北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2024年22・23号の感想

 『ハイキュー』の映画の興行収入が100億超え達成で大変めでたいのですが、『ONE PIECE FILM RED』が100億超え余裕の大ヒットをして良かったなぁ、じゃないと何か気まずいし……と改めて思った。『RED』自体はかなり嫌いな作品なので別の作品で達成してほしかったけど。
 次は『ヒロアカ』なんですが、過去3作の数字的には到底無理……ただ、近年のアニメ業界の盛況とジャンプブランドの右肩上がりぶりを考えると分からないところではある。とりあえず面白いから過去3作含め、未見の人がいたらオススメです。特に2作目は「えっこれ映画でやっちゃっていいんですか?」というネタが出てくるので面白いよ。面白すぎて原作に対して「あれより面白い最終回できるのか……?」と猜疑心すら湧く。湧いてる。

表紙

 合併号なので集合。若手が上の隅ではなく下段に配置されてるのが珍しい。良いと思う。ヒエラルキー感があまりなくて好き。だが、『Anemone』だけはいくらなんでも小さくて可哀想。
 あとは、本編じゃ見られなさそうな弾丸パンチのデフォルメがかなり好きだったのと、「アニメ放送中なのに優遇とかないの!?」という『夜桜さんち』が印象深い。

読者プレゼント

 二郎系ラーメン。ちなみにちゃんとしたやつは食べたことないです。コンビニで売ってる二郎系らしい商品なら一度食べました。ぼちぼちだった。
 ダジャレは「マシマシ」を繰り返す感じであまり好みではないが、プリペイドカードに添えられた「物欲燃ヤシて」はかなり好き。普通にうまいと思うし、二郎系及びファンの暑苦しいイメージとも合ってたと思う。

巻頭カラー『ONE PIECE』1113話

 カラー扉。リクエストで、チェスになった麦わらの一味とプレイヤーのロビン。このロビンの巨大感、良い。そして、うちのブログに『ドラクエ10』プレイヤーがどれだけ存在するかは分かりませんが(たぶんゼロ人だと思う……)、プレイヤーなら分かるよね? ver.4のあの人思い出すよね!?
 本編。ベガパンク放送、止められそうで止まらない。良かった。あんだけ引っ張って「五老星パワーで止めました」じゃガン萎えなので。それでいて「五老星も頑張った」という説得力があるのでナイス。発信元を見つけて油断し、変な感慨に浸るタイムロスがあったのでダミー作戦が決定的に成功してしまう、というのはかなり好き。対自分の作戦としても説得力も感じる。
 知の巨人を権力で潰す、という構図がオハラと重なり、ロビンと五老星の因縁が深まる展開も良い。基本的にルフィ(麦わらの一味)は世界レベルの事件に積極的に関わるようなタイプじゃないんだけど、ロビンがいることで今回の一件が自分事になる。

『超巡!超条先輩』12話

 まじか。合併号で、巻頭が『ONE PIECE』でこの位置。実質巻頭じゃん。人気ありすぎでは。次号表紙でいいだろ。……新連載なので次次号か。
 本編。本格的に超巡とポンちゃんの2人で進む。情報共有がめんどくさいところですが、「NOW 読心ING……」で済むので便利。あと、超巡に警視のキモ重感情は隠さない、という前提も良い。
 ということでバレないかのサスペンス。 “「超巡」と聞こえた気がして” というセリフがあるが、実際に「超巡」というセリフは出てきてないですよね。私の見落としでなければ。ミスも疑ってしまうところなんですが、「幻聴してしまうほどキモい」で成立してしまうので強い。
 ヨルシカのネームドロップがかなり唐突に感じられたんだけど、ヨルシカに詳しいともうちょっと面白さが増すギャグだったりするのかな。実写版『約束のネバーランド』の主題歌として劇場で聴いただけだ……と思ったが調べてみたら違う人でした。ごめんなさい。

