北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2026年01号(紙版)の感想

 ジャンプチケットラリーのやつ、1月始まりだと勘違いしてたけど、4月始まりだったみたいです。今号から2年目かと思ったけど違った。手帳の購入ミスみたいな記憶違いだ。
 それはさておき、是枝監督の件は驚いたぜ……。『ルックバック』の波には最初に乗り遅れてそのまま興味がないままでいたんだけど、今更になってこんなにも興味を持つとは。ビッグネームに弱い小市民……。

背表紙

 今週のラッキーアイテム。2026年度の新コーナーどす。特に意味はないけど、各作品からアイテムを紹介するらしい。正直よく分からん。アルピーのラジオの最後のやつ……?
 ちなみに今週は『ONE PIECE』の「デカい肉」だそうです。現実で入手できるものではなかった。非実在なら非実在でゴムゴムの実みたいな作品を象徴するアイテムを持ってくるわけでもなく、謎すぎるチョイスだ。
 楽しみ方が分からないので来週の予想をすると、おそらく『ロボコ』なので、ファミチキ……はさすがに無理か。じゃあ押忍クソ男飯だろ。食べ物に偏りすぎ?

表紙

 『カグラバチ』と『魔男のイチ』。世にも珍しいダブル表紙。キャンペーン名は「イチかバチか」だけど、2作を並べる際は『カグラバチ』が先。しかし今週の巻頭は『魔男』。『カグラバチ』は今週も来週も、この表紙を除けばカラーにならない。珍しい現象なので、いろいろな情報が興味深いですね。『カグラバチ』の掲載位置は2番目、準巻頭という感じ。

読者プレゼント

 スノーボーダー。正直あんま面白くないんだけど、それぞれ空中でトリックを決めてる風のグラビアは結構良く出来てるというか、頑張ってると思う。メインのでかいやつとか普通に撮るの大変そう。そこを頑張るくらいならダジャレも頑張ってほしいのですが、まぁいろんな方向性があるのは良いことなのかもしれませんね。
 リニューアルされたWチャンスの図書カード。デザインが2種類あって、現連載陣が2つのグループに配分されてるわけですが、そうなると当然ルフィのいない方のグループの主役は坂本になるわけで、改めて「出世したな……」と感慨深いものがある。ルフィのいる方はルフィ以外は大体同じ大きさなんですが、坂本の方はチヒロと千夏が準ずる大きさで、その下にその他一同という感じ。ここの扱いはイチよりもチヒロの方が明らかに良いと思います。他に意外だったのはマルがその他扱いされてることだろうか。意外とシビア。大きさは普通だと思うが、位置的にJK勇者(と魔王)とうなポテが結構おいしい。

巻頭カラー『魔男のイチ』61話

 棺くん普通に復活。前話ラストのあのかっこいいのは何だったんだ……と普通に萎えるのでやめてくれ。あと、あれだけのやりとりがあったのに結局話が何も進んでないことにストレスが溜まるというか。あれだな、純度の高いバトル展開になると、本作の切れ味が少し鈍くなる、みたいな現象あるかもしれない。能力バトルに関しても未だに本作の試練の設定飲み込めてないところあるし(面白くなさそうという意味)、不思議な漫画だ。ただ戦ってるだけが一番面白い作品もある一方で、本作はただ戦い出すと少し魅力が落ちる。かも。
 魔女(魔男)が死んだら習得された魔法は解放されるらしい。棺のブラフという可能性もあるけど、ホントだったら魔女の寿命なんてたかが知れてるので大変じゃない? 試練と同様に「そんな設定で大丈夫なのか?」となるやつだ。

『カグラバチ』103話

 まだモブどうしよう問題が続く。まぁ場所が変わらん限りはそりゃそうか……と思ったら限定的ではあるものの、周囲を気にせず戦えるバトルフィールドが設定される展開が待ってるので熱い。ただ斬り合うだけになる序盤のバトルは正直ちょっとだけ単調に思えたところもあるんだけど、本話全体の流れはやっぱ面白いですね。
 「状態異常」の表現がゲームすぎるので少し萎えてたんだけど、契約してない幽の現状は状態異常に該当するので治癒の炎でバフを解ける、というラストになると状態異常の表現がめちゃくちゃ分かりやすいので悔しい……。バトルロジックとしても面白いし、見事だったと思います。ゾーマに薬草投げるとダメージ与えられるみたいな話。

