年末なので今年の映画を振り返ります。今年映画館で観たのはたぶん48本。『ハイキュー』を計3回観たのでプラス2で50回。ちょうどいいですね。週イチくらいのペースが個人的に限界な気がする。
- 1.『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
- 2.『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
- 3.『夜明けのすべて』
- 4.『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
- 5.『ツイスターズ』
- 6.『猿の惑星 キングダム』
- 7.『エイリアン:ロムルス』
- 8.『カラオケ行こ!』
- 9.『クレイヴン・ザ・ハンター』
- 10.『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』
1.『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
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いやもう今年はこれでしょ。2月公開でそこでもうベスト固定よ。上映時間=試合時間の85分は今年のラッキーナンバーでした(意味不明)。
大ヒットはしたものの、世間的な評価があまりに低すぎませんか!? と勝手すぎる被害者意識をこじらせそうな気持ちも正直あるんですが、大ヒットしたので我慢します。
2.『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
bsky.app#シビル・ウォーアメリカ最後の日 観たぞい。内戦の成り立ちみたいな情報は極小のまま、カメラマンとして地獄巡りを行い、断片的な情報を紡いでいく(まさに写真)。この形式が良かった。それでいて、ロードムービーであり、成長や継承の物語という王道の型でもあるので普通に面白くもある。 大統領が3期目突入、FBIの解体という時点で「アメリカの敵!」となるのが基本的に求められるが、それを知らなくても「誰と誰が何のために戦ってて目の前の人がどっちサイドなのかも分からん」みたいな感覚でも十分面白いし、そういう側面も少なからずある作品なんじゃないかしら……(違ったらごめん)
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-10-08T13:23:18.717Z
bsky.app一番の名シーン、人気シーンは間違いなく赤グラサン男だと思うが、マジで緊張感やばくて今年一番怖かった。日本人としてあの場にいたら即殺されてるという感覚もあるし、やってることが完全に「十五円五十銭」なので急にアメリカの話に思えなくなる。座りながらゲロ吐いちゃう。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-10-08T13:23:34.295Z
テーマとかを読み取る意味でも面白いんですが、エンタメ的な楽しみ方をしても強度がバッチリという理想的アメリカ映画だったのではないでしょうか。若干過激ではあるものの、広く人にすすめやすいというか。
3.『夜明けのすべて』
bsky.app『夜明けのすべて』観たぞい。キャラクターみんな好きになってしまった。中でも本作で最大の成長を遂げる山添くんが最高。序盤のコミュニケーション拒絶っぷり、取り繕うのを第一にして心に蓋してる感じがリアル。見ててキリキリするが好き。お返し申すの人(予告しか知らない)演技うまかったんだな… PMSへの理解が始まった山添くんのドヤ感と空回り感も微笑ましい。藤沢さんと仲良くなったあとも発言に調子コキが感じられたり、互いに失礼な態度を取ったりもするが、それが互いが本音のはけ口となってるのが分かるし、ただ失礼なだけでなく最後の一線は超えない確信を持ってるのが良い。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-02-13T14:19:26.574Z
bsky.app藤沢さん、静かな場面から一転キレるので単純に演技として見栄えが良い。ただ、0から100に飛躍するキレ芸ではなく、その間にしっかりと「これはヤバいんじゃなか…?」という予感、機微まで演じられてて見事だった。 すぐにモノを与えるのは日頃の申し訳無さの現れに思えたし、一部は明らかに度を越したお節介だと思うけど、そここそが紛れもなく人としての良さであり、その行為こそが人と人が交流する美しさだったのだろうな。 てか松村北斗のウィキペ見てたら名前の由来が北斗七星と書いてあってマジ山添くん。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-02-13T14:20:15.481Z