『呪術廻戦』258話

 また冒頭から怒濤の説明してくるので笑う。ただし今回は戦況が激烈に変化することの説明であり、そっから回想を挟んで虎杖の修行も描く。虎杖の便利体質にはみんな気づいてたので、それを利用して修行を「組む」。覚えられるスキルは○個なので……という発想がゲームっぽくて面白い。カードゲームのデッキでもいいです。
 ということで、虎杖にスクナの領域展開対策はバッチリ。作戦通りハマるのだが……というラストで「そんなのもあったねぇ~」となれたので楽しい。ガチ勢としては前から「アレ使ってなくない?」とそわそわしてたんでしょうが、完全に忘れてました。言われてみれば今まで使わないのが不自然なくらいでしたね。そこらへんの説明がまた冒頭に入るのかな。

『アオのハコ』147話

 比較的順調な夏祭りデート。かき氷の食べ比べで「間接キスでは……」となるクソベタなイベントもこなすんですが、千夏パイセンの方はガチで食べ比べがしたいだけなので自分のスプーンで大喜の氷を直接ヒョイパク。ズッコケ感あって楽しいし、2人のキャラクターが現れててめっちゃ良い。
 金魚すくいでも同様。大喜がまさかの金魚すくいスキルを発揮し、良いとこを見せ、パイセンが「大喜くん素敵……」とはならない。施しは受けねぇ、あくまでも自分で取りたい、という彼女のスタンスがベタなイベントの中にハッキリと本作ならではの独自性を生む。
 バド部の知り合いにバレそうで、避けるが、大喜が1人のタイミングでバレる。ギリギリで良い。それでいて秘密の関係に理解のある彼女で良かった(そして可哀想)。彼女の失恋みたいなところにはフォーカスしないで話が進むのが意外でもあるのだが、「まぁやったところで雛のエピソードには勝てないしな」といいう気もする。彼女はおそらく大喜の相手が誰か7割くらいの確信があると思うんだけど……というのが良い。というか、やっぱり都合が良い。そして可哀想だ。

僕のヒーローアカデミア』421話

 見開きの扉が超かっこいいのだが、ここ数話ずっと「いやけどこれは『アベンジャーズ エンドゲーム』なのよ」ってなってる。あまりにてらいがない。そのまんますぎる。そして、一番おいしいセリフ(ファルコンポジとも言えるか?)を担当するのが峰田なので意外。これはマジで結構疑問なんですが、デクの「ただの友人」感が強いのが彼ってこと?
 さすがに人数が多すぎて、さらにAFOの強さが漠然としてるのでバトルの「何をどうした」的な部分のオモシロは弱いんだけど、まぁゴチャゴチャした戦況をゴチャゴチャした状態のまま受け取ることの気持ちよさってのはありますね。
 からの「頑張れって感じのデク」。を意図的にセルフアンサーしたってことだよね? デクのヒーローとしての魅力は周囲の人に応援させたくなる存在ということ、と最終的に結論づけたのは面白い。そもそも「学生にヒーローの仕事させるのってどうなの?」という基本的な疑問が本作にはほぼ常に付きまとうんですが、その問題へのアンサーとしても機能しそうですね。

センターカラー『極東ネクロマンス』2話

 仕事としてバトルをやってみる。面白い。めちゃくちゃ面白い。前回みたいな私的な感情が爆発することで主人公が急激に成長するドラマって少年漫画では常套手段で、そのイベントを経たら次話以降でその成長は完全にモノにしたものとして扱われがちだけど、実際はそんなことないよね? というリアリティ。私的に戦うのと、公的に戦う(仕事)では全然違うし、そもそも前回のバトルに再現性はあるのか? という切り口が最高。そして、前回爆発できた要因であるおばあちゃんとの思い出の中から再現性のあるトリガーを探していき、見つけ、実践、成功。熱い。このイベントバトルで得た成長を平時でも使えるように「自分のモノにする」話を丁寧に描いたのが最高だし、そこに「仕事」というキーワードを添えたのが良すぎる。本作のことまたちょっと好きになってしまった。とても良い。