ONE PIECE』1167話

 世界情勢をやりたいのか、ハラルドをやりたいのか、ロキをやりたいのかよく分からん。ちょっと駆け足すぎて乗りにくい。いや、本作のこの手の過去編は前からこんな感じだったと思うが、直前のゴッドバレー事件のときがかなり読みやすかったので、ダイジェストで淡々と情報を詰め込まれてるだけの語りが退屈に感じられる。まぁ、退屈だから詰め込んで異様なスピードで進めてるとも言えるか。
 ラストのロキの慟哭とか普通に感動的なエピソードになるべきだったと思うんだけど、あまりにサクサクと進んだ果ての慟哭なのでちょっと感情がついてけないというか、ロキの感情をむき出しにするためだけに突然出てきたモブによって話が進むのとか少し萎える……。

センターカラー『しのびごと』60話

 9号のヨダカ以外を査定落ちにして、独りになったヨダカを引き取る作戦。もちろん査定なので何とでも言えてしまうが、だからこそ相手が納得するまでの敗北感を与えなければならない、というめんどくさいワンクッションが面白いですね。組織内の政治を感じる。
 そんな幻影おねぇさんのこすい作戦をよそに、おねぇさん以外の7号隊員は9号隊員の愚直さにメロメロ。硬軟忙しくて良いぞ。楽しい。幻影おねぇさんが悪役的ポジションなんだけど、かっこいい悪役になりきれない感じも魅力的だと思います。
 んで、9号のヨダカ以外の非血界組に血界を与えよう、という成長戦略。後天的なパターンもあるのか。具体的な方法はよく分かってないまま話が動き出してしまったが、何かしらの道筋は示されるというか、見つかるんだろうな。理屈がまったく想像できないので楽しみ。

『あかね噺』185話

 一生の弟子入り志願の貧困カイセイと、門の前で見かねて拾い、間を取り持つ一剣。オジショタいいぞ。そこはかとないエロさがある。そもそも一剣もそこまで信用していいのか分からないところもあるが、それ込みの魅力があると思う。今回のとか特に、子供を利用するニュアンスが混じってくるので、話の通じるバランサーであるより前に一生の弟子という側面がチラチラしてて味わい深い。同時にめちゃくちゃ親心が芽生えてそうな顔も見える気もして最高ですね。中間管理職というか、次男的な魅力。いや次男というか、三世代にわたる家系の中における父というのが適切か。
 んで、今のカイセイの高座。彼の生い立ちが多分に盛り込まれた内容なので、高座自体が彼の自己紹介になってるのが面白い。まぁ、ちょっと時系列が多すぎるとは思うんですが、そのややこしい話を(なるべく)分かりやすく語ってみせるのも本作の魅力だとは思います。あっちこっち話が飛ぶけど、読みにくいほどではないと思う。感情的なものが一本の筋としてちゃんと通ってるというか。

『SAKAMOTO DAYS』239話

 ヘリでの逃走を邪魔しようとするモブ殺連員。たしかに武器があればヘリの阻止は可能かもしれないですね。そして、モブなのでボイルとウータンがかっこよく活躍できる、という展開に繋がるのでなかなか見事だったと思います。特にボイルは実力が伴わないなりに同行してて、頑張りに見合う活躍がなくて少し可哀想だったので。今回のは良かった。決めきれないというギャグ含めて。
 そんなヘリへの攻撃は続くので、シンが降りる。鉄パイプも貫けないような銃弾は無視しても大丈夫だった気もするんだけど、ここらへんの本作の武器の強さはたまに気になるやつですね。念とか覇気で武器を強化するみたいな設定がないので。まぁ、そういう設定がないのに超楽しいバトルをやってるのが本作の魅力なんですが。

