北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年14号の感想

少年ジャンプ(14) 2020年 3/16 号 [雑誌]

 不要不急のブログ更新。

表紙

 何だか分からないけどかっこよく「3」を表示する機械。好き。

読者プレゼント

 「ホビー級王者の拳賞」。うまい。そもそも「懸賞」という言葉が最近使われない(気がする)ので新鮮さも感じる。拳闘から懸賞を持ってくるが順当にうまいんだけど、最後に「アッパーれ」と勢い任せなネタで落とすのも好き。無難にうまいネタだけだと物足りない……
 いつもは感想書いてない「応募のきまり」のページの方。こちらの4コマ(江口のろむ)が『あしたのジョー』パロディで面白かったです。丹下段平が眼帯してなかったり、丈が最後に意味なく灰になってたりするのも笑いました。特に後者は元ネタありきすぎるw

巻頭カラー『Dr.STONE

 カラー。アバンタイトル。司乳首は描かれるけど、色は変わらない。謎バランスで興味深いです。中途半端にも思えるけど「でも描くんだよ」という強い意志も感じる。
 本編。ごめん、先週の段階だと司復活の理屈、方法がピンと来てなかったんだけど、石化&石化解除だったのね。なるほど。申し訳ねぇ。治療目的で石化させるって発想に至ってなかった。
 もしも、コールドスリープから普通に起こしてから石化するんだったら、司は一瞬「なぜだ……千空……!!」となって面白そう、とか思いました。もちろん違います。
 石化のヒビが消えたり描いたり。キャラデザを変更するのに日和った……とかメタい印象も抱きましたが、それをかっこよく盛り上げたのはうまい。うまいし、「盛り上げ」というのを劇中のキャラクター(ゲン)が意図している、というのも面白い。リアルなこと考えたらチーム内で石化組と非石化組というチーム分け、分断、ヒエラルキーが生じそうな気もするだけど、漫画的に言うと「この人どっちだっけ?」と忘れちゃうからありがたいですw
 石化装置の電池切れ。武器として強すぎるのでその都合もあるのかな。意地悪だけど。千空の把握してない科学アイテムを使うのは本作の楽しさから逸脱してる気もしますし。何でもアリが加速しちゃう恐れあるよね。
 んで、司復活。ぶっちゃけ、実際に月に行くのは先の話になるので「それまでは司に出番なくねぇ?」とか思ったんですが、電池切れの恐れがあるので急いで治した、と理屈を通したのは良かったです。仲間復活!! という分かりやすいアゲでごまかさなかったというか。
 復活の儀式。ぶっちゃけ手を握るのは「いやお前らも石化したら液かけれねぇじゃん」なんですが、ここではアゲを優先したのですね。まぁ、適当に見回りに来た人が液かけてくれれば済む話なんですが、合理的に考えたら手は握らないと思う。
  “潰れてええよ 私の手なんか” “もしかしてでも兄さんが 生き返れるなら……!!” のくだりはインチキ民間療法に頼る家族の図、に見えてちょっと感動できなかったです。むしろ不気味さすら感じる。千空が「意味ないことすんな」と手を離させた方が個人的には良かったかな。

 本編後に「科学クラフト」人気投票のおしらせ。科学技術もしくはクラフトアイテムの人気投票らしい。まぁ、好きなエピソードとかなり近いのかな。本作の場合は。
 まぁ、私としてはメガネ一択ですね。

鬼滅の刃

 前半のねずこ復活のくだりがコンセプチュアルで素晴らしい。今までの『鬼滅』の物語を最初から総括するのは最終章らしい盛り上がりだし、今までの物語を「ねずこ視点」で振り返るのも面白い。炭治郎の物語を読んでた読者からするとちょっと見てる部分にズレが生じるというか、「あっ この場面なんだ」みたいな感じありますよね。手元に単行本あったら読み返したくなる魅力があったと思う。
 喋れないねずこの語りなので非常に演出(編集)が凝ってて面白いんですが、ワガママを言うなら、無い物ねだりをするならば、今週は1話丸々ねずこ復活祭にしてほしかった気もする。前半「まさかこのまま最後まで行くのか……?」とワクワクしてしまったので、再び無惨サイドに戻ったのは残念だった、ような。最終ページで「私はねずこ」でも良かったと思うし、絶対できたと思うんだよなぁ。担当が日和ったのかなw(言いがかり)
 んで、無惨。ドラゴンボールばりに分裂しようとするも失敗。正直、毒が便利すぎて後出しジャンケンみたいな印象もなくはない。もちろん無惨視点で考えると「後出しジャンケンかよクソが!!」ってなるのはリアルなんですが。『HUNTER×HUNTER』で「王を殺すのは結局毒かよ……」と少し萎えたのと似てる。あれは人間の悪意の結晶(本作でいう数珠)なので面白いっちゃ面白いのも分かるんですけどね。
 ただ、無惨の中にいる珠世が話しかけてくる演出はめちゃくちゃ面白いです。全力で煽ってくるのがやりすぎ感あるんだけど、本作の理屈だと全然あり得ちゃうからすごいw