『あかね噺』108話

 新刊の帯コメが空気階段!! 良すぎる。正直遅いくらいの人選だし、どんな大物よりも先に声かけるべきはあの2人だよなぁ!! という興奮がある。せっかくならこの新刊に『タタラシドー』を収録すべきだと思うんですが、11巻に突然過去の読切を収録するのはおかしな話ですね。てか、このタイミングはむしろ空気階段側の事情(単独公演情報~!)が関わってそうですし。
 本編。一般的な真打の説明と、本作における真打の説明。そもそも「真打ち」ではないのか、などと少しめんどくさい……じゃなくて面白い。軽く調べてみたらNHKや新聞では「真打ち」表記も使われてるっぽい。用語としては真打だけど、歴史的に正しい日本語としては真打ち、とかそんな感じ?
 まいける兄さんの仕事に密着。生粋のエンターティナーなので自分の糧になるような仕事(落語)はしない、という感じか。前に出た脱サラ落語家のホスピタリティとも通じるというか、ほとんど同じな気もする。まぁ、ニュアンスは違うか。そこに「我慢」「ストレス」という言葉を持ってきたのも良い。ちょっとギョッとするくらい棘のある表現だからこその落差。

『SAKAMOTO DAYS』164話

 タカムラ戦、即開始。三馬鹿がそれぞれタカムラの抜刀を阻止するための攻撃を繰り出すんだけど、拳で鞘をぶっ叩く坂本が面白すぎるな。たしかに、実際の対抜刀術でも相手の刀を抜かせないようにする戦術はあるし、たしか映画『座頭市』(たけしのやつ)でもやってたと思うけど、鞘の方を叩くのは初めて見たw
 真っ先に傷を負うのが有月。タカムラの中で「まずスラーを殺す」という優先順位があったのかもしれませんね。指令としては3人並列だけど、普通に考えたらスラー殺したくなると思う。
 そんな有月に対して甘々な南雲。クールを気取ってんのに甘々で、感情ダダ漏れなのがおいしい。ただ、そのクソデカ感情は有月ではなく、有月の記憶が再現した(らしいけど少し怪しい)赤尾に向いてるのがややこしくて面白い。
 んで坂本が前線へ。高速に動いたのと、急激に痩せたのでメガネが残像として残る場面が超良かったんですが、良かったと同時に「ずんの飯尾でこんなギャグあったよな……」と余計なことが頭をよぎる。

センターカラー『仮面綺譚テオ』後藤冬吾 松浦健人

 読切。『仄見える少年』コンビ復活ですな。未だに仕事してるらしいので嬉しい……とか思ったら丁寧に「次回作もあるよ」と教えてくれるのでありがたい。本作の連載化でも全然いいと思うんですが、あの様子から察するに別の新作なのかな。
 本編。19世紀のヴェネツィア。不思議な仮面が怪事件を起こしているので、バチカンから特殊な騎士団(警察)が派遣される。犬の仮面をしてるが、露骨じゃないレベルに感情豊かに顔が変化するので楽しい。それこそ感情表現が犬っぽい素直さに溢れてるので可愛い。
 「ペロ」ギャグは『名探偵コナン』への目配せだと思いますが、一応これも「犬っぽさ」としてギリギリ処理できるのかな。ちなみにコナンくんが青酸カリをペロリするのはガセ(ネタ)です。リアルペロは麻薬で、青酸カリはアーモンド臭で判断します。いろいろ判断しててすごい……。ちなみに青みを帯びたオレンジ色の閃光はプラスチック爆弾です。
 ワンコ仮面。ただのワンコじゃなくて人狼。女性と組ませるのに最悪な仮面な気がするんですが、実際は全然違う内容なので安心。超能力操作なのでサイコメトリー的な連想もしてしまったんですが、実際の内容としては月を監視カメラと見立ててそのデータにアクセスする、みたいな感じかな。内容や、そこでの情報よりも、それを漫画的に描いた1ページが超面白い。間違いなく本作のハイライトだと思います。何なら一番好き。
 そんな相棒巡査には病弱の弟が。まさかのおねショタである。「守りたいこの笑顔」を地で行くような展開に少し驚くんですが、その「守りたいこの笑顔」と読者に思わせることがフリとしては重要だったわけですね。とても良い。
 バチカンから派遣されたエリートなわけで、警察への憧れが強いショタんは当然大好物。そこに主人公に人懐っこい、というか人が大好きな犬っぽさが絡む。最高の掛け合わせでしたな。こうして書くとドッグセラピーみたいな話に思えてしまうけど、これまた良い場面でした。
 そして犯人発覚。一番意外性のあるキャラが犯人の法則は健在なんですが、「語り手である相棒が犯人」……ではなく「その弟」とサプライズを二度用意してるのが良い。そもそも本格ミステリーとして楽しむのが主眼の作品ではないんだけど、それでも「意外な犯人」というオモシロを十二分に楽しめる。てか、石化という時点でゴルゴーン(もしくはメデューサ)の仮面ということは読者的に予想がつくと思うので、そこで既に「女性が怪しい」という先入観を刷り込まれてたのかもしれませんね。
 んで、主人公が正体を晒して逆転。かっこよかったとは思うが、個人的に「顔から剣!?」というのが一番惹かれたので、そこはもっと大きく描いてほしかったな。ビジュアル的に一番面白い部分だし、それこそ化物感がある。
 事件解決。追加仮面のチカラでショタの病気も遅らせてハッピーエンド。主人公の最終的な目的が最後に明かされるのも良かったし、その直前に “2人の本物の笑顔が見れて良かった” と彼の行動原理が示されるのも良かった。「笑顔」という姉が言ってたのとまったく同じ行動原理であり、「笑顔」は「仮面」とも通じますよね。漫画的な都合で本作の仮面は表情豊かだけど、笑顔は仮面の対義語と考えることができるわけで、仮面主人公が求めるものとして腑に落ちる。

