはまた別の意味で良いコンビネーションですね。我慢比べもあるけど、一瞬でも足止めが出来れば万々歳。すごい納得しかない展開。
 そっから弟のギブアップでサプライズも仕掛けるのも決まってるし、とにかく展開が面白かったです。本作のバトルは振り付けとか凝ってて好きだったんですが、こういう良さもあったとは。ちょっとズバ抜けて面白い。虎杖がほぼ……てかまったく喋らずに大活躍するのとかも最高。

『ふたりの太星』

 将棋なだけあって太ちゃんの動きを先読みして呼び起こす作戦……なわけないですよねぇ。ウソだけど、もっともらしいので笑った。 “だから将棋弱ーんだよ” と言われてたヒロインがまんま騙されるのも納得ですね。だから将棋弱い。
 てか、太ちゃん先生にも嫌われてるのか。ギャグパートだけど、何気に深刻な問題な気がする。ナチュラルに人をバカにしすぎ。殺されかけたのも納得なのかもしれない。
 ストーカーかと思ったら将棋部。それなら少しは納得……なのか? まぁ、同じ学校に藤井聡太とかいたらあんな感じになる気持ちも分からんでは……ないのか?
 てか、アレですね。本作、感情の起伏が激しすぎてすごい不思議な読み味になってる。絵が違っても「ぺろっ……これは福田先生!」って分かるかもしれない。今期の4本、どれも個性が尖ってたなぁ。強いて言えば『ビーストチルドレン』がお利口な感じあったかもしれん。まぁ、それでも変なところはあるし、面白いですね。

ハイキュー!!

 昼神オリジン。クソマジメというか、自分を含む誰にでも厳しすぎるという過去が面白いですね。理屈としては正しいじゃないですか。彼が間違ってたとは言いづらい、気づきづらいというか。
 「ざりざり」のコマが完全にホラーなので笑った。久しぶりに出たな。さすが元ホラー作家だ。突然怖すぎるw 何とか先輩が出てきてもおかしくないレベル。
 「バレーは全部繋がってる」という呪い。ちょっとタスクフォーカスとも通ずる話なのかな。試合のすべてをコントロールしようとするのは傲慢、みたいな発見であり救済。
 塀を見つめてゴリゴリやってたけど、力を抜くことを覚えたら目の前には美しい青空が広がっていて……という流れもキレイすぎる。視野が狭くなってるというか、気持ちが内に向かいすぎてたのがよく分かりますね。ホラーからのアレなんだから強すぎるわ。振り幅。
 そんな結論として、止められるとこは確実に止める。それが相手チームのエース。うわ、最悪w そんな彼を “機械みたいな” “情報の選択” と称したのも見事だよなぁ。あの過去から強くなった彼を表現する言葉として的確すぎる。

『アクタージュ act-age』

 机の上に上がるなんて危ないしはしたないなぁ……とか思ったけど、よく見たら夜凪だけちゃんと靴脱いでるので笑った。結構冷静なのねw
 んで、俳優としての個性。ごりごりのスター性ってことなのか? カリスマ? 天使もスター俳優だけど、あれは計算でやってる要素も多いのでそこが大きな違いなのかな。
 ただ、その圧倒的な魅力を本人が自覚してるってのが面白いですね。あんだけ調子乗るのも納得かw ただ、ハリウッド作のドタキャンがマジで撮影中のバックレっぽいので引いた。いや普通にダメでしょ。
  “3日時間を頂戴” が『美味しんぼ』にしか見えないので笑ってしまった。料理の例えするから……

