北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2025年19号の感想

 桃白白もピッコロ大魔王もスムーズに倒せません。

表紙

 『ONE PIECE』。『ONE PIECE』の表紙に特別なものを感じたことはここ十年以上ないので、本誌を手に取るまで気づかなかったが、アニメ放送開始記念(再開)の表紙なのね。先週の『ウィッチウォッチ』と同じ類だった。『ONE PIECE』でこれを見るのはめちゃくちゃ珍しい。てか私は初めて。

ジャンプチケットラリーチャレンジ vol.1

 紙版限定の応募者全員プレゼント企画。数週で完結する企画かと思ったら通年ぶっ通しでやるので驚いた。目次のチケット部分を切り取って集め、その枚数によって応募者全員プレゼント。
 そして、プレゼントが思いの外豪華。プレゼントの基本となる(現)連載陣のイラストシールはまさかの描き下ろしである。通年の企画だといなくなる作品も少なくないのが悲しいですね。
 イラスト自体は本誌でも一部紹介されており、特設サイト(紙版限定なのに?)ですべて見ることができる。巨大ウォーターマークに驚くが、電子版で本企画に気づいていない人がいたら、イラストの確認だけでもしたらいいんじゃないですかね。千夏パイセンとイチが可愛い。
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 そして、48枚集めて送るとよりガチな豪華さになる(ここだけアプリの会員登録が必要)。連載作家陣の寄せ書きサインとか普通にすごい。そして特別の会報誌ももらえるらしい。本気だ……。
 通年企画なのに「vol.1」とはどういうことなんですかね。来年がvol.2ってこと? そんな先の予定決める?

読者プレゼント

 気象予報士桜前線っぽい雰囲気はあるが、桜要素はナシ。入れると桜がメインになりすぎちゃうって判断なのかな。地味ながら各種天気ダジャレがしっかり満遍なく入ってて結構好き。

巻頭カラー『ONE PIECE』1145話

 ロキから神の騎士団の存在を知らされる。ルフィ自体はピンときてなさそうだが、一応敵の存在を認識する、というのは大きな一歩か。
 そんなロキ。かつてルフィがシャンクスに憧れたのと同じような経験があり……ってめちゃくちゃ大きいネタが出てきたのでビビる。そりゃたしかに表紙にも描かれるわ。敵味方含めて本章で最もでかい存在なのは確定したというか。
 ジンベエの消防活動。魚人柔道の使い道として面白かったし、ピュアな巨人たちからチヤホヤされるジンベエ、という図も非常に可愛くて良かった。ジンベエ、大型新人すぎるので作劇の都合上出番を減らされたり、デバフ的なのかけられたりするのかと思いきや、普通に超有能、という感じの扱いなので好き。最近の話。
 というか、子供たちを海水で包んだら悪魔の実の能力による支配が解けるんじゃないかと勝手に気になってます。まぁ、ルフィを海水に沈めても体のゴム性は維持されるので無理なのかな。海水と覇気のルール運用がよく分かってない。雰囲気で読んでる。
 からの軍子登場。思ってたより話が早い! いきなり単刀直入に話が動くのでびっくりしちゃった。しかもナミがいるところに現れるので話も面白く転がりそうだし、戦力としてはジンベエがいるので申し分なし。ジンベエ、強いのはもちろんだけど、麦わらの一味的にはそれほど戦闘員として重宝されてる感じもないので、まぁここで負けても不思議ではないかな……的な感じなのがまた良い。これがゾロとかサンジだと「ただ負けるだけ」のエピソードにはならないって確信できちゃうので。

『魔男のイチ』29話

 DEATHカラスちゃん、イチたちと合流。意外と話が早くて良かった。『ONE PIECE』ほどの大所帯だと仕方ないけど、本作くらいの少人数なら変にチーム分けしたまま平行して話を進めないでくれると嬉しい。この後すぐまた分かれるのだが、まぁ作戦(話)はシンプルなので良かった。
 ダツゴクを信頼する理由。 “友達になった!” と言うイチのキラキラフェイスにデスカラスちゃんがほだされる。まさに先週そういう感想を書いたけど、ダツゴクに友達ができたことを喜ぶ姉の姿はそのまんまデスカラスに置き換えられるよね……と思ってたら今週まさにそのシーンが出てきたので嬉しい。
 んで、陽動作戦。イチは魔法隠した方が良かった気がするんだけど、そこもデスカラスの指示なのだろうか。魔法持ちの犯罪者がいたら魔女協会との関係を問い詰められるのが自然だと思うんだけど。「男の魔法なんてそんなバカな~」で押し通すのかな。

