北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2020年25号の感想

週刊少年ジャンプ(25) 2020年 6/8 号 [雑誌]

 連休&コロナ休み以来、ジャンプのスイッチを入れるのが大変。

表紙

 『呪術』2周年。3人と五条。この陽キャラ感は本作の魅力を語る上で書かせない要素かもな、と今思った。このバカみたいな集合写真感(ほめてる)を出せる作品って意外と少ない気がする。
 あと、注目としては附田佐伯の新作読切『ユーゲンと女霊学級』。主役2人のカラーが見れるのは何気にこの表紙だけですw

読者プレゼント

 制作は福田。テーマは天文学者。流行ってんもん学者。これはちょっと好きなんだけど、追加のネタが「星い(欲しい)」「新星品(新製品)」だけなので正直弱い。一発で黙らせるようなデカいダジャレを入れるならいいんだけど、そうじゃないなら短いダジャレはもっと期待してしまう。一応「快適星活」もあるけど、星品と大差ない……。
 あと、こないだの週ちゃんでイラストにも注目するようになったんですが、どこにイラストあるか探すのもなかなか楽しいのでオススメです。今週は背景じゃなくて小道具なので「そこかよ!」みたいな楽しさがある。

巻頭カラー『呪術廻戦』

 呪霊による水攻め。それを受ける真希先輩の見開きが面白い。コマ割りがエキセントリックで、そこに彼女の持つ長い武器が加わることでややこしいというか、パッと見一枚絵のような印象にもなるけどよく見るとコマ割りによる時間経過がある。
 てか、ジジイ無双になるかと思いきやしっかり3人のチームワークで攻めるので楽しい。ジジイ以外の2人、特にナナミンが饒舌なキャラではないので、油断してると陰から一撃必殺の技放り込んでくるようなスリリングさ(頼もしさ)がある。2人は武器持ちなのにジジイは素手、ってのもかっこいいですよね。死にそうなときだけ助けてくれるのとかも余裕たっぷりで良い(ムカつくのも分かるw)。
 ジジイ。直接の説明はないが、ジジイの語りによって「フレームレート」というキーワードが出てくる。そして技の描写もちょっと多い。本作は『HUNTER×HUNTER』よろしく能力の説明が発動の条件になりうる設定なんですが、あの喋りは説明にしてはぼんやりしすぎてるので「ただの饒舌なジジイ」ってことでいいのかな。
 フレームレート。映画にもfps上げる波が一度来かけたんですが、一端ほとぼりが冷めた感ある中で、技術革新に精力的な監督がたまに取り入れてる、って感じかな。風潮と言えるほどではない。去年だと『ジェミニマン』があったんですが、監督の理想の上映環境(4K/3D/120fps)を実現できる映画館が世界的に見ても全然ない、ということで話題になりました。一般的な設備で観ても私は好きです。
 ジジイがやる気になって無双……かと思いきや領域展開でエンド。水攻めからの南国オチなので笑いました。突拍子もないオチなんだけど、海ということで水繋がりなのかな?

 本編後にキャンペーンとかアニメについて。
 アニメの監督と、脚本インタビュー。こういうの好きー。当たり前だが制作者は強い。
 監督は原作未読だったけど、娘たちがファンで尊敬の眼差しを受けた、というエピソードが良い話すぎる。最終的に自画像が鳥山明タッチになるのも謎くて好きです。

 そして、2周年記念でキャラクター診断サイト(サービス?)のお知らせ。


 好きなキャラ狙って出せたので、好きなキャラに向けて恣意的な選択をするのもオススメです。まぁ、吉野は簡単だと思う。

ONE PIECE

 ルフィがブチギレでかっこよかったんだけど、ここまで大暴れするとは思わなかったw 1人ずつブン殴るのではなく、文字通り巨大な技でガツン。まぁ、怒りの対象が個人ではなく全体に向いてるから納得ではあるんですが。
 とにかく目立って仕方ない麦わらの一味。それに対するキッドやアプーのリアクションが楽しいですね。かつてのローもそうだったけど、一味というほど近くもないけど仲間ではある、みたいな距離感にいるキッド。そして一応顔見知りではある、程度のアプー。それぞれの距離感によるリアクションがそのまま個性になってて面白い。
 んで、アプー。遠距離攻撃、それも理屈が分からない攻撃なのでルフィとゾロが苦戦するのも納得。ぶっちゃけ実力だけで考えたらワンパンレベルの雑魚という認識でいいと思うんだけど、相性を感じる。
 からのキッドが怒りの鉄拳。比喩ではない。アプーとの間を鉄で埋め尽くす、という遠距離攻撃なのが良かったですね。たしかにこれならアプーに勝てる(戦える)、と印象だけで理解できる。ルフィのピストルとかでも攻撃は出来たんだろうけど、ルフィの場合は攻撃部分が自身の体なのでそこを音で切り刻まれたら危ないけど、キッドの場合は大丈夫。

