北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2023年18号の感想

 どうせすぐ読まないし……ということでジャンプを火曜以降に買う週が増えてきました。

背表紙

 「ジャンプキャラクター初登場シーン集」。ギンカ。寝てる。初登場時の様子を覚えてないとちょっと面白いというか、「新連載なんだからもっと気合い入れろよ」とか思ってしまうな。

表紙

 『マッシュル』。アニメ化おめ。

読者プレゼント

 三苫。ワールドカップとか1ミリネタは関係なく出てくるから三苫すごい。ワールドカップはむしろクラブでの活躍に注目を集める過程に過ぎなかった感。
 ダジャレとしては、タイトル部分の「モラエッソ」が何言ってるか分からなくて好きですね。「ッソ」があるので何とか伝わるけど、伝わる以外にうまい要素が一つもない……。

巻頭カラー『マッシュル-MASHLE-』150話

 アニメ化記念の巻頭でオチョア回!! しかも葛藤するだけで結論が出ないまま終わる。最高だぜ。巻頭で勝負に出てる感がイノセントゼロ。めっちゃ好き……。
 各人によるオチョアの肯定も良かった。師匠の “自分がするズルい行いに” “100%徹しきれないアナタを知っています” もクズを肯定するロジックとしてなかなか説得力がある。徹しきれないから今も心のどこかで引っかかりを感じてるわけで。読者の想定を越えるほどクズ行動を繰り返してるのは痛快だったけど、それでもまだ徹し切れてない、という最後の一線。それが良い。良いが、巻頭でやることかな……(好き)

『アンデッドアンラック』153話

 『マッシュル』『アンデッド』の同期コンビはいつまでも仲良くしてほしいので、アニメ化のタイミングも揃えてほしかったんだけど、代わりに『マッシュル』アニメ化巻頭回に掲載位置を揃えてきたので笑う。いや、普通に人気爆発でこの位置ならそりゃ結構なことなんですが。
 本編。志気は「下がる」ものだよ……と本気で思ってしまったが、不減の発言だから「減る」なのか。面白いのかは正直分からないが、たしかになんで志気は減らずに下がるんだろうな……と変なところで興味深い。
 キレイなビリー。魅力があるのは分かるが、前の影のある魅力も恋しくなってしまう。無い物ねだりのしょうもない感想なのは分かるが、「前と違う人に思える」のは案外大事な話な気もする。
 不運の回避。幽体離脱でクリア。不運アタックが成功(命中)すれば終わるのであって、ダメージを負うかは問われない。そうだったのか。何気にものすごく大事なことを言ってる気がする。

『呪術廻戦』218

 エネルギー効率を求めて昆虫に行き着く。理屈は分かるが、昆虫を模したアーマーを身につけるという話になると途端に仮面ライダー感が出てしまうな。バッタの話はしてないのに。てか、バッタってチョイス渋すぎるだろ、と今更ながら。
 そんな昆虫アーマーに対する影絵動物園。こんな戦いになるとは思わなかったなw こうなると魚とかも欲しくなってくるが、それは別に以前にいたか。
 ラスト。「愛を教えてあげる」からの愛を知ってる説で笑う。まだ何も言ってねぇよ、という暴走ぶりが楽しい。いや、きっと正しいからその判断自体は暴走じゃないんだろうけど。

『SAKAMOTO DAYS』113話

 徳の高い人を殺すとその徳を得ることができる。あまりに暴力的なルールで笑う。殺人が推奨されちゃうじゃねぇかw
 子供を守りながら。ただでさえ厄介なのに毒ガス攻撃。容赦なさすぎる。てか、殺しちゃわないのだろうか。動けなくするガスとかそんなん?
 バイクで追いかけながら、飛んでくる車をくぐって、1人は車内を通過して。ここらへんのスローモーションで見せる感じははめちゃくちゃアクション映画的なかっこよさがあると同時に、止め絵のかっこよさが煮詰まっててやはり漫画としての強さも感じる。まぁ、これは本作全般に言えることで、別に本話に限らないのだが、カーチェイスという常に動き続けてるシチュエーションだからこそその真価が分かりやすい形で現れる。

