北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2019年46号の感想

 目次の位置ずらしました(前回から)。

背表紙

 ジャンプキャラしりとり。ルフィ→石神千空→うずまきボルトトニートニー・チョッパー→アスタ→炭治郎→潮→大木大樹→湯ノ花幽奈→薙切えりな→ナミ→緑谷→ヤミ・スケヒロ→ロー→緒方→田所恵→宮崎千紗希→キルア=ゾルディック→久世草介→夜凪景→虎杖悠仁→ジンベエ→エマ→真冬→幸平創真→マルコ→孤爪→恵→明神阿良也→八百万百→百城千世子→胡蝶しのぶ→古橋→翔陽→ウソップ→冬空コガラシ→耳郎響香→竈門→冨岡→影山→ママ→マーシャルDティーチ。
 久々に王道で良かった。予想外ながら「そいつがいたか」という驚きがある。『ONE PIECE』は多すぎるのでそこだけ難易度が違うってのもありますが。あと、改めて感じたのは、やっぱマルコはねぇよ……。
 ということで次回は「ち」。千紗希は既出なので「ちとせ」ですね。仲居さん。余裕余裕(というか今回は多少あり得そうなラインのキャラなので嬉しいw)。

表紙

 tvアニメ4期スタート記念で『ヒロアカ』。台風で早速放送中止とかあったらしいですがドンマイやで。私も『ドラえもん』が中止で残念です。

映画『ヒロアカ』のおしらせ

 堀越デザインの映画オリジナルキャラ。ロリショタ。及び声優コメント。前回の志田未来がすごい良かったのでまたタレント声優やってほしい気もあるし、変なことやって滑るくらいならやらないでほしい気もあって複雑。まぁ、このロリショタはさすがに映画のメインキャラという感じではないだろうから志田未来枠ではない、と思う。

読者プレゼント

 スフィンクス。「お宝スキィンクス」も弱いし、各グッズの紹介も「な~んだ」で処理しててダジャレ関係ないので残念ですね。景品があと10コ増えても何の問題もなくすぐに書けそう。

巻頭カラー『僕のヒーローアカデミア

 デストロ本のどこにマーカーしたかもチェックされてた模様。筆記だと筆記音で「何を書いた?」と疑われるからマーカーにしたんだと思ってたんですが、マーカーもバレてた模様。カメラ? の精度そこまであるのか。えげつない。実際に本の中で重要そうなワードを選びつつ暗号にして……ってめちゃくちゃ大変そうですね。
 んで、インターンの話。アニメ4期開始、「インターン編」開始ってのを見てようやく気づきましたが、今回の再インターンってアニメを意識してると見ることも可能なのですね。時期的にもピッタリですげぇわ。
 そしてバーニンは今週も可愛い。好き。

鬼滅の刃

 まだ回想続くんかい……って毎週書いてる気がするw 毎週「まだなのか」と驚きつつ、毎週楽しんでるから不思議。要するに1話ずつの起承転結がしっかりしてるので「うむ良いもん読んだ」と満足感あるってことなんだと思います。
 今回の内容でいうと、妻と子を捨てた部分が重要なんだと思います。この情報を入れるために今話が存在したと言われても納得してしまうレベル。要するに、次の世代(に期待するの)を捨てて、自分が不死になることを選んだという話ですね。この技の保存のために鬼になったってのは過去にも出てきてその時点で面白かったんですが、弟子や子供の話が出てくることでさらに深みが生まれたと思います。
 こういうドラマを考えると、今回の戦闘に炭治郎が絡まなかったのは英断だったと思います。ぶっちゃけ耳飾りの因縁があるので炭治郎とイッチ、戦うと思ってたんですが、炭治郎が出てきて活躍しちゃうと「結局日の呼吸かーい!!」という話になってしまうので台無しです。派生の呼吸を使う子孫たちがイッチを越えていくから感動的なわけです。

ハイキュー!!

 旭とノヤ、大地とツッキー、田中先輩と潔子さん、影山とスガ。何気ない会話、敗戦後の会話として感動的……で終わりそうになるんですが、しっかり3年キャラを順に巡る話になってるのですね。3年は引退するからあとはよろしくな、みたいに直接的な話は出てこないんだけど、読み進めていくうちに「あっこれはそういうことか」と徐々に気づかせる構成。
 からのベランダでの3年トーク。会話の内容は “誰も謝ってなくてよかった” 以外ほとんど描かれないんですが、それでもベランダで4人が日が沈むのを眺める、というのが彼らの引退を雄弁に物語っていますよね。オシャレなことしやがって……
 んで、メシ。敗戦名物のメシ。潔子さんのモグモグが可愛くて見取れるんですが、そこに日向の孤独のグルメが差し込まれるのも良いですよね。ちゃんと消化の良さそうなものになってるのとか最高です。あんな気の利いたもん用意してくれるのか。宿の人だよね? たぶん。
 3年の卒業式。谷地さんが排球部の活動日誌を閉める場面が描かれて彼らのバレー部が終わった……という演出かと思ったら違った!! 日向も終わってたでござる。これはビビったぜ。しかし日向はチャリンコが似合うな。

