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— 映画ドラえもん【公式】 (@doraeiga) 2025年1月13日
#映画ドラえもんまつり
いよいよ今週スタート!
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過去の上映作から
みんなの投票で選ばれた6作品を
1月17日(金)から映画館で上映!!
入場者プレゼントの配布も決定!
くわしくはhttps://t.co/kd1zmGmCh9
上映劇場はhttps://t.co/hVch5fzqlb
🎥2025.3.7 公開#映画ドラえもん… pic.twitter.com/f5YZa7qO5S
リバイバル上映で観てきたわよ、という記事。SNSに感想を書いてたらアホみたいに長文になってしまい、「そんな書きたいならブログに書けよ」と思ったのでブログにも載せます。劇場鑑賞は初めてだったんですが、ちょっと思ってた以上に良かった……。観たことはあったし、面白いのも知ってる、わさドラ映画で最高評価の作品なことにも疑いようもなかったのですが、それでもめちゃくちゃ面白かった……。
てか、ちょうどリバイバル上映が終わったタイミングでこんなブログ記事を上げても仕方ないのかもしれない。最終日に観たもので。
bsky.app『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』観てきたぞい。わさドラ映画初の完全オリジナルにして、のびドラという新たな地平を拓き、おそらく未だに一番人気であろう最重要作(ついでに寺本監督の直近ドラ)。歴史的に見るとこの翌年が八鍬監督の長編デビューなので追い風の吹き方がエグい。 わさドラ映画の隠れた名物、ゲストショタの歴史を勢いづけたのも本作のクルトと言えそう(『新宇宙開拓史』ロップルが始祖だと思うがクルト以降一気に増える)。もちろんそこも良かったんですが、今回の発見は「祖父ハルトマンとペプラーの関係性もおいしそうじゃない?」でした。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2025-01-23T13:42:29.422Z
ひみつ道具が紹介されながらPerfumeの主題歌が流れるエンドクレジットの多幸感がすごかったのですが、「来年の監督は誰かなぁ?」と気にしてしまう。そこで改めて驚いたのが、八鍬新之介の名前。この翌年が『新大魔境』であり、八鍬監督の長編デビューだったのですね。わさドラの歴史の転換点だわ。昇り調子すぎる。ついでに小栗旬の声優起用もあって『トットちゃん』にも繋がりますわな。……と、のっけから関係ない監督に思いを馳せてるのでおかしい。今回の人気投票、八鍬作品が最低でも1本は入ると思ったんだ。個人的には『月面』だが、世間的に『新日本誕生』はカテェでしょ、と思ってた。蓋を開けてみたら寺本無双。みんな今年の『絵世界』への予習意識が高い。そして、組織票疑惑を向けられるパーフェクトネコ型ロボット……。
わさドラ映画の隠れた名物であるゲストショタ。本作のクルトは非常に人気が高く、ひょっとしたら歴代最高の人気かもしれないんですが、個人的には『月面』のルカが好きすぎるので少し落ち着いた印象。もちろん良かったんですが、本作のクルトは特別のび太陣営と仲良くなるわけではない。そこが物語の主眼ではないんですよね。もちろんそこが本作の強みなんですが(ゲストとはではなくのびドラの掘り下げ)。逆に言うと、それでも人気の高いクルトすげぇな。人を狂わせる何かがある……。
けど、今回は「おじいちゃんたちも良くない!?」となったのが新たな気づきでした。当然のように一部のファンからはしゃぶり尽くされてるようで何より。深刻そうなのにめちゃくちゃライトに仲良ししてるの、良いよね……。
bsky.app時代もあるかもしれないが、子供向けギャグの手数がすごいので少し面食らう。と共に魂が浄化された思い。クライマックスでかっこいいバトルしてるのにドラの頭身ギャグにもなってて最高である。 オープニングが「ドラえも~ん!」ではなく「のび太く~ん!」で始まるのが、本作の主人公がのび太ではなくドラであることを示してると思う。旅に出る目的も完全にドラ。最後に戦うのもドラ。面白さと人気の高さに忘れそうにもなるが、意外と結構な異色作でもある(後継となる作品もないと思う)。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2025-01-23T13:43:10.053Z