『SAKAMOTO DAYS』208話

 3発の銃弾。社会で具体的にどのように使われていくのかを描く。ここの詳細にフォーカスすると思ってなかったので意外、そして面白かった。ここだけ読むと、でかいヘンテコ設定の中でシミュレーション的に話が展開していくショート読切みたいな味わいがあって良いですね。思えば鈴木先生、初連載より先に読切が『世にも奇妙な物語』で実写化してる人なので、そういう系も話(作り)も好きなのか。
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 そんな『ロッカールーム』、めちゃくちゃ今更ながら初めて読みました。驚いたんですが、オチが『プレステージ』じゃん!! 柱でノーラン好きと喧伝されてたのはここに繋がるのか。ノーラン好きと聞いて『プレステージ』連想するの無理ゲーだわ……。一番影が薄い作品と言って問題ないと思う。
 スラー事務所のカウント。銃と連動してると思ったんですが、どうやら殺人数を正確にカウントしてるっぽいので、公的な機関の報告が回ってきてあのカウントが一つずつ増える、って感じなのかな。意外とリアルタイムではなかった。発砲数ならダイレクトに反映させられるのに。
 意味分からなすぎて暴れる晶。あそこで暴れるのはいくらなんでも短絡すぎるので話としてはあまり面白くない……と思ったら場面転換してJCCの学生チームの話になる、しかも彼らがかなり主体的に、何ならしばらくはほぼ主役として動きそうな雰囲気なので納得。若者チームへの世代交代みたいな感じになるのか。晶は単身だったけど、JCCチームと話としては繋がるのね。シンも一応若者世代に入れていいと思うけど、基本的に坂本とベッタリなので、この完全に若者だけが、若者だけの判断で動き出すくだりに想定以上にワクワクした。坂本が一旦脱落した(?)のも大人ならではの事情なので、ここで若者たちに話が移るのはめちゃくちゃ良い。社会が壊滅的にクソに成り下がってる中、数少ない希望は若者。めちゃくちゃ全うな話だ。そして、このJCCチームにも四ツ村(最年長グループ)と関連のある人がいるので、そこらへんの転がりも面白そう。意外と四ツ村、めちゃくちゃ重要なキャラだったかもしれん……。各陣営と関係や因縁がある。

『アオのハコ』191話

 千夏パイセンの応援をしながら客席内で大喜への世代交代の話になるのめちゃくちゃ良いですね。千夏から大喜だとあまり繋がりがないように思えるけど、針生先輩が間に挟まることでうまいこと話が連結する。
 そのまま大喜のエモい語りになったのかと思いきや、千夏の語りの中で大喜のセリフを回想してるのであって、千夏が彼女自身を振り返る話。試合に勝ったときにする振り返りじゃないんですけど……と思ったら翌日負ける。「予言か!?」となったけど、ではなく、引退した際の振り返りを前日の試合に被せてるだけですかね。ややこしい。
 んで、引退後初めての体育館。「千夏を甲子園に連れてって!」にならないのが本作の良いところだよな。よほど忙しくなければ普通に応援には来れると思うんだが、それを「連れてって」とは表現しない。もちろん以前に言われたセリフの反響なのは分かるけど、ここで「連れてって」となる千夏パイセンは見たくないというか、たぶん大喜的にも百年の恋が冷める、もしくは不調を心配するとかそういうレベルだと思う。