Dr.STONE

 決戦前の準備。ドローンがあれでほぼ完成なのは少し驚いた。改良していくくだりとか勢いで突っ走ってて読んでて楽しいのは確かなんだけど。絡めるのが目的ならスーパー運動神経の人にロープ投げさせてもいい気がする……が、まぁこれは実践の様子を見ないとどうにもな話ですわな。ただ、こないだのコハク石化のくだりはコハクがジャンプすれば奪えた気もしてしまう。引きずる。
 綱引きの特訓だー! からのブチンでワイヤー生成のくだりとか話がスムースでうまいよね。今回一番好きなのここかも。絵的アクションで言葉による説明を省略してるというか。

ブラッククローバー

 フィンラルとランギルス。才能と兄弟みたいな部分はちょっと『鬼滅』的でもある。そう考えると、こんだけ明るく和解する可能性もあったのだな……と妙に感慨深い。
 まぁ、フィンラルのナンパが呪い扱いされてるのは笑いました。今までめっちゃ重い、暗い呪いの話してたのに、急にナンパw 業呼ばわりも笑った。言い分が文句なく「ごもっとも」なのが良いよなぁ。
 んで、正攻法で入国。人数に制限があったらしいけど、ネロは数に入ってるのだろうか。鳥の姿ってことはやっぱ不法? ただ、 “それ不法入国よ” とギャグ的に話してたので不法じゃない気も。

センターカラー『呪術廻戦』

 いよいよ現在にバック。一応夢オチ。最後の最後が “強くなってよ” “僕に置いていかれないくらい” なのが最高ですね。才能、闇堕ち、別れ、そして後継というのは『鬼滅』っぽい。『鬼滅』っぽい、という感想の汎用性やばいなw
 話はメカ丸。意外。けど天与呪縛の話が続いてたりもしますね。
 メカ丸の “……来たか” のコマの次に臨戦状態の虎杖。要するに時間の違う2つのコマが並んでるだけなんですが、緊張感からの騙し、良いよね。単に「なーんだ 違うのか」では終わらず、思ってたよりも最悪な展開になる。最悪な人が登場する。
 夏油にも肩入れできるようになった今見ると、「まぁメカ丸を救ってあげた側面もあるのは事実だし?」という見方も出来てしまうのが面白いです。単に「利用しやがってー!」ではないというか。

『夜桜さんちの大作戦』

 ハサミという武器の有用性を語ったのちに太陽がワイヤーという原始的な武器で勝負にいくのが良い。当然長男譲りなのも熱い。ハサミという武器の特性を利用して無力化しようするのも理にかなってる。このオモシロスパイのトンデモ武器の扱いとして非常に良いのではないか。バトル展開への組み込みがうまい。当然最後の片割れのハサミで戦いを挑む場面も最高ですね。同じ武器なのだから全力でぶつかったら両方が同時に割れる、というのもロジカルです(実際はいろんな条件あるんだろうけど)。2人の実力差がここで同じ武器を持つことで互角になる。その先で勝敗を分けるのは太陽の愛情パンチ、というのも良い。
 弟子を見せてからの師匠のワイヤー使いという見せ場があったのも嬉しい。足場にしてるのは笑いました。最初のコマ、気づかなかったw
 ラストのコマ。感情全開で抱きつく2人、「やるじゃん」と静かにねぎらう2人、端で静観する2人、と各人の個性が出てて良い。
 ちなみに、お花屋さんの最後、「メガネキャラは負けるとメガネが外れる/割れる」の法則ですね。非常に丁寧な扱いなので笑いました。

約束のネバーランド

 天才、兄弟、闇堕ち、別れ……はい『鬼滅』~。みんな『鬼滅』。イッチ最強。
 エマが感情で迫ったのに対し、レイが冷静に “これで全部吐いたか?” と言ってるので笑った。まずはノーマンのウソを全部締め出さないと話が始まらないw ロジカルというか事務的で好き。
 からのメガネの反乱。ヒビの入ったメガネを外しながら橋から落ちるんだろうな、みたいな連想をしてしまう。実際は違くて、ここでのメガネ遊びとしては、反乱モードになるとメガネの反射がなくなり目が見えるようになり、反乱モードが終わると反射して目が隠れる、でしょうか。スイッチ描写としての目の有無だと思います。もしくは主張するときは目あり、他人の主張を受け入れるときが目なし。単にアップなら目あり、大コマなら目ありではないから面白いです。作者の演出意図がメガネに宿ってるのは確か。

食戟のソーマ』ラストファンブックのおしらせ

 附田インタビューが載るよ、一部見せちゃうよ、という話。こんな一部だけ読んであーだこーだ言ってもナンセンスなのでスルーしようと思ったんですがー。リアクションの変遷について語ってて、最後に出てきたのが1話目の「よく見ると男も脱げてる」件。これ明確に覚えてるんですが、当時の感想で私がゲキバマリした部分です。我が意を得たりだなぁ、気持ちいいなぁ、と(笑いだけじゃないので厳密にはちょっと違うんだけど)。

