北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年03号の感想

週刊少年ジャンプ(3) 2020年 1/15 号 [雑誌]

 雪崩くんかと思った(マジで)。

表紙

 『ヒロアカ』。1人知らない人がいますが、映画の人ですね。物語の内容によるところも大きいですが、オリジナルの映画が作られるのは本当にすごいことだと思います。知らない人の重要性。

読者プレゼント

 テーマは太鼓。もう1回遊べるドン!! でお馴染み。「ドン」「カッ」で一貫されてるんですが、音数が少ないのでダジャレとしては面白味に欠けると思う。簡単すぎて何でもアリというか。

巻頭カラー『僕のヒーローアカデミア

 カラー扉は第5回キャラ人気投票のトップ10。ヴィラン連合の2人を除けば普通の集合扉に見えなくもない。順位の発表は本編の後ろなんですが、この扉の各人に数字がひっそり描かれてるのでそれが順位に相当。ネタバレと取るか発表と取るか。弔くんだけ数字が見つからないんだけど、彼だけ例外なのかしら。見逃してる気もするんだけど、そもそも絵が簡素だからなぁ。
 本編。堀越絵で見る『ヴィジランテ』という感じで超楽しい。『ヴィジランテ』未読者もいて当然なのでそっちに向けた説明も必要なんですが、割と自然に、分かりやすく、簡潔に説明された気がします。まぁ、未読者にどう見えたかは想像でしかないんですが。逆に言うと、あのそこそこにボリュームあった話がギュッとまとめるとこんなに短いのね、とちょっと笑えました。言われてみればたしかに大して複雑な話ではなかったな。友達が出来て、猫拾ってきて、何やかんやで死ぬ。あらすじって怖いですねw
 んで実験。黒霧が喋り出すと至っていつもの黒霧っぽい感じなのが不気味であり、それだけにその中から白雲の断片を感じ取ると泣いちゃうw ついで言うと、子猫に例えられてる弔くんが可愛い。
 基本的には静かな場面で動きが少ないんですが、それだけに相澤の顔の演技が光る。上記の “放っておけない性質なんでね” のくだりが秀逸でしたね。ラストの泣きは彼の個性とも結びついた絵作りになってて面白かったです。ぶっちゃけリアルに泣くってのはベタなんですが、その土台作りと助走が素晴らしかったですね。

 本編後にキャラ人気投票の結果。1票まで掲載されるパターン。リデストロが人気なくて笑った。これは『dr.stone』における司枠。
 個人的な推しキャラとしてはエリちゃんが37位、発明41位あたりかな。あとメリッサが72位。男ばっかりでアレなんで男も考えると、心操17位、トゥワイス23位、サー33位あたりかな。
 今のタイミング的に白雲朧を探してしまうんですが、たぶん0。半年近く前の投票なので未登場なのかしら。自信ない。てかマイナーキャラで遊ぶ人は多いけど『ヴィジランテ』キャラは総じて少ないよね。悪ノリで他作品キャラ入れるくらいなら……とか考えちゃうんですがw
 作家陣。堀越35位、あきやま99位(5票)、根田144位(2票)、別天183位(1票)。あきやま先生が頭一つ抜けてる。くそぅ、強い。そして現在進行形ではない根田先生も根強い人気と思われる。まぁ別天派は今頃高笑いしてると思いますw ただ、私はあきやま派(メリッサ大好き)。

『出久&爆轟:ライジング』あきやま陽光

 『ヒロアカ』特別スピンオフ読切。前編でごわす。映画公開に向けたアレですね。例のメリッサと同じパターン。だけど志田未来的なキャラネタではないです。まぁ今度の映画の内容がそういうことなんでしょうね。より既存のファン向けというか。
 前編が15ページなんですが、ぶっちゃけ物足りない。30くらいで作った読切をあとから前後編にぶった切ったんじゃないかしら。いやけど、一応「どういう個性でしょうか?」というクイズ形式の引きにもなってるので、分割掲載されてることを想定した作りになってる気もせんではない。面白いのがデク視点の語りなんですが、デクは謎が解けてるっぽいんですよね。「謎解き」で話を引っ張ることを考えると読者はむしろかっちゃんの方に立場としては近い。まぁ、あの個性の正体はおそらくプロジェクションマッピングによるハッタリでしょうね(某映画ネタバレ)。
 話としては物足りないんですが、一応かっちゃんのアクションは楽しめる。そこで勝負できる、という判断なのでしょう。最強からの出張でも軽いアクションはあったけど、今回の方が本格的なのかな。あきやま先生こういうのもやるのか、と少し意外でした。今回は女の子キャラ出す余地なかったからなぁw こないだの出張は無理矢理出してて笑ったんですが。
 終わり。次回が楽しみです。やりづらいと思うけど、デクのアクションも見たい……が難しいよなぁ。

ONE PIECE

 モモ、白ひげの船で生まれたのかよ。どんだけ長居するつもりだったのか知らんけど、人の船で子供産むってなかなかすごい。まぁ、計画立てるタイプじゃないってのはイメージ通りだけど。
 ティーチもチラッと登場。あの場面でティーチを拾ったのは白ひげですかね。直前におでんが2番隊を任されてたので、おでんの2番隊が拾ったような気もするんですが、シルエット的に白ひげだと思う。これでティーチを拾ったのがおでんだったらいい迷惑ですね。疫病神拾っといて自分は別の船に移籍って。まぁそんな細かいこと気にするタイプじゃないと思いますが。
 オロチの出自。エキセントリックな逆恨みなので笑った。まぁ、どうせ殺す意志を持ってた人が別の理由で殺すようになるだけの話なので、大した違いはない気もする。知らず知らずのうちに狂ったマインドを継承してしまっていたというか。
 てか、マネマネの先代(たぶん)が出てきたので驚きましたよ。マネマネはどこでも国取りに使われてるので笑った。ファン心をくすぐる要素なのは分かるんですが、国取りの理屈が使い回しとか意地悪な見方も出来るかもしれない。たしかにマネマネはチートだよなぁ。
 オロチの成り上がりは楽しいんだけど、最終目標を考えたら借金の踏み倒しとか余計な疑いがかかることはしない方が良かった気もする。強力なブレーンを得て国家転覆を成し遂げるけど、彼自身は小悪党気質が抜けないみたいな皮肉としてはまぁ面白いが。
 んで、ロジャーが出てきてエンド。ティーチがもうちょっと出ると面白そうですね。あと、地味に意外だったのがロジャーが結構武闘派らしい点。まぁ、強くなきゃ海賊王なんてやってらんないってのは分かるんですが、あんま自ら戦ってるイメージがなかったです。まぁ、バレットと戦ったりしたんだっけ?(今年のことなのにもう忘れてしまったw)