センターカラー『あかね噺』153話

 持ち味が対極なのでそもそもあかねに合わない。組織的なしがらみとか、嫌がらせではなく、あかねのためにならないから教えない、というのが何気に良い。まぁ、そこであかねのゴリ押しを突っぱねるのはメガネらしい効率思考ですね。
 タイソンくんを相棒に話を進める(少なくとも始める)感じも面白い。今後は分からんけど、目下の人がいるのかなり新鮮で良い感じだったと思います。今後も何かしらこういう絡みあるといいな。
 んで、二ツ目向けの賞。前にも書いたかもしれないけど、落語界でも「賞レース」って言い回し一般的なのかしら。「単に賞で良くない?」って思っちゃう言葉ではある。語感が物足りないってことなんですかね。まぁ、そういうことなら私も何かしら違う言葉でやってると思うのでしゃーない。

『ウィッチウォッチ』197話

 交通安全教室の着ぐるみスタントショー。これは盛り上がるだろうな……と同時にガチで怖い話になるので笑った。いや、「笑えるのか?」という感じもある。オープニングの事故怖すぎるでしょ。すごい軽いノリを保ってるのが不思議な味わい。
 んで、着ぐるみに命が宿る。ついでにキャラクターも守ってくれる。はねられる用の体という理屈はあったものの、生きてるとなると途端に「ひいていいのか?」と不安になる。ただ、生身の人間がスタントショーやってくれたらマジ盛り上がると思うので、ここらへんの線引きは自分でも謎。スタントショーの動きにはちょっとスタント臭さがあるので、そこが安心要因だったりするのかな。本作の漫画的な表現の話をすると、過度に吹っ飛ぶことで事故の生々しさが抜けてた(笑いやすい)と思う。
 ただ、最後のガチ事故に対して代わりにひかれてくれる、のくだりはちょっと飲み込みづらかった。別に被害者が2人から3人になるだけじゃない? カエルを吹き飛ばしても特にトラックは停止に至るほどエネルギーを失わないというか。あと、この場合のトラックの運ちゃんがお咎めナシになりそうなのはちょっと引っかかるw

『逃げ上手の若君』198話

 吹雪の件でエモ方向に盛り上がりすぎたせいで、対尊氏の重要局面ということを忘れてた。そのままダイジェスト的に尊氏がさらなる危機に追い込まれてるので驚く。本来だったら主人公にとって都合の良すぎる話なのでちょっと萎えるけど、歴史モノだと仕方ないよなぁ。吹雪打倒と尊氏のピンチを結びつけるのも難しそうだし。

『しのびごと』28話

 「天守(あまもり)」は笑った。ツッコミが入るまでは普通にかっこいい感じのワードだと受け入れてしまっただけに。
 要人用マンション。「コンチネンタルホテルだ!」と言いたいところだが、『カグラバチ』の方がそのものズバリだったので、それに比べるとそこまでか。ただ、その場所が修行(経験値稼ぎ)の場として利用されるのは、『カグラバチ』の方と一緒なので面白い。
 受付の双子が妙にキャラ立ってるのに何もないのは笑った。笑ったというか、気が散る? まぁ、来週以降活躍する可能性はあるか。期待ですな。
 怖いこと言いそうだけど優しすぎるミミズクで笑う。まぁ、『ロボコ』のゴリモツの2人のギャグとやり口は同じなんだけど、状況と、問題自体は本当に存在するっぽいのが良い。

『僕とロボコ』228話

 キャンプに行ったのでキャンプ飯選手権。テレビのバラエティ番組みたいなノリだ。「だから良い」という意味ではない。まぁ、この手の対決はしょっちゅうやってるので萎えるほどではないんだけど。
 そんなテレビでよく見るキャンプ飯についてなんだけど、なぜか定番となってるアヒージョって余った油どうしてるんですかね。家でやっても油の処理が面倒だってのに、出先だと地獄じゃない? 施設的なところに捨てるとこがあるのかしら。本作に関しては、モツオがその油を利用してるので激しく膝を打った。
 どれもおいしそうだし、楽しそうだし、宮崎先生が楽しそうなので良かったんだけど、「チョコあ~んぱん」をそもそも知らないので急に寂しい気持ちになるw マジで知らなかったんだけど、そんなお馴染みのお菓子だったのか……。

 名前がふざけてるので、実在の名前を避けるための「~」かと思ったら、普通にそのままなので二度驚く。マジでか……ブルボン……。
 んで、まさかの殺人事件で引き。しかも映画直前の表紙回。これは同日公開の『名探偵コナン』ネタが来るパターンじゃない? サンデーと示し合わせてる可能性もありそう。映画館で飽きるほどあの予告観たんですが、かなりウケてました。