『逃げ上手の若君』104話

 時行軍は自害しない。史実なんだろうけど、その現代の価値観との合致に主人公性を見出したのが面白い。一方、史実は史実なので、「みんな死ぬな」と主人公が命令すればその通りになるほど甘くもない。死ぬ人は死ぬし、それは驚くほどにあっけない。急に本作全体を俯瞰する、戦観みたいな話になってて面白かったですね。

『あかね噺』56話

 玉ちゃんの出番が終わってて驚く。本話を読み終わると踏み台だったことが分かるが、彼の出番がこのまま終わるのは勘弁してほしいなぁ。強敵とかじゃなくてもいいので、何かしらの付き合いは続いてほしい。落語の世界にそういうのがあり得るのかは知らんけど。てか、あかねとのカップリングに人気が出たら「あか玉」になってしまうのか。赤江玉緒みたいだ。
 ということで、脱サラの新人。まさかの一生の弟子であった。サラリーマンに何を見出してスカウトしたのか(スカウトだとして)気になりますね。強キャラの理屈の部分は間違いなく語られるだろうし。
 しかし、そんな脱サラすらも踏み台であった……という声優再登場。ぶっちゃけ、少なくとも前評判的な話で言えば、脱サラの方がすごい気がする。ちょっと漫画的な都合も感じる。彼女に「待ってました!」となるのは読者だけでしょ。ミーハーな声優ファンもいるかもしれないけど、登場がサプライズっぽいのでたぶん多くない。それとも、あかねの知らないところで落語の実績を重ねていた、とかそういう感じだろうか。そうなるとあかねの無知が気になってしまうから難しいな。

センターカラー『フォローミー、ゴースト』ヤマノエイ

 読切。怨念は承認欲求の集合体なのでSNS時代は大変、という話。SNSインフルエンサーの話をいかにもジャンプのバトル読切っぽくまとめあげてて面白い。最近のしまぶーの作品に似た感じのあったけど、あれはそのまんまバトル漫画だったけど、本作はもうちょいSNS寄り。
 超能力を持ったのはカメラマンの方で、被写体の方はちょい霊感がある程度の超美人。美人であることだけで怨念と戦う、というのが面白いが、正直ちょっと冒頭の説明がややこしい。まぁ、ややこしい設定が魅力という面もあるが。インフルエンサーを何としてでもバトル漫画っぽくしてみせる、というあの手この手の理屈が楽しいのも確か。
 ヒロインの美は努力によって獲得されたものなので見た目の評価をされるとめっちゃ嬉しい。ここらへんの「可愛い→強い」のマインドはリアリティも感じるが、だからと言って「強いならバトル漫画だ!」となるとは思わなかったよw
 超能力はカメラマンの方にあるが、ヒーローとしての資質、マインドは間違いなく被写体の方にあり、そのカリスマ性みたいなものがインフルエンサーとしての説得力であり、作品を引っ張っていく魅力でもある。ここらへんの設定が面白く、そしてやっぱり「意外とバトル漫画的ストーリーとの親和性が高い……!」と笑ってしまう。
 ファンとの心温まる交流があったが、インフルエンサーと一緒に写真を撮ることで、承認欲求の悪魔が囁く。このヒーローの周りには自然とヴィランがわらわらと湧いてくる感じも面白いし、その悲劇性もヒーローとしての魅力だと思う。
 当然だが、インフルエンサー本人にも悪魔は囁く。本来なら自信ではねのけるのだが、 “背伸びしてたらまた笑われちゃうよ?” がトドメとして刺さってしまう。ここすごい良かった。彼女の生い立ちについては短く語られたけど、その少ない情報でしっかりと「たしかにこれ言われたら弱い」と納得できる。作り上げた美なので、その作る行為を嘲笑されると脆い。ロジックとしても面白いですね。やはり設定の面白さはロジックの面白さですわ。
 強いて言えば本作の主人公はカメラマンの方だと思うんだけど、こっちのキャラクターが少し弱い。彼にヒーロー性は必要ないのかもしれないが、サイドキックとしての決意とか初期衝動的なものは欲しかったな。始まりと出会いは描かれるけど、特にドラマは感じなかった。
 あと面白かった点としては、クライマックスで行われる必殺の撮影、その写真こそがカラー扉であった、という仕掛けは見事でしたね。ああいう扉の使い方あったのか。
 終わり。面白かったです。デフォルメが可愛いので正直その時点で好きになりかけてた。