すすめやすさで言ったら今年最強の一本だと思う。観たらみんな好きになっちゃうでしょ。山添くん好きになりすぎて「この人『すずめの戸締まり』のお返し申すの人やんけ! 今度観てみよ」と決意したんですが、そのまま観てません。観たくないわけではないんだけど……。腰重人間。
4.『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
bsky.app#ベイビーわるきゅーれナイスデイズ 観たぞい。映画2作目は変則的な作りだったが、本作はストレートに王道を行く豪華版って感じ。ひたすら「最強の敵」を軸に主役2人の話が展開していく。観たかったやつの理想的な形。 髙石あかりのアクションが驚くほどにマシマシで嬉しい。最近は伊澤彩織を甘やかすまともな人みたいな立ち回りが多くなってる印象だが、前田敦子との不和でちさとの未熟さが強調されてるのも良かったし、それらを回収するようなクライマックスも熱い。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-09-27T13:45:36.917Z
bsky.app池松壮亮。アクションも良かったが、変人キャラの組み立ても面白い。コミュニケーション下手で友達が作れないという土台がまひろの鏡像のようで因縁深いし、そんな2人が殺し合いの中では濃密で豊かなコミュニケーションを果たしてるのが感動的ですらある。 ある必殺技が出てくるが、そのメタが出たり、アレンジが出てきたり、と豪華な実写アクションながらどこか少年漫画的なノリが感じられて相変わらず好き。それでいて漫画原作映画的な軽さやポップさではなく、実写映画としてのかっこよさが追求されてるのも良い。 本編前にドキュメンタリー映画の予告がかかるのはいいのだが、同じ内容を二度繰り返すので正直萎えた。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-09-27T13:45:50.909Z
bsky.app圧倒的な強敵を軸にした話って意外と珍しいのだが、それでもまだ協会の全貌というかトップ層の話は全然出てこないんだよな。そっち系掘り下げると思ってたので意外であった。まぁ、2人はあくまでも末端の損な労働者という感じがシリーズの魅力でもあるか。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-09-27T13:54:45.810Z
今年はドキュメンタリーもあったし、初のテレビシリーズもあって、そのどれもが面白かったんですが、やはり最高だったのは映画。アクションが素晴らしく、それだけでも過去最高な勢いなんですが、そこに映画としての品格みたいなものまでまとい始めていよいよ最強の作品になってきたと思います。最初は「敵役に有名俳優とかいらないのに……」と不安視してたんですが、まったくの的外れでした。愚か。
5.『ツイスターズ』
bsky.app#ツイスターズ 観たぞい。かつてのハリウッドブロックバスター(しかし細かく改良)という感じでめちゃくちゃ良い。怪獣感のあるディザスターだが、監督の持ち味というかほとんど「ミナリ2」みたいな雰囲気もあり、それでいて主演の2人から放たれるロマコメの波動が強い。 「ほんとはゴジラ撮りたかったんや!」という前作はしっかり継承しつつ「『ミナリ』で竜巻被災のエピソードやりたかったんや!」という新監督の色が加わる。竜巻を単なるエンタメの題材で終わらせないところに誠実さを感じた。まぁちょっと唐突なので悪い金持ちのくだりがちょっと陳腐にも見えたが。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-08-06T14:16:40.708Z
bsky.app日本だと地震と決定的に違うのが、突然発生し「やってくる」点でここが竜巻の怪獣っぽさだよね。そこにカウボーイの価値観が加わるのが濃縮還元アメリカって感じで面白かった。やはり『ミナリ』の監督だ(『ミナリ』は移民のアメリカンドリームという話)。 竜巻を耐えるためには目を塞ぐ必要があるため竜巻の巨大スケール感から主人公個人の内面に迫るショットがシームレスに連なってる中盤が特に良かった。 グレン・パウエル、雨に濡れるシーンが急にPVみたいなシズル感で笑ったのだが、車に乗り込み助手席方向(カメラ)に目をやるショットが不意打ち的に良かったぜ……