センターカラー『ゆらぎ荘の幽奈さん

 カラー扉はゲームのオリキャラ。ちょっとやったことあるから知ってるでよ。いつか本編にもゲストキャラ的に出たりしないかなぁと思ったりもするんですが、ちょっと設定が濃いというか、軽い感じでは出しづらいのかな。
 本編。雪崩くんのエロハプニング。勝った……!! 雪崩くんの可愛いキャラが確定したと見ていいんじゃないでしょうか。ハッキリと悪行が描かれてないので今後理解し得ない悪役になるのかハラハラもしてましたが、これで決まりなんじゃない? 雪崩くんは可愛い。
 そして、雪崩コガラシを対比させてる件も間違いないのでしょう。雪崩くんもエロハプニング体質。そんなエロハプニングを通じて、コガラシくんは自身の服を相手の女性に与え、雪崩くんは自ら着込む。この違いですね。「恥ずかしいじゃないですか?」のあの素敵すぎる笑顔に雪崩くんの本質は隠されていたのですよ。
 となると本章は雪崩くんの学ランを北風と太陽ばりに脱がせる物語と言い換えられそうですね。ならば、本章のラストはゆらぎ荘での混浴という可能性が大いに高まったのではないか。マジで行けるかもしれん。頼むぞ。
 んで、チーム分断。コガラシくんも幽奈さんもいないチームがその他感あるんですが、マトラ、こゆず、夜々と動物園感ハンパないので可愛いです。仲居さんが頼もしい……のかな。まぁ、またルールとかあるんでしょうが。
 幽奈さんチームは渋谷。失敗霊装結界なうらら嬢がレアですね。嬉しい。独りだけ高校生なのは気まずいw
 んで、ヒョウ柄ギャル。彼女をキュンキュンさせるらしい。てか、彼女は雪崩くんのことをどう思ってるんだろうか。好きだと思うんだけど、どこまでマジなのか。あとどんな面が好きなのか。可愛いとか思ってるのかな。かっこいいなのかな。冒頭の場面を考えるに、彼女の方は普段からベタベタしてるんでしょうね。羨ましい。もう一方のプールの子は忠誠心が前面に出てる感じ。たぶん。
 てか、デコったスマホで攻撃してくるあたり、バトルマンガとしてのオモシロがしっかりしてるので笑う。ギミックのきいた武器、攻撃方法って大事よね。
 雲雀ちゃんと幽奈さんがフュージョン(違)。マジか。けど、狭霧が “私と違い人懐っこいタチでな” と雲雀ちゃんのことを評価してるの良いよね。雲雀ちゃんは対抗心やコンプレックスを感じてるのに。良い、サギヒバ良い。
 ロリ宮崎は人質としてガチモードを引き出す役割なのは分かるけど、せっかくだから何かしらの活躍もしてほしい気もします。ギャグ要員だった雲雀ちゃんが意外な活躍を見せたように。まぁ、とはいえ、インフレ感あるこの状況でどうなれば活躍できるのか……という話ではあるw 疑いつつ期待ということで。

火ノ丸相撲

 「今時切腹ってw」と思ったら本当にそんなこと言ってくるので笑った。形式とはいえ、すげぇもん持ち込んでるんですね。ここらへんやっぱ一概にスポーツと言い切れないですねぇ。
 そんな行司もそうだけど、徹底的に外部の声を取り入れた本話。当の本人の語りはゼロではないが……レベルで、周囲にいろいろ語らせる。まぁ、要するに人間は行司しかいない状態なので、神の気持ちは我々には分かるはずもない、ということなんでしょう。今までにない語り口で面白いですが、それだけ今回が特別というか特殊。
 見開きの場面めっちゃかっこいいけど、鍵括弧が抜けてますね。気になっちゃう。

チェンソーマン』

 コマの外からのデコピンかっけぇ。マンガならではの遊びですね。これはアニメ化も不可能だろ。すげぇ陳腐になってしまう。コマ枠があって、ページの余白があって、そこから指が伸びてくるから不気味なわけで。
 まぁ、よく考えるとデコピンさせずに自力で刺した方が手っ取り早い気もするんですが、そこらへんも縛りなのかしら。
 姫野先輩が釘ソード使うの嫌がってたってことはこの後のリターンが怖いってことなんですかね。代償にすごいもん取られるとか。
 よく考えると、互いに必殺技を一方的に打ち込んで勝負あり、という感じで展開としてはそんなに面白くない気もするんですが、やっぱ見せ方が面白いから充分すぎるほど面白いですよね。淡泊な印象になるほど絵に重きが置かれたバトルとかすごい新鮮。

食戟のソーマ

 完結まで残り3話だそうです。毎回分からなくなるんだけど、今週のを入れると4話ってこと? 今週が313話なんだけど、最終回は315話なのか、316話なのか。
 あと、最終回と同時に超重大発表だって。映画か実写化、もしくはその両方とか? アニメはもうやっちゃってるからなぁ。
 本編。いざ決勝。やっぱ卵になるのかなぁ、とか思ったけど、もう既に卵ネタはやってるんでしたっけ。じゃあ違うか。
 んで、 “待ってな” 。えりな様のために作る感じになるのか。ちょうど先週城一郎のいい料理人になるコツが再確認されましたけど、それですね。そこらへんの理屈をどう整えてくるのか楽しみです。最後ってのもあるし、かなりのものが期待できるのではないか。