『呪術廻戦≡』13話

 今週も政治してて面白い。それでいて、呪言を介したダブラの圧倒的強キャラ感の表現もキメキメだし、その呪言使いが吐き出す言葉が謝罪であり、外交であり、交渉というのが良い。ダブラも普通に良い人そうなのでサスペンスが生みづらいと思ったけど、暴力装置としての役割と粛々と遂行してるだけというドライさがあって、その感情が動かずに他人を圧倒していく様がかっこよく、その中でちょっとだけ感情が動く瞬間も描かれる。ダブラもカリヤンに理解がない立場なのが良いですよね。地球人と宇宙人というだけの単純な対立ではない。
 んで、時間がサクサクと進み、近づきつつある最後の手段としての決闘。ダブラに対抗しうるのは虎杖のみだが、どうやら老けてないらしい。マジでエヴァの呪縛だった……。以前に半分くらいの冗談として書いたことがマジだったので笑う。その理屈で言うと、伏黒も老けない可能性あるよね(中の人的には乙骨もそう)。とはいえ、三馬鹿のうち2人も老けないと釘崎が可哀想すぎるので、さすがに老けないのは虎杖だけなのかな。何にせよ、こういう外堀情報をチマチマと出されるとなると、メタ的に考えれば今後の虎杖の登場ほぼ確ですよね。それもあの頃のまま出てくるらしい。岩崎絵なのでややこしさがあるな。まぁ、見た目だけ同じで中身は老成してる(たぶん)、というニュアンスを考えると案外ちょうどいいのかもしれない。
 それはさておき、クソジジイとなった虎杖は見たかったので、そこは少し残念です。眼帯イケババとなった釘崎もちゃんと登場してほしいところではある。話が落ち着いたら同窓会的なことやってほしい。
 んで、決闘。地球代表は憂花らしい。顔がおじいちゃんそっくりで最高。普段の元気いっぱいな状態だと似てないだけで、素はやはり似てるということか。

『僕とロボコ』260話

 「さながら刑事」にハマったロボコ、とにかく喩えが言いたい。刑事と比喩の組み合わせが最初ピンとこなかったですが、よく考えたら『名探偵コナン』とか中二喩えすごいし、『金田一少年の事件簿』も犯人に中二ネーミングしてるのでミステリーと喩えは定番の組み合わせなのかもしれない。さながらシャワーヘッドとマイクロバブル……(そのまんまでは?)
 最後。シャワーヘッドをホースに繋げて庭で遊ぶのは楽しそう。可能なのかは知らんけど。あとひょっとしたら洗車とか庭のクリーニングに便利かもしれない。見た目はすごく悪いが……。
 それはさておき、そもそもロボコが「ゴムゴムの……」と模した技を繰り出してるので、それを「さながらゴムゴムの」と表現するのは何もうまくないと思う。

センターカラー『さむわんへるつ』12話

 カラー扉。ハガキ投稿するうなポテ。お前はメール専門だろぉ~と思ったら本編がそういう話だった。ごめんなさい。
 本編。ミメイスマホが壊れたので1週間ネタ投稿できない。ネタ関係なく、今の学生がスマホを取り上げられるのは各所で困ったことになりそう。これだけで1話行けそうだが、まぁ本作はネタ投稿の話になるに決まってますね。
 うなポテにスマホ貸してもらって送らせてもらえばいいのに……とは思ったんだけど、アドレスが同じだとさすがに変ってことかな。じゃあヤフーメール作って送るとか。
 何はともあれ、ハガキ投稿にチャレンジ。「あえてやってみる」という距離感なのが良いですね。付き合ってくれるうなポテが良い人すぎる気もするけど、あそこまでの職人だったら経験としてハガキ投稿に興味があったので、今回のは良い機会だっただけ、みたいなことも考えられる。いや、普通に良い人なんだけど、職人心理としてありそう。
 ハガキ投稿実践。具体的に「送り方」的な内容になるわけではないが、2人も初めてなのがこのくらいがちょうどいいというか、2人が書いて送る様子を見て、自分も送ってみようとなる読者は多少なりともいそうなイメージ。まぁ、ジャンプ読者が一番身近なネタ投稿は週ちゃんで、あそこは元々ハガキオンリーか。
 ドブに落ちるミメイ。最近は『ドラえもん』でしか見ない側溝のドブ。どこ住みなんだ。んで、事故的に手を握ってしまってドキドキという話だが、直後のウェットティッシュでカバーしようとするミメイくんがあまりにミメイくんなのでうなポテ同様ニヤニヤしてしまった。用意が良すぎる。一緒にフードコート行ったら持参のウェットティッシュで勝手に机拭いてくれそう。
 そんなハガキ投稿のメリット。直筆には気持ちがこもる……なんて安直なことは言わないが、それでもハガキ投稿には気持ちがこもる。物理的に存在するので事故的な汚れが思い出として残るし、何よりハガキには「余白」がある。ここの切り口は目から鱗だった。メールは極論無限に書けるが、無限だからこそ余白は常にゼロ。逆にハガキは書ける量が有限であり、だからこそ余白が埋まれ、余計な一言を添えたくなる。要するに「P.S.」文化ですね。そこに真面目すぎるミメイくんのキャラを乗っけたのも見事だったし、まんまと心を掴まれてしまうオジサンたち、というのも良い。ミメイくんのモテがついにラジオ局にまで届いてしまったか……(よく考えたら初回のときからやたら好意は持たれてた)。ミメイくんのオジサン転がしが見れて私は満足です。
 あとは、「ボツネタもしっかり読んでるよ」というのが描かれたのも大きいというか、良い話感ありますね。大量投稿するから一方的な行為だと考えがちだけど、少なくとも作家は全ネタ読んでるわけで、「ハガキのエモ」というのを嫌味なく、具体的な現象として描いてて見事だったと思います。
 ただ、よく考えたら、別にメールでも感謝の一言を添えればいい話ではありますね。余白に触発されたという話なだけで、「私は元々全ネタに感謝の一言添えてますけど!?」みたいな職人も世の中にはいそう。そもそも番組によってはネタ投稿の前に挨拶が入るパターンもありますし(そこでボケたりするの楽しいよね)。