『しろすぎ!アクノソシキ』畠山達也

 『ONE PIECE』休載による読切。読切の続編というのは珍しい。前回の読切が好評で「いつ載せるか分からないけどとりあえず描いといて」という感じだったのかしら。私もすごい好きな読切で年間ランキングにも(たしか)入れました。
 本編。偶然だろうけど “「それ本当に笑ってんのか?」と疑ってしまう笑い方~♪” が『ONE PIECE』の代原として載ってることに爆笑しつつハラハラもした。少年漫画あるあるなのは分かりますけど。
 定時帰宅とかのホワイトギャグになるかと思ったら福利厚生の話なので笑った。悪役あるあるからの「悪役でいてほしい」を裏切られる展開もすごい良かったです。医療ドラマといテーマが設定されたのもシンプルで読みやすかったかな。いろんなネタを満遍なく出すのではなく今回はコレ、とお題を限定するのが続編らしい。というか、今後のシリーズ展開も期待してしまう。教授の光堕ちあるあるのくだりも最高でしたね。説得に折れるのではなく、一旦独りになってからイベントが発生する感じとかすごい良かった。止めたいけど止められない感。
 ラストの「死ぬんかい」オチ、唐突に落ちてページ数の都合も感じたけど、しっかり冒頭の “血がついてら~” と呼応させてて秀逸なんですよね。単発ネタを意味なく並べてるだけではない良さ。
 面白かったです。第3弾が読みたいので誰か急病なってください(嘘です計画的でお願いします)

僕のヒーローアカデミア

 先週休んだ甲斐があったな、と言いたくなるくらいに充実した回だったと思います。堀越先生が描く超絶「兎」バトル。感動しちゃう。『動物園』がバトル展開やり出したときは「そういう方向転換いらない……」からの「意外とめっちゃ面白い!!」だったんですが、あれから数年、こんな形で実を結ぶとはねぇ。マジ感動。アメリカでは『ヒロアカ』映画が大々的に公開され、週間興行収入で4位ですよ。泣いちゃう。蒼井華も草葉の陰で喜んでることでしょう……(シンデネーヨ)
 特殊能力といっても「太股が立派なだけ!」なのがガチバトル感あって最高ですね。園長がこんな立派な太股を持って女体化するなんて……(ソレバッカカヨ)
 てか、地味に人体欠損描写がかなりエグいレベル。太股パワーで首チョンパするは脳無だからまだいいとして、ミルコが左腕失うくだりが衝撃的。断面がグロくならない方法で失うのが漫画的に都合良くて笑えるんですが、その分めちゃくちゃ痛そうよね……。ここで痛さの想像の例えをいろいろ書こうと思ったんですが、自分で書いてて痛くなってきたのでやめますw
 あー、書くの忘れてたけど、最初の方にバリバリの実出てきたのも面白かったです。『アンデッド』とまさかの被り。まぁ、壁(盾)を面ではなく線で攻撃するってのが違うので良かったです。まぁ、キャプテンアメリカがよくやる奴なので「発明だ!!」とまでは言いませんが。壁バトルだとあとは『エヴァ』も有名だけど、あの壁の使い方はかなり特殊なので参考にならないかな。アニメならではだとも思うし。

『ミタマセキュ霊ティ』

 ミタマ、霊を預かるの巻。同じ立ちの子持ち未亡人ハゼレナが弁当屋にバイトに行く最中に子供を預かる、という話に見えました(見えません)。幽子はハゼレナの長女でミタマによく懐き、恋心を抱くもミタマとしては「本当に好かれたいのは……」みたいな。
 子供と遊んでる最中に銃を落とす場面は映画『ジョーカー』だと思った。あそこでミタマが逆ギレするのは違うけど、映画有名だし観ててもおかしくないかなって。
 自然と「ゾビロング」呼びしてるのには笑った。急に出てきたけど納得しかないネーミングw

センターカラー『約束のネバーランド

 実写ママ、クローネのキャスト発表。渡辺直美は秀逸だと思う。あと、北川景子が「私は年齢も近いイザベラにとても惹かれました」と言ってて爆笑しかけたんですが、よく考えたらそうか……。北川景子まだ20ちょっとみたいな印象のまま止まってたw

 本編。パパ宣言にブチギレ。それぞれが抱く父親を胸に秘めつつブチギレ。アイシェも父親に思い入れあるキャラだけど、基本的には男キャラ中心に描かれてるのが良い。後半へのフリとして。
 男たちが活躍して逆転。ヴィンセントに対して “だってよ” と緩い絵で言うドン。ヴィンセントにノーマンが声をかける、というだけで感動的なんですが、そこにドンが間に入ってくるのが笑えるようでもあり、感動が増すようでもある。ノーマンの古くからの友人があの超軽いノリで “だってよ” と言うのが良いんですよね。ヴィンセントはノーマンのことを父親視してたのを後悔するキャラなので、そこにノーマンの友人であるドンが入ることで2人(3人)がようやく対等の友人になれた感ある。
 からの最強の女性連合。この世界、基本的に男より女のが強い。パパよりママが怖いのは当然ですね。DAIGOよりも北川景子のが演技力あるのと同じ(同じじゃない)。
 ママからエマへの口上。めちゃくちゃ悪役っぽい褒め言葉だけど蓋を開けてみたらそのままの意味で褒めてた、という光堕ち。裏の裏は表。まぁなぁ、やっぱママはそうだよね。これで再び敵キャラとかだったら萎えるだけだよなぁ。良かったです。安心しました。まぁ、「また悪役に!?」という引っ張りが余計だった気もするんですがw 今回突然登場するだけでも良かったというか。

