北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2023年23号の感想

 POP YOURS楽しかったですね。

背表紙

 「ジャンプキャラクター初登場シーン集」。新市。ついに最新の期に突入してしまった。2周目は初回に限らないからかなりバリエーションあって面白いんじゃない?

表紙

 新連載。雲母坂先生、今期一番楽しみにしてました。予告とかにも昭和とボクシングという要素が打ち出されてて、「ボクシングの暑苦しいノリを昭和というフィルターを通して描くのねー なるほどなー」とか勝手に納得してたんですが、本編読んだら戦時下なのでビビりました。昭和って幅が広いw

読者プレゼント

 冬眠明けのクマ。ちょっと待って、前号のプレゼントページもクマだったでしょ。金太郎のクマ。クマダジャレが豊富で「さすが三ツ森回やで」とか書いたんですが、まさかこんなことが起きるとは……。
 正直ダジャレのクオリティは遙かに劣るんですが、「爆買いはサケられない」とサケ要素を入れてきたのは良かった。冬眠明けという基本の違いがよく出てる。

巻頭カラー『ドリトライ』雲母坂盾

 新連載。監修が入ってるんですが、ボクシングではなく、近現代史の人。本作の重点が分かるようで面白いですね。『若』みたいにコラムも始まらないかな……と思ったら初回から始まってたw あれだな、『若』のコラムが好評だから連載の人気に関わらず副読コラムとしての価値はあると判断されたんだろうな。松井先生、道を作ってくれてありがとう。『若』以上に知ってそうで知らない話なのでマジ興味深い。この流れは今後も続くといいな。
 本編。主人公の父親がボクサーなんですが、戦争前のボクシング(拳闘)を全然知らなくて、想像すらできないレベルなので面白い。野球はちょっと聞いたことあったりするけど、ボクシングもあったのか。まぁそりゃあるわな。それも昭和の範疇なんだけど、昭和長すぎるw
 まさかの戦時下スタートでぶったまげたんですが、やや説明臭いところと主人公のキャラで押し通すところのバランスが良い。話は当然激重なんですが、それでも適度に読み進めやすい。激重から元気いっぱいな妹が出てきて明るくなったと思ったら、その妹が次の激重の主体となってドン底かと思ったら、主人公が真価を発揮、さらには別の素敵眼帯お姉さんが出てくる。ちゃんと細かく波があって良かったし、やっぱ雲母坂先生、こういう女性キャラ好きなのだろうか……と懐かしい気持ちにもなった。
 戦後にはびこるヤクザと、それがおそらく深く関わってるであろう拳闘。まったく未知の世界で興味深くもあり、想像以上にダーティな話になりそうでビックリ。雲母坂先生、ジャンププラスでボクシングの読切載せてたから、まぁそんな感じをイメージしてたら全然違った。まさか戦後とはな。あまりに毛色が違うので、新連載の中でも1号間を挟んだのは良かったかもしれませんね。

『僕とロボコ』135話

 ガチゴリ父。たまに会えるらしい。ジャイアンの父親がレアキャラなことに由来してるのだろうか……。
 新連載の次に掲載とか『ロボコ』大人気でよろしいですなぁ、とか思ったけど、ひょっとしたら格闘家の父という話を連続させたかった可能性もあるな。
 強くなるために家族を捨てた父に対して “大切な人が居る方が強ェって…” と息子。なかなか感動的なんだけど、直後にパンチする際 “最強なんか諦めて…” “とっとと帰ってこいバカ親父!!” となるのが謎だ。帰ってきても最強は目指せるって話の流れじゃなかったのか。
 「キャッチボール下手くそだな!」と劇中でツッコミがないのが面白い。シュールなギャグになってるんだけど、同時に2人のコミュニケーションが成立してないことの暗示にもなってますね。息子の言い分を決して飲み込まない父、という図。スマートな演出に思える。