僕のヒーローアカデミア』384話

 マキアという飼い犬に手をかまれる。前回の段階で「AFOにマキアぶつけるのはリスキーすぎるだろ」と思ったけど、ちゃんとその話だった。マキがただの道具扱いで終わるのではなく、ちゃんと彼自身の意志の話になるのが良かったね。そういう意味ではその声をしっかり受け止めた心操くんはちゃんとヒーローしてたと思う。
 ジャーナリスト陣営からの世界への発信。それはいいのだが、ラストの見開きが映画キャラ大集合になっててアガる。たしかに映画キャラは国際色豊かだ……が、『ヒーローズライジング』は普通に国内なのでちょっと違和感ありますね。沖縄とかの南国リゾートだった気が。ただ、『ヒロアカ』という作品の終わり方を考える上では、『ヒーローズライジング』が最も重要な話だったと思うので、無理にでも出しておいたのは意味深い。てか、あの映画のラスト以外の最終回がもはや想像できないんだよなぁ。どうなるのだろうか。

センターカラー『一ノ瀬家の大罪』19話

 思い込みと決めつけで人の話を聞かずに突っ走る父。漫画とかだとヒーローらしい行動になりがちだけど、ちゃんと “病院に行ってください…” となるのが良かった。まぁそりゃそうだ。少し疑ってしまって申し訳ない。
 んで、現実でのドラマが割とどこ行ってるのか分からないまま、メインのストーリーライン(なのか?)である翼に戻る。怒濤の情報開示が続いてたから今回もそのつもりでいたが、本話はもうちょっと感情のドラマ面に重きがあったということなのかな。別に、今後何をどうするみたいな話にはならず、漠然とポジティブ(気持ちに多少折り合いがついた程度)になったところで現実パートが終わる。終わるが、この前までやってた夢の中の翼の続きという感じでもないのね。ややこしや。

『ウィッチウォッチ』103話

 フランちゃんの続き。しかもショートショートでとにかくエピソードを畳みかけてくる。そうか、中学サイドはたまにしか出せないから、こうでもしないと新キャラも出しにくい(紹介しにくい)のか。もちろんフランちゃんが肝いりの新キャラってこともあるんだろうけど。
 発明キャラということで、ニコの魔法とは別の「何でもアリ」として重宝されそうな予感がしますね。ジキルがハブられないことを祈るばかりです。
 ニコたちと会わせる話になると、やはりどうしても「なんで狼男がこっちにいるんだ……」と頭を抱えてしまう。絶対あっちだって。さすがにここまで計画してなかったということなんだろうけど、だとすると篠原作品らしくなさを感じる。あとは、水泳部の半魚人を頼む(しつこい)。

『アオのハコ』95話

 ああ、ユメカの物語が終わってしまう。こうもスピーディに収束していくとは正直思ってなかった。まぁ、前回で問題は解決したのでそりゃ終わるんだけど、もうちょっと余韻に浸ってイチャイチャしてる話になるかと思った。
 んで、クリスマスイヴ。いろんな人がワチャワチャしてるのが楽しい。菖蒲サンタから始まり、匡、雛と登場キャラがバトンを渡していくような連結も多幸感。特に向かって左に視線を送る雛、そのすぐ下段に右に視線を送る匡、というコマの配置がエモすぎて、漫画って最高だな。特別な思いはあるが、見るだけで触れない、それが2人いる。今号のベストシーンだったと思う。

『僕とロボコ』131話

 学生時代のライバル登場。割と定番のシチュエーションというか、新キャラで逆に意外。こんな普通なこともするのか……。定番を捻ってくると思ったら、その後も割と普通の話をやっていて不思議な気持ちになった。まぁ、それなりに面白かったんだけど、普通だ。
 ただ、ラストの、嘘の内容そのものよりも、嘘に付き合ってくれる人間がいるのマジヤベェ、というロジックは良かった。マジで言われるまで気づかなかったのでハッとしちゃった。

『暗号学園のいろは』18話

 目線はメガネで、物理的に存在してるモノらしい。マジか。そんなジョークグッズは存在しそうだけど、真面目にそれをやるのか。あと、写真とか動画じゃなかったら、目だけを隠すことにそれほど意味はないと思う。
 人気投票と思いきや実際は不人気投票。実質マイナス票で争うのは面白い。積極的に嫌い、消極的に嫌い、とかいろいろ思惑がありそう。
 からの暗号ポーカー。『ドラクエ』シリーズでしかポーカーを知らんので、オールインとかレイズするタイプのちゃんとしたポーカーのルールが分からん。007の映画とかでも「かっこいいがよく分からん……」となったんだよなw あれと違って本作は分からないとつまらないタイプだと思う。今までの傾向的に。