『呪術廻戦』

 伏黒無双。ニャンガですな(それ違う漫画)。伏黒パパです。読者としては「超ヤバい人来た」なんですが、 “なんなんだコイツ!! 有名な術師か!?” となってる。こうなるともう無理だよね。対策打ったとしてもまともに戦える気がしないレベルなのに。
 後ろに回り込むんですが、初手で帽子奪ってくるので絶望感ハンパない。というか、もう負け確定みたいなもんじゃないですか。本来だとこちらの攻撃が効かないとか、向こうの攻撃が強いとかで絶望すると思うんですが、その前に一瞬で心折られた感覚。
 んで、伏黒息子。こちらも伏黒が強い。謎解きバトルなんだけど、謎を解いたことを隠す。この “馬力をアピールする” のくだりが良かったです。そもそも「あべこべ」って何をもって強い弱いを判断するのかいい加減すぎて一瞬「あーバカが考えた能力だ」とか思ったんですが、上限と下限を設定するところまであって、その説明は伏黒がするってのが最高でした。100度の水は50度の倍熱い!! とか言ったら超バカですけど、上限下限の設定をするなら納得ですよね。
 そんな一撃ごとに上限下限の設定をしながら攻撃受けるの頭疲れません?? って思うんだけど、だからこそ相手の処理が追いつかない攻撃を畳みかける、という策に繋がるので素晴らしかった。本作のバトルは理屈っぽい部分まで好きです。最高。
 コンビで息を合わせて勝利する……と当たり前に思い込んでたら虎杖が個人技でトドメ刺すので驚きました。突然の技なんですが、「虎杖ならやりかねんよなー」というバランスなのが良かったですよね。コンビ技で勝つという思い込みが予定調和だったと痛感しました。

『マッシュル -MASHLE-』

 マルフォイをワンパンしたらスネイプ先生(最終巻の話はないものとする)が出てくる。それに対するマッシュの “一部始終見てたんなら…” は笑った。たしかに全部見てたら問題ないよなw 文脈無視のマジレスツッコミ、ちょっとクセになってきたかもしれん。
 すべてのトラブルを筋力で解決するんですが、このくだりは完全にただの暴力による解決になってるので笑った。何の躊躇もなく殺しにかかる主人公は新鮮。ゴチャゴチャうるさい悪役をワンパン、ってのは割とよくある展開ですが、それを突き詰めると「殺すしかない」になるのは当然ですね。当然だけどやるなよw
 んで、グリフィンドールを依怙贔屓するダンブルドアが出てきてすべて解決。これは普通に萎えた。暴力のやりすぎギャグは楽しかったけど、それが簡単にクリアされてしまうとそれはそれで問題でしょ。あといくらなんでも『ハリポタ』テンプレに頼りすぎる、という今更かもしれない根本的な問題。『ハリポタ』の二次創作SSとかだったら喜んで読むけど。『ハリポタ』ありきの世界、物語をギャグで崩すのは普通にダメでしょ。何度も言ってるけど、ベタをメタ的に笑い飛ばすギャグのくせに骨子がベタに頼りすぎてるので「やっぱベタのがすごいじゃん」ってなる。

センターカラー『チェンソーマン』

 クァンシ無双。先週だっけ? クァンシの顔割れてるだろ、みたいな話したと思うんですが、どうやら割れてなかった模様。名前だけ有名みたいなパターンでした。そうだったか。寿司屋の件の感想間違えた。
 中国語のセリフに、横書きと縦書きの2種類あったのが気になる。調べてみたら基本的に横書きオンリーらしいんですが。クァンシの手下たちは中国語じゃなかったってこと? んなワケないよなぁ。どういうことなのかしら。普通に横書きで統一した方が読みやすいと思うんだけど。
 んで、49人斬り。「もっと斬れたんじゃない?」とか思いましたが、まぁそこはどうでもいい。いわゆる『ルパン三世』の五エ門の時間差斬り描写をさらに煮詰めたようなものなんですが、無数の人形兵士というのが舞台設定として決まってましたね。逆に言うとサンタのおじいちゃんに対して「クァンシの引き立て役w」みたいな印象になっちゃったので、来週以降頑張ってほしいところです。さすがにまだあるだろうし。
 見開きとかもかっこよかったけど、人形たちの首が落ちることでデンジたちのバストアップが浮かび上がる構図とかすごい良かったと思います。漫画という媒体で思いっきり遊んでる感。