センターカラー『カグラバチ』31話

 カラー扉は昔の映画ポスター風。本作らしくて良いね。それと同時に既存カットのコラージュで制作されるという映画ポスターらしい手法が「新人に2号連続カラーなんてさせて大丈夫!?」という謎視点とも合致する。いや、実際に描き下ろしてるのかは知らんし、マジでコラージュだったら原稿料とかどうなるのか気になるけど。
 本編。父親の仇ではあるが、実際に殺したわけではないらしい。殺した妖術師集団の統領で、首謀者。ややこしいが、別に実行犯との因縁の対決を一度描けるのでお得。
 そんな統領、超強い。盆栽使わなくてもただの体術で今のチヒロを圧倒。結局のところ剣を振るって戦うので、剣の動きを妨害しつつ立ち回れば勝てる。ちょっと今週の『SAKAMOTO』も連想させる振り付けになってて良かった。
 突然の父の仇で面食らったが、そもそも漣家と直接の関係があるというか配下にいるわけではなく、刀が欲しいので協力してる。実際は利用してるってとこだと思う。急に強すぎる人が出てきてビビりますが、まったく別の勢力ということで納得。納得だが、結局のところやばいことには変わらない。
 圧倒的な戦況でベラベラとお喋りしてるので本来なら違和感なんですが、 “あの日撒いた憎しみの種が” “今どんな芽を出してるのか気になってな” とあるので面白い。刀をゲトる目的とは直接関係ない部分だと思うけど、主人公の根底にある悲劇がラスボスが仕組んだものだった、という定番のアレを感じる。いや、この人がラスボスなのかは知らんのだが。

『願いのアストロ』3話

 本部を奪還し、捕らえられてた味方を解放。説明を受けるが、テラスは本部にある銃をご所望で話がこじれる。兄弟に銃を向ける(殺す)ことがヒバルは許せないが、「そもそも銃よりアストロのが強いのでは?」ってなりますね。これは『ONE PIECE』でもよくあるやつだけど、銃が象徴的によく使われるけど「この世界で銃ってそんな怖いか?」ってなる。
 ということで決闘。兄弟での決闘はステゴロだと決められてるらしい。が、互いに迷いなくアストロ使うので「それはいいのかよ!」ってなるわな。よく考えた先週「素手で殺したい」って願った人がいたので、アストロは素手扱いなんでしょうが、アストロの発動条件が「アイテムを握る」なので素手感が薄い……。
 テラスは盾。弾丸パンチが効かなくて焦るが、よく考えたら今までのパンチの成果は「相手を吹っ飛ばす」なので、盾で防ごうが防御不可能だよな。別にそんな話にはならないんだけど、ちゃんと理屈を詰めたらそれはそれで面白そうな能力だと思う。実質防御不可能な技。
 んで、決闘終了。テラスにとっては誰とも血の繋がりがないのでドライになってしまうが、ヒバルとしては親との血の繋がりがあるため家族全体への精神的な結びつきが強い。すれ違いとして面白かったし、主人公の主人公性としても良い。そして、他の兄弟はほとんどテラスみたいな考えなのも分かってしまうので困った話だ。面白い。
 次は池袋を仕切ってる10番目の養子。そうか、崩壊した東京(たぶん東京のみ)というロケーションも楽しめるのか。ご当地感があって、それが陣取り合戦のイメージしやすさにも繋がる。いや、細かい地理とかは東京付近の住民にしか分かりにくい話だとは思いますが、そこまでガチな地理の知識は要求されないと思う。各地の名前の知名度と、漠然としたイメージくらいだと思う。北区も出てくるといいな(養子13人しかいないのに?)。