『髪緒ゆいは髪を結い』

 「異常な体幹」で済ませちゃうの好き。やっぱ本作の2ページ目は間違いないなw
 生徒会長。ヤギヌマゴートで笑った。メェメェ感がすごい。
 エリート主義なのはさておき、妹をバカにしてるのでアウトですね。まずそこだと思う。
 反撃できずに泣いちゃうくだりは笑った。雑な「ポンポン」も最高。あの悔し泣きの感じ、子供の頃に経験あるw
 ライフラバーとか大問題じゃね? という言い分に関しては「まぁ確かに……」と納得してしまうんですが、それに対する打開策が完全に『食戟』アザミンなのでアウト。どうしてこうなってしまったのか……的な結論。目的から手段の飛躍がすごい。サノスかよ。
 とにかく高貴と連呼する主張にウンザリした白ゆいが黒ゆいを召喚。おおっ、激アツやんけ。これは意外。白ゆいにそんな一面あったのか。てか、2人が混ざってきてる、という見方もあるのかしら。どちらか一方を封じ込めるのには違和感があると常々言ってるんですが、この混じり合う、もしくは両立するのはアンサーとして理想的かもしれない。すごい大事な話をしているのかもしれない。これで来週ギャグ満載になっても驚かないけどw

『最後の西遊記

 伸びる如意棒でのワンちゃん殺し。なかなかかっこよかったですね。いちいち首とか頭を狙ってるのが良い。てか、こちらに全速力で向かってくる対象に対してあんだけ正確に狙い打てるってすげぇな。
 路上でお着替え。誰もいないとはいえ、道路でってのは心理的な抵抗ありますね。まぁ、変身じゃなくてただのコスプレ、という本作の設定を反映してて大事だとは思います。あの状況だと、着替える場所を探すまでに別のと遭遇する可能性もあるからなぁ。
 体内に如意棒のくだりもそうだけど、この如意棒アレンジ大会すごく良い。好きかもしれない。最初に棒の形捨てたときは「えーちょっとやりすぎじゃない?」とか思いましたが、ここまで突き進まれると楽しくなってくる。次はしばらく先でしょうが、今から楽しみです。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 6/5水はロゴマークの日。2018年の通年背表紙企画を振り返り。相変わらず嬉しい特集をしてくれるぜ。カラーで見たい人は2018年の52号にカラーのまとめがあった気がします。もう半年前だから怪しいけど、電子版の人なら見れるはず。電子版の収録内容は知らん。
 ブログで毎週書いてたから余計に感じるんですが、ロゴマークのデザインであれこれ語れるってすごいことなんですよ。私は無理でしたw それ相応の知識が必要です。てか、要するにこれフォント特集の第2弾みたいな感じですね。好評だったからなのか、書き手が好きなのか。
 背表紙企画では網羅できなかった2016年以降の背表紙も拾ってくれるのが嬉しい。それぞれの通年企画の振り返りもしてくれて嬉しいですね。それ以前は通年企画は対象外だったので。『銀魂』の通年企画とか好きだった記憶。
 そして、最後に今年の背表紙、ジャンキャラしりとりについての言及があるのも嬉しいところ。いつかしりとりも週ちゃんで特集してほしいです。マジで。そこで「よなぎけい」の件をイジってほしい。
 しりとりの日とかないのかな、とググってみるもどうやらなさそうなんですよね。調べが浅いだけで何かしらあるといいんですが。

次号予告

 『地獄楽』が出張。33ページ。出張番外編が難しい作品だと思うんですが、以前出張してきたときはうまいこと処理してたと思います。今度はどうなるのかしら。
 あと、『ボルト』あるよ。重大発表らしいです。移籍、映画、『サムライ8』コラボあたりがあり得るラインかしら。

目次

しゃっくりが止まらないのがツボに入って、爆笑してたらしゃっくりが止まった
(『鬼滅の刃』)

 しゃっくりを止める方法っていくつもありますが、こんなの初めて……///

アオハルやばいっす。関わってくれた皆様ありがとうございます!!よろしく!!
(『ONE PIECE』)

 あれ、『ONE PIECE』が嫌いな層の神経を逆撫でするような仕上がりだと思ってます。いや、『ONE PIECE』好きの中にも嫌いな人多いんでしょうが(私もこれ)。