約束のネバーランド

 いよいよ約束の履行。読者が気になる詳細についてフィルが逐一丁寧に質問してくれるのでなんか面白い。間接的とか回りくどさは一切なく、「説明してよ」「説明します」という実際のやり取りで明かされる。
 その内容について「そんなわけあるかい!」と劇中でもツッコミが入るのが面白いですね。ギャグ顔でツッコんでからのレイとノーマンがシリアス顔で改めて疑問に抱くので面白い。エマとの温度差がすごいw
 代償はなくていいらしい。家族はもうこっちにいないから、というロジックだけど、家族と切り出したのはエマではないんですよね。エマが言い出して納得させ、いざ履行してみたら発動せず、人間界でエマが「計画通り!」だったらエマの勝利ってなりますが、そうではない。完全に向こうの判断による温情(疑問は残るけど)。
 先週『ゆらぎ荘』で『まどマギ』の名前を出したばかりでアレですが、本作のエマと約束についても『まどマギ』連想はしてたんですよ。なのであの作品に則るならエマは概念となってみんなを優しく包み込む、からの「そんなの納得できるかーい!!」と劇場版に続くんですが、『約束』の本編でノーマンが “もしエマだけが何か犠牲になるような取引なら” とそんなことは百も承知なのが良かった。当たり前だけどノーマンだったらそのくらい想定するし、警戒もする。そしてサイコ野郎感もあって『お約束』ファンとしてもおいしい。
 んで、いざ履行。『呪術』に続く海岸オチなので笑った。ミラクル発生してる。いや、厳密には自由の女神からの海岸なので『猿の惑星』なんですが。地球(現代人間社会)の象徴なのかなw
 てか、旅立ちの瞬間もそうだし、ラストカットもフィルが打ち出されてるのが気になりますね。ここにきてフィルの時代到来。エマから見て年下なので未来の象徴みたいな扱いなのかしら。
 んで、次号が表紙。これは『鬼滅』パターン入ったのかな。「現代編突入だー!!」みたいなこと冗談で言ってましたが、『約束』のラストもちょっとそれに通じるところある。次次号がセンターカラーだったら決まりかなぁ。早いけど、寂しくなります。

センターカラー『タイムパラドクスゴーストライター

 カラー扉で本話のテーマである「後戻りできないポイント」の説明。回帰不能点、point of no return。半端な夢のひとかけらが~♪ は違います。正解は、夏草が~流れてく~♪ 個人的にはケツメイシが参加したremixを死ぬほど聴きました。あとは『オペラ座の怪人』の「the point of no return」も好きです。この段落ムダ。
 そんな後戻りできないポイント。大抵は主人公が殻を破る場面で、その物語においてもっとも感動的な場面であることが多いんですが、本作(本話)の場合は「取り返しのつかない過ちを決断する」の意味にもなるので笑った。カラー扉の重苦しい語りからのギャップ。
 からの罪の意識。前話との繋がりが薄めでテイストの違う話が突然始まる感じは面白いです。第2話の手法としてこれは好きかも。
 そして、避けては通れないと思ってたけど、思ってた以上に真正面から説明してきたタイムパラドクス。ここは普通に面白かったです。真面目な話からの「ジャンプがレンチンされ続ける」のフレーズがウケる。先週『エンドゲーム』における『バックトゥザフューチャー』の否定の話しましたけど、あれと似てて、 “SF作品から得た知識しかないから 多分だけど…!!” となるのも良かった。当たり前だけど、ここで主人公が「これが正解だ!」となったらおかしい。『エンドゲーム』は頭の良い人が言うなら納得せざるを得ない感じあるけど、あれはあれで「知らんがな」でもありますね。先週書いたわこの話。
 冒頭のポイント。物語的な意味でもあるけど、当然これはSF的な意味でもあるのでしょう。要するに世界線が分岐するポイント。そこを突き止める謎解きみたいな部分も作品を通底するテーマなのかな? ちょっと自信ないけど。どういう話になるか分からんけど、SF的な掘り下げをガンガンしていくんだとしたら、普通に楽しいと思う。てか、時間旅行って一定の面白さは担保される設定だと思うのよね。本作がそこにどこまで重きを置くかは知らん。
 あの理屈っぽい説明パート、からの陰鬱とした落ち込み描写はかなり良かった。普通に好き。からの間違いだと気づいた上で改めて間違った道に進む。担当に感動的な説教をされてたらそれが洗脳のように作用し、主人公が都合のいい解釈を立て、綺麗事で自分を納得させながら盗作の道に走る。冒頭の語りがメタ的でもあるので、主人公にツッコミを入れるような視点をあえて作ってる……ような気もする。ただ、市真先生の過去作とかまったく知らないから「コイツは信頼できる」とも言い切れない。とはいえタイムパラドクスをタイトルに入れるくらいだから、何か物語上のトリックというか、すべてがひっくり返るような仕掛けがあるような、ないような。知らんw まぁ、タイムパラドクスにどう説明つけるか、が本作の主軸(基本設定)だと思うので、正直まだ何も分からん。最初の3話でとりあえず型を完成させる、みたいな構成なのかしら。まぁ「初回でやれ」というツッコミなら分かるけど、あんまりサクサク進めるのが唯一絶対の正義、という論調もあまり好きではないので個人的にはそこはどうでもいい。