『夜桜さんちの大作戦』224話

 太陽、敵兄弟とご対面。改めて旦からのメッセージ。 “双子を渡せば” “犠牲は少なく済む” は太陽と二刃に向けて言ってるセリフだけど、同時に聞いてる双子自身に変な響き方しないといいな。
 せっかくの学園なのに学園要素が全然ないと思ってたんですが、やっぱあった。校内放送にて夜桜兄弟姉妹の出血大サービスをエサに味方が一気に増える。オモシロスパイ大喜利だったり、懐かしレアキャラみたいな要素があって楽しい。そして、太陽だけあまり身を削ってない気がするんだけど(サイン入りブロマイド)、気を使われた?

『ウィッチウォッチ』154話

 魔法暴発というか、子供の暴走で心を失う。ランダムでニコも答えは知らない(知らない単語も含む)。そして「○○心」らしい。それなりに本気で考えたんだけど、そもそも「○○心」が全然思いつかないので泣いた。広辞苑に載っている「○○心」の言葉を10個、って『ネプリーグ』とかでありそうだが、マジで平常心しか思いつかなかった。理性心はちょっと強引な接続だし、あとは寺田心……。
 「幼心」「関心」は分かる。それこそ広辞苑ルールでいけるのだが、「内心」あたりで「心を失う」の運用内容に疑問が生じるというか、かなり広い意味合いになりそうで、ここらへんでゲームへの参加意識は放棄。
 ケイゴは関心じゃなくて重心。急に動きで笑いを取ろうとするので面白かったけど、それならソファーで寝てる最中に「いや関心はあるよ」くらい言ってくれよw

『アンデッドアンラック』205話

 「○○心」からの「不○○」の本作。たしかに、初期の頃は新キャラが出る度に何の否定者か予想してましたね。懐かしい。てか、本作には一心がいたな。存在ごと消えそうで怖い。
 蘇生の前に確認したのは良かったけど、蘇生が思いの外簡単なのでびっくりした……。まぁ、不忘がイメージする2人だから中身は完璧で、本人と言って問題ない、って部分は好き。
 んで、人気3位があまりに強いので形勢逆転。ランゲージもダメージを受けて帽子のバベルの塔が崩れる。前からそうだけど、このバベルの塔がマジで分からん。バベルの塔自体は調子こいた人間の仕業で、それを神が壊したって話じゃないですか。マジであの帽子のモチーフ謎すぎる。ランゲージの強さとバベルの塔の完成度をなぜ比例させたの。
 それと、 “超新生爆発” とあるけど、正しくは「超新星爆発」です。難しい用語とオモシロ造語が入り乱れてる最中なので非常にややこしい悲劇。いや、これは来週ニコが「漢字が違うぜ」とか言って逆転する伏線かもしれない……(ホントにやったら萎える)。