『築和ヶ丘高等学校除霊部誕生秘話』憶拓尾

 読切。9連読切企画の8/9。初めましての作家ですが、ペンネームが回文ですね。面白い。そして、どうやらタコ関連のペンネームらしい。先週がゾウで、今週がタコ。
 そんなオクタ先生(切るとこ違う)。好きな漫画に『しのびごと』『鵺の陰陽師』を挙げてて熱い。好きな作品というのもあるけど、それ以上にマジで好きだから選んでる感ある2作品じゃない? まぁ、単純に仕事で関わったことがある可能性もあるんですが、「面白いのは間違いないが程良く人気爆発してない」2作品という感じで、親近感がやばい。
 からの作者紹介ページのフリーイラストが女装だ。正直もう既に本作のこと好き。正確には憶先生が。女装良いよね……と思ったら “これで霊をおびきだすのよ” と言われてるので笑った。私は霊なのかもしれない。何センスだよ。

 本編。のっけから主役2人のキャラクターが魅力的。真面目苦労人のメガネくんと、謎に色っぽく距離を詰めてくる生徒会。そこからメガネがバカの付くほどの善人だと明らかになる流れも良い。なるほど、だからうまいこと言いくるめられて女装する話になるのか。と思ったら本編に女装がないので泣く。減点評価で漫画読む人だったらこの時点でクソ認定されてると思う。
 心霊スポットとカラオケ。個室という意味では心霊感はたしかにあるんだけど、青春感もあって、なかなか良い組み合わせ。この手のホラー、怪談に詳しくないだけかもしれないけど、この組み合わせがものすごく新鮮で、何なら本作最大の勝因だったかもしれない。
 1曲目は「どんぐりころころ」。パブリックドメインは笑う。ギャラクシーのcmでも歌ってるもんな。と、笑って終わりかと思ったら「ぼっちゃん いっしょにあそびましょ」というラストが急にホラーっぽい雰囲気のあるラインなので良い。ナンセンス系のギャグかと思ったら、しっかりホラーに着地してて、ナイス選曲である。
 んで、霊の話が進むんですが、ミステリー感ある話になってて面白い。探偵役のヒロインが「霊感が超鋭い」で戦うのも良いですね。霊感の精度の高さって切り口、すげぇ新鮮でした。
 んで、霊感が鋭いので悪霊か否かの判断はすぐにつく。「学校の火事被害者の霊は実は……」という反転面白かったです。と思ったらそっからすぐに「そもそも主人公が……」という大ネタに続くので楽しい。意外と真相も複雑だったし、そもそも探偵ご一行の方も複雑。
 さらに良かったのは、メガネの正体が明らかになってすぐ、一旦避難。そのままバトルになって終わるのが定石じゃない? 急にテンションが落ち着くのが良い。まぁ、ここは好みかもしれないですね。「テンション落としてんじゃないよ」的な人もいるかも。
 そんなメガネの正体に対して、再びヒロインが「悪霊かどうかの判断はできる」という要素で話を落とす。すげぇ良い話だったし、話の流れも気持ちいい。そして何より、化け物から人間に戻る際にメガネを用いるのが熱い。メガネをかけさせてあげる、という優しい所作が感動的。そっからさらにヘッドホンの真相へとネタが続いていくのも良かったですね。まぁ、あのネタ自体は「学校でヘッドホン着用できる時間って少なくない!?」と気になるっちゃ気になるのだが。
 一旦避難が良かったのだが、そこからヒロインが単身で再突入。そして、メガネがヒーローとしての決意を固めて化け物の使い道を決める。この2人の決断にフォーカスしたのがすごく良かった。やっぱあの「一旦避難」の珍しい展開は本作の美点だと思う。
 んで、ジャンプ読切のお約束のようなバトル的なクライマックス。正直ここはそれほどでもなかった。話の劇的な盛り上げとか個人的にかなり刺さったし、2人のキャラクターにも魅了されたんだけど、そのクライマックスにしては、まぁお約束という印象の範囲内。敵のお化けとかかなり怖くて良かったんだけど、不条理的に怖いならいいけど、いざバトルとなるとある程度論理性が必要になってくるので、そこらへんのバランスが難しいのかもしれませんね。
 ということで終わり。とにかく2人が魅力的だった。ひょっとしたら今回の9連企画で一番好きな主役かもしれない。ひたすら良い子なのに、ちゃんと意外性のある話になってて、良い子同士なのにデコボコ感あるのも良い。ただ、問題はやはり女装……。女装はどうしても必要。