鬼滅の刃

 どいつもこいつも過去編やっててヤァネェとか思ったんですが、どちらも歴代最強キャラみたいなのが揃い踏みしててアガるのも事実。まぁ、この時代の無惨がどの程度強いのかは少し怪しいかな。人間のこと舐め腐ってて精進が足りない、みたいな。
 ということで無惨ボロ負けなので笑った。心臓と脳味噌増やしてるのも「ぼくのかんがえたさいきょうのじんたい」みたいな感じがする。今もそうかもしれないけど。
 クビになる縁壱。無能采配すぎて爆笑なんですが、まだ無惨の恐ろしさを具体的に知ってないから、みたいなフォローもできるのかな。唯一の倒せる可能性クビにしちゃダメでしょw と今だと思うんですが。
 んで、赤ちゃんゲロカワ、でエンド。要するに「未来」がどうのこうのという話ですね。兄貴の最後の場面との対になってるのでしょう。

ハイキュー!!

 負ける。日向のバレー人生は苦みが多い。多すぎるよ。
 からのニースの逆プロポーズ。はぁぁぁぁ、好き……。なにあれつらい。良すぎてつらい。結婚したい。結婚式にお呼ばれしたい。つら……。ウェディングドレスも素敵だし、空港での “日本のレベルどうなってるの!?” も笑った。最強かよ。結局ブラジルか。ブラジルには勝てないのか!!!?(何が)
 んで、日本。日向がトライアウト受けるチーム紹介。味濃いのが揃ってて笑った。優れたセッターと、文句なしに輝くエースなのでここに日向が入ったら……みたいな妄想も捗る。
  “定期的に襲ってくる羞恥心” はなんかすげぇ分かる表現なので笑いました。思い出し羞恥ってあるよねw

『れっつ!ハイキュー!?』レツ

 まさかの2号連続。そういうことは事前に言ってよ。喜び疲れするんだから。
 今週も3本なんですが、個人的には「最強の囮 リオver.」が好き。あのノリ、いかにも『れっつ』って感じで良いよね。そうそうこの感じこの感じ、と懐かしくなってしまった。先週分は久々の登場なので一見さんにもウケやすいように控えめにしてたのかな、とか思った。暴走しすぎてて下手すりゃ知らんがなになりかねないんだけど、『れっつ』ファンとしては嬉しい。ここまで飛躍してこその『れっつ』だよな。

センターカラー『Dr.STONE

 tvアニメ2期決定ということで記念見開きカラー。司ちゃんが悪役としてかっこよく鎮座してるけど、キャラ人気はなかったんだよなぁ、とリデストロを重ねてしまうw
 本編。距離と時間を口頭で伝えるとスイッチが入る……のか? そんな滅茶苦茶な理屈あるか?? 水中でも起動してたから言葉は必要ないのかもしれないけど、羽京が聞き取ってたからそれを切り口に謎解きしていくんだろうけど。水中でも口の中なら喋れる、最低限の振動は発生する、みたいなくられ考証でもあるのかしら。
 んで、突然ラグビーが始まったので笑った。ワンチームかよ。『ビーストチルドレン』終わっちゃったというのに。まぁ、ワールドカップ観て感じたんですが、ラグビーはこういう原始的な形を残しているから何となくの人が観ても楽しめる強度があるんだと思います。村の宝抱えてトツゲキー!!みたいな絵面とほとんど同じじゃないですか。その分かりやすさが面白かったんだろうな、と。
 んで、イバラの一計。遮蔽物をぶち抜くってのは今まででも分かってたけど、体内からでも2km余裕なんですね。すごい。イバラの強さはずる賢さでもあるんだけど、石化装置の特性を完全に把握してる点も大きいですね。ルールを知ってる人と知らない人じゃ、そもそもフェアな戦いにならない。

ONE PIECE学園番外編-JFの楽しみ方-』小路壮平

 忘れてたけどこの季節の風物詩ですね。ジャンプフェスタ……の告知漫画。レツ先生も昔やってたよね。「#PR」を付けないとステマになっちゃうから注意が必要なやつ。
 青キジ先生がボケて、コビーがツッコみ、ロビンが解説。『ONE PIECE』学園に馴染みがない身としては「どうなってんのこれ……」感あってなかなか面白いです。1回出張か何かがありましたっけね。あれがなかったらいよいよパニックだったと思いますw コビーがツッコミなのはまだいいとして(いいのか?)、青キジが大ボケってなかなか飲み込みづらいというか、「なんでそこ?」とか思ってしまう。まぁ年齢か。