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-08-06T14:16:58.762Z
一応続編ではあるものの、これまた人にすすめやすい。超すすめやすい。今時珍しいほどにシンプルなハリウッドエンタメでありつつ、アメリカ論的な見方をしても楽しめるのが素晴らしいですね。
6.『猿の惑星 キングダム』
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今年の「過小評価されてない!?」という勝手に被害者意識枠。リメイクとかリブートじゃなくて普通に続きをやりつつ、しっかり面白くてさ、シリーズ展開的に新機軸でありながら一本の映画としてもめっちゃ良く出来てたと思うんですが、ダメなのでしょうか……。
7.『エイリアン:ロムルス』
bsky.app#エイリアンロムルス 観たぞい。初期シリーズのことをよく覚えてないので「どうせ最後にマイケル・ファスベンダーがカメオ出演するんでしょう?」とか思ってたが、そんなことなく、めちゃくちゃ面白かった。恐ろしくもあり、密室ホラー、お化け屋敷的なワクワク感溢れるアイディアの連発が快感。 区切られたステージごとにルールとミッションが設定される感じはゲームっぽい印象で、ちょっと『新感染』も連想した。『新感染』は直線なのが面白いが、『ロムルス』はSF的な仕掛けがバンバン出てくるのが最高。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-09-13T12:13:20.719Z
bsky.appウェイランドユタニ社の鬼畜ぶりがもはや清々しく、アンドロイド設定を活かした会社との関わり方も見事だった。良い意味でスケールは小さい(完全に密室)のにしっかり会社が介入してくる。 巨大シリーズの新作ながらインフレを抑制するかのようにあえてコンパクトな傑作を生み出すパターンが近年多い印象だが、本作はがっつり世界の拡張を目指したデヴィッド二部作の直後なので志の低さも少し感じてしまう。そういう意味では「普通の続き」をやってる『猿の惑星』は偉いと思う。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-09-13T12:13:33.318Z
これも『猿の惑星 キングダム』と同じで、伝説的なシリーズの新作を若手監督&キャストが作って成功したパターン。どっちも大好きですが、言うて時間軸をオリジナルに寄せたりしてて、別に悪いわけじゃないんだけど、『猿の惑星』の方が偉かったな、という勝手な判断。
8.『カラオケ行こ!』
bsky.app『カラオケ行こ!』観たぞい。最高。極上のブロマンスで笑ったりキュンキュンしたりしたのだが、個人的には和田がナンバーワンだ。真面目すぎてこじれ、強く慕ってる人(主人公)にそっぽを向かれ続ける。本作をBLと見るならば、和田は寝取られ。それも2ヶ所。幸せになって……。 気づけば人物紹介が済んでる無数のヤクザたちとか脚本の手際が見事。中学生の「親が買ってきたダサい傘」をヤクザの罰ゲーム入れ墨としたのも良い。両親に対して「これが愛なのか?」と気づくくだりも良いし、映画部はもう存在が良い。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-01-18T13:19:25.952Z
bsky.appファンタジーヤクザだけど、暴力と嘘にまみれた怖くてずるい存在になってて都合の良さは適度に緩和され、ちゃんと本作なりのリアリティを感じる。作品全体に言えることだが、持続可能性はない、すぐに終わりが来ると各所で強調され続けるのがエモ。 クライマックスの歌唱も素晴らしかった。うまいだけではない良さ。あんな絶妙なバランスのうまさと不完全さをどうやって出したのか分からない。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-01-18T13:19:37.089Z
bsky.app最近ラブコメなどでヤクザ設定が重宝されてると初めて聞いたときはマジで混乱したのだが、本作を観て納得した。暴力の世界で危機に陥る主人公を暴力で助けてくれ、たまに彼も傷つき、怖い世界で頼れるのは彼だけ、というシチュエーションがあまりに都合が良い。独自の世界観と儀礼があるのも王子様的。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-01-18T13:24:40.813Z
日本映画で、このくらいのメジャー感で(制作体制的な意味ではない)、しっかり楽しいコメディ作品が生まれることがめちゃくちゃ嬉しかったし、原作未見ながら実写化ならではのマジックも感じられてすごく良かったです。