『マッシュル -MASHLE-』

 「あらすじ」でメタ的なツッコミ。この感じのギャグ入れてくるのは意外でした。あくまでも本編の中に限ると思ってたけど、ギャグ漫画だから何でもアリと割り切るつもりなのかな。てか、敵対組織の話がアッサリ終わる可能性も出てきた。
 ただ、『ハリポタ』の件もそうなんだけど、マジ風の演出に対して冷めたツッコミを入れるやり方、繰り返すとマジパートの物語に説得力がなくなるだけなので、割と茨の道な気もする。本作のマジ回結構好きだったんですが、大丈夫なのだろうか……と余計なお世話。
 組み分け帽。まぁ、『ハリポタ』二次創作でよくある面白い奴なんでまぁ一定の面白さはあると思う(志は低い)。ただ、それよりも魔力を読み取るって言ってたのにマッシュからシュークリームを読み取ったのが謎。魔力じゃなくて思考を読んでるの? “魔力から思考・思想を読みとり” とあるので元の魔力がゼロだったら何も読めないと思うんですが。まぁ、細かい設定は忘れたので自信はないです。ゼロだと思ってた。
 んで、敵対組織のボス。前にも書いたことだけど、新しい強キャラの登場シーンは顔の線を隠した方がいいと思うんですよね。決めゼリフ、本話だと “神覚者になるべきは” “このオレだ…” の場面で顔の全体が見えた方が「3本……だと……?」と盛り上がると思うの。今回も顔の線を割とあっさり見せたからすごい気になる。3本ってビビる情報だと思うんだけど、まだまだ序の口ってことなのかしら。インフレが加速して最終的にはスパイダーマンみたいな顔の奴出てきてほしい。

ハイキュー!!

 サクサ。例によって思い出話とか出てくるんですが、それがサクサの語りではなく他己紹介になってるのが面白い。あの子供時代に飛ぶ場面、語り手がスイッチするので一瞬戸惑いました。まぁ、迷わないように第一声を名前にしてるんですが。
 サクサの運命の相手としてのウシワカ。出会いが成長に導く、という話なので非常に重要な場面なんですが、その「運命の人」の根拠が手洗い後のハンカチなので笑った。内側まではあまりしないかなぁ。濡れたものをポケットに入れてる時点で対して綺麗ではない、みたいな認識。内側にしたところで水分がなくなるわけでもなし、みたいな。気持ち悪いよなぁと思いながらしまってるw
 テーマは「運」もしくは「出会い」だと思ってたんですが、終盤に突然 “いつか来る本当の最後の試合” というキーワードが出てきてビビる。もちろん後悔のないように常に全力で頑張れよ的な話に行き着くのは分かるんですが、この「最後の試合」って今我々が読んでる『ハイキュー』の最終試合のことを指してるとしか思えない。急にメタきた。こっわw “「いつ終わってもいい」と思っていたい” は作者が憑依してるでしょこれ。勘ぐりすぎかしら。最終章でこんなこと言われたら……ねぇ?

センターカラー『ユーゲンと女霊学級』附田祐斗 佐伯俊

 読切。原作と作画とありますが、例によって附田先生はネーム係……とこのネタを書くのも懐かしいなぁw
 カラーページの使い方が非常に面白い。1ページ目はモノクロでページをめくっての2ページ目がカラー。1ページ目のラストに “美人だね” とあるので、これはカラー扉で可愛い子がドーン!! だと期待してると……。この仕掛けの時点である程度は満足です。
 本編。のっけからメガネが登場。正直このコンビの作品でヒロインがメガネ、学生ではなく教師、という時点で及第点というか、「良い新作をありがとう」という気持ちでいっぱいです。
 そんなヒロイン。学生キャラだったら風紀委員みたいな立ち位置。お嬢様校で世の下心に晒され続けてる中で単身で頑張るメガネ。からの主役登場で、意外なことにコイツがスケベ。エロが武器になる作品だから『食戟』では意図的に主人公を性欲ゼロのサイヤ人にしたと思うんですが、今回は下心全開。しかし、その矛先がどうやらおかしくて、という始まり。掃除のおばちゃんナンパは良かったと思います。オチを知ったあとだと、あのおばちゃんの詳細が知りたくなりますね。「そんなキレイなの?」と気になってくるw 読み返すとナンパの断り方も可愛く思えてくる。
 んで、カウンセラーの正体は霊媒師。学園にはびこる霊トラブルを解決していく話。『ゆらぎ荘』の初期はこういう話になると思ってたなぁ。お嬢様高校も出てきたし。あの路線じゃなくて残念だった頃もありますが、今となっては「ミウラ師匠は天才」と心酔するまでになったのだから世の中分からないものです。
 他の教師たちは保身に走り、役に立たない。理想の学園と思っていたが実は上辺だけ、外面だけであった……と悩むメガネ。上辺、外面が本作のテーマなのは間違いないんですが、そこで “ブスだなぁ” と言うのが名場面。ぶっちゃけかなーり無理のある姿勢になってるんですが、下を向いて落ち込むヒロインに対して、さらに下に回り込んで上向きに語りかける。この上下の視線のぶつかり合いが象徴的ですね。ヒーローの所作としてふさわしかったと思います。
 んで、ホラーシーン。日記に魂の叫びが浮かび上がってくる場面は怪奇と物語が合致してて面白いし、そっから「振り向いたら……」になるのも良かった。このページをめくる度に恐ろしいことが起きる展開は漫画の醍醐味ですね。
 そして、次にページをめくるとヒーローが登場。その登場シーンが独特で面白い。いや、窓ガラス割って現れるのはよくあるけど、見開きのコマ割り、そしてアクションの向き、そして何よりも強調されるのはヒロインの顔!! というのが独特w それに「割って入る」というアクションが彼のヒーロー性の本質にある、と明らかになるのでそこへの一貫性としてもキレイでしたね。
 んで、必殺技。悪霊を脱がして裸の女の子がドーン。これは『食戟』と同じで毎回いろんなバリエーションで遊べそうな奴ですね……。両先生が本気で次作を狙いに来たのか、セルフパロディみたいな認識なのかは気になります。まぁ、個人的には『ゆらぎ荘』完結後に佐伯先生が霊モノで新連載始めるってドラマが見たいです。
 救済された被害者が学校に帰ってきて終わり……なだけではなく、彼女が小さな勇気を出してちょっとした校則違反をする、というオチは非常に良かったと思います。ぶっちゃけワンポイントがあろうとなかろうと変とか可愛いとか一切ないと思うんですが、大事なのは可愛くなったかどうかではなく、それをすることによって彼女の霊魂がキレイになった、と結論づける。本作の設定を再確認するようなオチなんですが、そうじゃなくて一般論としても理屈の通る話。そこがとても良かったですね。優等生でいることに重圧を感じていた彼女がちょっとした悪さをすることで肩のチカラが抜ける。この部分だけでも普通に良い話だったと思います。
 ということで終わり。ヒロインがメガネでツッコミなので大満足、という感想です。『ゆらぎ荘』がこんな感じになってた可能性もあるんだよなぁ……みたいな感慨に浸る意味でも面白い作品でした。幻流斎の無限ループの中にはこういうルートもあったんでしょうね。白露様なつけー。