『アンデッドアンラック』

 ちょうど最近新しい透明人間の映画の予告観たんですよ。アメリカの。そこでも例によって透明人間にペンキかけてました。まぁ、定番ですね。ただ、本作のは「その手一旦解除できないの?」とは思った。いや、毎回血をかけて視認してるだけかも。
 アンチェンジだけどアンチエイジではない、というダジャレ。見た目は化粧でごまかしてる、という謎解きは読者には分かりようがない部分なので良いとは言えない。あと、お尻って鍛えれば何とかなる部位だと思ってたんですが、案外そうでもないんですかね。胸とかに比べれば筋肉の効果が垂れ対策に直結するイメージでした……ってここでアンチエイジング筋トレのこと深く考えても仕方ないんですが。
 突然のUFOの話は普通に余計だと思った。まぁ、来週の不運に使うのかそれ以降の話に絡んでくるのか知らんけど、いくらなんでも唐突すぎる。話を中断されるのがストレスだし、それが「今の一旦忘れてもらってかまいません」となるのも変。本作の強さは理屈っぽさだと思うんだけど、理屈のために何か変なことが生じてしまってる、のか? こないだのアンディと別れたと思ったら普通に再会したくだりもそうだけど、話の連結がうまいのかうまくないのかよく分からん。
 土下座テコは絵面としてのオモシロが強すぎるので大好きだけど、あのドーム普通に転がるのね。いくらテコの原理っつっても女の子と成人男性の頭じゃ大した重さにならないと思うんだけど。あと、「不運解放」タイミングを操作できるようになった風になったのも気になるところではあるんですが、最後のかっこいいアクションを風子が担当したのはすごい良かったです。

『アクタージュ act-age』

 巨大な門。演技力によって幻視させてるイメージかと思ったらリアルにセットなのですごい。マジ普通にめっちゃすごくない? あれがちゃんと開くとか感動しちゃう。例のロリに「おっきい門」とか言ってもらえないあたり、裏方のみなさん可哀想ですねw
 てか、そもそも「ダブルキャストでセット違うってアリなの?」とか思うんですが、まぁ夜凪チームは監督が描き下ろしてるんでしたね。今更だけどダブルキャストの定義がすごい拡大されてる。ホント今更ですが。
 リアルモンキーな孫悟空スパイダーマンみたいな低姿勢かっこいい。オーガミの大きく見せる演技と対照的でどっちも良いってのは分かるんですが、ビジュアルとしてはこっちのが好きだなぁ。
 リアルモンキーから演技を学んだ、がギャグっぽく描かれてたけど、割と普通の話なんじゃないかしら。『アクターズスタジオ』のインタビューでヒュージャックマンが演技学校で動物のモノマネする授業があった、みたいな話してた気がする。「ウルヴァリンの役作りの糧になった」みたいな話の流れで。ジェームズリプトン亡くなっちゃいましたね……
 んで、モンキースタイルで戦う天使。ラストの見開きがかっこいいのには文句ないんですが、実際問題、剣戟以外でかっこいい殺陣があの場で、あのキャストで、あの劇で可能なの?? とかは考えてしまう。漫画的なハッタリにだけ身をゆだねるべきなのか、この世界における舞台がどう見えてるのか想像するべきなのか難しい。

『魔女の守人』

 扉を開くような扉絵で笑った。やっぱ本作、一枚絵が強いですね。「開く」「閉じる」というアクションが今話のサブタイである「Maiden」と絡んでくるし、そもそも運命の中に閉じこもるか、こじ開けるか、という象徴的な意味になってるのが素晴らしい。
 バトル。初の魔法騎士バトルなので苦戦って理屈は分かるんだけど、ぶっちゃけアクションの流れとして、それぞれの連結として「今の具体的にどうやって防いだの?」みたいな部分は多い。やっぱ本作は一枚絵に偏ってるのかな。
 んで、敵騎士の魔女観。結構ショック。向こうも仲良しカップルみたいな良さがあると思ってたんですが、完全にモノ扱いやんけ。魔女の方がそうと割り切った上で仲良くやってる、みたいなフォローなのかもしれないけど、だとしたもあの騎士の言い分はクズと断定せざるを得ないでしょ。
 んで、メイデン。グロすぎるのでビビった。今週一番グロいことやってるの本作なんじゃないかしら。痛みがどうこうってレベルじゃないよ、死んじゃうよ。繰り返しになるけど、やっぱここも決め絵のインパクトありきで、「その程度の出血で済むんだ」みたいな連結が弱いのかな。

ブラッククローバー

 これだけインフレした敵が出てきても黒猫回避がちゃんと通用するのバランスが良いよね。そもそもバトル漫画として禁じ手レベルのチート能力だと思うんですよ。あのニャンコ。よくやったと思うし、未だによくやっててすごい。
 んで、ナンパ。黒猫の飼い主を探すには攻撃の構えを取れば一瞬で分かる。黒猫を操ってるのが飼い主。この一目瞭然なロジックがうまいですね。説明臭くなく、話がサクサク進む。
 んで「オレを見ろ」コンボ。ちゃんと自分の攻撃は効かないと分かったら即座に「じゃあアスタを増やせばいいんだろ」と別の発想に至るのが良い。本作はアスタの熱血キャラ、絶叫に隠れてバトルの構築がすごい丁寧なんだよなぁ。現ジャンプの中でも総合力ではトップかもしれないってレベル。ちなみに理屈っぽさのトップは『ゆらぎ荘』だと思うw

