北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』566話の感想

 劇場版に関していろいろ情報が出たり無料配信始まったりしました。予習が必要なタイプの作品になるとは思いませんが、気持ちを高めるという意味では非常にありがたいですね。
 ぶっちゃけ7/10までに映画界が復活するのか少し不安でもあるんですが、絶妙に判断が難しい時期ですよね。7月。
 

#566

 扉はスズ。ボルダリングなのでストレッチしてるんですが、漠然とストレッチを描いてるのではなく、しっかりボルダリングに必要なストレッチをしていて芸が細かい。

 1本目も準備体操。扉でちゃんと体操をしてたスズと、ダメなコトミ。コントラストが楽しいオチなんですが、あのひざが鳴る現象、運動不足だと発生するんですね。知らなかった‥‥。みんなも当たり前に鳴るものだと思ってたw
 1コマ目でスズがピースしてるのが気になるんですが、コトミがカメラを向けたのか、メタなのか。

 ホールド、ガバと専門用語が飛び出る。元々博識という可能性もありますが、事前のリサーチとかしてるんでしょうね。ボルダリングって存在は有名なんですが、当たり前のことを知らなかったので驚きました。
 穴がガバで指が入る。「指が全部入ってしまった」が何気にダブルミーニングになっててうまい。下ネタとしては1本(もしくは2、3本)の指が奥まですべて入ることを指すけど、ボルダリング的には10本(もしくは8本)の指が入ることを指す。

 津田兄妹。背景でスズがボルダリングを堪能。身長ネタとか少し想像したんですが、そんな安直なことはなかったです。あと、今週はスズ仕事量少なくて、割と普通にボルダリングを堪能してる。
 からのコトミの中二オチ。その発想はなかったし、前のネタで覚えた「ホールド」という言葉をしっかり使ってる感じもおかしい。会長やスズが登る姿を見てああいう妄想に耽ってたんだと思いますが、タカ兄に話しかけられなかったらあのままだったのだろうかw

 そんなコトミ。ホメられてのびるタイプ。前のネタの自分を過大評価からの実際の評価を得て調子に乗る流れなのも良いし、その後タカ兄に関して余計なことを言うのもコトミらしくて良い。アリアがそれを聞いて即実行してるのも最高ですね。タカ兄が下ネタに対してツッコまずにいるのもプレイとして完結してて危険な香りもするw

 ストロー呼吸。練習法なのかな。初めて知った。喫茶店とかでちょっとマネしてみたくなる‥‥が、今は喫茶店に行くこともないのであった。つらい。
 ストローがないので、アリアが身近にあるもので代用。あり得ないアイテムが突然飛び出るのが最高なんですが、大きさ的に代替品として使い物にならないってのもおかしいですね。持ってきたのもおかしいし、自宅だろうとアリアが持ってるのはおかしいw(今更だけど)

 コトミでサブタイが「思春期の手」なので下ネタだと思うじゃないですか。まさかの乙女なので可愛い。このネタ、会長やスズではなくコトミってのが良いですよね。恋心故の恥じらいではなく、女子として一般的な価値観としての恥じらい。普段はタカ兄とべったりなのに、というギャップ。

 総括と後日譚はコトミ。そういえばコトミがボルダリングやりたいと言い出したんでした。忘れてたw
 レベルアップどころか日常業務もこなせないほどにレベルダウンしてた、というオチなんですが、しっかり今週の1本目の「運動不足」を踏めたオチになってるのが見事ですよね。構成の妙。
 ツッコむわけでもなくただ見てるだけ、とトッキーが登場したのもなんか良かったです。この距離感。トッキーのクールさ好き。


 終わり。最後の柱で本編関係なく胸の大きさの話してるので笑いました。言われてみれば明確な描写が多かったな、と気づかされる。
 今週のお気に入りとしては会長のガバ。言葉遊びとして秀逸だし、嬉しそうに言ってる感じが会長の良さだと思いました。
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