生活時間がズレまくり深夜に妻に唐揚げ揚げてもらう僕。罪悪感。しかし旨い!!
(『ブラッククローバー』)

 やはりチャーミー感強い……(6/3はチャーミーの誕生日)

Switchのゼルダすごい面白い!けどこれ膨大すぎて終わる気しない……!
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 最近アプデでロードが爆速になったらしいですね。今から始める人が羨ましい。

ウイスキー飲みながらパラノーマルアクティビティシリーズ見るの最近楽しみ。
(『ハイキュー!!』)

 すごい光景。洒落てんのか洒落てないのか分からないが、とにかく楽しそうw

ベランダで煙草を吸うアシさん達の雨除けにコールマンのパーティシェードを設置
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 雨の中、雨除けの下で煙草を吸うアシスタント。妙に景色が広がるコメントで良い。てか、複数もいるのか。減ってきてるとはいえ、そりゃいるか。

保育園の催しに参加すると、他のお父さんみんなシュッとしててウッてなる
(『火ノ丸相撲』)

 感動で泣いちゃう話かと思ったらまったく別の原因で泣きそうになってるので笑った。

愛読者アンケート

 新連載についてと、ツイッターについて。やってるかどうか、何でやってるか。私はスマホアプリが9割ですねぇ。たまぁにパソのブラウザ。ただツイートするとき、あとはスマホの方でブックマークしたツイート(主に動画)をパソで見るとき、の2つはパソでもやる。
 どんな人をフォローしてるか。この「フォローしてる人」、フォロワーに対してフォロイーと表現するのが適切なんですが、まったく浸透しないし、代わりの言葉が生まれるわけでもないので少し困ってます。たまに「フォローしてる人」のことをフォロワーとか言う人までいる始末。相互フォロー前提のつもりなんですかね。英語的にフォロイーだよ。インタビュイーとか、フランチャイジーとか、エンプロイーとか言うじゃない。まぁ、語感が気持ちよくないってのは分かるんですがw とはいえ、毎回「フォローしてる人」って言うのも抵抗あるんだよなぁ。……この段落無駄。
 どんな人フォローしてるか。こう聞かれるとなんて答えるか悩む。リアル友達はいない。極々少数いるけど、全然ツイッターが盛んな人ではないし、ツイッターで交流もしない。選択肢的には「趣味が合う人」が一番しっくりくるのかな。あとは、映画監督、漫画家、小説家、評論家、エッセイストくらいかな。主には。ジャンプ関連の漫画家でフォローしてるのだと、現役連載だといないですね。目次コメント面白い人が似たようなことツイートしてるならフォローしたいけど、そういう人に限ってやってない気がする。忙しいのか。まぁ、吾峠先生とかツイッターで交流するうちに発言内容が普通になっちゃう危険性もあるので、目次コメントオンリーがベストなのかもしれません。フォローしてるジャンプ作家だと、やっぱ平方先生あたりが代表的かな。『最後の西遊記』開始時に言及してて「やっぱ仲良いだなぁ」と微笑ましかった記憶。
 んで、ジャンプ関連の公式アカでフォローしてるもの。週ちゃんだけですね。ただ、週ちゃんもフォローはしてるけど、最近はまったく見ないです。基本リストでTL見るんですが(広告出ないからオススメ)そっちからは外しました。週ちゃん関係ない『アクタージュ』のRTが多くて萎えました。何のためにアカウント分けてんだよ、と解せない。

総括

 何とか火曜深夜です。やりゃ終わるんですよ。当たり前だけど。やってるけど終わらないなんてことはない。先週はやらないから終わってなかったわけです。まぁ、言い訳です。

 今週のベスト作品。『呪術』ですね。新連載とか『お約束』も考えたけど、今週は『呪術』だわ。圧勝じゃないかしら。

 今週のベストコマは、『ハイキュー』の「ざりざり」。こわかっこいい。

 最後に今週のベストキャラ決めて終わります。また来週。

  • エマ 『お約束のネバーランド
    • 原作のラストから妙な繋がりがあるのも笑ったけど、本編が珍しいくらいエマのツッコミに偏ってて良かったです。短いってのもあるけど、ずっとツッコんでる。『ジモト』の本連載が終わったのも相まって、すごい良かった。好き。

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お約束のネバーランド (ジャンプコミックス)

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ne0;lation 2 (ジャンプコミックス)

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