北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』548話の感想

 センターカラー!! だけど映画の告知です。描き下ろしとは言ってない。前からあるパターンだけど久しぶりなので本気でずっこけました。忘れてた私が悪いw

#548

 扉は出島さん。劇中でも言及のあった山ガールルック。山ガールって変な言葉だと思いますが、独自のファッション体系があるのも事実なので名前がつくのも必然だと思います。可愛いですよね。

 津田家のこたつ。コトミが爆睡してる横でタカシノ。のんびりテレビを観てるシチュエーションありきなんでしょうが、何の説明もなくこたつでくつろいでる会長がすごい。ウオミーなら分かるんですが(というのも変かw)。
 「高い」初日の出を拝みに行く。日の出を鑑賞するためにクルージングするのは海に出ることで遮蔽物をなくすためだと思うんですが、海が無理なら山だ!と上に行くのは発想の転換としても面白いと思います。まぁ、こちらもベタっちゃベタなんですけどね。私は絶対にやりたくないけど、読者の中に経験者とか普通にいそう。

 山ガール。「山ガール隊行くぞー」というセリフが会長のイベント好きが出てて可愛い。それにコトミがノリノリなのは分かるんだけど、スズも一緒なのも良い。やっぱ初日の出となるとスズもワクワクするんですかね。
 からの落ち着いてる七条組。登山慣れとはまったく別の意味で常人ではあり得ない話をしてるので笑った。うまいこと決めるタイプのオチなんですが、会長がシンプルにリアクション取って終わるのが新鮮で良かったです。横のスズヘッドが味わい深いw

 山歩きは歩幅を小さくし、ゆっくり歩く。豆知識的に面白いし、出島さんが引率する意味も感じる。ここまでボケなしで普通に頼もしい‥‥がすぐにボケるw
 歩幅について下サイドによる豆知識。歩幅が大きいと股開いてるからってそんな安直な‥‥と思ったらどうやらマジっぽいので笑いました。もちろん信憑性は怪しいですが、俗説としてマジであるらしい。すげぇ。

 登山用ストック。よく見ると前のネタでもアリアはストックを使用してるので芸が細かい。扉で出島さんもおそらく持ってる。
 アリアが優雅にスキー気分、からのコトミの歩みがスキーのハの字。この手の話題のときにコトミはふざけてスキーのフリをしてもおかしくないイメージがあるんですが、そこからのオチで笑った。最近ないと思ってたコトミのおしっこネタが久々にw
 てか、大声でツッコむタカ兄の無慈悲さがまた笑える。妹だから遠慮は無用なのか。

 休憩中の写真撮影。登頂ではない。「富士山」というワードは出てこないが、それ級のスケールの山を登ってるのかもしれない。
 疲れてるので座ったままと宣言するコトミと、それに便乗するスズ。コトミのダメな感じが前のネタからちょっと続いてる感じがするし、そこから割と衝撃的な事実が明かされるので笑った。いや、スズの心の声に過ぎないので、スズは誰にも明かさないまま終わる。今まで写真を撮ることなんてたくさんあっただろうに、いつも気にしていたのか‥‥と本気で驚きました。そこ気になるのか、と今までまったく考えもしなかった自分にも驚きます。500話をとうに越える連載なのにな。考えたこともなかった。

 依然として疲れてるコトミ。おそらくタカ兄、スズ、会長あたりも疲れてる。汗が見える。
 会長が会長らしく疲れたみんなを鼓舞するも、アリア安定の聞き違いでオチ。アリアも疲れてるんだな‥‥とはならないので笑った。会長がアリア相手にツッコミに回るのが良いですよね。ツッコミが元気ある言い方なのでまた笑っちゃいました。

 山小屋に到着。コトミの「自然のナカにある山小屋ってRPGの世界みたいだね」という発言がコトミらしい発想でありつつ、非日常を楽しむ登山の醍醐味をうまく言い表してて好き。たしかにそういう見方したらちょっと面白そう。
 コトミがのんきなことを言ってると出島さんが過酷な山小屋の常識を説明してコトミが軽く焦りながら再びリアクションしてエンド。まったく別の意味で、別の角度から、ゲームってこうだよね、となるのでうまい。コトミが弱音を吐くわけでもないってバランスも面白いですね。


 終わり。当たり前なんですが、もう年越しに向けた話になったので驚きました。そうか、もう今年終わるのか‥‥
 今週のお気に入りはスズの写真。その発想があったか!!と驚くことは本作読んでて多いんですが、低身長コンプレックスについて驚かされたのが衝撃でした。
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