ブラッククローバー』356話

 改造された天使。あまりに味気ない、安い仏像みたいなビジュアルをしてるのだが、その雑さが敵陣営の暴力性を象徴してるようで面白い。突然この場面だけ見たら「これはダメだろw」とかなりそうなんだけど。
 ユノだけ強くてもどうしようもない……が、ユノの精霊でバフ&デバフ。便利すぎるだろこいつら。ただ、空間を指定する魔法なので、「街の中では戦える」と防衛戦らしい味わいが足されてますね。
 あまりに都合が良すぎるユノに対して敵がライバル認定するが、それをユノが拒否。不自然なほど強いユノの描き方として完璧すぎるというか、主人公じゃないキャラの活躍としてかなり理想的なことになってると思う。
 しかし、市民を守り、魔法騎士全体を支え、ほぼすべての人からの支持を得てしまった感があるんだけど、今後アスタがどれだけ活躍してもユノが魔法帝にふさわしいと思われちゃいそうで怖いw まぁ、「あのユノが認めてるなら」という感じになるのかな。それしか活路が想像できない。

『「ブラッククローバー」ミニキャラ4コマ劇場』田代弓也

 その5。今回はワノ国(違)の七人衆。田代先生的には当然黒ギャルがお目当て……かと思ったらそれと同じくらい坊主にハマってて笑った。4コマ的に重宝したというか、「こいつならいくらでも4コマが作れる」という感じだったのだろうかw 『れっつハイキュー』とかでもたまに感じられる現象。

『夜桜さんちの大作戦』172話

 ひふみの、飄々として表情がなかなか動かない感じ、コンセプトは分かるが正直ちょっと失敗してる気もする。やはり作者の資質はむしろあるふぁの方なのではないか……。
 ヨーヨー。子供らしい武器でそれだけで納得できるんだけど、合金と糸なのでめちゃくちゃ夜桜の次世代っぽい要素が詰まってる。あるふぁの時計の方もその気はあるけど、ヨーヨーの収まりの良さには感動してしまった。太陽と六美の子なんだからおじさんおばさんの特徴を引き継ぐ必要はない、とか少し思ったけど、まぁあくまでも夜桜家ということなんでしょうね。

『イチゴーキ!操縦中』17話

 4年後に驚くが、驚くことに慣れてきた面もあるなw
 からの金玉2つ目。そこに未来の2人がやってくる。無茶苦茶なんだけど、ミサオの科学力を考えたら近い将来タイムマシンを作ったとしても不思議ではない。妙に納得できるというか、何なんだこの不思議な感覚。
 たぶん『ドラゴンボール』の未来トランクス的な発想だと思うんだけど、未来トランクスと同じで、彼らの未来は変わらないんだよね。最後、暗黒の未来に戻ることになったが、明るさを取り戻したことが良い影響を与えればいいですね。そう考えると、最後に未来イチゴーキが言葉にならないツッコミを放ったのもちょっと感動的というか、イチゴーキが失っていたツッコミマインドを思い出した、という意味でかなり良い話だったのではないだろうか。いや、そもそもそんな話はしてないのかもしれない……けどちょっと感動してしまった……。

『人造人間100』16話

 固有の超能力の名称とか出てきてビックリしちゃった。めっちゃ普通だ。急によくある話になった。まぁ、その普通が本作らしさとどう混じり合うのか、今後が楽しみって話なんだけど、マジで超よくあるある話が急に出てきたの面食らった。『夜桜さんち』が開花とか言い出したときも「あんたもそういうのやるの?」と驚いたけど、それ以来の衝撃。
 んで、個性豊かすぎてイビツなキャラたちと出会って、戦闘訓練。これまためっちゃ普通だ。もちろん面白そうではあるんだけど。好きなんだけど。
 てか、修行とかそういう話になるとNo.100ってどうなるのかしら。さすがにずっと一緒というわけにはいかないと思うんだけど、逆にNo.100を独りにするわけにもいかないと思う。あしびが人質に取られてるようなもんなので、独りにしてても安心、ってことなのかしら。