ONE PIECE』1,082話

 バギー一味。組織力とハッタリ、そして政治力によって海軍本部から一目を置かれる(憎まれる)。バギーが大活躍することがまず嬉しいんですが、クロコダイルがアラバスタ編のときの実力のまま今も活躍してるのが嬉しい。強さはインフレしてるけど、組織力などの面はまだまだあの頃のレベルが通用するんだと思う。
 バギーの大演説。海軍が最も恐れてるのはこの無自覚なカリスマ性なんでしょうね。いつの間にか仲間が集まってしまう、という意味ではルフィと同種、もしくはそれ以上の海賊王としての資質。
 革命軍。片腕ロボアームがいるので笑った。要素が多い。てか、「うぃーん」とかは彼女が口で言っている、というギャグでいいのだろうか。少し分かりにくい。まぁ、この奇行に対して誰もツッコまないほど日常風景になってる、という意味ではこれでいいんだろうけど。

センターカラー『逃げ上手の若君』108話

 カラー扉。鯉のぼり最高ですね。こどもの日というテーマも本作にピッタリですし。
 本気が出せる状況で逃げ回ったら絶対に捕まらない。まぁルールとしては分かるんだけど、ここまで大活躍されるとチート的な印象も湧いてしまうな。史実なわけないし。こないだの台風アタックのときにも感じたけど、今後ピンチのときに「またアレやればいいじゃん」とならないか不安だ。ノーリスクハイリターンに見えるので。実際はリスキーだけどね。
 若の髪。あったな。すっかり忘れてたよ。『暗殺教室』だったら最終回(最終エピソード)でやるようなイベントをここでやったということは、やはり……という感じなのだろうか。しかし、2作連続で同じようなことやるなよ、という気はやっぱりしますね。まぁ、ショタ主人公だと大人(男)になる儀式が重要になるのは分かるし、もっと生々しいことされたら引いちゃうから髪はちょうどいいんだけど。
 ただ、髪を切ったらより中性的な印象になる、というのは『暗殺教室』と違って面白い。しかし、アレだ。渚くんが懐かしい……。

『テンマクキネマ』4話

 絵コンテとロケハン。いいねいいね、こういうの。「映画の作り方」というお勉強感がとても楽しい。どちらも名前くらいは聞いたことある(人が多い)けど、実際はめっちゃ大変。特にロケハンの大変さは面白かったな。まぁ、最初に渋谷行くなよ、という話ではあるんだけど。
 思いつきを絵コンテに記し、そこから脚本が直される。2人のコンビ芸として見事な展開だ。天幕、最初に脚本書いたらあとは見守るだけになったら漫画的に問題があるんですが、そこをうまいこと処理してきたな。ちょっとゲームみたいな印象もある。それくらいシステムとして良く出来てる。
 姫希とロケハン。砂浜がお目当てらしいけど、鎌倉行って『恋染紅葉』オマージュ、とかならないだろうか。だったら確信犯という可能性も出てくるのだが。

『SAKAMOTO DAYS』117話

 毒。殺しの方法としては合理的だが、バトル漫画としては非常に地味。そこで「毒のルールを見破れ」という話にしたのはうまい。まぁ、動くほど毒が回る、というのは結構当たり前な気もするんだけど。
 謎解き的な話があったのだけど、その後の「動かずに超絶アクションする」の理屈はちょっと苦しかったな。銃の反動で動くのは百歩譲って分かるとしても、その後普通にナイフ投げてるし、普通に銃撃ってるし。銃の反動に耐える(安定させる)のがダメだから反動を利用してナイフで戦ったんじゃないの?

センターカラー『マッシュル-MASHLE-』154話

 杖破壊は笑った。合理的極まりないアイディアだけど、それをラスボス(暫定)戦でやるかねw
 からの殺しちゃってドン引き、も笑った。先週イノゼロさんがモブ殺したときは割とヘラヘラしてたのに、今回はなんでそうなっちゃうんだよw ただ、「……やったか?(やってない)」というバトル漫画では超定番で、定番すぎてもはや扱いが難しいイベントに対して “……殺っちゃった?” というギャグにしたのはめちゃくちゃフレッシュ。発明級のナイスアイディアだと思う。