おじ(いちゃん)ブロマンスの発見もそうだったが、子供向けギャグの多さも今回得た驚き。こんなにも連発してたっけか。本作以降、映画シリーズはヒットの規模を拡大していくので、それに従って大人ファンの獲得にも欲を出していったのではないか……みたいなぼんやりとしたイメージで「時代」と上記ツイートには書いた。初期の映画って「あったかい目」ギャグをちょっと驚くほどに擦り倒してましたよね。寺本作品で初めて脱「あったかーい目」を果たした作品が本作なので、代わりとなるギャグがてんこ盛りになるのも当然なのかもしれない。十年以上ぶりの新作である『絵世界』がどの程度子供向けになるのか、楽しみです。
後段の方。大体どの映画も「のび太が行って帰ってくる話」になってると思うんですが、本作は特殊で「ドラえもんが行って帰ってくる」。そして、さらに特徴的だったのはラストショットの場面が旅先(博物館)。物理的には帰ってないのだが、鈴を取り戻し、ついでにのび太も鈴の思い出を思い出したので、本作におけるドラえもんの旅はまさにあの瞬間終了したと言える。その瞬間を2つに割れた鈴を合わせることに象徴させ、その瞬間に鳴り始める「未来のミュージアム」。最高の終わり方である。
bsky.appドラ映画にしては旅感、冒険感が少ないが、それを補って余りある博物館の果てしなさ、無数の道具の情報量が魅力。「どれを使うのか」な謎解きがあり、すべてのひみつ道具が失われるサスペンス、からの復活、そして復旧、最後にドラの鈴が見つかり2つが1つに合わさって、主題歌どん。傑作…… 難を言えば、博物館の象徴とも言える初期型どこでもドアはクライマックスで活躍してほしかった。すべてのひみつ道具が失われるが、作りが原始的などこでもドアだけは稼働する……と老整備士が登場する『バトルシップ』展開が欲しい(クルトの道具が活躍するのは感動的だが)。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2025-01-23T13:43:34.616Z
テンション上がりすぎてツイートと同じ話をまた展開してしまった。とはいえ、やはり本作の最高ポイントはあの終わり方ですよね。「犯人はいるけど悪人はいない」バランスも特徴的な作品だったけど、それもドラえもんの旅であり、鈴を失い不完全になったドラえもんが完全な姿へと復活する話だった、と集約できそう。アクションシーンの決着が復元光線(&びっくりライト)だったのも象徴的。
初期型どこでもドアの件は観てて感じた唯一の不満……は言い過ぎだけどモヤモヤポイント。正直唯一の落ち度と言っても問題ないと思う。絶対あれ活かすべきだったと思う。
bsky.appマッドサイエンティストによる人工太陽の暴走とか、「超古い映画だけど『帝国の逆襲』って知ってる?」作戦とか、謎にスパイダーマン連想が捗るクライマックスであった。
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2025-01-23T13:43:48.254Z
AT-ATの倒し方のくだりは本作に限らずいろんな作品で出てきて、その度にトムホスパイディーのことを思い出してしまう呪い。今回も観てて「また出やがった!」となったし、人工太陽のくだりは『スパイダーマン2』でしたね。ペプラー博士には背中からアーム生やして戦ってほしい。車椅子の代わりとなるように作った発明で……みたいな理屈で自然に登場させられそう。
bsky.app主題歌の「未来のミュージアム」がマジ良くて映画の流れで聞くと感動してしまうのだが、よくよく考えると直接『ドラえもん』を示すような固有名詞は何一つ出てきてないのですごい。それでいて映画に寄り添う内容なのは疑いようもない。星野源とは真逆のアプローチ……
— 北区の帰宅部 (@gohomeclub.bsky.social) 2025-01-23T13:47:49.893Z
定期的に感じる「ystkは歌詞が良い」が今回再び。そして固有名詞が洪水のように連発される星野源が対照的で面白いです。
終わり。ものすごく今更なんですが、「最高傑作じゃね?」と心の底から実感しました。もちろん他にも魅力的な作品はあるけど、総合力では正直ちょっと勝てないんじゃないかと。細かい偏愛ポイントとかで「それでもこっちのが好き!」となるのはそれぞれあるでしょうが(私はのびルカに狂わされたので『月面』がベスト)、人気投票やったら誰もが「どうせ『博物館』でしょ」となると思うし、実際にそのような結果が出たら「でしょうね」と納得するのではないでしょうか。王者の貫禄。そして、その王者、女王である寺本監督が今年、12年ぶりに帰ってくるんだから最高ですね。ドラ欲が高まってしまったのでまたいろいろ観ようと思います。