『ミニネタジャパン』

 青森県のちんちんアイス。都電荒川線もちんちん電車って呼ばれてる気がします。荒川だけど一番の名所は北区の王子駅前から飛鳥山公園沿いを車道に侵入する経路。桜の名所としても有名です。『こち亀』にも出てきました。本田が引っ越したレベル。今年もこれから盛り上がる時期なんですが、不要不急の花見は自粛なのでしょうね……。
 んで、漫画としては、ちんちんとバラにこまちが反応しまくる。どんどん絵が崩れていくのが可愛い。バラってBLの象徴でもあるんだけど、由来はまったく関係ないので面白いですね。偶然にしちゃ出来過ぎw
 関係ないけど、ジャパンとトキオはBL的な関係性萌えがそこそこ強いと思う。ジャパンがトキオにちんちんアイスを渡してたらこまちの代わりに私が「キャー!!」ってなってたかもしれんw

ぼくたちは勉強ができない

 飛行機乗るとき機内で「はよスマホ切れや」とアナウンスされるギリギリまでスマホいじってるので “ヒコーキ乗るから電源切ってて…” は偉いと思った。スマホに依存してない。まぁ、真面目に考えるならば世間との繋がりを断つために電源切ってた、みたいな解釈もできると思う。
 文理の2人が唯我の背中を押してるのを見てうるか嬢が感動する場面。女同士の友情を考えると普通だったら押すべき背中はうるか嬢だと思う。「譲ってやるよ」感はちょっと違うというか。まぁ、もちろん本作は唯我中心に出来てるのでそういう都合なのも分かるけど。
 幸せに成る、の話、ここで出すなら先週は我慢した方がよかったと思う。必殺技は出し惜しみした方が効果が高い。
 3人が順に泣いてくくだり、すごい良かった。そもそも水の話がめちゃくちゃ多かった本章において最後の水は、涙。逆に言うと浪人が泣くか気になってたんですが、泣かない。先生は泣かなくていいんだけど、浪人どっちつかずで中途半端な立ち位置になっちゃった気はする。まぁ、「カメラに背中向けてるときに泣いてんだよ!」みたいな解釈も可能っちゃ可能かも。
 前も書いたと思うんだけど、うるか嬢を選ぶ理由は充分だと思うけど、他の2人(3人?4人?5人?)を選ばない理由が希薄なのでそこは問題……は言い過ぎだけど、ハーレム構造の作品が常に抱える課題だとは思う。ぶっちゃけ、この長編が代わりに師匠(誰でもいいです)に差し替えられてて、長めに回想入れたりして、師匠を選ぶ話になっても普通に納得できちゃうと思うんですよね。まぁ、本作の本分は恋じゃなくて勉強なのでそこまで作品全体を通じて語らなくてもいいじゃんって話なんですが、ぶっちゃけ勉強の話の方が希薄で問題がある、というのが私の考えだったりします。
 身も蓋もないことを考えると、リアルにモテて複数の女性の中から1人を選ぶ場合、付き合いの長さとかタイミングとか最初に告白してきたからみたいなつまんない理由で選択しがちだと思うので、まぁこの問題は突き詰めるだけナンセンスなのかな。「全員好きだよ!!」という言っちゃいけない一言に辿り着いてしまうというかw

『AGRAVITY BOYS』

 本作の初歩に帰るような「クリス可愛い」ネタをグリスロウが満喫してて楽しい。ヒゲがツッコミだけど、残りの2人のクールなリアクションも緩急として非常に良い。我々読者は暴走してるグリスロウの姿しかほとんど知らないわけだけど、 “冷凍睡眠装置から目覚めたらリーダーが超面白い人になってた” “そんな副作用は聞いた事がないんだけど…” と「変貌」をオモシロのポイントだと紹介してるのがうまい。たしかに突然人が変わったように絶叫し始めたら面白すぎるw 「リーダーがポンコツなんだから助けてやれよ」とか思うんですが、面白がってる人が出てくることであえて放置してる可能性も出る。そういう意味でもうまいと思います。
 4人の噂は知ってるのに性別は知らないのが変だと思ったんですが、よく考えたら「20年前のすごい人たち」の詳細なんて知らなくてもそこまで変じゃないか。
 友愛の印として温泉。『ゆらぎ荘』的価値観である。果たして流禅とお風呂に入る日は来るのか……。
 てか、あそこで温泉を誘うのはちょっとビッチ寄りじゃない? まぁ、そんな冷静な思考ができるわけないんでしょうがw