『隣の小副川』5話

 商店街のメイド喫茶(魔法使いコンカフェ)。商店街という時点でかなりショボそうなイメージが湧くのでうまい。
 ということで、魔法使いコンカフェに本物の魔法使いが来たら。どこぞの芸人のネタでありそうな内容で面白い。勝手に敵対心を燃やす店長もおかしいし、「おいしくなれ」というコンカフェにおいて最もインチキ臭い部分がまさかの本物の魔法としての説得力を帯びてしまうくだりとか鮮やかだったと思います。どこにもツッコミ(正解)がいないまま勝手に話がドライブしていく感じが最高でした。先週の内容を考えると、今週はエピソードとしてどうでもいいというか、特に長期的な話は何も進まないんだけど(最後にちょっと進んだか)、めちゃくちゃ良い日常回だったと思います。2人のキャラがめちゃくちゃ魅力的に感じられる良い回。
 最後に本物の魔法使いであることを証明するんだけど、そこでの魔法とその使い道がこれまたどうでもいいくらいスケールの小さいものなんだけど、そこが小副川らしさだったと思うし、そもそも生活圏内の快適さを向上させる、というのはいかにもメイド的な役割ですね。小副川の魔法はニート的な発想だけど、意外とメイド的とも言えるのかもしれない。

『ウィッチウォッチ』227話

 教授、裏切りの理由。末期のガンで、生涯を振り返ったら情けなくなった……というありきたりなものではなく、余命わずかと知った娘が事を急ごうとし、結果自分の身を危険にさらしたから。おおっ、この一捻りは見事だ。まんまと引き込まれてしまった。こんなところまでちゃんと面白いのですごい。
 んで、作戦。復活の儀式に必要なものの中で、唯一完全に奪うことができる骨、それを狙う。骨が1本あれば儀式は可能ということは、どんなに小さくでも欠片が存在すれば可能ということなので、残った骨を分割して幹部がそれぞれ所持しよう、というのが敵方の作戦。『ハリーポッター』の分霊箱みたいだ。全部読んだし、映画も観たが何が分霊箱だったのかは全然思い出せない。一つ二つは思い当たるが、結構な数あったよな……。
 それはさておき、分割にも儀式が必要らしい。ここは急に分からないが、とにかく分割前に確実に存在する場所と時間が特定できたので、強奪してしまおうぜ、という話。作戦として理にかなってるのはよく分かるが、モイちゃんの決断が早すぎてちょっと心配になるな。あそこまでの即断は騙される人の定番ムーブだと思う。今回の教授は騙さないと思うけど。

