北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』590話の感想

 記事に画像ないのもアレなんで、試験的にマガポケのサムネ画像貼ってみようかと思います。
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20201029202436

#590

 扉はスズ。ロングコートなのにミニスカートなのが可愛い。

 PCで作業中の会長が “昨日テレビで観たんだが” と小話。公衆トイレに座れない人が多いという話なんですが、これ先々週にあった「他人の握ったおにぎりを食べられるか」と同系列の話ですよね。読み返してみたら先々週も “昨日テレビでやってたんだが” と会長は言ってる。同じ番組が数週にわたって潔癖度チェックみたいなテーマを放送してるのではないか。もしくは #590 と #588 は同じ日の出来事。さすがに違うか。
 とにかく、公衆トイレの便座の話題から会長が直球の下ネタで落とす。「エロ蹲踞」という最近の用語を使ってるのが良いですね。検索しやすさという意味でもこのワードを使ったことに意味があると思う。
  “画像出さなくていいから” とタカツッコミが入る。1コマ目からPCで作業中だったのが一種のフリになってたんですが、本作では過激なプレイを図で示すためによく出るシルエットの模式図みたいなのが漫画としては描かれるじゃないですか。ただ、模式図を劇中のPCで引っ張ってきたとは思えないので、会長たちが見てる画像は普通にイラストか写真のエロ蹲踞で、それを漫画として読者にお届けする際に一種の修正としてあの模式図に変換されている、と考えるのが自然ではないか。そうだったの!? とかなり衝撃でしたw

 コトミとトッキー。津田家にてゲーム。ムラサメくんもいるんですが、今日はなんとトッキーの膝の上に鎮座。トッキーにめっちゃ懐いてるじゃないですか。なにこれ超可愛い。てか、それをまったくの日常として受け入れてるトッキーの方にも良さはあるな。こういうことしてくるから本作は油断ならないよなぁ。
 話としては、火属性の敵に火攻撃は効かないという話からのコトミがオチ。ここから「妹属性」に発想を広げるのが鮮やかでした。てか、このコトミの言い分、ちょっと分かってしまうというか、納得しちゃうんだよなぁ。それをリアル妹であるコトミが言ってるのも面白い。タカ兄に実践済みなのかもしれないw

 七条家。メイドと執事。ゴキを捕獲して涙を流す出島さん。その姿に感嘆する橋高さん。からの涙の真相でオチ。橋高さんに若干チョロさも感じる。どうせ違うって分かるでしょ、みたいな。
 出島さんのオチ。経験豊富系のオチだったんですが、これまた聞いたことのない特殊プレイなので笑った。というか、そのプレイをする際、男はどのように楽しむのかが分からないw 鑑賞するのものなのかしら。

 おなかの調子が悪いタカくんに対して会長とアリアがそれぞれ差し入れ。示し合わせたというよりは、2人が同時に気を使って差し出した、という感じなのかな。そして、2人同時なので結果的にプレゼン対決のようになってしまう、みたいな。その勝敗を決めるのはタカくんではなく、会長が勝手に負けを認めて終わる、という置いてきぼり感が笑える。会長が無言で差し出したものとしまうのが良いんですよね。「君には負けたよ」みたいな爽やかさすらあるというか。
 ちなみに会長が取り出した胃薬には「四八薬品はら薬」と書かれてる。こんなとこにも四十八手。

 スズ。冷えてきたせいでトイレが近い。要するに直前のネタと対になってる話ですね。2つでワンセット。どちらもトイレ関連のトラブルに対して会長とアリアがその助けになるようなアイテムを差し出す。どちらもタカスズの意思、感謝されるどうかはさほど重要ではなさそうなんですよね。結局のところ会長とアリアが2人で仲良くやってる、という状況。大喜利対決というほど当事者を無視してるとは思いませんが(2人は本気で役に立とうとしてる可能性もある)、2人だけの世界が形成されてる感が微笑ましいし、笑える。そして同時にツッコミ勢は振り回される。動揺の入ってたタカツッコミと、丁寧に否定の言葉を叩きつけるスズツッコミで味わいが違うのも最高。

 図書室。コトミが会長に猫背を指摘される。指摘された際の照れながら背筋を伸ばすコトミがちょっと可愛すぎると思うの。これが妹属性かw
 お手本としてカエデちゃん登場。私も猫背なのでたまにああいうタイプの人を見かけると、逆に疲れません? とか思ってしまう。できる気がしないんだよなぁ‥‥。
 カエデちゃんを見本に正しい姿勢の効能を羅列する会長。からの思わぬ効果でオチ。聞こえてたらしいカエデちゃんが聞いた途端にぐでーっと机に潰れていくのが可愛い。オモチャにされた感w

 同じく図書室。同時刻なのかは分からない。タカくんが図書委員(忘れそうになるけど)のネネに “何か面白い本はないかな” と相談。「清く正しい性行為」なる本が飛び出るけど、まだ2コマ目。オチではない。まぁたしかに図書室に置いてある性教育の本なんだから特別おかしな話ではないのですね。
 んで、ネネの “男の子は皆セックスに興味あるのかと” に反応したアリアが本棚の角から登場して空耳オチ。いつもみたくエロワードに変換するのではなく、エロワードから変換する新しいパターン。アリアの空耳ネタにいはまだまだ可能性が秘められているw
 本来ならセックスから日常的な言葉に変換されたと見るのが普通なんですが、アリアが言ってるのでそういう意味ではないのだろう、という含みでオチになる。複雑すぎるけど、空耳シリーズが長いからこそ成立するネタですね。


 終わり。最近特に多い気がするけど、8コマではないけど、2本でワンセットみたいな構成のネタが多いですね。4コマ漫画ならではの手法で面白いと思います。
 今週のお気に入りとしては、コトミの「属性耐性」。2本セットのネタも面白かったけど、コトミの言い分に対して、言われてみればたしかに‥‥と納得してしまったw
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