『夜桜さんちの大作戦』

 超人たちの鍋。完全に食べ物で遊ぶ領域に達しててアレ……と思ったらしっかり翠がフォローを入れる描写が入るのでさすがだと思いました。尻拭いでもあるけど、事前に彼の食欲について言及されるのでいっぱい食べれて役得、みたいな余地になってるのが良いよね。
 スーパー俺の嫁可愛いタイム。こっちもキスしてるのでビビった。『勉強』に引き続き。キス単体が珍しいのに、まさか被るとは。 “いやーなんか照れますなー!!!” は正直めちゃくちゃ可愛かったです。あのリアクションは嫁キャラならではの距離感だと思う。ドラマチックな場面ではあるけど、夫婦であることを考えたらそこまで変なことでもない、けど照れるよなぁ、みたいな。たはー。
 「変わらないものもある」という話から記録媒体が出てきたのも気が利いてますね。あのビー玉は太陽にとっての不変で、左にいる嫁(とその家族)は結婚によって生じた新たな不変。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 未来コーくん久々の登場。また新たなパラレルになる可能性もあると思ったんですが、割と修学旅行のときの未来と同じ世界のように見える。ただ、消滅する前の時間軸ってことになるんですかね。すっごいややこしいんですがw
 先週の記事のコメ欄でまた未来行きだと宮崎さん可哀想すぎるのでそんなことをしたら流禅は悪で確定、みたいな返信したんですが、割と今回の様子だと悲壮感がないのでまたちょっと印象が変わりました。意見がブレブレで申し訳ないですが、流禅まだ分からんぞ、みたいなバランスだと思う。てか、可愛いヌースと仲良くやってたからそこまで悪人と思えない、みたいなところもあります。まぁ、雪崩くんみたいに悪人からの仲良しルートでもいいんですが。
 てか、今回のマルチ未来、明らかにマルチエンディングを思わせる意図をあったと思うんですよ。そういう意味では今回特にハッピーエンド的な未来を見せてもらえない宮崎さん、及び彼女のファンは可哀想だな、と少しだけ思います。
 んで、現在に戻りまして、流禅登場。気になるのは幽奈さんも眠らされてる点ですね。幽奈さんルートの未来も存在するのかしら。成仏せずにコガラシくんと結ばれる未来を見てグヘヘとヨダレを垂らしてるのか、それとも成仏する様子を詳細に見せられてうなされてるのか。
 他のキャラも集合。いつものメンバー……にパンダ老師が加わってるのが嬉しい。スズツキに乗っかってポーズを取る老師可愛すぎるでしょ。てか、非コガラシラブ勢、動物要素多いですねw
 マルチ未来がロマンス方面の総決算だとしたら、今度はバトル方面の総決算。パンダマトラの本気とか超嬉しい。マトラの変身シーンの煽りとしてミリアちゃんが “あ… マトラさん!” とリアクション取ってるのが可愛いんだけど、「お前特に因縁ないだろ」と面白くもありました。まぁ、あの中でピュアというかイノセントなのはミリアちゃんなのでこういう役割が多いってのも分かるんですが。
 からの呑子先生ガチモード。先週ラストでもあったけど、あくまでも夢だからなぁ。てか、あの夢の続きが見れるんですかね。かなり望みなくなってきた気もするんですが、朧とか簡素すぎるし、その割には設定が特殊なのに何か意味があるとも思います。あと葉月ちゃんの行方もですね。葉月ちゃんは伏線w
 そして、まさかのニャンガw たしかに宙に浮かぶ巨大な敵と戦うのに適任すぎるんですが、これは意外だったなぁ。ただの一話完結だと思ってたけど、ちゃんと夜々パワーアップの儀式出もあったのですね。まぁたしかにね、スズツキ(三羽鴉)戦のときにアラマキが再登場したことを考えれば、出てきて当然でしたね。やり口はあのときと何も変わってない。くそぅ……。
 まぁ、ニャンガ様よりも雪崩様の登場の方が嬉しいんですけどね。敵が地脈によってパワーアップしてるということで、それを断つ。術で何でもアリな印象もある雪崩くんですが、ちゃんと「前にやったことあるヤツ」で活躍するのが丁寧だと思います。敵の弱体化に定評のある雪崩くん。
 雪崩くんのクリスマスの予定が知りたいところなんですが、凛々愛の格好的にクリスマスデートという可能性はなさそうです。朝霞はさておき、凛々愛はデートならもっとキッメキメの格好するでしょ。もちろんこのあと予定がある可能性、そして自宅でクリスマスパーティーの可能性は残るのですが、仮にそうだとしても今回の一件で台無しですなぁ!!(喜ぶなよ)
 あと、地味に重要なのは雪崩くんによる転送。要するにバトルキャラの追加はもうこれで終わりなんじゃないかしら。もちろん「探すのに苦労したでぇ」とか言いながら酌人とか来てもいいんだけど。まぁ、あいつ車移動だから無理だなw あと、玄士郎様とかこないだ久々の再登場したので出てきてもおかしくないと思うんですが、どこでもドアでここ来れんのか? とは思います。白叡も回想で出たし、歴代ボスキャラ総ざらいも盛り上がると思うんですけどね。逢牙師匠も回想で頼む。
 こゆミリの豪傑化もニャンガと同じく「そんなネタ引っ張ってくんのかいw」と爆笑でした。そもそも豪傑になったところであのインフレバトルについていけるのか疑問ですし。まぁ、普通に面白かったので満足です。こゆずが意外なほどにかっこいいですのが良いよね。逆にミリアちゃんはフリフリのスカートが変態っぽいw
 バトルは彼らに任せるとしてー、と話が再び流禅にフォーカスしたところでエンド。注目なのは最後の語り、 “本当は何が狙いなんだ?” という煽り、引っ張りを雪崩くんが担当してる点。これは来週以降雪崩くんが実質的な主人公になる可能性あるんじゃない? やっば、ゲキアツ。コガラシくん不在の『ゆらぎ荘』を雪崩くんが乗っ取り。「ゆらぎ荘の雪崩様」で1話やろうぜ。あと、贅沢を言うならば、雪崩くんの未来も見たいなぁ。流禅に話そうと近づいたら術にかかって夢落ち……とかどうでしょうか。実はBL趣味のある流禅が雪崩コガラシが結ばれる未来を見せる、とかおいしいんじゃないでしょうか。凛々愛朝霞の2択問題を回避することも出来ますし。まぁ、2人をはべらしたまま天狐家再興、みたいな夢もあり得るのかな。あの夢が理想を見せる術なのだとしたら。宮崎ルートが修学旅行と同じだったのでどこまでガチ未来で、どこまで理想の未来なのかよく分からないんですが。

