北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』17話の感想

チャンピオンRED 2021年 03 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2021/01/19
  • メディア: 雑誌

 2021、丑年の一発目ということでミノタウロスをぶつけてきたのではないかw
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神話復活編⑰

 ミノタウロスと002、005。基本的には005。宙を飛ぶ002、暗闇で敵を包むミノタウロスと、動揺を見せずにまったくブレずに戦う005というのが対比だったと思います。ミノタウロスが自己を強化するのではなく敵を弱体化する能力だったのも良い。敗戦濃厚となったミノタウロスが焦って饒舌に語るんですが、それも005の無口さを引き立ててましたよね。戦士としての矜持というか、戦士としての資質に決定的な差があったような結果だったと思います。『サイボーグ009』という作品は、サイボーグとしてのスペックをチームワークで上回る戦いが多いと思うんですが、今回は005の元の資質というか魂の部分が勝敗に直結したというか。
 「もはや戦士ではない」と戦うことをやめる005。それを見た002がミノタウロスの出典である神話の話を交えてトドメを刺す。こういう感じのトドメの場面って意外と珍しかったんじゃないですかね。それぞれのキャラクターの個性が表れた印象的な場面でした。

 次は008と006のコンボ。 “スーパーガンの直撃が効かないなんて…!” って『サイボーグ009』強敵あるあるだと思うんですが、それに対して「006の熱線ならどうだ」と次の作戦に移ったのが面白い。スーパーガン直撃とはまったく別の耐性なので試してみる価値はあるというか、有効かはまだ分からないんですが、「たしかに有効かも」という説得力がありました。
 006のモグラ作戦。コミカルな印象もあるんですが、「炎→008→006」という順番で敵を誘うのが見事でした。今回の攻撃の本命は006の熱線を直撃させることなんですが、その攻撃を100%の状態に持って行くために本体のない熱線で動揺を誘い、その後008本体が登場することで敵の攻撃を誘い、008に気を取られたところを後ろから006がドン。チームプレーで勝利を掴み取る、という本作における基本的な良さが詰まった内容だったのではないでしょうか。本話は005が割とワンマンプレーで勝利したので、そことも対照的な良さがあるというか。

 んで、009がアポロンに負けたかも、というところで終わり。両者のマントがちぎれて宙を舞っている絵面が非常にかっこよかったです。2人とも加速状態で戦うからちぎれたマントが地に落ちない(落ちるほどの時間経過がない)。

 てか、来月は『エイトマンvs』も掲載されるそうで、ちょっとした『009』祭りですね。
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