北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

今週の日記

 日記ではなく週記なのではないか。

今週のネトフリ

贖罪 DVDコレクターズBOX(初回生産限定)

贖罪 DVDコレクターズBOX(初回生産限定)

  • 発売日: 2012/08/24
  • メディア: DVD

 いつからあったか分からないんですが、『贖罪』を見つけました。観た。2012年。WOWOW制作のテレビシリーズ。1時間前後、全5話。黒沢清。当時は「これからはWOWOWのドラマの時代」みたいなこと言われてて、ぼんやり観たいなぁと思いながらも放置してたんですが、そんなことも思い出しつつ今回観た。
 まぁこれがめちゃくちゃ面白くてですね。特に前半はもういろいろと気持ち悪くて最高。基本的には女性が主に男性に酷いことされ続けて気が滅入ってくる。吐き気のするような気持ち悪さ、嫌悪感もあって目が釘付けにされる。マゾ的な感覚もあるのでしょうか……。
 てか、役者がいちいち最高というか、面白いに決まってるでしょと作品のオモシロが担保されるような俳優が次々に出てくるから楽しい。毎話主人公が交代する構造なんですが、もう全員良い。脇役も良い。女性が中心の物語で、何の制限もなく自由にキャスティングしたらこうなった、みたいな布陣で驚く。
 15年前、少女が殺される事件が起きて、その子が連れ去られるときに居合わせた少女4人と、被害者の母の計5人で5話。母役の小泉今日子がモンスター然とした登場をしてマジぶちあがりました。
 前半の3人は男や社会に酷いことされ続けるような話なんですが、その話の中で毎回「この男は救ってくれるんじゃないか?」みたいな人が出てくるんですよね。蓋を開けてみたらどいつもヘドが出るクズ野郎ばかりで絶望しつつ笑える。特に安藤サクラの話に出てきた兄である加瀬亮とか最高でした。「良い奴かも?」からの振り幅とグラデーションが絶妙。グラデーションが感じられずスイッチするような森山未來も気持ち悪さマックスで最高でした。
 からの4話目、池脇千鶴でそれまでの定型が少し崩れる。初めてしたたかさを持った女性なんですよね。幼少期の呪いは確実に背負ってるんですが、外の世界を傷つけながらサバイブする強さを持ってるというか。ここでようやく15年前の犯人の手がかりが出てきた物語が核心に迫る。
 んで、最終5話目。満を持してモンスター小泉今日子が主役。なんだけど、正直この最終話はこれまでの話との繋がりが薄いというか、知らない情報、知らない物語が新しくて出てきすぎててちょっと乗れなかった。事件の衝撃の真実みたいなのが、複雑すぎてなんかアレ。犯人は誰でもないオッチャンだった、みたいな方が良かったというか、そういうのを期待してしまった。ちょっとドラマチックすぎるのよね。急に。
 ちなみに、5話目だけは今までの定型と明らかに違くて、良い奴だと思ったらクズだったみたいなパターンがなくて、普通に良い奴という男性が出てくる。その中でも事件の真相に迫る刑事の役が新井浩文で、メタな部分で「こいつもクズだー!!」って笑ってしまいました。
 終わり。まぁめちゃくちゃ面白くて今更ながら夢中になってしまいました。2012年にみんなはこんなものを観ていたのか……早く教えてくれよ……(噂は聞いてただろ)

読んだ本

 IP、知的財産のことだけど、この本はまぁエンタメ業界におけるシリーズ展開、フランチャイズとかの話。なかなか面白い内容でした。『スタートレック』は門外漢で、ぶっちゃけチンプンカンプンなんですが、その概要の説明が丁寧にされてて、それが副産物的に興味深かったです。シリーズ展開がややこしくてその複雑さが魅力なので、外から見ると理解しづらい感じはありそう、というところまでは理解した。
 あと、『名探偵コナン』とか少年ジャンプの話もありまして。その中に「少年ジャンプの『名探偵コナン』があってもいい」みたいな話が出てきて、「最近始まった奴!!」とか思いました。まぁさすがに『名探偵コナン』ほど巨大な存在になるとは思わないけど、少年漫画らしい個性の強いキャラクターで形成されるミステリー漫画という意味で。今週出張してきた『鴨乃橋』もそうね。
 ちなみに、『贖罪』の第1話に出てくるクズ男(森山未來)は女性をモノ扱いするんですが、その方法がフランス人形として扱う、なんですよ。今週の『アイテルシー』やんけw 偶然ってあるもんですね。ちなみに森山未來蒼井優に殺されます。ざまぁ。

今週のジャンプ記事

 月曜の段階で進捗がめちゃくちゃ悪くてですね、とにかくやる気が起きなかった。眠い、だるい、めんどい。読まなきゃ書かなきゃ……と何とかジャンプを読もうとするんですが、目が滑る感覚に陥りました。全然頭に入ってこない。あーこりゃダメだ、と読むのをやめて『贖罪』を1話観る、そんな週でした。たまに時間がない状況で漫画読むと目滑り現象起きるんだけど、ジャンプでなるの珍しかったので面白かったです。
 週に1回、web連載の漫画を周回して一気に読むんですが、ほとんど義務感で読んでるので目が滑ることも多いです。「無料じゃなきゃ読まないだろ」と強迫観念的に読んでたんだけど、ノルマに感じすぎて目が滑る。本末転倒。最近は無理して読もうとするのはやめて、気軽にリタイヤしてます。セコい気持ちで無理矢理読んでもいいことない。今は多少楽です。周回する作品も減りつつある。まぁそれでも「せっかくここまで読んできたのに……」とかなるんですがw


 終わり。感想以外の記事を定期的に書こうと思って始めたはずなんですが、『贖罪』の感想を書いている。なぜだ。それなら映画の感想やれよって話だ……。まぁ最近映画館も行ってないんですけどね。ただ、今週末は『すばらしき世界』行くぞい。久々ってのもあるし超楽しみ。あと『名探偵コナン 緋色の不在証明』。まぁこっちは総集編だし大して面白くないと思う。正直それほど興味もない。『緋色の弾丸』は楽しみですよ。