『JK勇者と隠居魔王』4話

 亜空間さん登場。あまりに突飛な存在だが、存在自体は前話に出てるので面白い。とりあえず亜空間タックルしてほしい。
 亜空間のインパクトがすごかったものの、よく考えると前話の「勇者の知り合いがやってくる」の逆をやってるだけですね。いくら何でもそのまんますぎるのでどうかと思うが、一応違った化学反応が生まれてるので楽しくもある。対決展開になるのも良かったし、何より勇者の善性にスポットライトが当たる話になってたのが興味深い。前回も、魔王に懐柔される先先代勇者というのはあったけど、今回は懐柔の方向性が違うというか、彼女のことを娘視した上でメロメロになる、みたいな感じ。
 ちなみに、クイズ3問は1問しか分かりませんでした。プルスウルトラ。大化は自力で出てこないなぁ。『鬼滅』はそもそも連載当時から記憶に定着してないと思う。意味のない文字列という認識だった。

『逃げ上手の若君』229話

 子供たち。ミジュマルがいたな……。『ポケモンBW』はやったことあるから馴染み深いんだ。進化したら「君ラッコじゃなかったっけ!?」ってなるやつ。水ポケ選びがちだから結構ショックでした。
 実在する宇宙大将軍というのは興味深い。5世紀に宇宙という概念を理解してたってすごいですね。今の宇宙とちょっと違う内容だったりするのかな。面白すぎるぞ、よく知らん中国人。調べてみたら中国の南北朝時代の人らしく、まさかの縁を感じる……。

『ゴンロン・エッグ』6話

 人肉加工工場。人を食べる話だったらこういうのが出てきても不思議ではないんだけど、出てくるまでまったく想像もしてなかった。『約束のネバーランド』も食べ方はシンプルだし、『HUNTER×HUNTER』のキメラアントもかなり雑に肉を丸めるくらいだったけど、たしかに「加工」や「調理」があると考える方が自然ですね。おぞましくて良かったが、おぞましすぎるのでは……?
 逃げだそうとすると首輪が爆発する、みたいなのは定番だけど、腹の中に仕込んだ虫を暴れるよう操作して、というのがこれまた最悪なので良かったが、最悪すぎるのでは……? あと、自動で発動させられないっぽいので、管理目的としてはイマイチだと思う。見せしめが主目的なのかな。
 そんな最悪すぎる人がオーマの知り合いで、裏切り者、と繋がっていくのは良かった。ボスキャラのセッティングとして見事だったと思う。オーマ側に動揺があるのが良いよね。

センターカラー『鵺の陰陽師』124話

 カラーのがしゃどくろさん超かっけぇ……のに本編とギャップがありすぎるんだぜ。ただ、そのギャップが最近の本作でよくあるトンチキ方向ではなく、良い意味でのギャップとして機能してたと思う。まさか体育祭で輝くような人とは思わなかったよ。
 本編。学郎大好きながしゃどくろが面白いのだが、それ以上にモブとの絡みが当たり前のように存在するのが面白すぎるんだよな。怖いと思ったら意外と平和っていう。
 ほとんどがしゃどくろのおかげで空亡がやる気になって、リレー参加。ついに正体が明らかになる。電気の正体も面白かったし、正体確定演出もかっこよかったけど、電気の概念を知らない時代はどういう存在だったんだこの人……とは少しなる。まぁ、雷とかはお馴染みだったろうけど。

『ひまてん!』69話

 カンナの載ってるヤンジャンを、本誌上にそのまま表現する、という演出は面白かった。せっかくだからカラーでやってほしいが、本編の中で突然ヤンジャンになるのが面白いわけだから無理か。とにかく、ああいうメタ的なギミックが飛び出すとはまったく予期してなかったので驚きました。
 からのカンナの奇行を心配する話になるのは笑った。改めて言われると突然水着になるの意味不明すぎて面白いな。面白いんだけど、その話から直結する形でカンナがマジ告白することになるので別の意味で面白い。
 からのキス。こないだの『アオのハコ』もそうだけど、女子の感情が爆発した果ての行為としてキスを持ってくるの、あまり良くないと思う。良くなさで言えば『アオのハコ』の方が彼女持ちの人に勝手にしてるから良くないんだけど、あれは一応「友情を破壊する愚かな行為」というニュアンスがあったわけで、そういう意味では「クリスマスのドキドキイベント」くらいの軽さがあった本作も結構良くない。勝手にキスしない方がいいよ……。BTSに勝手にキスして大問題になった日本人もいただろ。ひまりのハグも一応セクハラじゃないかと反省してただろ。勝手に理論武装した上でサービス&アピールみたいなノリでやってんのが引っかかる……。