センターカラー『AGRAVITY BOYS』

 カラー扉。あくまでも4人は均等なバランス。クリスだけ頬染めてるのは笑いました。今週はそれ系のネタなかったけど、絵としては続くのね。てか、本編でなかったのでマジ驚きました。しばらくそれで引っ張ると思ったので。逆に言うと、第1話で彼のことがそういう風にしか見れなくなる呪い、作者は自信があるということかしら。
 本編。サブタイ「Downtown boys,Uptown girl?」はビリージョエルと松任谷由実ネタってことでいいのだろうか。全然知らないんですが、ググったらそれっぽいのが出ました。音楽系はまったく疎いから無理だな。しばらくしたらスルーすることになりそう。……どうでもいいけど「スルーする」って言っててなんか恥ずかしくなるよね。
 本編。再びの高次存在さん。デスゲーム的な問いかけをしてくると思ったんですが、案外究極の2択っぽい路線でしたね。しょーもない誘惑に負けてしまうみたいなギャグは『姫様拷問の時間です』とも近いかもしれない……と本編の直後に広告が載ってたので思った。ただ、さすがにあれよりは物語要素が高いです。まさか良い話系に落ちるとは思わなかったので驚きました。しかも彼らがプロフェッショナルとして一致団結して活躍するのでマジ面白かったです。覚えるよりも先に忘れてたけど、そういや精鋭のプロたちなんでしたw
 からのメイドに揺れる男たち(3人)。マッハで抜け駆けするババで笑いました。アプローチの方法がワンパターンなのも「さては慣れてないな?」という感じで良い。ここだけ怒濤の3ツッコミ体制になるので多幸感ありました。案外クリスに頼りっぱなしってわけじゃないんですね。この感じ良いぞ……
 ということで良い話オチ。虹彩をヒントにして、 “通信機手に入れたら地球だけじゃなくて” というセリフで「通信機を使ってメイドさんをナンパする」という選択になるのではないかと釣り針を垂らすのもうまかったです。普通に引っかかりました。ちゃんと「そもそも通信機が意味ない」とさらなるオチがつくのも良い。2択がそもそも間違ってる。彼らの実利を考えると、10分間メイドを全力で愛でるのが唯一絶対の正解だったのですね。本当に。
 まぁ、宇宙人なのにめっちゃ人間じゃんとかいろいろ気になるんですが、第三以降の手の存在とかは今後も意味ありそうな予感なのでそっちは楽しみです。手の本数が高次レベルと比例しそう、というのは重要な情報だと思う。そのまんま肉体じゃなくても発明か何かの比喩とかでもあり得そうだし。

チェンソーマン』

 ぶっちゃけ実力はレゼの方が上だと思うんですが、どうやって勝つのか、の部分が丁寧で良かった。本作は絵の魅力、特に一枚絵の勢いで納得させるのが多いと思ってたんですが、今回はバトルロジックが完璧でしたね。チェーンを有効活用するくだりは素直に感心したし、抱きしめながら海に沈む(チェンソーは鉄なので沈む)のもロジックとして文句なし。それでいて絵面はめちゃくちゃロマンティック。2人の思い出とも関連してて完璧。まぁ、サメ騎乗で爆笑した身としては「ちゃんと頭良かったんだ……」みたいなガッカリもなくはないです。いや、ガッカリは言い過ぎだけどw

約束のネバーランド

 GFきたー!!! これはアガる。これも『チェンソーマン』と同じで王都が落ちた今、最も充実した施設はどこか考えたらGFになる、というロジックの説得力が見事ですよね。ぶっちゃけた話、すべてが解決したらフィルを助けにGFに戻るのがマストなんで「手間が省けたね」みたいな合理性も感じなくはないですw 合理的に物語がキレイに組み立てすぎた結果、人間味の薄い感情が湧くという矛盾。ダメな物語に対してよくご都合主義とか言うけど、今回のGF展開は合理的にロジックを組み立てた結果、都合までも良くなってしまったパターンw あまりにキレイすぎるので作り物であると感じる、と言ったら分かりやすいでしょうか。
 都合で言えば、味方サイドの実力者が軒並み集合する展開になるのもゲキアツなんだけど、「お前は捕まらなかったんだな」みたいな。まぁ実力者だから捕まらないってのは納得なんですけどね。オールスター見開きが最高すぎるが故、神(カイウ)の見えざる手の存在を嫌でも感じてしまうというか。
 そんなラストの見開き。新キャラとして一番頼もしいノーマンが一番大きく描かれていて、それでいてエマは中心にいて、前列にエマたちと仲良い組、後ろにノーマン組幹部、その他年長組と並んでる配置も完璧ですね。『約束』の本編で最も美しい、もしくは最もアガるコマを1つ選べと言われたらコレを選ばざるを得ない、みたいなそういう説得力を感じる。

『ミニネタジャパン』

 愛媛のポンジュースポンジュースはマジでめちゃくちゃうまいよね。オレンジジュースとして独自の存在感を示しながらも普通にめちゃくちゃおいしい。ポンジュースのスパークリングあるじゃないですか。あれがまた信じられないくらいうまいのですよ。オランジーナとか片腹痛いレベル。オランジーナ大好きだったんですが、今ではすっかり「ポンジューススパークリングがないから仕方なく」な存在に成り下がってます。愛媛が本気出したらフランスとかワンパンです。ポンジュースやばい。ポンジュースはガチ。