『ZIPMAN!!』

 四天王が空から街を襲撃。孫悟空が浅草に襲来するので笑った。金のウンコですね。てか、こないだも何かの漫画で金のウンコを見た気がする。ジャンプ……ではないかも。ごめん。
 てか、今のジャンプ孫悟空多すぎですね。まぁ、『サムライ8』のは名前だけでそこまで関係ないけど。
 んで、100倍の相手とバトル。別にあのパンチが全力とも限らないと思うんですが、アオリ的に100倍という認識で間違いないのかな。出力だけで勝負は決まらない、みたいな話になる予感。格上を倒してナンボですので、そこは普通に楽しみですね。勝利のロジックをどう組み立てるのか。

『サムライ8 八丸伝』

 特殊すぎる事情で本作は終わらないと思ってたんですが、ちょっと終わりそうな予感もしてきましたね。てか、今のジャンプどこもかしこも終わりそうな雰囲気ありますね。最終章が乱立しすぎでしょ。4分の1くらいゴソッと抜け落ちてしまいそうなんですが。なので、『ゆらぎ荘』にはダラダラ最終章やってほしいですw
 最強格のキャラが出陣した割には宇宙戦が拍子抜けだったんですが、地上(?)での八丸瞬殺は超かっこよかった。あの謎軌道かっこいいよね。「もっと胴体斬った方が良くない?」とか思うけど、八丸を包み込むような絵面はすごい好きです。あと「つむじかぜ」の漢字、勉強になりましたw(ホントか調べちゃった)
 んで、管に繋がれて動けない、という初回を思い出すような状況。からのゲーム仲間のナナシ登場。ナナシすごい好きなので嬉しいです。まぁ、難を言うならナナシのドラマはもっと描くべきだったよなぁ。1話だけ? だよね。ニャンガと同じボリュームってのはちょっと惜しいというか、もったいなかったと思う。まぁ、そこらへんの味わいも週刊連載をリアルタイムで追っかけることの醍醐味だと思いますけどね。作品が建築されていくのを少しずつ、徐々に連れ添っていく面白さ。近い未来、サグラダファミリア完成後に生まれる世代が現れるわけですが、物心ついたときから完成したものを知ってる彼らと我々では同じものでも見え方が違うはずです。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 3/3はパリコレ。あとあの人の誕生日。
 ということでファッションで振り返る2019年度のジャンプ。すごく良い特集。読めば読むほど何言ってるのか分からなくなったので、本格的な特集だったんだと思います。オシャレ知識ありすぎてイーピャオに対して心の距離が……とか思ったらガチファッション畑の人が参加してるのでした。ここで素人の雑語りをしないのは信頼できる。
 一番良い位置にデカデカと出てくるのが『ヒロアカ』より「エンデヴァーを襲撃しようとした一人」なので爆笑。ニッチすぎて笑えるんですが、逆に言うと、細部までこだわって描かれてる『ヒロアカ』マジパネェ。ある日突然超絶画力、漫画力を手に入れたとしてもこういう漫画を描ける気がしないです。「キタク作品っていつも服装同じだよな」みたいな事態になります。超絶画力で白ハゲ漫画描くしかないw
 小物アイテムに対して具体的な名前を出してモデル、もしくは元ネタについて追求してるので感動しました。私も熱心に読んでる方だとは思いますが、オシャレ知識があると見える世界が違う……
 割とメインよりのキャラで、リアルからの乖離が激しいキャラという意味で、『約束』のザジが高く評価されてたのが印象的。オシャレセンスとビジュアルセンスが圧倒的ってことなんじゃないしょうか。変な話、ファッション雑誌を見て参考にできない領域じゃないですか。すごい。
 あと、ファッション的に2019年で最重要な作品は『髪緒ゆいは髪を結い』だったのも面白いですね。言われてみれば確かに……。漠然と「すごいオシャレな人」という認識でしかなかったんですが、服装だけであれだけ語れるとかマジ尊敬するわ。椎橋先生も本望でしょうね。

次号予告

 『ブラクロ』が表紙と巻頭。人気キャラ投票やるそうです。なんか毎週投票やってますね。
 『アンデッド』が大増ページ。センターカラーあげたげてよお、ってなる。

目次

 ジャンプマイベスト3。堀越先生の好きな『スターウォーズ』キャラ。ダースベイダー、ハンソロ、グリーバス。グリーバス将軍!!! 定番の2人が出てからのグリーバス将軍マジ熱い。やっぱりプリクエルなんだよなぁ(最近プリクエル愛が深まったクチ)。
 てか、堀越先生『最後のジェダイ』でコラボポスター描いてたのにそこからは選ばないのがガチ選出感あって良いですね。レイとかレンとかかなり魅力あるとは思うんですが。
 そういやドロイドは1人もいないので意外。まぁ堀越先生が「人間限定」と解釈した可能性もあるんですが。グリーバスはサイボーグなのでドロイドではない。ちなみにグリーバスの咳はルーカスの咳の音を加工して作られています。そもそもなぜ咳をしているかというと……(うざいファンの例)