『ボーンコレクション』

 話が一気にシリアスに振れるかと思ったらまだまだギャグ、ラブコメしてるので楽しい。ただ、シリアスの件(問題)が解消したわけではないので、来週いよいよ大変なことに、という引き。ただ、四天王が思いの外早く出てきたのでそこは気になる。ちょっと『マッシュル』とも似た印象ですが、すごい煽ったけど意外とアッサリ。どこまで重要なのか、大物なのか掴みきれないところがある。あるが、本作の場合は安倍晴明由来のキャラっぽいのでショボいはずがない……と思ったけど、アベの字が微妙に違うのか。これは気になる。
 大食い。女性キャラの大食い属性好きなので嬉しい。ラーメンをフォークで食べてるのも良いですね。
 りのちゃん。ほっとくと良い雰囲気になるけど、自らそれを壊す。マジになりすぎない、けど説明は続く、というバランスが好き。説明シーンに対して “すごい語る…” ってツッコミを入れるのがちょっとメタいし、その違和感がりのちゃんのマウント癖と理屈を通すのも良い。
 んで、2ヶ所でそれぞれピンチ。カザミの前に都合良く白羅が転がってくるんだけど、当然そんな話があり得るはずもなく……と罠だったので安心。カザミが主人公モード入ってるのに白羅が “テンションが違う!! そういうやつじゃない!!” とツッコミを入れ続けるのが最高。この温度差はギャグっぽいんだけど、白羅の言い分はもっともでマジで今使ったらヤバい。ギャグなのに話が進むの好きよ。カザミの主人公モードは間違いなんだけど、りのちゃんの説得に対しては一応効果あるのかな、とすべてがムダになるわけでもなさそう。

僕のヒーローアカデミア

 バーニンは可愛い。今日も可愛い。冒頭で全段ぶち抜きバーニンが可愛い。ホント好き。ぶっちゃけ特に意味のある出番でもないんだけど、だからこそ光るバーニンの魅力。出てくれるだけでありがたいです。
 んで、弔くん爆弾。あまりの速度で崩壊が伝播するのでサイレントになる演出かっこよかったです。時間の圧縮。からの溶鉱炉ネタバレ感想ネタでお馴染みの『ターミネーター2』。通常なら上下の向きになるんですが、今回は横向きのアクションにしてるのが独自性あって良かったと思います。感動の場面でパロディするのどうか、とかまぁ言い分はあるかもしれないけど。
 ラストのデク。ちょっと意味が分からないというか、自信がないんだけど、崩壊が広がる前にデクが蹴りで破壊して隙間を作り、崩壊の伝播を阻止する、みたいな感じかしら。江戸時代の火消しは炎症を防ぐために建物を壊すのが主な仕事、みたいな話聞いたことありますが、それと同じ理屈。なのかな?