9.『クレイヴン・ザ・ハンター』
bsky.app『クレイヴン・ザ・ハンター』観たぞい。面白かった。普通に超面白かったんですけど……。そりゃキャラ萌え的な側面では『ヴェノム』が強いが、総合的にはSSUで一番良く出来てたんじゃない?(『マダム・ウェブ』未見) 骨太マフィアモノにコミックキャラを混ぜる判断が大成功だったと思う。 激マッチョの活躍を見るつもりだったのに途中から突然お耽美兄弟愛が始まるので面食らってしまった。しかも運命の弟がカラカラ帝(父親はマキシマス)。SSUはブロマンスに強い傾向がある。こんなん大好物だろ。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-12-14T13:34:42.953Z
bsky.appアクション。スーパーパワーになりすぎない、フィジカルベースなのが良い。ちゃんと動きにも説得力があるように見える。一部(跳躍とか)チープに見えたが、概ね良いし、ちゃんと個性もあってすげぇ良かった。SSUは『ヴェノム』の次に本作をぶつけるべきだったのでは……。 SSU名物のスパイダーマン匂わせ。本作は比較的大人しくてそこも良いのだが、ニューヨークの扱いが雑に物騒なので少し笑った。オリジンに困ったらとりあえずニューヨーク帰り。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-12-14T13:35:01.148Z
勝手に被害者意識枠その3。全然面白かったじゃん! その上で個人的に刺さる要素もあったし、応援したくなってしまう作品。SSUは叩いていい、みたいな空気は正直あったと思う。
10.『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』
bsky.app『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』観たぞい。ゲームほとんど知らんが現行最高の映画シリーズだと思ってしまうくらい好き。ゲームキャラの比重は当然大きくなっていくんだけど、しっかり映画のオリジナルキャラのことも忘れてないのが嬉しい。そしてジム・キャリー要素はむしろ爆増。 タイトルの東京要素は最初だけだが、渋谷から始まるチェイスがなかなか良かった。観光地でチェイスするのめちゃくちゃ良いね。バイクでスカイツリーを登る映像を真面目に見れるのも本作の良さだが、そこで行う某東京を代表するアレでブチ上がり。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-12-27T15:14:27.117Z
bsky.appシャドウはソニックの鏡像なので下手すりゃ「速い」の要素がマンネリしそうなもんだが、今回「速すぎて瞬間移動に見える」と解釈したのが良い。まぁ、若干『X-MEN2』とかのナイトクロウラーなので「本シリーズの高速表現『X-MEN』好きすぎない?」とは思った。 シリーズとしての成長度合いがもインフレになりすぎない絶妙さ。2作目のスーパーソニックで雑なインフレが始まったんじゃないかと心配もしたが、なかったことにはせずちゃんとバランスを取ってて感心しちゃった。今後も毎回扱いが難しそうではある。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2024-12-27T15:14:47.309Z
こちらも勝手に被害者意識こじられそうになるけど、アメリカでは今時珍しいほどに順風満帆なシリーズなので大丈夫。売上も評価も右肩上がりで、着実にゲームキャラも増えていって……とシリーズとして理想すぎる。
年間ベストにこれを入れるような人間でありたい、と思いつつも入れそびれた作品としては、『アングリースクワッド』『碁盤斬り』『トランスフォーマー ONE』『ブルーピリオド』『ゴジラxコング 新たなる帝国』あたり。ただ、『新たなる帝国』のヤンキー映画見立てみたいなやつは正直嫌いでした。てか、過度なバカ映画愛好みたいなノリ全般が最近苦手。『ワイスピ』も『ファイヤーブースト』は普通に失敗作だと思うんですが、バカ映画みたいな楽しまれ方はむしろ強い傾向があるイメージがあって、そういう意味では互いに一貫性があってよろしいのではないかと。個人的には『ジェットブレイク』は大アリ、『ファイヤーブースト』はナシ、という方針です。最終作はマジで頑張ってくれよ。何の話だ。
てか、これら全部入れてベスト15にすればよかった可能性……。
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