何から何までめでたい。過去と比べてもアニメ化とか映画化に次ぐレベルの盛り上がりなのではないでしょうか。
表紙
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— 別冊少年マガジン【公式】 (@BETSUMAGAnews) 2023年4月6日
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中学編が始動の『#八乙女2』が目印✨
🎁特製クリアファイルがあたる!
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やったぜ表紙だぜ。単行本の表紙イラストはおそらく今後統一感を持たせるため(たぶん『生徒会役員共』みたいな感じになるのでは)シンプルめでしたが、表紙イラストは集合図でお祝い感がすごい。新キャラぶっ込んでくるのも面白い仕掛けでしたね。誰やねん、っていう。
第12話「4月はピカピカの中学生」
話数の通り、1年経ちました。次回からサブタイがどうなるのか気になりますね。「○月」シリーズが続くのか新たな数え方になるのか。個人的には違うと思うけど、中一からサザエさん時空に突入する見方もできるので、その場合は「○月」のサブタイは避けるのではないか。
前半6ページが4コマ、後半10ページがショート漫画。前半が中学での新生活についてと、後半が部活について。特に後半は今後の本作の方向を決定づけるようなイベントで驚きました。雰囲気的にかなり軸足が部活に置かれる予感。ルイあたりは出番が減りそうで心配ですが、片思い属性は強いので、アユムとのバランスは取れてる、ということなのかもしれない。
4コマパート。のっけから中学の名前が明らかになって笑う。小学校と同じ名前なので、同じ地域と考えるのが妥当だろうか。亀の頭なんて地名イヤですがw ちなみに読み方はカメノガシラでした。アタマだと思ったが違った。井の頭とかあるしガシラの方が地名感はあるかも。
新生活。いろいろと慣れないことが多いが、クラスにお馴染みの顔が揃ってるのであまり実感もない。少子化の影響で一学年に一クラスしかない、みたいな言い訳のような説明は一切なし(ちなみに2-2の存在は確認できる)。そんなことに時間を割いてる余裕はない、というストロングスタイル。まぁ、過去作でもこういう理屈付けにこだわるタイプではないですね。
ルイの下着。小学生から中学生へとリアルタイムでの成長を描く上で意外と難しそうなテーマである肉体的な成長。下ネタにするにも扱いにくい部分はあると思うけど、うまいこと下ネタになる部分を持ってきた感。男子だと「いつまでブリーフ穿いてんだよ」的な話題がよくありますが、それの女子版という感じですね。相変わらず女子の日常に関して妙に解像度が高い。このまま思春期(下ネタ好きとは別)突入とか細やかに描くことになるのだろうか。中学進学とか深く考えてなかったけど、このまま成長させるなら結構難しいテーマなのかもしれない、と今更気づきました。
そんなルイ、生徒会入りであった。まさか2作連続で生徒会をメインテーマにするのかと思ったけど、そんなことはなかった。生徒会にしとくと今後もルイをいろんな場面に出しやすい、みたいな事情もありそう。
後半。担任で国語の門脇先生に部活に入るよう言われる。ルイはバレー部、前々回名前が明らかになった元クラス委員の川村さんもバレー部。ここでわざわざ川村さんが顔を出すとは。今後もそこそこ重要なキャラとして顔を出すのかもしれない。アユム以上にボケと関わりのないフラットなキャラ、みたいな感じだろうか。そんで、富谷くんはサッカー、黒松くんは将棋。黒松くん、まさかの将棋部であった。勝手にアウトドア系だと思っていた……。将棋部って積極的に好きでなければ入る選択肢にすら入らないと思うので(学校の授業でやらない)、そういう意味でも驚きであった。
本題としては、アユムの文芸同好会。好きなものを第一に選んだ形ですね。しかし人数が足りなくて部活になれない。ということで八乙女2人が数合わせとして参加。志が低すぎるw ただ、私も中学時代「何もしたくない」で部活を選んだので人のこと言えない。たぶん同じ境遇だったら迷わず文芸同好会に入ってたと思う。
そんな文芸同好会の残り2人が初登場。芦田ホシノと、武隈アキナ。芦田も武隈も宮城の地名であることは確認しました。徹底してますね。ちなみに「門脇」も存在しますが、地名の門脇はカドノワキらしい。
どちらも先輩で、おそらく2-2。ひょっとしたら武隈アキナだけ2-2の可能性はあるが、芦田ホシノが3年ってことはないと思う。
武隈アキナはいかにも氏家先生が好きそうなタイプ(のキャラデザ)で、釣り目委員長タイプ。実際部長。一方芦田ホシノは瞳のハイライト少なめ、マイペース、たぶん中二。中二を除けば『生徒会』の畑さん路線という感じだろうか。畑さんはアニメ化で大化けし、その要素が原作にも逆輸入されたパターンですが、それが新作でも出てくるとは歴史を感じる。
ちなみに、武隈アキナには妹がいるらしい。アユムには姉がいると明らかになったり、やたら姉妹の設定を開示してきた回でしたね。今後生かされると思うが、『生徒会』カエデちゃんの姉とか謎のまま終わったので、期待しすぎない程度に楽しみにします。
晴れて文芸部に昇格、流れるように顧問の先生もゲット(門脇先生)してエンド。中学編のセッティング完了!! という感じの一話でしたね。このまま文芸部がメインになるのだろうか。ずるずると日常が続くと思ったので、かなり激動の一話で、中学編がまったく新しいものになりそうで驚きました。めっちゃ楽しみです。
『八乙女×2』1巻
終わりの前に1巻。表紙イラストは『生徒会』に引き続き巻数ポーズになりそうな予感。2巻が今から楽しみである。キャラが変わるのか、ポーズがどうなるのか。キャラが変わるにしても2人ずつになるのかな。だとするとアユム&ルイが有力だが、
収録内容は10話まで、表紙に4コマがないことを除けば概ね『生徒会』と同じ感じ。目次におまけページの記載がないのでハラハラしましたが、普通にあります。「子供のうちにやっておこう」な内容になってて笑いました。多くの読者にとってサービスショットと言えるものだと思いますw
終わり。祝祭感もあったのですが、内容がかなり激動で驚きました。次回以降、かなり雰囲気の違った内容になりそう。
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