センターカラー『僕のヒーローアカデミア Team Up Mission』あきやま陽光

 最強よりの出張。カラー扉が謎メンツだったんですが、今回の本編のキャラなのね。にしても謎メンツな気がするんですが、こういう「特定のキャラを組み合わせていくよー」という企画なのでその一例ということかな。デクが申し訳程度に扉にいるのが本編読んだあとだと笑えます。あと、本編読んだあとだと「そんなことよりヒメちゃん出せやボケェェ!!!」と叫びたくなります。
 本編。とにかく特定のキャラ選んで組み合わせるよー、という遊び。キャラ萌えだけでなく関係性萌えを狙ってるわけですね。そういう意味では『私のヒーローアカデミア』と似てるようで全然違う。『私の』でバーニンやってほしい……
 んで、実質的な本作の主役ヒメちゃん登場。はい勝ち~。可愛いでーす。内巻きロリ可愛い。優勝。オリジナルだけど『ヒロアカ』ヒロイン感あるのが見事だと思います。絵についての知識がバカなので何が具体的にどう共通してるとかサッパリなんですがw
 まぁ、ここに来てようやく気づきましたが、今回のメンツはtvアニメ4期でのインターン、そしてエリちゃんを意識したものだったのですね。あきやま先生のロリ返し。そう考えるとエリちゃんと対極の性格をしてる気がしてくるし、内巻きで「丸」が強調されたキャラデザはエリちゃんの角とのコントラストな気がしてくる。
 ヒメちゃんの王子様探しで物語は進む。容疑者を順繰りに回ることで主要キャラを次々に出す作戦。あー、戦略的ですね。うまいわ。ただ、意外だったのは『ヒロアカ』の女性キャラで勝負しなかった点。まぁ、掲載が最強なのでそんな美少女押しって感じでもないのか。そもそも。「万が一にでもバーニンが出たらどうしよう」とかワクワクしてる人は最強の読者にはいないわけで。まぁ、カラー扉のヤオロッパイはその反動かなw
 「金髪」というヒントからのオチが「そんなん分かるかい」感あって楽しいと同時に『ヒロアカ』マニア度であきやま先生が『ヒロアカ』ファンにマウント取ってきた、とも思える。小ネタ的な知識でファンを喜ばせる、という意味では『恋するワンピース』とも通じるところがあると思う。あれホントすごいよね。スピンオフの戦い方なのでしょう。
 てか、ロリが憧れる王子様が金髪ってのはミリオのことも意識してるよね。ゲキカワロリぐへへ……で終わるかと思ったけど策士やんけ。
 この人と決めた王子様にこだわらなくても新しい王子様を見つけるのも一つの手だよね、と環のドラマを用意したのも良い。これロリに限らず恋心……にも限らず人を好きになること、憧れることの教訓としてとても正しいと思う。
 と同時に、ミリオに憧れてる環が金髪に憧れてるロリにとってのヒーローになれた、というドラマを考えるとなかなかに感動的ですよね。マジやるやんけ。想像以上に周到。あきやま先生、ここまで出来るとは……。ただ、惜しいのはカラー扉にヒメちゃん出さなかった点だよなぁ。デクとかいらねぇんだよ!!!(こういう過激派の応援が一番迷惑)

ぼくたちは勉強ができない

 『勉強』キャラでミステリーやってくれるのかと思ったら違うので少し残念。まぁ、やるとしたら探偵役は師匠になるのでそもそもメンツ的にお門違いな期待か。
 謎が明らかになるのが中盤で、ぶっちゃけそれほど盛り上がるわけでもないのでガッカリもしたんですが、そこから浪人で再び誤解ギャグにいくのが鮮やかでした。ストレッチがエロいみたいなのは割と凡庸なアイディアだし、そういう輩がいるから世のヨガスタジオは女性専用が増えちゃうんだよ(厳密にはウソです 目的が違うからです)。まぁ、とにかくストレッチからのエロ連想が二段構えだったのが予想外だし、面白かったです。
 あと、 “先輩も学生時代ストレッチでペア組んでくれる友達いなくて… ヤキモチを妬いてたんじゃ…” と序盤の関城孤独ギャグがフリが誤解の種になってるのが秀逸だったと思います。あれ定番のギャグなので特別な意味とか考えてなかったです。その油断をつかれた。
 まぁ、よく考えるとセックスだと誤解してたんだとしたら浪人もっと動揺しません?? とか思わんでもない。軽くキレるだけでからかいモードに入れるとかメンタル強すぎじゃない? 私だったら「かっ……帰る!!」とかなると思う(乙女か)。いや割とマジな話で友人の性事情とか苦手なんですよね。空想上の下ネタは好きだけど体験談だと引いちゃうというか「おいそれと他人に話していい話題ではないぞ」とか笑うテンションじゃなくなっちゃうというか。友人の結婚式でも誓いのキスで内心「キャー!!」ってなりましたし(乙女か)。

