北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』622話の感想

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 やっと『ゴジラvsコング』が観れる‥‥長かった‥‥。


#622

 扉は古谷さん。胸元ガバガバすぎない? とドキッとしてしまう。そしてアオリの「パイオツ祭り」が謎だ。急にそのノリどうした。

 ジャンプ運動に身長を伸ばす効果があると本で知るスズ。即座に実践、それも教科書通り(と思われる)フォームで実践するのも可愛いんだけど、本で知った瞬間の表情がまた可愛い。そこまで驚くことかよ、という良さ。小動物的な魅力。
 ジャンプするスズを描いた中2コマのぶち抜き。高さの比較としてタカくんが立ってる。要するにスズがジャンプしたところがタカくの高さ。もちろんあの絵が最高到達点という確証はないですが。そんなタカくんがスズのジャンプに対して誤解をしてオチ。優しさが切ないw スズがキレ気味にツッコむのもやむなし。その目的であのジャンプをしてたとしたら、また別の可愛さが出てしまう‥‥。

 横島先生、脇汗。これまた中2コマのぶち抜きで描かれるんですが、アップの度合いがちょっと珍しいレベル。ここまで顔がデカくなることはなかなかないんじゃないかしら。そんなアップの迫力もあるけど、脇汗。正直分からんけど、こういうのが好きな人もいそう‥‥とか思った。生理現象が外に現れてしまう、ってロジックは割と好きな人いるイメージ。
 そんな脇汗について横島先生がごまかす理屈を考えてオチ。ただボケるのではなく、実際に何とかしようとしてるおかしさもあるし、だからこそなのか、小山先生のツッコミがぞんざいなので笑った。おそらく女性のあるあるネタであろう話だからこその「んなわけあるかい」的な脱力だったのかもしれない。

 カエデちゃん、頭をぶつけたらしく痛い。理由は恥ずかしいので言いたくない。ということで会長が推理。からの誤解でオチ。カエデちゃんが即座に理由をゲロってるので笑った。あの誤解で納得されたらたまらんw
 会長の妄想力が豊かすぎるというか、考えた状況が特殊すぎるのも面白かったです。イメージ図ないとピンとこないよ。

 柔道部。ムツミにタオルを差し出すコトミ。 “コトミは気が遣えるコだねー” とほめられ、中二オチ。ムツミのコトミ呼びが珍しいという良さもあるし、タオルくれただけでそこまでほめるムツミの部長としての器を感じるところでもある。まぁ、コトミはほめられて伸びる(調子に乗る)タイプだと思うので、そういう狙いもあったのかも。
 ムツミへの返答がオチなんだけど、ツッコむのはトッキー。ボケてないで仕事しろ、的な冷たさが良い。ムツミが放置されて、トッキーが処理に回る感じも含め、柔道部の良さだと思う。

 古谷さん。下座いいとひかえめな態度に出て、タカくんがそれに感心していると、その理由でオチ。オールドギャグとか通り越して完全におばあちゃんである。精神とか好みの話ではなく、肉体的、生理的な話なので今までとはちょっと違うものを感じる。まぁ、日頃オールドなふるまいをしてたら体がそれに適応してきた、みたいなことなのだろうかw
 酒飲み過ぎちゃって‥‥だったらJDならではの事情として成立するんですが、古谷さんは1年先輩なのでそれもないw

 タカくんが落とした本がそのまま立つ。アリアが驚き、タカくんが “いやいやまぐれ” 、からの空耳オチ。「立つ」だし、タカくんの両手がふさがってるのでそれ系のネタが来ると思ってしまったぜ。全然違う方向性で、しかもアリアが勝手に、というパターンなので笑った。
 しかも驚くことに、このオチ、話が続くというわけではないのだが、次のネタと呼応するような形になってるのですね。思わぬ仕掛けに驚きました。

 「最初の続き」。ジャンプ運動続行のスズ。今度は会長が目撃する。最初のネタで誤解されてもくじけずに続けてた、というのがけなげで良い。いたいけな少女だ(なつい)。
 そして会長の誤解‥‥というわけではなく、スズに方に思わぬ真実が隠されていて、それを指摘されてオチ。まだ続けていた、という時間経過を味わいを増す内容になってて見事ですね。おそらく今日の間、いろんなところでやってしまったんじゃないか、ずっと大丈夫だったのか? と不安が広がる。


 終わり。次週は休載だそうです。ちょっと意外でした。まぁ、本作はそのうち一挙2話やって帳尻が合う気もするのですが。
 今週のお気に入り。最後のネタも秀逸でしたが、個人的にはコトミのネタ。ムツミが放置されてトッキーがすかさず登場する感じとか、これぞ柔道部って感じで好きです。
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