『アオのハコ』221話

 大会開始。親たちの挨拶が始まって気まずいのには笑った。ああいう大会経験ないけど、絶対にあるだろうな、ああいうこと。そして、ここで笠原弟妹をさりげなく登場させてるのもラストに向けた布石として良い。
 ということで、運命の一戦に向けて各所でイチャイチャし始めたと思ったら、匡サイドの方で超不穏な人が現れる。面白すぎる。美人が可愛い格好して現れただけなのに、鳥肌が立つような不気味さがある。その場に匡が不在で、彼女に懐いてる弟妹が居合わせてしまった、というのも不気味を通り越したサスペンスのような面白さ。正直試合どころじゃない気がしてくるのだが、まぁ別に暴力的な話ではないので、問題はないのか。ただ、試合中に匡が彼女を視認すると余計が動揺が走りそうでやめてあげてほしい……。無責任な読者としては試合中におもくそ動揺してほしい。

『悪祓士のキヨシくん』71話

 キヨシ、無双アクションを披露するが、時間制限を抱えてるので第2波に弱い。魔界らしいピンチの陥り方で面白かった。一度に来てくれたらたぶん勝てるんだろうけどね。
 そんなピンチに現れるヤマダ妻。「殴殺」を掲げてるので笑った。『カグラバチ』かよ。
 んで、ついにヤマダと再会。この時点ではキヨシの意識はないので、目を覚ました段階に感情が爆発するのかと思ったけど、どうやらうっすらと意識はあるようにも見える。ぼんやりとした状態でヤマダとの再会を味わっちゃうのもったいない気がする。どうなるのだろうか。

『ハルカゼマウンド』24話

 死神との対峙。甲子園狙ってると聞いて嫌味とかではなく極めて冷静かつ現実的な判断としてドン引き、というのが良かった。対立軸の設定としては完璧だが、彼の言い分は何も間違ってないのも事実ですよね。彼の主張は決して悪ではない。
 甲子園を見据えて進学先を選ぶ、というのが学生スポーツらしい話で面白かったです。ああいうエリート主義、エリート校主義というのは定番のテーマなんだろうけど、それでもしっかり面白かった。『ハイキュー』的に言えば、白鳥沢ですね。コンセプトの戦いだ。ただ、『ハイキュー』ではなぜか対立するコンセプトを最も体現するキャラクターが監督だったので(なんで?)、生徒視点の強豪校問題が語られたのが良かった。
 ただ、冷静に考えると「1年だけのチームで?」と煽ってきた彼は1年の状態でレギュラー入りしてるんですよね。完全に矛盾してるとは言わないが、ちょっとだけ矛盾に近いものも感じる。

『灯火のオテル』29話

 ゾンビ戦法。『魔男』と同じ展開だけど、死体を現地調達してる本作の方が良いですね。遠くから持ってきたんじゃせっかくの死体感がないと思う。まぁ、持ってくるからこそ意外な死体とご対面するオモシロが生まれるわけですが……。
 クーテーンの弓アクション。弓の構えとか超かっこいいんだけど、やっぱアクション全体としては何やってるのかめちゃくちゃ分かりにくいのですごい。あらすじとしてはシンプルなので「まぁこういうことなんだろうな」と察することはできるんだけど、それは人からあらすじを聞いてるのと大差ないので、読んで楽しむ醍醐味が薄い。「船乗りだから風の動きを読んでアレコレするんだろうな」とは分かるんだけど、具体的にどこの木が折れてどこからどのように風が集中したのかとか全然分からんのですごい。弓アクションなので、動いてるのがクーテーンのみで、彼自身も移動するわけではないので、彼だけを描いてると位置関係とかの情報が皆無なので何かよく分かんないけど大技を繰り出した、という印象だけになってしまうのかな。本作を読んでると面白い漫画、面白い漫画内のアクションって何なんだろうな、と考えさせられるよ。あの作品ではさぁ~とか言いたくなるけど、感じ悪いので言わない。