Dr.STONE

 いきなり敵のボスキャラとご対面なので意外。ただ、よく考えたら今までの対決形式の長編も割とすぐに会ってたのかな。潜入も定番ですね。
 んで、ゲン。とにかくゲンにフォーカスした1話。彼がやる気を出すまでの経緯が丁寧なのが良かった。ポーカーの件引きずってる。千空の科学パワーに負けたので、新たな敵が科学者でその腹いせとしてはピッタリ。
 敵の城。文明の発達具合にビビるのは間違いないんだけど、微妙にダサい、気がする。特に城っぽい部分。ああいうのって何か機能的、合理的な理由あるのかしら。まぁ、デザインにこだわるほど余裕がある、というアピールなのかもしれないけど。
 敵は大人。頭脳対決なので年齢、人生経験が確実に相手のが上、というのはたしかに怖い。テーマとしては面白い。ただ、ビジュアルに大人感があまりなかったのは少し残念かもしれない。ぶっちゃけタバコの人の方が。
 嘘発見器。塩水に浸かるだけでで出来るのか。どういう仕組みなのか気になるけど、敵だから教えてくれない、という不気味さ。嘘発見器だと気づけた時点でゲンは偉い、という攻防になってるのが面白い。

『夜桜さんちの大作戦』

 変装して調査。老夫婦に化けることで夫婦愛を確認する、という展開は良かった。まぁ、そもそも老夫婦に化ける理由がそれほどないので、結論ありきなんだろうけど。ごっこ感あるやり取りから急に良い話に転がる感じとかかなり好きです。
 夫婦生活において自分が先に死にたいか、生き延びたいかは意見が分かれるところですよね。上下で語ることではないんですが、太陽の言ってた “その後どうやって生きればいいかわかんねーし…” は太陽が先に死んだ場合、六美が同じ問題に直面する可能性を無視している、と意地悪に受け取ることも出来る。とはいえ相手に長生きしてほしいに決まってるし……と難しい問題ですね。そもそも問題ではないんですが。
 バレてからのバトル。ここでもしっかり冒頭のギャグを伏線として利用してるのが良い。律儀に毎回入れるよね。偉いと思う。

『森林王者モリキング』

 改めてバトル。舌戦で終わりかと思ったら違った。
 カマキリの刃。何となく手の部分が刃になってるイメージ持ってましたが、腕から刃が生えてる。ちょっと意外でしたが、改めてリアルカマキリの姿を見たら納得。手じゃなくて腕で挟んでるのね。盲点だった……
 「傷つけたくない」からの甲虫最強の外骨格なのでセーフ。ギャグで進行してるんだけど、主義主張とバトルの決着方法が合致してて普通にキレイだったと思います。前回に続いてまともにバトルする前に勝負ついちゃったんですがw
 人類滅亡のくだりも笑いました。しれっと聞き捨てならない情報が吐き出され、それを見逃さず、静かにツッコむ(絶句)。テンション上げるだけじゃない、緩急。

センターカラー『ブラッククローバー

 カラー扉。赤ずきんチャーミーとオオカミ。本編でオオカミが大食いの象徴みたいな扱い受けてるのがよく分かってなかったんですが、こういうことか。おとぎ話ではお馴染みの。……てかこの扉先週のはずだったんじゃない??
 本編。女子会のところにデブのペロペロ男。いわゆるそういうペロペロのことですね……。いや、その後にSMモチーフと判明したので「靴を舐める」がメインなんだろうけど。
 ということで死ねない呪い。SMの女王様は相手が死なない程度、限界を超えない程度に痛めつけるのが仕事だと思うんですが、死なない呪いがあるともう際限がなくてヤバイですね。これは面白かった。
 からの各地で復活。それぞれの敵が変態だった、という共通項は笑いました。そして “何か言ってるわね”
 てか、転生のときも思ったけど、こういう全ステージで戦況がひっくり返るような展開好きですね。好きというか、うまい。それぞれタイマンを繰り返すって割と定番の展開だと思うんですが、そこに同時多発的な大事件をドカンを一発用意する。からの体育会系全開で “上等だッッ!!!” もかっこよかったなぁ。まぁ、本人は各地で復活してるのを知らないから読者と認識が完全に一致してるわけではないんだけど。

チェンソーマン』

 たとえ不死身でも無数の人形が襲い続ける。そんな厄介な敵の倒し方。あ、あいつがトドメかよ……と驚愕でしたw
 とはいえ、無数の人形地獄を一気に解決する方法としてハロウィンはかなり痛快。ただ、 “私の脳は世界中にいる人形達と繋がっています” と饒舌に説明してくれるのはちょっと都合良すぎるというか、ちょっと小物っぽい。
 あと、 “血の一滴で海の青を赤に染めようとするようなもの” 、からの “でも貴方が理解している全てというのはこの図書館の” “本の1ページ目にも満たない事なのです” はちょっと安易なインフレっぽくも感じた。ここもサンタクロース饒舌になりすぎの件と繋がるかな。まぁ、闇のチカラで全能感得てるから、という心理は分かるんですが。
 からのマキマさん。マキマさんがデンジに殺しを見られないようにしてるかは分からないんですが、仮にそうだとしたら、クァンシはデンジの首を切ったことでマキマさんが好き勝手暴れられる環境を作ってしまった、とも言えるのかな。
 んで、次回センターカラーで人気投票の結果発表。好きなキャラ、今だとクァンシだなぁ。死んじゃったけど。クァンシ、ポチタ、先生あたり。