『超巡!超条先輩』57話

 花園さんのカレー。花園さん回無限に面白い可能性がある。
 カレー、普通に食べるのがそこそこ仲良くて微笑ましい。ポンちゃんもキャーキャー言ってるし。「げえっ! 花園!」となって延々と逃げ回る関係になってもおかしくないというか、そんなイメージもあったんですが、カレーは食べてあげる。あげるってのも変な表現だけど。
 んで、ハートマン軍曹と化す花園さん。やはり無限に面白い。厳しいけど、スーパー下品な言葉は使わないのは花園さんらしさですかね。最も下品だったのが「おしべ」なのも花屋らしさがあって芸が細かい。

『ひまてん!』37話

 花火大会。ひまりは不参加。ヒロインが複数いる作品でこの手のイベントってなかなか鬼門だと思うんだけど、本作は細心の注意を払って主人公がクソに見えないようにバランスを取ってるのが伝わってくる。成功してるかは怪しいというか、そもそもとしてめちゃくちゃ変な話になってるのは間違いないと思うんだけど、そのイビツさは正直かなり好きです。ジャンルメタみたいな試みを繰り返しすぎたため変な感じになっちゃってて、そこが好ましい。
 身も蓋もないことを言うと、素人がスマホのカメラで撮影した花火の映像にほとんど価値はないというか、正直観ても楽しくないと思うし、観せるだけなら動画送ればいいし……など。まぁ、撮ってくれた、という情報込みで価値があるというのは分かりますよ。さすがに。実際に観せられることになった場合、再生してる間退屈で気まずくないかな、とか当事者意識を持ってしまった。

『カグラバチ』74話

 回想の終わり方かっこいい。厳密に言うと、完全にパパ視点の回想がほとんどだったから最後に急カーブでイヲリ視点になるのでずるいっちゃずるいんだけど、別の言い方をするとうまい。キレイ。
 んで、パパ召喚のために妖刀を抜く。マジか、そこまで大事になるとは思わなかった。いや、予想以上に回想が長かったことを考えるとそのくらいの大事、というかご本人登場するのはむしろ自然か。これで、昼彦に勝ちました、イヲリの記憶戻りました、さて次どうしましょう、と一息つくのはだるいし。
 パパ登場。激烈かっこよくて痺れたんだけど、同時に厨二センスが強すぎてちょっと笑った。「黒翼の剣士」はやりすぎだよぉ!!

『キルアオ』96話

 第2戦。瞬殺。正確には瞬獄殺。自作パロからの関係ないのが飛び出るのが予想外で良かった。というか藤巻先生、こっち系のエピソード相変わらず圧倒的に面白い。強い……。
 んで、料理対決。まぁ、ラーメンが来るのは何となくイメージできたけど、対決のルールが食材費500円なので、それを電車賃に使ってイノシシを捕ってくる、というのは意外で良かった。とはいえ、 “米・調味料は用意済み!” というセリフしか確認できないんだけど、肉以外の食材どうしたんだろう。あと、ジビエを捌くのはもはや家庭科部の範疇ではないw