『キルアオ』3話

 製薬会社の娘に近づく。きっかけゼロで女子に近づくのは難易度が高い。初手で “キモい” 食らってメンタル削られるオジサンの図は笑った。興味がないから「やれやれ」的なスタンスでいれるのが本作の基本設定だと思うけど、オジサンは若者の「キモい」に弱い、というのには納得してしまった。別に好かれたいわけじゃないけど、という複雑なオジサン心w
 そんな「下心」。彼女は常に下心を向けられてきたので人の下心に敏感で、先ほどは性的ではない別の下心に反応して「キモい」。このロジックはめちゃくちゃ良かった。単なるギャグかと思ったし、あのくらいの極端さは全然許容範囲内だったけど、しっかりルールの上での運用であった。
 さらに、子供の頃から大人として「かわいい」と言われてくることで男性嫌悪を募らせていった、という設定も説得力がヤバい。そこに主人公が加わることで「それなら大丈夫」と話が一気に進展していく。若い女性がファザコンもしくは枯れ専になる要因として結構リアルにあるんじゃないかと思えてしまう。

僕のヒーローアカデミア』387話

 オールマイトの続きじゃないんかい!! と少しガッカリはしたものの、1話をワントピックに特化させるのは全然いい。というか、最終章の戦い方が見えてきたな、という感じ(勝手すぎる感想)。
 んで、轟家の親子喧嘩。エンデヴァーの自己犠牲は「まぁそんなとこでしょうねぇ」みたいな感じなので正直それほど乗れなかったんだけど(ペルパターンに思える)、最後のサプライズにはマジで100%驚いてしまったw あの人のことは1ミリも考えてなかったよ。たしかに兄弟姉妹よりは実戦に対応できそうな感じもあるし、何より轟くん(ショート)のドラマに決着をつける意味でも彼女の登場は重要。言うても火傷の直接の原因ですし。息子に熱を与えてしまった彼女が今度は……という感じですね。

センターカラー『アンデッドアンラック』157話

 キャラ人気投票の結果発表なんですが、カラーが2ページで、それが見開きではない。両面カラー。これすごい良かったですね。よく見ると奥にいる、という仕掛けも込みでとても新鮮でした。上位5人が割と子供(っぽい)、下位5人が大人(っぽい)というのもキレイで良かった。
 結果。まぁ、普通なのでもうこの手の企画にオモシロの余白がないな……と思ったらテラーが謎人気なのね。何なんだあの人……。何があったというのか。
 本編。フィルの正体は機械(脳以外)。この世界の科学力的にパッと見で機械の体だと分かるのではないだろうか。そこらへんしっかり理屈が通ってるのか、漫画的な省略なのか分からん。
 感情は学ぶものなので、感情についての認識やそれに伴う行動がどこかズレてる。ここはすごい面白かった。不気味でもあり、彼の悲劇性でもあるので、最終的には愛おしくなる。

『アオのハコ』99話

 扉。劇中では大晦日ということで晴れ着。あらやだ素敵。次号、100のセンターカラーでやってくれればよかったのに……(と思ったら次号センターカラーじゃなかった)。まぁ、本編では一生着ることはないんだろうなw
 本編。千夏パイセン以外の友人(など)と初詣。深夜に行くタイプの初詣。私は行ったことがないけど、なんか青春って感じがするな。そう刷り込まれてる。フィルくんと同じw
 しょうもないおみくじギャグとか、ラブコメが関わらない意味でとても好き。最終的には大喜の話に収まっていくんだけど、途中の寄り道として、菖蒲、匡、雛の話があって、これがめちゃくちゃ良い。正直こっちのが興味引かれる。前回の視線トリオですね。前回は視線だったけど、今回は菖蒲の視線が意図的に隠されてエンド。あれだけ感情をストレートに発露する人が何考えてるの~?? という終わり方で最高。
 どうでもいいけど、匡が絆創膏持ち歩いてることとに子煩悩お兄ちゃんの側面を見た。お兄ちゃん素敵やん、という感じなんだけど、ひょっとしたら運動部あるあるだったりするのかな。