『ミタマセキュ霊ティ』

 江戸一コジメ。もう1ページ目でめちゃくちゃ笑った。申し訳ないけど今週のギャグ祭りのどの作品よりもこの1ページ目で笑った。『コナン』と『金田一』って定番中の定番のネタだと思うし、散々やられてると思うんですが、その雑なミックス具合でもう負けた。 “真実という名のジッちゃんはいつも一人!” の文章としてはギリギリ成立してるけど意味がなさすぎる決めゼリフとかちょっと悔しくなってくるレベルで面白い。
 ちなみに、メガネはコナン(漫画の方)で、髪型は金田一(ジッちゃんの方の帽子)由来ですね。はじめちゃん要素が低くも思えるけど決めゼリフもあるし、「ジッちゃん」の部分が本作的には最重要なのでまぁバランスは良いと思う。
  “ハンママハムハム”古畑任三郎(てかザコシショウ)ですね。個人的にはここまでが限界だったけど、ひょっとしたら他の有名ミステリー作品のネタも詰まっているかもしれない。ヘンテコな決めゼリフも多いのでひょっとしたら……とは思う。怪しい。
 悪霊と化したジッちゃん。めちゃくちゃ笑ったけど、展開として超うまいし、「悪寒」が伏線にもなっててすごい。名探偵の悪霊を殺人事件を求めて発狂するとか既存のミステリー作品(特に2人の少年)に対する批評、ツッコミとして鋭いとも思います。本作のベスト回出たかも。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 予告されたとおり夜々&猫神様。他にも神様出てややこしいのでシラタマ
 怪獣パニック映画のパロディーにもなってて、地球滅亡の予感描写として多用される「世界中の動物たちが人間より先にパニックになる」を猫でやってるのがうまいですよね。それが単なる何となくな予感ではなく、実際に猫たちを興奮させる理屈があるのが面白い。
 夜々とミリアちゃん。これが百合か……(違います)。夜々があそこまでなるのが珍しいので眼福ですね。そこまで暴力的でもないのでまだ微笑ましく見てられる良さもあると思う。ここらへんは麻痺してるだけかも。
 夜々回でもあるけど、同時にシラタマ回でもあって。全編を通じてシラタマの白目が可愛い。あれだけ話の中心にいるのに最後のオチで「何も知らなかった」と明らかになるのが良いですよね。「シラタマは喋らない」をうまく利用したトリック。こないだのサイレント回とも通じる仕掛けだと思います。ギャグとして面白い仕掛けでもあるけど、動物との交流、ペットとの交流において教訓的な内容でもある気がする。動物たちのことを人間の都合良く解釈してませんか? みたいな。分かった気になってるけど結局のところ喋れないんだから分かってないよね、みたいな。まぁ、夜々の場合はまたちょっと別なんですが。シラタマは喋れない、シラタマと意志疎通できる夜々は口数が少ない、というのが今回の仕掛けの土台にありますね。
 とにかく何も知らないシラタマ。ひたすら驚きっぱなしなのが笑えるし、マジ可愛い。夜々が割と最初からシリアスモード入っててかっこよく決めてる横でシラタマは……というギャップですね。
 あと地味にサブロウも可愛いよね。あの頭身はデフォルメしないのに服着てる感じとか絶妙だと思います。メインキャラとしてはパンチ弱いかもしれないけど、「よく見るとこいつも良いよね」という脇役ならではのバランスで魅力放ってる。DJサブロウがビート流してる絵面もすごい好きです。
 説明が済んだら即実行。話のスケールの割に驚くほどにサクサク進む。要するに「モスラ~ヤ モスラ~」的な場面である幽奈さん、呑子先生を加えての舞。お色気要素の担保でもあると同時に、シラタマ目線で考えると「まだ状況飲み込めてないのにそんなサクサク話進められても……」という話でもあるのでおかしい。
 巨神獣ニャンゴが正気を失って東京の危機。ちょっとくらいビルぶっ壊してほしいんですが、意外と本作はそういう爆発オチみたいなのは出来ないのである。翌週以降に事後処理するエピソードを入れないといけないので。『こち亀』の派出所爆破オチみたいなのはそう簡単には出来ない(あれでも事後処理する話ありますけどね)。
 逆に言うと、今回の一件、ニュース番組や騒動はガチで劇中世界で存在する、モブたちの記憶に残ってる、と考えると何か不思議な感じしますね。仕方ないんだけど。
 こんだけスケールが大きくなっても最終的に問われるのは夜々とシラタマの絆というミニマムは話に落ち着くのが良い。ニャンガとか出てきて知らない人の話になりつつあったけど、最後に頼りにはなるのは2人の思い出であり絆。ちょっと先週の夢回想の場面とも近いかな。しっかり感動的な要素だったり、「なぜ彼女は頑張るのか」の部分をクソほど丁寧に描く。
 んで、 “ありがとうニャンガ” とすごいスケールの話になったけどシラタマだけ話についていけてなくて……というオチ。さっきも書いたけどサイレント回の影響ありますよね。言葉がないからこそ読者を騙せる仕掛け。それがコスプレして化粧までしてるシラタマの白目で明らかになるオチが笑える。「みんな順応すんの早くない?」みたいな良い話とのギャップですね。急に怪獣映画みたいことして面食らうんですけど……という立場は読者とも通じるかもしれない。「まぁそういうもんだから」と何となく飲み込んでいた違和感を代弁してくれるようなツッコミが入るので気持ちいい。愚にもつかないほのぼの一話完結かと切れ味鋭いオチがつくので相変わらず油断できないですね。