食戟のソーマ』のおしらせ

 附田先生も登壇するジャンプフェスタで超重大発表あるそうです。最終章もアニメやるんですかね。1クールじゃまとまらないと思うんですが、どうなるのかしら。

こち亀

 紫綬褒章受章記念ショート読切。こんな冠で読切が載る作品は今後出ないと思うw
 両さんの最近のジャンプ評。超聞きたい。何を言うんだろうとマジで考えてしまう。本格ギャグ漫画の減少あたりでしょうか。最近で言うと、本格バトル漫画としてヒットした『呪術』か、ブレイクするまでの時間差がえぐい『鬼滅』あたりがサンプルとしては面白いのかな。『サムライ8』の不調もありそう。あとは麻生先生もそうだけど、中堅から長期連載組が軒並み完結した件も大きいかな。にしても、両さん、というか秋本御大、麻生先生のこと好きだよなぁ。結婚までいじってもらってちょっと嫉妬してしまうレベル。
 4ページのショートで、内容としては「紫綬褒章もらいました」以外はまったくないと言えるんですが、それでも楽しめちゃうのが『こち亀』の強さだよなぁ。あのテンションを支える絵とキャラ。強い。ただの近況報告をしてるだけで『こち亀』漫才として成立してしまう。やはり『こち亀』は今のジャンプにも連載してほしかったな、とか無い物ねだりをしてしまいます。『こち亀』に類する作品を新たに期待する方が実現可能性が低いと分かっているだけに。
 紫綬褒章でダジャレぶちかましたのも最高でした。いやダジャレ自体は本当にくだらないんだけど、受賞した人にやられるともう敵わないw

 本編後に特別コメント。紫綬褒章のパイセンたちからのコメント。コメントするハードルがめちゃくちゃ高い!! この並びで見ると、漫画家でもらうのはまぁない話じゃないけど、ギャグ漫画でもらったのは異例中の異例というか史上初ってことですね。
 中でも山田洋次両さんと寅さんという切っても切れない関係があると思うのでなかなか感慨深いものがあります。

『ZIPMAN!』

 バトル中の双子漫才が面白い。なるほど、本作はこういうので勝負するのか。特撮オタクと科学オタクなので必ずしもどちらか一方がツッコミ(常識)に固定されてるわけじゃないのが魅力的だと思います。ボケとツッコミが行ったり来たりする。
 科学的な考証、元ネタ的な考証をそれぞれ担当してるから、漫才がバトルとしても意味のあるものになってますね。決してバトルと別物として用意されてるわけではない。まぁ、敵が特撮オタクだったパターンに限るので今後がどうなるかは分かりません。あと、双子のセリフが吹き出しによってのみ区別されるので、そこはどうしても絵とセリフが一致しない印象は少なからず生じてしまう。一致しないのが面白い、という見方もあるだろうけど。
 んで、必殺技でワンパン……じゃないのは良かった。そこにもう一つアイディアが乗っかることでようやく勝利する。凝ってて良い。ジップによるトランスフォームもかっこよかったです。こういうバリエーションで勝負するのか。バトル面は。
 ラストは敵を一刀両断かと思ったらジップを開けてたのね。逆に言うとあんなところに弱点があるわけで、設計上それでいいのか? みたいな疑問も少なからず。あまりに剥き出しすぎる。『ダークナイト ライジング』で「ベインの弱点そこかよ!!」となったのと似てる。

センターカラー『綺羅星のメリル』川口勇貴

 読切。名前と絵に何となく見覚えがあるんですが、こないだのラブコメショート祭りに参加してる人でした。作者紹介ページのイラストにもアイツいます。あの作品を思い返しながら本作を読むと、こういうの描く人だったのかよ……と衝撃ですw
 本編。おひつじ座ってだけで可愛いと言われるんだったら権平先生はどうなってしまうんや、可愛いの化身かよ、とか思った。この段落関係ない。
 ラブコメショートもそうだったけど、シルエットが独特すぎるキャラクターが楽しい。特に幼馴染と同級生ね。おひつじ座の非人間キャラが出てくるんですが、彼女の方がよっぽど人間らしいフォルムをしてると思った。服が少ないからだろうけど。あと、あのゴツすぎる同級生はもっと見たかったなぁw
 おひつじ座のメリル。 “えらいかわいくなっちゃったな” とあるんですが、コイツひょっとして実は男なんじゃない? だってねぇ、「牡」羊座ですし。『AGRAVITY BOYS』と2週連続で倒錯しすぎだろ。最高やんけ。おそらくあの女の子の姿はマフラーに使われたウールがメスの羊が多かったとかそんなん?
 やべぇ、ちんちん付いてるのかな??とか気になりますが、とりあえず可愛い。たしかに可愛いんだけど、ぶっちゃけ事前のマフラーモードのときの方が絵的なワクワクは感じました。なので少し残念でもある。結局は美少女になってしまうのか……という嬉しくもあるけど凡庸な結論。まぁ、オスだけどな。逆に言うと、終盤だと下半身がマフラーになってたりして、そこらへんは非常に面白かったです。ちょっと『アラジン』のジーニーの下半身みたいな雰囲気もあるよね。蛇女的な要素にトキメキを感じる読者もいることと思います。けどオスだぞ。
 そんなマフラー。繰り返しになるけど、このビジュアルが本作最大の魅力だと思うし、それが単なる絵としての魅力で終わってないのが素晴らしい。主人公と父親を精神的に結ぶ「線」ですよね。そして何より「線」によって「形」を作り出すという発想が完全に「星座」。敵が触手という「線」を操るタコだったのも一貫性があって素晴らしいです。「羊の女の子って可愛くないですか?(男だけど)」という安直な発想ではなく、マフラーという「線」のアイテムから導き出された発想なんだと思います。
 敵の宇宙人。タコモードは冗談みたいな宇宙人の見た目してて少し残念だったんですが、服を着てからは不気味でかっこよかったかな。宇宙人的なオモシロデザインの魅力はないんだけど、気持ち悪さ、ヤバさが一気に増したので良かった。それが物語の展開と同期してるから見事ですよね。「なにあれ宇宙人じゃない?」とナメてた頃はそんなに怖くない見た目で、ヒロインを人質に取って再登場するときは不気味。
 んで、変身してバトル。変身したらお腹が剥き出しになるので寒そうだと思った。あんなん絶対お腹壊しますわ。
 バトル。止め絵としてのかっこよさはあるけど、振り付けや展開の魅力はないので私好みのバトルではない、かな。必殺技(のコール)がなかったのは意外で、最後に背景の建築物をぶっ壊したのは好印象でしたが。
 あと、幼馴染のヒロインが特に意味のない存在だったのは残念。ぶっちゃけあのガタイのいいクラスメイトがあの役でも全然話が成立する。「とりあえず女出しときゃええねやろ」みたいな雑さ。今週の『ZIPMAN』は一応「アンパンマン新しい顔よ!!」ばりのスローイングを見せたりして活躍してたじゃないですか。まぁ、意味も分からず行動してるのでアレが理想的なサンプルかというとまた別ですが、少なからず何かはしてた。何もしてないのはさすがにちょっと、という話。
 終わり。一番の魅力はやっぱりマフラーが動き出す場面でしたね。女の子(男だけど)が可愛いのは分かるけど、やはり語るべき個性はマフラーの方だと思います。まぁ、私がそもそもあの手の無機物キャラに弱いってのもあるんですが。さっき『アラジン』の例出しましたけど、魔法の絨毯とか超可愛いですよね。そんな感じ。