『あかね噺』60話

 声優ちゃんのサイン会に、からし。やっぱからし良い。良すぎる。柄シャツが映るだけで「まさか~?」とワクワクさせられる。何なら本作が生み出した最良のキャラという説までいけそう。
 そんなからしがあかねの元にも現れて……ってひらがなが多すぎて気持ち悪い文章になってしまった。からしとひかるからのからしとあかね……最悪だw 今までまったく考えたことなかったけど、酷い3人が揃ってしまったもんだ。
 とにかく、今度はからしとあかね。ひかるの写真集を見てあかねがヒントを得る。 “ひかるって着物のイメージ強かったけど” と言ってたけど、「お前だけだよ!」と言いたくなってしまうな。いや、読者もあかねと大差ない情報量なんだけど、そこまで自分中心に言い切れないというか。

『ウィッチウォッチ』107話

 続くんかい! 結構キレイに「ズコーッ」というオチがついたので完全にリセットして日常だと思った……。
 モイニコの出会い。ゴミの山に埋もれたニコを助けるためにモイちゃんがアンパンチ……ってそうはならんやろ。めちゃくちゃ危ないし、何やってまんねん(匿名希望)。と思ったけど、ゴミの中から現れるニコのコマが最高ので「あーこれがやりたいのね」と納得。納得はするが「そうはならんやろ」については納得できてない。何か他に劇的な出会いはなかったのだろうか、とか考えたくなっちゃう。
 んで、モイちゃんの心のダムが決壊。正直ダサかったと思う。そもそものイメージ描写がギャグ的というか、軽いノリの話だからこそ成立するチープなデザインだったので、それを真面目な話のオチとして大映しにされると、「この描写には耐えきれない……」ってなる。『トリコ』のフルコースがバチーン!ってハマる描写も嫌いだったんだけど、それと同じノリ。

『一ノ瀬家の大罪』23話

 あれ、婆さんは認知症じゃないのか? そこを否定する話はなかった気がするけど、本話の流れ的にそんな感じ。見落とした、もしくは特に考えてなかったのかな。
 闇翼が現れて「このままでいいじゃん」と翼の歩みを止めようとする。マトリックスの中のステーキおいしい、というサイファーみたいな話だ。
 予告が情報を先出ししすぎだな。目のクマで察しのいい人は気づくかもしれないが、という情報をほぼ確定的に語ってしまっている。漫画外の情報でここまで先の話をされると萎えちゃうんだよな。漫画を読んで「これはまさか……」と驚きたいのであって。

『夜桜さんちの大作戦』176話

 凶一郎の太陽イビリが茶番と言われるので笑った。読者が何となく思っていたことを劇中で断言してくる。まぁ、もうそろそろ引っ張らなくていいか、ということなのかな。
 ただ、読者と違って今回が初めましてな2人にとっては凶一郎の茶番が微笑ましい「いつもの」には感じられない。この認識のギャップは面白かった。新キャラと旧キャラを絡ませる醍醐味。たしかにね、茶番にしては悪質だし、無駄にしつこいので怒られるのは仕方ない。いや、普段から怒られてはいるかw

『MaMa』山本元輝

 読切。母の日記念って感じですかね。17ページで、ショートフロンティアではない。
 扉も良かったが、本編1ページ目が何より素晴らしい。1人で歩く息子を陰から見守る母……の足下には死屍累々。この1ページ、4コマで本作のこと(前提)が完璧に理解できる。
 そんなわけで、母親は元殺し屋で、息子が組織に狙われる。アホみたいに強い母が暗殺を阻止していくくだりが楽しく、正直このパートをもっと見たかったレベル。まぁ、ショートなので無理だわな。贅沢な悩み。
 そんなオモシロ設定で進むと思ったら、最後にもう一捻り。母の目的は実は逆。これも良いオチでしたな。基本設定だけで面白いので満足しちゃってたんですが、それだけで終わらない。充実した読切でした。現役の殺し屋には母の行動原理が分からない、という決着もすごくキレイ。
 面白かったんだけど、グーフィの物真似のくだりがよく分からないというか、「あっヘェ」が文字として見せられてもピンと来にくいのよ。「意外と顔真似がうまいじゃねぇか……」という笑いはあったんだけど。