『ギンカとリューナ』28話

 諦めたギンカの再起。リューナの記憶の話ということもあり、今までの知り合いが勢揃いになってて景気がいい。そんなに長い連載じゃないのに数が揃ってますね。フギンとムニンを旅に連れてかなかったときは少しキレそうになったけど、この数を見ると短い付き合いで正解だった気もしてくる。
 カルラ登場で「フギムニ連れてこいよ」とまた心が荒れたんですが、最後の最後にしっかり出てきたの良かった。本当に良かった。まぁ、本当にちょっとだったけどなw 次号はフギムニメインで1話やってくれ。頼む(絶対無理)。
 本話も回想とイメージの場面が多いんだけど、そのイメージが実はギンカの後悔の念が生み出した偽りであって……となる展開とかは新鮮だったし、現実と回想(妹)が入り交じるような演出も良かった。まぁ、大回想と小回想みたいなのが並列にあって少しややこしいという点はあるかもしれないけど、分かりやすく区別できるような描き分けもしくは印みたいなものはしっかりあったと思う。

『大東京鬼嫁伝』29話

 最終回。ボス戦かと思ったら肩透かしのように解決してしまったのだが、川で始まった2人の物語が海の中、海の上、そして川の上へと場面を変えて完結していく流れはとても良かった。良かったし、それが東京のご当地感になってるのが最高でしたね。お台場を舞台にしたのはそういうことだったのか。まさか水上バスとはなぁ。お台場は巨大ボスとの戦闘が映える場所という意味だと思ってたけど、それよりも「東京を水路で移動する」というのが肝だったわけで。最後までしっかり東京色を出してくれたので私は満足。バトルなかったけど、むしろこっちのが見たかったとすら思える。
 終わりなのだが、まさかこんな短期間に2人の仲間先生がいなくなってしまうとはな。もうちょっと「どっちの仲間だよ」的な遊びをしていたかった。あと、こっちの仲間先生はヒップホップ好きなので、そういう意味でも目次ページが寂しくなります。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 4/6は城の日、ということでジャンプ作品の中の城特集。クイズ形式なのだが、『ゆらぎ荘』の城の名前が出なくてショックだった……。
 てか、『ONE PIECE』は城がめちゃくちゃ多いのな。連載期間と作品の内容というのもあるんだろうが、こんだけの種類があると、もっと城のデザインとかじっくり見ないと申し訳なく思えてくる。

次号予告

 新連載が4つ始まるよ。『食戟』コンビと藤巻先生、合併号を挟んでさらに2つ。前の2作に関しては「まだ新作やってくれるのか……」とありがたい気持ちになってくる。てか、篠原松井の2人がまた連載してる今のジャンプに、また別のヒットかました中堅(?)作家が帰ってくるのはなんか連載陣のメンツがかつての豪華さに戻るような味わいありますね。別に戻るまでの連載がつまらなかったというわけではないのですが、作家のネームバリュー的な意味で。
 藤巻先生あたりは読切でもあったし、何やっても面白い域に達してる印象があるので安牌だと思うが、個人的には雲母坂先生の連載が本当に嬉しい。『ギンカとリューナ』が終わる前に次の楽しみが見つかって良かった。プラスでもボクシングの読切やってたけど、ボクシング好きなのね。たぶんあの読切の連載化ではないと思う。

目次

とてつもなく眠そうな時の妻の顔がワンピースのMr.7だった。お疲れ様です。
(『ブラッククローバー』)

 今週ののろけ。

愛読者アンケート

 読切についてと、「現在特に興味のあるホビー」。質問文がよく分からなかったんだけど、フランチャイズとかIPとかそういう感じか。ただしゲーム限定。全部ゲームなら最初からゲームと言えばいいと思うんだけど、ビデオゲームとカードゲームは区別したい、みたいな意図だろうか。

総括

 元気に『モンハン』やってるわけですが、シャガルとかナズチ叩くのちょっと飽きてきたな。とにかく長いのよ……。けどやる。

 今号のベスト作品。『SAKAMOTO』だな。カラーはよく分からんかったが、移動中の車というシチュエーションが漫画的な快楽を凝縮していて良かった。
 次点は読切と『大東京』。
gohomeclub.hatenablog.com