『ミタマセキュ霊ティ』

 ハゼレナと迷子。おねショタやんけ。これはいける。割とガチガチにボケとツッコミになるんですが、相手が幽霊じゃないのでハゼレナが大人としてしっかりしなきゃみたいな気負いがあるのが良い。ミタマが年上だから基本的に年下としての面が描かれがちなキャラですよね、ハゼレナ。
 しっかりしすぎた子供の言動がギャグなんですが、ハゼレナの受けも非常に良い。 “えっ 刑事?” とか出色のツッコミ、リアクションだったと思います。
 んで、敵幹部集合展開。『剥き出しの白鳥』でもあったバトル漫画パロディーなのか真面目にバトル漫画展開をやってるのか区別が付かなくなるアレ。本作でもこの手の展開は何度かやってるんですが、どれもスカして終わってるので今度はどうなるのか。
 幹部は体の部位をコードネームにしてて、ミタマは元幹部。コードネームは「チェスト」。鳩胸ってことですね、はい。

『アクタージュ act-age』

 先日『ジュマンジ』観に映画館行ったら『ラストレター』の予告やってました。吉岡は観るんでしょうね(岩井俊二)。どういう評価になるんでしょうか。とか考えてしまったw
 突然の監督過去編。山野上花子はなまらめんこい。
 3人の男によって形成されてて、まずは1人目。良い人だけど芸術に理解がない。 “交換ならいいよ 山野上の絵と” の返しは鮮やかすぎるのでちょっとホレました。あそこであんな返しが出来る人間に私はなりたい。あのセリフ一発で「淡い恋心」を表現したのは見事だと思います。
 2人目が夜凪パパ。芸術に理解があるけどクズ。芸術に理解があり過ぎるのでクズ。何でも自身の芸術の糧にするクズ。まぁ、芸術にするには実体験を経るしかない、という発想はメソッド演技的ですね。アラヤがクマ殺したのと同じ。アラヤに狩猟を教えた猟師さんが「立派な猟師になってくれると思ったのに……」と傷心してるのが今回の話。
 学生を利用した、というのがクズ感あって素晴らしいんですが、不倫についてぼかしたのはちょっとアレ。逃げにも感じる。もしくは限界。囲って同棲してたから不倫認定待った無し、みたいな余地もあるじゃないですか。絶対肉体関係あったと思うけど。キモーイ。
 3人目。芸術に理解があるとも言えるし、ないとも言える。第三者の立場から芸術を利用する男。クズばっかりでヤァネェ……と悲しくなってくるんですが、より悲しいのは3人の男たちに彼女は多大なる影響を受けちゃってる点。何やかんや男たちに人生の行く先を導かれちゃってる。どれも受動的。おそらくここがポイントでしょうね。 “創る以外の人生を知らないから創り続けているだけです” とあるように彼女は常に受け身。主体的な意志がない。今回の劇を終えて、彼女がどのような結論を出すのか、どのように動き出すのかが今後の見所なんだと思います。
 怒りの炎がモチーフになってる話で、それがすべて今回の舞台に繋がるのはキレイなんですが、まぁそういうもんだからそりゃそうか、みたいな気もする。逆に、一番良かったのは今話の冒頭3コマ。北海道の雪の中、誰もいない美術室の中で、ストーブがどーん。彼女の炎、最初はストーブだったんですね。それがいつの間にか山をも包むほど大きくなってしまった……というビフォーアフターが美しかったです。

ぼくたちは勉強ができない

 桜を見る会、招待者名簿シュレッダー問題を風刺してる!! やばい、筒井先生めっちゃ尖ってるやんw
 うるか面接を通じて5人の青春を総括する。これは面白い構成だと思ったけど、同時に「やはり筆記試験を面白く描くのは難しかったか……」みたいなことも感じる。こないだのときも感じたけど、テストを面白く漫画にするって難しいですね。『暗殺教室』はキテレツすぎて正解のサンプルにしたくないけど、あのくらい無理をしないと成立しないというか。
 逆にいうと、リズヘッドの削読法のくだりは小さいながらもアクションになってるのが面白かったです。雑念を捨てて集中するみたいな話と絡めるなりしてもっと掘り下げてほしかったレベル。まぁ1話でまとめようとすると無理かw
 一方、師匠や先輩のくだりはそんなに面白くなかったです。前の2人が面白かっただけに「出さないわけにもいかないし」みたいな申し訳感。あと、唯我のテストがほとんど無視されて終わるのはいくらなんでも可哀想だとも思った。教えることで自身の勉強になってる、みたいなロジックでいいから彼が与えるだけの存在ってのは常々気になってる。
 んで、教育係卒業。ラストの縁起でもないギャグは好きです。こないだやったやつだけど、好きなもんは好き。それだけに唯我と師匠のセリフも縁起でもないものであってほしかったかな。「滑る」「転ぶ」「落ちる」が出ちゃったからもうネタないだろって話も分かるんですが。