センターカラー『悪祓士のキヨシくん』39話

 第1魔王。剣士で、圧倒的に強い、というか雑に強いみたいなイメージ。ゆっくりと抜刀モーションに入るのが余裕の現れであり、サスペンス感あって良いですね。抜刀させないように対処しつつ……とバトルが展開していくのも楽しい。本話全体が格上相手の戦い方って感じ。結果から言えば全員負けるんだけど、それぞれ熟練の強みは感じられる内容になってて見事だったと思います。まぁ、一部「サンジ対エネルかな?」とはなったけど。雷が負けるパターン。
 んで、熟練の格上相手の戦い方というのも万策尽きて、徐々に根性頼りの雑バトルになる。そのトリとしてネハンが出てくるのも良かったし、そこから師匠登場で結ぶ。いや、この2人の師弟関係そこまで深くないと思うんだけど、めちゃくちゃ弟子大好きな雰囲気で登場するのが熱いし、剣士対決となるのも良いですね。キレイなマッチメイクというか。
 まぁ、個人的に残念なのはオノヨーコの活躍が相変わらず皆無だった点。てか、来年ビートルズが映画化されるらしいけど、オノヨーコのキャスティングどうなるんですかね。世界一のサークルクラッシャーみたいなネタにされがちだけど、まともな扱いになってるといいな。

『シド・クラフトの最終推理』19話

 突然の発明家。突然の妹、じゃなくて幼馴染。2連よだれぼくろ面白いっすね。シンプルなアイディアながらかなり珍しい気がする。
 ものぐさキャラとか、都合の良いタイミングで寝落ちとか、作劇の都合全開で話が進行する感じとか筒井先生の開き直りを感じる。本作では推理要素のためかなり大人しめだと思ってたのに。エリオの触手責めからの服が破けるのも雑展開なんだけど、エリオの場合はエロとは別に性別バレという別のサスペンスが生じてるのは良かった。ただ、良かっただけに、あそこでエリオがシドの助けを求めるのは変だと思う。「助けてほしいけどやっぱり見ないで~」的な感じが適切じゃない?

『鵺の陰陽師』93話

 学郎、イケメンムーブで逆に籠絡するのかと思ったら、現在の全力と、新たな卵パワーで圧倒する。出し惜しみのなさが良いね。ちょっと性急すぎる気はしたけど、その判断の早さが成長した学郎の実力ということなのかもしれない。
 んで、脱出。彼女が怒られることになるのはまぁ当然なんだけど、脱出してからわずか2ページで毒爆弾注入で学郎に究極の2択を迫り、そこから1ページほどで学郎がすぐに決断する。早い。話が早すぎる。何をそんなに急いでるんだ。と思ったらすぐに勝負が決まって、学郎気絶。寝てる間に光堕ちで仲良しグループ入り、からの結婚……と早すぎるw 忙しすぎるだろ。こないだ新登場したばかりだというのに。とはいえ、鵺さんとのサシの場面でゆったりとした空気になり、そこから鵺さんの想定を越える光堕ち(学郎の成果)となる場面は普通に良かった。学郎の顔を拭くハンカチをギュッとすることで彼女の決意を表現するのも良かったし、それを受けた鵺さんの受けの顔の2コマもとても良い。学郎に対する感慨も含まれたんだろうな、とか考えたくなるほど味わい深い。

『願いのアストロ』48話

 ジジイの暴走。氷室のときもそうだけど、異形のモンスターのデザインがめちゃくちゃ良い。タコだか大樹みたいなデザインが不気味だし、無数に伸びる手も彼の底なしの欲望の反映っぽくて好き。からの翼バサァッでちょっと笑った。『カグラバチ』もそうだけど、かっこいいんだけど、かっこよすぎるて笑っちゃうような記号でもあると思う。
 んで、ジジイが完成した頃に、集結。めちゃかっこいいが、『鵺』に続いて本作も急すぎる。あと、何気に銀次さんの回復がちょっとチートすぎると思うの。ヒバルの全力パンチの反動を瞬時にチャラにできるの強すぎだろ。仙豆かよ。

『Bの星線』9話

 学生生活スタート。いきなり地盤固めという名のサツアイになるの面白いですね。そんなパワーゲームに奔走するような学園なのか。
 ということで、先代生徒会長にして、テレビに出たりする有名人。そしてメガネ。音楽系は女子率高めになるので、そういう世界でパワーゲームをやるとなるとああいうお嬢様感になるのでしょうね。ちょっと納得だし、なかなか面白そう。からいきなり乱暴すぎる嫌がらせになるので笑った。正直「酢こんぶはそんなに悪くないんじゃない?」とか思うが、ギャップとしてはやはり楽しい。
 そんな前会長、マスターの孫らしい。祖父晩年の寵愛を独占し、無理矢理ピアノを続けさせたヤソーを恨んでるらしい。ここでマスターの件が出てくるのは意外で良かった。
 からのベートーヴェンの新作。なるほど、こうなるのか。ブチアゲ感のある意外な展開だったが、よく考えたら新しい世界でいろんな刺激を受けたが曲を書きたくなるのはめちゃくちゃ自然ですね。なのにその可能性をまったく考えてなかったのが悔しい。