『キルアオ』51話

 先週「両手でやった方がすごい」となったわけですが、今週は「動きながらやったらさらにすごい」となるので面白い。なるほど、先週2人が棒立ちで戦ってるショットが印象的だったけど、それも意図的な布石だったのか。すげぇ。
  “守るものを持つ人間は強い!” と主張する悪役(現状おそらくラスボス)。面白すぎるというか、このセリフを言わせたくてこのキャラクターを作ったのだろうな。
 んで、勝利。からの救出なんだけど、時間がなさすぎるせいで十三の動きがRTAみたいになってて面白い。もしくは『グランドセフトオート』でやたら制限時間が短いミッション。そしてバスガイドに場所を聞き、 “建物はあちらになりまぁす!!” と言わせたり、藤巻先生キレキレだ。
 てか、道中どう見ても人殺した風に見えるんだけど、オジサンモードは殺してok、みたいな線引きなのかな。まぁ、「急所は外してます」な可能性もあるけど、あんだけ急いでるのにそんな余裕あるのか少し気になっちゃう。
 社長、負けたが謎の消失。そしてピンピンしてる。余裕な雰囲気出してるけど、事前にリスケでキレてたりするので完全にノーダメージってわけではないんでしょうね。なかなか良い落とし所だったように思います。まさかあれだけの事態になっておきながら、ここまで完全に平和な日常に戻れるとは思わなかった……。

『逃げ上手の若君』155話

 すごい、端午の節句(にかこつけた)祭りがリアル5/5直前号で完成した。よりによって本作が時事ネタをやってるのが信じがたい。今号では桜祭りとか夏祭りが行われてるというのに。
 歴史考証というか、歴史ウンチクみたいな話が面白いんですが、顕家が東夷に文化と教養を教えてあげる、という話でもあるのでその説明臭さが脱臭されてる。というか、説明してること自体がその人の人格として描かれてるので見事なバランス。そんな顕家に若が文化と教養、優しさで一瞬上回る、という展開になるのも良い。
 からの石合戦は笑った。面白いのは分かるけど野蛮すぎるというか、危険なのは当時の人も分かるはずじゃん? なんで!?
 本編に出てきた「風林火山」。武田信玄が有名だけど、ルーツは本編で語られた通り、とコラムで追加の説明があるのも嬉しい。ただ、ジャンプ読者の中には説明されなくても「風林火山の続き」を知ってる人多そうですね。某王子様は勉強になる……。

『僕とロボコ』183話

 自転車の練習をするロボコ。小学生と成人(便宜上)で共通する「できない可能性のあるもの」として結構良いアイディアなのかもしれない。他に良い例が思いつかない。
 ツボネは笑った。まず先に絵だけ見せて、後からツボネネタだと明かす順番がうまくて「そういえば……」とジワジワくる。てか、『HUNTER×HUNTER』ネタである説明が一切ないのもすごいな。まぁ、一応知らなくてもググれば分かるバランスではあるか。知らなくてググった人は元ネタの方の絵で笑っちゃうと思う。言われてみればマジな展開としてあれを読めた自分が不思議に思えてくる。
 気づいたら寝ちゃってたが、そこは走行中の自転車の上だった、という展開。良い雰囲気は出てるが、よく考えると絶対にあり得ない状況だよな。2人とも超人じゃないと成立しない芸当。

グリーングリーングリーンズ』21話

 1ページ目。枠外に注釈がいっぱい入るのはいいんだけど、サブタイと作者名のクレジットよりも注釈が大きいので微妙に読みにくい。柱に注釈入れた方がいいと思うけど、アオリが邪魔なのか。
 王賀、無理がたたる。珀が完全に気づいた頃に彼女のモノローグが入るのが適切って感じのデクだ。
 止めたい珀と、強行する王賀。という話ではあるが、かなり早めに珀が折れる。かなり意外だったけど、このことがキッカケで珀がキャディとしての仕事をより全力で行うようになる、というのは良い展開。根本的な解決ではないし、後の選手生命に支障をきたすレベルのものなのか誰も判断できないので読んでるこちらとしてはかなり心配にはなるけど。
 同行の2人が “気付いた” となる場面、超かっこいいし、ハラハラを通り越して一瞬ホラーみたいな気持ちにもなるけど、よく考えたら「別に気付かれたところで」という話だったな。一瞬だけ通用するハッタリ。