ブラッククローバー

 読切に負けない羊ヒロイン。こっちは疑いの余地なく女性です。
 そんなことを考えると絵画魔法は氷じゃなくて炎がよかったな、とか思ったりもします。惜しいなぁw
 チャーミーパイセンに恋の矢印が追加。ラブコメ満喫してやがる。そんなにメインに扱われる作品じゃないのに。
 てか、冒頭の大怪獣バトルすんごい楽しい。シリアスなのに「いやどうでもいいでしょw」となれるのが最高。チャーミーと一緒にもぐんちょしてる森の動物たちも可愛いし、怪獣化した羊も可愛いし、くそぅ、最高すぎる。
 んで、給食の王子がマジ王子だったらしくてエンド。チャーミーのくだりに必要性を感じないんですが、読者の中に「給食の王子」というワードを連想させるのが目的だったのだろうか。

『呪術廻戦』

 五条が “ごめん 全員は助けられない” と割り切ってるのが不気味。もちろんその先の結論は頼もしいったらないんですが、「このまま人が減ったら勝てる(厳密には違う)」と筋道立ててるのが正しいけど、正しいけどさぁ!! みたいなもどかしさ。前も書いたと思うけど、五条を殺せば勝利な敵サイドと、一般人も守らなきゃいけない味方サイドではそもそもが不均等なんですよね。そりゃ悪が勝つわ、という話。だからこそ悪はダメって話でもあるんですが。
 虎杖が地下に進んでるだけのページがやたらアクションに満ちてるのが面白い。「漫画はみんなこうあるべき」みたいなことも感じるんですが、「そんなにかっこよく下りなくても」みたいな冷静な気持ちも湧く。いや、かっこよさは絶対なのですが。
 んで、五条サイドが第二ステージ突入。満員電車という渋谷駅らしいアイディアでステージチェンジしたのが素晴らしいですね。それでいて、その満員の数は犠牲者の数のイコールであって……というのが絶望感ある。五条先生ピンチ!! とは別の絶望感。
 「五条強すぎてハラハラしないよ」というのは本作に限らず味方サイドの最強キャラを扱う上での問題なんですが、本作のバトルは圧倒的に勝ってるけど犠牲者は出続けてる、というのは目から鱗でした。本作の持つヒーロー観とも通じる話ですね。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。チャイナドレスなかるら&マトラ。かーわーいーいー。めちゃくちゃ似合うやんけ。チャイナドレスはたしか以前に幽奈さんもやってた気がするけど、いやちょっとこれは圧倒的すぎたかもしれん……
 本編。2人のパワーアップについて。ザクロファン歓喜!! かと思ったら違ったw 成長のロジックとしてザクロを引っ張ってくるのはロジックを重要視する本作らしいアイディアだと思うんですが、いざ実行しようとすると「オッサンやん」「せめて可愛い動物キャラにさせて……」となったのではないか。たぶんそう(決めつけ)。ぶっちゃけ凛々愛戦の前もしくは凛々愛戦の最中にかるら様の修行については語るべきだったと思うんですよ。前フリだけして全スルーってのはちょっとおかしな事態だったと思います。たぶんザクロ可愛くない問題について悩んでいたからなのでしょう。きっとそうだ(決めつけ)。
 ということで中国で修行。マトラが雲に乗って中国の岩山を移動してるともう完全に……。つかもうぜ!! 何とかボール!!
 ちなみに、今のジャンプには孫悟空キャラが大渋滞してます。『アクタージュ』もそうだし、『ヒロアカ』の白雲朧も完全に孫悟空です(個性が筋斗雲)。ただ、最強はどう考えてもマトラ。本職のバトル漫画よりも強いキャラがいるお色気漫画、それが『ゆらぎ荘』。
 てか、何気に中国進出とかさらっとやっててヤバイ。めちゃくちゃ重大な話やってませんか。一応ザクロが出てきた際のエピソードなんかは地球規模の話やってたけど、あくまでも昔話だったじゃないですか。それが完全に現在の話として中国。基本的に「日本」というスケールで物事を考えてたんですが、急に変わってしまった。コガラシくんが最強なのかちょっと怪しくなってくるというか。
 とにかく、太極老師。まさかのパンダちゃんであった。マスコットキャラとかありそうでなかったラインですね。いや、「なかった」は言い過ぎか。タウン&カントリーのロゴでお馴染みの太極図ですが、そっから「太極→白黒→パンダちゃんだ!!」となる発想はすごい。ザクロに続く系譜もありつつ、ちゃんと可愛い。
 さっき何とかボールの話しましたけど、小さいのにめっちゃ強いってのはあの作品のイズムも感じますね。ただ、決定的に違うのは老師がスケベじゃないw 女の子たちに可愛がられるとかご褒美な気もするんですが、 “ワシは畏れられ! 敬われたいのだ!!” 。ここらへんの生真面目さは本作らしいと思います。老師をスケベにすればかるら&マトラにセクハラかましてお色気シーンを量産できるんですが、そういうのはいらない。
 かるマトが老師争奪戦。「ワシのために争わないでー!」的な構図。黒のかるら様と、白のマトラ。マトラの主人公感すごい。これでバトル読切描けるよ。パラレルで出来るって。
 マトラが憑依で強くなりたがるのは意外。たしかに思った。ちゃんと言及されるので嬉しい。そこで “まぁな! でも猫神様と夜々みたいなモンだろ? ああいう相棒も悪くねーなって思ってよ” と言ってるのが面白い。憑依でパワーアップするっつったらコガラシ&幽奈が真っ先に思いつくと思うんですが、例としてこのコンビを出すとかるら様が怒る、もしくは落ち込むので言わない。マトラの気遣い。
 先手はマトラ。霊装結界を得て術への対抗できるようになった今、最強なのはマトラ。ちょっと逢牙師匠が最強な理屈と似てる。
 そして、マトラの締め技。締めによるダメージが入ることでかるら様の霊装結界がはじけ、お色気要素が生じる。これはサギヒバ戦であったのと同じですね。本作に対して「バトルとエロは両立できる!!」と私が感動した回。霊装結界システムはマジで発明ですよ。
 おっぱいの露出が高まったかるら様。一方マトラは両腕で締めてるので筋肉が丁寧に描写されるんですね。かなり珍しいと思います。女性の筋肉。何かに目覚めちゃう読者がいてもおかしくないレベル。ちなみに私は既に目覚めてるのでセーフ。柔らかそうなかるら様のおっぱいと、硬そうなマトラの筋肉という対比が美しいです。その対比がそのまま戦況を表していますね。
 ということで久々のガチバトル展開に歓喜しつつ今週は終わり(ナルシーとかニャンガはどうカウントしたらいいのか分かりませんw)。このまま年越しになりそうですね。シリアス長編でやるとどうしてもキャラが多くなってしまいがちなんですが、ミニマムな人数で、そんなに大した背景も背負ってないのが逆に新鮮です。バトル要素の純度が高まってますよね。バトルをやるためのバトル回。
 このままジャンプフェスタに移動して大暴れするのでしょうね(最近の予告ネタ)。