『エンバーズ』10話

 初戦で大ピンチ。詰め込み学習が逆効果だったわけですが、それを軽いギャグで語るベンチのシーンが楽しい。話としては分かってたことしかやってないんだけど、思いの外魅了されてしまった。キャラが好きらしい。
 ピッチで混乱する灰谷。頭では分かってたはずの戦術が試合の中では何も分からなくなる。ここの頭真っ白感の恐怖はすごく良かった。私はまともなスポーツ経験はほとんどないけど、この手の試合に出たら何をどう見て判断すればいいのか分からなくなる感覚はかなり広く共感されるんじゃないかしら。メンタル的に落ちて、トラウマがフラッシュバックするのも良かった。とはいえ、ベンチでのギャグとの温度差がすごいなw
 今回の敗因は “複数のことを同時に処理できるほど器用じゃない… 考えすぎてパンクしてるよ”マルチタスクですね。まさか『しのびごと』に続いてマルチタスク苦手系主人公が描かれるとは。一芸に秀でた(そのジャンルでは最強の)主人公が苦戦する話にリアリティを持たせる上で非常に便利なのは分かるけど、ここまで近い、最近の作品で頻出するのは興味深い。現代の若者はマルチタスクに苦労しがち、みたいな傾向あったりするのだろうか。いつの時代も難しいとは思うけど。
 そのパニックを打破するきっかけが、メンタルケアしてくれる年上、というのも『しのびごと』と同じ。得意なことを一点特化でいい、と言ってくれるのは理想の上司感ありますね。オペさんも現場にいたらこれだけかっこよかったのかもしれない……と思うと味わい深い。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 入部届シーン特集。部活漫画だと広すぎるから、入部、の中でも入部届。良い切り口ですね。好き。
 最新だと当然『エンバーズ』が入ってるわけですが、『ハイキュー』と同じ並びになってると「話が同じすぎる……!」と謎のヒヤヒヤ。
 と思ったら『エンバーズ』と同じく、入部届が破られる『火ノ丸相撲』があるので笑った。しかも自分で破くw 改めてだけど、『火ノ丸相撲』は良い作品だったなぁ……と懐古。1番面白いから1番面白いに決まってる漫画。

次号予告

 『ロボコ』が映画公開直前で表紙。
 あとは9連読切企画がついに最終週。逆に言うと再来週は読切が絶対ないってことですね。

目次

ふと思い出したけど、柴のモデルはワンハリのブラピだった気がします。
(『カグラバチ』)

 ちょうど『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の続編のニュースが入ったタイミングだったんですが、タイムラグがなさすぎるので偶然? だとしたらすごい。
 甲斐甲斐しく世話してくれる超頼もしい相棒、そして脱力した色気、みたいなところが一致しており、めちゃくちゃ納得しました。

愛読者アンケート

 読切と、通年企画のチケットラリーについて。大変興味を持った。送らないと思うけど。てか、初週なのに「どのコースに送る?」と何枚集めるかを早くも聞いてきてるので面白いな。まぁ、毎週読んでる人からしたら当たり前に48枚集まる、ってことか。

総括

 終わり。金曜深夜更新でした。来週は普通に進行できると思います。

 今週のベスト作品。読切。面白かったです。
 次点は『SAKAMOTO』と『キヨシくん』。あとチケットラリーの企画に驚きました。

 ベストコマ。『カグラバチ』のラスト。夜を払い、舞い降りる黒翼の剣士。かっこよすぎて笑う。娘の前だけど大丈夫なのか。

 ベストキャラ。読切『築和ヶ丘高等学校除霊部誕生秘話』の餅崎れんげ。主役が2人とも魅力的だったけど、メガネで女装なのでどっちが好きかと言えば圧倒的にこちら。
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