ぼくたちは勉強ができない

 お、おわった……。終わってしまった。先週紗和子ルートが終わってやっと本題かと思ったら終わった。
 ややこしい感想になるんですが、本話は面白かった。リズヘッドの文系能力(察するチカラ)が成長した証として霊感がないけど幽霊の存在を確信する、というのも普通にうまかったと思う。キスシーンの一度離したあとにブチュブチュする感じも新鮮で良かった(唯我は別人すぎてアレだけど)。
 なんだけど、問題というか、気になるのが、今までの8話いる!? いや、本話だけでいいってのは言い過ぎだあけど、8話も費やす必要なかったというか、どう考えても紗和子の方がドラマ厚かったので「何だったのこれ……」という感覚。マイナスが多くて「超つまんなかった!!」というのとは少し違うんだけど、何なんだろうか(知らんがな)。会話は成り立ってるし、言ってる各文章は理解できるんだけど、ひたすら要領を得なくて「で何が言いたいの?」とクラクラしてくる感じ。
 本話は面白かった。ラストも感動的だったけど、あのラストで感動的だったのって2人の出会いとか花火のエピソードを踏まえたクライマックスなのであって、先週までの8話が特に関係ないんですよ。今までの8話の蓄積があってあそこに行き着いた、みたいな感慨がないんすよ。いや、一応ドキドキゲームがあったのは分かるけど、8話もいる?? 受験という目標を失った『勉強』はこうなるのか……。
 まぁ、終わったから過去のことはいいじゃないか、と言いたいんですが「バカヤロウまだ始まってもねぇよ」と残りの4人が控えてるわけで。そこがつらさの本質。この感じで残り4ルート続くんだとしたら、ちょっとマジできつい。というか、この企画大失敗だと思う。
 ただ、希望はある。他の4人には紗和子的な人がいない。これなら勝てる。せめて、せめて1月くらい完結するボリュームだったらこの行き先不明ののらりくらりifも楽しめるかもしれない。まぁ、先生には紗和子的な人いるかぁ……。
 あと、みさお成仏のくだりは「友達がほしい」という未練が具体的に説明されたのが良かった。その一方で、実際に成仏したあとに「○○だから成仏したのね」みたいな説明がないのもオシャレだったと思います。というか、やっぱこの未練のくだり、『ゆらぎ荘』感ある。両作ともにそうだけど、幸せになったら消えるってかなり残酷というか、感情爆発装置としてよく出来てるよね。ずるいw

『アンデッドアンラック』

 ユニオン頑張る。それぞれが説明なく能力をぶっぱしてくる感じが楽しい。バトルは見れるけど、細かい理屈が分からないので「具体的にどういうこと?」と今後が気になる。本作の場合は「不○」クイズでもあるので、そこだけでも考えるのが楽しいと思うんですが、こないだ不真実とか出ちゃったので個人的にはそこは考える気が失せてます。当たる気がしないw
 んで、アンリミテッドアンディ、 “だが俺は再生先を選べる” らしい。ということは宇宙空間に残ってたのが本体、という考えは間違いか。本体を手に移してから、手をを切り落として、地上に着地、からの再生。事態がややこしすぎなくて嬉しい気持ちもあります。
 分身はしないけど、再生先を選べる不死身能力者というと、『銀魂』の虚思い出すかな。星海坊主戦のラストとかそのトリックで逆転してた気がする。かなり好き。
 ユニオン大活躍が楽しいので「結局風子がトドメかぁ」とか思わんでもないんですが、まぁ、風子放置で事態が解決した方が物語的には問題があるのも分かりますw もうちょっと見たかっただけ。
 ただ、普段のアンディみたいに風子の不運を受けたがらない場合、首を切り落として不運は頭だけ、みたいな避け方もできる気がする……が、まぁもっと大規模の不運が来たらあんま関係ないのかな。

『アクタージュ act-age』

 なんか突然黒山とのラブコメ始まったんですけど……と面食らってしまった。本作の人気がなかったら「これは終わる」とか思ってたところ。
 最後までラブコメを突き通すわけない、と思ってるのが前提ですが、黒山とのラブコメはちょっと気持ち悪いかなぁ。あの手の信頼関係、パートナーシップを恋心と勘違いする(ように見える)、みたいなとこまでは割とあると思うし、むしろリアルで良いとすら思う。言うても夜凪、高校生だし。思春期でもおかしくないし。
 からのデートで夜凪が女優帽。あれは笑った。笑ったんだけど、あれが夜凪なりの「女優なりましたけど?」という現れなのだとしたら納得はするし、良い意味で笑える。微笑ましい。

『ミタマセキュ霊ティ』

 こちらも、人気なかったら「これは終わる」と感じる展開。ミタマを探してハゼレナが走り回るといろんなキャラと出会う、って完全に主人公が走るタイプの最終回。『鬼滅』もそうでしたね。
 本作のことはハゼレナが感情を発露させるところにドラマの本質、成長の本質があると思ってたんですが、今回がまさにそれ。ハッパかけてハゼレナに本音を吐露させる役割なのが幽霊なのが良かった。関係の深さ的にはソウヤでも全然ハマると思うんだけど、やはり幽霊たちによって彼女が成長する、というドラマの方が断然感動的。ハゼレナがついに、という場面は普通にグッときましたし、やっぱハゼレナ可愛い。