『夜桜さんちの大作戦』

 雪崩くん!!! じゃなかった。マジで心臓に悪いというかややこしすぎる。ややこしい掲載順やめて……。先週も『ミタマ』が千手観音ネタやっててハラハラしたんだから。てか、髪型に一致があるとか先週の段階では気づきもしなかったのでアレですね。雪崩くん以外にも興味持ってあげて。
 鳩社長が転校してくる。雪崩くんにもこういう展開してほしいんだぜ。湯煙高校に転校してきてモテ散らかす、みたいなやつ。雪崩くんで見たかったやつを本作が割と丁寧に具現化してるので動揺がハンパない。
 てか、男キャラで2週連続だったのはちょっと意外かも。先々週彼と対になるような女性キャラで登場したばっかりだったので余計に。まぁ、金持ちキャラとか学園に1人いると何かと便利だし、太陽六美夫妻とのドタバタ漫才も楽しいのでまぁいいや。
 ぽぽっぽ本舗のコロコロスニーカー、9千円とか破格だろ。先週も思ったけど、ぽぽっぽ本舗やはり安い。てか安すぎる。採算がとれない。
 かと思ったら、熱血ギプス「イッテツ」が10万するので笑った。なんであそこだけ急に高いの。
 ライバルポジションに収まりそうな雰囲気あるんですが、長男にとっては「いざとなったら殺す」が前提になってるのが面白いですね。最強の敵では決してないw
 そんな「長男に殺される」を承知の上で動いていたのも面白い。ここらへんホント見事よね。それぞれがちゃんとプロとして、したたかに動いてる。
 ただ、最後のキック力増強シューズ(チガウヨ)を打倒する部分にロジックがないのは残念でした。その後の社長が自業自得になるオチも。本作はそこらへんしっかりしてる作品だと信頼してたんですけどね。まぁ、最後の「ウチの旦那ステキやん」となる感じは本作らしくて好きなんですが。

『サムライ8 八丸伝』

 バトルロイヤルをやってたので今いる人たちは必然的にそれなりに実力者というのは面白かった。それらとチームを組んで突撃。ルートを共有するコマとかかっこよかったですよね。よく考えると「誰だっけこいつ?」みたいなキャラもいるんですが、チームプレイとしてかっこよさを感じる。千のプロとしての統率力という話でもありますね。
 んで、骨河が究極の選択を迫られてエンド。これはアレですわ。竜にウインク、もしくは竜がウインクしてギャフンと言わせるパターンですわ。

Dr.STONE reboot:百夜』

 ロボットが主人が亡くなったあとも健気に仕事を続けるってのは「すーぷサメタ ツクリナオシ」と同じで泣けるんですが、ですが、レイほどの知性があったら人間の寿命的にもう無理って分かりそうなもんなんですが、違うのかしら。その知識は都合良く学習してなかったとか? AIについてよく分かってないから自信ないです。もちろん分かった上で言ってる可能性もあるんですが(人類=百夜)、そうなると今度は「AIがそんな気の利いた言い回しするか?」とか思ってしまう。知識がないくせに文句が多いw
 というかマジでレイと千空の時代がクロスしそうな予感ですね。レイめっちゃ長持ちするやん。自己修復ってのは分かるけどヤバイ。そして、タイトルの「百夜」が一体何だったのかが気になってくる。まぁ、最終回で逆転ホームランぶちかます可能性も残ってるんですけどね。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 12/21はクロスワードの日。週ちゃんクロスワード。結構なボリュームなので驚きました。作るのめっちゃ大変そう。外注とかしてもおかしくないレベル。まぁ、問題の内容が週ちゃん関連なので自分でやった方が早いのかな。
 クロスワードあるあるなんですが、答えのキーワードのところだけ解けばいいよね、とか思ってしまう。いや、応募しないなら全部解けよって話なんですが。
 ということで6文字。この部分は全部解けました。過去の週ちゃんを読むとヒントになるって仕様なんですが、週ちゃんガチ勢の私としては自力で余裕(嘘ですたまたま)。なんだけどさぁ、その6文字を並べ替えてキーワードを作るってのが絶望的に無理なので詰んだ。まったく分からない。考え方も分からない。一応24号にある言葉らしいので、あとで探してみます。
 ちゃんとマジでやったからさ、答えをここに書いておきたいんだけど、ハガキ送って抽選するタイプのやつだから書くのはダメですよね。もどかしい。6文字は分かったと自慢したい……(自慢にならない)
 (……24号引っ張り出しました。答え分かりました。私は正解しないといけないやつなので本気で後悔してます。ただ、率直な感想としては「こんなの分かるかい!!」です。24号引っ張り出せない人は無理ゲーなんじゃないかしらw)