『ミニネタジャパン』

 愛知。名古屋県問題。ついでに横浜県問題。あとは神戸、博多、仙台、金沢あたりか。割と定番のネタだと思うんですが、それに対して本作らしいオチがつくのが良かった。本作が根本的に抱えてる問題? を指摘してくる。あまりに基本的なネタなので「そういえばw」と笑ってしまった。

Jギャグ祭り

 『ミニネタジャパン』の次ページに『ジモトがジャパン』なので笑った。4コマ以外も読みたいなぁ、と思ったら林先生が別作品でエントリーなので嬉しい。

『見かけ倒しの御影さん』老村勝 佐々木宣人

 原作と作画。珍しいですね。
 それはいいんだけど、そもそも「ラブコメ」と「ギャグ」の境が曖昧になってるのでこういう「○○さん」みたいな美少女押しの作品はちょっと勘弁してほしい。本作が単独でどうこうじゃなくてギャグ祭りとして。てかラブコメ祭りからスパンが短いのもあって余計に。ただ美少女がボケ役なだけだったらいいけど、脱ぎとか入れてくるのもなぁ。この企画でやられるとギャグ以外でオモシロを担保しようとしてるように見えてしまって良くない。脱ぎも赤面もいらない。
 ただ、勝負パンツは笑いました。そういう勝負かw あと「パンツに夢中で誤字に気づかなかったっしょw」という意地悪なオチも良かったです。漢字を知らなかったのでそもそも気づける余地がなかったので悲しい。スタートラインに立ててない……

『判断に時間を要する!キメレン仮面』畠山達也

 こういうのでいいんだよ……と安心したw
 徹底的に優柔不断。腰が重い。行動を起こさない言い訳を常に探す。まず失敗を考える。ちょっと身に覚えがありすぎて涙がw 特に “俺は8時に風呂に入ると決めたのに11時半に入る男だ…” で爆笑しました。分かる、分かりすぎる……。最初から11時半に沸かせばいいんだけど、そしたら深夜に入ることになるので結局8時に沸かす(8時には入らない)。悲しい。人間の情けなさをこんなに端的に描かれるとは思わなかった。
 最初から「空耳だろ 行かねぇ」と即断できたらいいんですが、結局は行こうとするのが最高ですよね。行くには行くんですよ。行かないルートに入りそうになると行かなかった場合の最悪を考えるので。うう……つらい。
 ラストの怪人も良かったですね。傘もそうだけど上着を脱いでるのが優しいw

『神様の悪戯の君』稲岡和佐

 よかったー、予告ビジュアルの人やっぱ稲岡先生であってたじゃんか。予告が「誰だかは秘密」みたいなテンションなのに当たり前のように絵が出てるので「えっ 違うの?」とキメレン思考に入ってましたw
 さっきも言ったけど、ラブコメとギャグの区別って何なんですかね。稲岡先生とかラブコメでも成立すると思う……読んでみたら100%ギャグだったw 「ラブコメだと思うじゃん?」がフリ。そうか、予告の段階から「なんでギャグ祭りなのに美少女がメインなんですかねぇ……」とフラストレーションを溜めるのが理想的なリアクションだったのかw 1号分の待ち時間が丸々フリとして機能する。
 ということで作画崩壊イケメンとのラブコメ……を端から見るとギャグ、という作品。それぞれのジャンルを俯瞰するような話で面白かったですね。ラブコメ祭りからのギャグ祭りに掲載することでオモシロが増したと思います。絵が描けない人による作画崩壊はコマごとに骨格が違ったりすると思うんですが、本作の作画崩壊キャラはあの骨格を律儀に守ってるのが良いですよね。「もしもアレが実在したら」というシミュレーションとして面白い。距離計ってからの顎クイとか笑ったし、ラストの床ドンも良かったです。最初は気づかなかったけど床ドンであれだけ顔が近づくことがあり得ないんですよね。
 『見かけ倒しの御影さん』に文句ぶー垂れましたが、今思えばあそこに文句を垂れたことで本作をより楽しめた気もする。ギャグ漫画の美少女かるあるべし、みたいな。いや本来は美少女メインのギャグがあってもいいんですよ。さっきも書いたけど。

『マクラバ・スリーピング』すがぬまたつや

 すがぬま先生またいる。抜群の安定感だと思いますが、この才能の使いどころ、定期的にないものですかね。年に数回見かけて喜ぶ、で終わらせるのはちょっと惜しいと思うの。すがぬま先生に連載でもいいし、何なら「ギャグ祭り」で連載、月イチ連載とかでもいいので何とかなりませんかね。勝ち抜きギャグ祭りとかでも出来そうですし。
 本編。夢遊病の発明家。 “ワイリーステージのボスみたいなデザインですけど!?” で爆笑しました。とてもじゃないが女子高生のするツッコミじゃないので好き。初見時から何となくは抱いていたけどうまく言語化できてなかったモヤモヤを彼女のがツッコミで「それだ!!」となる感じ。最高に気持ちがいい。
 メキシコネタが帰ってくるのも好き。枕場が嬉しそうにメキシコとの関連を指摘してくる感じが良い。それをツッコミが全力でぶっ叩く。
 んで、オチ。序盤の “酸的なものが煮えたぎってるし!” というツッコミが奇しくも的を射ていて伏線になっちゃってるのとか好きです。まぁ、けどやっぱベストはワイリーステージだなぁ。懐かしすぎる……