巻末解放区!WEEKLY週ちゃん

 12/6が姉の日なので、「MY FIRST JUMP」の兄弟姉妹スペシャル。姉限定ではない。
 個人的に、29歳になって紙ジャンプを再開したエピソードがすごく良かった。中華屋のジャンプで出会った『エンバーズ』がキッカケ。良すぎる。エモかつリアル。『エンバーズ』結構好きでした……。
 「深夜のコンビニ」云々と見出しが付いた投稿があったけど、本文を読んだ限りでは、ジャンプを買ったのは深夜のコンビニではない可能性もあるんじゃない? 昼間買ったのを隠しといて深夜に読んだ、というように(も)読める。そりゃ深夜に家を抜け出す方が『さむわんへるつ』みたいでエモさは強いけど、エモくあってほしいというバイアスがかかってる気がする。

次号予告

 『sakamoto』が5周年で表紙と巻頭。特別企画が5つあるが、まさかの井上先生との対談らしいので驚く。突然すぎる。縁もゆかりもない気がするんだけど、ファンの間では有名だったりするのかな。さすがに対談の理由くらいは語られると思うので楽しみです。

目次

 新年度の新コーナー、「ジャンプ作家の大好物!」。ぶっちゃけ去年度の「オトモ」と何が違うのか分かりませんが、今週は尾田っちの大好物な映画が3本も紹介されてるので嬉しい。できれば来週以降も映画縛りでやってほしいんだけど、20人近くもいると「映画とか全然観ないんで……」という人もいるだろうからダメなんだろうな。川江先生がチョコエッグに逃げかねないからもうちょっと縛ってほしい気持ちもある。

イクサガミ、ダウ90000「ロマンス」配信で。どちらもめっちゃおもしろかった! <裕樹>

 末永先生が『イクサガミ』に言及する未来は正直見えてた。が、思ってたより早いのでびっくり。タイムラグを考えると最速でイッキミしたとかそういうレベルじゃないか?

「んだ」と相槌打ったら関東のアシさんに方言すぎると言われました。んだ。
(『JK勇者と隠居魔王』)

 新人作家の上京エピソード、おですき……。

KALDIの海老がゴロっと入ってるキムチ、ちょっとすっぱめでおいしいです!!
(『灯火のオテル』)

 めちゃうまそう。明日カルディ通るのであれば買う。
www.kaldi.co.jp
 たぶんこれ。

愛読者アンケート

 こちらもリニューアル。スッキリしたデザインになっててかなり良いんじゃないでしょうか。単純に文字が大きい。まぁ、これは選択肢が細かくなる読切についての質問がない号だからかもしれない。
 1ヶ月に読むまんがの単行本、学習まんが。それぞれ0。前者はたまに読むけど、ほとんどの月は0。まんが雑誌になるとジャンプで4冊として、他に月刊を1は確実に読んで、他にも月刊を読んだり読まなかったりという感じ。平均すると6、7冊あたりだろうか。
 電子の漫画。1話単位で購入することはあるか。あるにはあるけど、ログインボーナスの無料ポイントで購入する程度しか利用しないので、これは購入ではないのかもしれない。一定時間待つと無料みたいな漫画、利用してない。無料公開などの電子書籍キャンペーンで初めて作品を知って読むこと、ない。ほとんどない。

総括

 終わりました。木曜の深夜ということで、マシだと思いたい。ほんとは水曜がいいけど、今週は2日目の進みが悪かったというか、時間を無駄にしてしまった……と本気で反省しようとすると単純に落ち込むだけなのであまり深く考えないようにしてます。

 今週のベスト作品。『さむわんへるつ』。ハガキ投稿回最高でした。本作特有のアナログのエモさもありつつ、単なるイメージでは終わらせない理屈が良かった。
 次点は『小副川』。『モジュロ』も入れようかな。

 ベストコマ。『アオのハコ』のラスト、咲季ちゃん登場。不穏すぎて最高。いや実際のところそこまで修羅場になるとは限らないんだけど、空気が一変する本話の締めが圧倒的でした。

 ベストキャラ。『ウィッチウォッチ』の国領。裏切りの理由は自身の余命ではなく、余命によって過激化してしまった娘のため、というのが超良かった。魔女の親代わりになる疑似家族、というのは本作の第2章そのものなので、第3章が「娘のため」という人物によって動き始めるのはめちゃくちゃキレイだったと思います。
gohomeclub.hatenablog.com