 12/21は遠距離恋愛の日。新企画、第一回消印選手権。ジャンプ編集部(神保町)からの距離が最も長い消印、300kmピッタリの消印を争う。リアル位置情報を使った「週ちゃんGO」もしくは「週ちゃん同盟」「週ちゃんWALK」みたいな企画。面白いですね。1/7が締め切りなので冬休みでの遠距離移動を使った勝負だぜ、という趣旨。旅行の計画がないので詰んだw
 国内限定なので海外旅行はノーカン。友達に頼むのはクソ冷めるのでやめようね。

次号予告

 年内最後。巻頭は『ハイキュー』。アニメ開始直前だそうです。そうか、1月からってことか。年を越す実感がないw 合併号なので単独表紙はスルーするなんですが、『ハイキュー』くらいになるとまぁええやろ感ある。アニメも4回目だからね。
 年末年始の特別企画として有名作家が読切やるってよ。まずは麻生先生。ネトフリでのアニメ化記念、そして結婚記念。おもくそメタに走ったほぼ実録ネタみたいなのも想像できるけど、普通の読切を読みたい気持ちもある。
 予告ページでの扱いが小さくて悲しいんですが、筒井先生が描くジャンプヒロインのメイド服集合ポスターもあります。そういや、この手の企画ありましたね。一時期は頻繁にやってた気がする。今度は筒井先生か。まぁ、一番楽しみというか、気になるのはどう考えても『AGRAVITY BOYS』ですよね。女がいねぇ!!!

目次

 マイベスト3。堀越先生のお気に入りの靴。靴には疎くてですね、さっぱり分からん。ただ、赤とか指定してるあたりに堀越先生のこだわり、愛着を感じる。知ってる人が見たら「激レアじゃない……?」とかなるんですかね。逆にそんなにレアじゃないやつを1位にしてると堀越先生の愛は本物だ、みたいな印象にもなるし、こういうの好き。

映画今週公開です!楽しみ過ぎるー!初日行けるだろうか…
(『僕のヒーローアカデミア』)

 行けない理由は仕事もあるだろうけど、『スターウォーズ』の初日だからなのではないか。

会う人毎に来年は、日暮の目覚める年ですねと言われます。どうしよう(笑)
(『こち亀』)

 日暮も見たいけど、せっかくの東京五輪なのでノスタルジー前回の良い話系も見たいかも。

ハリーポッターアクシオの魔法だけでいいから習得したいシャーペンどこいった
(『ハイキュー!!』)

 ドラえもんの道具だととりよせバッグが欲しいタイプ。

クルトガシャーペン普段から使ってます!約ネバコラボグッズの嬉しさやば!! <ぽすか>
(『約束のネバーランド』)

 絵描く人ってクルトガの設置時のクッションを嫌うイメージあったんだけど、関係ないのね。まぁ絵描かないときってことか。

夜凪さん期間限定JVCブランドアンバサダー就任おめでとう。働いててえらい! <しろ>
(『アクタージュ act-age』)

 金を稼ぐ少女(筒井康隆における『時をかける少女』)。

年末に人間ドッグ受ける不安を、アンタッチャブル復活の喜びで相殺する日々。
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 この話題は誰かしらあげると思ってたんですが、筒井先生だったか。ちょっと意外。

立甲にチャレンジするもピクリともしないしなんなら背中痛めた
(『呪術廻戦』)

 肩胛骨をアレするトレーニング? ボディケア? らしい。漫画家にも重要そうなやつですね。四つん這いになって肩胛骨グイッ!! が素人向けらしい。やってみようかな。痛めるの怖いけどw

原稿の下描きは全部青い芯で描いてます。消しゴムがけ不要で線もかすれなくて良い <彰>
(『サムライ8 八丸伝』)

 この手のお役立ち情報すごい好きなんですが、使い道がない。ないけどワクワクしてしまう。

愛読者アンケート

 読切についてと、映画『ヒロアカ』、『ヒロアカ』スピンオフ読切について。映画は行かないと思います。公開時期が違ったら行ってたと思うけど、年末観たい映画が渋滞してる上、ネットフリックスでもアホみたいに配信ラッシュで首が回らない。賞レースに関わるような作品は観ておきたいし、何よりマイケルベイが……
 『こち亀』と『ヒロアカ』フィルム風しおりは買うキッカケになったか。どうせ買うからキッカケになることはないんですが、フィルム風しおり良いよね。ああいうのかなり好きです。

総括

 晩酌する余裕もあって、少しはマシになりました。火曜深夜更新だしね。今年は乗り切れそうです。たぶん。
 ただ、気になるのは今週やらた文字数が多いんですよね。ちょっとまずい。短くなってきて満足してたのに。

 今週のベスト作品。読切かな。マフラー面白かったですよ。
 次点は『れっつ』『こち亀』。普通の作品から選ぶとしたら『チェンソー』『アクタージュ』かな。

 ベストコマ。これは『ゆらぎ荘』より、かるら様を締めるマトラ。おっぱいと筋肉の対比が美しかったです。君はどっちの立場になりたいかな??(ぼくはかるらちゃん!)

 最後に今週のベストキャラ。こちらです。

  • ニース 『ハイキュー!!
    • 逆プロボーズのくだりがマジでときめきました。海外旅行に興味はなかったんですが、ブラジル行きたくなってきたw

gohomeclub.hatenablog.com

炎炎ノ消防隊(21)特装版 (プレミアムKC)

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 古味先生が参加するらしいので驚きました。どういう縁なの。
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