『サッカー漫画』林聖二

 誰が高校のサッカー部の話だと言ったかね、と言わんばかりのFIFA会長始まりで笑った。監督目線のサッカー漫画とかはかろうじてありますけど、会長目線は世界初なのでは。
 会長が何でもまかり通る話。言及されないけどキャプテンの腕章してるのも良かったです。まぁ当然そうだろうなw
 まかり通るギャグが繰り返されて、最初は素直に笑ってたけど徐々に「やりすぎじゃね?」とか「そんなことして虚しくない?」とか思ってるとその通りの展開になるのも気持ちがいいし、オチがうまいこと言ってくるのも「やかましいわ」感あって好き。あと、ナースとドライバーは生きててほしい。いや、そっちの墓にはいっぱい人が来て、というのもアリか。
 ラストの墓の前に唯一置かれたバラ。チューリップじゃないよね? バラだとしたら割とマジで『市民ケーン』オマージュだと思うんだけど、どうだろうか。『レディプレイヤー1』の大オチでもお馴染みの。

『生殺死神 シータマン』花田智也

 ナマゴロシニガミ。ラブコメ祭りとのダブルヘッダーらしいです。調べてみたら保健室のやつでした。あっ、個人的に一番評価低かったやつ……(一番普通でフックがなかったという意味なので決して質が悪いわけではないです)。この話3度目ですけど、美少女に頼らないのは良かったです。やろうと思えば美少女メインでも勝負できるのに「ギャグやるならそっちの武器はナシでしょ」という姿勢がかっこいい。しかもちゃんと面白い。いやマジでかなり良かったです。まぁ、「エクスタシーです」の場面は普通に可愛くて、「これは……いける?」みたいな雑念は湧いた。美少女の有無にばかり気を取られた弊害。
 楽に死なれてはつまらないので死なせるようで死なせない。半殺し。なので、逆に考えれば元々死にかけてるような人にとってはただの蘇生処置じゃね? という話。この発想の転換、設定の掘り下げが良かったです。屁理屈こねてるようで納得できる。それを圧倒的な手数で見せることでギャグになる、というのが好き。絵面は怖いのに……というネタよくあんだけありましたね。ただ、ジェットバスのネタが少しだけ『マクラバ』と被ってる事故も面白かったです。よりによってそこ被る?
 設定の魅力は間違いなく本作が最強だっただけに、最後の最後刈り取る際は本当に怖いのか、の点がぼかされたのは少し残念かな。天寿を全うして大往生で死ぬことが彼にとっての至高の死、とかでも全然良かったんですが。

 終わり。やっぱこの祭り企画を連載化するのがベストな気がする。それならギャグ祭りに美少女作品が入ってても「枠」として許容できると思うし。あと、ラブコメよりもギャグの方が短期決戦、ワンアイディア作品とは相性良いですね。改めてギャグ漫画の強さを感じました。
 どれも好きなんですが、強いて言えばベストは『キメレン仮面』。風呂ネタ刺さったぜぇ……。

チェンソーマン』

 夜の校舎というだけでロマンティックなんですが、そこで授業ごっこするのが良かった。ごっこ遊びなのが子供っぽくて良いし、その内容がデンジの失われた青春になってて少し泣けてくる。あり得たかもしれない光景、というか劇中で言われてた通りあり得て然るべきな光景ですよね。そこで2人の間に絶望的な断絶が……とはならずにプールに行くのも良い。優しい。けど、断絶の予感はほんのりと残る。それが後の田舎のネズミと都会のネズミの話に繋がる。おっぱいを出したのは単なるサービスではなく、恋ではない性欲を意識させる話として必要だったんですよね。なのでネズミのくだりでデンジの食欲が語られ、そこで再び2人の断絶が……また予感程度で終わる。先週のカフェでの場面、 “一週間も続けて来るほどおいしくないでしょココ” というセリフがあるんですよね。あのカフェは田舎のネズミであり、そこが好きと言ったデンジも当然田舎派かと思いきや、という話。当たり前ですが、デンジはメシがうまいから通ってたわけじゃないですね。まぁ、デンジだったらあのくらいのメシでもうまい、とかあり得そうとも思うんですが。

『アクタージュ act-age』

 客の奪い合い。甲と乙の話かと思ったら1つの舞台の中での話でもあった。「対決」というテーマを劇の中でも描いてるのが面白いですね。
 演技がゲキコワなのは分かるけど、殺陣が始まったら動きがショボくて迫力が減る、みたいなことはないのだろうか。直前に演技側にだけブーストかけたのでそのバランスが気になるというか。まぁ、実際の殺陣がどこまでの迫力なのかは描かない、という判断ができるのが『アクタージュ』の強みですかね。「作品の強み」って言おうとしたけど劇中劇とややこしい。
 客に話しかける。漫画の場合は読者に話しかける俺ちゃんですか? というのは今週(というか今日)プラスの方で公開だからそっちを読もうな。
 じゃなくて、読者に話しかける演出はぶっちゃけそこまで決まってないと思う。割とよくある見開きの構図でそこまでトリッキーなことをしてる印象は受けなかった。んですが、事前に「客に背中を向ける」という話がラストへの布石になったのは見事でしたね。客に顔を見せるのがヒーローだったんだけど、最後は客の応援を背に客を守るために戦う。
 「舞台での演技スキル」が単なる演技力ではない部分で語られるのでめちゃくちゃ分かりやすいし、「そういう工夫もしてるのか」と感心するので面白かったです。まさかオーガミでそういう話になるとは。

