『生徒会役員共*』の「*」は伏せ字のことを示しているのではないか、ということに今更ながら気づきました。『ドラクエ10』のチャットで下品なこと言うと「***」って表示されるんですが、それ以外でも「*」を伏せ字として使うのは一般的ですよね。
今まで「*といったらアナルしかねぇだろw」くらいにしか思ってなかったんですけどねぇ。どっちなんだろう。もしくはどっちもか。もしくはその他か。
まぁ、いいや。アニメ2期5話です。
- テレビアニメ『生徒会役員共*』5話
- 開幕早々からフルチン姿のタカ兄。よく「○○(有名女優とか)の全裸姿が!!」とか煽って実際は子供の頃の写真、みたいな引っかけが昔ありましたね。最近はこれも危ういんじゃないんですかね。良い世の中になったのか嫌な世の中になったのかよくわかんねぇなw
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- 会則。笛が横島先生、太鼓が大門先生というイレギュラーっぷり。大門先生は2期での出番が多いですよね。柳本くんなんかよりも全然多い気が。
- 大門先生といったら道下先生とのロマンス、とならないあたりが少し意外ですかね。2期全体で押し出す形になるのかと思ってたんですが。
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- んで、本編。季節の説明がないですね。2期は時間軸がグチャグチャなので暴騰に必ず季節を象徴する何かが出てくると思ってたんですが。
- ちなみに、アジサイが出てきたので6月とかそんなんですね。となると前回の続きという気がするんですけど、普通に続くとそれはそれで意外。
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- 新コーナー、「原作未消化エピソード!たまったら出せ!!中で!!」。うーん、メタい。原作の話は予告だけでよかったよ。そして、原作未消化エピソードなんて4コマだから探せば腐るほどある気がするので、こういう形も少し謎でしたし。
- 「なぜこんなコーナー作ったし」とか思ってたら、各ネタにサブタイが付いて、各ネタの繋ぎが強引ですね。ツギハギ感を隠す気が一切なく黙々と消化していってるイメージ。なんだろう、やるきなくなったのかしら。わざわざコーナーを新設する意味がよくわからないっすね。まぁ、考えすぎか。
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- スズの「そもそもブラしてないから」。ウオミーがハグすると見せかけてブラをチェックするネタが今後あると思ってたんですが、ひょっとしてやらないのかしら。
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- ぬかるんだ地面の上を歩くと音がエロい、というネタの後に実際に歩く音が聞こえるというのはアニメならではですね。アニメならではの味わいだったと思います。ツッコミが欲しくなるけど、それはそれで変だよな、っていう。
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- ラストは柔道部ネタが長々と続いてワタクシは大満足でした。ちなみに、アニメのサブタイが表示されるカットの背景に原作のコマが出てくるじゃないですか。毎話における原作対応の範囲が出てくると思うんですが。今回見えた原作コマに、柔道部の壮行会におけるアニメオリジナルキャラの逆輸入シーンがあったんですよね。「アニメのオリキャラ」っていうトコ。それがアニメに出てくるという堂々巡りな感じがおもしろかったです。
- 柔道部ネタが長いということで出番の多い中里(チリ)。出番が多くて気づいたんですけど、荒い口調のキャラって本作では貴重ですね。すげぇ新鮮で楽しかったです。
- んで、壮行会。柔道部に噛み癖のある人いますけど、噛み癖といったら『アイドルのあかほん』なイメージがあるんですよ。なので、『あかほん』がアニメ化されたらこんなんになるのかしら、と思うと感慨深かったです。飯田シホは『生徒会役員共』にも出てきますけど、噛む程の出番はありませんからねぇ。
- 「そーいや壮行会にトッキーいないじゃん」と思ったらちゃんと出てきました。申し訳程度な感じですが、丁寧ですね。
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- エンド曲後のおまけ的なラストは「SYDショッピング」とかいう通販番組パロディー。そういや、前にもやってましたね。ちなみに、TOKYO MXだと『生徒会役員共*』の直後にリアル通販番組やってたんで関係ないトコで爆笑してしまいました。
- ちなみに、原作者が使用する本作の略称は「生徒会」だと思われるんですよねぇ。まぁ、テレビアニメ業界を考えるとその略称だと紛らわしい、ってのはわかります。
- オマーン国際女子マラソンはおもしろかったです。声優さん「オマンコ」言うてるやん、っていうのがアニメならではの楽しみでしょうか。ちなみに、国際女子マラソンですと、阿蘇や青梅の大会も有名ですよね。さらに脱線すると、サッカーの試合でオマーンがコーナーキックや交代する時にも発生します。
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- 次回予告。会長がスカウトされる回でしょうか。トリプルブッキング来るでぇ。井戸田(と思われる人物)のアニメ化は初ですかね。これは楽しみ。
では、以下原作の感想。
- マンガ『生徒会役員共』#264
- 完全なるウオミー回。柱でのキャラ紹介もウオミーがトップでありました。
- ヤボ用で英稜高校に来てたシノタカ。そこで雨が降ったので津田家にイン、という話なんですが、アリアとスズが出なかったですね。とびっきりのイレギュラーじゃないですか。なんかの記念回でもないのに、というのが驚きです。
- そんなワケで英稜高校から津田家に避難してたんですが、英稜高校、桜才学園、魚見家、天草家、津田家の地理関係がよくわからなくなります。津田兄弟は「近いから」という理由で桜才学園を選んだので、英稜ー津田よりも桜才ー津田の方が距離は短いんですよね。んで、英稜から雨宿りのため津田家に行ったので、英稜ー魚見、英稜ー天草よりも英稜ー津田の方が距離が短い。‥‥なんだか論理クイズみたいな感じになってきました。考えすぎか。こういうのが適切な作品ではないですね。そもそも魚見家、天草家が客人NGって可能性もありますし。まぁ、両家ともに作品上で舞台になったことがないのは珍しいなぁ、と思ったワケです。七条家はもちろん、萩村家も出てきたことありますからねぇ。
- 本編。雨に濡れたのでウオシノは風呂。着替えはウオミーの。ということで、着替え後のネタ。2コマ×2という構成が珍しかったですね。セリフの読む順番とかを考えるとほぼ2コマ漫画になってます。けど、枠線は4コマ仕様。律儀です。こだわりですかね? ウオミーはボディラインの出る服で誘惑、シノはゆったりした服で「ウオミー意地悪だな!」と思ったら光で照らすとボディラインが透けるという特殊仕様。両方ともウオミーが用意した服というのが笑えます。
- そうこうしてるとコトミがトッキーを連れて帰宅。トッキーがコトミの服を着る展開ってのも見たかったです。そうはならなくて5人で鍋焼きうどん。トッキーが食べたら舌をおもっくそ火傷した、というネタの説明描写のなさがスゴイです。ここらへんの省略した表現というこそが作家性なんじゃないか、みたいなことをゴチャゴチャ考えるのが個人的には大好きです。『生徒会役員共』になってから顕著な気がするんですよね。4コマ漫画として無駄な描写がドンドン削ぎ落とされていく感じが素晴らしいと思います。まぁ、それを柱アオリで説明しちゃう、っていうのが雑誌掲載ならではですかね。是非が分かれるポイントだったりするんじゃないですかね。まぁ、アオリを作品の一部と取るかとうか、みたいな話になりますが‥‥って脱線が多いよ今日は。
ということで終わりです。それぞれ、ぬかるんだ地面、ボディラインのネタが一番ツボでした。