『人造人間100』20話

 休みとして町に繰り出す。そして畑仕事。自己犠牲作戦の危うさに気づいたからこそ上司に反対されてでも休ませた、というワンクッションがめっちゃ良い。これがあることで、この畑エピソードからあしびは何を学ぶのか……という視点が加わり、読み応えが増す。
 1話くらいは日常回(全然日常ではないが)として済ますのかな、と思ったら済まない。早くもNo.1とエンカウント。急に出てきたのにも驚いたけど、モートセーフに当たり前のようにいるのが怖いな。
 No.1曰く、同じ生き物と思えなければ罪悪感などあるはずもない。その前に善人とされる人と畑仕事してたのが利いてきますね。こちらとて同じように命を刈り取って自らの糧にしていたわけで。まぁ、さすがに「同じなわけねぇだろ」というのは考えるまでもないので、その感情の盛り上がりのまま次話へ続く。良い終わり方。

『暗号学園のいろは』22話

 やっぱ本作はダンス漫画にした方がいいと思うんですよ。岩崎先生の無駄な資質が悲しい。何か暗号関連でもっとダンスシーンを増やせないものだろうかw
 急に最終話っぽい雰囲気。そうかぁ、一区切りついたし終わるのかぁ、と素直に受け取ってしまった。正直寂しくないのよね。前話(の一部)が久々につまらなかったから。
 修羅場をくぐった中性的な男子には自然と観察眼が備わった。まさかの『暗殺教室』渚くん要素が再びだ。このミラクルは驚いちゃうな。中性的なことに物語的な意味を持たせようとする仕掛け、という点が合致するのはまぁ分かるけど、その先がすごい。なんで「顔色をうかがう」まで一致しちゃうのよ。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 5月の恒例、プレゼントページアワード。第5回。そして大増4ページ、審査委員長はもちろんtite kubo。
 大賞はトップガン回。ここでもトップガン強いのかw ただ、久保先生はこういうの好きそう、と第5回にして何となくの傾向が見えてきた気がする。そして、久保先生は『トップガン』未見という少し興味深い情報も得られた。
 個人的に最近は三ツ森編集回が圧倒的に面白いと思ってるんですが、こちらはMCバトル回で次点。こないだのテレビ番組を紹介する回(週ちゃん)で『フリースタイルティーチャー』の話が出てきたけど、まさかあの情報がここで生きてくるとはなw 個人的な好みとしてはダジャレ偏重で、それが三ツ森回が圧倒的だと思ってるんですが、もしかしらあの番組に仕込まれたセンスなのかもしれない。ただ、本人は「ダジャレではない」旨の発言をしてるのであった。
 トップガンもMCバトルも担当者が好きなものを反映させてるんですよね。このページって担当者が心を無にして作ってるイメージがあったんだけど、ちゃんと楽しんでやることが大事なのだと意外な教訓が得られる。
 編集部内の投票結果。面白いことに久保評価と重なるところが多いんですよね。つまり、プレゼントページには「良い」とされるものが確実にある。ダメさを楽しむ、とか誤解してる人いそうだけど、ちゃんと主観だけではない「良い」がこの世界には存在する……。

目次

お陰様でここまでお話をお届けできました!お楽しみ頂けましたなら幸いです!<維新>
(『暗号学園のいろは』)

 やっぱあの本編の「最終回っぽい」は意図的なものだったのね。西尾先生、この号が自分のコメントだと分かったとき嬉しかったんだろうなw

愛読者アンケート

 新連載についてと、ジャンプ公式tiktok。そんなのあったのか……。お知らせ的な情報を動画で受け取りたくないジジババ思考の人間なので、ありがたさが分からないのだが、他は見ないけどtiktokなら見る、という人が世の中にはいるのだろうな。

総括

 とりあえず雲母坂先生の新作が始まったので、個人的には安心。ちょうど好きな作品が終わったところだったからな。

 最後に今号のベスト作品。そんな新連載。内容というよりは基本設定の時点で度肝抜かれた。その目新しさだけでも十二分に楽しかったし、それが次回以降への期待へと直結する。
 次点は読切と『テンマクキネマ』。

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