北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』623話の感想

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 毎日暑くてベランダに打ち水するんですけど、あまり効果を感じないです。意味ないんじゃないかなぁ、けどこれやめたらもっと暑いのかなぁ、と思って続けてます。もちろん我慢できなくなったらエアコンですが、中途半端な境目なときとかあるんだよなぁ、部屋は暑いけど、外は普通に涼しい、みたいな。


#623

 扉はアリア。衣装の可愛らしさもあるけど、それを真横から描いてるのがとても良い。

 暑い。マジで暑い(リアル気候の感想)。暑いので打ち水をしよう、という話(劇中)。会長が打ち水を提案し、アリアが同意するが、アリアが考えてることは違うのでは‥‥ということでオチ。この4コマ目、もうちょっと簡素に描かないとダメじゃない? と心配になってしまうほど普通に魅力的。普通に可愛いし、普通にセクシーだと思う。良くない? 良いよね? 私が疲れてるだけなのか??(心配になってきた)

 「妹は思春期」!! サブタイが「妹は思春期」である。たぶん手癖でサブタイ考えたって感じで、深い意味とかないんだろうけど、ここまで直球なのが出てくるのはかなりのレアケース、そしてかなり久しぶりなのでファン心理的にはどうしても高ぶってしまうものがある。
 話としては、打ち水開始。サブタイの通り、そこにコトミがやってきてオチ。タイトルの特別性を感じさせるような話ではないんですが、普通に言い得て妙なサブタイだとは思います。前作知らない人が読んだら普通にうまいサブタイとか思ってそう。
 そんなオチ、教室とか廊下のワックス掛けで似た感じのネタは以前にもありましたね。ただ、ワックスよりも「それは無理だろう‥‥」という感じが強くて、そこにコトミの思春期らしさが現れてると思います。

 打ち水続行。タカ水をまいてたら会長にかかってしまい、 “お互い距離を置こう” “そうですね” 。そこに畑さんが「ぬっ」と現れてオチ。これは笑った。前のコトミのネタもそうだけど、自分がボケ的な行動をするのではなく、他人がした行動に対してボケ的な解釈をする。その解釈がシノタカの関係性、それを見てる畑さんのキャラクターというのがハマりまくってて超好き。
 2人のツッコミが「違うよ!!」とかだったら別の意味でニヤニヤできたんですが、実際には “何の話だ!!” なのでそこらへんの隙はないw

 3ページ目が連結8コマ。ちょっと珍しいですね。
 8コマにした意図は明らかで、2コマぶち抜きを2回やりたいから。ホースを構える会長の姿を2コマぶち抜きで描き、そのビフォーアフターがそのままオチになる。前半は会長がホースを持ってきて作業が捗る、という微笑ましい日常なんですが、そこにアリアが余計な入れ知恵をすることによって会長がそっちに振り切ってしまうw
 絵面のインパクトが最大の魅力と言えるネタなんですが、私、恥ずかしながらパッと見で下ネタ的な解釈しかできなかったです。なので、タカツッコミを見て「そういう気持ちよさがあるのか!」と膝を打った次第。たしかに気持ちよさそうだけど、ちょっと身体の表面を這い回るという意味で妙なエロさも感じますね(結局そっちかい)。

 会長の放水で虹が発生。キレイなまとめモードに入るのは最終ページっぽさでもあるんですが、そう簡単にまとめさせてくれない、というアリアでオチ。 “嫌な思い出話だな” というツッコミが冷静で笑うんですが、たぶんこれ会長ですよね。会長がアリアに対してここまでの否定をしてる、というのがまた良い。会長的にもキレイな方に振れてたのに、というガッカリ感w

 ラスト。打ち水の成果。涼しくなりました、と結果が出て終わる‥‥と思ったら誰かのボケではない外部の要因によってすべてが台無しになって終わる。この無情感よ。規模は違いますが、私も経験あるので、打ち水あるあるなんだと思います。気合い入れて洗車をしたら‥‥とかでもありがちですかねw


 終わり。先週休みだったせいもあるのか、なんか今週めちゃくちゃ面白かったです。疲れてるのかな。休載の間は過去の分読み返したりした方が良かったかもしれませんね。先週はやらなかったけど、寝る前に本作読むのは結構オススメですよ。4コマの均一なリズムで幸せな気持ちのまま睡眠へ移行できる。
 今週のお気に入り。これは畑さんの奴。何気ない日常風景を見て勝手に「おやおや」的な感慨に浸るのってある意味読者と同じ感覚ですよね。やはり畑さんは信用できるw
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