『髪緒ゆいは髪を結い』

 本格バトル回やんけ。やば、普通に面白かった。複数キャラの処理もうまいし、間に謎解きを挟む構成も緩急あって飽きないし、何よりバトルの決着がロジカルで良い。「もう蟲ないけど強いの?」とか思ってたんですが、蟲と関係ない部分で納得の出来る活躍をしてくれたのが良い。蹴り技は言わずもがなだし、カードを伏線にする構成も良かったですね。もちろん初出の情報なので「いや知らんがな」にもなりかねないんですが(人形要素はあるけど)、その分展開としてのオモシロでカバーしてる。そして最後には2つのバトルが1点に集まり、それがパズル的に作用して2つ同時に解決。ちょっとマジ見事すぎるんじゃないかしら。新幹線というロケーションを最大限利用してるのも素晴らしかったと思います。前後の2択、グリーン車、自動ドア、スプリンクラーですね。新幹線というバトルステージの特性をこんだけ盛り込むとかすごいでしょ。

『サムライ8 八丸伝』

 アンのアンちゃん。むしろ妹なのにアンちゃん。心のダムは緊急放流してるかい?(古い)
 名無し。ナナシが7なのは既出だろ、と思ったけど街全体の話らしい。次は6が出てくるんだと思ったけど、この様子だとずっと7かな。マジックナンバー的な扱いになりそう。
 切腹。強くなろうと焦った故の悲劇ってのは分かるし、あまりに悲しいんだけど、そもそもあの切腹したら侍システムのことをまだうまく受け入れられてないのでそれを土台に悲劇を作られても、いやそもそもこのシステムに欠陥があるとしか思えない……今回のもそういう話とも取れるんだけど……ともにょる。

『ふたりの太星』

 まぁどうせ将棋を続けるのは分かるんですが、それでも「将棋どころじゃねぇだろ」となったのは良かった。当たり前だけど大事よね。カブト虫がギャグのようで説得力を失わせる理由にもなっててうまいと思います。
 他人の人生を奪うのが将棋(プロになること)と例えたのも良いし、「とっとと決着つけてやるよ」の場面で2人の時計の位置を強調したのがうまい。布石というか事前説明。左が巡、と分かってないとラストの演出が意味をなさない。
 そんな最後の時計の演出、見事でした。命のカウントダウンに見立ててるんだけど、「残り時間を使い果たしたということはー??」と勝敗を示す場面でもある。さらには「ちゃんと早指ししてたんだ」でもありますね。そんな早指しに負けた巡が “貴方はいつも遅い” と最後に言われるのも良い。
 運命の中で唯一違ったのは仲間と出会えたから、なんて平凡な話では終わらず、ちゃんと最後には「ジジイありがとう」に決着したのも良かった。忘れてたけど、たしかにクビの件は反省して然るべきだわw

『ビーストチルドレン』

 再びフィールドに足を踏み入れる、だけで1話作っちゃうので笑った。すごい、やりようによってはここまで盛り上げられるのかw
 回想の中でヒーローインタビュー。これまたタイムリーなネタでうまい。こうなってくると現実の方でもリーチマイケルあたりに死んでほしくなってくる(縁起でもないです)。
 ちょっとあの死に様は『ONE PIECE』の「世はまさに……大海賊時代!!」感もありますね。アリッタケノーユーメヲーカキアツメー
 ラスト。ガラスパリーンもかっこよかったんですが、競技規則を持ってきたのが最高でしたねぇ。ラグビーは立って行うスポーツ、何度も転ぶけどその分立ち上がるスポーツ。それを体現するのがー?? という話でめちゃくちゃキレイでした。やっぱ本作良いよね。『ふたりの』のオシャレ演出も好きだけど、本作のは臭さがあるのが好き。

『トーキョー忍スクワッド』

 ヒーローの資質は食事に宿る、という『ONE PIECE』イズム溢れる場面が良い。砂糖おにぎりとか連想しますが、「まだ喰える」がすなわち「まだ死んでない」の意味でもあるので別の感動があると思います。
 ビルの屋上ダッシュの見開き、「このハゲ隠れ人気キャラになるの期待してるでしょ?」感がすごかったんですが、ちゃんとその直後に出番が出たので驚きました。かゆいところに手が届くというか、印象を操作された感。むしろ「ずっと一緒にいるこのハゲすごいんじゃね?」という話だったのですね。
 そこはいい、というか良かったんだけど、エンの「そんなことより和彫りだ」はギャグにしか思えなかったので良くない。割とどうでもいいだろそこ。忍法の方が気になるよ普通はw