ゆらぎ荘の幽奈さん

 扉。わーい裸だー、という感じなんですがお腹のアザがつらいw
 幻流斎にとっての「世界か君か」の2択。ここでエゴ丸出しでコガラシくんを選び、他の犠牲は厭わない道を選ぶのが面白い。選ぶんだけど、それを流禅に “そんな選択をしてはあなたが幸せになれない” と止められる。この手の運命の2択、公益か私益かというのは割と本作で頻出するテーマで、今までにも何度も、いろんなキャラで繰り返されてきたと思います。この場合、幻流斎は私益を選ぶんだけど、流禅に「それは私益にならない」と否定される。修学旅行で宮崎さんが10年の未来を否定したのと似た理屈ですかね。みんなの不幸せの上に成り立った自分の幸せってナシじゃね? という話。
 んで、さらなる選択肢を探るうちに幻流斎が行き着くのが自己犠牲……と言えるのかこれ? みたいな結論なのが面白い。生い立ちを考えれば仕方ないことなんだけど、あまりに卑屈。いや、人間臭いし、気持ちも分かるんですが、流禅が言ってくれた “あなたが幸せになれない” を無視してるのがつらい。世界か君か私か、の3択で自分を捨てることを選ぶ。合理的だけど根本がおかしい。さすがの卑屈さ。過去最強に卑屈。
 なんだけど、それどころじゃない。 “だから… わたし自身を消してみた” のコマ。あの絵、過去の使い回しじゃないですか。具体的に言うと、初回の巻頭カラーの1ページ目。語りも完全に一致。初回の語りに追加されたのが今回。幽奈さんのことを「彼女」と読んでいたのは幻流斎だったのですね。これはすごい。未練の正体にも驚きましたが、もはや叙述トリックの領域。
shonenjumpplus.com
 ↑ちょうどこれ。プラスなんだからカラーでくれよ(わがまま)。
 今まで『ゆらぎ荘』ファンの間にで定説のように言われていた「初回の冒頭で語られてるから幽奈さんの成仏は確定事項」が根底から否定されたことになる。あそこで描かれた成仏の姿はヤケッパチ幻流斎が見た1つの可能性の未来。つまり事実ではない。やっば……。本作は作者が物語を丁寧に紡げば紡ぐほど幽奈さんの成仏エンドが確定するので、ファンとしてはジレンマだったんですが、ここに来てまさかの「うっそぴょーん」宣言。いや、さすがに言い過ぎだし、もちろんその上で改めて成仏する可能性は残ってるんだけど、ファンが散々語ってきた初回のアレがこんな形で……。騙しやがってー!!!!(ニッコニコ)
 てか、この説明不足感もすごいんですよ。初回の絵を使うことで「あれウソだから」と伝えてるんですが、それに気づくのはファンのみでしょ。ただ、ファン以外はそもそも初回冒頭のアレがあるから成仏エンドという定説を知らないわけで、それはそれで問題がない。完璧かよ……。
 からの幽奈さん復活。ゲキアツ!! なんですが、雪崩くんが全裸でドキドキしてしまう。てか、あの触手の巻き方、そして空中での姿勢を考えると、雪崩くん……チンコがプラプラしてるのでは……。やだもう。見える角度に誰かいるのかしら。そんなことばかり考えてしまう。てか、出番の関係上ってのもあるけど、触手責めされてるキャラで一番大きい絵を用意されてるのが雪崩くん。ありがてぇ……ありがてぇよ……。
 流禅の術の説明。足りない情報を各ヒロインの “未来予測世界のコガラシ君達で補完する!” 。つまり術が成功してコガラシくんが復活した場合、そこにいるのは各ヒロインとそれぞれ結ばれた魂を持つ新生コガラシということになる。ハーレム王コガラシ!!!(ださい)
 からの三途の川エンド。各ヒロインと結ばれる未来を体験したけど、最後に残されたヒロインは初恋の人であった!! いや、これは未来じゃないから違うんだけど。とはいえ、コガラシくん最後の試練、成長の儀式として出てくるのが逢牙師匠、それも和解して成仏したあとの師匠ってのが感動的。
 なんだけど、今まで未来予知のくだりで散々ドクターストレンジだとか言ってた身としては「今度はソウルストーンだ!!」と思わざるを得ないのでしたw

『AGRAVITY BOYS』

 オタクと友達。それぞれが「俺の方が知ってる!!」とクイズ対決することになるので笑った。いや、あの心理は分かるんだけど、本作の場合は高次くんがクイズ番組風のセットをちゃんと用意してくれるからずるいw ギャグ漫画特有の何でもアリ展開なんだけど、ちゃんと劇中で可能だと理屈が通る。
 ヤリチンと生主、ツッコミが2人いるはずだったんだけど、前者が司会に回ることでツッコミが生主1人の仕事になる。怒濤のツッコミ連打で彼の喉が心配になってしまったよ……
 んで、オチ。如何に知ってるかを競っていたけど、ゲラルトに知ってもらっていた、とオチがつくのは普通に超キレイだし、マジ良い話。ギャグからの急旋回すぎるんだけど、「知ってる」というテーマが一貫しててすごい。その向きが変わっただけ。
 てか、ババは生主がいつパンツ変えたかも把握してる可能性があるのですね。銀河のゴシップとして需要ある気がするw