あと30週くらいミルコ描いてたいけど話も進めたい。贅沢な悩みです。
(『僕のヒーローアカデミア』)

 本編読んで何となく分かっていたけど、やっぱミルコ大好きなのねw
 ニヤニヤしちゃう情報だけど、バーニン派なので少し悲しくもある(めんどくさいファン)。

描きやすいキャラから順にダメージを受けまくっていて先が心配です
(『呪術廻戦』)

 マスクマンと達磨かな。話が勝手に動いてる感、他人事感好きです。髪の色塗るのがめんどいからスーパーサイヤ人は金髪、みたいなのも好きだけど。

編集さんの言うことは素直に聞くのですが主人公の三角筋の大きさは揉めました
(『マッシュル -MASHLE-』)

 どこまでリアルにするかってことなのかな。興味深い。芸術性と商業性の戦い。『フォードvsフェラーリ』。

アンディのモザイクのリテイクをよくします。よくある理由は「小さい」です。
(『アンデッドアンラック』)

 中村先生あたりは「あるあるー!!」って盛り上がってくれそう。

時々赤ちゃんが「ハァーー!!」と腹から声を出すのでびっくりする。けど可愛い。
(『ブラッククローバー』)

 「こうすると気持ちよく大声が出せる……?」と赤ちゃんが気づいちゃった感。可愛い。

連載開始当初1歳だった娘もついに、先日4歳になりました!ありがたや……。
(『ぼくたちは勉強ができない』)

 ちなみに来週『勉強』3周年記念カラー。

フリスクを食べる度にくしゃみをしてしまうんですがこれが普通なのでしょうか。
(『AGRAVITY BOYS』)

 普通ではないと思うけど、こういう人聞いたことある。鼻に抜ける感覚がトリガーになっちゃってるのかしら。

クリスタデッサン人形、胸のサイズも変えられ便利だけど上限が小さい…!
(『ゆらぎ荘の幽奈さん』)

 笑った。たしかにデッサン人形にそこまで巨乳のイメージないな。デジタルだから何とでもなる気はしますが。

愛読者アンケート

 付録について。今は使わないんですが、ガチキッズの頃、シールは使いどころに困ってた記憶。あの頃から貧乏性で「一度貼ったらやり直しが利かない……不可逆性怖い……」みたいなこと考えてた記憶。観賞用として楽しんでたかな。せかいじゅのしずく、エリクサー使えない現象ですね。……その点『ドラクエ10』は金次第で使い放題だからすごいよな、と言いそうになったんですが、そのせいでゲームバランスが崩れたとも思います。『マリオRPG』が復活ドリンク使い放題なのと似てる(知らないゲームを知らないゲームで例えるクズ)。
 記事ページ、漫画以外のページについて。私はかなり意識的に読んでる方だと思う。ブログやるようになって、「ジャンプの感想」って名乗るからにはいろいろ読もうぜ、と思うようになったんですよね。「お前は今やってるのは『ONE PIECE』の感想ではないのか?」みたいなそういう思考の迷宮。基本的に全ページ、最低でもチラ見はする。するんですが、結局のところ「これは興味ない」みたいな瞬間的な判断はしてるので読んでないページもあります。興味ないゲームの情報とかさすがに。遊戯王も。まぁ、ゲームのタイトルくらいは見るので「ジャンプで紹介するタイトルってこういうのか」くらいは読んでると言える(言えねーよ)。まぁ、とりあえず漫画賞募集ページとかはマジ普通に面白いので読んだ方がいいですよ。週ちゃんは読んで当然として。
 ジャンプアニメで欲しい情報。ガチめな評論みたいなのがあると個人的には嬉しいんですが、まぁ宣伝とはちょっと一線を画すからダメか。声優コメントとか選択肢にありますが、声優もいいけど監督とか作品理解度の高い人のコメントも読みたいかな。たまに特集的にインタビューとか対談載りますけど「やっぱプロはちげぇな」みたいに感動します。
 受験経験について。学校の受験。私は高校受験。そもそも学校を選ぶのがすごい大変だった印象。そりゃいくつか条件はあるけどそんな絞れなくて苦労した記憶があります。ちなみに第一の条件は付属校でした。受験をしないための受験。

総括

 終わり。月曜日にね、すごい書いたんですよ。残り5本くらいのとこまで一気に書き進めて。なんですが、火曜日が花粉でボロボロ、満身創痍。結果、更新時間はいつもと同じくらい。うまくいかないなぁ。まぁ、月曜にあれだけ進んでなかったら火曜更新諦めてただろうから結果オーライなんだろうけど。

 今週のベスト作品。『アクノソシキ』だよなぁ。面白かったのもあるけど、ワンテーマで引っ張ったので次がどうなるか期待してしまう。
 連載の中から選ぶなら『ゆらぎ荘』かなぁ。全部乗せが楽しい。

 今週のベストコマ。『夜桜さんちの』の「たはー」。すごい好き。

 最後に今週のベストキャラ。こちら。

  • ミルコ 『僕のヒーローアカデミア
    • 園長の女体化としてオールドファン歓喜、だったと思います。今度モップ持って戦うキャラ出てこないかなw

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