北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』552話の感想

 木曜更新をデフォルトに出来たらいいな、と密かに思ってます。先週失敗したんですがw

#552

 扉はパリィ。パリィの萌え袖が遺憾なく発揮されてるポーズだと思う。
 最近多くなってきてる扉で「〇〇を紹介します」のパターン。なんでパリィが風紀委員を?? と一瞬マジで思いましたが、512話で風紀委員だと明らかになってるんでした。特にドラマもなく明かされたので驚いたんですが、そのネタが1年弱ぶりに出てくると新鮮な気持ちで驚けるw

 カエデちゃんの「風紀強化月間!!」の叫びで始まる1本目。パリィとの温度差がすごい。
 それに「カエデがんばる」とサブタイ付く感じも良いですよね、愛されてる。
 からのアリアが聞き違いでオチ。カエデちゃんが元気いっぱいにツッコんでくれるので他の生徒会は静かに見守るのみ、というバランスも好き。

 持ち物検査をパリィに指示。学校と関係ない物はアウト。に対してネネがブルマで勝負。今の日本におけるブルマの意味、そして日本文化を誤解してる(知識が偏ってる)パリィとの齟齬、それを悪びれもせずに提出するネネ。それぞれのキャラクターの個性が入り組んだ上で成立してるネタが素晴らしかったです。静かにツッコむ、というこれからツッコミに行きます、のところで4コマ目が終わるのも最高。

 ナオちゃんヨシくん。風紀委員の天敵(?)に対してパリィはどう挑むのか。直前に登場したネネから聞いた情報を元に説得するのが面白い。単にエロを推奨するのではなく、不純行為の危険性を説いてるだけなので至極正しいことをしてる気もしてくるw
 パリィの言い分に対して「それはそれで‥‥」とNTRに目覚めたりしないナオちゃんヨシくんの健全カップルぶりも良かったと思います。まぁ健全は言いすぎか。

 廊下を走るのは厳禁。カエデちゃんに叱られるのかチリ。珍しい組み合わせだし、こういう形でチリが登場すること自体かなり珍しいと思う。ムツミではないんですね。廊下走るイメージじゃなかったのかな。
 走るチリとは対象的な横島先生が現れてオチ。動と静のコントラストですね。2人の「早くトイレ行きたい」という言い分は同じなんだけど、カエデちゃんのリアクションは真逆。

 スカートのホックが壊れるコトミ。人や状況によっては色っぽい雰囲気になってもおかしくないのですが、カラッとしてるのがコトミの良さだと思う。そういう意味ではスズよりもマスコット感ある。
 そんなコトミにポケットに手を入れることを助言するトッキー。至極当然の流れではあるんですが、2人が同じポーズしてる良さがある。コトミが手入れてる姿が新鮮に感じられるので、基本は行儀の良い子なんだと改めて思ったりも。
 からのカエデちゃんからお叱り。嬉しそうに「えっちー」と返すコトミも楽しそうでいいし、その横で素直に従ってるトッキーも可愛い。コトミがふざけなかったら「実は‥‥」と説明してくれたのかも、と妄想しても美味しい。

 ラストページは連結8コマ。初日を終えたカエデちゃんお疲れ。そんなカエデちゃんに悲劇が、という前半4コマ。落ちてはいないがクリフハンガー的に前半が終わる、という感じですね。クリフハンガーは言い過ぎだけどノリとしては。スカートの中に魔の手がのびる、という人間の手では間違いなく今後起きようがない事態なのでちょっとエロさもあるかもしれない。
 からのカエデちゃん脱衣をタカくんが目撃してのオチ。1本目もそうだったけど、今週カエデちゃんのぶち抜き2コマが多い。ファン的にはご褒美だったのではないでしょうか。
 スカートの中が問題なのに上着を脱いでる件。本人が焦ってどこまで入り込んだか分からなくなってるということなんでしょうが、いきなりスカートを脱ごうとしてる描写はさすがに直接的すぎる、みたいな判断だった可能性もあるかしら。ちょうど今週のコトミがスカートのホック抑えてる描写ありましたが、あれより踏み込むとちょっとエロすぎじゃない? みたいな。
 そしてオチ。天然タカくん可愛い、みたいなスカシのネタも今までは何度かあったと思うんですが、今回はそれに「気遣い」と明確に答えが出たのが印象深い。今までにったラッキースケベキャンセルみたいなネタの中にタカくんの「見てませんよ」という気遣いが紛れ込んでた説が出てきた。今回のとかカエデちゃんのリアクションがなかったら気遣いだとハッキリ認識できたか怪しいと思うんですよね。私は。


 終わり。『生徒会』の歴史的にはやはり最後のネタが面白かったです。気遣いで見えてないフリをすることもある、と可能性が提示されることで今後や今までの解釈に選択肢が増しました。
 そんな中、今週のお気に入りとしては、ブルマのネタですかね。パリィの日本誤解ネタ、そしてカエデちゃんの静かなツッコミ(ツッコミの予感)が面白かったです。カエデちゃんとパリィの組み合わせとして新鮮な良さがありました。

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