『鵺の陰陽師』48話

 やばい、そろそろ1周年なのに掲載位置が不穏だ。ただ、本作はカラー連発して、そっちの面でも重宝されてるイメージあるので、普通に表紙来ると思う。やばくなかった。
 本編。成人男性、本物だった。ちょっと前話の段階では確信が持てなかったけど、やっぱ話として面白いのはそっちか。疑ってしまってごめんよ。狂骨が偽物だったのはそこに向けた布石だったのね。余計なことを考えてしまった。
 一応敵対する立場なので本気で殺しに来てしまう、というサスペンスだが、すぐに学郎の前途ありすぎる姿に陥落寸前。可愛いかよ。鵺さんの代わりにご教授始めちゃうレベル。
 圧倒的な年上&格上、からの少しだけ先輩。良い落差。学郎のドラマとして「コミュ障だけど頑張る」があるのが良いですね。ただのラブコメ展開ではない。違う面での成長(修行)となってる。からの余裕をなくしてる風だった先輩が先輩ムーブを始めて表情に余裕が戻る、というラストも良い。というか、「このまま学郎に振り回されるとやばい」と判断したからマウント取るためにからかい先輩モードに入ったんだろうな。ここらへんの機微が本作は丁寧ですごい。

『Dear Anemone』11話

 「すっぽんぽん」の人と合流。めっちゃ良い。急に(強引に)明るくなった。よく考えたら辛気臭い人しかいなかったですね。アネモネに対して全力でびっくりするのも読者的には「そこからですか……」と呆れる感じがあって最高。彼に読者の代弁をさせたいわけじゃない。何なら読者がちょっと見下せるくらいのバランス。
 話としても一区切り。一旦情報を整理して、今後のやりたいことを相談し、チーム分けして行動開始。すっぽんぽんも同行なので雰囲気は明るい(軽い)。なかなか楽しそうな雰囲気やないか……。
 一方の電気クラゲ。「痛いだけで電気ではない」という説明が興味深いと同時に怖い。てか、電気クラゲって酷い名前というか、誰か改めろよ。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 4/30が図書館記念日ということで、ジャンプ作品の図書館特集。たしかにいろんな作品に出てきますね。特殊な世界であることを示すのに超便利な施設なんでしょうね。物語を組み立てる上でも便利そう。
 特にファンタジーとの相性はバッチリ、と分かるのも面白い。図書館って身近な存在だけど、人類の文化史的には歴史も感じるものなのでたしかにファンタジー世界にあってもおかしくはない施設なのですね。目から鱗
 そんな中『SAKAMOTO』はいつものようにオモシロ施設として利用してるが、この場面は完全に映画『ジョンウィック パラベラム』なので未見の方はオススメです。外薗先生も好き、というインタビューも読みました。たしかに美意識のあるアクションという意味で『ジョンウィック』シリーズの影響力はかなり大きそう。バカアクション映画みたいな認識で止まってる人は映像のかっこよさに驚くと思いますよ。

次号予告

 新連載。それはさておき、1週休みだ。やったぜ……と喜んでしまう倒錯。

目次

 JUMPマニアッククイズ。『Anemone』に登場した、最も初期に科学的に報告された深海生物。まったく覚えてない。「最も初期に科学的に報告された」という回りくどい表現はおそらく漫画にも出てきたんだろうけど、覚えてなくて申し訳なくなってくる。かっこいい言い回しだな……と今感じてもしょうがないのよ。

運動不足なんで毎週2時間かけて集英社まで歩くようにしてます。
(『願いのアストロ』)

 神保町をシマにしてるキャラは強そう……。

愛読者アンケート

 読切についてと、付録について。そして、同日発売のジャンプGIGAについて。やば、忘れた。コンビニで間違えて『ヒロアカ』表紙のGIGAを買ってしまいブチギレ、みたいな事件が全国で起きていてほしい。

総括

 終わり。合併号は休載がなくて良いですね。最近は何かしら休載があるので。まぁ、そこに読切が加わるとブログの労力的には困るんですが。

 今週のベスト作品。そんな読切『仮面綺譚テオ』でしょうか。面白かったです。
 次点は『ネクロマンス』と『逃げ上手』。

 今週のベストコマ。 “ロボコ今どうなってます?” のとこ。後から元ネタが説明されるのがすごく良かった。

 今週のベストキャラ。『キルアオ』の桜花陽一郎。悪役らしくないセリフを吐く悪役として輝いてたし、謎を残しつつ退場したのも絶妙。
gohomeclub.hatenablog.com