『魔女の守人』

 司祭が来てバトル中断。やっぱあの司祭のクソ野郎っぷり好きだなぁw 表面上は聞こえの良い表現をしてるけど、その真意はクソにまみれてるのが最高。 “気持ちは痛いほど分かる” と心がなさそうに言う。「とりあえずコイツをぶっ飛ばせばいいんですね」と分かるのも大事ですね。ルフィセンサー。
 からの思い出。ルール違反をしたから魔女になったってのも良いし、そっからの “こんなにも重く感じる…!?” も臭いながら良かった。ルールと重さというテーマですべてを語り尽くしてるのがうまい。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 5/28は花火の日ということで花火コマ特集。すごい面白かったです。ジャンル別に分類できるのも面白い。
 ロマンスの高まりとして花火。4本もあるとちょっとベタを感じて笑ってしまいますね。てか、『勉強』は今週もやってたので「アンタも好きねぇw」感ある(花火で分岐する話だから仕方ないんですが)。
 必殺技。ここに限らず全部の中で『ONE PIECE』の黄金牡丹が一番好きかなぁ。雷と金とゴムを用いた見事なクライマックスですよね。やっぱ空島編は良い。好き。
 からのギャグ漫画における顔面花火の歴史。見事にみんなやってるので笑った。通過儀礼なのでは? とか思えてくるレベル。ただ、『左門くん』の花火はギャグであると同時にラブコメでもありますね。ハイブリッド。

 5/29はシリアルの日。なのでシリアル特集。ステイホームで食が杜撰になり、シリアルでいいや……ってなった人も多い気がする。
 私は一時期フルグラをおつまみ感覚でボリボリ直食いするのにハマってました。今でもたまに無性に食べたくなる。お菓子とか食べるより栄養あったいいんじゃね? と思って食べてたんですが、栄養がありすぎて太る可能性に気づきやめました。限度なく食べたくなってしまうw
 なので、やっぱフルーツ系が食べたいよなぁと思うんですが、ちょっと今回の特集を見たら大豆プロテインとナッツの奴食べてみたくなりました。やっぱ直で行きたい。ただ、あれ、お試しで買うには量が多いんですよね……。

次号予告

 『約束』が表紙と巻頭。たぶん次次号センターカラーだろうなぁ。
 『アクタージュ』が「重大企画発表」。アニメ化かと思ったけど、「企画」なので違うか。

目次

 ジャンプマイベスト3。甲本先生の好きな筋肉の部位。分かるようで分からないw

人前でブースカカネゴンと言ってしまいましたが三年目も頑張ります
(『呪術廻戦』)

 これは間違えやすい……。詳しくないジャンルだけど「有名だから常識だよねー」みたいな認識の奴はホント危ない。気をつけます。

クリップスタジオで初作画&ペンも変えたからどう印刷されるか楽しみです! <俊>
(『ユーゲンと女霊学級』)

 非常に言いづらいのですが、幽霊の場面は暗くてちょっと見づらかったです……

シングでマイクがマイウェイ歌う時の口元の動きがリアル過ぎて非常にエモい
(『夜桜さんちの大作戦』)

 めっちゃ気になる!!

担当さんとZoom打ち合わせをして自分のひっどい髭面を見ました剃りました
(『アンデッドアンラック』)

 戸塚先生の女性説はなさそうですね!!(古い)
 てか、Zoomだと自分の顔も見えるってのがあるあるだし、漫画家の場合は普段髭面でも問題ないってのが特有の事情で面白い。

愛読者アンケート

 読切についてと、インターネットの動画配信サービスについて。ステイホームの影響ですね。
 ジャンプ記事で書いたか覚えてないんですが、huluに加入しまして『名探偵コナン』の映画シリーズを全作観てました。MCUアベンジャーズのシリーズ)と同じ本数あるんですが、ぶっちゃけ話が単調というか、型が決まってるシリーズなので気軽に観れて、それでいてシリーズならではの個性、変遷に気づけて非常に面白かったです。どれも一定の面白さは担保されてる……と思ったけど10作目だけは苦痛でした。諦めようかとも思ったけど、その後また普通に面白くなるのでホント良かったw
 ということで、最近入ったのがhulu(先日プリペイド切れで退会)。その前から入ってるのがNetflixです。とりあえず『ブラックミラー』おすすめ。

総括

 何とか火曜深夜に終わりました。すごい急いで書いたつもりだったんだけど、書けども書けども終わらないのでビビった。

 今週のベスト作品。これは『ゆらぎ荘』圧勝。未練が明らかになったとき以上の衝撃がありました。成仏エンド説が、崩れた!!!
 次点は読切と『ブラクロ』かな。

 今週のベストコマ。当然『ゆらぎ荘』の “白くゆらめいて消えていった まるで朧な湯煙のように” 。絵を使い回すのは省エネではなく、それでしか伝えられないものがある。

 最後に今週のベストキャラ決めて終わります。こちら。

  • 佐藤深白 『ユーゲンと女霊学級』
    • メガネで嬉しかったです。いちいちメガネに手をやるポーズ取るのが最高ですよね。「えりな先生」を地で行くw

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