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 10/17木はカラオケ文化の日。ということで女子ウケを考えたら6曲をフローチャートで紹介。当然っちゃ当然なんですが全然分からない。「白日」ってRIP SLYMEじゃないの?? とかマジで思ってしまう(活動休止です)。
 ちょっと自分をホメてあげたいのはかろうじてアーティスト名くらいは全員知ってたよ、という点。偉い。よくやった。正直危なかったと思う。まぁ、曲名を知ってるのは1つ2つで、一節でもメロディーが浮かぶのはゼロでした。ま、まずい……(と本当は露ほども思ってないのがまずい)
 「高嶺の花子さん」前奏中に「太陽のKomachi Angel」をかぶせられる、というのはちょっと気になるw
 左の柱、カラオケのコツのところに「流行りに囚われず好みの曲を歌おう」とあるので私はケツメイシでいいです。私は優しいから、ケツメイシで知ってる曲ある? と事前に確認します。確認してから「『さくら』はベタすぎて正直飽きた!!」と拒絶するまでがワンセットです。独りで行くのがベストだと思う。そもそもカラオケって部屋ごとじゃなくて人数で料金決まるから人が増えるほど歌える曲が減るからおかしいよね。

 10/18は冷凍食品の日。なので氷雪系必殺技特集。当然最強のあの人もいるぞい。はじめまして!
 こうしてみるとマジで氷技が多いので驚く。有名作品には漏れなくあるし、現連載陣にも多い。まぁ、『ブラクロ』に関しては「そんなのいたっけ?」とはなりましたw ちょっとこの並びだとマイナーすぎない? 大丈夫?

次号予告

 表紙、巻頭が『チェンソー』。1周年……ではない。1号開始なので結構ギリギリよね。最近よくありますよね。1周年前の「2度目の表紙だけど1周年じゃねぇから」と誰に言い訳してるのか分かんないやつ。まぁいいんだけど。
 あと『スパイファミリー』が出張。ごめん正直飽きるというか、新鮮味もないし、出張読切も普通に問題なくこなせるのが目に見えてるので「もういいかな」感ある。連載の方読むよ。そういう人のために出張してないんだろうけど。出張じゃなかったら「これは連載になるな」とか「遠藤先生マジきてる」とか思うけど、出張だから今後も本誌であり得るのは出張でしかないので伸びしろがない。いや、あっちの閲覧数が伸びるんですけど。
 あと『ミタマ』が一挙2話。これは、巻末くる?

目次

すみません来週また休載になります。その後ももうちょっとだけお付き合いください。
(『ハイキュー!!』)

 文面通りに受け取るべきなのか、亀仙人的な意味なのか判断しかねる。鳥山明の呪い。

自宅と職場を兼ねています。通勤0分!起きたら職場!最高!遠く行きたい!
(『ミタマセキュ霊ティ』)

 顔は職場、体は自宅。

Aさん達がJ(ジャスティス)岩倉さん知らぬと言うので伊集院さんのBD見せてあげた
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 略が多い。ジャスティス岩倉、まさに伊集院の番組で知ってますけど、逆に他の場所で知らない。何気にブレイク芸人を数多く輩出してるから今後来るかもしれない。(もう来てたらごめん私が悪い)

デリバリーで中華よく頼みます。青椒肉絲がぶっちぎりで美味しいですよね。
(『ふたりの太星』)

 わかる!! マジわかる!! 中華は基本みんなうまいけど、アイツだけぶっちぎってる。正直ピーマンあまり好きじゃないんですが、チンジャオのときだけ好物になるから不思議。

愛読者アンケート

 『チームアップミッション』について。かなり深堀してくる。「ロリが可愛い」の選択肢がないのが残念。
 ギャグ祭りについても。ただ、こっちは淡泊で、ベストの作品と、またやってほしいか、だけ。繰り返しになりますが『キメレン仮面』です。アンパンマンは君さ、を越える衝撃を受けました。

総括

 火曜深夜更新に帰ってきました。月曜発売だったらいいんですけどね……
 てか、台風と風邪のせいで土曜にジャンプ買ってないんですよ。なのでまぁそんなに遅くないです(1日遅いじゃねぇか)。
 てか、1日ジャンプ読むのが遅れてもかまやしないと思ったんですが、ジャンプをゲトって真っ先に『ゆらぎ荘』を読んだときにちょっと泣き出しかねないような感動がありました。禁断症状きてるわぁ……。『ゆらぎ荘』読んで泣き出す日も遠くない気がします。物語に感動とかじゃないですよ。読めてることへの感謝と感動、「やっぱ良いなぁ」という充足感、そして「元気そうで良かった」という安心感。

 はい、今週のベスト作品。『ヒロアカTUM』かな。可愛いだけじゃない魅力があったので見事でした。
 次点はギャグ祭りと『ミタマ』『髪緒ゆい』。

 今週のベストコマ。『ハイキュー』より3年がベランダで集まるとこかな。当然日が沈んだコマがベスト。

 最後に今週のベストキャラ決めます。こちらー。

  • ヒメちゃん 『僕のヒーローアカデミア Team Up Mission』
    • シラタマとか江戸一コジメでも良かったんですが、やはりヒメちゃん。抗えない魅力がある。ちょっと金髪にしてくる。

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